JPH06258525A - 投受光装置 - Google Patents

投受光装置

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JPH06258525A
JPH06258525A JP5066246A JP6624693A JPH06258525A JP H06258525 A JPH06258525 A JP H06258525A JP 5066246 A JP5066246 A JP 5066246A JP 6624693 A JP6624693 A JP 6624693A JP H06258525 A JPH06258525 A JP H06258525A
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JP
Japan
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light
optical
light emitting
reflected
receiving device
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Withdrawn
Application number
JP5066246A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihisa Matsuyama
晃久 松山
Hayami Hosokawa
速美 細川
Kohei Tomita
公平 冨田
Hironobu Kiyomoto
浩伸 清本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP5066246A priority Critical patent/JPH06258525A/ja
Publication of JPH06258525A publication Critical patent/JPH06258525A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成により照射光と反射光を分離し、
反射光を検出する。 【構成】 発光源である発光素子1と、この発光素子1
からの発散光の一部を反射する光分離膜4を有するビー
ムスプリッタ3とを備え、光分離膜4により反射された
発散光の一部は、図示しない検出物により反射され、再
びビームスプリッタ3に入射されこのビームスプリッタ
3を透過して、受光素子2で受光する。光分離膜4の反
射特性は、45度の入射角におけるP成分、S成分の光
の反射率に対して、35度から55度に変化しても反射
率の変化がなく、ほぼ一定の反射率になっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、照射光と反射光を分離
する投受光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光ビームを被写体に照射しその戻
り光を検出することにより、被写体情報を検出する光学
式情報検出装置が種々開発されている。この光学式情報
検出装置として、例えば、情報を記録した光学式情報記
録媒体に対して、光ビームを照射しその戻り光を検出す
ることにより情報を再生する光学式情報再生装置があ
り、これら光学式情報再生装置での情報の再生は、光学
式情報記録媒体の目的トラックに光学ピックアップをア
クセスさせ、光学ピックアップ内に設けられた投受光装
置により光ビーム照射し戻り光を受光することにより行
われる。
【0003】従来の投受光装置は、図11に示すよう
に、発光源である発光素子101と、この発光素子10
1からの発散光をコリメートし、図示しない対物レンズ
を介して検出物に照射するコリメートレンズ104と、
コリメートレンズ104によりコリメートされた平行光
と図示しない検出物からの反射光を分離するビームスプ
リッタ103と、ビームスプリッタ103により分離さ
れた反射光を集光レンズ105により集光させ受光する
受光素子102とから構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図11
のような従来の投受光装置においては、ビームスプリッ
タ103により発散光と反射光を分離するために、発散
光をコリメートする必要があり、さらに反射光を集光さ
せて受光素子102で受光させる必要があるので、少な
くともコリメートレンズ104と集光レンズ105とを
設けなければならず、装置自体が大型化し、且つ部品点
数が増加してしまうという問題がある。
【0005】また、コリメートレンズ104と集光レン
ズ105の設置を廃止し、対物レンズ1枚で検出物に照
射するように構成すれば、装置の小型化、部品点数の削
減は達成できるが、発光素子101からの発散光及び検
出物からの反射光は、様々な入射角でビームスプリッタ
103に入射する。ビームスプリッタ103での反射
率、透過率は入射角により異なるので、入射角により受
光素子102での検出感度にむらが出るという問題があ
る。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、簡単な構成により照射光と反射光を分離し、反
射光を検出することのできる投受光装置を提供すること
を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の投受光装置は、
光ビームを発光する発光手段としての発光素子1と、発
散もしくは集束光路中に配置され光ビームを透過もしく
は反射し被写体に照射する光学手段としてのビームスプ
リッタ3と、光路中においてビームスプリッタ3で透過
もしくは反射した被写体からの反射光を受光する受光手
段としての受光素子2とを備えた投受光装置において、
ビームスプリッタ3は、あらゆる入射角の光に対して反
射率もしくは透過率がほぼ一様である、光を分離する光
分離膜4を入射面に形成している。
【0008】
【作用】上記構成の本発明の投受光装置では、ビームス
プリッタ3の光分離膜4は、あらゆる入射角の光に対し
て反射率もしくは透過率がほぼ一様であるので、簡単な
構成により照射光と反射光を分離し、反射光を検出する
ことが可能である。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例に
ついて述べる。
【0010】図1及至図4は本発明の第1実施例に係わ
り、図1は投受光装置の構成を示す構成図、図2は図1
の光分離膜の構成を示す構成図、図3は図2の光分離膜
の詳細な構成を示す構成図、図4は図1の光分離膜の反
射特性を示す特性図である。
【0011】第1実施例の投受光装置は、図1(a)に
示すように、発光源である発光素子1と、この発光素子
1からの発散光の一部を反射する光分離膜4を有する、
例えば、ダイクロイックミラーからなるビームスプリッ
タ3とを備え、前記光分離膜4により反射された発散光
の一部は、図示しない検出物により反射され、再びビー
ムスプリッタ3に入射されこのビームスプリッタ3を透
過して、受光素子2で受光するようになっている。
【0012】尚、投受光装置は、図1(a)に示すよう
な構成に限らず、図1(b)に示すように、発光素子1
からの発散光の一部をビームスプリッタ3により透過さ
せ、透過した発散光の一部の検出物からの反射光を再び
ビームスプリッタ3に入射させ、ビームスプリッタ3を
反射させて、受光素子2で受光するように構成しても良
い。
【0013】また、図1(c)に示すように、投受光装
置のビームスプリッタ5を2つのプリズム5a、5bよ
り構成し、2つのプリズム5a、5bの接着面に光分離
膜4を構成して、その他を図1(a)に示すような構成
にしても良い。ここで、図1(d)に示す投受光装置
は、図1(b)に示した投受光装置において、ビームス
プリッタを図1(c)に示したビームスプリッタ5をし
たものである。
【0014】光分離膜4は、例えば、図1(c)に示し
た投受光装置のビームスプリッタ5の場合、図2(b)
に示すように、プリズム5bの接着面にコーティングさ
れ、この光分離膜4の表面に接着剤が塗布されて、プリ
ズム5aの接着面に接着される。光分離膜4は、図2
(a)に示すように、複数の誘電体の多層膜で構成され
ており、この誘電体膜を保護するために基板であるプリ
ズム5bから最も離れた層に金属薄膜11が積層されて
いる。この金属薄膜11は、誘電体膜が接着剤12の水
分等に対して光学特性が不安定になるのを防いでいる。
尚、ビームスプリッタが図1(a)に示した投受光装置
のビームスプリッタ3の場合には、金属薄膜11は、誘
電体膜が大気中の水分等に対して光学特性が不安定にな
るのを防止する。
【0015】光分離膜4を構成する複数の誘電体の多層
膜は、図3(a)に示すように、HfO2層4a(ある
いはHf層)と、Al2O3層4bと、TiO2層4c
と、MgF2層4dの4種類の層より、例えば、13層
で構成され、それぞれの層のおおよその幾何学的膜厚
は、プリズム5b側から順に、110nm、170n
m、80nm、80nm、300nm、80nm、11
0nm、180nm、130nm、190nm、80n
m、130nm、20nm、90nmである。2つのプ
リズム5a、5bを光分離膜4を介して接着する際、接
者剤12は100℃以上の環境においても物理的ならび
に光学的特性の変化を生じないものを使用することによ
り優れた耐環境性が得られる。尚、通常、紫外線域以外
の波長用としては使用されていないHfO2(あるいは
Hf)を使用しているが、これに限らず、ZrO2、あ
るいはZrを使用しても良い。
【0016】複数の誘電体の多層膜の詳細な構成は、図
3(b)に示すようになっており、HfO2層4aを基
板であるプリズム5bから最も離れた層に積層し、多層
膜中には光学的膜厚(膜の屈折率をn、膜中で光が進む
距離をdとすると、膜厚=n・d)をλ/10以下にし
た極めて薄い層4eを含んでいる。
【0017】尚、プリズム5a、5bには、例えば、P
bO、SiO2を主成分とするSF系ガラスを用いてお
り、基板であるプリズム5bと接する層は、TiO2と
基板であるプリズム5bのPbが混ざり合っている。
【0018】このように構成された光分離膜4の反射特
性は、図4に示すように、45度の入射角におけるP成
分、S成分の光の反射率に対して、35度から55度に
変化しても反射率の変化がなく、ほぼ一定の反射率にな
っている。
【0019】このように本実施例の投受光装置によれ
ば、ビームスプリッタ3あるいはビームスプリッタ5に
入射する光の入射角度が変化しても、光分離膜4により
反射率がほぼ一定となるため、受光素子2に入射する光
も一定となり、一定の検出感度で反射光を検出できる。
【0020】次に第2実施例について説明する。図5は
第2実施例に係る投受光装置の構成を示す構成図であ
る。第2実施例は第1実施例と殆ど同じであるので、異
なる構成のみ説明し、同一の構成には同じ符号を付け説
明は省略する。
【0021】第2実施例の投受光装置は、図5(a)、
(b)に示すように、ビームスプリッタ3あるいはビー
ムスプリッタ5を透過した光をコリメートする対物レン
ズ21を備えて構成されており、その他の構成、作用は
第1実施例と同じである。
【0022】本実施例によれば発光素子1の出射光の広
がり角および検出物からの反射光の角度が変化しても、
ビームスプリッタ3あるいはビームスプリッタ5に入射
する光の反射率はほぼ変化しないため、受光素子2の検
出感度はほぼ一定となり、従来の光学系がより単純化、
小型化かつ安定化できる。
【0023】次に第3実施例について説明する。図6は
第3実施例に係る投受光装置の構成を示す構成図であ
る。第3実施例は第2実施例と殆ど同じであるので、異
なる構成のみ説明し、同一の構成には同じ符号を付け説
明は省略する。
【0024】第2実施例の投受光装置は、図6に示すよ
うに、入射する光のS偏光成分の光だけを分離するビー
ムスプリッタ31を備えて構成されており、その他の構
成、作用は第2実施例と同じである。
【0025】本実施例によれば、光分離膜により反射率
がほぼ一定となるため、受光素子2に入射する光も一定
となり、一定の検出感度で反射光を検出できると共に、
ある一定の偏光成分の光のみを検知することができる。
【0026】次に第4実施例について説明する。図7は
第4実施例に係る投受光装置を備えた光ピックアップの
構成を示す構成図である。
【0027】第4実施例は第1実施例の投受光装置を、
図7に示すようにコンパクトディスク(以下、CD)4
2等に光ビームを照射し、CD42からの戻り光をビー
ムスプリッタ3により分離して円筒形レンズ43を介し
て4分割型フォトダイオード(以下、PD)44の検出
面に結像させ、CD42に記録された情報を検出する光
ピックアップに応用したものであり、その構成、作用は
第1実施例と同じである。
【0028】本実施例によれば、ビームスプリッタ3に
入射する光の入射角が変わっても反射率および透過率は
ほぼ等しいため、PD44に集光する光及びCDに集光
する光の強度分布が一様になる。また、ビームスプリッ
タ3の光の透過率を入射角に関係なく等しくできるの
で、PD44上でオフセットがのることはない。
【0029】次に第5実施例について説明する。図8及
び図9は第5実施例に係わり、図8は投受光装置の構成
を示す構成図、図9は図8の投受光装置を備えた光伝送
システムの構成を示す構成図である。第3実施例は第2
実施例と殆ど同じであるので、異なる構成のみ説明し、
同一の構成には同じ符号を付け説明は省略する。
【0030】本実施例の投受光装置は、図8に示すよう
に、対物レンズ21を介して光を伝送する光ファイバ5
1を備えており、その構成、作用は第2実施例と同じで
ある。
【0031】本実施例によれば発光素子の広がり角に無
依存にビームスプリッタ3を透過、反射する光の透過
率、反射率はほぼ一定とできるため、効率よく光ファイ
バ51との光結合できる。また、光ファイバ51からの
出射光も同様に角度が変化してもビームスプリッタ3に
入射する光の反射率および透過率はほぼ変化しないた
め、光ファイバ51との光結合効率はほぼ一定となり、
受光素子2の受光感度はほぼ一定となる。よって従来の
光学系をより単純化、小型化かつ安定化できる。
【0032】図8に示した投受光装置は、図9に示すよ
うな光伝送システムに用いることができる。この光伝送
システムは、信号を生成し送信する送信器61と、この
送信器61からの信号を変調する変調部62及び変調さ
れた信号に基づき発光部64を駆動する駆動部と63か
らなる光送信器65を備えている。発光部64からの光
は、光コネクタに接続された光ファイバ51により光回
路67を介して光受信器72の光コネクタ68に伝送さ
れる。光受信器72は、光コネクタ68に伝送された光
を受光する受光部69と、受光部69の光電変換信号を
増幅する増幅部70と、増幅された信号を復調する復調
部71とを備えており、この復調部71により復調され
た信号を受信機73により信号処理するようになってい
る。そして、図8に示した投受光装置は、受光部69に
用いることができる。従って、システム全体がより単純
化、小型化かつ安定化できる。
【0033】次に第6実施例について説明する。図10
は第6実施例に係る投受光装置の構成を示す構成図であ
る。第6実施例は第1実施例と殆ど同じであるので、異
なる構成のみ説明し、同一の構成には同じ符号を付け説
明は省略する。
【0034】本実施例の投受光装置では、図10に示す
ように、投光光学系は、発光素子1と対物レンズ21よ
り構成され、受光光学系は対物レンズ21と、ビームス
プリッタ3と、受光素子2とから構成されている。この
ビームスプリッタ3は、ある一定の波長の光のみを透過
するようになっている。
【0035】本実施例によれば、ビームスプリッタ3を
受光素子2前面に配置しているので、波長選択フィルタ
としてのビームスプリッタ3自身の形状が小さくなりか
つ、受光光学系が小型化できる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の投受光装
置によれば、光学手段の光分離膜は、あらゆる入射角の
光に対して反射率もしくは透過率がほぼ一様であるの
で、簡単な構成により照射光と反射光を分離し、反射光
を検出することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の投受光装置の第1実施例の構成を示す
構成図である。
【図2】図1の光分離膜の構成を示す構成図である。
【図3】図2の光分離膜の詳細な構成を示す構成図であ
る。
【図4】図1の光分離膜の反射特性を示す特性図であ
る。
【図5】本発明の投受光装置の第2実施例の構成を示す
構成図である。
【図6】本発明の投受光装置の第3実施例の構成を示す
構成図である。
【図7】本発明の投受光装置の第4実施例を備えた光ピ
ックアップの構成を示す構成図である。
【図8】本発明の投受光装置の第5実施例の構成を示す
構成図である。
【図9】図8の投受光装置を備えた光伝送システムの構
成を示す構成図である。
【図10】本発明の投受光装置の第6実施例の構成を示
す構成図である。
【図11】従来の投受光装置の構成を示す構成図であ
る。
【符号の説明】
1 発光素子 2 受光素子 3、5 ビームスプリッタ 4 光分離膜 11 金属薄膜 21 対物レンズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清本 浩伸 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ビームを発光する発光手段と、 発散もしくは集束光路中に配置され、前記光ビームを透
    過もしくは反射する光学手段と、 前記光路中において、前記光学手段で透過もしくは反射
    した光を受光する受光手段とを備えた投受光装置におい
    て、 前記光学手段は、あらゆる入射角の光に対して反射率も
    しくは透過率がほぼ一様である、光を分離する光分離膜
    を入射面に形成していることを特徴とする投受光装置。
  2. 【請求項2】 光ビームを被写体に照射する発光手段
    と、 前記発光手段からの前記光ビームを集束ないしコリメー
    トすると共に、前記被写体からの反射光を受光するレン
    ズ手段と、 前記発光手段と前記レンズ手段との間の発散光路中に配
    置され、前記反射光を透過もしくは反射することによ
    り、前記反射光の光軸を前記発光手段から前記レンズ手
    段に至る光路から分離させる光学手段と、 前記光学手段を透過もしくは反射した前記反射光を受光
    する受光手段とを備えた投受光装置において、 前記光学手段は、あらゆる入射角の光に対して反射率も
    しくは透過率がほぼ一様である、光を分離する光分離膜
    を入射面に形成していることを特徴とする投受光装置。
  3. 【請求項3】 光ビームを被写体に照射する発光手段
    と、 前記発光手段からの前記光ビームを集束ないしコリメー
    トすると共に、前記被写体からの反射光を受光するレン
    ズ手段と、 前記発光手段と前記レンズ手段との間の発散光路中に配
    置され、前記反射光を透過もしくは反射することによ
    り、前記反射光の光軸を前記発光手段から前記レンズ手
    段に至る光路から分離させる光学手段と、 前記光学手段を透過もしくは反射した前記反射光を受光
    する受光手段とを備えた投受光装置において、 前記被写体と前記レンズ手段との間に前記光ビーム及び
    前記反射光を伝送する光ファイバを備え、 前記光学手段は、あらゆる入射角の光に対して反射率も
    しくは透過率がほぼ一様である、光を分離する光分離膜
    を入射面に形成していることを特徴とする投受光装置。
  4. 【請求項4】 光ビームを被写体に照射する発光手段
    と、 前記発光手段からの前記光ビームを集束ないしコリメー
    トすると共に、前記被写体からの反射光を受光するレン
    ズ手段と、 前記発光手段と前記レンズ手段との間の発散光路中に配
    置され、前記反射光を透過もしくは反射することによ
    り、前記反射光の光軸を前記発光手段から前記レンズ手
    段に至る光路から分離させる光学手段と、 前記光学手段を透過もしくは反射した前記反射光を受光
    する受光手段とを備えた投受光装置において、 前記光学手段は、ある一定の偏光方向の光を透過もしく
    は反射し、あらゆる入射角の光に対して、反射率もしく
    は透過率がほぼ一様である、光を分離する光分離膜を入
    射面に形成していることを特徴とする投受光装置。
  5. 【請求項5】 光ビームを被写体に照射する発光手段
    と、 前記発光手段からの前記光ビームを集束ないしコリメー
    トすると共に、前記被写体からの反射光を受光するレン
    ズ手段と、 前記発光手段と前記レンズ手段との間の発散光路中に配
    置され、前記反射光を透過もしくは反射することによ
    り、前記反射光の光軸を前記発光手段から前記レンズ手
    段に至る光路から分離させる光学手段と、 前記光学手段を透過もしくは反射した前記反射光を受光
    する受光手段と、 前記受光手段の前面に設けられ、ある一定の波長の前記
    反射光のみを透過する波長選択手段とを備えた投受光装
    置において、 前記光学手段は、ある一定の波長の前記反射光を透過も
    しくは反射し、あらゆる入射角の光に対して、反射率も
    しくは透過率がほぼ一様である、光を分離する光分離膜
    を入射面に形成していることを特徴とする投受光装置。
  6. 【請求項6】 前記光分離膜は、前記発光手段の出射光
    の広がり角ないし前記レンズ手段のレンズ径により定め
    られる光の入出射角に対して、反射率もしくは透過率が
    ほぼ一様であることを特徴とする請求項2、3、4また
    は5のいずれか1つに記載の投受光装置。
  7. 【請求項7】 前記入射角の範囲は10度以上であるこ
    とを特徴とする請求項1、2、3、4、5または6のい
    ずれか1つに記載の投受光装置。
  8. 【請求項8】 前記発光手段からの前記光ビームの波長
    のばらつき、スペクトル広がりがある一定の範囲におい
    ていかなる値をとる場合にも、前記範囲においてのあら
    ゆる入射角の光に対して、反射率もしくは透過率がほぼ
    一様である、光を分離する光分離膜を入射面に形成して
    いることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6ま
    たは7のいずれか1つに記載の投受光装置。
  9. 【請求項9】 前記光ビームの波長のばらつきが±30
    nm以内であることを特徴とする請求項8に記載の投受
    光装置。
  10. 【請求項10】 前記光学手段の反射率もしくは透過率
    のばらつきが、±20%以内であることを特徴とする請
    求項8または9に記載の投受光装置。
  11. 【請求項11】 前記光学手段においてある一定の偏光
    方向の光を透過もしくは反射し、その際の反射率もしく
    は透過率のばらつきが±20%以内であることを特徴と
    する請求項8または9に記載の投受光装置。
  12. 【請求項12】 前記光学手段は 3角柱と少なくとも
    ひとつの斜面をもつ多角形の透明部材の斜面同士を張り
    合わせた光学部材であり、前記透明部材の斜面には光分
    離面を構成する前記光分離膜が形成されていることを特
    徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、
    10または11のいずれか1つに記載の投受光装置。
  13. 【請求項13】 前記光学手段は、平板状の透明部材に
    少なくとも一方の面に前記光分離膜が形成された光学部
    材であることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、
    6、7、8、9、10または11のいずれか1つに記載
    の投受光装置。
  14. 【請求項14】 前記光分離膜は、5層以上の誘電体多
    層膜からなっていることを特徴とする請求項1、2、
    3、4、5、6、7、8、9、10、11、12または
    13のいずれか1つに記載の投受光装置。
  15. 【請求項15】 前記光分離膜は、金属膜を含む5層以
    上の誘電体多層膜からなっていることを特徴とする請求
    項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、
    12、13または14のいずれか1つに記載の投受光装
    置。
  16. 【請求項16】 前記誘電体多層膜は、少なくとも4種
    類以上の材料からなっていることを特徴とする請求項1
    4または15に記載のの投受光装置。
  17. 【請求項17】 前記誘電体多層膜は、光学的膜厚が極
    めて薄い層を少なくとも、1層以上含んでいることを特
    徴とする請求項14、15または16のいずれか1つに
    記載の投受光装置。
  18. 【請求項18】 前記光学的膜厚が極めて薄い層は、前
    記光学的膜厚が波長の1/10以下であることを特徴と
    する請求項17に記載の投受光装置。
  19. 【請求項19】 前記誘電体多層膜は、HfもしくはH
    fの酸化物を主成分とする層を少なくとも1層以上含ん
    でいることを特徴とする請求項14、15、16、17
    または18のいずれか1つに記載の投受光装置。
  20. 【請求項20】 前記誘電体多屠膜は、ZrもしくはZ
    rの酸化物を主成分とする層を少なくともl層以上含ん
    でいることを特徴とする請求項14、15、16、1
    7、18または19のいずれか1つに記載の投受光装
    置。
  21. 【請求項21】 光ビームを発光する発光手段と、 発散もしくは集束光路中に配置され、前記光ビームを透
    過もしくは反射し被写体に照射する光学手段と、 前記光路中において、前記光学手段で透過もしくは反射
    した前記被写体からの反射光を受光し光電変換する受光
    手段とを備えた光電検出器において、 前記光学手段は、あらゆる入射角の光に対して反射率も
    しくは透過率がほぼ一様である、光を分離する光分離膜
    を入射面に形成していることを特徴とする光電検出器。
  22. 【請求項22】 光ビームを発光する発光手段と、 発散もしくは集束光路中に配置され、前記光ビームを透
    過もしくは反射し被写体に照射する光学手段と、 前記光路中において、前記光学手段で透過もしくは反射
    した前記被写体からの反射光を受光し光電変換する受光
    手段とを備えた光電検出器において、 前記光学手段は、ある一定の偏光方向の光を透過もしく
    は反射し、あらゆる入射角の光に対して、反射率もしく
    は透過率がほぼ一様である、光を分離する光分離膜を入
    射面に形成していることを特徴とする光電検出器。
  23. 【請求項23】 光ビームを発光する発光手段と、 発散もしくは集束光路中に配置され、前記光ビームを透
    過もしくは反射し被写体に照射する光学手段と、 前記光路中において、前記光学手段で透過もしくは反射
    した前記被写体からの反射光を受光する受光手段とを備
    えた光ピックアップにおいて、 前記光学手段は、あらゆる入射角の光に対して反射率も
    しくは透過率がほぼ一様である、光を分離する光分離膜
    を入射面に形成していることを特徴とする光ピックアッ
    プ。
  24. 【請求項24】 光ビームを発光する発光手段と、 前記発光手段からの前記光ビームを集束ないしコリメー
    トするレンズ手段と、 前記発光手段と前記レンズ手段との間の発散光路中に配
    置され、入射光を透過もしくは反射することにより前記
    発光手段から前記レンズ手段に至る光路を光軸から分離
    させる光学手段と、 前記光学手段を透過もしくは反射した前記入射光を受光
    する受光手段と前記レンズ手段によりコリメートされた
    前記光ビームを伝送する光ファイバとを備えた光通信装
    置であって、 前記光学手段は、あらゆる入射角の光に対して反射率も
    しくは透過率がほぼ一様である、光を分離する光分離膜
    を入射面に形成していることを特徴とする光通信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6859315B2 (en) 2001-06-29 2005-02-22 Canon Kabushiki Kaisha Polarization beam splitter and method of producing the same

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