JPH06259941A - ディスク記録再生装置 - Google Patents
ディスク記録再生装置Info
- Publication number
- JPH06259941A JPH06259941A JP7619293A JP7619293A JPH06259941A JP H06259941 A JPH06259941 A JP H06259941A JP 7619293 A JP7619293 A JP 7619293A JP 7619293 A JP7619293 A JP 7619293A JP H06259941 A JPH06259941 A JP H06259941A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- disc
- recording
- audio data
- time
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ディスクに記録された絶対アドレスより必要な
タイムコードに変換できるようにする。 【構成】プリグルーブには絶対アドレスがFM変調され
た状態で予め記録されている。タイムコードへの変換は
入力ビット数やタイムコードフォーマットに応じて行な
われる(図25)。変換形式の異なるタイムコードフォ
ーマット情報はディスクの音楽信号記録エリアとは別の
サブデータエリアに記録されている。タイムコードフォ
ーマット情報を用いて絶対アドレスが必要なタイムコー
ドに変換され、これが外部機器に供給される。
タイムコードに変換できるようにする。 【構成】プリグルーブには絶対アドレスがFM変調され
た状態で予め記録されている。タイムコードへの変換は
入力ビット数やタイムコードフォーマットに応じて行な
われる(図25)。変換形式の異なるタイムコードフォ
ーマット情報はディスクの音楽信号記録エリアとは別の
サブデータエリアに記録されている。タイムコードフォ
ーマット情報を用いて絶対アドレスが必要なタイムコー
ドに変換され、これが外部機器に供給される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、音楽ディスク製造工
場で多数のコンパクトディスクCDやミニディスクMD
などを製造するときに使用される原盤であるカッティン
グマスタディスクを製造するマスタディスク装置などに
適用して好適なディスク記録再生装置、特にディスクの
プリグルーブに記録された絶対アドレスをタイムコード
に変換する機能を有するディスク記録再生装置に関す
る。
場で多数のコンパクトディスクCDやミニディスクMD
などを製造するときに使用される原盤であるカッティン
グマスタディスクを製造するマスタディスク装置などに
適用して好適なディスク記録再生装置、特にディスクの
プリグルーブに記録された絶対アドレスをタイムコード
に変換する機能を有するディスク記録再生装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】音楽ディスク製造工場で多数のコンパク
トディスクCDやミニディスクMDなどを製造するとき
には、その原盤であるカッティングマスタ用の記録媒体
を用意する必要がある。この記録媒体は通常磁気テープ
が使用される。図34はこの原盤を作成する場合に使用
される従来のマスタレコーディング装置10の要部の系
統図である。
トディスクCDやミニディスクMDなどを製造するとき
には、その原盤であるカッティングマスタ用の記録媒体
を用意する必要がある。この記録媒体は通常磁気テープ
が使用される。図34はこの原盤を作成する場合に使用
される従来のマスタレコーディング装置10の要部の系
統図である。
【0003】図34において、11は大本の音楽信号が
記録されているマルチチャネルテープレコーダであっ
て、通常はディジタルビデオテープレコーダ(U−マチ
ックビデオテープレコーダ)が使用され、音楽信号が記
録された原音テープが作成される。原音テープはマルチ
チャネルで記録されたものであるから、これがマスタレ
コーダ12において2チャネル信号に変換される。
記録されているマルチチャネルテープレコーダであっ
て、通常はディジタルビデオテープレコーダ(U−マチ
ックビデオテープレコーダ)が使用され、音楽信号が記
録された原音テープが作成される。原音テープはマルチ
チャネルで記録されたものであるから、これがマスタレ
コーダ12において2チャネル信号に変換される。
【0004】マスタテープはさらに編集装置13に供給
されてカッティングすべきディスクなどの種類に応じた
フォーマットに変換するための必要な編集処理が施され
て、最終的なカッティング用のマスタテープが作成さ
れ、このマスタテープを使用して各ディスク製造工場で
は対応するディスク(CD,MDなど)さらにはカセッ
トテープの生産が行われることになる。
されてカッティングすべきディスクなどの種類に応じた
フォーマットに変換するための必要な編集処理が施され
て、最終的なカッティング用のマスタテープが作成さ
れ、このマスタテープを使用して各ディスク製造工場で
は対応するディスク(CD,MDなど)さらにはカセッ
トテープの生産が行われることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年の音楽
用ディスクの普及に伴いその原盤にあっても記録媒体と
してディスク原盤の要求が強くなってきた。原盤として
ディスクを使用する場合にあっては、原信号を圧縮処理
することなくリニアに原信号を記録できたり、原信号を
破壊することなく1枚の原盤で編集できたり、原盤をデ
ィスクにすることのメリットは計り知れない。
用ディスクの普及に伴いその原盤にあっても記録媒体と
してディスク原盤の要求が強くなってきた。原盤として
ディスクを使用する場合にあっては、原信号を圧縮処理
することなくリニアに原信号を記録できたり、原信号を
破壊することなく1枚の原盤で編集できたり、原盤をデ
ィスクにすることのメリットは計り知れない。
【0006】このように原盤としてディスクを使用する
場合でも通常記録された信号と共に時間情報であるタイ
ムコードをディスク上に記録し、このタイムコードを用
いて編集したり、機器間の同期を取るようにしている。
そのためには信号の他にタイムコードを記録しなければ
ならない。
場合でも通常記録された信号と共に時間情報であるタイ
ムコードをディスク上に記録し、このタイムコードを用
いて編集したり、機器間の同期を取るようにしている。
そのためには信号の他にタイムコードを記録しなければ
ならない。
【0007】このような処理を避けるためにはタイムコ
ードをディスク製造時に同時に記録しておくことが考え
られるが、タイムコード自体を記録することは不可能で
あるし、SMPTEなどどの形式のタイムコードを記録
するかも問題である。使用者が機器を使う状況によって
は複数のタイムコードを使い分ける必要があるからであ
る。その場合、複数のタイムコードを同一のディスク上
に記録するときにはディスク製造コストが今までよりも
大幅に上昇するので技術的には可能であるが現実的では
ない。
ードをディスク製造時に同時に記録しておくことが考え
られるが、タイムコード自体を記録することは不可能で
あるし、SMPTEなどどの形式のタイムコードを記録
するかも問題である。使用者が機器を使う状況によって
は複数のタイムコードを使い分ける必要があるからであ
る。その場合、複数のタイムコードを同一のディスク上
に記録するときにはディスク製造コストが今までよりも
大幅に上昇するので技術的には可能であるが現実的では
ない。
【0008】そこで、この発明はディスクのプリグルー
ブを巧みに利用してここにタイムコードの基礎となる絶
対アドレスをプリグルーブに記録すると共に、タイムコ
ードの種類などを同じディスク上に記録しておき、必要
に応じた変換をソフトで行うようにしたディスク記録再
生装置を提案するものである。
ブを巧みに利用してここにタイムコードの基礎となる絶
対アドレスをプリグルーブに記録すると共に、タイムコ
ードの種類などを同じディスク上に記録しておき、必要
に応じた変換をソフトで行うようにしたディスク記録再
生装置を提案するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、この発明においては、書き込み可能なディスク上に
記録された絶対アドレスを再生し、これをSMPTE等
のタイムコードに変換する機能を有することを特徴とす
るものである。
め、この発明においては、書き込み可能なディスク上に
記録された絶対アドレスを再生し、これをSMPTE等
のタイムコードに変換する機能を有することを特徴とす
るものである。
【0010】
【作用】図5に示すようにプリグルーブ303には絶対
アドレスがFM変調された状態で予め記録されている。
タイムコードへの変換は入力ビット数やタイムコードフ
ォーマットに応じて行なわれる(図25〜図27)。図
27に示すタイムコードフォーマット情報はディスクの
音楽信号記録エリアとは別のサブデータエリアに記録さ
れている。
アドレスがFM変調された状態で予め記録されている。
タイムコードへの変換は入力ビット数やタイムコードフ
ォーマットに応じて行なわれる(図25〜図27)。図
27に示すタイムコードフォーマット情報はディスクの
音楽信号記録エリアとは別のサブデータエリアに記録さ
れている。
【0011】
【実施例】続いて、この発明に係るディスク記録再生装
置の一例を上述したマスタレコーディング装置に適用し
た場合につき、図面を参照して詳細に説明する。
置の一例を上述したマスタレコーディング装置に適用し
た場合につき、図面を参照して詳細に説明する。
【0012】図1はマスタレコーディング装置10の概
要を示す系統図であって、原音信号が入力する信号処理
プロセッサ100と、目的に即した信号処理された音声
データ(レックデータ)などは次段の記録再生処理系2
00に供給されて、ここに設けられたディスク300に
記録される。
要を示す系統図であって、原音信号が入力する信号処理
プロセッサ100と、目的に即した信号処理された音声
データ(レックデータ)などは次段の記録再生処理系2
00に供給されて、ここに設けられたディスク300に
記録される。
【0013】ディスク300は書き込み可能なディスク
であって、これが原盤つまりカッティング用のマスタデ
ィスクとなる。ディスク300に記録された音声データ
はこれを破壊することなく編集することができる。その
詳細は後述する。
であって、これが原盤つまりカッティング用のマスタデ
ィスクとなる。ディスク300に記録された音声データ
はこれを破壊することなく編集することができる。その
詳細は後述する。
【0014】400は信号処理プロセッサ100を制御
するメインの制御部(メインCPU)であり、500は
記録再生処理系200を制御するための制御部(CP
U)である。CPU500は主としてディスク300に
対するサーボ系の制御を司るものであるから、以下これ
をサーボCPUという。メインCPU400とサーボC
PU500とは互いにSCSIインタフェースによって
通信されて相互が同期して動作するようになされてい
る。
するメインの制御部(メインCPU)であり、500は
記録再生処理系200を制御するための制御部(CP
U)である。CPU500は主としてディスク300に
対するサーボ系の制御を司るものであるから、以下これ
をサーボCPUという。メインCPU400とサーボC
PU500とは互いにSCSIインタフェースによって
通信されて相互が同期して動作するようになされてい
る。
【0015】図2はディスク300に対する音声データ
の記録再生系の概略を示すもので、ディスク300とし
ては後述するような光磁気ディスク(MOディスク)を
使用した場合であって、ディスク300を挟むようにし
て一方の面側にはレーザ光を使用した光ピックアップ装
置310が、他方の面側には記録系を構成する磁気ヘッ
ド装置230が配される。書き込み可能なディスクとし
ては光磁気ディスクに限られるものではない。
の記録再生系の概略を示すもので、ディスク300とし
ては後述するような光磁気ディスク(MOディスク)を
使用した場合であって、ディスク300を挟むようにし
て一方の面側にはレーザ光を使用した光ピックアップ装
置310が、他方の面側には記録系を構成する磁気ヘッ
ド装置230が配される。書き込み可能なディスクとし
ては光磁気ディスクに限られるものではない。
【0016】端子231にはディジタル化された音声デ
ータ(後述する音声データに付随するデータも含む)が
供給され、これがヘッドドライバ232を経て磁気ヘッ
ド233に供給されて、光ピックアップ装置310との
共働で音声データの書き込み(ライト)が行われる。
ータ(後述する音声データに付随するデータも含む)が
供給され、これがヘッドドライバ232を経て磁気ヘッ
ド233に供給されて、光ピックアップ装置310との
共働で音声データの書き込み(ライト)が行われる。
【0017】磁気ヘッド装置230にはこれをディスク
300に対して非接触状態で走査できるようにするため
ギャップセンサ234が設けられている。ギャップセン
サ234はディスク300と対をなすような電極構成で
ディスク300との間の静電容量変化を検出してギャッ
プLが一定となるように磁気ヘッド装置230が制御さ
れるようになっている。
300に対して非接触状態で走査できるようにするため
ギャップセンサ234が設けられている。ギャップセン
サ234はディスク300と対をなすような電極構成で
ディスク300との間の静電容量変化を検出してギャッ
プLが一定となるように磁気ヘッド装置230が制御さ
れるようになっている。
【0018】ディスク300は図3のような構成のもの
が使用される。ディスク基板(円板)301の下面の所
定位置には図4にその詳細を示すように絶対アドレスを
FM変調することによってウオーブリングされたプリグ
ルーブ(案内溝)303が所定の領域にわたって形成さ
れ、このプリグルーブ303の面を覆うようにこのプリ
グルーブ303よりも僅かに大きな面積で光磁気膜(M
O膜)304がコーティングされる。302はチャッキ
ング用の孔である。
が使用される。ディスク基板(円板)301の下面の所
定位置には図4にその詳細を示すように絶対アドレスを
FM変調することによってウオーブリングされたプリグ
ルーブ(案内溝)303が所定の領域にわたって形成さ
れ、このプリグルーブ303の面を覆うようにこのプリ
グルーブ303よりも僅かに大きな面積で光磁気膜(M
O膜)304がコーティングされる。302はチャッキ
ング用の孔である。
【0019】光磁気膜304は周知のように特定のポイ
ントが所定温度以上に加熱されるとここに加えられる外
部磁界の方向に光磁気膜304が磁化されるもので、所
定温度以上の加熱はレーザ光を照射することによって実
現できるから、音声データの書き込み時は読み出し時よ
りもレーザパワーが強くなるように制御される。光磁気
膜304の表面は保護膜305によって覆われている。
ントが所定温度以上に加熱されるとここに加えられる外
部磁界の方向に光磁気膜304が磁化されるもので、所
定温度以上の加熱はレーザ光を照射することによって実
現できるから、音声データの書き込み時は読み出し時よ
りもレーザパワーが強くなるように制御される。光磁気
膜304の表面は保護膜305によって覆われている。
【0020】プリグルーブ303にプリストライプされ
た絶対アドレス(AAIP)について図5を参照して説
明する。プリグルーブ303には絶対アドレスがFM変
調されて記録されているが、絶対アドレスは同図Bのよ
うにブロック単位で記録される。絶対アドレスはプリマ
スタードされたアドレスである。1つのブロックには同
図Cに示すように同一アドレスデータが5回繰り返され
て記録されている音声データは同図Dのように5絶対ア
ドレス1ブロックを同じく1ブロックとして定義されて
おり、この1ブロックに105フレームのデータが収め
られる。105フレームのうち98フレームが音声デー
タ用のフレームであり、ブロック前部に5フレーム分の
プリアンブル領域が確保され、ブロック後部に2フレー
ム分のポストアンブル領域が確保されている。
た絶対アドレス(AAIP)について図5を参照して説
明する。プリグルーブ303には絶対アドレスがFM変
調されて記録されているが、絶対アドレスは同図Bのよ
うにブロック単位で記録される。絶対アドレスはプリマ
スタードされたアドレスである。1つのブロックには同
図Cに示すように同一アドレスデータが5回繰り返され
て記録されている音声データは同図Dのように5絶対ア
ドレス1ブロックを同じく1ブロックとして定義されて
おり、この1ブロックに105フレームのデータが収め
られる。105フレームのうち98フレームが音声デー
タ用のフレームであり、ブロック前部に5フレーム分の
プリアンブル領域が確保され、ブロック後部に2フレー
ム分のポストアンブル領域が確保されている。
【0021】メインデータエリアMAに付される絶対ア
ドレスはその内周側から外周側に向かって大きくなり、
サブデータエリアSAに付される絶対アドレスはその外
周側から内周側に向かって大きくなるように記録されて
いる。
ドレスはその内周側から外周側に向かって大きくなり、
サブデータエリアSAに付される絶対アドレスはその外
周側から内周側に向かって大きくなるように記録されて
いる。
【0022】音声データの読み出しを行う光ピックアッ
プ装置310は図6のように構成される。光ピックアッ
プ装置310はその大部分はCDなどの光ピックアップ
系において実用化されている光ピックアップ装置を流用
することができる。
プ装置310は図6のように構成される。光ピックアッ
プ装置310はその大部分はCDなどの光ピックアップ
系において実用化されている光ピックアップ装置を流用
することができる。
【0023】レーザ光源601からコリメータレンズ6
02を介して得られたレーザ光(レーザビーム)がグレ
ーティング603で回析されて複数のレーザ光に分割さ
れる。この例では信号取り出し用の他にトラッキングエ
ラー検出用およびフォーカス制御用に使用するため少な
くとも3ビームに分割される。分割されたレーザ光はビ
ームスプリッタ604および位相ミラー605さらには
対物レンズ606を介してディスク300上に照射され
る。
02を介して得られたレーザ光(レーザビーム)がグレ
ーティング603で回析されて複数のレーザ光に分割さ
れる。この例では信号取り出し用の他にトラッキングエ
ラー検出用およびフォーカス制御用に使用するため少な
くとも3ビームに分割される。分割されたレーザ光はビ
ームスプリッタ604および位相ミラー605さらには
対物レンズ606を介してディスク300上に照射され
る。
【0024】ディスク300より反射されたレーザ光
(戻り光)はビームスプリッタ604に入射され、ビー
ムスプリッタ604内を透過したレーザ光は1/2波長
板607を介しさらに集光レンズ608及びマルチレン
ズ609を介してビームスプリッタ610に入射する。
ビームスプリッタ610で反射されたレーザ光は第1の
光検出素子611に結像され、ビームスプリッタ610
を透過したレーザ光は第2の光検出素子612に結像さ
れる。
(戻り光)はビームスプリッタ604に入射され、ビー
ムスプリッタ604内を透過したレーザ光は1/2波長
板607を介しさらに集光レンズ608及びマルチレン
ズ609を介してビームスプリッタ610に入射する。
ビームスプリッタ610で反射されたレーザ光は第1の
光検出素子611に結像され、ビームスプリッタ610
を透過したレーザ光は第2の光検出素子612に結像さ
れる。
【0025】第1および第2の光検出素子611,61
2は必要に応じて光検出面が複数に分割された複数の検
出素子で構成することができ、それぞれから得られた出
力を加減算処理して音声データ(RF信号)の検出やト
ラッキングエラーの検出およびフォーカスエラーの検出
が行われる。
2は必要に応じて光検出面が複数に分割された複数の検
出素子で構成することができ、それぞれから得られた出
力を加減算処理して音声データ(RF信号)の検出やト
ラッキングエラーの検出およびフォーカスエラーの検出
が行われる。
【0026】ビームスプリッタ604の端面に設けられ
たフォトディテクタ613はレーザ光源601のパワー
を自動制御するためのいわゆるAPC用の光量検出手段
である。
たフォトディテクタ613はレーザ光源601のパワー
を自動制御するためのいわゆるAPC用の光量検出手段
である。
【0027】書き込み可能なディスク300はCDやM
Dと同じく偏平ケース(筐体)に収納された状態で使用
される。図7はその一例を示すディスク収納筐体240
の斜視図である。
Dと同じく偏平ケース(筐体)に収納された状態で使用
される。図7はその一例を示すディスク収納筐体240
の斜視図である。
【0028】収納筐体240は図のように上下一対の偏
平な上ケース241と下ケース242とで構成され、両
者が合体された状態での上下両面の所定位置には所定の
大きさの窓孔243,244が形成され、常時はシャッ
タ245が閉じられて内部に収納されたディスク300
が塵埃などから保護されている。音声データの記録再生
時には図のようにシャッタ245が開く。シャッタ24
5は筐体前面に形成された凹部246に付設された解除
突起によってそのロックが解除される。ロックの解除は
筐体を装置本体(図示はしない)にローディングされた
とき行われるが、この機能は従来の機構を流用している
のでその説明は省略する。
平な上ケース241と下ケース242とで構成され、両
者が合体された状態での上下両面の所定位置には所定の
大きさの窓孔243,244が形成され、常時はシャッ
タ245が閉じられて内部に収納されたディスク300
が塵埃などから保護されている。音声データの記録再生
時には図のようにシャッタ245が開く。シャッタ24
5は筐体前面に形成された凹部246に付設された解除
突起によってそのロックが解除される。ロックの解除は
筐体を装置本体(図示はしない)にローディングされた
とき行われるが、この機能は従来の機構を流用している
のでその説明は省略する。
【0029】筐体の側部前面に形成された溝247,2
48はローディング中の案内溝である。筐体の前面側部
に設けられた凹部249は筐体の誤挿入防止手段であ
る。これはコンピュータのデータセーブ用として多用さ
れている5.25インチサイズのMOディスクとの区別
を容易にするためのものである。誤挿入防止の観点から
さらに図では既存のMOディスクより一回り大きめのサ
イズに設定されている。
48はローディング中の案内溝である。筐体の前面側部
に設けられた凹部249は筐体の誤挿入防止手段であ
る。これはコンピュータのデータセーブ用として多用さ
れている5.25インチサイズのMOディスクとの区別
を容易にするためのものである。誤挿入防止の観点から
さらに図では既存のMOディスクより一回り大きめのサ
イズに設定されている。
【0030】上ケース241の一面はラベルエリア25
0となされる。251は下ケース242に形成された筐
体の位置決め用の穴(リファレンス穴)であり、252
は同じく下ケース242に形成されたディスクタイプの
検知穴である。ディスクタイプは例えばカッティングマ
スタの種別に対応させることもできれば、再生専用、1
回限り書き込みできる追記形かあるいは書き込み可能か
など種別に対応させることもできる。
0となされる。251は下ケース242に形成された筐
体の位置決め用の穴(リファレンス穴)であり、252
は同じく下ケース242に形成されたディスクタイプの
検知穴である。ディスクタイプは例えばカッティングマ
スタの種別に対応させることもできれば、再生専用、1
回限り書き込みできる追記形かあるいは書き込み可能か
など種別に対応させることもできる。
【0031】筐体の側部後面にはそれぞれ所定幅の凹部
253,254が設けられ、これを係合凹部としてロー
ディングされた筐体を別の場所に搬送するようなときに
用いられる。
253,254が設けられ、これを係合凹部としてロー
ディングされた筐体を別の場所に搬送するようなときに
用いられる。
【0032】筐体の後面側部には誤消去防止手段260
が設けられる。上述したディスク300のプログラマブ
ルエリアにはメインデータエリアMAとサブデータエリ
アSAとがあり、それぞれのエリアに対してデータを記
録できるので、どのエリアに対しても誤消去を防止でき
るように工夫する必要がある。
が設けられる。上述したディスク300のプログラマブ
ルエリアにはメインデータエリアMAとサブデータエリ
アSAとがあり、それぞれのエリアに対してデータを記
録できるので、どのエリアに対しても誤消去を防止でき
るように工夫する必要がある。
【0033】誤消去防止手段260は3段階に切り替え
られる。第1の段階はメインデータエリアMAとサブデ
ータエリアSAとの双方のエリアに対してデータを自由
に書き換えできるモードである。
られる。第1の段階はメインデータエリアMAとサブデ
ータエリアSAとの双方のエリアに対してデータを自由
に書き換えできるモードである。
【0034】第2の段階はメインデータエリアMAの誤
消去防止を図るモードである。したがってこの第2段階
はサブデータエリアSAについては書き換えが自由であ
る。第3の段階はメインデータエリアMAの他にサブデ
ータエリアSAに対しても誤消去防止を図るモードであ
る。
消去防止を図るモードである。したがってこの第2段階
はサブデータエリアSAについては書き換えが自由であ
る。第3の段階はメインデータエリアMAの他にサブデ
ータエリアSAに対しても誤消去防止を図るモードであ
る。
【0035】このように3段階に分けて誤消去防止を図
ることによってプログラマブルエリアのデータをユーザ
の目的に併せて確実に保護することができる。このよう
な段階的な誤消去防止を達成するために図8以下のよう
な構成が施される。
ることによってプログラマブルエリアのデータをユーザ
の目的に併せて確実に保護することができる。このよう
な段階的な誤消去防止を達成するために図8以下のよう
な構成が施される。
【0036】誤消去防止手段260にあって、図8のよ
うに上ケース241には所定幅の摺動孔261(図9参
照)が穿設され、下ケース242にも所定幅で上ケース
241よりは若干内側に位置して摺動孔262が穿設さ
れる。上ケース241からは図のようなガイド板263
が内部に突出するように設けられ、このガイド板263
に沿って誤消去防止爪264が摺動できるようになされ
ている。
うに上ケース241には所定幅の摺動孔261(図9参
照)が穿設され、下ケース242にも所定幅で上ケース
241よりは若干内側に位置して摺動孔262が穿設さ
れる。上ケース241からは図のようなガイド板263
が内部に突出するように設けられ、このガイド板263
に沿って誤消去防止爪264が摺動できるようになされ
ている。
【0037】誤消去防止爪264はガイド板263に即
したスライド凹部265aを持つ本体265を有し、そ
の上部端部には上方に突出するように位置決め片266
が設けられ、また、本体265の下部端部には下方に突
出するように検出突起267が設けられている。この例
では位置決め片266に対し、検出突起267は所定長
だけケースの内側に位置するように選ばれている。26
8は本体265の摺動位置を3ポジションに固定するた
めの位置固定用の突起であり、上ケース241の対応す
る位置には対応する凹部261aが設けられている。
したスライド凹部265aを持つ本体265を有し、そ
の上部端部には上方に突出するように位置決め片266
が設けられ、また、本体265の下部端部には下方に突
出するように検出突起267が設けられている。この例
では位置決め片266に対し、検出突起267は所定長
だけケースの内側に位置するように選ばれている。26
8は本体265の摺動位置を3ポジションに固定するた
めの位置固定用の突起であり、上ケース241の対応す
る位置には対応する凹部261aが設けられている。
【0038】装置本体側には摺動孔262に対峙するよ
うに本体基板273に検出センサ270が取り付け固定
されている。検出センサ270には以下説明するように
3つの検出子271a〜271cが設けられ、その当接
状況によって誤消去防止爪264の摺動位置が検知でき
るようになっている。
うに本体基板273に検出センサ270が取り付け固定
されている。検出センサ270には以下説明するように
3つの検出子271a〜271cが設けられ、その当接
状況によって誤消去防止爪264の摺動位置が検知でき
るようになっている。
【0039】図8の切り換え状態では位置決め片266
は図9のような位置にあり、そのときの検出突起267
は図10の位置となる。この切り換え状態を第1の切り
換え段階とする。図9において、位置決め片266を右
側に1ステップ移動させた切り換え状態が第2の切り換
え段階となり、さらに右側に1ステップ移動させると第
3の切り換え段階となる。
は図9のような位置にあり、そのときの検出突起267
は図10の位置となる。この切り換え状態を第1の切り
換え段階とする。図9において、位置決め片266を右
側に1ステップ移動させた切り換え状態が第2の切り換
え段階となり、さらに右側に1ステップ移動させると第
3の切り換え段階となる。
【0040】図8に示す検出センサ270の検出出力は
サーボCPU500に供給されて検出出力に応じた記録
禁止信号が生成され、これで磁気ヘッド装置230と光
ピックアップ装置310が各切り換え段階に応じた誤消
去防止モードとなるように制御される。
サーボCPU500に供給されて検出出力に応じた記録
禁止信号が生成され、これで磁気ヘッド装置230と光
ピックアップ装置310が各切り換え段階に応じた誤消
去防止モードとなるように制御される。
【0041】光磁気膜304の領域がデータ記録領域
(プログラムエリア)となるものであるが、このプログ
ラムエリアにあってその外周側から内周に向かう所定の
領域はメインデータエリアMAとして確保され、メイン
データエリアMAからさらに内周側の所定の領域がサブ
データエリアSAとして確保される。
(プログラムエリア)となるものであるが、このプログ
ラムエリアにあってその外周側から内周に向かう所定の
領域はメインデータエリアMAとして確保され、メイン
データエリアMAからさらに内周側の所定の領域がサブ
データエリアSAとして確保される。
【0042】メインデータエリアMAには音声データそ
のものが記録され、サブデータエリアSAには記録され
る音声データに付随したデータが記録される他、ディス
ク管理情報などが記録される。図11にサブデータエリ
アに記録されるデータの代表的なものを示す。これらの
データのうちディスク識別コード(ディスクID)はそ
のディスク固有の識別コードである。波形データについ
ては後述する。
のものが記録され、サブデータエリアSAには記録され
る音声データに付随したデータが記録される他、ディス
ク管理情報などが記録される。図11にサブデータエリ
アに記録されるデータの代表的なものを示す。これらの
データのうちディスク識別コード(ディスクID)はそ
のディスク固有の識別コードである。波形データについ
ては後述する。
【0043】図12は信号処理プロセッサ100の具体
例を示す。端子101にはアナログ音声信号が供給さ
れ、これがA/D変換器102においてディジタル信号
に変換される。端子103からはディジタル音声信号が
供給されこれがディジタルインタフェース回路104に
供給される。ディジタル化された音声信号はスイッチ1
05において何れかの入力が選択された後フェードコン
トロール回路(クロスフェーダ)110に供給される。
例を示す。端子101にはアナログ音声信号が供給さ
れ、これがA/D変換器102においてディジタル信号
に変換される。端子103からはディジタル音声信号が
供給されこれがディジタルインタフェース回路104に
供給される。ディジタル化された音声信号はスイッチ1
05において何れかの入力が選択された後フェードコン
トロール回路(クロスフェーダ)110に供給される。
【0044】フェードコントロール回路110は音声信
号のフェードイン、フェードアウトなどのクロスフェー
ドを実現するための処理系であって、ディジタルシグナ
ルプロセッサ(DSP)111とクロスフェード処理の
ためのテンポラリーRAM112と、さらにクロスフェ
ード処理情報を一時的に格納するサブデータ用のRAM
113とで構成される。
号のフェードイン、フェードアウトなどのクロスフェー
ドを実現するための処理系であって、ディジタルシグナ
ルプロセッサ(DSP)111とクロスフェード処理の
ためのテンポラリーRAM112と、さらにクロスフェ
ード処理情報を一時的に格納するサブデータ用のRAM
113とで構成される。
【0045】クロスフェード処理されたディジタル音声
信号はエンコーダ106を経てその出力端子107に出
力される。ディジタル音声信号は音声データとして磁気
ヘッド装置230に供給される。
信号はエンコーダ106を経てその出力端子107に出
力される。ディジタル音声信号は音声データとして磁気
ヘッド装置230に供給される。
【0046】光ピックアップ装置310より読み出され
た音声データは記録再生処理系200を経て入力端子1
20に供給される。この音声データはデコーダ121で
デコード処理され、エラー訂正処理がテンポラリーRA
M122を使用して行われる。これらの処理が済んだ音
声データはフェードコントロール回路110に供給され
るが、プログラム再生時はプログラム再生用のフェード
コントロール回路130に供給される。
た音声データは記録再生処理系200を経て入力端子1
20に供給される。この音声データはデコーダ121で
デコード処理され、エラー訂正処理がテンポラリーRA
M122を使用して行われる。これらの処理が済んだ音
声データはフェードコントロール回路110に供給され
るが、プログラム再生時はプログラム再生用のフェード
コントロール回路130に供給される。
【0047】フェードコントロール回路130は入力切
り替えスイッチ131と一対のバッファメモリ132,
133とDSP134とで構成される。切り替えスイッ
チ131はデコーダ121の出力と、端子124より入
力してSCSI通信インタフェース125に供給された
他の装置からの音声データの選択処理が行われる。
り替えスイッチ131と一対のバッファメモリ132,
133とDSP134とで構成される。切り替えスイッ
チ131はデコーダ121の出力と、端子124より入
力してSCSI通信インタフェース125に供給された
他の装置からの音声データの選択処理が行われる。
【0048】フェードコントロール回路130では例え
ば図13Aに示すディスク300上でのランダムな音声
データa,b,cを同図Bあるいは同図Cのようにプロ
グラムした状態でクロスフェード処理できるようにする
ためのものである。このとき、同図Dのように音声デー
タの間に適当なポーズ期間を挿入することもできる。ポ
ーズ期間は一定か、あるいはユーザがコントロールでき
るようにしてもよい。
ば図13Aに示すディスク300上でのランダムな音声
データa,b,cを同図Bあるいは同図Cのようにプロ
グラムした状態でクロスフェード処理できるようにする
ためのものである。このとき、同図Dのように音声デー
タの間に適当なポーズ期間を挿入することもできる。ポ
ーズ期間は一定か、あるいはユーザがコントロールでき
るようにしてもよい。
【0049】プログラム再生されたクロスフェード処理
後の音声データは切り替えスイッチ135を経てフェー
ドコントロール回路110に入力する。プログラム再生
された音声データである場合にはフェードコントロール
回路110は単にスルー状態となるようにコントロール
される。
後の音声データは切り替えスイッチ135を経てフェー
ドコントロール回路110に入力する。プログラム再生
された音声データである場合にはフェードコントロール
回路110は単にスルー状態となるようにコントロール
される。
【0050】その出力はD/A変換器136にてアナロ
グ信号に変換されて端子137に導かれるか若しくは直
接ディジタルインタフェース回路138を経てディジタ
ル信号のまま端子139に導かれる。
グ信号に変換されて端子137に導かれるか若しくは直
接ディジタルインタフェース回路138を経てディジタ
ル信号のまま端子139に導かれる。
【0051】端子140は必要に応じて供給されるタイ
ムコードTCの入力端子で、タイムコードTCが入力し
たときはインタフェース回路141と切り替えスイッチ
142を経てエンコーダ106に導かれ、音声データと
共にメインデータエリアMAに記録される。デコーダ1
21より出力されたタイムコードTCは切り替えスイッ
チ142およびインタフェース回路144を経て外部端
子145側に出力される。
ムコードTCの入力端子で、タイムコードTCが入力し
たときはインタフェース回路141と切り替えスイッチ
142を経てエンコーダ106に導かれ、音声データと
共にメインデータエリアMAに記録される。デコーダ1
21より出力されたタイムコードTCは切り替えスイッ
チ142およびインタフェース回路144を経て外部端
子145側に出力される。
【0052】メインCPU400は上述したクロスフェ
ード処理など信号処理プロセッサ100において必要な
各種の信号処理の際の制御を司るもので、さらに波形デ
ータ処理回路151などもこれによって制御される。波
形データ処理回路151はウエーブフォーム編集機能を
有し、音声データを所定間隔でサンプリングして波形デ
ータが蓄積される。RAM152はそのときに使用する
テンポラリーRAMである。
ード処理など信号処理プロセッサ100において必要な
各種の信号処理の際の制御を司るもので、さらに波形デ
ータ処理回路151などもこれによって制御される。波
形データ処理回路151はウエーブフォーム編集機能を
有し、音声データを所定間隔でサンプリングして波形デ
ータが蓄積される。RAM152はそのときに使用する
テンポラリーRAMである。
【0053】図14はこの波形データ編集例を示すもの
で、同図A,Bのように元の音声データに対して所定期
間T内での最大値を求め、これを記録開始から記録が終
了するまで蓄積されて波形データとしてサブデータエリ
アSAに記録される。
で、同図A,Bのように元の音声データに対して所定期
間T内での最大値を求め、これを記録開始から記録が終
了するまで蓄積されて波形データとしてサブデータエリ
アSAに記録される。
【0054】この波形データを連続的に観測することに
よってどのような音声データが記録されているのかを大
まかに把握できる。これは表示部153上に表示するこ
とができる。詳細は後述する。
よってどのような音声データが記録されているのかを大
まかに把握できる。これは表示部153上に表示するこ
とができる。詳細は後述する。
【0055】表示部153の一部には図15に示すよう
なレベル表示部が設けられている。このレベル表示部は
2チャネル分表示できるようになされ、それぞれは複数
個本例では24個の表示エレメント181が直線状に配
列されて構成される。182はレベルオーバを表示する
ための表示エレメントである。
なレベル表示部が設けられている。このレベル表示部は
2チャネル分表示できるようになされ、それぞれは複数
個本例では24個の表示エレメント181が直線状に配
列されて構成される。182はレベルオーバを表示する
ための表示エレメントである。
【0056】表示エレメント181を24個使用したの
はこのレベル表示部180を入力音声データの最大量子
化ビット数でも表示できるようにするためである。これ
は標本化するときに使用するサンプリング周波数が3種
類(48KHz,44.1KHzおよび44.056K
Hz)用意されているため、使用するサンプリング周波
数によって量子化ビット数が24ビット,20ビット,
16ビットと相違するからである。
はこのレベル表示部180を入力音声データの最大量子
化ビット数でも表示できるようにするためである。これ
は標本化するときに使用するサンプリング周波数が3種
類(48KHz,44.1KHzおよび44.056K
Hz)用意されているため、使用するサンプリング周波
数によって量子化ビット数が24ビット,20ビット,
16ビットと相違するからである。
【0057】表示エレメント181とビットとの対応関
係は例えば図15のように左端部の表示エレメントがM
SBを表すものとし、右側に行くにしたがってロービッ
トが表示される。16個目の表示エレメントが量子化ビ
ット数が16ビットであるときのLSBとなり、以下同
様に20個目が20ビットのときのLSBとなり、そし
て24個目が24ビットのときのLSBを表示すること
になる。
係は例えば図15のように左端部の表示エレメントがM
SBを表すものとし、右側に行くにしたがってロービッ
トが表示される。16個目の表示エレメントが量子化ビ
ット数が16ビットであるときのLSBとなり、以下同
様に20個目が20ビットのときのLSBとなり、そし
て24個目が24ビットのときのLSBを表示すること
になる。
【0058】図16はこのようなビット表示を達成する
ための表示エレメント駆動回路185の具体例を示す。
ための表示エレメント駆動回路185の具体例を示す。
【0059】端子186に入力した音声データ(ディジ
タルオーディオデータ)は8段構成のシフトレジスタ1
87に供給され、端子190からのシフトクロック(ビ
ットクロック)によって1ビットずつ順次シフトされ
る。シフトレジスタは3個使用され、それぞれは縦続接
続され、シフトレジスタ187の最初の入力ビットがL
SBで、最終入力ビットがMSBとなる。各シフトレジ
スタ187,188,189のビット出力はそれぞれラ
ッチ回路191,192,193で同時にラッチされ、
そしてドライバ194,195,196を経て対応する
表示エレメント181に供給される。このように構成す
ると、図15に示すような入力ビット数に対応したビッ
ト表示を実現できる。
タルオーディオデータ)は8段構成のシフトレジスタ1
87に供給され、端子190からのシフトクロック(ビ
ットクロック)によって1ビットずつ順次シフトされ
る。シフトレジスタは3個使用され、それぞれは縦続接
続され、シフトレジスタ187の最初の入力ビットがL
SBで、最終入力ビットがMSBとなる。各シフトレジ
スタ187,188,189のビット出力はそれぞれラ
ッチ回路191,192,193で同時にラッチされ、
そしてドライバ194,195,196を経て対応する
表示エレメント181に供給される。このように構成す
ると、図15に示すような入力ビット数に対応したビッ
ト表示を実現できる。
【0060】再び図12に戻って信号処理プロセッサ1
00を説明する。メインCPU400に関連して設けら
れたアラーム手段154は後述するディスクチェック時
に塵埃などの付着によってデータエラーが発生したよう
なときユーザに警告するためのものである。詳細は後述
する。
00を説明する。メインCPU400に関連して設けら
れたアラーム手段154は後述するディスクチェック時
に塵埃などの付着によってデータエラーが発生したよう
なときユーザに警告するためのものである。詳細は後述
する。
【0061】155は信号処理を遂行するために必要な
制御プログラムなどが格納されたROMであり、フェー
ドコントロール回路110に設けられたテンポラリーR
AM113などに一時的に格納されたサブデータ情報な
どは最終的にRAM156にストアされる。
制御プログラムなどが格納されたROMであり、フェー
ドコントロール回路110に設けられたテンポラリーR
AM113などに一時的に格納されたサブデータ情報な
どは最終的にRAM156にストアされる。
【0062】170はユーザが操作するキーボード、イ
ンタフェース回路171はサーボCPU500との通信
(SCSIなど)を行うときに使用されるインタフェー
スである。
ンタフェース回路171はサーボCPU500との通信
(SCSIなど)を行うときに使用されるインタフェー
スである。
【0063】図17は記録再生処理系200の具体例を
示す。エンコーダ106より出力された音声データ(レ
ックデータ)はFIFO構成のバッファメモリ202に
供給され所定ブロック数の音声データがストアされる
と、このライト速度よりも速い速度でリードされる。リ
ード速度はライト速度を基準にしてこれを1倍速とする
と少なくともほぼ2.5倍以上の速度に設定される。実
施例は2.5倍速とする。3倍速も適切な値である。デ
ィスク300に対してこのように高速でアクセスするの
は、後述するように単一のピックアップ系を使用してレ
ックモニタを実現するためである。
示す。エンコーダ106より出力された音声データ(レ
ックデータ)はFIFO構成のバッファメモリ202に
供給され所定ブロック数の音声データがストアされる
と、このライト速度よりも速い速度でリードされる。リ
ード速度はライト速度を基準にしてこれを1倍速とする
と少なくともほぼ2.5倍以上の速度に設定される。実
施例は2.5倍速とする。3倍速も適切な値である。デ
ィスク300に対してこのように高速でアクセスするの
は、後述するように単一のピックアップ系を使用してレ
ックモニタを実現するためである。
【0064】2.5倍速でリードされた音声データはヘ
ッドドライバ232を経て磁気ヘッド装置230に供給
されて記録される。203は磁気ヘッド装置230のギ
ャップ長を一定に制御するためのギャップサーボ回路で
ある。
ッドドライバ232を経て磁気ヘッド装置230に供給
されて記録される。203は磁気ヘッド装置230のギ
ャップ長を一定に制御するためのギャップサーボ回路で
ある。
【0065】ディスク300に記録された音声データは
光ピックアップ装置310によって読み出される(再生
される)。このときの読み出し速度は書き込み速度と同
じ2.5倍速である。再生出力はイコライザ回路211
で再生出力波形の整形が行われ、再生出力中に含まれる
絶対アドレスはPLL回路212に供給されて再生クロ
ックが生成される。
光ピックアップ装置310によって読み出される(再生
される)。このときの読み出し速度は書き込み速度と同
じ2.5倍速である。再生出力はイコライザ回路211
で再生出力波形の整形が行われ、再生出力中に含まれる
絶対アドレスはPLL回路212に供給されて再生クロ
ックが生成される。
【0066】この再生クロックを基準にして波形整形さ
れた再生出力データがFIFO形式のバッファメモリ2
13に供給されてストアされる。バッファメモリ213
からのデータ読み出し速度は1倍速であり、読み出され
たデータはデコーダ121に供給される。
れた再生出力データがFIFO形式のバッファメモリ2
13に供給されてストアされる。バッファメモリ213
からのデータ読み出し速度は1倍速であり、読み出され
たデータはデコーダ121に供給される。
【0067】信号処理プロセッサ100より出力された
音声データに対してその転送速度の2.5倍で音声デー
タをディスク300に書き込み、同じ速度で読み出し、
信号処理プロセッサ100に与えるときは元の1倍速に
戻すような信号処理をしたのは、上述したように1本の
レーザ光でレックモニタなどを実現するためである。
音声データに対してその転送速度の2.5倍で音声デー
タをディスク300に書き込み、同じ速度で読み出し、
信号処理プロセッサ100に与えるときは元の1倍速に
戻すような信号処理をしたのは、上述したように1本の
レーザ光でレックモニタなどを実現するためである。
【0068】図18を用いてこのレックモニタを説明す
る。ディスク300での音声データの書き込み速度が
2.5倍であるときは音声データ3ブロック分がバッフ
ァメモリ202にストアされた段階でリードモードがス
タートする。そうすると、オリジナルの音声データの時
間軸とバッファメモリ202よりリードされた音声デー
タの時間軸との関係は図18A,Bのようになり、オリ
ジナル音声データの1ブロック分強で3ブロック分の音
声データのディスク300への書き込みが終了する。
る。ディスク300での音声データの書き込み速度が
2.5倍であるときは音声データ3ブロック分がバッフ
ァメモリ202にストアされた段階でリードモードがス
タートする。そうすると、オリジナルの音声データの時
間軸とバッファメモリ202よりリードされた音声デー
タの時間軸との関係は図18A,Bのようになり、オリ
ジナル音声データの1ブロック分強で3ブロック分の音
声データのディスク300への書き込みが終了する。
【0069】書き込みが終了すると、光ピックアップ装
置310は直前に書き込まれた音声データの先頭アドレ
スまで高速アクセス(高速シーク)され、その後直ちに
読み出しモードに遷移する。読み出し速度も書き込み速
度と同じく2.5倍速であるから書き込み時間と同じ時
間で3ブロック分の音声データの読み出しが終了する
(同図C)。
置310は直前に書き込まれた音声データの先頭アドレ
スまで高速アクセス(高速シーク)され、その後直ちに
読み出しモードに遷移する。読み出し速度も書き込み速
度と同じく2.5倍速であるから書き込み時間と同じ時
間で3ブロック分の音声データの読み出しが終了する
(同図C)。
【0070】したがって音声データの書き込み時間と読
み出し時間を合わせてもオリジナルの3ブロック分の時
間よりも短いから、同図Bのように音声データの読み出
しが終了した段階で直ちに直前に書き込まれた音声デー
タの後端データのところまで光ピックアップ装置310
がアクセスされて、次の音声データ(4〜6ブロック)
の書き込み処理に備えることができる。
み出し時間を合わせてもオリジナルの3ブロック分の時
間よりも短いから、同図Bのように音声データの読み出
しが終了した段階で直ちに直前に書き込まれた音声デー
タの後端データのところまで光ピックアップ装置310
がアクセスされて、次の音声データ(4〜6ブロック)
の書き込み処理に備えることができる。
【0071】一方、読み出された音声データはバッファ
メモリ213においてその時間軸が元の時間軸に戻され
た状態でリードされるから、図18Dのように次の音声
データの書き込み処理と同時に直前に書き込まれた音声
データのモニタを行うことができる。
メモリ213においてその時間軸が元の時間軸に戻され
た状態でリードされるから、図18Dのように次の音声
データの書き込み処理と同時に直前に書き込まれた音声
データのモニタを行うことができる。
【0072】図19はこれを概念的に説明したもので、
ディスク300への音声データの書き込み処理と読み出
し処理がペアとなって、これが繰り返されることにより
音声データの書き込み動作とレックモニタ動作が同時進
行で行われることになる。
ディスク300への音声データの書き込み処理と読み出
し処理がペアとなって、これが繰り返されることにより
音声データの書き込み動作とレックモニタ動作が同時進
行で行われることになる。
【0073】再び図17に戻って記録再生処理系200
を説明する。光ピックアップ装置310からは信号成分
のみならずトラッキング信号やフォーカス信号がそれぞ
れ検出され、これらがフォーカスおよびトラッキングエ
ラー検出回路215に供給されてトラッキングエラーお
よびフォーカスエラーがそれぞれ独立に検出され、それ
らのエラー信号がゼロになるように光ピックアップ装置
310に設けられたトラッキング制御回路とフォーカス
調整回路(共に図示はしない)にフィードバックされ
る。
を説明する。光ピックアップ装置310からは信号成分
のみならずトラッキング信号やフォーカス信号がそれぞ
れ検出され、これらがフォーカスおよびトラッキングエ
ラー検出回路215に供給されてトラッキングエラーお
よびフォーカスエラーがそれぞれ独立に検出され、それ
らのエラー信号がゼロになるように光ピックアップ装置
310に設けられたトラッキング制御回路とフォーカス
調整回路(共に図示はしない)にフィードバックされ
る。
【0074】トラッキング信号はさらに絶対アドレスの
検出回路216にも供給される。絶対アドレスはウオブ
リングされているので戻りレーザ光の明るさがこの絶対
アドレスで変調されている。この変調出力から絶対アド
レスが検出される。絶対アドレスはディスク300の回
転速度の信号でもあるからこれに基づいてスピンドルモ
ータ218のサーボ回路217が制御されてディスク回
転速度(例えば線速度CLV)が一定となるように制御
される。
検出回路216にも供給される。絶対アドレスはウオブ
リングされているので戻りレーザ光の明るさがこの絶対
アドレスで変調されている。この変調出力から絶対アド
レスが検出される。絶対アドレスはディスク300の回
転速度の信号でもあるからこれに基づいてスピンドルモ
ータ218のサーボ回路217が制御されてディスク回
転速度(例えば線速度CLV)が一定となるように制御
される。
【0075】絶対アドレスはサーボCPU500を経て
メインCPU400に供給されてSMPTEなどのタイ
ムコードTCに変換される。絶対アドレスはさらにアド
レスチェック回路221にも供給され、後述するディス
クエラーチェックの判断データとして使用される。
メインCPU400に供給されてSMPTEなどのタイ
ムコードTCに変換される。絶対アドレスはさらにアド
レスチェック回路221にも供給され、後述するディス
クエラーチェックの判断データとして使用される。
【0076】ディスクエラーチェックは、ディスク使用
中に塵埃などがその表面に付着しデータ書き込みにエラ
ーが発生したり、データを正しく読み出せないようなト
ラブルを未然に防止するために行うものである。ディス
クエラーチェックのためにはトラッキングエラーも検出
する必要がある。220はこのトラッキングエラー検出
回路であって、その出力はサーボCPU500に与えら
れる。ディスクエラーチェックの詳細は後述する。
中に塵埃などがその表面に付着しデータ書き込みにエラ
ーが発生したり、データを正しく読み出せないようなト
ラブルを未然に防止するために行うものである。ディス
クエラーチェックのためにはトラッキングエラーも検出
する必要がある。220はこのトラッキングエラー検出
回路であって、その出力はサーボCPU500に与えら
れる。ディスクエラーチェックの詳細は後述する。
【0077】700はクロック発生回路として使用され
る可変発振回路である。クロックは記録系のバッファメ
モリ202やスピンドルサーボ回路217にその基準信
号として供給される。音声データの量子化ビット数によ
って使用されるクロック周波数が違うため、さらには可
変速再生を行いながら音声データの編集を行う必要があ
るから、可変発生回路7000は図20のように構成さ
れる。
る可変発振回路である。クロックは記録系のバッファメ
モリ202やスピンドルサーボ回路217にその基準信
号として供給される。音声データの量子化ビット数によ
って使用されるクロック周波数が違うため、さらには可
変速再生を行いながら音声データの編集を行う必要があ
るから、可変発生回路7000は図20のように構成さ
れる。
【0078】基準発振器701はその発振源として発振
出力が安定な水晶振動子などが使用される。基準発振出
力は分周器702で1/n(nは整数)に分周され、分
周出力が位相比較器703に供給される。704は電圧
制御形などを使用した可変発振器(VCO)を示し、そ
の出力がクロックとして使用されると共に、可変分周器
705に供給されサーボCPU500によって指定され
た分周比の通りに分周される。
出力が安定な水晶振動子などが使用される。基準発振出
力は分周器702で1/n(nは整数)に分周され、分
周出力が位相比較器703に供給される。704は電圧
制御形などを使用した可変発振器(VCO)を示し、そ
の出力がクロックとして使用されると共に、可変分周器
705に供給されサーボCPU500によって指定され
た分周比の通りに分周される。
【0079】分周出力は位相比較器703で基準の分周
出力と位相比較され、その出力がローパスフィルタ70
6を経てVCO704に供給されてサーボCPU500
で設定されたクロック周波数で発振するようにPLL制
御される。発振出力はスイッチ707を経て出力され
る。
出力と位相比較され、その出力がローパスフィルタ70
6を経てVCO704に供給されてサーボCPU500
で設定されたクロック周波数で発振するようにPLL制
御される。発振出力はスイッチ707を経て出力され
る。
【0080】スイッチ707には基準発振器241の発
振出力も供給され、VCO704が基準の発振出力(f
0′=f0)となるように制御されているときには基準発
振器701の発振出力に切り換えて使用するようにして
いる。
振出力も供給され、VCO704が基準の発振出力(f
0′=f0)となるように制御されているときには基準発
振器701の発振出力に切り換えて使用するようにして
いる。
【0081】VCO704はLC回路などで構成されて
いるためある程度のジッタが発生する。このジッタは再
生音質の劣化につながる。基準発振器701は安定性の
高い水晶振動子などを使用するためVCO704に比べ
ジッタが遥かに少ない。したがって基準の発振周波数に
制御されているときは基準発振器701の発振出力を利
用した方がより高品質の再生音質となるから、このよう
な場合を考慮してスイッチ707が設けられている。基
準の発振出力を選択するか否かはサーボCPU500側
で管理しているので、これよりスイッチコントロール信
号を与えればよい。
いるためある程度のジッタが発生する。このジッタは再
生音質の劣化につながる。基準発振器701は安定性の
高い水晶振動子などを使用するためVCO704に比べ
ジッタが遥かに少ない。したがって基準の発振周波数に
制御されているときは基準発振器701の発振出力を利
用した方がより高品質の再生音質となるから、このよう
な場合を考慮してスイッチ707が設けられている。基
準の発振出力を選択するか否かはサーボCPU500側
で管理しているので、これよりスイッチコントロール信
号を与えればよい。
【0082】図21はシンクレックの説明図である。シ
ンクレックは同期再生、同期書き込み(同期記録)のこ
とであり、既に記録されている音声データの一部を別の
音声データに書き換えたいようなとき、あるいは記録さ
れている音声データの一部にノイズが混入したときでこ
れをとりたいようなときには別のデータ(ゼロを示す音
声データ)に置換したいようなときにこのシンクレック
モードが選択される。
ンクレックは同期再生、同期書き込み(同期記録)のこ
とであり、既に記録されている音声データの一部を別の
音声データに書き換えたいようなとき、あるいは記録さ
れている音声データの一部にノイズが混入したときでこ
れをとりたいようなときには別のデータ(ゼロを示す音
声データ)に置換したいようなときにこのシンクレック
モードが選択される。
【0083】図21Bのようにディスク300からは
2.5倍速で音声データが読み出され、これがバッファ
メモリ213の作用で同図Aのように元の時間軸(1倍
速)に戻されてモニタされる。2度目の音声データの読
み出しが終了した段階では先にモニタした結果どの位置
にある音声データを置換させるべきかをオペレータは把
握しているので、2度目の音声データの読み出しが終了
したら直ちに光ピックアップ装置310を最初の音声デ
ータの先頭アドレスに戻すアクセス動作を行う。その後
同図Cのように1度目の音声データを読み出して必要な
個所に対する再書き込み動作を行えば、必要な個所の音
声データを置換できる。
2.5倍速で音声データが読み出され、これがバッファ
メモリ213の作用で同図Aのように元の時間軸(1倍
速)に戻されてモニタされる。2度目の音声データの読
み出しが終了した段階では先にモニタした結果どの位置
にある音声データを置換させるべきかをオペレータは把
握しているので、2度目の音声データの読み出しが終了
したら直ちに光ピックアップ装置310を最初の音声デ
ータの先頭アドレスに戻すアクセス動作を行う。その後
同図Cのように1度目の音声データを読み出して必要な
個所に対する再書き込み動作を行えば、必要な個所の音
声データを置換できる。
【0084】ディスク300への音声データの書き込み
と読み出しは同一のクロックを使用して行われるので同
期再生、同期書き込みを伴うシンクレック動作を単一の
光ピックアップ装置310だけで行うことができる。
と読み出しは同一のクロックを使用して行われるので同
期再生、同期書き込みを伴うシンクレック動作を単一の
光ピックアップ装置310だけで行うことができる。
【0085】図22はディスク識別コード(ディスクI
D)の登録例を示すフローチャートである。
D)の登録例を示すフローチャートである。
【0086】ディスクIDは数字や記号あるいはこれら
を組み合わせて使用されるそのディスク固有の識別コー
ドであって、ディスクを管理する上で是非とも必要なも
のである。ディスクIDは装置本体にインサートしたと
きに装置本体内において乱数表などを使用して発生させ
た例えば特定桁の数値を当てればよいが、ユーザの管理
をよりよくするためには、数字コードの設定はユーザの
管理に委ねた方がよい場合もある。
を組み合わせて使用されるそのディスク固有の識別コー
ドであって、ディスクを管理する上で是非とも必要なも
のである。ディスクIDは装置本体にインサートしたと
きに装置本体内において乱数表などを使用して発生させ
た例えば特定桁の数値を当てればよいが、ユーザの管理
をよりよくするためには、数字コードの設定はユーザの
管理に委ねた方がよい場合もある。
【0087】図22はその双方を実現するための一例を
示すフローチャートであって、ディスク300を装置本
体に装着すると(ステップ361)、ディスクIDの登
録の有無がチェックされる(ステップ362)。
示すフローチャートであって、ディスク300を装置本
体に装着すると(ステップ361)、ディスクIDの登
録の有無がチェックされる(ステップ362)。
【0088】ディスクIDはサブデータエリアSAに記
録されているから、このエリア内のデータを検索するこ
とによってディスクIDの登録の有無をチェックでき
る。サブデータエリアSAのデータは一旦全てリードさ
れてRAM156にストアされている。
録されているから、このエリア内のデータを検索するこ
とによってディスクIDの登録の有無をチェックでき
る。サブデータエリアSAのデータは一旦全てリードさ
れてRAM156にストアされている。
【0089】ディスクIDが登録されていないときは登
録コード指定のチェックが行なわれ(ステップ36
3)、自動設定(自動発生)であるときは乱数表にした
がった固有のディスクIDが指定され、これが表示部1
53上に表示される(ステップ364)。
録コード指定のチェックが行なわれ(ステップ36
3)、自動設定(自動発生)であるときは乱数表にした
がった固有のディスクIDが指定され、これが表示部1
53上に表示される(ステップ364)。
【0090】外部入力による指定であるときにはキーボ
ード170上から特定桁の数字が入力され、その数値は
同様に表示部153上に表示される(ステップ36
5)。自動設定若しくは登録指定されたディスクIDは
ユーザの操作に基づいてサブデータエリアSAに登録
(記録)される(ステップ366)。自動設定や登録指
定は何れもキー操作によって行なわれる。
ード170上から特定桁の数字が入力され、その数値は
同様に表示部153上に表示される(ステップ36
5)。自動設定若しくは登録指定されたディスクIDは
ユーザの操作に基づいてサブデータエリアSAに登録
(記録)される(ステップ366)。自動設定や登録指
定は何れもキー操作によって行なわれる。
【0091】ディスク300上に既にディスクIDが登
録されているときは、そのデータのリード処理が行なわ
れ(ステップ362,370)、次のステップは登録さ
れているディスクIDを変更するか否かのチェックモー
ドとなる(ステップ371)。変更しないときにはその
ままこの登録処理が終了し、変更する旨のキー操作がな
されたときには、ステップ363以降と同じ処理が実行
されたのち(ステップ372,373,374,37
5)、登録処理が終了する。
録されているときは、そのデータのリード処理が行なわ
れ(ステップ362,370)、次のステップは登録さ
れているディスクIDを変更するか否かのチェックモー
ドとなる(ステップ371)。変更しないときにはその
ままこの登録処理が終了し、変更する旨のキー操作がな
されたときには、ステップ363以降と同じ処理が実行
されたのち(ステップ372,373,374,37
5)、登録処理が終了する。
【0092】ディスクIDのディスク300への書き込
みタイミングは上述のようにユーザのキー操作によって
行なわれる場合のほか、ディスクイジェクト時に自動書
き込み処理を行なうようにもすることができる。こうす
る場合にはディスクIDの書き込みを忘れ、事後のディ
スク管理に支障をきたすようなおそれがなくなるからで
ある。
みタイミングは上述のようにユーザのキー操作によって
行なわれる場合のほか、ディスクイジェクト時に自動書
き込み処理を行なうようにもすることができる。こうす
る場合にはディスクIDの書き込みを忘れ、事後のディ
スク管理に支障をきたすようなおそれがなくなるからで
ある。
【0093】図23はサブデータエリアSAに記録すべ
きメインデータに付随した各種の情報(以後単に編集デ
ータ等という)に対するプロテクトモードを採用したと
きの処理例である。
きメインデータに付随した各種の情報(以後単に編集デ
ータ等という)に対するプロテクトモードを採用したと
きの処理例である。
【0094】ディスク300上に音声データを記録し、
それに対して切り出し点のアドレスを指定したり、クロ
スフェード処理を指定するための各種編集データ等は、
編集作業終了後、装置本体のRAM156からディスク
300のサブデータエリアSAに書き込まれて登録され
る。
それに対して切り出し点のアドレスを指定したり、クロ
スフェード処理を指定するための各種編集データ等は、
編集作業終了後、装置本体のRAM156からディスク
300のサブデータエリアSAに書き込まれて登録され
る。
【0095】以後はこの編集データ等に基づいて音声デ
ータの読み出しが行なわれる。編集データ等をサブデー
タエリアSAに記録する場合、装置本体に読み込まれた
ディスクIDと、記録すべきディスク300のディスク
IDが相違するときには誤記録を防止する上で、これを
オペレータに知らせた方がよい。
ータの読み出しが行なわれる。編集データ等をサブデー
タエリアSAに記録する場合、装置本体に読み込まれた
ディスクIDと、記録すべきディスク300のディスク
IDが相違するときには誤記録を防止する上で、これを
オペレータに知らせた方がよい。
【0096】図23はこれを実現するための一例を示す
もので、編集データ等を記録するための実行キーが押さ
れたときには(ステップ381)、RAM156上のデ
ィスクIDとディスク300に記録されているディスク
IDとの照合が行なわれ(ステップ382)、一致して
いる場合で誤消去防止爪266が第3段階の位置にセッ
トされていなければ(ステップ383)、そのまま編集
データを記録する実行処理が行なわれる(ステップ38
4)。
もので、編集データ等を記録するための実行キーが押さ
れたときには(ステップ381)、RAM156上のデ
ィスクIDとディスク300に記録されているディスク
IDとの照合が行なわれ(ステップ382)、一致して
いる場合で誤消去防止爪266が第3段階の位置にセッ
トされていなければ(ステップ383)、そのまま編集
データを記録する実行処理が行なわれる(ステップ38
4)。
【0097】これに対し、誤消去防止爪264が第3の
段階にセットされているときはサブデータエリアSAに
対するプロテクトモードであるため、このときはディス
クIDが一致していても書き換えが禁止されると共に、
ユーザにはアラームによる警告がなされる(ステップ3
85)。このとき、表示部153上には書き換え禁止モ
ードであることを表示してもよい。
段階にセットされているときはサブデータエリアSAに
対するプロテクトモードであるため、このときはディス
クIDが一致していても書き換えが禁止されると共に、
ユーザにはアラームによる警告がなされる(ステップ3
85)。このとき、表示部153上には書き換え禁止モ
ードであることを表示してもよい。
【0098】ディスクIDが一致していないときも(ス
テップ382)、同じようにディスクID不一致の表示
と共にアラームによる警告が行なわれる(ステップ38
6)。
テップ382)、同じようにディスクID不一致の表示
と共にアラームによる警告が行なわれる(ステップ38
6)。
【0099】これらの処理が終了したのちイジェクトキ
ー操作の有無がチェックされ(ステップ387)、操作
されたときにはディスク300が排出される(ステップ
388)。操作されなくても他のキーが押されたときは
同様にディスク300が排出されて(ステップ38
9)、編集データ等のプロテクト記録処理が終了する。
ー操作の有無がチェックされ(ステップ387)、操作
されたときにはディスク300が排出される(ステップ
388)。操作されなくても他のキーが押されたときは
同様にディスク300が排出されて(ステップ38
9)、編集データ等のプロテクト記録処理が終了する。
【0100】図23の実施例は編集動作継続中の任意の
タイミングに実行キーを押したときの編集データ等に対
するプロテクトモードの具体例である。
タイミングに実行キーを押したときの編集データ等に対
するプロテクトモードの具体例である。
【0101】図24は実行キーの操作の有無に拘わらず
特にイジェクトモード時の編集データ等に対するプロテ
クトモードの具体例であるが、図23と相違するステッ
プはステップ389に対応するものが存在しないだけで
ある。これは、図24はもともとイジェクトキーが操作
されたときだけ起動される制御プログラムだからであ
る。そのため、図23と対応するステップには対応する
符号(391〜398)を付し、その説明は割愛する。
特にイジェクトモード時の編集データ等に対するプロテ
クトモードの具体例であるが、図23と相違するステッ
プはステップ389に対応するものが存在しないだけで
ある。これは、図24はもともとイジェクトキーが操作
されたときだけ起動される制御プログラムだからであ
る。そのため、図23と対応するステップには対応する
符号(391〜398)を付し、その説明は割愛する。
【0102】図24のプロテクト処理により編集データ
等がこの編集データ等とは無関係なディスクに記録され
ることもなければ、編集データ等を不用意に消失するこ
ともない。
等がこの編集データ等とは無関係なディスクに記録され
ることもなければ、編集データ等を不用意に消失するこ
ともない。
【0103】図25は絶対アドレスからタイムコードに
変換するための処理例である。編集時には絶対アドレス
より時、分、秒、フレームという単位のタイムコードで
管理した方が便利でもあるし、間違いも少なく、外部機
器に送出する場合も便利である。
変換するための処理例である。編集時には絶対アドレス
より時、分、秒、フレームという単位のタイムコードで
管理した方が便利でもあるし、間違いも少なく、外部機
器に送出する場合も便利である。
【0104】ディスク300には上述したように絶対ア
ドレスがFM変調されてプリグルーブ303に記録され
ている。この絶対アドレスはアドレス検出回路216で
検出され、これがサーボCPU500を介してメインC
PU400に伝達される。メインCPU400ではこの
絶対アドレスから図25のフローチャートにしたがって
指定された形式のタイムコードに変換する。
ドレスがFM変調されてプリグルーブ303に記録され
ている。この絶対アドレスはアドレス検出回路216で
検出され、これがサーボCPU500を介してメインC
PU400に伝達される。メインCPU400ではこの
絶対アドレスから図25のフローチャートにしたがって
指定された形式のタイムコードに変換する。
【0105】そのため、図25のようにまずブロックア
ドレスである絶対アドレスが検出され(ステップ41
1)、次にワード長BLKWD及びタイムコードフォー
マットデータTCWDなどの変換処理のための定数がセ
ットされる(ステップ412)。
ドレスである絶対アドレスが検出され(ステップ41
1)、次にワード長BLKWD及びタイムコードフォー
マットデータTCWDなどの変換処理のための定数がセ
ットされる(ステップ412)。
【0106】ワード長やタイムコード用フォーマット情
報は何れもサブデータエリアSAに書き込まれているの
で、電源を切ったあとでもその情報はディスク300に
残存するため、後の再現性には影響を及ぼさない。
報は何れもサブデータエリアSAに書き込まれているの
で、電源を切ったあとでもその情報はディスク300に
残存するため、後の再現性には影響を及ぼさない。
【0107】ワード長BLKWDは図26に示す通り、
量子化ビット数に依存する値である。タイムコード用フ
ォーマットデータTCWDは図27のように変換すべき
タイムコードとサンプリング周波数によって決まる値で
あって、タイムコードのフォーマットとして本例では図
のように4種類(SMPTE(2種類),EBU,FI
LM)が示されている。
量子化ビット数に依存する値である。タイムコード用フ
ォーマットデータTCWDは図27のように変換すべき
タイムコードとサンプリング周波数によって決まる値で
あって、タイムコードのフォーマットとして本例では図
のように4種類(SMPTE(2種類),EBU,FI
LM)が示されている。
【0108】計算定数をセットしたら、次式にしたがっ
て総フレーム数TCFRMが算出される(ステップ41
3)。
て総フレーム数TCFRMが算出される(ステップ41
3)。
【0109】 TCFRM=(BLKADR×BLKWD)/TCWD ここに、BLKADR:現在の絶対アドレス BLKWD :1ブロック当りのワード数 TCWD :1タイムコードフレーム当りのワード数 次に、絶対アドレスのスタートオフセット値TCOFS
Tが加算されて最終的な総フレーム数TCACTが算出
される(ステップ414)。
Tが加算されて最終的な総フレーム数TCACTが算出
される(ステップ414)。
【0110】この総フレーム数TCACTが時、分、
秒、フレームのタイムコードに変換され、変換出力が表
示されたり、外部に出力される(ステップ415,41
6,417)。
秒、フレームのタイムコードに変換され、変換出力が表
示されたり、外部に出力される(ステップ415,41
6,417)。
【0111】図28はディスクエラー処理フローの一例
である。ディスク表面に塵埃などが付着することによっ
てデータがライトできなかったり、リードできないとき
ディスクエラーは発生する。
である。ディスク表面に塵埃などが付着することによっ
てデータがライトできなかったり、リードできないとき
ディスクエラーは発生する。
【0112】図28において、ディスク300が装置本
体に挿入されるとこのエラーチェックプログラムが起動
する。まずスピンドルモータをオンにしてフォーカス及
びトラッキング動作をオンにし、そして光ピックアップ
装置310をディスク最内周(メインデータエリアMA
の先頭)にシークさせておく(ステップ421〜42
3)。
体に挿入されるとこのエラーチェックプログラムが起動
する。まずスピンドルモータをオンにしてフォーカス及
びトラッキング動作をオンにし、そして光ピックアップ
装置310をディスク最内周(メインデータエリアMA
の先頭)にシークさせておく(ステップ421〜42
3)。
【0113】この状態でデータのリードが行なわれてエ
ラーの検出が行なわれる(ステップ424)。まず図1
7に示したトラッキングエラー検出回路220において
トラッキングコントロールによってもトラッキングエラ
ーが解消されないときはトラッキングエラーが異常と判
断され(ステップ425)、そのときのエラーアドレス
が登録される(ステップ426)。
ラーの検出が行なわれる(ステップ424)。まず図1
7に示したトラッキングエラー検出回路220において
トラッキングコントロールによってもトラッキングエラ
ーが解消されないときはトラッキングエラーが異常と判
断され(ステップ425)、そのときのエラーアドレス
が登録される(ステップ426)。
【0114】次のステップとして絶対アドレスの読み込
みが行なわれ、これよりCRCエラーのチェックが行な
われる(ステップ428)。CRCとはエラー訂正符号
のことであり、CRCエラーがあるとエンコーダ106
においてエラー訂正処理を正しく行なうことができなく
再生音質が劣化するからである。
みが行なわれ、これよりCRCエラーのチェックが行な
われる(ステップ428)。CRCとはエラー訂正符号
のことであり、CRCエラーがあるとエンコーダ106
においてエラー訂正処理を正しく行なうことができなく
再生音質が劣化するからである。
【0115】CRCエラーがあると、アドレスカウンタ
(エラーカウンタ)を内挿(動作)させてエラーカウン
タのカウント値がインクリメントされ(ステップ42
9,430)、カウント値(エラーカウント値)が規定
値(本例では「4」)以上のとき、その絶対アドレス
(エラーアドレス)が登録される(ステップ431,4
32)。
(エラーカウンタ)を内挿(動作)させてエラーカウン
タのカウント値がインクリメントされ(ステップ42
9,430)、カウント値(エラーカウント値)が規定
値(本例では「4」)以上のとき、その絶対アドレス
(エラーアドレス)が登録される(ステップ431,4
32)。
【0116】CRCエラーがないときにはエラーカウン
タがクリアされて次に絶対アドレスの連続性がチェック
される(ステップ433,434)。連続性に異常があ
るときは上述と同じくそのときのエラーアドレスが登録
され(ステップ432)、その後正常な場合と同じくデ
ィスク最終点まで同じようなチェック処理が行なわれる
(ステップ435)。
タがクリアされて次に絶対アドレスの連続性がチェック
される(ステップ433,434)。連続性に異常があ
るときは上述と同じくそのときのエラーアドレスが登録
され(ステップ432)、その後正常な場合と同じくデ
ィスク最終点まで同じようなチェック処理が行なわれる
(ステップ435)。
【0117】最外周までのエラーチェックが終了する
と、エラーの有無を判別し、エラーがなかったときはエ
ラーチェック終了を表示し、エラーがあったときはディ
スク300の清掃を行なうと同時に、アラームを駆動し
たり、エラーアドレスが表示されてこのエラーチェック
処理が終了する(ステップ436〜438)。
と、エラーの有無を判別し、エラーがなかったときはエ
ラーチェック終了を表示し、エラーがあったときはディ
スク300の清掃を行なうと同時に、アラームを駆動し
たり、エラーアドレスが表示されてこのエラーチェック
処理が終了する(ステップ436〜438)。
【0118】図29は波形データを記録する場合に用い
られる処理フローである。
られる処理フローである。
【0119】この例では音声データの記録開始と同時に
波形データを記録するためのサンプリングが開始され
(ステップ441)、所定周期T(図14参照)内での
音声データの最大値maxが検出される(ステップ44
2,443)。検出された最大値に対応する音声データ
の記録アドレスが検知され、その記録アドレスに対応し
たRAM152に音声データの最大値がストアされる
(ステップ444,445)。
波形データを記録するためのサンプリングが開始され
(ステップ441)、所定周期T(図14参照)内での
音声データの最大値maxが検出される(ステップ44
2,443)。検出された最大値に対応する音声データ
の記録アドレスが検知され、その記録アドレスに対応し
たRAM152に音声データの最大値がストアされる
(ステップ444,445)。
【0120】この最大値検出と、検出された最大値のス
トア処理が音声データの記録が終了するまで実行され
(ステップ446)、記録が終了すると同時にサブデー
タエリアSAのうち記録アドレスに対応した所定の位置
にストアされて波形データ記録処理が終了する(ステッ
プ447)。
トア処理が音声データの記録が終了するまで実行され
(ステップ446)、記録が終了すると同時にサブデー
タエリアSAのうち記録アドレスに対応した所定の位置
にストアされて波形データ記録処理が終了する(ステッ
プ447)。
【0121】この波形データ記録処理にあって、所定周
期tとしては例えば0.1秒程度に設定すれば音声デー
タを充分に圧縮できるから、波形データを連続再生する
ことによって音声データの大まかな波形エンベロープを
知ることができる。これは編集時の波形把握に活用でき
るから非常に便利である。
期tとしては例えば0.1秒程度に設定すれば音声デー
タを充分に圧縮できるから、波形データを連続再生する
ことによって音声データの大まかな波形エンベロープを
知ることができる。これは編集時の波形把握に活用でき
るから非常に便利である。
【0122】図30はディスクの記録可能エリアを有効
に利用するためのデータ記録最適化処理の一例を示す。
に利用するためのデータ記録最適化処理の一例を示す。
【0123】音声データの編集時、ディスクに記録され
た音声データの全てを用いて編集するとは限らず、通常
は多少多めに音声データを記録しておき、そこから必要
なテイク(TAKE)を切り出して使用する。そのため、編
集後の音声データ量に対して最初に記録された音声デー
タ量の方が遥かに多い。
た音声データの全てを用いて編集するとは限らず、通常
は多少多めに音声データを記録しておき、そこから必要
なテイク(TAKE)を切り出して使用する。そのため、編
集後の音声データ量に対して最初に記録された音声デー
タ量の方が遥かに多い。
【0124】音声データが記録できるメインデータエリ
アMAの領域を有効に活用するためには、編集によって
不要になった音声データの領域はこれを空き領域にして
新しい音声データを記録できるようにすべきである。
アMAの領域を有効に活用するためには、編集によって
不要になった音声データの領域はこれを空き領域にして
新しい音声データを記録できるようにすべきである。
【0125】このような処理を以後最適化処理と呼称す
る。最適化処理にあっては最適化する前のデータ記録領
域を、最適化後のデータ記録領域としても使用する関係
上、最適化後のデータ記録に際しては最適化する前のデ
ータ記録領域にまだ編集作業に使用していない音声デー
タが存在しているか否かを予めチェックしておく必要が
ある。そうしないと、これからの最適化処理に使用され
るはずの未使用音声データの記録領域に最適化後の音声
データが重ね書きされてしまうおそれがあるからであ
る。
る。最適化処理にあっては最適化する前のデータ記録領
域を、最適化後のデータ記録領域としても使用する関係
上、最適化後のデータ記録に際しては最適化する前のデ
ータ記録領域にまだ編集作業に使用していない音声デー
タが存在しているか否かを予めチェックしておく必要が
ある。そうしないと、これからの最適化処理に使用され
るはずの未使用音声データの記録領域に最適化後の音声
データが重ね書きされてしまうおそれがあるからであ
る。
【0126】図30および図31を参照して説明する
と、図30においてSi(iは1,2,・・・、以下同
様)は最適化処理する前の音声データで、斜線で示され
るデータ領域Niが編集時に使用される切り出し用の音
声データ(素材データ)で、Iiが切り出し開始点、O
iが切り出し終了点である。素材データNiはiの小さ
い順から編集されるものとする。
と、図30においてSi(iは1,2,・・・、以下同
様)は最適化処理する前の音声データで、斜線で示され
るデータ領域Niが編集時に使用される切り出し用の音
声データ(素材データ)で、Iiが切り出し開始点、O
iが切り出し終了点である。素材データNiはiの小さ
い順から編集されるものとする。
【0127】Eiは編集データポインタ(編集点)を示
し、編集点Eiと素材データNiの開始点および終了点
の関係は図31のようになる。図30において、Wは記
録点のポインタでこれは最適化処理するときの編集点E
におけるデータ書き込みポインタを表す。これに対して
Rは最適化するまえの素材データNiに対する読み出し
ポインタを示している。
し、編集点Eiと素材データNiの開始点および終了点
の関係は図31のようになる。図30において、Wは記
録点のポインタでこれは最適化処理するときの編集点E
におけるデータ書き込みポインタを表す。これに対して
Rは最適化するまえの素材データNiに対する読み出し
ポインタを示している。
【0128】最適化後の素材データNiはiが小さい順
から順次最適化する前の音声データSi上に重ね書きさ
れるから、今最適化する素材データN1の編集点E1の始
点が最適化する前の点qであるときには、音声データS
1上にこの素材データN1を読み出しならが重ね書きして
もこの素材データN1を破壊することなく重ね書きする
ことができる。
から順次最適化する前の音声データSi上に重ね書きさ
れるから、今最適化する素材データN1の編集点E1の始
点が最適化する前の点qであるときには、音声データS
1上にこの素材データN1を読み出しならが重ね書きして
もこの素材データN1を破壊することなく重ね書きする
ことができる。
【0129】編集点E2についても同じである。しか
し、素材データN3を記録するときには音声データN1上
の素材データN4(まだ最適化処理には使用されていな
い素材データである)に対して重ね書きしなければなら
ない。この場合には素材データN4を一旦退避させてお
き、その後素材データN3を素材データN4上に重ね書き
すればよい。素材データN3を重ね書きしたあとで退避
した素材データN4が音声データS1上に重ね書きされ
る。
し、素材データN3を記録するときには音声データN1上
の素材データN4(まだ最適化処理には使用されていな
い素材データである)に対して重ね書きしなければなら
ない。この場合には素材データN4を一旦退避させてお
き、その後素材データN3を素材データN4上に重ね書き
すればよい。素材データN3を重ね書きしたあとで退避
した素材データN4が音声データS1上に重ね書きされ
る。
【0130】以後退避すべきは退避処理した上で最適化
処理が最後の編集点まで実行されることになる。最適化
処理が終了すると図30のようにデータの空きエリアが
増えるので、ディスク300をさらに有効に利用でき
る。
処理が最後の編集点まで実行されることになる。最適化
処理が終了すると図30のようにデータの空きエリアが
増えるので、ディスク300をさらに有効に利用でき
る。
【0131】退避処理などを考慮して図32および図3
3に示すような最適化処理が実行される。図33は図3
2に続く処理ステップである。
3に示すような最適化処理が実行される。図33は図3
2に続く処理ステップである。
【0132】図32および図33に示す処理フローにお
いて、サブデータエリアSAの記録データは全てRAM
113若しくは156(本例では156を使用)に一旦
ストアされるから、このRAM156上のデータを検索
しながら空きエリアと編集データの読み出しが行われて
これが再びRAM156にストアされる(ステップ45
2,453)。その後、記録点ポインタW、編集データ
ポインタEの初期化が実行される(ステップ454,4
55)。
いて、サブデータエリアSAの記録データは全てRAM
113若しくは156(本例では156を使用)に一旦
ストアされるから、このRAM156上のデータを検索
しながら空きエリアと編集データの読み出しが行われて
これが再びRAM156にストアされる(ステップ45
2,453)。その後、記録点ポインタW、編集データ
ポインタEの初期化が実行される(ステップ454,4
55)。
【0133】以後の説明は、図30と図31の具体例を
参照してそれぞれの処理ステップを説明することにす
る。
参照してそれぞれの処理ステップを説明することにす
る。
【0134】初期化が終了すると、編集データE(E
1)の内容が退避されているかがチェックされる(ステ
ップ456)。編集データE1はまだ退避されていない
のでステップ457に移って、素材データNの読み出し
ポインタRが編集データEによって初期化される(ステ
ップ457)。このとき編集データE1の先頭アドレス
に読み出しポインタRがくるように初期化される。
1)の内容が退避されているかがチェックされる(ステ
ップ456)。編集データE1はまだ退避されていない
のでステップ457に移って、素材データNの読み出し
ポインタRが編集データEによって初期化される(ステ
ップ457)。このとき編集データE1の先頭アドレス
に読み出しポインタRがくるように初期化される。
【0135】次に、編集データE1が退避されていない
ときは記録点ポインタWから所定長の音声データが以後
の編集データとして使用されるかがチェックされる(ス
テップ460)。編集データE1に対応した最適化前の
素材データは存在しないのでこの場合には読み出しポイ
ンタRからの音声データが記録点ポインタWから所定長
だけ書き込まれる(ステップ461)。
ときは記録点ポインタWから所定長の音声データが以後
の編集データとして使用されるかがチェックされる(ス
テップ460)。編集データE1に対応した最適化前の
素材データは存在しないのでこの場合には読み出しポイ
ンタRからの音声データが記録点ポインタWから所定長
だけ書き込まれる(ステップ461)。
【0136】所定長の音声データとは例えばテンポラリ
ーRAM113などの容量によって決まるデータ長で、
これは1つのまとまった編集データ(単一のテイク若し
くは複数のテイクで構成される)である場合かあるいは
これより短い場合の双方が考えられる。
ーRAM113などの容量によって決まるデータ長で、
これは1つのまとまった編集データ(単一のテイク若し
くは複数のテイクで構成される)である場合かあるいは
これより短い場合の双方が考えられる。
【0137】次に、読み出しポインタRの音声データは
まだ存在するかがチェックされ(ステップ463)、ま
だ音声データが存在するときは1編集データE1の終了
とはならないため、RとWをそれぞれ更新して次の所定
長のポインタまでシフトして、同様な書き込み処理が行
われる(ステップ465,466)。
まだ存在するかがチェックされ(ステップ463)、ま
だ音声データが存在するときは1編集データE1の終了
とはならないため、RとWをそれぞれ更新して次の所定
長のポインタまでシフトして、同様な書き込み処理が行
われる(ステップ465,466)。
【0138】読み出しポインタRのデータが存在しなく
なるまで音声データの重ね書きが行われると(ステップ
463)、読み出しポインタRのデータエリアが空きエ
リアとして登録される(ステップ464)。つまり音声
データS1のうち素材データN1のエリアが空きエリアと
なる。空きエリアとなるとここに新たな音声データを記
録できる。
なるまで音声データの重ね書きが行われると(ステップ
463)、読み出しポインタRのデータエリアが空きエ
リアとして登録される(ステップ464)。つまり音声
データS1のうち素材データN1のエリアが空きエリアと
なる。空きエリアとなるとここに新たな音声データを記
録できる。
【0139】1編集データであるE1の重ね書きが終了
すると、編集点Eの更新が行われる(ステップ467,
468)。次の編集点はE2となる(図31参照)。こ
の最適化後に重ね書きされる編集点E2の最終位置は最
適化前の編集開始点I4には重ならないので、編集デー
タE1と同じステップを通って素材データN2が最適化前
の音声データS1のエリアに重ね書きされる。そして、
編集点Eが更新されてE3となる。
すると、編集点Eの更新が行われる(ステップ467,
468)。次の編集点はE2となる(図31参照)。こ
の最適化後に重ね書きされる編集点E2の最終位置は最
適化前の編集開始点I4には重ならないので、編集デー
タE1と同じステップを通って素材データN2が最適化前
の音声データS1のエリアに重ね書きされる。そして、
編集点Eが更新されてE3となる。
【0140】編集点E3となっても退避された内容は存
在しないが(ステップ456)、この新たな編集点E3
にあって記録点ポインタWから所定長の音声データ(素
材データN4に相当する)は、図30より明らかなよう
に編集データとして使用されるがまだ実際の編集には使
用されていないデータである。この場合にはステップ4
62に移って記録点ポインタWからの素材データN4が
ディスク300の空きエリアに退避される。これと同時
に退避情報がRAM156に登録される。
在しないが(ステップ456)、この新たな編集点E3
にあって記録点ポインタWから所定長の音声データ(素
材データN4に相当する)は、図30より明らかなよう
に編集データとして使用されるがまだ実際の編集には使
用されていないデータである。この場合にはステップ4
62に移って記録点ポインタWからの素材データN4が
ディスク300の空きエリアに退避される。これと同時
に退避情報がRAM156に登録される。
【0141】そして、ステップ457で設定された編集
点E3に対応する素材データN3が記録点ポインタW(こ
れは編集点E3の先頭アドレス)から重ね書きされる。
編集点E3に関する素材データN3に関して最適化前の素
材データN4の位置に重ね書きが終わると編集点Eが再
び更新されてE4となる。
点E3に対応する素材データN3が記録点ポインタW(こ
れは編集点E3の先頭アドレス)から重ね書きされる。
編集点E3に関する素材データN3に関して最適化前の素
材データN4の位置に重ね書きが終わると編集点Eが再
び更新されてE4となる。
【0142】そうすると、ステップ456で編集データ
E4が退避されていることが判るので今度はステップ4
58に移り、素材データN4に関する読み出しポインタ
Rは上述した退避情報を用いて初期化、つまり編集点E
4の先頭アドレスに変更される。その後退避された素材
データN4は記録点ポインタRから重ね書きされる(ス
テップ461)。
E4が退避されていることが判るので今度はステップ4
58に移り、素材データN4に関する読み出しポインタ
Rは上述した退避情報を用いて初期化、つまり編集点E
4の先頭アドレスに変更される。その後退避された素材
データN4は記録点ポインタRから重ね書きされる(ス
テップ461)。
【0143】このとき、図30において素材データN2
の一部に最適化するための素材データN4の一部が重な
るが、この素材データN2のデータエリアは既に空きエ
リアとして登録されているので(ステップ464)、素
材データN4に関する重ね書き処理には支障をきたさな
い。
の一部に最適化するための素材データN4の一部が重な
るが、この素材データN2のデータエリアは既に空きエ
リアとして登録されているので(ステップ464)、素
材データN4に関する重ね書き処理には支障をきたさな
い。
【0144】以上のような最適化処理が音声データの退
避処理を伴いながら順次最終の編集データまで行われ
(ステップ467)、全編集データが終了することによ
ってこの最適化処理フローが終了する。
避処理を伴いながら順次最終の編集データまで行われ
(ステップ467)、全編集データが終了することによ
ってこの最適化処理フローが終了する。
【0145】
【発明の効果】以上説明したように、この発明では絶対
アドレスがFM変調された状態でプリグルーブに予め記
録され、サブデータエリアに記録されたタイムコードフ
ォーマット情報に基づいてこの絶対アドレスを特定形式
のタイムコードに変換するようにしたものである。
アドレスがFM変調された状態でプリグルーブに予め記
録され、サブデータエリアに記録されたタイムコードフ
ォーマット情報に基づいてこの絶対アドレスを特定形式
のタイムコードに変換するようにしたものである。
【0146】これによれば、タイムコードを信号と共に
記録する必要もなければ、形式の異なった複数のタイム
コードにも簡単に変換できるからディスクの製造コスト
を上昇させることなく使用者の必要とするタイムコード
を簡単に得ることができる特徴を有する。
記録する必要もなければ、形式の異なった複数のタイム
コードにも簡単に変換できるからディスクの製造コスト
を上昇させることなく使用者の必要とするタイムコード
を簡単に得ることができる特徴を有する。
【0147】したがって、この発明はディスク原盤を作
成するカッティング用マスタレコーディング装置などに
適用して極めて好適である。
成するカッティング用マスタレコーディング装置などに
適用して極めて好適である。
【図1】マスタレコーディング装置の要部を示す系統図
である。
である。
【図2】ピックアップ系とヘッド系の概要を示す図であ
る。
る。
【図3】ディスクの断面図である。
【図4】その一部の断面図である。
【図5】絶対アドレスとデータとの関係を示す図であ
る。
る。
【図6】光ピックアップ装置の具体例を示す要部の斜視
図である。
図である。
【図7】データ収納筐体の一例を示す斜視図である。
【図8】誤消去防止手段の要部断面図である。
【図9】誤消去防止手段の一例を示す平面図である。
【図10】その裏面図である。
【図11】サブデータエリアの記録内容の一例を示す図
である。
である。
【図12】ディスクレコーディング装置において使用さ
れる信号処理プロセッサの一例を示す系統図である。
れる信号処理プロセッサの一例を示す系統図である。
【図13】プログラム再生モードの説明図である。
【図14】波形データの記録例を示す説明図である。
【図15】データビット表示例を示す説明図である。
【図16】データビット表示を実現するための表示エレ
メント駆動回路の一例を示す系統図である。
メント駆動回路の一例を示す系統図である。
【図17】ディスクレコーディング装置において使用さ
れる記録再生処理部の一例を示す系統図である。
れる記録再生処理部の一例を示す系統図である。
【図18】レックモニタの説明図である。
【図19】ディスク上でのレックモニタ動作を説明する
図である。
図である。
【図20】クロック発生回路として使用できる可変発振
回路のブロック図である。
回路のブロック図である。
【図21】シンクレックの説明図である。
【図22】ディスクIDを登録するための一例を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図23】編集データ等の記録例を示すフローチャート
である。
である。
【図24】同じく編集データ等の記録例を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図25】タイムコード変換例を示すフローチャートで
ある。
ある。
【図26】タイムコード変換の説明図である。
【図27】同じくタイムコード変換の説明図である。
【図28】ディスクチェックを行うための一例を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図29】波形データを記録するためのフローチャート
である。
である。
【図30】記録データの最適化処理の説明図である。
【図31】最適化処理のときに使用される編集データの
説明図である。
説明図である。
【図32】記録データの最適化処理の一例を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図33】記録データの最適化処理の一例を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図34】従来のマスタレコーディング装置のブロック
図である。
図である。
300 ディスク 310 光ピックアップ装置 230 磁気ヘッド装置 100 信号処理プロセッサ 200 記録再生処理系 400 メインCPU 500 サーボCPU 260 誤消去防止手段 264 爪 266 位置決め片 267 突起 110,130 フェードコントロール回路 153 表示部 154 アラーム手段 181 表示エレメント 700 可変発振回路
Claims (4)
- 【請求項1】 書き込み可能なディスク上に記録された
絶対アドレスを再生し、これをSMPTE等のタイムコ
ードに変換する機能を有することを特徴とするディスク
記録再生装置。 - 【請求項2】 上記絶対アドレスはプリグルーブされた
案内溝に対してFM変調させて記録されたことを特徴と
する請求項1記載のディスク記録再生装置。 - 【請求項3】 上記タイムコードへの変換は入力ビット
数やタイムコードフォーマットに応じて行なわれるよう
になされたことを特徴とする請求項1記載のディスク記
録再生装置。 - 【請求項4】 上記タイムコードフォーマット情報は上
記ディスクの音楽信号記録エリアとは別のエリアに記録
されるようになされたことを特徴とする請求項3記載の
ディスク記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7619293A JPH06259941A (ja) | 1993-03-09 | 1993-03-09 | ディスク記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7619293A JPH06259941A (ja) | 1993-03-09 | 1993-03-09 | ディスク記録再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06259941A true JPH06259941A (ja) | 1994-09-16 |
Family
ID=13598281
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7619293A Pending JPH06259941A (ja) | 1993-03-09 | 1993-03-09 | ディスク記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06259941A (ja) |
-
1993
- 1993-03-09 JP JP7619293A patent/JPH06259941A/ja active Pending
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