JPH06261600A - チョッパ式モータ駆動回路 - Google Patents

チョッパ式モータ駆動回路

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JPH06261600A
JPH06261600A JP4802093A JP4802093A JPH06261600A JP H06261600 A JPH06261600 A JP H06261600A JP 4802093 A JP4802093 A JP 4802093A JP 4802093 A JP4802093 A JP 4802093A JP H06261600 A JPH06261600 A JP H06261600A
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JP
Japan
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reference voltage
low
drive circuit
signal
voltage
Prior art date
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Pending
Application number
JP4802093A
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English (en)
Inventor
Koichi Sugino
光一 杉野
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Seikosha KK
Original Assignee
Seikosha KK
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 周期的パルス信号をローパスフィルタに通し
た信号をチョッピングの基準電圧に用いることにより、
基準電圧を発生するために必要な入力信号線数を減ら
し、小型で安価なチョッパ式モータ駆動回路を提供す
る。 【構成】 ステッピングモータ3の回転速度に応じて周
期的パルス信号DRのデューティを切り換え、ローパス
フィルタ1a、1b、1dと抵抗1c、1eによって上
記デューティに応じた基準電圧を発生させ、ステッピン
グモータ3の回転を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チョッパ式モータ駆動
回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】チョッパ式モータ駆動回路は、例えばシ
リアルプリンタのキャリアモータ駆動用に用いられてお
り、モータの回転速度を切り換えるために各速度に応じ
て異なる基準電圧を発生させる。
【0003】シリアルプリンタのキャリアモータ駆動用
のチョッパ式モータ駆動回路の従来例を図2に示す。こ
れは互いに抵抗値の異なる複数の抵抗R3〜R6を設
け、信号DR1〜DR5のいずれか1つをLOWレベル
とし、それ以外の信号をHIGHレベルにする、あるい
は信号DR1〜DR5をすべてHIGHレベルにするこ
とにより基準電圧を切り換える。すなわち、信号DR1
〜DR5がすべてHIGHレベルの場合は、抵抗R1と
抵抗R2の分圧により基準電圧V4が決定される。ま
た、信号DR1〜DR4のいずれか1つがLOWレベル
の場合は、抵抗R3〜R6のうちで上記LOWレベルの
信号と対応する抵抗と抵抗R2との並列抵抗と抵抗R1
との分圧により基準電圧V4が決定される。例えば、信
号DR5がLOWレベルであれば基準電圧V4は0ボル
トとなる。なお、基準電圧0ボルトはモータが停止して
いるスタンバイ状態で用いる。このように5種類の信号
を用いてコンパレータ2aおよび2bの基準電圧を切り
換える。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】モ―タの回転速度を決
定する基準電圧を切り換えるための信号を供給する手段
としてマイクロプロセッサを用い、その周辺回路にはゲ
ートアレイ等のLSIを用いるのが一般的となっている
が、LSIのコストはその端子数によって大きく違って
くる。したがってコストダウンのためにLSIの端子数
すなわち信号線数をいかに減らすかが重要な課題となっ
ている。
【0005】一方、最近はプリンタの多機能化によりモ
ータの回転速度の種類を増やすことが要望されている
が、上記従来のものは、モータの回転速度の種類を増や
すにしたがって基準電圧を切り換えるための信号線およ
びそれに付随する素子を増やさなければならず、その分
回路の大型化およびコストアップを招いていた。
【0006】本発明は、簡単な構成でより多種類の回転
速度でモータを駆動可能なチョッパ式モータ駆動回路を
提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、周期的なパル
ス信号が入力される積分手段と、モータのコイル電流を
電圧に変換する変換手段と、上記積分手段の出力電圧と
上記変換手段の出力電圧とを比較する比較手段と、この
比較手段の出力に基づいて上記コイル電流を制御する制
御手段とを設けることにより、上記課題を解決するもの
である。
【0008】なお、上記積分手段は、複数段のローパス
フィルタで構成され、1段目のカットオフ周波数が上記
積分手段に入力されるパルス信号の周波数よりも低く、
かつ2段目のカットオフ周波数よりも高くなるものであ
ることが望ましい。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0010】図1に本発明によるチョッパ式モータ駆動
回路の構成を示す。同図において、1は周期的パルス信
号DRのデューティに応じた基準電圧を発生する積分手
段である。本例では積分手段1は、1段目のロ―パスフ
ィルタ1aと2段目のローパスフィルタ1b、1dと抵
抗1c、1eとからなる。ロ―パスフィルタ1aは1.
5kΩの抵抗と0.022μFのコンデンサからなり、
ロ―パスフィルタ1bおよび1dはそれぞれ3.3kΩ
の抵抗と0.022μFのコンデンサからなる。抵抗1
cおよび1eはそれぞれ2.4kΩとする。積分手段1
の出力電圧V2がコンパレータ2aの基準電圧に、積分
手段1の出力電圧V3がコンパレータ2bの基準電圧と
なっている。
【0011】ロ―パスフィルタ1aのカットオフ周波数
fは、 f=1/(2πCR)=約4.8kHz である。一方、信号DRの繰返し周波数は96kHzと
なっている。このように、1段目のローパスフィルタ1
aのカットオフ周波数は信号DRの繰返し周波数よりも
低く、かつ上記ロ―パスフィルタ1bおよび1dを構成
する各素子の定数からわかるように、2段目のロ―パス
フィルタ1bおよび1dのカットオフ周波数よりも高く
してある。このようなロ―パスィルタの2段構成によ
り、積分手段1の出力電圧V2およびV3がスタンバイ
状態の0ボルトからドライブ状態の電圧までの立上がり
時間を短くするとともに、出力電圧V2およびV3のリ
ップルを小さくしている。本例では、立上がり時間は約
600μs、リップル率は1%以下であり、実用上まっ
たく問題にならない値である。
【0012】つぎに、ステッピングモータ3の駆動動作
について説明する。信号M1〜M4は立上がりおよび立
下がりタイミングが互いに異なる4相駆動用の周期的パ
ルスである。いま、信号M1がHIGHレベルのときは
トランジスタ4が導通してコイル5に電流が流れる。コ
イル5に流れる電流が電圧に変換され、これと基準電圧
V3とをコンパレータ2bで比較し、コイル5の電圧が
基準電圧V3に達すると、コンパレータ2bの出力信号
がHIGHレベルとなり、トランジスタ6および7が非
導通状態となるため、コイル5への電流供給が停止され
る。この後コイル5にはバックスパイク電流が流れる
が、この電流は時間とともに減少する。この電流が変換
された電圧が基準電圧V3より低くなるとコンパレ―タ
2bの出力がLOWレベルとなり、トランジスタ6およ
び7が導通状態となるため、コイル5へ再び電流が供給
される。なお、コンパレ―タ2bの動作にはヒステリシ
スをもたせてある。このようにして、コイル5の電流は
信号M1がLOWレベルに切り換わるまでほぼ一定に保
たれ、この間にコイル5に発生した磁力によってステッ
ピングモータ3が1ステップ回転する。これと同様にし
て信号M2〜M4がそれぞれHIGHレベルのときにス
テッピングモータ3が1ステップずつ回転していく。
【0013】ステッピングモータ3の回転速度は信号M
1〜M4の周波数に応じて変化するが、ステッピングモ
ータ3の回転速度を速くする、すなわち信号M1〜M4
の周波数を上げるにしたがって基準電圧V2およびV3
を高めるようにしてステッピングモータ3を確実に回転
させるようにしている。この基準電圧の切換えは信号D
Rのデューティを変化させることにより行なっている。
【0014】つぎに、基準電圧V2およびV3と信号D
Rのデューティとの関係について説明する。周期的パル
ス信号DRは積分手段1を通して直流電圧となる。この
直流電圧が基準電圧V2およびV3であり、その電圧値
は信号DRのデューティに応じた値となる。例えば、信
号DRのHIGHレベルの電圧を5ボルト、LOWレベ
ルの電圧を0ボルトとすると、基準電圧V2およびV3
と信号DRのデューティとの関係は式1のようになる。
【0015】 V2=V3=5×(デューティ) (式1) したがって基準電圧V2およびV3を切り換えるには信
号DRのデューティを所望の基準電圧に対応したものに
切り換えればよい。このデューティは式1を変形した式
2により求められる。
【0016】 (デューティ)=V2/5=V3/5 (式2) 上記関係に基づいてステッピングモータ3の回転速度に
応じて信号DRのデューティを切り換えることにより、
適切な基準電圧V2およびV3を発生させ、ステッピン
グモータ3を確実に駆動することができる。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、入力パルス信号のデュ
ーティを切り換えることによりモータの回転制御のため
の基準電圧を切り換えるので、その基準電圧を発生する
回路部分の入力信号線が1本だけで多種類の基準電圧を
発生することができ、回路の小型化およびコストダウン
を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示した電気回路図
【図2】従来例を示した電気回路図
【符号の説明】
1 積分手段 1a,1b,1d ローパスフィルタ 2a,2b コンパレータ 6,7 トランジスタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周期的なパルス信号が入力される積分手
    段と、 モータのコイル電流を電圧に変換する変換手段と、 上記積分手段の出力電圧と上記変換手段の出力電圧とを
    比較する比較手段と、 この比較手段の出力に基づいて上記コイル電流を制御す
    る制御手段と、 を具備することを特徴とするチョッパ式モータ駆動回
    路。
  2. 【請求項2】 上記積分手段は、複数段のローパスフィ
    ルタで構成され、1段目のカットオフ周波数が上記積分
    手段に入力されるパルス信号の周波数よりも低く、かつ
    2段目のカットオフ周波数よりも高くなることを特徴と
    する請求項1記載のチョッパ式モータ駆動回路。
JP4802093A 1993-03-09 1993-03-09 チョッパ式モータ駆動回路 Pending JPH06261600A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4802093A JPH06261600A (ja) 1993-03-09 1993-03-09 チョッパ式モータ駆動回路

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JP4802093A JPH06261600A (ja) 1993-03-09 1993-03-09 チョッパ式モータ駆動回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06261600A true JPH06261600A (ja) 1994-09-16

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ID=12791633

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JP4802093A Pending JPH06261600A (ja) 1993-03-09 1993-03-09 チョッパ式モータ駆動回路

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20130073842A (ko) 2011-12-23 2013-07-03 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 기준 전위 생성 회로

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20130073842A (ko) 2011-12-23 2013-07-03 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 기준 전위 생성 회로
US9939835B2 (en) 2011-12-23 2018-04-10 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Reference potential generation circuit

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