JPH0625804Y2 - レシーバ・ドライヤ - Google Patents
レシーバ・ドライヤInfo
- Publication number
- JPH0625804Y2 JPH0625804Y2 JP1986025771U JP2577186U JPH0625804Y2 JP H0625804 Y2 JPH0625804 Y2 JP H0625804Y2 JP 1986025771 U JP1986025771 U JP 1986025771U JP 2577186 U JP2577186 U JP 2577186U JP H0625804 Y2 JPH0625804 Y2 JP H0625804Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dryer
- suction pipe
- container
- filter
- central sleeve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Drying Of Solid Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は自動車の空調装置に使用されるアルミニウム製
レシーバ・ドライヤのドライヤ取付構造に関するもので
ある。
レシーバ・ドライヤのドライヤ取付構造に関するもので
ある。
従来の技術 従来アルミニウム製のレシーバ・ドライヤは主として第
3図に示す袋入りドライヤの形式が用いられている。図
中1はヘツドブロツク、2は本体、3は吸上げ管、4は
ドライヤ、5′は袋、6はフイルターである。
3図に示す袋入りドライヤの形式が用いられている。図
中1はヘツドブロツク、2は本体、3は吸上げ管、4は
ドライヤ、5′は袋、6はフイルターである。
考案が解決しようとする問題点 上記袋入りドライヤ形式のものは液冷媒とドライヤとの
接触が充分でない、加工に時間がかかる、ドライヤの吸
着能力が低下しやすい、等の欠点がある。
接触が充分でない、加工に時間がかかる、ドライヤの吸
着能力が低下しやすい、等の欠点がある。
またフイルター部が吸上げ管の自由端に取り付けられる
ので車両の振動により破損、脱落のおそれがある。
ので車両の振動により破損、脱落のおそれがある。
問題点を解決するための手段 本考案のレシーバ・ドライヤは上記従来例の欠点を防止
することを目的とし、そのための手段として下記の構成
を具えている。
することを目的とし、そのための手段として下記の構成
を具えている。
(1)主としてアルミニウムを素材として深絞り加工によ
り形成される本体2内に該本体上端を閉塞するヘッドブ
ロック1から吸上げ管3を垂下してその下部にカップ状
のドライヤ容器5を設け、該ドライヤ容器5は前記吸上
げ管3の下部に押込固定される中央スリーブ3aと該中央
スリーブの上部に挿入固定される有孔蓋5aとおよび該有
孔蓋5aが嵌合する容器本体とからなり、該容器本体の有
孔底部が前記中央スリーブ3aの下部に固定されていて該
ドライヤ容器5内には上下のクッション5bを介してドラ
イヤ4を収容するように密閉形成されており、さらに前
記吸上げ管3および有孔底部の下端にフイルター6を連
結したこと。
り形成される本体2内に該本体上端を閉塞するヘッドブ
ロック1から吸上げ管3を垂下してその下部にカップ状
のドライヤ容器5を設け、該ドライヤ容器5は前記吸上
げ管3の下部に押込固定される中央スリーブ3aと該中央
スリーブの上部に挿入固定される有孔蓋5aとおよび該有
孔蓋5aが嵌合する容器本体とからなり、該容器本体の有
孔底部が前記中央スリーブ3aの下部に固定されていて該
ドライヤ容器5内には上下のクッション5bを介してドラ
イヤ4を収容するように密閉形成されており、さらに前
記吸上げ管3および有孔底部の下端にフイルター6を連
結したこと。
(2)前記吸上げ管3の前記カップ状のドライヤ容器5に
挿入し下端に本体2底部に達する環状の枠状片7を設
け、該枠状片にはフイルター6を張設して該フイルター
の上方には前記吸上げ管3と連通する密閉室7aを形成す
るとともに下方には冷媒流通用の孔7bを設けたこと。
挿入し下端に本体2底部に達する環状の枠状片7を設
け、該枠状片にはフイルター6を張設して該フイルター
の上方には前記吸上げ管3と連通する密閉室7aを形成す
るとともに下方には冷媒流通用の孔7bを設けたこと。
作用 本考案によると袋入りドライヤ形式のものに比して液冷
媒とドライヤの接触が容易であり、カツプ状のドライヤ
容器は合成樹脂等により容易に製作できる。
媒とドライヤの接触が容易であり、カツプ状のドライヤ
容器は合成樹脂等により容易に製作できる。
実施例 第1図(A),(B)は本考案実施の1例を示す側断面図およ
び要部拡大断面図、第2図は同じく他の1例を示す要部
拡大断面図である。
び要部拡大断面図、第2図は同じく他の1例を示す要部
拡大断面図である。
第1図(A),(B)においてヘツドブロツク1により開放上
端を閉じられた深絞り加工の本体2内に該ヘツドブロツ
ク1から吸上げ管3が垂下される。吸上げ管3の下部に
は中央孔を有するカツプ状のドライヤ容器5が外装固定
され、下端にはフイルター6が連結される。前記ドライ
ヤ容器5は合成樹脂の成形等により製せられ、中央スリ
ーブ3aの上下に有孔蓋5aと該有孔蓋5aが嵌合する容器本
体の有孔底部とを各固定して次の内部に上下のクッショ
ン5bを介してドライヤ4を収容するよう密閉形成されて
いて前記中央スリーブ3aの中央孔に前記吸上げ管3の下
端を固定する。6は通常の金属網を有するフイルターで
ある。
端を閉じられた深絞り加工の本体2内に該ヘツドブロツ
ク1から吸上げ管3が垂下される。吸上げ管3の下部に
は中央孔を有するカツプ状のドライヤ容器5が外装固定
され、下端にはフイルター6が連結される。前記ドライ
ヤ容器5は合成樹脂の成形等により製せられ、中央スリ
ーブ3aの上下に有孔蓋5aと該有孔蓋5aが嵌合する容器本
体の有孔底部とを各固定して次の内部に上下のクッショ
ン5bを介してドライヤ4を収容するよう密閉形成されて
いて前記中央スリーブ3aの中央孔に前記吸上げ管3の下
端を固定する。6は通常の金属網を有するフイルターで
ある。
ヘツドブロツク1の他の孔から入つた液冷媒は矢印のよ
うにドライヤ容器5内を通過しドライヤ4と接触して乾
燥され、フイルター6を経て吸上げ管3を通過して排出
される。この場合液冷媒は従来例の袋入り形式のものよ
り本考案のカツプ状形式のものがドライヤとの接触が良
好で脱湿効率が向上する。
うにドライヤ容器5内を通過しドライヤ4と接触して乾
燥され、フイルター6を経て吸上げ管3を通過して排出
される。この場合液冷媒は従来例の袋入り形式のものよ
り本考案のカツプ状形式のものがドライヤとの接触が良
好で脱湿効率が向上する。
第2図は第1図と同様のカツプ状のドライヤ容器を有す
るものにおいてフイルターを改良したものであつて、こ
の場合は吸上げ管3の下端に合成樹脂等製で本体底部に
達する環状の枠状片7を取付け、該枠状片7にフイルタ
ー6を張設して該フイルターの上方には吸上げ管3と連
通する密閉室7aを形成するとともに下方には冷媒流通用
の孔7bが設けられる。
るものにおいてフイルターを改良したものであつて、こ
の場合は吸上げ管3の下端に合成樹脂等製で本体底部に
達する環状の枠状片7を取付け、該枠状片7にフイルタ
ー6を張設して該フイルターの上方には吸上げ管3と連
通する密閉室7aを形成するとともに下方には冷媒流通用
の孔7bが設けられる。
この場合の冷媒の流れは矢印の通りであるが、枠状片7
が本体底部に達しているので吸上げ管下端が自由端でな
くなり枠状片7の弾性力等により本体に強固に固定でき
る利点がある。
が本体底部に達しているので吸上げ管下端が自由端でな
くなり枠状片7の弾性力等により本体に強固に固定でき
る利点がある。
考案の効果 (1)袋入りドライヤに比較すると、液冷媒とドライヤと
の接触が容易で、冷媒の乾燥効果が大きい。
の接触が容易で、冷媒の乾燥効果が大きい。
(2)ドライヤのカツプ状の容器は合成樹脂又は他の材料
で成形すると、袋加工に比較して加工時間が短縮し安価
に提供できる。特に本考案では中央スリーブを有するの
でドライヤ入りの容器が一個の組立品としてまとまりよ
く、かつ吸上げ管に前記中央スリーブを押込むことによ
り簡単確実に固定できる。
で成形すると、袋加工に比較して加工時間が短縮し安価
に提供できる。特に本考案では中央スリーブを有するの
でドライヤ入りの容器が一個の組立品としてまとまりよ
く、かつ吸上げ管に前記中央スリーブを押込むことによ
り簡単確実に固定できる。
(3)袋加工は、ドライヤ封入後再度開口部を加工して閉
じるため大気中に置かれる時間が長く、そのためドライ
ヤの吸着能力が低下するが、本考案によると短時間にド
ライヤを封入できるので吸着能力の低下がない。
じるため大気中に置かれる時間が長く、そのためドライ
ヤの吸着能力が低下するが、本考案によると短時間にド
ライヤを封入できるので吸着能力の低下がない。
(4)レシーバ・ドライヤ本体の上部開口部が小さくても
カツプ状のドライヤ容器の寸法を開口部より小さくすれ
ば組立が容易可能である。
カツプ状のドライヤ容器の寸法を開口部より小さくすれ
ば組立が容易可能である。
第1図(A),(B)は本考案実施の1例を示す側断面図およ
び要部拡大断面図、第2図は同じく他の1例を示す要部
拡大断面図、第3図は従来例を示す側断面図である。 図中の符号はそれぞれ下記部材を示す。 1:ヘツドブロツク、2:本体 3:吸上げ管、4:ドライヤ 5:ドライヤ容器、6:フイルター 7:枠状片、3a:中央スリーブ
び要部拡大断面図、第2図は同じく他の1例を示す要部
拡大断面図、第3図は従来例を示す側断面図である。 図中の符号はそれぞれ下記部材を示す。 1:ヘツドブロツク、2:本体 3:吸上げ管、4:ドライヤ 5:ドライヤ容器、6:フイルター 7:枠状片、3a:中央スリーブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−52959(JP,A) 実開 昭52−133439(JP,U) 実開 昭58−46069(JP,U) 実開 昭53−38052(JP,U) 実開 昭52−110665(JP,U) 実開 昭55−157675(JP,U) 実公 昭47−36364(JP,Y1) 実公 昭51−11065(JP,Y2)
Claims (2)
- 【請求項1】主としてアルミニウムを素材として深絞り
加工により形成される本体(2)内に該本体上端を閉塞す
るヘッドブロック(1)から吸上げ管(3)を垂下してその下
部にカップ状のドライヤ容器(5)を設け、該ドライヤ容
器(5)は前記吸上げ管(3)の下部に押込固定される中央ス
リーブ(3a)と該中央スリーブの上部に挿入固定される有
孔蓋(5a)とおよび該有孔蓋(5a)が嵌合する容器本体とか
らなり、該容器本体の有孔底部が前記中央スリーブ(3a)
の下部に固定されていて該ドライヤ容器(5)内には上下
のクッション(5b)を介してドライヤ(4)を収容するよう
に密閉形成されており、さらに前記吸上げ管(3)および
有孔底部の下端にフイルター(6)を連結してなるレシー
バ・ドライヤ。 - 【請求項2】前記吸上げ管(3)の前記カップ状のドライ
ヤ容器(5)を設けた下端に本体(2)底部に達する環状の枠
状片(7)を設け、該枠状片にはフイルター(6)を張設して
該フイルターの上方には前記吸上げ管(3)と連通する密
閉室(7a)を形成するとともに下方には冷媒流通用の孔(7
b)を設けてなる実用新案登録請求の範囲第1項に記載の
レシーバ・ドライヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986025771U JPH0625804Y2 (ja) | 1986-02-26 | 1986-02-26 | レシーバ・ドライヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986025771U JPH0625804Y2 (ja) | 1986-02-26 | 1986-02-26 | レシーバ・ドライヤ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62141168U JPS62141168U (ja) | 1987-09-05 |
JPH0625804Y2 true JPH0625804Y2 (ja) | 1994-07-06 |
Family
ID=30826230
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986025771U Expired - Lifetime JPH0625804Y2 (ja) | 1986-02-26 | 1986-02-26 | レシーバ・ドライヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0625804Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0431504Y2 (ja) * | 1986-12-04 | 1992-07-29 | ||
JP2761242B2 (ja) * | 1989-06-03 | 1998-06-04 | 株式会社日立製作所 | 冷凍サイクルの受液器及び受液器用吸上げ管 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4736364U (ja) * | 1971-05-14 | 1972-12-22 | ||
JPS5111065U (ja) * | 1974-07-11 | 1976-01-27 | ||
JPS5645036Y2 (ja) * | 1976-02-19 | 1981-10-21 | ||
JPS52133439U (ja) * | 1976-04-06 | 1977-10-11 | ||
JPS5338052U (ja) * | 1976-09-08 | 1978-04-03 | ||
JPS5846069U (ja) * | 1981-09-24 | 1983-03-28 | ユニオン昭和株式会社 | 冷媒の乾燥装置 |
JPS5852959A (ja) * | 1981-09-24 | 1983-03-29 | カルソニックカンセイ株式会社 | 空気調和装置のリキツドタンク |
-
1986
- 1986-02-26 JP JP1986025771U patent/JPH0625804Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62141168U (ja) | 1987-09-05 |
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