JPH0626196B2 - イオンビ−ム加工方法および装置 - Google Patents

イオンビ−ム加工方法および装置

Info

Publication number
JPH0626196B2
JPH0626196B2 JP5255286A JP5255286A JPH0626196B2 JP H0626196 B2 JPH0626196 B2 JP H0626196B2 JP 5255286 A JP5255286 A JP 5255286A JP 5255286 A JP5255286 A JP 5255286A JP H0626196 B2 JPH0626196 B2 JP H0626196B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ion beam
region
ion
workpiece
processing method
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5255286A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62210624A (ja
Inventor
聡 原市
朗 嶋瀬
博司 山口
建興 宮内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP5255286A priority Critical patent/JPH0626196B2/ja
Publication of JPS62210624A publication Critical patent/JPS62210624A/ja
Publication of JPH0626196B2 publication Critical patent/JPH0626196B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Welding Or Cutting Using Electron Beams (AREA)
  • ing And Chemical Polishing (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)
  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はイオンビーム加工方法および装置に係り、特
に、VLSI等の被加工物に微細加工を施すのに好適なイオ
ンビーム加工方法および装置に関する。
〔従来の技術〕
集束イオンビーム装置では、ターゲットが絶縁物である
場合、1次イオンの電荷がターゲット表面に蓄積するチ
ャージアップが分析,加工等を行なう上で問題となる。
例えば、VLSI等の半導体装置は集積度を上げるために垂
直方向に多層配線構造を有しているが、デバック等の目
的のためにその下層配線をイオンビーム加工により切断
する場合、前述のチャージアップの問題が生じる。つま
り、多層配線構造において、SiO2等の層間絶縁膜が2層
3層と重なっている厚い絶縁層を通して下層配線を切断
する場合、例えば第9図に示すように、表面に蓄積する
電荷の影響で1次イオンの軌道が曲げられてしまう。従
って、この1次イオンの軌道の曲りに対して何ら対策を
講ずることなく、例えば第10図に示すように、幅2μm
の最下層Al配線8を上層の厚さ約6μmの絶縁層6を通
し4μm×4μmの矩形の穴をイオンビームで加工して
切断しようとしても、加工領域10がチャージアップの影
響でふらつきながら移動し、最大5μm程度の位置ずれ
が生じてしまい、配線8に加工が達しないことが多い。
また、ガラス基板上に披着したCr膜をパターン加工して
フォトマスクを作成する場合、孤立したCrパターンを加
工するときにも上述したチャージアップの問題が生じ
る。更に、X線を使用してウェハにパターンを焼付ける
際に用いるX線マスクを修正する場合、PIQ(保護)
膜を通してAuパターンを加工するときにもチャージアッ
プの問題が生じる。
斯かるチャージアップの問題を解決するため、従来は、
アイオニクス45.7(1979年)第28頁から第33頁(IONICS
45.7(1979)P28〜P33)に論じられている電子シャ
ワーを用いたり、あるいは、1次イオンとして負イオン
を用いている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
電子シャワーを用いる方法は、電子銃からターゲットに
照射する電子の量,エネルギー等の条件を微妙に調整す
るのが困難である。従って、照射した電子線によりター
ゲットの温度が上昇してしまうという問題がある。ター
ゲットがVLSI等の半導体装置である場合、温度の上昇は
素子に対して悪影響を及ぼすため、極力避けなければな
らない。電子シャワーを用いる方法の様に、負電荷によ
り正電荷を中和する方法では、基本的に上述のようなタ
ーゲットの加熱を避けることが難しく、また負電荷粒子
銃,シールド電極等を試料台付近に設けるため構造が複
雑になり、1次イオン光学系あるいは2次電子検出系と
の設計上の問題が生じてしまう。
また、1次イオンとして負イオンを利用する方法は、負
イオンを安定に発生させる装置を得るのが困難であると
いう問題がある。
本発明の目的は、1次イオン光学系あるいは2次電子検
出系に影響を与えることなく、ターゲットのチャージア
ップによる加工位置の移動を防止できるイオンビーム加
工方法及び装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、被加工物の表面に集束したイオンビームを
走査して照射し、前記被加工物を加工するイオンビーム
加工方法において、前記イオンビームを照射することに
よって前記被加工物から放出される2次粒子を検出し、
該検出した信号に基づいて前記イオンビームによる前記
被加工物の被加工領域の2次粒子画像信号を得、前記加
工中に前記イオンビームの走査領域が前記被加工領域か
らずれることによって前記2次粒子画像信号に前記被加
工領域の境界部に相当する部分が現われた場合に、該境
界部に相当する部分の前記2次粒子画像信号に基づいて
前記イオンビームの走査領域が前記被加工領域と一致す
るように前記イオンビームの走査領域を補正することに
より達成される。また、斯るイオンビーム加工法を行う
イオンビーム加工装置は、イオン源と、該イオン源から
引き出されたイオンビームを集束・偏向するイオン光学
系とを備え、載置台上に載置した被加工物に前記集束・
偏向したイオンビームを照射して加工するイオンビーム
加工装置において、前記イオンビームを照射することに
より前記被加工物から放出される2次粒子を検出する2
次粒子検出手段と、該2次粒子検出手段の出力信号と前
記イオン光学系の前記イオンビームを偏向する信号とに
基づいて、前記被加工物の前記イオンビームの照射領域
の画像信号を作成する2次粒子画像信号作成手段と、前
記加工中に前記照射領域がずれたとき、該ずれた量を前
記画像信号に基づいて算出し、該算出した結果に基づい
て前記イオン光学系の前記イオンビームを偏向する方
向、又は前記載置台の位置、を制御する制御手段とを設
けることにより達成できる。
〔作用〕
ターゲットのチャージアップが生じ、第1図に示すよう
に、被加工物の所定領域である既加工領域1から現在の
走査領域2がずれた場合、現在の走査領域2による2次
粒子像内に既加工領域1のエッジ部3が表われる。イオ
ンビーム4の照射によりターゲットから2次粒子5が発
生するが、加工部底の平坦な場所と比較して、エッジの
段差部では内部散乱によるエッジ効果ではるかに多量の
2次粒子が発生する。この結果、現在の走査領域2によ
る2次粒子像内で、既加工領域1のエッジ部3は、非常
に輝度の高い部分として観測される。本発明は、この輝
度の高いエッジ効果領域3の表われた方向と大きさか
ら、加工領域の移動方向と移動量を求め、ビームの走査
領域にフィードバックをかけることによって、既加工領
域とビーム走査領域を一致させる。このとき、加工領域
のチャージアップの電荷量は最初増加するが、加工部か
ら被加工物の基板へのリーク量と平衡に達した時点で電
荷の増加は止まる。その結果、加工領域は、実際のビー
ム走査領域よりも若干大きくなる程度で、チャージアッ
プによる加工領域の移動はほとんどなくなる。第2図
は、加工領域10を2次粒子像で観察しながら、既加工領
域のエッジ部の輝度の高い部分が表われた時に、それを
打ち消す方向に被加工物載置用ステージを逐次走査しな
がら加工を行なった被加工物の断面図で、前述した従来
例の第10図と対比するものである。この様に、本発明方
法を適用してイオンビーム加工を行なうと、例えば加工
のふらつきを±0.3μm以下にでき、切断の信頼性は
90%以上となる。
本発明装置では、2次粒子像を画像メモリ内に取り込ん
で自動的に加工領域のずれをマイクロプロセッサ等の処
理手段で検出し、ずれをなくす方向にイオンビーム照射
領域をフィードバック制御する構成としたので、1次イ
オン光学系あるいは2次粒子検出系に影響を与えること
なくチャージアップに対処できる。
〔実施例〕 以下、本発明の一実施例を第3図乃至第8図を参照して
説明する。
第3図は本発明の第1実施例の原理説明図である。本実
施例はビーム走査領域2のSIM(Scanning Ion Micro
scope:走査イオン顕微鏡)像における中央の縦,横の
ラインA,B上の輝度分布(2次電子信号強度分布)を
もとに、加工領域の移動方向と移動量を検出し、ビーム
走査領域にフィードバックをかけるものである。現在の
ビーム走査領域2内に既加工部のエッジ領域3が表われ
ると、A,Bライン上の輝度分布に、エッジ領域に対応
するピークPが表われる。このピークPの位置と幅から
加工領域の移動方向と移動量を求め、ビーム走査領域2
を既加工領域1の位置まで動かす。その結果、既加工領
域1とビーム走査領域2が一致すると、A,Bライン上
の輝度分布から、エッジに対応するピークが消える。上
記操作を加工中に逐次行なうことにより、加工領域の移
動を防ぎ精度よい加工を行なう。
次に本実施例の装置構成の例を第4図に示す。イオン源
11と引き出し電極12の間に電圧を印加してイオンビーム
4を引き出し、静電レンズ13によりビームディファイデ
ィングアパーチャ14を通過させたイオンビームをターゲ
ット16上に集束させる。さらに、デフレクタコントロー
ラ24からデフレクタ電極15に偏向電圧を与えて、イオン
ビームを偏向させ、ターゲット16上を走査させて加工を
行なう。イオンビームの照射に伴い、ターゲット16から
放出された2次電子21を2次電子ディテクタ22で検出
し、検出信号をヘッドアンプ23で増巾する。上記デフレ
クタコントローラ24からデフレクタ電極15に与える偏向
電圧と同じ電圧をCRT25の偏向電極にも与え、アンプ
23から出力される2次電子増巾信号でCRT25に輝度変
調をかけることにより、加工領域2(第3図)の2次電
子像すなわちSIM像が得られる。また、これと同時
に、上記2次電子増巾信号をA/Dコンバータ26でデジタ
ル化し、デフレクタコントローラ24と同期させることに
より、SIM像をメインコントローラ27内の画像メモリ
に取り込む。一方、ターゲット16を載置するステージ17
の位置制御は、ステージコントローラ20によりX駆動部
18,Y駆動部19を介して行なう。
本実施例では、上記画像メモリとして、SIM像の中央
の縦,横のラインA,B(第3図)に対応する2つのラ
インメモリを用いる。そして、メインコントローラで、
加工と同時にラインメモリ内に取り込んだ2次電子信号
の分布を逐次判定し、既加工部のエッジ領域に対応する
ピークが表われた時、その表われた方向と幅から加工領
域の移動方向と移動量をメインコントローラ内の図示し
ない計算機により求め、現在のビーム走査領域2を既加
工領域1に重なる位置まで動かす。このビーム走査領域
の移動は、デフレクタコントローラ24,ステージコント
ローラ20のいずれか一方あるいはその両方にフィードバ
ックをかけて行なう。
尚、ステージを直接0.1μm程度の精度で動かす必要
がある場合は、ピエゾ素子等の微動機構をステージ駆動
部に用いればよい。
第5図は、本発明の第2実施例の原理説明図である。本
実施例は、ビーム走査領域2のSIM像における輝度分
布を縦方向,横方向にそれぞれ加算した射影信号分布を
もとに、加工領域の移動方向と移動量を検出し、ビーム
走査領域にフィードバックをかけるものである。検出原
理は第1実施例と同様である。現在のビーム走査領域2
内に既加工部1のエッジ領域3が表われると、縦方向及
び横方向の夫々の射影信号分布に、エッジ領域に対応す
るピークPが表われる。このピークPの表われた方向と
幅から加工領域の移動方向と移動量を計算により求め
る。この際、射影信号分布は信号の加算によりノイズ成
分がキャンセルされてSN比が向上するため、加工領域
の移動量の検出精度も向上する。本実施例の装置構成は
第4図に示す装置構成と同様であるが、メインコントロ
ーラ27内の画像メモリは、SIM像全体に対応する画像
メモリを用い、縦方向及び横方向への射影演算機能を有
するものを用いる必要がある。
第6図は本発明の第3実施例の原理説明図である。本実
施例は、ビーム走査領域2のSIM像における縦横それ
ぞれ複数本のライン、本実施例では夫々3本のライン
A1,A2,A3及びB1,B2,B3上の輝度分布をもとに、加工
領域のX,Y,θの移動方向及び移動角と夫々の移動量
を検出し、ビーム走査領域2にフィードバックをかける
ものである。
本実施例は、前述した第1実施例と同様に、各ライン上
の輝度分布において、既加工部1のエッジ領域が信号の
ピークとして検出される。ここで、現在のビーム走査領
域2と既加工領域1がθ方向にずれている場合、上記信
号のピークP1,P2,P3はそれぞれのラインA1,A2,A3
るいはB1,B2,B3上で異なる幅をもつ。そこで各ライン
上のピーク幅が等しくなる様にθ方向に移動させ、θ方
向の位置合わせを行なう。例えば、4μm×4μmの矩
形加工を行なう場合、上記ピーク幅の検出精度は集束ビ
ーム径の半分の0.15μmであるから、θ方向の位置合わ
せ精度は、 となり、実用上充分な精度が得られる。θ方向の位置合
わせを行なった後、第1実施例と同様の方法でXY方向
の位置合わせを行なうことにより、ビーム走査領域を既
加工領域に一致させる。
第7図に本実施例に係る装置構成を示す。この装置構成
は、基本的には第4図の装置構成と同様であり、異なる
点は、ステージコントローラ20の指示によりステージ17
をθ方向に駆動させるθ駆動部31を設けた点と、メイン
コントローラ27内の画像メモリとしてSIM像の縦横夫
々複数本のラインに対応するラインメモリを用いている
点である。尚、θ方向の加工領域のフィードバック制御
は、θ駆動部31を用いて行なう他、イオンビーム自体を
θ方向に移動させるように、デフレクタ電極15に与える
偏向電圧をデフレクタコントローラ24で調整するように
してもよい。
第8図は、本発明の第4実施例の原理説明図である。本
実施例は、第2実施例と同様にSIM像における輝度分
布の縦方向及び横方向の射影信号分布からX,Y方向の
移動方向及び移動量を求める他、θ方向の移動方向及び
移動量を求め、加工領域をフィードバック制御するもの
である。第8図に示すように、現在のビーム走査領域2
と既加工領域1がθ方向にずれている場合、既加工部の
エッジ領域3はSIM像内で斜めに表われる。その結
果、縦方向,横方向のそれぞれの射影信号分布において
も、信号強度が斜めに傾くことになる。そこで、それぞ
れの射影信号分布で信号強度が水平になる様にθ方向に
動かすことによって、θ方向の位置合わせを行なう。θ
方向の位置合わせを行なった後、第2実施例と同様の方
法でXY方向の位置合わせを行ない、ビーム走査領域を
既加工領域に一致させる。
本実施例の装置構成は、第7図に示すものと同様である
が、画像メモリとしては第2実施例と同様に射影演算機
能を有するものを用いる必要がある。
上述した各実施例では、2次電子からSIM像を得てい
るが、既加工領域エッジ部の段差部分では、ターゲット
からスパッタされる2次イオンの収率も大きくなること
から、2次イオン像を用いても全く同様の効果を得るこ
とができる。この場合、2次電子ディテクタの代りに、
質量分析機を用いて2次イオン像を得る。
〔発明の効果〕
本発明によれば、1次イオン光学系や2次電子検出系に
何ら影響を与えることなく、チャージアップによる加工
領域の移動を防ぎ、精度よい加工を行なうことができ
る。加工精度は、1回の走査中に加工領域が移動する距
離と、2次粒子像の分解能で決まるが、本発明では加工
精度を±0.3μm以下に抑えることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図、第2図は本発明のイオン
ビーム加工を施した被加工物の断面図、第3図は本発明
の第1実施例の原理説明図、第4図は第1実施例に係る
イオンビーム加工装置の構成図、第5図は本発明の第2
実施例の原理説明図、第6図は本発明の第3実施例の原
理説明図、第7図は第3実施例に係るイオンビーム加工
装置の構成図、第8図は本発明の第4実施例の原理説明
図、第9図はチャージアップの影響を示す模式図、第10
図はチャージアップ対策を講じないでイオンビーム加工
を施した被加工物の断面図である。 1……既加工領域、2……現在のビーム走査領域、3…
…エッジ効果によりSIM像内で輝度の高い領域(既加
工部のエッジ領域)、4……イオンビーム、5……2次
電子、6……SiO2層(絶縁層)、7……Si3N4層(絶縁
層)、8……Al配線、9……正電荷、10……加工領域、
11……イオン源、12……引き出し電極、13……静電レン
ズ、14……ビームディファイディングアパーチャ、15…
…デフレクタ電極、16……ターゲット、17……ステー
ジ、18……X駆動部、19……Y駆動部、20……ステージ
コントローラ、21……2次電子、22……2次電子ディテ
クタ、23……ヘッドアンプ、24……デフレクタコントロ
ーラ、25……CRT、26……A/Dコンバータ、27……メ
インコントローラ、31……θ駆動部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01J 37/30 A 9172−5E

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被加工物の表面に集束したイオンビームを
    走査して照射し、前記被加工物を加工するイオンビーム
    加工方法であって、前記イオンビームを照射することに
    よって前記被加工物から放出される2次粒子を検出し、
    該検出した信号に基づいて前記イオンビームによる前記
    被加工物の被加工領域の2次粒子画像信号を得、前記加
    工中に前記イオンビームの走査領域が前記被加工領域か
    らずれることによって前記2次粒子画像信号に前記被加
    工領域の境界部に相当する部分が現われた場合に、該境
    界部に相当する部分の前記2次粒子画像信号に基づいて
    前記イオンビームの走査領域が前記被加工領域と一致す
    るように前記イオンビームの走査領域を補正することを
    特徴とするイオンビーム加工方法。
  2. 【請求項2】前記2次粒子画像は画面上に表示され、該
    画面上の互いに直交する複数の線上の前記2次粒子の信
    号の強度を比較することにより前記イオンビームの走査
    領域の前記補正の補正量が決定されることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載のイオンビーム加工方法。
  3. 【請求項3】前記2次粒子画像は画面上に表示され、該
    画面上の互いに直交する方向の前記2次粒子の信号の強
    度の和を前記画面全体に渡って比較することにより前記
    イオンビームの走査領域の前記補正の補正量が決定され
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のイオン
    ビーム加工方法。
  4. 【請求項4】前記イオンビームの走査領域の補正は、前
    記イオンビームを走査する偏向電圧を制御して行うこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のイオンビーム
    加工方法。
  5. 【請求項5】前記イオンビームの走査領域の補正は、前
    記被加工物を移動させて行うことを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載のイオンビーム加工方法。
  6. 【請求項6】前記2次粒子は、2次電子であることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載のイオンビーム加工
    方法。
  7. 【請求項7】前記2次粒子は、2次イオンであることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載のイオンビーム加
    工方法。
  8. 【請求項8】イオン源と、該イオン源から引き出された
    イオンビームを集束・偏向するイオン光学系とを備え、
    載置台上に載置した被加工物に前記集束・偏向したイオ
    ンビームを照射して加工するイオンビーム加工装置にお
    いて、 前記イオンビームを照射することにより前記被加工物か
    ら放出される2次粒子を検出する2次粒子検出手段と、 該2次粒子検出手段の出力信号と前記イオン光学系の前
    記イオンビームを偏向する信号とに基づいて、前記被加
    工物上の前記イオンビームの照射領域の画像信号を作成
    する2次粒子画像信号作成手段と、 前記加工中に前記照射領域がずれたとき、該ずれた量を
    前記画像信号に基づいて算出し、該算出した結果に基づ
    いて前記イオン光学系の前記イオンビームを偏向する方
    向、又は前記載置台の位置、を制御する制御手段と を備えたことを特徴とするイオンビーム加工装置。
  9. 【請求項9】前記2次粒子検出手段は、2次電子ディテ
    クタであることを特徴とする特許請求の範囲第8項記載
    のイオンビーム加工装置。
  10. 【請求項10】前記2次粒子検出手段は、質量分析装置
    であることを特徴とする特許請求の範囲第8項記載のイ
    オンビーム加工装置。
JP5255286A 1986-03-12 1986-03-12 イオンビ−ム加工方法および装置 Expired - Lifetime JPH0626196B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5255286A JPH0626196B2 (ja) 1986-03-12 1986-03-12 イオンビ−ム加工方法および装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5255286A JPH0626196B2 (ja) 1986-03-12 1986-03-12 イオンビ−ム加工方法および装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62210624A JPS62210624A (ja) 1987-09-16
JPH0626196B2 true JPH0626196B2 (ja) 1994-04-06

Family

ID=12917968

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5255286A Expired - Lifetime JPH0626196B2 (ja) 1986-03-12 1986-03-12 イオンビ−ム加工方法および装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0626196B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55126950A (en) * 1979-03-23 1980-10-01 Jeol Ltd Correction method of drift in electron microscope
JPS6095845A (ja) * 1983-10-31 1985-05-29 Toshiba Corp 荷電粒子線装置
JPS60126834A (ja) * 1983-12-14 1985-07-06 Hitachi Ltd イオンビーム加工装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55126950A (en) * 1979-03-23 1980-10-01 Jeol Ltd Correction method of drift in electron microscope
JPS6095845A (ja) * 1983-10-31 1985-05-29 Toshiba Corp 荷電粒子線装置
JPS60126834A (ja) * 1983-12-14 1985-07-06 Hitachi Ltd イオンビーム加工装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62210624A (ja) 1987-09-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0298495B1 (en) Method and apparatus for correcting defects of x-ray mask
US10410828B2 (en) Charged particle beam system and methods
US6184526B1 (en) Apparatus and method for inspecting predetermined region on surface of specimen using electron beam
US6534766B2 (en) Charged particle beam system and pattern slant observing method
US6320187B1 (en) Magnification and rotation calibration patterns for particle beam projection system
JPS6124136A (ja) イオンビーム照射装置
JP2004301863A (ja) 電気的に絶縁された標本表面の分析装置
US6512237B2 (en) Charged beam exposure method and charged beam exposure apparatus
JP3101130B2 (ja) 複合荷電粒子ビーム装置
JP3101114B2 (ja) 走査電子顕微鏡
JP2548834B2 (ja) 電子ビーム寸法測定装置
US7394069B1 (en) Large-field scanning of charged particles
JP2946537B2 (ja) 電子光学鏡筒
JPH0626196B2 (ja) イオンビ−ム加工方法および装置
JP2000057985A (ja) パターン検査装置およびパターン検査方法
US4983864A (en) Electronic beam drawing apparatus
JP2002216684A (ja) 電子ビーム装置、電子ビームの軸ずれ検出方法、及び電子ビーム装置を用いたデバイス製造方法
TW202139236A (zh) 具有低串擾之多重帶電粒子束裝置
JP2824340B2 (ja) 断面加工観察方法
JPH07105321B2 (ja) イオンビ−ム加工方法およびその装置
JP2006351554A (ja) 検査装置
JPS6251218A (ja) 電子線描画装置
JPS58106746A (ja) 電子レンズの軸合せ方法
JP2004354084A (ja) 基板検査装置、基板検査方法および半導体装置の製造方法
JP2003324061A (ja) 電子線装置及び該装置を用いたデバイス製造方法