JPH06258455A - 印刷配線板穴埋め検査機 - Google Patents
印刷配線板穴埋め検査機Info
- Publication number
- JPH06258455A JPH06258455A JP4162293A JP4162293A JPH06258455A JP H06258455 A JPH06258455 A JP H06258455A JP 4162293 A JP4162293 A JP 4162293A JP 4162293 A JP4162293 A JP 4162293A JP H06258455 A JPH06258455 A JP H06258455A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- printed wiring
- wiring board
- light
- ccd camera
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)
- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
- Non-Metallic Protective Coatings For Printed Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】印刷配線板１にある穴２にソルダーレジストイ
ンク３の穴埋め状態を、人手作業が介在することなく、
自動的に良否判定検査でき、かつ不必要な準備作業や資
材の消耗を無くす。 【構成】照明部９から投射される光が印刷配線板１を通
過する光を検知するＣＣＤカメラ４と、このＣＣＤカメ
ラ４を矢印の方向に走行させるとともに載置台１５を紙
面に垂直方向に移動させる駆動機構と、印刷配線板１の
通過光の有るべき位置を予め記憶するとともにＣＣＤカ
メラ４によって検知された透過光の印刷配線板１上の位
置と前記予め記憶するとともにＣＣＤカメラ４によって
検知された通過光の印刷配線板１上の位置と前記予め記
憶した位置とが一致するか否かで穴埋め状態の良否を判
定する検査処理部８を備え、ＣＣＤカメラ４で印刷配線
板１の面上を走査し、穴埋め状態を検査している。
ンク３の穴埋め状態を、人手作業が介在することなく、
自動的に良否判定検査でき、かつ不必要な準備作業や資
材の消耗を無くす。 【構成】照明部９から投射される光が印刷配線板１を通
過する光を検知するＣＣＤカメラ４と、このＣＣＤカメ
ラ４を矢印の方向に走行させるとともに載置台１５を紙
面に垂直方向に移動させる駆動機構と、印刷配線板１の
通過光の有るべき位置を予め記憶するとともにＣＣＤカ
メラ４によって検知された透過光の印刷配線板１上の位
置と前記予め記憶するとともにＣＣＤカメラ４によって
検知された通過光の印刷配線板１上の位置と前記予め記
憶した位置とが一致するか否かで穴埋め状態の良否を判
定する検査処理部８を備え、ＣＣＤカメラ４で印刷配線
板１の面上を走査し、穴埋め状態を検査している。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷配線板に開けられ
た穴にソルダーレジストインクあるいはドライフィルム
が埋められた状態を検査する印刷配線板穴埋め検査機に
関する。
た穴にソルダーレジストインクあるいはドライフィルム
が埋められた状態を検査する印刷配線板穴埋め検査機に
関する。
【０００２】
【従来の技術】図２は従来の印刷配線板穴埋め状態を検
査する方法の一例を説明するための図である。従来、印
刷配線板に開けられた穴における穴埋め状態を検査する
専用の検査機は無く、印刷配線板に光を投射し、穴より
漏れる光の状態を人間の眼で確認し検査を行っていた。
例えば、図２に示すように、印刷配線板１の一方側に照
明源７を配置し、印刷配線板１の穴２に通過する光１４
を目で観察し行っていた。
査する方法の一例を説明するための図である。従来、印
刷配線板に開けられた穴における穴埋め状態を検査する
専用の検査機は無く、印刷配線板に光を投射し、穴より
漏れる光の状態を人間の眼で確認し検査を行っていた。
例えば、図２に示すように、印刷配線板１の一方側に照
明源７を配置し、印刷配線板１の穴２に通過する光１４
を目で観察し行っていた。
【０００３】この印刷配線板１には、ソルダーレジスト
３を充填すべき穴２と充填しない穴５が多数開けられて
いる。このような印刷配線板１の穴２にソルダレジスト
３が充填されているか否かを検査する場合は、透過光の
有無が明瞭に確認できるために一面にフィルム６を貼付
け、ソルダレジスト３が充填する穴２のみフィルム６に
同心の穴を開け、それから、照明源７より光を投射し、
透過光の有無で良否を判定していた。
３を充填すべき穴２と充填しない穴５が多数開けられて
いる。このような印刷配線板１の穴２にソルダレジスト
３が充填されているか否かを検査する場合は、透過光の
有無が明瞭に確認できるために一面にフィルム６を貼付
け、ソルダレジスト３が充填する穴２のみフィルム６に
同心の穴を開け、それから、照明源７より光を投射し、
透過光の有無で良否を判定していた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】この従来の印刷配線板
穴埋め状態の検査方法では、検査すべき穴が多数あるこ
と管能検査であるため、人為的なミスによる不良箇所の
見逃しや疲労度及び個人差による検査ばらつきの発生等
の問題が多発し、正確に検査できないという問題があ
る。また、透過光を確認し易いように本来不必要なフィ
ルムを貼付けるなど無駄な工数を浪費していた。
穴埋め状態の検査方法では、検査すべき穴が多数あるこ
と管能検査であるため、人為的なミスによる不良箇所の
見逃しや疲労度及び個人差による検査ばらつきの発生等
の問題が多発し、正確に検査できないという問題があ
る。また、透過光を確認し易いように本来不必要なフィ
ルムを貼付けるなど無駄な工数を浪費していた。
【０００５】従って、本発明の目的は、無駄な工数の浪
費や人為的な誤判定を起すことなく穴埋め状態の良否を
正確に判定する印刷配線板穴埋め検査機を提供すること
である。
費や人為的な誤判定を起すことなく穴埋め状態の良否を
正確に判定する印刷配線板穴埋め検査機を提供すること
である。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、複数の
穴が開けられた印刷配線板を載置する台と、この台の一
方向側より前記印刷配線板に光を投射する照明部と、前
記台の一方向側と反対側に配置され前記印刷配線板の穴
を通過する光を検知する光検知部と、この光検知部の信
号を処理し前記穴の物質の埋め込み状態の良否を判定す
る検査処理部とを備え、通過する光があるべき前記印刷
配線板での予想位置を予め検査処理部に記憶し、前記印
刷配線板と前記光検知部とを相対的に移動して前記印刷
配線板から検知された通過孔の発見位置と前記予想位置
とが一致するか否かで前記穴に前記物質の埋込み状態を
検査することを特徴とする印刷配線板穴埋め検査機であ
る。
穴が開けられた印刷配線板を載置する台と、この台の一
方向側より前記印刷配線板に光を投射する照明部と、前
記台の一方向側と反対側に配置され前記印刷配線板の穴
を通過する光を検知する光検知部と、この光検知部の信
号を処理し前記穴の物質の埋め込み状態の良否を判定す
る検査処理部とを備え、通過する光があるべき前記印刷
配線板での予想位置を予め検査処理部に記憶し、前記印
刷配線板と前記光検知部とを相対的に移動して前記印刷
配線板から検知された通過孔の発見位置と前記予想位置
とが一致するか否かで前記穴に前記物質の埋込み状態を
検査することを特徴とする印刷配線板穴埋め検査機であ
る。
【０００７】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【０００８】図１（ａ）及び（ｂ）は、本発明の一実施
例における印刷配線板穴埋め検査機の概要を示す図及び
印刷配線板の断面図である。この印刷配線板穴埋め検査
機は、図１（ａ）に示すように、載置台１５に乗せられ
ストッパ１０に位置決めされた印刷配線板１に光を投射
する照明部９と、この照明部９の投射光が印刷配線板１
を通過する光を捕捉し撮像するとともに印刷配線板１上
を矢印の方向に走行するＣＣＤカメラ４と、ＣＣＤカメ
ラ４の撮像信号を入力し印刷配線板の穴埋め状態の良否
を判定する検査処理部８を備えている。
例における印刷配線板穴埋め検査機の概要を示す図及び
印刷配線板の断面図である。この印刷配線板穴埋め検査
機は、図１（ａ）に示すように、載置台１５に乗せられ
ストッパ１０に位置決めされた印刷配線板１に光を投射
する照明部９と、この照明部９の投射光が印刷配線板１
を通過する光を捕捉し撮像するとともに印刷配線板１上
を矢印の方向に走行するＣＣＤカメラ４と、ＣＣＤカメ
ラ４の撮像信号を入力し印刷配線板の穴埋め状態の良否
を判定する検査処理部８を備えている。
【０００９】また、この検査機は、印刷配線板１を積み
重ねて配置する搬送部１２と、この搬送部１２から印刷
配線板１を吸着し載置台１５に印刷配線板１を移載する
アーム１３ｂと、検査が終了した印刷配線板１を搬出部
１１に移載するアーム１３ａとを備えている。さらに、
図面には示していないが、搬出部１１は良品を載置する
部分と不良品を載置する部分とに分離されている。一
方、検査対象物である印刷配線板１には従来のようにフ
ィルムを貼付ける必要がない。
重ねて配置する搬送部１２と、この搬送部１２から印刷
配線板１を吸着し載置台１５に印刷配線板１を移載する
アーム１３ｂと、検査が終了した印刷配線板１を搬出部
１１に移載するアーム１３ａとを備えている。さらに、
図面には示していないが、搬出部１１は良品を載置する
部分と不良品を載置する部分とに分離されている。一
方、検査対象物である印刷配線板１には従来のようにフ
ィルムを貼付ける必要がない。
【００１０】次に、この印刷配線板穴埋め検査機の動作
について説明する。まず、搬入部１２より印刷配線板１
をアーム１３ｂより取出し、載置台１５に移載する。こ
のとき、ストッパ１０が突出し、印刷配線板１を定位置
に固定する。
について説明する。まず、搬入部１２より印刷配線板１
をアーム１３ｂより取出し、載置台１５に移載する。こ
のとき、ストッパ１０が突出し、印刷配線板１を定位置
に固定する。
【００１１】次に、検査処理部８に通過光があるべき穴
のＸＹ座標値を予め記憶させる。そして照明部９を点灯
し光を印刷配線板１に投射する。次に、ＣＣＤカメラ４
を矢印の方向に走行させ、穴２からの通過光を検知す
る。そして走行すると同時にＣＣＤカメラ４の移動距離
をカウントし、例えば、Ｘ座標値として係数し、載置台
１５が最も端側であればＹ座標値は０と計数する。この
走行途中で通過光を検知すれば、ＣＣＤカメラ４の検知
した位置のＸＹ座標値の位置で“有り”を読み込む。そ
して予め記憶してあるＸＹ座標値の通過光の有無が一致
しているか否かで判定する。もし一致していなければ、
この位置に該当する穴にはソルダーレジストが充填され
ていないことになり、不良と判定する。また、通過光の
ある穴５は予め記憶されているので一致しても不良とは
ならない。
のＸＹ座標値を予め記憶させる。そして照明部９を点灯
し光を印刷配線板１に投射する。次に、ＣＣＤカメラ４
を矢印の方向に走行させ、穴２からの通過光を検知す
る。そして走行すると同時にＣＣＤカメラ４の移動距離
をカウントし、例えば、Ｘ座標値として係数し、載置台
１５が最も端側であればＹ座標値は０と計数する。この
走行途中で通過光を検知すれば、ＣＣＤカメラ４の検知
した位置のＸＹ座標値の位置で“有り”を読み込む。そ
して予め記憶してあるＸＹ座標値の通過光の有無が一致
しているか否かで判定する。もし一致していなければ、
この位置に該当する穴にはソルダーレジストが充填され
ていないことになり、不良と判定する。また、通過光の
ある穴５は予め記憶されているので一致しても不良とは
ならない。
【００１２】次に載置台１５を紙面に垂直方向に一ステ
ップ送り、Ｙ座標値を１と計数する。そしてＣＣＤカメ
ラ４を矢印の方向に走行させ、同様の判定をさせる。こ
のように印刷配線板１の全面を走査し、通過光の有無を
調べ、無ければ良品としアーム１３ａで良品用の搬出部
に印刷配線板１を移載する。もし有れば、残りの面を走
査することなくアーム１３ａで搬送部１１の不良品載置
部に印刷配線板を移載する。
ップ送り、Ｙ座標値を１と計数する。そしてＣＣＤカメ
ラ４を矢印の方向に走行させ、同様の判定をさせる。こ
のように印刷配線板１の全面を走査し、通過光の有無を
調べ、無ければ良品としアーム１３ａで良品用の搬出部
に印刷配線板１を移載する。もし有れば、残りの面を走
査することなくアーム１３ａで搬送部１１の不良品載置
部に印刷配線板を移載する。
【００１３】なお、この実施例では、光検知手段として
ＣＣＤカメラを用いているが、フォトダイオードのよう
な受光素子でも良い。さらに光の量を定量的に計測出来
るので、充填量の許容量を決めて、その許容量を超える
か否かで判定することも出来る。
ＣＣＤカメラを用いているが、フォトダイオードのよう
な受光素子でも良い。さらに光の量を定量的に計測出来
るので、充填量の許容量を決めて、その許容量を超える
か否かで判定することも出来る。
【００１４】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、印刷配線
板より通過する光を検知する光検知手段と、この光検知
手段と印刷配線板とを相対的に移動させる駆動機構と、
印刷配線板の通過光有の座標値を記憶し、その座標位置
と前記光検知手段によって検知される光の位置座標と一
致するか否かで判定する検査処理部を設けることによ
り、人手作業を介在させることなく正確に印刷配線板の
穴の埋め込み状態を検査出来るという効果がある。ま
た、人手作業が介在しないので人為的な誤判定を起すこ
とも無い。更に、フィルムを貼り付けたり無駄な工数の
浪費や、資材の消費をもたらすことも無い。
板より通過する光を検知する光検知手段と、この光検知
手段と印刷配線板とを相対的に移動させる駆動機構と、
印刷配線板の通過光有の座標値を記憶し、その座標位置
と前記光検知手段によって検知される光の位置座標と一
致するか否かで判定する検査処理部を設けることによ
り、人手作業を介在させることなく正確に印刷配線板の
穴の埋め込み状態を検査出来るという効果がある。ま
た、人手作業が介在しないので人為的な誤判定を起すこ
とも無い。更に、フィルムを貼り付けたり無駄な工数の
浪費や、資材の消費をもたらすことも無い。
【図１】本発明の印刷配線板穴埋め検査機の一実施例に
おける概略を示す図及び印刷配線板の断面図である。
おける概略を示す図及び印刷配線板の断面図である。
【図２】従来の印刷配線板穴埋め状態を検査する方法の
一例を説明するための図である。
一例を説明するための図である。
１ 印刷配線板 ２，５ 穴 ３ ソルダーペースト ４ ＣＣＤカメラ ６ フィルム ７ 照明源 ８ 検査処理部 ９ 照明部 １０ ストッパ １１ 搬出部 １２ 搬入部 １３ａ，１３ｂ アーム １４ 光
Claims (1)
- 【請求項１】 複数の穴が開けられた印刷配線板を載置
する台と、この台の一方向側より前記印刷配線板に光を
投射する照明部と、前記台の一方向側と反対側に配置さ
れ前記印刷配線板の穴を通過する光を検知する光検知部
と、この光検知部の信号を処理し前記穴の物質の埋め込
み状態の良否を判定する検査処理部とを備え、通過する
光があるべき前記印刷配線板での予想位置を予め検査処
理部に記憶し、前記印刷配線板と前記光検知部とを相対
的に移動して前記印刷配線板から検知された通過孔の発
見位置と前記予想位置とが一致するか否かで前記穴に前
記物質の埋込み状態を検査することを特徴とする印刷配
線板穴埋め検査機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4162293A JPH06258455A (ja) | 1993-03-03 | 1993-03-03 | 印刷配線板穴埋め検査機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4162293A JPH06258455A (ja) | 1993-03-03 | 1993-03-03 | 印刷配線板穴埋め検査機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06258455A true JPH06258455A (ja) | 1994-09-16 |
Family
ID=12613436
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4162293A Pending JPH06258455A (ja) | 1993-03-03 | 1993-03-03 | 印刷配線板穴埋め検査機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06258455A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008109144A (ja) * | 2007-11-05 | 2008-05-08 | Toshiba Corp | 回路基板の製造方法および回路基板の検査方法 |
| US7679738B2 (en) | 2006-12-04 | 2010-03-16 | Denso Corporation | Method of inspecting a body having fine-gap grooves and method of repairing the body |
-
1993
- 1993-03-03 JP JP4162293A patent/JPH06258455A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7679738B2 (en) | 2006-12-04 | 2010-03-16 | Denso Corporation | Method of inspecting a body having fine-gap grooves and method of repairing the body |
| JP2008109144A (ja) * | 2007-11-05 | 2008-05-08 | Toshiba Corp | 回路基板の製造方法および回路基板の検査方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19991130 |