JPH06261651A - 観賞魚用水槽 - Google Patents

観賞魚用水槽

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JPH06261651A
JPH06261651A JP7306293A JP7306293A JPH06261651A JP H06261651 A JPH06261651 A JP H06261651A JP 7306293 A JP7306293 A JP 7306293A JP 7306293 A JP7306293 A JP 7306293A JP H06261651 A JPH06261651 A JP H06261651A
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JP
Japan
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water
drainage
aquarium
holes
water supply
Prior art date
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Application number
JP7306293A
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English (en)
Inventor
Mizuki Ono
瑞樹 小野
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  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 使い勝手がよく、特に水槽同士を接続しての
排水作業を簡単に行うことができ、特殊な給排水器具等
が不必要であり、低コストの観賞魚用水槽を提供する。 【構成】 観賞魚用水槽11の各側壁11C〜11Eに
一対の透孔12A、12Bを所定高さ位置に並設する。
通常、透孔12A、12Bはプラグ13で封止している
が、給排水を行う場合は、アダプタパイプ15を取り付
ける。アダプタパイプ15の突出端にホース14を接続
し、給排水を行う。水位を一定高さ位置に保持しつつ、
容易に給排水作業を行える。他の水槽との接続が容易で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は観賞魚用水槽、詳しくは
その水槽への給排水方式の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の観賞魚用水槽としては例えば図4
に示すようなものが知られている。この図に示すよう
に、水槽41は直方体形状であって、例えばガラス製、
アクリル等の透明なプラスチック製の側壁41A〜41
Dと、不透明な材料(例えばステンレススチール製)よ
りなる底壁41Eとを有して構成されている。そして、
この水槽41の底壁面には排水口41Fが形成され、こ
の排水口41Fはプラグ等により閉じられている。した
がって、この水槽41内への給排水はその上面側の開口
部(上面全体が開口である)より例えばホース等により
給水し、プラグを外して排水口41Fより排水すること
となる。または、プラグを取り付けたまま、上面側の開
口部よりホース、サイフォン、真空ポンプ等を使用して
吸引して排水するものである。なお、通常の水槽にあっ
ては、2週間に1度等、定期的に水量の20%程度を目
度に給排水が行われるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の観賞魚用水槽にあっては、給排水に手間がか
かるという課題があった。特に、水槽内を一定の水位を
保持した状態で、かつ、水槽から水が溢れ出ないように
排水するには、従来の排水方式では厳重な監視等を行う
必要があった。例えば、通常、熱帯魚の販売店等では単
一の濾過器に多数の水槽を直列に接続し、水の濾過を行
う。このような場合、底面排水式の水槽では水槽同士の
接続が困難であり、サイフォン式にホースにより水槽同
士を接続していた。しかしながら、このサイフォン式で
は水位調整が困難であり、重大事故につながり易く、か
つ、水面浮遊物の除去が困難であるという欠点があっ
た。なお、水面浮遊物の除去を行うため、オーバフロー
方式の水槽を使用すると、コスト高である。
【0004】また、この種の水槽は室内の特定位置に固
設されて観賞に供されるものであるため、排水口が底壁
面に存在することは排水の作業を著しく困難なものとす
るという課題もあった。換言すると、排水のために、水
槽の設置位置(設置方向)までもが限られてしまい、観
賞魚用の水槽としては使い勝手が悪いものであった。
【0005】そこで、本発明は、低コストで、使い勝手
がよく、排水作業を簡単にかつ安全に行うことができ、
特殊な給排水器具等が不必要である観賞魚用水槽を提供
することを、その目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、内部に水が注入される観賞魚用水槽であって、その
側壁の異なる位置に複数の透孔を形成した観賞魚用水槽
である。
【0007】請求項2に記載の発明は、上記複数の透孔
は上記側壁の異なる面に配設された請求項1に記載の観
賞魚用水槽である。
【0008】請求項3に記載の発明は、上記複数の透孔
は上記側壁の高さが異なる位置に形成した請求項1また
は請求項2に記載の観賞魚用水槽である。
【0009】
【作用】本発明に係る観賞魚用水槽にあっては、側壁の
異なる位置に複数の透孔を配設しているため、この透孔
を給水用、排水用のものとしてそれぞれ使用することが
できる。例えば一つの透孔に給水用ホース(パイプ等で
もよい)を接続し、他の透孔に排水用ホースを接続する
ものである。これにより排水が水槽から溢れでるおそれ
がなくなり、その排水作業を簡便に行うことができる。
また、給水用ホースを一つの側壁面の透孔に、排水用ホ
ースをこれと対向する他の側壁面の投孔にそれぞれ接続
すると、水槽内に一定の流れを形成することができ排水
に際して有機物等の廃棄物、不純物を簡便に除去するこ
とも可能となる。さらに、水槽を任意の方向に向けて設
置したとしても、給排水は容易である。換言すると、水
槽を任意の方向に設置することが容易である。また、透
孔は側壁の高さが様々な位置に形成してあるため、任意
の高さ位置の透孔にホースを接続することにより、所望
の水位を維持しつつ、給排水を容易に行うことができ
る。さらには、この水槽はサイドフロー方式の流れを形
成して、多数の水槽同士の連結、接続に好適なものであ
り、しかも、この多数接続による濾過に際して水位、接
続が安定し、作業が容易で、かつ、水槽自体のコストも
低いものである。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1、図2を参照
して説明する。図1に示すように、この観賞魚用水槽1
1は、直方体形状であってその上面が開口しているもの
である。すなわち、この水槽11は、高強度の材料であ
るステンレススチール等の底壁11A、透明ガラスまた
は透明アクリル板製の4つの側壁11B、11C、11
D、11Eにより構成されている。
【0011】そして、側壁11C、11D、11Eの上
端から例えば5cm程度低い位置には所定径の透孔12
A、12Bが一対ずつ、それぞれ並んで形成されてい
る。これらの透孔12A、12Bはいずれも給排水作業
に供する場合以外はプラグ13により封止されている。
【0012】図2は水槽11への給排水時のホース14
の接続状態を示している。このように、透孔12A(ま
たは12B)に対してプラグ13を取り外した後、一定
長さのアダプタパイプ15を透孔12Aに挿入して固定
し、このアダプタパイプ115の突出部分に排水用また
は給水用のホース14を嵌入して接続する。そして、給
水源から給水しつつ、排水用の透孔12A(または12
B)より水槽内の水(水面浮遊物も同時に)を除去する
ものである。なお、排水用ホース14を濾過器に接続し
て濾過した水を給水するようにしてもよいことはもちろ
んである。また、このアダプタパイプ15の一端側(水
槽内側)の開口には廃棄物等を除去するためのフィルタ
16を取り付けている。この結果、給水しながらの排水
作業にあって、水位を該排水ホース14が接続された位
置に常に保持することが容易となる。なお、アダプタパ
イプ15を取り付けることなく、直接ホース14先端部
を透孔12Aに挿入、接続するようにしてもよい。そし
て、これらの水槽11を多数直列に接続する場合は、排
水用ホース14を用いて各水槽11の対向する側壁の透
孔12A同士を接続するものである。
【0013】図3は本発明の他の実施例を示している。
この図に示すように、この実施例では、水槽31の側壁
31C、31D、31Eに透孔32を形成する場合、高
さの異なる位置に複数の透孔32を形成したものであ
る。また、側壁31C、31D、31Eではこれらの透
孔32の形成した部分を他の部分とは異なる材料で形成
してある。例えば透孔形成部31CAは、透明、半透
明、不透明な各種のアクリル板、塩化ビニール製板等の
合成樹脂製、炭素系繊維を含む板等の各種素材製、また
は、アルミニウム板、アルミニウム合金板、ステンレス
板等の金属製で、非形成部31CBはガラス板または透
明アクリル板で形成するものである。
【0014】このように構成した結果、この実施例に係
る水槽31は強度を十分に保持しつつ、孔明け作業も容
易である。また、水位を任意の位置に保持することがき
わめて容易である。これは高さ位置の異なる透孔32に
排水用ホースを接続すればよいからである。その他の構
成、作用は上記実施例の場合と同様とする。
【0015】なお、本発明に係る観賞魚用水槽にあって
は、側壁等の材料はアクリル板、ガラス板に限られるこ
となく、透明または半透明製の材料で形成してもよい。
さらに、透孔の径は一定でも、異なるようにしてもよ
く、接続するホースの径に対応させることができる。ま
た、本発明に係る水槽は海水魚用、淡水魚用にいずれに
も適用することができる。また、水槽の形状としては上
記直方体形状の箱体に限られず球体、円筒体タイプ等の
水槽についても本発明を適用することができる。さらに
は、透孔の内側に水位調整用のアダプタ等を取り付けて
もよい。
【0016】
【発明の効果】本発明に係る、観賞魚用水槽は、側壁面
に給排水用の透孔を配設したため、水槽の設置方向を適
宜に選択でき、また、水槽同士の連結も容易であって、
その使い勝手がよい。また、特殊な給排水器具等が不必
要であり、かつ、水槽から水が溢れたりすることなく、
簡単に排水作業を行うことができる。さらに、水槽内に
任意の方向の流れを形成しつつ、給排水が可能で、水面
に浮遊した廃棄物等の除去、濾過等が簡単に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る観賞魚用水槽の一実施例を示すそ
の斜視図である。
【図2】本発明の一実施例に係る観賞魚用水槽の側壁部
分の断面図である。
【図3】本発明の他の実施例に係る観賞魚用水槽を示す
その斜視図である。
【図4】従来の観賞魚用水槽を示すその斜視図である。
【符号の説明】
11 観賞魚用水槽 11B〜11D 側壁 12A、12B 透孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に水が注入される観賞魚用水槽であ
    って、その側壁の異なる位置に複数の透孔を形成したこ
    とを特徴とする観賞魚用水槽。
  2. 【請求項2】 上記複数の透孔は上記側壁の異なる面に
    配設された請求項1に記載の観賞魚用水槽。
  3. 【請求項3】 上記複数の透孔は上記側壁の高さが異な
    る位置に形成した請求項1または請求項2に記載の観賞
    魚用水槽。
JP7306293A 1993-03-08 1993-03-08 観賞魚用水槽 Pending JPH06261651A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7306293A JPH06261651A (ja) 1993-03-08 1993-03-08 観賞魚用水槽

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7306293A JPH06261651A (ja) 1993-03-08 1993-03-08 観賞魚用水槽

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JPH06261651A true JPH06261651A (ja) 1994-09-20

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ID=13507494

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7306293A Pending JPH06261651A (ja) 1993-03-08 1993-03-08 観賞魚用水槽

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