JPH06261329A - 消磁コイル制御方式 - Google Patents

消磁コイル制御方式

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JPH06261329A
JPH06261329A JP4232393A JP4232393A JPH06261329A JP H06261329 A JPH06261329 A JP H06261329A JP 4232393 A JP4232393 A JP 4232393A JP 4232393 A JP4232393 A JP 4232393A JP H06261329 A JPH06261329 A JP H06261329A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
degaussing coil
circuit
power supply
degaussing
coil control
Prior art date
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Pending
Application number
JP4232393A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Furukawa
浩 古川
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Publication of JPH06261329A publication Critical patent/JPH06261329A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 帯磁したディスプレイ装置の消磁を行うため
の消磁コイル制御方式に関し、頻繁な画面の乱れを防止
することを目的とする。 【構成】 節電回路2は、主電源回路1からの電源電圧
をブラウン管5の表示制御回路3に供給するとともに、
ディスプレイ装置の使用状況に応じて電源電圧を電子銃
のヒータ6のみに供給するように制御する。消磁コイル
制御回路4は、主電源回路1の電源投入時または消磁指
令信号の入力時に所定時間だけ消磁コイル7に交流電流
を供給する。これにより、消磁コイル制御回路4は節電
回路2と独立して消磁コイル7を制御できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は帯磁したディスプレイ装
置の消磁を行うための消磁コイル制御方式に関し、特に
パーソナルコンピュータやワークステーション等の節電
回路を備えたディスプレイ装置に設けられる消磁コイル
制御方式に関する。
【0002】一般にディスプレイ装置には、ブラウン管
のシャドウマスクが地磁気等の影響で帯磁した場合に、
その消磁を行うための消磁コイルが取り付けられてい
る。消磁コイルは、ブラウン管の蛍光面近くに取り付け
られており、これに時間とともに減衰する交流電流を流
すことにより、自動的にシャドウマスクの消磁を行うこ
とができる。
【0003】
【従来の技術】図3は消磁コイルに電流を流すための従
来の消磁コイル制御方式を示す図である。主電源回路5
1は、交流電圧を直流電圧に変換し、また変圧して出力
する。この主電源回路51からの電源電圧は、節電回路
52に送られる。節電回路52は、ブラウン管55で画
像表示を行うときには表示制御回路53、ヒータ56、
および消磁コイル制御回路54に電源を供給する。
【0004】節電回路52は、パーソナルコンピュータ
等の本体側からの表示停止指令信号が入力されると、ヒ
ータ56以外の回路への電源供給を停止する。表示停止
指令信号は、例えば、キーボード等のキー入力が所定時
間以上ない場合に節電を目的としてディスプレイ表示を
停止させるための信号である。再びキー入力があり、、
表示停止指令信号がなくなると、節電回路52は直ちに
表示制御回路53および消磁コイル制御回路54に電源
を供給する。
【0005】消磁コイル制御回路54は、節電回路52
からの電源の供給、またはオペレータのキー操作等によ
る消磁指令信号の入力があると、消磁コイル57に交流
電源を供給する。この交流電源は、主電源回路51また
は専用の電源回路等から供給される。
【0006】消磁コイル制御回路54には、消磁コイル
57と直列に接続されたバリスタが内蔵されており、消
磁コイル57に流した交流電流が時間とともに減衰する
ように構成されている。これにより、ブラウン管55の
シャドウマスクが地磁気等の影響で帯磁した場合には、
自動的に消磁を行うことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技
術では、節電回路52とともに消磁コイル制御回路54
がオン、オフするようになっているので、表示停止が解
除され節電回路52がオンになる度に消磁コイル57も
作動し、その都度画面が乱れるという問題点があった。
【0008】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、頻繁な画面の乱れを防止することのできる消
磁コイル制御方式を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は上記目的を達成す
る本発明の消磁コイル制御方式の原理図である。ディス
プレイ装置全体に電源を供給する主電源回路1と、主電
源回路1からの電源電圧をブラウン管5の表示制御回路
3に供給するとともに、ディスプレイ装置の使用状況に
応じて電源電圧を電子銃のヒータ6のみに供給するよう
に制御する節電回路2と、主電源回路1の電源投入時ま
たは消磁指令信号の入力時に消磁コイル7に時間ととも
に減衰する交流電流を供給する消磁コイル制御回路4と
が設けられる。
【0010】
【作用】主電源回路1はディスプレイ装置全体に電源を
供給する。節電回路2は、主電源回路1からの電源電圧
をブラウン管5の表示制御回路3に供給するとともに、
ディスプレイ装置の使用状況に応じて電源電圧を電子銃
のヒータ6のみに供給するように制御する。消磁コイル
制御回路4は、主電源回路1の電源投入時または消磁指
令信号の入力時に消磁コイル7に時間とともに減衰する
交流電流を供給する。
【0011】これにより、消磁コイル制御回路4は節電
回路2と独立して消磁コイル7を制御できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本実施例の消磁コイル制御方式の構成を
示すブロック図である。この消磁コイル制御方式は、例
えばワークステーション等の表示装置内部に設けられて
いる。主電源回路1は、交流電圧を直流電圧に変換し、
また変圧して出力する。この主電源回路1からの電源電
圧は、節電回路2に送られる。節電回路2は、ブラウン
管5で画像表示を行うときには表示制御回路3、および
ヒータ6に電源を供給する。
【0013】節電回路2は、ワークステーションの本体
側からの表示停止指令信号が入力されると、表示制御回
路3への電源供給を停止する。表示停止指令信号は、例
えば、キーボード等のキー入力が所定時間以上ない場合
に節電を目的としてディスプレイ表示を停止させるため
の信号である。画面表示の停止後再びキー入力があり、
表示停止指令信号がなくなると、節電回路2は直ちに表
示制御回路3に電源を供給する。
【0014】消磁コイル制御回路4は、主電源回路1か
らの電源の供給、またはオペレータのキー操作等による
消磁指令信号の入力があると、消磁コイル7に交流電源
を供給する。この交流電源は、主電源回路1または専用
の電源回路等から供給される。
【0015】消磁コイル7は、ブラウン管5の蛍光面と
ほぼ平行に巻かれており、交流電流が流されることによ
り蛍光面の帯磁を取り除く。図2は消磁コイル制御回路
4内部の概略構成図である。切換回路41は、主電源回
路1からの直流電源によって駆動し、主電源回路1がオ
ンになる度にスイッチ42をオンにする。また、切換回
路41は、主電源回路1がオンの状態では、消磁指令信
号が入力される度にスイッチ42をオンにする。
【0016】スイッチ42がオンになると、バリスタ4
3を介して消磁コイル7に交流電流が供給される。バリ
スタ43は、温度が上がると抵抗が次第に上がる性質が
ある。このため、消磁コイル7に流れる交流電流は次第
に減少し、数秒で流れなくなる。切換回路41は、消磁
コイル7に電流が流れなくなった時点でスイッチ42を
オフにする。これは、電流値を直接計測するようにして
もよいし、タイマ設定するようにしてもよい。
【0017】このような構成により、消磁コイル制御回
路4は、ディスプレイ装置の使用開始時に主電源回路1
がオンになると、切換回路41が自動的に働いてスイッ
チ42がオンになり、消磁コイル7に交流電流が供給さ
れる。一方、ディスプレイ装置の使用中、帯磁により画
像が乱れた場合には、操作者のキー入力等によって消磁
指令信号が送られる。この場合にも切換回路41が働い
てスイッチ42がオンになり、消磁コイル7に交流電流
が供給される。
【0018】ディスプレイ装置の使用中、例えばキーボ
ードのキー入力が所定時間なされないと、節電回路2に
より表示制御回路3への電源供給が停止され、画面表示
が一時的に停止する。そして、新たにキー入力等がなさ
れると、再び画面表示が行われる。しかし、消磁コイル
制御回路4は主電源回路1からの電源供給により駆動す
るようになっているので、このような場合でも、切換回
路41が影響を受けることがない。このため、節電回路
2が駆動する度にスイッチ42がオンになって消磁コイ
ル7に電流が流れることがない。したがって、画面表示
が開始される度に消磁コイル7に電流が流れて画像が乱
れるという問題が起きない。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、消磁コ
イル制御回路が主電源回路の電源投入時または消磁指令
信号の入力時に消磁コイルに時間とともに減衰する交流
電流を供給するようにしたので、節電回路と独立して消
磁コイル制御回路を駆動させることができる。
【0020】したがって、画面表示が開始される度に消
磁コイルに電流が流れて画像が乱れることが防止され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の消磁コイル制御方式の原理図である。
【図2】消磁コイル制御回路内部の概略構成図である。
【図3】消磁コイルに電流を流すための従来の消磁コイ
ル制御方式を示す図である。
【符号の説明】
1 主電源回路 2 節電回路 3 表示制御回路 4 消磁コイル制御回路 5 ブラウン管 6 ヒータ 7 消磁コイル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯磁したディスプレイ装置の消磁を行う
    ための消磁コイル制御方式において、 前記ディスプレイ装置全体に電源を供給する主電源回路
    (1)と、 前記主電源回路(1)からの電源電圧をブラウン管
    (5)の表示制御回路(3)に供給するとともに、前記
    ディスプレイ装置の使用状況に応じて前記電源電圧を電
    子銃のヒータ(6)のみに供給するように制御する節電
    回路(2)と、 前記主電源回路(1)の電源投入時または消磁指令信号
    の入力時に前記消磁コイル(7)に時間とともに減衰す
    る交流電流を供給する消磁コイル制御回路(4)と、 を有することを特徴とする消磁コイル制御方式。
  2. 【請求項2】 前記消磁コイル制御回路(4)は、交流
    電流供給源と前記消磁コイルとの接続を制御するスイッ
    チ手段と、前記消磁コイルと直列に接続されるバリスタ
    と、を有することを特徴とする請求項1記載の消磁コイ
    ル制御方式。
  3. 【請求項3】 前記スイッチ手段は、前記接続をオンに
    してから所定時間経過後にオフにするように構成されて
    いることを特徴とする請求項2記載の消磁コイル制御方
    式。
  4. 【請求項4】 前記スイッチ手段は、前記接続をオンに
    してから前記交流電流が所定値以下となったときにオフ
    するように構成されていることを特徴とする請求項2記
    載の消磁コイル制御方式。
JP4232393A 1993-03-03 1993-03-03 消磁コイル制御方式 Pending JPH06261329A (ja)

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JPH06261329A true JPH06261329A (ja) 1994-09-16

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Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010424