JPH06261193A - ファクシミリ装置 - Google Patents
ファクシミリ装置Info
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- JPH06261193A JPH06261193A JP5048053A JP4805393A JPH06261193A JP H06261193 A JPH06261193 A JP H06261193A JP 5048053 A JP5048053 A JP 5048053A JP 4805393 A JP4805393 A JP 4805393A JP H06261193 A JPH06261193 A JP H06261193A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 画像データメモリの空き容量が少なくなって
きたときに、基本的なファクシミリ動作が不可能になる
ことを防止することを目的とする。 【構成】 画像データメモリ21を4種類に分割し、そ
の境界に処理形態毎にしきい値(長時間滞留型受信文書
しきい値、メモリ送信文書しきい値、短時間滞留型受信
文書しきい値、即時解放型リスト/レポート文書しきい
値)を設け、処理形態対応に使用中メモリ容量としきい
値の比較を行いメモリオーバを判定する。又、4種類の
しきい値はユーザが使用目的、使用環境に応じて変更可
能とする。 【効果】 メモリの処理形態毎に使用可能なメモリ容量
を制限出来るので、ファクシミリの基本動作を行う上で
メモリが不足するということがなくなり、ファクシミリ
の使用効率を上げることが出来る。
きたときに、基本的なファクシミリ動作が不可能になる
ことを防止することを目的とする。 【構成】 画像データメモリ21を4種類に分割し、そ
の境界に処理形態毎にしきい値(長時間滞留型受信文書
しきい値、メモリ送信文書しきい値、短時間滞留型受信
文書しきい値、即時解放型リスト/レポート文書しきい
値)を設け、処理形態対応に使用中メモリ容量としきい
値の比較を行いメモリオーバを判定する。又、4種類の
しきい値はユーザが使用目的、使用環境に応じて変更可
能とする。 【効果】 メモリの処理形態毎に使用可能なメモリ容量
を制限出来るので、ファクシミリの基本動作を行う上で
メモリが不足するということがなくなり、ファクシミリ
の使用効率を上げることが出来る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データを処理するため
に、データ蓄積用のメモリを有し、ファクシミリ動作を
行うファクシミリ装置に適用する。
に、データ蓄積用のメモリを有し、ファクシミリ動作を
行うファクシミリ装置に適用する。
【0002】
【従来の技術】近年、情報化時代の到来によって、ファ
クシミリの利用は益々活発となり、各種の事務処理に不
可欠なものとなってきた。それに伴い、ファクシミリ自
体も大量に画像データを処理するために、画像データ蓄
積用に大量のメモリを有し、そのメモリを有効に活用
し、ファクシミリの動作(読取、記録、送信、受信)を
同時に処理する様になってきている。例えば、原稿の送
信を行なう場合、一旦メモリに画像データを蓄積し、メ
モリから相手端末に送信する。又、受信を行なう場合、
一旦メモリに受信した画像データを蓄積し、メモリから
記録を行なう。これらを並行に行なうことにより、ユー
ザの使用待ち時間を短縮することが可能になり、使い勝
手が良くなる。この様なファクシミリ装置は、特願平3
−94574号公報"ファクシミリ装置"にて出願されて
いる。
クシミリの利用は益々活発となり、各種の事務処理に不
可欠なものとなってきた。それに伴い、ファクシミリ自
体も大量に画像データを処理するために、画像データ蓄
積用に大量のメモリを有し、そのメモリを有効に活用
し、ファクシミリの動作(読取、記録、送信、受信)を
同時に処理する様になってきている。例えば、原稿の送
信を行なう場合、一旦メモリに画像データを蓄積し、メ
モリから相手端末に送信する。又、受信を行なう場合、
一旦メモリに受信した画像データを蓄積し、メモリから
記録を行なう。これらを並行に行なうことにより、ユー
ザの使用待ち時間を短縮することが可能になり、使い勝
手が良くなる。この様なファクシミリ装置は、特願平3
−94574号公報"ファクシミリ装置"にて出願されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この様なファクシミリ
装置においては、画像データを蓄積しておくメモリの使
用効率が、ファクシミリの全体の使用効率を左右してし
まう。
装置においては、画像データを蓄積しておくメモリの使
用効率が、ファクシミリの全体の使用効率を左右してし
まう。
【0004】例えば、原稿の複雑さ、つまり原稿1枚の
画像データ符号量によって、画像メモリに蓄積可能な枚
数が変化する。2Mバイト程度の画像メモリを有してい
るファクシミリで、通常の文章原稿は150〜160枚
程度が蓄積可能であるが、写真画の様な原稿になると4
枚程度しか蓄積出来ない。
画像データ符号量によって、画像メモリに蓄積可能な枚
数が変化する。2Mバイト程度の画像メモリを有してい
るファクシミリで、通常の文章原稿は150〜160枚
程度が蓄積可能であるが、写真画の様な原稿になると4
枚程度しか蓄積出来ない。
【0005】又、メモリの使用目的の違い(データの処
理形態の違い)によってメモリをその画像データが占有
する時間も異なる。ファクシミリの場合、メモリの使用
目的として考えられるのは、以下の4種類がある。まず
第1には、原稿を読み取り、符号化して一旦メモリに蓄
積し、その後メモリから画像データを取り出し、送信を
行うメモリ送信の場合である(使用目的)。次に、親
展受信、私書箱受信の様に、長時間メモリに滞留する受
信文書の蓄積の場合である(使用目的)。ここで親展
受信とは、送信側でパスワード、キーNO.を指定し、
受信側ではその受信文書を一旦メモリに蓄積しておき、
特定の者のみがパスワード、キーNO.を指定して受信
文書を取り出すことが可能な機能である。又、私書箱受
信とは、送信側で受信側の私書箱NO.を指定して送信
し、受信側ではその私書箱NO.毎に受信した文書を管
理しておき、受信側で私書箱NO.を指定してその私書
箱に蓄積された複数の受信文書を一度に取り出せる様に
したものである。次に、通常の受信文書やコピーの様
に、一旦メモリには蓄積されるが、記録部に出力するま
での短時間のみメモリを使用する場合である(使用目的
)。最後に、レポート、リスト出力の様に即時性のオ
フライン動作のためにメモリを使用する場合である(使
用目的)。以上の4種類の使用目的についてそのメモ
リ占有時間を比較してみると、大体>>>とな
る。メモリの占有時間が短いほど、その目的で使用され
ているメモリが解放される可能性が高いわけである。
理形態の違い)によってメモリをその画像データが占有
する時間も異なる。ファクシミリの場合、メモリの使用
目的として考えられるのは、以下の4種類がある。まず
第1には、原稿を読み取り、符号化して一旦メモリに蓄
積し、その後メモリから画像データを取り出し、送信を
行うメモリ送信の場合である(使用目的)。次に、親
展受信、私書箱受信の様に、長時間メモリに滞留する受
信文書の蓄積の場合である(使用目的)。ここで親展
受信とは、送信側でパスワード、キーNO.を指定し、
受信側ではその受信文書を一旦メモリに蓄積しておき、
特定の者のみがパスワード、キーNO.を指定して受信
文書を取り出すことが可能な機能である。又、私書箱受
信とは、送信側で受信側の私書箱NO.を指定して送信
し、受信側ではその私書箱NO.毎に受信した文書を管
理しておき、受信側で私書箱NO.を指定してその私書
箱に蓄積された複数の受信文書を一度に取り出せる様に
したものである。次に、通常の受信文書やコピーの様
に、一旦メモリには蓄積されるが、記録部に出力するま
での短時間のみメモリを使用する場合である(使用目的
)。最後に、レポート、リスト出力の様に即時性のオ
フライン動作のためにメモリを使用する場合である(使
用目的)。以上の4種類の使用目的についてそのメモ
リ占有時間を比較してみると、大体>>>とな
る。メモリの占有時間が短いほど、その目的で使用され
ているメモリが解放される可能性が高いわけである。
【0006】通常ファクシミリ装置においてメモリを介
してファクシミリ動作を行う場合、メモリが満杯になっ
た時点でメモリを使用するファクシミリ動作は行えなく
なる。特に、メモリを一旦介してファクシミリ動作を行
うファクシミリでは、メモリが満杯となってしまうと、
ファクシミリとしての基本動作(コピー、送信)さえも
不可能になってしまう。例えば、上記の使用目的でメ
モリを占有してしまうと、長時間ファクシミリとしての
基本動作:送信、コピーが出来なくなってしまう。又、
使用目的でメモリを占有してもコピーが出来なくな
り、本ファクシミリのメリットである平行動作可能とい
う点を活かせなくなる。
してファクシミリ動作を行う場合、メモリが満杯になっ
た時点でメモリを使用するファクシミリ動作は行えなく
なる。特に、メモリを一旦介してファクシミリ動作を行
うファクシミリでは、メモリが満杯となってしまうと、
ファクシミリとしての基本動作(コピー、送信)さえも
不可能になってしまう。例えば、上記の使用目的でメ
モリを占有してしまうと、長時間ファクシミリとしての
基本動作:送信、コピーが出来なくなってしまう。又、
使用目的でメモリを占有してもコピーが出来なくな
り、本ファクシミリのメリットである平行動作可能とい
う点を活かせなくなる。
【0007】それから、原稿の画像データ情報量という
点に着目すると、1枚の画像データ符号量が大きい原稿
を良くコピーするユーザは、使用目的、のためにメ
モリを使用するとコピーが出来なくなってしまうわけで
ある。
点に着目すると、1枚の画像データ符号量が大きい原稿
を良くコピーするユーザは、使用目的、のためにメ
モリを使用するとコピーが出来なくなってしまうわけで
ある。
【0008】以上の様に、メモリ一を使用してファクシ
ミリ動作を行うファクシミリ装置においては、そのメモ
リ空き容量により長時間ファクシミリの基本機能が停止
してしまう問題が発生する。
ミリ動作を行うファクシミリ装置においては、そのメモ
リ空き容量により長時間ファクシミリの基本機能が停止
してしまう問題が発生する。
【0009】本発明は、一部の処理形態は使用ができな
くても、他の処理形態は使用可能であるファクシミリ装
置を提供することを目的とする。
くても、他の処理形態は使用可能であるファクシミリ装
置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、送信対象を読み取る読取部と、受信対象
を出力する記録部と、外部と送受信を行う通信制御部
と、送信対象または受信対象を符号化したデータを蓄積
しておくのデータ蓄積用メモリとを有するファクシミリ
装置において、上記データ蓄積用メモリは、蓄積するデ
ータの処理形態毎に使用可能な領域が設定されているこ
ととしたものである。
決するために、送信対象を読み取る読取部と、受信対象
を出力する記録部と、外部と送受信を行う通信制御部
と、送信対象または受信対象を符号化したデータを蓄積
しておくのデータ蓄積用メモリとを有するファクシミリ
装置において、上記データ蓄積用メモリは、蓄積するデ
ータの処理形態毎に使用可能な領域が設定されているこ
ととしたものである。
【0011】
【作用】上記のように、メモリの処理形態毎に領域を設
けメモリの管理を行うことにより、メモリの処理形態毎
に使用可能なメモリ容量を制限出来るので、ファクシミ
リの基本動作を行う上でメモリが不足するということが
なくなり、ファクシミリの使用効率を上げることが出来
る。
けメモリの管理を行うことにより、メモリの処理形態毎
に使用可能なメモリ容量を制限出来るので、ファクシミ
リの基本動作を行う上でメモリが不足するということが
なくなり、ファクシミリの使用効率を上げることが出来
る。
【0012】また、複数人数で使用するファクシミリ
を、ある一つの処理形態で占有して使用されることを防
止出来る。
を、ある一つの処理形態で占有して使用されることを防
止出来る。
【0013】
【実施例】図2〜5により本発明の実施例について説明
する。
する。
【0014】先ず図2は、本発明の適用されたファクシ
ミリ装置の構成について示している。 本ファクシミリ
装置は、回線制御部15と、記録部20と、データ蓄積
用メモリである画像データメモリ21と、読取部22
と、復号化処理部23と、符号化処理部24と、バス間
転送スイッチ25と、中央処理部26と、プログラムメ
モリ27と、プログラム制御用ワークRAM28と、パ
ネル制御部29とを有する。
ミリ装置の構成について示している。 本ファクシミリ
装置は、回線制御部15と、記録部20と、データ蓄積
用メモリである画像データメモリ21と、読取部22
と、復号化処理部23と、符号化処理部24と、バス間
転送スイッチ25と、中央処理部26と、プログラムメ
モリ27と、プログラム制御用ワークRAM28と、パ
ネル制御部29とを有する。
【0015】プログラム制御用ワークRAM28と、パ
ネル制御部29とは、領域可変手段を構成する。すなわ
ち、パネル制御部29から使用者の希望に応じた領域の
設定値を入力し、プログラム制御用ワークRAM28に
その値を記憶する。
ネル制御部29とは、領域可変手段を構成する。すなわ
ち、パネル制御部29から使用者の希望に応じた領域の
設定値を入力し、プログラム制御用ワークRAM28に
その値を記憶する。
【0016】本発明は、上記問題を、メモリ使用目的毎
にメモリ使用しきい値を設けることで解決する。図1に
おいて、メモリ使用しきい値の使用方法について説明す
る。
にメモリ使用しきい値を設けることで解決する。図1に
おいて、メモリ使用しきい値の使用方法について説明す
る。
【0017】図において、メモリを基本的に4種類のし
きい値で分割する。使用目的によるメモリ送信文書し
きい値12、使用目的による長時間滞留型受信文書し
きい値11、使用目的による短時間滞留型コピー/受
信文書しきい値13、使用目的による即時解放型レポ
ート/リスト文書しきい値14である。各しきい値は、
基本的に11<12<13<14となっているべきであ
る。つまり、メモリへの滞留時間が長い使用目的に対し
ては、メモリの使用しきい値を小さくすべきである。各
しきい値は以下の様に使用する。長時間滞留型受信文書
を蓄積中にしきい値11を越えたときは、受信を中断す
る。メモリ送信文書蓄積中にしきい値12を越えたとき
は、メモリ読取を中断する。短時間滞留型コピー/受信
文書の蓄積中にしきい値13を越えたときは、受信を中
断する。レポート/リスト文書を出力中にしきい値14
を越えたときは、出力を中断する。レポート/リスト文
書は出力出来ないと困るので、レポート/リスト出力中
にしきい値14を越えない様にしきい値13を決定する
のが適当である。このようにしきい値を決定すると、図
に示されているメモリエリアA〜Dは以下の様に使用可
能である。
きい値で分割する。使用目的によるメモリ送信文書し
きい値12、使用目的による長時間滞留型受信文書し
きい値11、使用目的による短時間滞留型コピー/受
信文書しきい値13、使用目的による即時解放型レポ
ート/リスト文書しきい値14である。各しきい値は、
基本的に11<12<13<14となっているべきであ
る。つまり、メモリへの滞留時間が長い使用目的に対し
ては、メモリの使用しきい値を小さくすべきである。各
しきい値は以下の様に使用する。長時間滞留型受信文書
を蓄積中にしきい値11を越えたときは、受信を中断す
る。メモリ送信文書蓄積中にしきい値12を越えたとき
は、メモリ読取を中断する。短時間滞留型コピー/受信
文書の蓄積中にしきい値13を越えたときは、受信を中
断する。レポート/リスト文書を出力中にしきい値14
を越えたときは、出力を中断する。レポート/リスト文
書は出力出来ないと困るので、レポート/リスト出力中
にしきい値14を越えない様にしきい値13を決定する
のが適当である。このようにしきい値を決定すると、図
に示されているメモリエリアA〜Dは以下の様に使用可
能である。
【0018】(1)メモリエリアA:全ての使用目的に対
して使用可能 (2)メモリエリアB:メモリ送信文書、短時間滞留型受
信文書、即時解放型レポー ト/リ
スト文書に対して使用可能 (3)メモリエリアC:短時間滞留型受信文書、即時解放
型レポート/リスト文書に対して使用可能 (4)メモリエリアD:即時解放型レポート/リスト文書
のみに対して使用可能 次に動作について述べる。本構成において特徴的である
のは、画像データが必ず画像データメモリを介して転送
されている点である。
して使用可能 (2)メモリエリアB:メモリ送信文書、短時間滞留型受
信文書、即時解放型レポー ト/リ
スト文書に対して使用可能 (3)メモリエリアC:短時間滞留型受信文書、即時解放
型レポート/リスト文書に対して使用可能 (4)メモリエリアD:即時解放型レポート/リスト文書
のみに対して使用可能 次に動作について述べる。本構成において特徴的である
のは、画像データが必ず画像データメモリを介して転送
されている点である。
【0019】送信動作を行う場合は、読取部22により
読み取られた画像データは符号化処理部24により符号
化され、一旦画像データメモリ21に蓄積された後、画
像データメモリ21から取り出され、回線制御部15か
ら回線を通して送信される。ここで、17は読取時の符
号化された画像データの流れを、19は送信時の画像デ
ータの流れを表している。
読み取られた画像データは符号化処理部24により符号
化され、一旦画像データメモリ21に蓄積された後、画
像データメモリ21から取り出され、回線制御部15か
ら回線を通して送信される。ここで、17は読取時の符
号化された画像データの流れを、19は送信時の画像デ
ータの流れを表している。
【0020】次に受信動作を行う場合は、回線から回線
制御部15を通して受信した画像データは一旦画像デー
タメモリ21に蓄積された後、復号化処理部23により
復号化され、符号化されていない原画像に再生され、記
録部20により記録、出力される。ここで、18は受信
時の画像データの流れを、16は記録時の画像データの
流れを表している。
制御部15を通して受信した画像データは一旦画像デー
タメモリ21に蓄積された後、復号化処理部23により
復号化され、符号化されていない原画像に再生され、記
録部20により記録、出力される。ここで、18は受信
時の画像データの流れを、16は記録時の画像データの
流れを表している。
【0021】最後にコピー動作を行う場合は、読取部2
2により読み取られた画像データは符号化処理部24に
より符号化され、一旦画像データメモリ21に蓄積され
た後、画像データメモリ21からとりだされ、復号化処
理部23で原画像に再生されて、記録部20により記
録、出力される。
2により読み取られた画像データは符号化処理部24に
より符号化され、一旦画像データメモリ21に蓄積され
た後、画像データメモリ21からとりだされ、復号化処
理部23で原画像に再生されて、記録部20により記
録、出力される。
【0022】本図で本発明に直接は関係ないが、29は
スイッチ入力、ランプ表示、液晶表示によりユーザとの
マンマシン・インタフェースをとるパネル制御部を、2
7は本装置を制御するところのプログラムを格納してお
くプログラムメモリを、28はプログラムを実行する際
に使用するワークRAMを表している。本構成におい
て、読取動作と記録動作を行うデータ転送のためのバス
が、CPU(中央処理部)26のバスと分離されている
のは、読取、記録、送信、受信の動作を平行に行った時
に、読取、記録の動作が高速であるが故に、バスの処理
負荷が高くなりCPUが動作不可能になってしまうこと
を防止するためである。
スイッチ入力、ランプ表示、液晶表示によりユーザとの
マンマシン・インタフェースをとるパネル制御部を、2
7は本装置を制御するところのプログラムを格納してお
くプログラムメモリを、28はプログラムを実行する際
に使用するワークRAMを表している。本構成におい
て、読取動作と記録動作を行うデータ転送のためのバス
が、CPU(中央処理部)26のバスと分離されている
のは、読取、記録、送信、受信の動作を平行に行った時
に、読取、記録の動作が高速であるが故に、バスの処理
負荷が高くなりCPUが動作不可能になってしまうこと
を防止するためである。
【0023】次に図3において、画像データメモリ21
の管理方法について説明する。図において、画像データ
メモリ21はある一定サイズ(8Kバイト叉は16Kバ
イト等)のブロックに分割して管理する。つまり、メモ
リブロックの単位でメモリの使用/未使用を管理し、ブ
ロック数により使用率やメモリオーバ(現在のメモリ使
用量がしきい値を越えたこと)の検出を行う。
の管理方法について説明する。図において、画像データ
メモリ21はある一定サイズ(8Kバイト叉は16Kバ
イト等)のブロックに分割して管理する。つまり、メモ
リブロックの単位でメモリの使用/未使用を管理し、ブ
ロック数により使用率やメモリオーバ(現在のメモリ使
用量がしきい値を越えたこと)の検出を行う。
【0024】これらを管理するために、図2のワークR
AM28上に画像データメモリ21上の全ブロック数3
4、空きブロック数33、叉はそれぞれの親展受信文書
やメモリ送信文書で使用しているブロック数を設定する
ためのデータエリアを設けておく。画像データメモリ2
1は、ソフトの管理上は仮想的にメモリブロックに分割
しメモリブロック単位でデータの書き込み/読み出しを
行う。ここで、図1において説明したしきい値:11〜
14も、メモリブロック数により表しておいて、現在使
用中のブロック数(=全ブロック数−空きブロック数)
と各しきい値の比較により、メモリオーバを検出する。
AM28上に画像データメモリ21上の全ブロック数3
4、空きブロック数33、叉はそれぞれの親展受信文書
やメモリ送信文書で使用しているブロック数を設定する
ためのデータエリアを設けておく。画像データメモリ2
1は、ソフトの管理上は仮想的にメモリブロックに分割
しメモリブロック単位でデータの書き込み/読み出しを
行う。ここで、図1において説明したしきい値:11〜
14も、メモリブロック数により表しておいて、現在使
用中のブロック数(=全ブロック数−空きブロック数)
と各しきい値の比較により、メモリオーバを検出する。
【0025】図2はメモリ送信時のメモリオーバ発生を
表している。図において、メモリ送信Dを行うために原
稿を読取、メモリに蓄積している途中で、しきい値:1
2(メモリ送信文書しきい値)を越えたために、メモリ
オーバとし、読取動作を中断しているわけである。その
後本装置は、短時間滞留型受信文書と即時解放型リスト
/レポート文書の蓄積のみ可能である。
表している。図において、メモリ送信Dを行うために原
稿を読取、メモリに蓄積している途中で、しきい値:1
2(メモリ送信文書しきい値)を越えたために、メモリ
オーバとし、読取動作を中断しているわけである。その
後本装置は、短時間滞留型受信文書と即時解放型リスト
/レポート文書の蓄積のみ可能である。
【0026】本発明はCPUによるプログラム制御で実
現可能であり、それについて図4、5により説明する。
図4は、メモリブロック1ブロックに画像データの転送
が完了し、次のメモリブロックを獲得し、データ転送を
起動するときの処理について、その概要フローを示した
ものである。図5は、メモリブロック割当処理を実行す
る上での、メモリブロック管理エリアのデータの関連を
表している。
現可能であり、それについて図4、5により説明する。
図4は、メモリブロック1ブロックに画像データの転送
が完了し、次のメモリブロックを獲得し、データ転送を
起動するときの処理について、その概要フローを示した
ものである。図5は、メモリブロック割当処理を実行す
る上での、メモリブロック管理エリアのデータの関連を
表している。
【0027】先ず処理の開始時に、1ブロック獲得する
必要があるので、空きブロック数から1を減算する。そ
の後、使用中のブロック数を計算する。これは全ブロッ
ク数から空きブロック数を減算することにより得られ
る。次に、現在実行しているメモリブロック割当処理が
獲得したメモリブロックを使用する使用目的を取り出
す。そして、図5の使用目的しきい値変換テーブル52
から使用目的に合ったしきい値を検索し、使用中ブロッ
ク数としきい値を比較する。比較結果より、使用中ブロ
ック数≦しきい値であれば、メモリブロックの獲得可能
と判断し、実際にメモリブロックを1ブロック獲得しデ
ータ転送を実行している。
必要があるので、空きブロック数から1を減算する。そ
の後、使用中のブロック数を計算する。これは全ブロッ
ク数から空きブロック数を減算することにより得られ
る。次に、現在実行しているメモリブロック割当処理が
獲得したメモリブロックを使用する使用目的を取り出
す。そして、図5の使用目的しきい値変換テーブル52
から使用目的に合ったしきい値を検索し、使用中ブロッ
ク数としきい値を比較する。比較結果より、使用中ブロ
ック数≦しきい値であれば、メモリブロックの獲得可能
と判断し、実際にメモリブロックを1ブロック獲得しデ
ータ転送を実行している。
【0028】ここで本実施例においては、データ転送の
方式にDMAデータ転送方式を用いているので、獲得し
たメモリブロックの先頭アドレスをDMAの転送アドレ
スに設定し、データのDMA転送起動を行っている。
又、使用中ブロック数>しきい値であれば、メモリブロ
ック獲得不可能と判断し、データ転送を停止し、メモリ
オーバ時の処理を行う。
方式にDMAデータ転送方式を用いているので、獲得し
たメモリブロックの先頭アドレスをDMAの転送アドレ
スに設定し、データのDMA転送起動を行っている。
又、使用中ブロック数>しきい値であれば、メモリブロ
ック獲得不可能と判断し、データ転送を停止し、メモリ
オーバ時の処理を行う。
【0029】図5は、全ブロック数34から空きブロッ
ク数33を減算し、使用中ブロック数を算出して、使用
目的51から使用目的しきい値変換テーブル52により
検索したしきい値と比較する際のデータの関連を表して
いる。ここで、使用目的しきい値変換テーブル52を図
2のワークRAM28上に設定しておくことにより、ユ
ーザが任意にその使用目的、使用環境に応じて変更する
ことが出来る。
ク数33を減算し、使用中ブロック数を算出して、使用
目的51から使用目的しきい値変換テーブル52により
検索したしきい値と比較する際のデータの関連を表して
いる。ここで、使用目的しきい値変換テーブル52を図
2のワークRAM28上に設定しておくことにより、ユ
ーザが任意にその使用目的、使用環境に応じて変更する
ことが出来る。
【0030】
【発明の効果】上記により、本発明は、以下の効果を達
成出来る。
成出来る。
【0031】メモリの使用目的毎に使用可能なメモリ容
量を制限出来るので、ファクシミリの基本動作を行う上
でメモリが不足するということがなくなり、ファクシミ
リの使用効率を上げることが出来る。
量を制限出来るので、ファクシミリの基本動作を行う上
でメモリが不足するということがなくなり、ファクシミ
リの使用効率を上げることが出来る。
【0032】又、各しきい値をユーザが自由に設定する
ことにより、ユーザの使用目的、使用環境に合ったメモ
リ領域の設定が可能となる。複数人数で使用するファク
シミリを、ある一つの使用目的で占有して使用されるこ
とを防止出来るわけである。
ことにより、ユーザの使用目的、使用環境に合ったメモ
リ領域の設定が可能となる。複数人数で使用するファク
シミリを、ある一つの使用目的で占有して使用されるこ
とを防止出来るわけである。
【図1】本発明によるメモリ使用しきい値の説明図。
【図2】本発明の適用されたファクシミリ装置のブロッ
ク図。
ク図。
【図3】画像データメモリの管理方法の説明図。
【図4】メモリブロック割当処理のフローチャート。
【図5】メモリブロック割当処理時のデータの流れの説
明図。
明図。
11−−−長時間滞留型受信文書しきい値、12−−−メモ
リ送信文書しきい値、13−−−短時間滞留型受信文書し
きい値、14−−−即時解放型リスト/レポート文書しき
い値、15−−−回線制御部、20−−−記録部、21−−−
画像データメモリ、22−−−読取部、23−−−復号化処
理部、24−−−符号化処理部、25−−−バス間転送スイ
ッチ、26−−−中央処理部、27−−−プログラムメモ
リ、28−−−プログラム制御用ワークRAM、29−−−
パネル制御部、31−−−メモリブロック、32−−−使用
メモリブロック数、33−−−空きブロック数、34−−−
全ブロック数、51−−−使用目的データエリア、52−−
−使用目的しきい値変換テーブル。
リ送信文書しきい値、13−−−短時間滞留型受信文書し
きい値、14−−−即時解放型リスト/レポート文書しき
い値、15−−−回線制御部、20−−−記録部、21−−−
画像データメモリ、22−−−読取部、23−−−復号化処
理部、24−−−符号化処理部、25−−−バス間転送スイ
ッチ、26−−−中央処理部、27−−−プログラムメモ
リ、28−−−プログラム制御用ワークRAM、29−−−
パネル制御部、31−−−メモリブロック、32−−−使用
メモリブロック数、33−−−空きブロック数、34−−−
全ブロック数、51−−−使用目的データエリア、52−−
−使用目的しきい値変換テーブル。
Claims (4)
- 【請求項1】送信対象を読み取る読取部と、受信対象を
出力する記録部と、外部と送受信を行う通信制御部と、
送信対象または受信対象を符号化したデータを蓄積して
おくのデータ蓄積用メモリとを有するファクシミリ装置
において、 上記データ蓄積用メモリは、蓄積するデータの処理形態
毎に使用可能な領域が設定されていることを特徴とする
ファクシミリ装置。 - 【請求項2】請求項1記載のファクシミリ装置におい
て、 設定されている上記使用可能な領域の大きさが相対的に
大きい領域は、相対的に小さい領域を含むことを特徴と
するファクシミリ装置。 - 【請求項3】送信対象を読み取る読取部と、受信対象を
出力する記録部と、外部と送受信を行う通信制御部と、
送信対象または受信対象を符号化したデータを蓄積して
おくのデータ蓄積用メモリとを有するファクシミリ装置
において、 上記データ蓄積用メモリは、 送信対象から読み取られ送信されるデータ、外部からの
出力指示があるまで上記データ蓄積用メモリに滞留する
受信されたデータ、外部からの出力指示がなくても出力
される受信データ、及び送信対象並びに受信対象以外の
データのうち少なくとも2種類のデータを蓄積し、蓄積
するデータの種類毎に使用可能な領域が設定されている
ことを特徴とするファクシミリ装置。 - 【請求項4】請求項1、2または3記載のファクシミリ
装置において、 上記設定された領域の大きさを変える領域可変手段を有
することを特徴とするファクシミリ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5048053A JPH06261193A (ja) | 1993-03-09 | 1993-03-09 | ファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5048053A JPH06261193A (ja) | 1993-03-09 | 1993-03-09 | ファクシミリ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06261193A true JPH06261193A (ja) | 1994-09-16 |
Family
ID=12792604
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5048053A Pending JPH06261193A (ja) | 1993-03-09 | 1993-03-09 | ファクシミリ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06261193A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009160884A (ja) * | 2008-01-09 | 2009-07-23 | Canon Inc | 印刷装置及び印刷方法 |
-
1993
- 1993-03-09 JP JP5048053A patent/JPH06261193A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009160884A (ja) * | 2008-01-09 | 2009-07-23 | Canon Inc | 印刷装置及び印刷方法 |
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