JPH0626225Y2 - 陳列装置 - Google Patents

陳列装置

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JPH0626225Y2
JPH0626225Y2 JP1988076753U JP7675388U JPH0626225Y2 JP H0626225 Y2 JPH0626225 Y2 JP H0626225Y2 JP 1988076753 U JP1988076753 U JP 1988076753U JP 7675388 U JP7675388 U JP 7675388U JP H0626225 Y2 JPH0626225 Y2 JP H0626225Y2
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保 中筋
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有限会社サンエイ
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案は、例えば、レンタルショップ等においてVT
Rカセット、CD(コンパクトディスク)、テープカセ
ットその他の陳列品を出し入れ可能に収納するような陳
列装置に関する。
(ロ)従来の技術 従来、上述例の陳列装置としては、例えば、実公昭61
−27503号公報に記載の装置がある。
すなわち、陳列品としてのCDの裏面全体を覆うケース
本体を設け、このケース本体の上下両縁にL字状の倒れ
止め縁を連接すると共に、ケース本体の後端側にL字状
のストッパを一体形成して、CDを陳列ケースに出し入
れ可能に保持すべく構成し、さらに上下の倒れ止め縁の
外側一端に、棚の係合孔に対して可回動に係入される係
合突起を上下対称的に設けると共に、上記ケース本体の
内面を蛍光色面とした陳列装置である。
しかし、上述の従来装置においては陳列品としてのCD
の裏面全体がケース本体により完全に覆われているの
で、CDの表面(フロントエッジ)および背表紙(サイ
ドエッジ)の目視は許容されるが、裏面(バックエッ
ジ)の目視確認することができない問題点があった。
また、上述の従来装置では、ケース本体に対してCDが
単に出し入れ可能な状態に保持されているにすぎないの
で、上述の係合突起を中心としてケース本体およびCD
を回動させた時、CDには外力が付加されるので、取扱
いの不注意により、CDの収納位置がずれたり、或はC
Dがケース本体から外れて、落下する問題点を有してい
た。
これを解決するには、ケース本体とCDとの嵌合状態の
隙間を少なくして、接触面抵抗で落下を防止するように
形成しなければならないが、このように形成すると、前
述のようにケース本体の形状がCDの裏面全体を完全に
覆っているので、CDの取出しが困難となる。すなわ
ち、CDの表裏両面を手の親指と人差し指中指とで深く
挟持できず、CDの陳列ケースに対する出し入れ操作性
が悪い問題点となる。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 この考案は、取扱いの不注意による陳列品の位置ずれや
陳列品が陳列ケースから外れて、落下するのを確実に防
止することができるうえ、陳列品のフロントエッジ、サ
イドエッジおよびバックエッジを目視確認することがで
き、また陳列品の挟持が確実、容易で、陳列ケースに対
する出し入れ操作性もよい陳列装置の提供を目的とす
る。
(ニ)問題点を解決するための手段 この考案は、陳列品保持側が開口した断面凹状の上片、
下片、連結片をコ字状に一体連接し、陳列品の上下両端
部長さの過半部および後端部のみを保持する樹脂製の陳
列ケースを設け、上記陳列ケースの上片、下片の後部上
下外面対向位置に、棚板の溝内に少なくとも可回動に遊
嵌される突片を一体形成すると共に、上記陳列ケースの
上片、下片の少なくとも一方には、陳列品を収納位置に
位置保持する抵抗付勢手段を一体形成した陳列装置であ
る。
(ホ)作用 この考案によれば、棚板の溝内に少なくとも可回動に遊
嵌された後部上下の突片を支点として、上述の陳列ケー
スを陳列品と共に回動した時、利用者の取扱いの不注意
により陳列品に過大な外力が付加されても、この陳列品
を上述の抵抗付勢手段により所定の収納位置に位置保持
することができる。
さらに、陳列ケースより陳列品を取出すときは陳列品の
表裏両面が大きく開放されているので、手の把持が深く
なって、抵抗付勢手段で抵抗が大きいといえども、容易
に取出すことができる。
(ヘ)考案の効果 このため、取扱いの不注意による陳列品の位置ずれ、並
びに陳列品が陳列ケースから外れて、落下するのを上述
の抵抗付勢手段で確実に防止することができる効果があ
る。
上述の抵抗付勢手段は陳列ケースの上片、下片に形成
し、この陳列ケースを回動許容する上下の突片は上片、
下片の後部に突設することで、この突片の存在により抵
抗付勢の機能を損なうことがなく、充分な抵抗付勢を得
ることができ、さらに、上片、下片に抵抗付勢手段を形
成することで、陳列ケースの表裏両面を大きく開放する
ことができて、利用者は陳列品のフロントエッジ、サイ
ドエッジのみならずバックエッジを目視確認することが
できる。
さらに、抵抗付勢手段の付勢力を大きくしても、陳列ケ
ースから陳列品の表裏両面の露出する部分が大きいの
で、陳列品の前端側から手の親指側と人差し指中指側と
で陳列品を深く挟持して、陳列品を陳列ケースに対して
出し入れすることができるため、出し入れ操作性の向上
を図れると共に、陳列品の収納保持をより高めることが
できる。
さらに、上述の陳列ケースは上片、下片、連結片、突片
および抵抗付勢手段を全て樹脂により一体成形したの
で、同ケースを例えば合成樹脂の射出成形手段により簡
単に成形することができ、さらに、上述の上片、下片は
陳列品の過半部のみを保持するので、使用樹脂原料の低
減を図ることができる。
(ト)実施例 この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は陳列装置を示し、第1図、第2図において棚板と
しての上下のガイドレール1,2間には、アクリル等の
透明合成樹脂製の陳列ケース3を回動およびスライド可
能に架設している。
上述のガイドレール1,2は中空L字状の金属レール
で、これら上下のガイドレール1,2の長手方向には左
右横方向に連通するガイド溝4,4を形成すると共に、
同レール1,2のガイド溝4,4側の後端側を陳列ケー
ス3背面に所定量突出させて、ケース陳列数が少数の
時、該陳列ケース3が180度以上回転するのを防止す
る規制部1a,2aを形成している。
また、上述の陳列ケース3は、陳列品としてのCD5を
保持する陳列品保持側が開口した断面凹状の上片6、下
片7、連結片8をコ字状に一体連接した透明ケースで、
この陳列ケース3で上述のCD5の上下両端部長さの過
半部および後端部のみを保持する。
すなわち、上述のCD5の長さLに対して上片6および
下片7の長さlをl≒2L/3に設定している。
さらに、上述の陳列ケース3の上片6および下片7の後
部上下両外面の対向位置には、それぞれ外方へ延びる突
片9,9を一体形成すると共に、これら上下の突片9,
9の先端部に球状の頭部10,10を一体形成してい
る。
そして、上述の突片9,9をガイドレール1,2のガイ
ド溝4,4内に回動およびスライド可能に遊嵌すると共
に、先端の頭部10,10により抜け止めを行なう。
しかも、上述の下片7におけるCD受け面を開放端が薄
肉で、内奥部が厚肉となるテーパ面11に形成し、この
テーパ面11によりCD5を収納位置に位置保持する抵
抗付勢手段を構成している。
ここで、上述のテーパ面11は具体的には開放端の肉圧
t1を約1.5mmに形成し、内奥部の肉厚t2を約2.
5mmに設定する。
図示実施例は上記の如く構成するものにして、以下作用
を説明する。
利用者が所望するCD5をサーチするには、当該利用者
は陳列ケース3をCD5と共に第1図の矢印aおよび矢
印b方向へスライドさせたり、或は突片9,9を支点と
して陳列ケース3をCD5と共に同図の矢印cおよび矢
印d方向へ回動させて、サーチすることができる。
上述の陳列ケース3の回動操作時に、利用者の取扱いの
不注意により上述のCD5に過大な外力が付加されて
も、このCD5には抵抗付勢手段としてのテーパ面11
により所定の摩擦抵抗が付加されているので、CD5の
位置ずれ、陳列ケース3からの離脱、落下を確実に防止
することができる効果がある。
また、上述の陳列ケース3は回動のみならず左右横方向
(第1図の矢印a,b方向)にスライド可能に構成した
ので、サーチ操作に際して隣接する他の陳列ケース3と
の離間距離をサーチに必要な任意の間隔に保つことがで
き、大幅なサーチ操作性の向上を図ることができると共
に、陳列スペースの狭小化と陳列数量の増大とを図るこ
とができる。
すなわち、陳列数量を比較的多量に設定しても、サーチ
操作に際しては、上述の如く互に隣接する陳列ケース
3,3間の間隔をサーチに要する任意間隔に順次拡大す
ることができるので、陳列数量の増大と陳列スペースの
狭小化とを図ることができる。
しかも、CD5の収納時においては、全陳列ケース3…
をガイドレール1,2に沿わせて一側に密な状態に片寄
せて、上下の突片9,9による同ケース3の回動量を零
に設定して、多数のCD5を陳列ケース3…内に順次挿
入することができるので、CD5の挿入時に陳列ケース
3が揺れ動くことがなく、CD5の収納作業性の向上を
図ることができる。
さらに、上述の陳列ケース3は透明であるうえ、CD5
の上下両端部および後端部のみを保持する構造であるか
ら、利用者はCD5のフロントエッジ5a、サイドエッ
ジ5bのみならずバックエッジ5cを目視確認しなが
ら、上述のサーチ操作を行なうことができる。
加えて、上述の陳列ケース3は上片6、下片7、連結片
8、突片9、頭部10およびテーパ面11を全て透明樹
脂により一体成形したので、同ケース3を例えば透明合
成樹脂の射出成形手段により単一工程で簡単に製造する
ことができる。
さらにまた、上述の上片6、下片7はCD5の過半部
(例えば2/3)のみを保持するので、使用透明樹脂原
料の低減を図ることができるのは勿論、CD5の露出量
が大となり、陳列ケース3に対するCD5の出し入れ操
作性の向上を図ることができる。
第3図、第4図は陳列装置の他の実施例を示し、この実
施例では前述のテーパ面11に代えて、陳列ケース3の
下片7におけるCD受け面を鋸歯状面12に形成すると
共に、下片7の立設部内面にCD5を左右両側から圧着
する突状部13,13を互に対向させて一体形成してい
る。
このように構成しても、先の実施例とほぼ同様の作用・
効果を奏するので、第3図、第4図において第1図、第
2図と同一の部分には同一番号および同一符号を付し
て、その詳しい説明を省略する。
第5図乃至第6図は陳列ケース3の取付け態様を示す平
面図で、第5図に示すように、外周4面に互いに直角な
合計4つのケース取付面を有する四角柱状の回転ラック
14を設け、この回転ラック14に上述のガイドレール
1,2(図示せず)を介して陳列ケース3…を取付けて
もよく、第6図に示すように円柱状の回転ラック15を
設け、この回転ラック15にガイドレールを介して陳列
ケース3…を取付けてもよく、第7図に示すように一側
にのみケース取付面を有する方形柱状の片面ラック16
を設け、この片面ラック16にガイドレールを介して陳
列ケース3…を取付けてもよく、第8図に示すように一
側と他側とに互いに平行な2つのケース取付面を有する
方形柱状の両面ラック17を設け、この両面フック17
にガイドレールを介して陳列ケース3…を取付けてもよ
い。
第9図は陳列装置のさらに他の実施例を示し、陳列ケー
ス3の上片6および下片7の後部上下両外面の対向位置
に外方へ突出するピン形状の突片18,18を一体形成
し、これら上下の各突片18,18を棚板19,19の
長手方向に沿って所定等間隔で形成された円柱状のピン
孔20,20内に可回動に遊嵌すると共に、上述の下片
7には前述同様の抵抗付勢手段(図示せず)を一体形成
し、さらに上述の棚板19,19には陳列ケース3の1
80度以上の回転を阻止する規制部19a,19aを一
体形成している。
このように構成しても、陳列ケース3の横方向への摺動
以外の点については、先の実施例とほぼ同様の作用・効
果を奏するので、第9図において前図と同一の部分には
同一番号および同一符号を付して、その詳しい説明を省
略する。
この考案の構成と、上述の実施例との対応において、 この考案の棚板は、実施例のガイドレール1,2および
棚板19に対応し、 以下同様に、 溝はガイド溝4およびピン孔20に対応し、 抵抗付勢手段は、テーパ面11、鋸歯状面12、突状部
13に対応し、 陳列品は、CD(コンパクトディスク)5に対応する
も、 この考案は、上述の実施例の構成のみに限定されるもの
ではない。
例えば、陳列品としては上述のCD5に代えてVTRカ
セット、テープカセットその他であってもよく、透明の
陳列ケース3に代えてカラー陳列ケースを用いてよいこ
とは勿論である。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、 第1図は陳列装置の斜視図、 第2図は第1図の陳列ケース架設状態を示す断面図、 第3図は陳列装置の他の実施例を示す斜視図、 第4図は第3図の陳列ケース架設状態を示す断面図、 第5図は方形回転ラックに適用した陳列装置の平面図、 第6図は円形回転ラックに適用した陳列装置の平面図、 第7図は片面ラックに適用した陳列装置の平面図、 第8図は両面ラックに適用した陳列装置の平面図、 第9図は陳列装置のさらに他の実施例を示す説明図であ
る。 1,2……ガイドレール、3……陳列ケース 4……ガイド溝、5……CD 6……上片、7……下片 8……連結片、9……突片 11……テーパ面、12……鋸歯状面 13……突状部、18……突片 19……棚板、20……ピン孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】陳列品保持側が開口した断面凹状の上片、
    下片、連結片をコ字状に一体連接し、 陳列品の上下両端部長さの過半部および後端部のみを保
    持する樹脂製の陳列ケースを設け、 上記陳列ケースの上片、下片の後部上下外面対向位置
    に、棚板の溝内に少なくとも可回動に遊嵌される突片を
    一体形成すると共に、 上記陳列ケースの上片、下片の少なくとも一方には、陳
    列品を収納位置に位置保持する抵抗付勢手段を一体形成
    した 陳列装置。
JP1988076753U 1988-06-08 1988-06-08 陳列装置 Expired - Lifetime JPH0626225Y2 (ja)

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JP1988076753U JPH0626225Y2 (ja) 1988-06-08 1988-06-08 陳列装置

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JP1988076753U JPH0626225Y2 (ja) 1988-06-08 1988-06-08 陳列装置

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JPH01179564U JPH01179564U (ja) 1989-12-22
JPH0626225Y2 true JPH0626225Y2 (ja) 1994-07-20

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ID=31301764

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4417852B2 (ja) * 2003-04-30 2010-02-17 孝司 伊藤 ディスク収容装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2607585C3 (de) * 1975-03-03 1982-02-11 Naamloze Vennootschap Philips' Gloeilampenfabrieken, 5621 Eindhoven Magnetische Anordnung zum Übertragen von Daten in Form von longitudinalen Magnetisierungsmustern
JPS548693U (ja) * 1977-06-21 1979-01-20
JPS6127503U (ja) * 1984-07-26 1986-02-19 日本ミルガイド株式会社 圧延機出口の圧延素材捻転案内装置

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