JPH06262631A - 成形品のバリ取り装置 - Google Patents

成形品のバリ取り装置

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Publication number
JPH06262631A
JPH06262631A JP5335893A JP5335893A JPH06262631A JP H06262631 A JPH06262631 A JP H06262631A JP 5335893 A JP5335893 A JP 5335893A JP 5335893 A JP5335893 A JP 5335893A JP H06262631 A JPH06262631 A JP H06262631A
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JP
Japan
Prior art keywords
molded product
burr
molded article
hole
displacement sensor
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5335893A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Tsujino
弘之 辻野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP5335893A priority Critical patent/JPH06262631A/ja
Publication of JPH06262631A publication Critical patent/JPH06262631A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 成形品の位置決め精度を高めて効率良く孔の
バリ取りをおこなう。 【構成】 孔を設けた成形品2にレーザー光を照射して
成形品2の位置を検知するレーザー変位センサー3。レ
ーザー変位センサー3による検知結果に基づいて成形品
2を上下動させると共に水平に回動させて位置決めする
位置決め装置4。位置決めされた成形品2の孔にバリ突
きピン5を差し込んで孔内のバリ取りをするバリ突き装
置6。これらを具備して成形品のバリ取り装置を形成す
る。レーザー光を使用するレーザー変位センサー3によ
って安定した感度で成形品2の位置検知をおこなうこと
ができる

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、成形品に設けた孔に形
成されるバリを自動的に除去するための成形品のバリ取
り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】熱硬化性樹脂などで成形された成形品か
らバリを自動的に除去するにあたって、成形品に設けた
孔の内周に形成されるバリの除去は、まず孔の位置など
成形品の位置を検知して、この検知結果に基づいて成形
品を位置決めし、位置決めした成形品の孔にバリ突きピ
ンを差し込むことによっておこなわれている。
【0003】そして成形品の位置の検知は、従来では、
光ファイバーセンサーを用いておこなっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、成形品が黒色
体の場合、光ファイバーセンサーでは反射光量が不安定
となって検出エラーが発生し易く、成形品の位置決め精
度が悪くなってバリ取りの効率が低下するという問題が
あった。本発明は上記の点に鑑みてなされたものであ
り、成形品の位置決め精度を高めて効率良く孔のバリ取
りをおこなうことができる成形品のバリ取り装置を提供
することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る成形品のバ
リ取り装置は、孔1を設けた成形品2にレーザー光を照
射して成形品2の位置を検知するレーザー変位センサー
3と、レーザー変位センサー3による検知結果に基づい
て成形品2を上下動させると共に水平に回動させて位置
決めする位置決め装置4と、位置決めされた成形品2の
孔にバリ突きピン5を差し込んで孔1内のバリ取りをす
るバリ突き装置6とを具備して成ることを特徴とするも
のである。
【0006】本発明は略円筒形の成形品2に設けた孔1
のバリを取るのに適している。
【0007】
【作用】孔1を設けた成形品2にレーザー光を照射して
成形品2の位置を検知するレーザー変位センサー3を具
備したので、成形品2が黒色体の場合でもコヒーレント
なレーザー光によって安定した感度で成形品2の位置検
知をおこなうことができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を実施例によって詳述する。レ
ーザー変位センサー3は、発光素子として半導体レーザ
ーを具備すると共に光位置検出素子(PSD)を具備し
て形成されるものであり、半導体レーザーから発光され
たレーザー光を投光レンズを通して被検知体である成形
品2に照射させ、成形品2の表面で反射された光線を受
光レンズを通して光位置検出素子の上にスポットを結ば
せるようにしてある。被検知体である成形品2の位置が
変わると、光位置検出素子の上に結ばれるスポットも移
動するので、そのスポットの位置を検出することによっ
て被検知体である成形品2の位置を検知することができ
るのである。
【0009】ここで、レーザー光はコヒーレントであっ
て黒色体でも反射光量を安定して得ることができ、しか
もレーザー光は平行光であって照射スポット径を小さく
することができ、この結果、成形品2が黒色体であって
も高感度で精度良く、また検出エラーなく安定して成形
品2の位置を検知することができるものである。また、
レーザー光は検出距離を長くすることができ、特に成形
品2の表面反射光の拡散反射成分を受光するセンサー構
造にすれば一層検出距離を長くすることができ、レーザ
ー変位センサー3と被検知体である成形品2との間の距
離を長くとることが可能になり、レーザー変位センサー
3が邪魔になることなく成形品2に対するバリ取り等の
処理が容易になるものである。
【0010】図1において4は位置決め装置であり、図
2に示すように、単軸ロボットで形成される上下軸柱1
1を基台12の上に立設すると共に上下軸柱11には成
形品支持台13が設けてあり、この成形品支持台13は
モーターやシリンダー装置等によって上下軸柱11に沿
って上下動されるようにしてある。成形品支持台13の
下面にはギヤヘッド14を有するモーター15が取り付
けてあり、成形品支持台13の上側にシャフト16で支
持した成形品チャック17をモーター15によって水平
回動駆動できるようにしてある。
【0011】この位置決め装置4の側方にセンサーブラ
ケット31で基板30上に固定されたレーザー変位セン
サー3が配設してあり、さらにこのレーザー変位センサ
ー3の上方において位置決め装置4の側方に図2に示す
ようにバリ突き装置6が配設してある。このバリ突き装
置6としては、成形品2の種類に合わせて二種類のもの
が図3のように上下に配置して設けてある。各バリ突き
装置6は基板19の上にガイド付きシリンダ20を取り
付けると共にこのシリンダ20のシリンダロッド21に
バリ付きピン5を設けて形成されるものである。
【0012】図3の実施例では、下側のバリ突き装置6
aはシリンダロッド21の先端に固着した受けプレート
22にバリ突きピン5(符号5aで示す)を固定して設
けると共に、受けプレート22の上側にブラケット23
によって垂直に近い斜めの配置でペンシルシリンダー2
4を取付け、このシリンダー24のシリンダーロッド2
5の先端にバリ突きピン5(符号5bで示す)が設けて
ある。また図3の上側のバリ突き装置6bはこれらに加
えて、基板19の下面にシリンダーベース26によって
ペンシルシリンダー27を取付け、このシリンダー27
のシリンダーロッド28の先端にバリ突きピン5(符号
5cで示す)が設けてある。
【0013】バリ取りの処理をおこなう成形品2は、例
えば図5のように側面に水平に開口する孔1(符号1a
で示す)や斜め上下に開口する孔1(符号1bで示す)
を持つ熱硬化性樹脂の略円筒形のものであり、この自動
車部品等として使用される成形品2の孔1の内周に形成
された成形バリを除去するにあたっては、まずコンベア
等で搬送される成形品2を位置決め装置4に供給し、図
2に示すように成形品支持台13の上に成形品チャック
17にチャックさせてセットする。そしてこのようにセ
ットした成形品2に図3に示すようにレーザー変位セン
サー3からレーザー光線を照射して成形品2の位置を検
知する。例えば、位置決め装置4の上下軸柱11を作動
させて成形品支持台13を上下動させることによって成
形品2の位置を上下させたり、モータ15を作動させて
成形品チャック17を水平に回動させることによって、
図5(b)に矢印線で示すように水平に開口する孔1a
の縁をレーザー変位センサー3のレーザー光線で検出
し、孔1aの縁を検出するこの位置に成形品2の高さと
向きを検知することができるものである。このように成
形品2の位置を検知した後に、この状態のまま上下軸柱
11を作動させて成形品支持台13を上動させ、レーザ
ー変位センサー3とバリ突き装置6との間の上下間隔寸
法と同じ寸法で成形品2を上動させて、この位置に成形
品を2を位置決めする。
【0014】このように成形品2を位置決めした状態で
は、バリ突き装置6に設けたバリ突きピン5a,5bの
進行方向の延長線上に成形品2の孔1a,1bが存在す
るようになっているものであり、バリ突き装置6のシリ
ンダー20を作動させてバリ突きピン5aを水平に進行
させ、水平に開口する孔1a内にこのバリ突きピン5a
を差し込んで孔1a内のバリを除去すると共に、さらに
シリンダー24を作動させてバリ突きピン5bを斜め下
方に進行させ、斜め上下に開口する孔1b内にこのバリ
突きピン5bを差し込んで孔1b内のバリを除去するも
のである。
【0015】ここで、成形品2の種類に応じてバリ突き
装置6a,6bを使い分けるようにしてあり、図3の下
側のバリ突き装置6aではバリ突きピン5a,5bを作
動させて、上側のバリ突き装置6bではバリ突きピン5
a,5b,5cを作動させてそれぞれ孔1内のバリを除
去するようにしてある。成形品2の種類の判別は、成形
品2の形状の相違に基づくレーザー変位センサー3の変
位値によって検知しておこなうことができるものであ
り、このように複数のバリ突き装置6を具備することに
よって、多品種の成形品2のバリ取りが可能になるもの
である。
【0016】上記のようにして孔1のバリを除去した
後、上下軸柱11を作動させて成形品2をさらに上動さ
せ、成形品2を位置決め装置4から取り出して、コンベ
ア等で次工程へ搬送するようにしてある。
【0017】
【発明の効果】上記のように本発明は、孔を設けた成形
品にレーザー光を照射して成形品の位置を検知するレー
ザー変位センサーと、レーザー変位センサーによる検知
結果に基づいて成形品を上下動させると共に水平に回動
させて位置決めする位置決め装置と、位置決めされた成
形品の孔にバリ突きピンを差し込んで孔内のバリ取りを
するバリ突き装置とを具備したので、成形品が黒色体の
場合でもコヒーレントなレーザー光を使用するレーザー
変位センサーによって安定した感度で成形品の位置検知
をおこなうことができるものであり、成形品の位置決め
精度を高めて効率良く孔のバリ取りをおこなうことがで
きるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概略斜視図である。
【図2】同上の位置決め装置の一部の正面図である。
【図3】同上のレーザー変位センサーとバリ突き装置の
一部の正面図である。
【図4】同上の位置決め装置とバリ突き装置の一部の平
面図である。
【図5】成形品の一例を示すものであり、(a)は正面
断面図、(b)は平面図、(c)は底面図である。
【符号の説明】
1 孔 2 成形品 3 レーザー変位センサー 4 位置決め装置 5 バリ突きピン 6 バリ突き装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 孔を設けた成形品にレーザー光を照射し
    て成形品の位置を検知するレーザー変位センサーと、レ
    ーザー変位センサーによる検知結果に基づいて成形品を
    上下動させると共に水平に回動させて位置決めする位置
    決め装置と、位置決めされた成形品の孔にバリ突きピン
    を差し込んで孔内のバリ取りをするバリ突き装置とを具
    備して成ることを特徴とする成形品のバリ取り装置。
  2. 【請求項2】 成形品は孔を設けた略円筒形であること
    を特徴とする請求項1に記載の成形品のバリ取り装置。
JP5335893A 1993-03-15 1993-03-15 成形品のバリ取り装置 Withdrawn JPH06262631A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5335893A JPH06262631A (ja) 1993-03-15 1993-03-15 成形品のバリ取り装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5335893A JPH06262631A (ja) 1993-03-15 1993-03-15 成形品のバリ取り装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06262631A true JPH06262631A (ja) 1994-09-20

Family

ID=12940583

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5335893A Withdrawn JPH06262631A (ja) 1993-03-15 1993-03-15 成形品のバリ取り装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108858927A (zh) * 2018-06-12 2018-11-23 温州繁新服饰有限公司 一种纽扣除毛刺装置

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