JPH06261282A - 映像音声信号の再生方法、及び装置 - Google Patents

映像音声信号の再生方法、及び装置

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JPH06261282A
JPH06261282A JP5042823A JP4282393A JPH06261282A JP H06261282 A JPH06261282 A JP H06261282A JP 5042823 A JP5042823 A JP 5042823A JP 4282393 A JP4282393 A JP 4282393A JP H06261282 A JPH06261282 A JP H06261282A
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雅士 水田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボタンの操作と変速再生等の動作との時間差
や、静止すべき画像より先の異なる画像が見えてしまう
問題、あるいはメモリの映像信号との同期合わせ等の問
題を良好に解決して、音声抑制処理を良好に行う。 【構成】 例えばキースイッチ8から静止画モードの制
御が行われると、マイクロコンピュータ7から−3トラ
ックジャンプのトラッキングサーボを行う制御信号がサ
ーボ回路9に供給される。これによって再生は3映像フ
レームが繰り返し再生されることになり、このとき音声
フレームの連続性は保たれている。そしてこの状態で発
生器12から音声抑制ビットを発生し、セレクタ12を
切り換えて、音声フレーム中に設けられる制御符号を
“1”にする。さらにこの状態が300msec.経過
すると、マイクロコンピュータ7から−2トラックジャ
ンプのトラッキングサーボを行う制御信号がサーボ回路
9に供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばMUSE方式の
ビデオディスクプレーヤ、またはVTR等に適用される
映像音声信号の再生方法、及び装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】例えばMUSE方式のビデオディスクプ
レーヤ、またはVTRにおいては、MUSE方式の映像
音声信号をそのまま再生し、後段のMUSEデコーダや
MUSE−NTSCコンバータに供給して、受像機に供
給される映像音声信号を得るようにしている。その場合
にMUSEデコーダやMUSE−NTSCコンバータ
は、放送によるMUSE方式の映像音声信号を想定して
設計されているため、上述のようなビデオディスクプレ
ーヤやVTRから再生されたMUSE方式の映像音声信
号が供給された場合には、種々の不都合を生じることが
判明した。
【0003】すなわち例えばビデオディスクプレーヤや
VTRでは、通常モードでの再生の他にいわゆる変速再
生モードがあり、その場合に再生されたMUSE方式の
映像音声信号のフレームが本来とは異なる順番で並ぶこ
とがある。一方、MUSE方式の映像音声信号は図6に
示すように構成されており、1映像フィールドに設けら
れる音声信号は、348サンプル×40ライン+270
サンプル×4ライン=15000サンプルになってい
る。これに対して音声信号は、ディジタル化されて図7
に示すように1350ビット(2値)=900サンプル
(3値)(但し1サンプル=1/12.15MHz)を
1音声フレームとして形成されている。従ってMUSE
方式の映像音声信号の1映像フィールド中の音声信号
は、音声フレームを単位としてその整数倍のサンプルが
収められているものではない。
【0004】このため、上述のように本来とは異なる順
番で並んだMUSE方式の映像音声信号では、ディジタ
ル化された音声信号のデータが不連続になり、この信号
がMUSEデコーダやMUSE−NTSCコンバータに
供給されてアナログ信号の復調されると、極めて耳障り
なノイズが発生する。あるいは大レベルのノイズによっ
てスピーカが破損する等の恐れがあった。なおビデオデ
ィスクプレーヤやVTRで、このように音声信号のデー
タが不連続になる状態は、上述の変速再生モードの他
に、通常再生モードから停止モードに切り換える場合、
あるいは通常再生モードから映像再生を伴わない早送り
または巻き戻しモードに切り換える場合等にも発生する
恐れがある。
【0005】ところでMUSE方式の映像音声信号に
は、放送局内での信号源の切り換えや中継回線の切り換
えなどの場合に、上述と同様のノイズが発生するのを防
止する目的で、MUSEデコーダやMUSE−NTSC
コンバータからの音声信号の出力を抑制する制御信号を
付加することが行われている。すなわちこのような制御
信号は、上述の音声フレーム中に設けられる制御符号2
2ビットの中の第16ビット目に設けられ、このビット
が“1”のときに音声信号の出力の抑制が行われる。
【0006】ところが現在市販されているMUSEデコ
ーダやMUSE−NTSCコンバータでは、制御信号を
検出してから実際に音声信号の出力を抑制するまでに2
00〜300msec.程度の時間遅れがある。これに
対して放送局では、予め制御信号の付加のタイミングを
早くして、時間遅れにかかわらずノイズの発生する時点
では音声信号の出力の抑制が行われているようにしてい
る。すなわち放送によるMUSE方式の映像音声信号を
想定した設計では、このような仕様で充分であった。し
かしながらビデオディスクプレーヤやVTRでは、モー
ドの切り換わる時点を予め知るのは困難であり、制御信
号を付加しても音声信号の出力が抑制される前にノイズ
の発生する恐れがある。
【0007】これに対して、従来から研究開発されてい
るMUSE方式のビデオディスクプレーヤやVTRで
は、 変速再生等でMUSE方式の音声信号が途切れる場
合に、操作ボタンが押されてから300msec.の間
は通常再生を続け、この間に音声信号の出力を抑制する
制御信号を付加し、300msec.後から変速再生を
行うようにする。 記録媒体にピクチャーストップコードが設けられて
いる場合に、ストップコードを検出してから300ms
ec.の間は通常再生を続け、この間に音声信号の出力
を抑制する制御信号を付加し、その後にストップコード
の検出位置まで再生位置を戻して静止画モードにする。 メモリを用いて変速再生を行う場合に、音声信号は
300msec.の間通常再生を続け、この音声信号に
出力を抑制する制御信号を付加してメモリからの映像信
号に合成して出力する。 等の方法が行われていた。
【0008】なお、のピクチャーストップコードは、
所定の画像を静止画再生するためのもので、例えばビデ
オディスクプレーヤにおいて、MUSE方式の映像音声
信号の第564信号ラインの第19〜474サンプルに
多重化されるコントロール・アドレス信号の中に設けら
れる。この第564信号ラインは放送では番組伝送制御
信号等が設けられているものである。すなわちこのコン
トロール・アドレス信号は、MUSE信号の6サンプル
を1ビットとして伝送され、図8に示すように76ビッ
トのコードが設けられる。そしてこの内の第49〜68
番目の20ビットに設けられるFADR2コードの第1
ビットがピクチャーストップコードとされ、例えばこの
ビットが“1”のときに、静止画モードが要求される。
このピクチャーストップコードは、例えば静止画モード
の要求されるフレーム中の3フレームに連続して設けら
れる。
【0009】しかしながら、 の方法では、図9に示すように、ボタンの操作と変速
再生等の動作との間に時間差が発生する。 の方法では、図10に示すように、静止すべき画像よ
り先の異なる画像が見えてしまう。 の方法では、図11に示すように、メモリの映像信号
と、再生音声信号を合成しなければならず、同期合わせ
等に問題が生じる。 等の問題点があった。この出願はこのような点に鑑みて
成されたものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、映像信号中に、ディジタル化された音声信号が映
像信号の単位とは異なる単位で順次挿入されて記録され
た記録媒体を再生する映像音声信号の再生方法、及び装
置において、通常モードで再生されている映像音声信号
を異なるモードに切り換える場合に、音声抑制処理を良
好に行うことができないというものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明による第1の手段
は、映像信号中に、ディジタル化された音声信号が映像
信号の単位とは異なる単位で順次挿入されて記録された
記録媒体を再生する映像音声信号の再生方法において、
通常モードで再生されている上記映像音声信号を異なる
モードに切り換える場合に、上記音声信号の単位と映像
信号の単位の公倍数(3フレーム)を単位として繰り返
し再生を行い、この繰り返し再生の行われている期間
(300msec.)に音声抑制処理を行うようにした
映像音声信号の再生方法である。
【0012】本発明による第2の手段は、映像信号中
に、ディジタル化された音声信号が映像信号の単位とは
異なる単位で順次挿入されて記録された記録媒体を再生
する映像音声信号の再生装置において、通常モードで再
生されている上記映像音声信号を異なるモードに切り換
える場合に、上記映像音声信号中の上記音声信号を、上
記音声信号の単位と映像信号の単位の公倍数を単位とし
て記憶するメモリ(音声信号用3フレームメモリ22)
を設け、このメモリ22を繰り返し読み出し、この繰り
返し読み出しの行われている期間に音声抑制処理(発生
器10、12、セレクタ13)を行うようにした映像音
声信号の再生装置である。
【0013】本発明による第3の手段は、上記通常モー
ドで再生されている上記映像音声信号を変速再生モード
に切り換える場合に、第1または第2の手段記載の処理
を行うようにした映像音声信号の再生方法または装置で
ある。
【0014】本発明による第4の手段は、上記通常モー
ドで再生されている上記映像音声信号を停止モードに切
り換える場合に、第1または第2の手段記載の処理を行
うようにした映像音声信号の再生方法または装置であ
る。
【0015】本発明による第5の手段は、上記通常モー
ドで再生されている上記映像音声信号を映像再生を伴わ
ない早送りまたは巻き戻しモードに切り換える場合に、
第1または第2の手段記載の処理を行うようにした映像
音声信号の再生方法または装置である。
【0016】
【作用】これによれば、ボタンの操作と変速再生等の動
作との時間差や、静止すべき画像より先の異なる画像が
見えてしまう問題、あるいはメモリの映像信号との同期
合わせ等の問題を良好に解決して、音声抑制処理を良好
に行うことができる。
【0017】
【実施例】図1は、本発明をビデオディスクプレーヤに
適用した場合の一例の構成を示す。この図において、1
はビデオディスクであって、このディスク1上に記録さ
れた、例えばMUSE方式の映像音声信号が光学ピック
アップ2で再生されて、FM復調器3に供給される。こ
のFM復調器3からの信号がA/D変換器4を通じてT
BC用のメモリ5に供給される。
【0018】またFM復調器3からの信号がコントロー
ル・アドレス信号の検出回路6に供給され、MUSE信
号の第564信号ラインに重畳されたコントロール・ア
ドレス信号が検出される。この検出されたコントロール
・アドレス信号が制御用のマイクロコンピュータ(μ−
COM)7に供給され、例えばピクチャーストップコー
ドによる制御が行われる。さらにキースイッチ8からの
信号がマイクロコンピュータ7に供給され、例えば使用
者の手動操作による静止画、変速再生等の制御が行われ
る。
【0019】このマイクロコンピュータ7からの信号
が、トラッキング及びフォーカシングのサーボ回路9に
供給され、このサーボ回路9からの信号が光学ピックア
ップ2に供給されて、任意のトラッキング及びフォーカ
シングのサーボが行われる。またマイクロコンピュータ
7からの信号がタイミング発生器10に供給され、この
タイミング発生器10からの信号がTBC用のメモリ5
に供給されて、再生信号の時間軸補正が行われる。この
TBC用のメモリ5からの信号がD/A変換器11に供
給される。
【0020】さらにタイミング発生器10からの信号が
音声抑制ビット発生器12に供給され、この音声抑制ビ
ット発生器12からの信号と、上述のD/A変換器11
からの信号がセレクタ13に供給される。さらにこのセ
レクタ12の切り換えがタイミング発生器10からの信
号によって行われ、選択された信号が出力端子14に取
り出される。
【0021】この装置において、1映像フィールドに設
けられる音声信号は、上述のように15000サンプル
である。これに対して1音声フレームは、900サンプ
ルである。ここで15000と900の最小公倍数を求
めると、その値は45000でありこれは3映像フィー
ルドに相当する。従って音声フレームの連続性は3映像
フィールド単位で保たれる。ただし一般に映像信号はフ
レーム単位が扱いやすいので、音声フレームの連続性は
3映像フレーム単位(6映像フィールド単位)で保たれ
るものとする。
【0022】そこで上述の装置において、例えばキース
イッチ8から静止画モードの制御が行われると、マイク
ロコンピュータ7から−3トラックジャンプ(−3T
J)のトラッキングサーボを行う制御信号がサーボ回路
9に供給される。これによって再生は、図2に示すよう
に3映像フレームが繰り返し再生されることになり、こ
のとき音声フレームの連続性は保たれている。そしてこ
の状態で発生器12から音声抑制ビットを発生し、セレ
クタ12を切り換えて、音声フレーム中に設けられる制
御符号22ビットの中の第16ビット目を“1”にす
る。
【0023】さらにこの状態を300msec.間維持
する。そして300msec.が経過すると、マイクロ
コンピュータ7から−2トラックジャンプ(−2TJ)
のトラッキングサーボを行う制御信号がサーボ回路9に
供給される。これによって再生は、2映像フレームが繰
り返し再生されることになり、静止画像の再生が行われ
る。なおこの状態でも発生器12から音声抑制ビットを
発生し、セレクタ12を切り換えて、音声フレーム中に
設けられる制御符号22ビットの中の第16ビット目を
“1”にする。またこの状態で音声信号は、いわゆるグ
レーレベル(中間レベル)のデータに置き換えるように
してもよい。
【0024】すなわちこの再生方法において、通常モー
ドで再生されている映像音声信号を異なるモードに切り
換える場合に、音声信号の単位と映像信号の単位の公倍
数(3フレーム)を単位として繰り返し再生を行い、こ
の繰り返し再生の行われている期間(300mse
c.)に音声抑制処理を行う。
【0025】従ってこの方法において、後段のMUSE
デコーダやMUSE−NTSCコンバータで、制御信号
を検出してから実際に音声信号の出力を抑制するまでに
時間遅れの恐れのある200〜300msec.の間は
音声フレームの連続性が保たれ、音声信号のデータの不
連続による極めて耳障りなノイズや、大レベルのノイズ
によってスピーカが破損する等の恐れが解消される。な
おこの動作は上述の静止画再生に限らず、一般の変速再
生モードや、通常再生モードから停止モードに切り換え
る場合、あるいは通常再生モードから映像再生を伴わな
い早送りまたは巻き戻しモードに切り換える場合等にも
同様の効果がある。
【0026】こうして上述の再生方法(装置)によれ
ば、ボタンの操作と変速再生等の動作との時間差や、静
止すべき画像より先の異なる画像が見えてしまう等の問
題を良好に解決して、音声抑制処理を良好に行うことが
できるものである。
【0027】また、上述の再生方法(装置)において、
例えばビデオディスクにピクチャーストップコードが設
けられている場合には、図3に示すように再生が行われ
る。なお図において、このようなピクチャーストップコ
ードの設けられる映像信号は、6フレームを単位として
記録されており、ピクチャーストップコードはその内の
後半の3フレームに設けられている。そしてビデオディ
スクプレーヤでは2個のピクチャーストップコード検出
されたときに上述と同様の静止画再生が行われるように
される。
【0028】すなわち上述の装置において、コントロー
ル・アドレス信号が検出回路6で検出され、この検出さ
れたコントロール・アドレス信号が制御用のマイクロコ
ンピュータ(μ−COM)7に供給される。そしてコン
トロール・アドレス信号中のピクチャーストップコード
が判別さると、マイクロコンピュータ7から−3トラッ
クジャンプ(−3TJ)のトラッキングサーボを行う制
御信号がサーボ回路9に供給される。これによって3映
像フレームが繰り返し再生されることになり、このとき
音声フレームの連続性は保たれている。またこの状態で
発生器12から音声抑制ビットを発生し、セレクタ12
を切り換えて、音声フレーム中に設けられる制御符号2
2ビットの中の第16ビット目を“1”にする。
【0029】さらにこの状態を300msec.間維持
し、そして300msec.が経過すると、マイクロコ
ンピュータ7から−2トラックジャンプ(−2TJ)の
トラッキングサーボを行う制御信号がサーボ回路9に供
給される。これによって再生は、2映像フレームが繰り
返し再生されることになり、静止画像の再生が行われ
る。なおこの状態でも発生器12から音声抑制ビットを
発生し、セレクタ12を切り換えて、音声フレーム中に
設けられる制御符号22ビットの中の第16ビット目を
“1”にする。
【0030】すなわちこの場合においても、通常モード
で再生されている映像音声信号を異なるモードに切り換
える場合に、音声信号の単位と映像信号の単位の公倍数
(3フレーム)を単位として繰り返し再生を行い、この
繰り返し再生の行われている期間(300msec.)
に音声抑制処理を行う。従ってこの方法において、後段
のMUSEデコーダやMUSE−NTSCコンバータ
で、制御信号を検出してから実際に音声信号の出力を抑
制するまでに時間遅れの恐れのある200〜300ms
ec.の間は音声フレームの連続性が保たれ、音声信号
のデータの不連続による極めて耳障りなノイズや、大レ
ベルのノイズによってスピーカが破損する等の恐れが解
消される。
【0031】さらに上述の説明では、いずれもトラック
ジャンプによって変速再生が可能な、VTRやCAVの
ビデオディスクの場合を述べたが、例えばCLVのビデ
オディスクにおいては、画像メモリを用いた変速再生が
実施されている。その場合に本発明を適用する場合に
は、例えば図4に示すような装置を用いて行うことがで
きる。
【0032】すなわち図において、上述のTBC用のメ
モリ5からの信号が映像信号用2フレームメモリ21及
び音声信号用3フレームメモリ22に供給され、このメ
モリ21、22、及びTBC用のメモリ5からの信号が
セレクタ23に供給される。またタイミング発生器10
からの信号がメモリ21、22に供給されて、これらの
書き込み、読み出しが制御される。さらにセレクタ23
の切り換えの制御がタイミング発生器10からの信号に
よって行われ、選択された信号がD/A変換器11に供
給される。この他の構成は図1と同様にされる。
【0033】そしてこの装置において、通常再生モード
ではセレクタ23がTBC用のメモリ5からの信号を選
択するように制御されると共に、メモリ21、22には
それぞれ映像信号の2映像フレーム分と音声信号の3映
像フレーム分が順次更新されて書き込まれている。そこ
で例えばキースイッチ8から静止画モードの制御が行わ
れると、マイクロコンピュータ7からメモリ21、22
の読み出しを行う制御信号がタイミング発生回路10に
供給される。
【0034】これによって図5に示すように、映像信号
の再生は、静止画モードの制御が行われた例えば第4、
第5フレームの2映像フレームが繰り返しメモリ21か
ら読み出されることになり、静止画像の再生が行われ
る。これに対して音声信号の再生は、例えば第3、第
4、第5フレームの3映像フレーム分が繰り返しメモリ
22から読み出されることになり、このとき音声フレー
ムの連続性は保たれている。そしてこれらの信号がセレ
クタ23で選択されて、D/A変換器11に供給され
る。
【0035】すなわちこの場合に、メモリ21、22か
ら信号の読み出しのタイミングは任意に定めることがで
き、同期合わせ等に問題が生じることがない。なお図
は、映像信号の1フィールドごとに音声信号が選択挿入
されている様子を示している。そしてさらにこのD/A
変換器11からの信号に対して、発生器12から音声抑
制ビットを発生し、セレクタ12を切り換えて、音声フ
レーム中に設けられる制御符号22ビットの中の第16
ビット目を“1”にする。
【0036】従ってこの方法において、後段のMUSE
デコーダやMUSE−NTSCコンバータで、制御信号
を検出してから実際に音声信号の出力を抑制するまでに
時間遅れの恐れのある200〜300msec.の間は
音声フレームの連続性が保たれ、音声信号のデータの不
連続による極めて耳障りなノイズや、大レベルのノイズ
によってスピーカが破損する等の恐れが解消される。な
おこの動作は上述の静止画再生に限らず、一般の変速再
生モードや、通常再生モードから停止モードに切り換え
る場合、あるいは通常再生モードから映像再生を伴わな
い早送りまたは巻き戻しモードに切り換える場合等にも
同様の効果がある。
【0037】こうしてこの再生方法(装置)によれば、
ボタンの操作と変速再生等の動作との時間差や、静止す
べき画像より先の異なる画像が見えてしまう問題、ある
いはメモリの映像信号との同期合わせ等の問題を良好に
解決して、音声抑制処理を良好に行うことができるもの
である。
【0038】さらにこの状態は例えば300msec.
間維持し、300msec.の経過後は音声信号を、音
声抑制ビットの発生と共にいわゆるグレーレベル(中間
レベル)のデータに置き換えるようにしてもよい。これ
によって変速再生等の後で通常再生モードに復帰する場
合のノイズ等の発生の恐れも防止することができる。ま
たこの再生方法(装置)は、例えばCLVのビデオディ
スクの再生だけでなく、VTRやCAVのビデオディス
クの再生の際にも適用することができる。
【0039】また上述の再生方法(装置)は、変速再生
等の後で通常再生モードに復帰する際にも適用すること
ができる。これによって上述のように音声信号をいわゆ
るグレーレベル(中間レベル)のデータに置き換えてい
ない場合であっても、変速再生等の後で通常再生モード
に復帰する際のノイズ等の発生の恐れを防止することが
できる。
【0040】
【発明の効果】この発明によれば、ボタンの操作と変速
再生等の動作との時間差や、静止すべき画像より先の異
なる画像が見えてしまう問題、あるいはメモリの映像信
号との同期合わせ等の問題を良好に解決して、音声抑制
処理を良好に行うことができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による映像音声信号の再生装置の一例の
構成図である。
【図2】その説明のための図である。
【図3】その説明のための図である。
【図4】本発明による映像音声信号の再生装置の他の例
の構成図である。
【図5】その説明のための図である。
【図6】MUSE方式の映像音声信号の説明のための図
である。
【図7】音声信号の説明のための図である。
【図8】コントロール・アドレス信号の説明のための図
である。
【図9】変速再生等で音声信号が途切れる場合の問題点
の説明図である。
【図10】ストップコードを検出して静止画モードにす
る場合の問題点の説明図である。
【図11】メモリを用いて変速再生を行う場合の問題点
の説明図である。
【符号の説明】
1 ビデオディスク 2 光学ピックアップ 3 FM復調器 4 A/D変換器 5 TBC用のメモリ 6 コントロール・アドレス信号の検出回路 7 制御用のマイクロコンピュータ(μ−COM) 8 キースイッチ 9 トラッキング及びフォーカシングのサーボ回路 10 タイミング発生器 11 D/A変換器 12 音声抑制ビット発生器 13、23 セレクタ 14 出力端子 21 映像信号用2フレームメモリ 22 音声信号用3フレームメモリ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号中に、ディジタル化された音声
    信号が映像信号の単位とは異なる単位で順次挿入されて
    記録された記録媒体を再生する映像音声信号の再生方法
    において、 通常モードで再生されている上記映像音声信号を異なる
    モードに切り換える場合に、 上記音声信号の単位と映像信号の単位の公倍数を単位と
    して繰り返し再生を行い、この繰り返し再生の行われて
    いる期間に音声抑制処理を行うようにした映像音声信号
    の再生方法。
  2. 【請求項2】 映像信号中に、ディジタル化された音声
    信号が映像信号の単位とは異なる単位で順次挿入されて
    記録された記録媒体を再生する映像音声信号の再生装置
    において、 通常モードで再生されている上記映像音声信号を異なる
    モードに切り換える場合に、 上記映像音声信号中の上記音声信号を、上記音声信号の
    単位と映像信号の単位の公倍数を単位として記憶するメ
    モリを設け、 このメモリを繰り返し読み出し、この繰り返し読み出し
    の行われている期間に音声抑制処理を行うようにした映
    像音声信号の再生装置。
  3. 【請求項3】 上記通常モードで再生されている上記映
    像音声信号を変速再生モードに切り換える場合に、請求
    項1または2記載の処理を行うようにした映像音声信号
    の再生方法または装置。
  4. 【請求項4】 上記通常モードで再生されている上記映
    像音声信号を停止モードに切り換える場合に、請求項1
    または2記載の処理を行うようにした映像音声信号の再
    生方法または装置。
  5. 【請求項5】 上記通常モードで再生されている上記映
    像音声信号を映像再生を伴わない早送りまたは巻き戻し
    モードに切り換える場合に、請求項1または2記載の処
    理を行うようにした映像音声信号の再生方法または装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010124130A (ja) * 2008-11-18 2010-06-03 Toshiba Corp 蓄積素材再生装置及び蓄積素材再生方法

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