JPH06257865A - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

Info

Publication number
JPH06257865A
JPH06257865A JP4389393A JP4389393A JPH06257865A JP H06257865 A JPH06257865 A JP H06257865A JP 4389393 A JP4389393 A JP 4389393A JP 4389393 A JP4389393 A JP 4389393A JP H06257865 A JPH06257865 A JP H06257865A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
humidity
evaporator
expansion valve
electric expansion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4389393A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3306455B2 (ja
Inventor
Kenji Yamazaki
健司 山崎
Akiyoshi Taga
明義 多賀
Hiromi Kawaguchi
博己 川口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP04389393A priority Critical patent/JP3306455B2/ja
Publication of JPH06257865A publication Critical patent/JPH06257865A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3306455B2 publication Critical patent/JP3306455B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンピュ−タに必要な湿度以上でかつ十分な
量の冷風を供給しながら、冷凍サイクルの制御により除
湿できる空気調和機を提供する。 【構成】 空気調和装置は、蒸発器4で冷却する吸込み
空気の温湿度を検出する温湿度センサと10と;圧縮機
1吸込み側の冷媒圧力を検出する圧力センサ6と;吸込
み空気の温湿度から、蒸発器4のフィン付パイプの表面
温度が吸い込み空気の露点より低い所定温度となる時の
圧縮機1吸込み側の圧力を算出するプログラムを用い、
温湿度センサ10が検出した湿度が所定値より高くなっ
た時、湿温度センサ10の温湿度検出値から圧縮機1吸
込み側の冷媒圧力を算出し、湿度が所定値より高い間、
圧力センサ6の検出値が、算出した圧縮機1吸込み側の
冷媒圧力になるように電気式膨張弁3の開度を減少させ
る制御器9と;を設けた装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大きな風量を確保しな
がら除湿を促進して冷房運転を行うに好適な空気調和装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の装置は、特開昭63−73044
号公報に記載のように、空気調和機の空気吹き出し量、
すなわち空気調和装置の蒸発器を通過する風量を低下さ
せることにより除湿運転を行うものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】コンピュータ冷却用の
空気調和機等においては、冷却対象であるコンピュータ
が低湿度の空気で冷却されると、静電気などの障害を受
けるため、室内空気を冷却しても除湿しないのが望まし
く、蒸発器を通過する風量を大きくして、冷凍サイクル
における冷媒蒸発温度および圧力を高く維持して蒸発器
の熱交換用フィンやパイプの表面温度を空調機吸込空気
の露点温度より高くすることにより除湿しないようにし
ている。
【0004】しかし、コンピュータルームへの高湿度空
気の侵入や人間などによる潜熱負荷の増大によって、人
にとって不快感をおぼえる程室内の湿度が高くなり過
ぎ、場合によって除湿が要求され、それに応ずる空気調
和機に除湿機能が要求されることがある。ところで上記
のような場合に、従来の方法を採用すると、除湿はでき
るが、風量が十分に得られないという問題があった。
【0005】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたもので、吹き出し風量を所定量保持して、冷凍サイ
クル制御により除湿を可能とする空気調和装置を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の空気調和装置は、圧縮機、凝縮器、
電気式膨張弁、蒸発器及びアキュムレータを順次に冷媒
配管によって循環接続して冷房冷凍サイクルを形成し、
蒸発器から所定風量で冷風を出す装置であって、蒸発器
で冷却する吸込み空気の温度及び湿度を検出する温湿度
センサと;圧縮機吸込み側の冷媒圧力を検出する圧力セ
ンサと;吸込み空気の温度及び湿度から、蒸発器を構成
するフィン付パイプの表面温度が吸い込み空気の露点よ
り低い所定温度となる時の圧縮機吸込み側の冷媒圧力を
算出するプログラムを有し、温湿度センサにより検出し
た湿度が所定値より高くなった時に、そのプログラムを
用いて湿温度センサによる温度及び湿度の各検出値から
圧縮機吸込み側の冷媒圧力を算出し、そして温湿度セン
サにより検出した湿度が所定値より高い間、圧力センサ
の検出値が算出した圧縮機吸込み側の冷媒圧力になるよ
うに電気式膨張弁の開度を減少させる制御器と;を設け
たことを特徴とする。
【0007】また、本発明の第2の空気調和装置は、第
1の空気調和装置と同一の構成要素で冷房冷凍サイクル
を形成し、所定風量で冷風を出す装置であって、蒸発器
で冷却する吸込み空気の温度及び湿度を検出する温湿度
センサと;蒸発器を構成するフィン付パイプの表面温度
を検出する温度センサと;吸込み空気の温度及び湿度か
ら吸い込み空気の露点より低い所定温度を算出するプロ
グラムを有し、温湿度センサにより検出した湿度が所定
値より高くなった時に、そのプログラムを用いて吸い込
み空気の露点より低い所定温度を算出し、そして温湿度
センサにより検出した湿度が所定値より高い間、温度セ
ンサの検出値が算出した所定温度になるように電気式膨
張弁の開度を減少させる制御器と;を設けたことを特徴
とする。
【0008】また本発明の第3の空気調和装置は、圧縮
機、凝縮器、電気式膨張弁、蒸発器及びアキュムレータ
を順次に冷媒配管によって循環接続して冷房冷凍サイク
ルを形成し、蒸発器から所定風量で冷風を出す装置であ
って、電気式膨張弁は互いに並列する複数台で構成し、
蒸発器で冷却する吸込み空気の温度及び湿度を検出する
温湿度センサと;温湿度センサにより検出した湿度が所
定値より高い時に、複数台の電気式膨張弁の一部を閉止
する制御器と;を設けたことを特徴とする。
【0009】また本発明の第4の空気調和装置は、圧縮
機、凝縮器、電気式膨張弁、蒸発器及びアキュムレータ
を順次に冷媒配管によって循環接続して冷房冷凍サイク
ルを形成し、蒸発器から所定風量で冷風を出す装置であ
って、電気式膨張弁は互いに上下に並列配置した2台
で、そして蒸発器は電気式膨張弁それぞれに接続するフ
ィン付パイプで構成し、蒸発器で冷却する吸込み空気の
温度及び湿度を検出する温湿度センサと;温湿度センサ
により検出した湿度が所定値より高い時に、下に配置し
た電気式膨張弁を閉止する制御器と;を設けたことを特
徴とする。
【0010】また本発明の第5の空気調和装置は、第1
の空気調和装置に加えて、圧縮機吐出側の冷媒温度を検
出する温度センサを設け、制御器には温度センサが検出
した温度が所定値より高くなった時に、その間電気式膨
張弁の開度の減少を停止する又は開度を増加させる機能
を設けたものである。
【0011】また本発明の第6の空気調和機は、第2の
空気調和機に加えて、圧縮機吐出側の冷媒温度を検出す
る温度センサを第2の温度センサとして設け、制御機に
は第2の温度センサが検出した温度が所定値より高くな
った時に、その間電気式膨張弁の開度の減少を停止する
又は開度を増加させる機能を設けたものである。
【0012】第7の空気調和装置は、第3の空気調和装
置に加えて、圧縮機吐出側の冷媒温度を検出する温度セ
ンサを設け、制御器には、温度センサが検出した温度が
所定値より高くなった時に、その間一部の電気式膨張弁
の閉止を停止し全ての電気式膨張弁を開くようにする機
能を設けたものである。
【0013】また本発明の第8の空気調和装置は第4の
空気調和装置に加えて、圧縮機吐出側の冷媒温度を検出
する温度センサを設け、制御器には、この温度センサが
検出した温度が所定値より高くなった時に、その間一部
の電気式膨張弁の閉止を停止し全ての電気式膨張弁を開
くようにする機能を設けたものである。
【0014】
【作用】本発明の各空気調和機において、圧縮機から吐
出された高温高圧のガス冷媒は、凝縮器で凝縮して高温
高圧の液冷媒となり、電気式膨張弁で減圧され、蒸発器
で蒸発して低温低圧のガス冷媒となり、アキュムレータ
を経て圧縮機に戻る冷凍サイクルを形成する。蒸発器に
は冷媒が蒸発する際にその冷媒と熱交換して冷却される
所定流量の空気が吸入され、そして冷却された空気は冷
房用として室内に吹き出される。
【0015】第1の空気調和器において、温湿度センサ
は蒸発器で冷却する吸込み空気の温度及び湿度を、また
圧力センサは圧縮機吸込み側の冷媒圧力を検出し、そし
て制御器はフィン付パイプの表面温度が吸い込み空気の
露点より低い所定温度となる時の圧縮機吸込み側の冷媒
圧力を算出するプログラムを用いて、温湿度センサによ
り検出した湿度が所定値より高くなった時に、湿温度セ
ンサによる温度及び湿度の各検出値から圧縮機吸込み側
の冷媒圧力を算出し、そして温湿度センサにより検出し
た湿度が所定値より高い間、圧力センサの検出値が、算
出された圧縮機吸込み側の冷媒圧力になるように電気式
膨張弁の開度を減少させるので、圧縮機吸込み側の冷媒
圧力が低下し、すなわち蒸発器での冷媒蒸発温度が低下
することによって蒸発器のフィン付パイプの表面温度が
吸込空気の露点より低くなり、フィンやパイプ表面に結
露して、吸込空気の除湿が行われる。かくして第1の空
気調和器によって除湿を促進した除湿促進運転を行うこ
とができる。
【0016】また本発明の第2の空気調和装置において
は、温湿度センサは蒸発器で冷却する吸込み空気の温度
及び湿度を、温度センサはフィン付パイプの表面温度を
検出し、そして制御器は、温湿度センサにより検出した
湿度が所定値より高くなった時に、プログラムを用いて
吸い込み空気の露点より低い所定温度を算出し、そして
温湿度センサにより検出した湿度が所定値より高い間、
温度センサの検出値が、算出した所定温度になるように
電気式膨張弁の開度を減少させるので、蒸発器での冷媒
蒸発温度が低下し、フィン付パイプの表面温度が吸込空
気の露点より低くなり、フィンやパイプ表面に結露が生
じて、かくして除湿促進運転を行うことができる。
【0017】また本発明の第3の空気調和装置において
は、温湿度センサは蒸発器で冷却する吸込み空気の温度
及び湿度を検出し、制御器は温湿度センサにより検出し
た湿度が所定値より高い時に、複数台の電気式膨張弁の
一部を閉止するので、蒸発器における冷媒温度、圧力が
低下してフィン付パイプの表面温度が吸込空気の露点よ
り低くなり、フィンやパイプ表面に結露が生じて、除湿
促進運転を行うことができる。
【0018】また本発明の第4の空気調和装置において
は、温湿度センサは蒸発器で冷却する吸込み空気の温度
及び湿度を検出し、そして制御器は、温湿度センサによ
り検出した湿度が所定値より高い時に、上下に配置され
た2つの電気式膨張弁のうち下の方を閉止するので、上
の電気式膨張弁に接続するフィン付パイプの表面温度が
低下して露点以下となり、蒸発器上部の熱交換によって
空気調和装置の吸込空気から除湿されて熱交換器のフィ
ンやパイプに結露し、発生したドレン水が蒸発器下部へ
落下して排出され、かくして除湿促進運転を行うことが
できる。
【0019】また本発明の第5〜第8の空気調和装置
は、それぞれ第1〜第4の空気調和装置に加えて、圧縮
機吐出側の冷媒温度を検出する温度センサを設け、また
制御器には温度センサが検出した温度が所定値より高く
なった時に、除湿促進運転を停止する機能を設けてい
る。これは、除湿促進運転の間に、冷媒循環量が減少し
て圧縮機駆動用モータを冷却する性能が低下し、圧縮機
吐出側の冷媒温度が過度に上昇するとモータの絶縁劣化
を生じるので、この絶縁劣化を防止するために設けてい
る。
【0020】以上説明したように、本発明の各空気調和
装置によれば、所定の風量で冷房運転しながら、除湿を
行うことができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1から図9により
説明する。 (第1実施例)図1は第1実施例の空気調和装置の冷凍
サイクル系統図、図2は同冷凍サイクルの圧力状態図で
ある。図1に示すように、第1実施例の空気調和装置
は、圧縮機1、凝縮器2、電気式膨張弁3、蒸発器4、
アキュムレータ5の主要部品が順次冷媒配管で接続さ
れ、冷凍サイクルを形成するように構成されている。そ
して、圧縮機1の吸入側圧力を検出する圧力センサ6及
び吐出側圧力を検出する圧力センサ7、吐出側冷媒温度
を検出するサーミスタ8が設けられ、また電気式膨張弁
3に膨張弁開度を出力したり、圧力センサ6,7からの
圧力検出信号やサーミスタ8からの冷媒吐出ガス温度信
号等を受取り、冷凍サイクルをマイクロコンピュータに
より制御する制御器9が設けられている。
【0022】冷房運転時、圧縮機1から吐出された高温
高圧のガス冷媒は、凝縮器2で凝縮して高温高圧の液冷
媒となり、電気式膨張弁3で減圧され、蒸発器4で蒸発
して低温低圧のガス冷媒となり、そしてアキュムレータ
5を経て圧縮機1に戻る冷凍サイクルを形成する。蒸発
器4には、冷媒が蒸発する際にその冷媒と熱交換して冷
却される所定流量の空気が吸入され、そして冷却された
空気は冷房用として室内に吹き出される。
【0023】通常この冷凍サイクルにおいて、制御器9
は、冷房負荷により決定した運転周波数により圧縮機1
を駆動し、またサーミスタ8により検出した冷媒吐出ガ
ス温度Tdと、圧力センサ7により検出した冷媒吐出圧
力Pdから算出した凝縮温度Tcとの差である冷媒吐出
側過熱度TdSHが、予め適切な冷凍サイクルが形成で
きるように定められた値となるように、電気式膨張弁3
の開度をV1に調整して冷房運転を行っている。また、
制御器9には、空気調和装置の吸込空気すなわち蒸発器
4の吸込空気の温湿度を検知するセンサ10と吹出空気
の温湿度を検出するセンサ11とが接続されており、こ
れらセンサからのデータにより冷房負荷を算出してい
る。
【0024】以上のように冷媒吐出側過熱度TdSHが
所定値となるように制御される通常冷房運転状態におい
て、センサ10により検出された吸込空気の湿度が、予め
制御器9に設定された所定値よりも高くなった場合に、
その湿度を低下させるため、除湿を促進する冷凍サイク
ル運転(以後、除湿促進運転という)に制御器9により
切換える。
【0025】制御器9には、吸込空気温度の湿温度デー
タから、その空気条件における露点温度より蒸発器のフ
ィンやパイプの表面温度が低くなるような蒸発圧力とな
る時の圧縮機の吸込側冷媒圧力Psを求めるプログラム
がマイクロコンピュータに組み込まれている。制御器9
は、図2に示すように通常冷房時、膨張弁開度V1の時
に圧縮機吸込側圧力P1で運転している状態から、上記
のプログラムに従って目標の吸込側圧力P2を算出し、
圧力センサ6により吸込側圧力を検知しながら、電気式
膨張弁3を絞り方向に開度Vを変更して、吸込側圧力P
sがP2となるように除湿促進運転の制御を行う。以上
のような操作により、蒸発器4を構成するフィン付パイ
プの表面温度が低下して、フィンやパイプの表面に結露
が生じ、吸込空気からの除湿が促進されて湿度が低下す
る。そして、吸込空気の湿度が制御器9に設定された所
定値より低下したら、制御器9は、除湿促進運転を中止
し、通常の冷房運転を復帰させる。
【0026】上記のように、本実施例によれば、空気調
和装置の所定風量で送風しながら冷媒の冷凍サイクルを
制御することにより室内空気の除湿を行うことができ
る。
【0027】(第2実施例)図3は本発明の第2実施例
の空気調和装置の冷凍サイクル系統図、図4は同冷凍サ
イクルの温度状態図である。本実施例の冷凍サイクル系
統は、第1実施例の冷凍サイクル系統において蒸発器4
を構成するフィン付パイプにサーミスタ12を取付けたも
のである。第2実施例では、第1実施例のごとく圧縮機
吸込側圧力Psを目標値P2になるように制御するかわ
りに、制御器9は吸込空気の温湿度データから、その空
気条件における露点温度よりも低い目標温度T2を予め
制御器9に組み込まれたプログラムにより算出し、図4
に示すようにサーミスタ12により検出される蒸発器3の
温度Teが通常冷房運転時のT1の状態からT2の状態へ
低下するように電気式膨張弁3の開度Vを絞り方向に制
御する。かくして、蒸発器4のフィンやパイプの表面温
度を低下させ、除湿を促進する。
【0028】(第3実施例)第1および第2実施例にお
いて、電気式膨張弁3の開度Vを変更して圧縮機吸込側
圧力Psを低下、あるいは蒸発器の温度Teを低下させ
ている間に、冷凍サイクルの状態によっては、冷媒循環
量の減少により圧縮機駆動用モータの冷却性能が低下し
て、そのモータコイルの温度が上昇し、モータの絶縁劣
化が生じる可能性がある。
【0029】制御器9は図5に示すように、サーミスタ
8により冷媒吐出ガス温度Tdを検知することによって
圧縮機モータコイル温度の上昇をチェックし、冷媒吐出
ガス温度Tdが予め定められた所定値Td1以上となっ
たら電気式膨張弁3の開度の制御を中止する、あるい
は、冷媒吐出ガス温度が所定値Td2以下となるまで電
気式膨張弁3の開度を開き方向に補正して冷媒循環量を
確保しながら除湿促進運転を継続する。
【0030】(第4実施例)図6は第4実施例の空気調
和装置の冷凍サイクル系統図である。本実施例の空気調
和装置は基本的に第1実施例と同様の冷凍サイクルを構
成しているが、減圧装置として並列に2個の電気式膨張
弁13,14を備え、各電気式膨張弁に対応して蒸発器4が分
割されている。本実施例において除湿促進運転を行う場
合、一方の電気式膨張弁13に制御器9から膨張弁開度V
を全閉状態にするように出力し、膨張弁13に対応する蒸
発器4の一部を閉塞する。以上の操作により、蒸発器4
での熱交換能力が低下し、その結果として冷媒蒸発圧力
および温度が低下し、蒸発器4での結露が促進され、吸
込空気から除湿を行うことができる。
【0031】(第5実施例)本実施例は、第4実施例と
同じ構成要素の冷凍サイクルを形成している。図7に示
すように蒸発器4は、上下2段に分割され、蒸発器4の
下部に対応して電気式膨張弁13が設けられ、上部に対応
して電気式膨張弁14が設けられている。ここで、第4実
施例に記載したように電気式膨張弁13の膨張弁開度を全
閉状態にし、膨張弁13に対応する蒸発器4の下部を閉塞
することにより、蒸発器4の上部での熱交換による除湿
が行われる。そして、上部で吸込空気から除湿されて熱
交換器のフィンやパイプに結露し発生したドレン水は、
乾いている蒸発器下部へ落下して排除され、以上のよう
な作用が連続的に行われることによって蒸発器上部での
除湿が効率的に行われる。
【0032】(第6実施例)本実施例は、第1実施例か
ら第5実施例のような除湿を促進した冷凍サイクルの運
転を行う場合には、冷媒蒸発圧力の低下により冷媒循環
量が低下し冷却能力が減少するため、図8の制御流れ図
に示すように、連続で除湿を促進した冷凍サイクル運転
ができる時間に制限を設けて、最大運転時間を越えた
ら、膨張弁3の開度を通常冷房制御による開度とし、所
定時間後に再び吸込空気の湿度を検知して、所定値より
湿度が高い場合には除湿を促進した冷凍サイクルの運転
を行うという操作により、全体としての冷房能力を確保
することができる。
【0033】(第7実施例)本実施例では、第1実施例
から第5実施例のような除湿を促進した冷凍サイクルの
運転を行う場合には、冷媒蒸発圧力の低下により冷媒循
環量が低下し冷房能力が減少するため、吹出温度が上昇
する。
【0034】よって予め上記のような除湿を促進した冷
凍サイクル運転を行う場合に図9の制御流れ図に示すよ
うに、許容できる吹出温度の上限を設定しておき、吹出
温度がその上限値を超えた場合には、除湿を促進した冷
凍サイクル運転を中断し、通常の冷房運転に復帰させ、
再び吹出温度が上限値から予め定められた所定値に低下
したら、再び吸込空気の湿度を検知して所定値より湿度
が高い場合には除湿促進運転を行い、全体として冷房能
力を確保することができる。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、空気調和装置を、冷房
運転中に空気調和装置の吸込空気の湿度がある値まで上
昇した時に、その間電気式膨張弁の開度を減少させ、蒸
発器の冷媒蒸発温度または冷媒蒸発圧力を低下させ、蒸
発器の熱交換用フィン付パイプの表面温度が吸込空気の
露点より低い温度となるよう制御する装置としたので、
所定風量を保持しながら冷房冷凍サイクルの制御により
除湿運転が可能になる。したがって、本発明の空気調和
装置を用いれば、コンピュータへ必要な湿度で大きな風
量でもって冷風を供給でき、かつコンピュータルームい
る人が高湿度で感じる不快感を緩和することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の空気調和装置の冷凍サイクル系統
図である。
【図2】第1実施例の空気調和装置の冷凍サイクル圧力
状態図である。
【図3】第2実施例の空気調和装置の冷凍サイクル系統
図である。
【図4】第2実施例の空気調和装置の冷凍サイクル温度
状態図である。
【図5】第3実施例の空気調和装置の冷凍サイクル状態
図である。
【図6】第4実施例の空気調和装置の冷凍サイクル系統
図である。
【図7】第5実施例の空気調和装置の蒸発器部構造図で
ある。
【図8】第6実施例の空気調和装置の制御流れ図であ
る。
【図9】第7実施例の空気調和装置の制御流れ図であ
る。
【符号の説明】
1 圧縮機 2 凝縮器 3 電気式膨脹弁 4 蒸発器 5 アキュムレ−タ 6,7 圧力センサ 8 サーミスタ 9 制御器 10,11 温湿度センサ 12 サーミスタ 13,14 電気式膨脹弁

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機、凝縮器、電気式膨張弁、蒸発器
    及びアキュムレータを順次に冷媒配管によって循環接続
    して冷房冷凍サイクルを形成し、前記蒸発器から所定風
    量で冷風を出す空気調和装置において、 前記蒸発器で冷却する吸込み空気の温度及び湿度を検出
    する温湿度センサと;前記圧縮機吸込み側の冷媒圧力を
    検出する圧力センサと;前記吸込み空気の温度及び湿度
    から、前記蒸発器を構成するフィン付パイプの表面温度
    が前記吸い込み空気の露点より低い所定温度となる時の
    圧縮機吸込み側の冷媒圧力を算出するプログラムを有
    し、前記温湿度センサにより検出した湿度が所定値より
    高くなった時に、前記プログラムを用いて前記湿温度セ
    ンサの温度検出値及び湿度検出値から圧縮機吸込み側の
    冷媒圧力を算出し、前記温湿度センサにより検出した湿
    度が所定値より高い間、前記圧力センサの検出値が前記
    算出した圧縮機吸込み側の冷媒圧力になるように前記電
    気式膨張弁の開度を減少させる制御器と;を設けたこと
    を特徴とする空気調和装置。
  2. 【請求項2】 圧縮機、凝縮器、電気式膨張弁、蒸発器
    及びアキュムレータを順次に冷媒配管によって循環接続
    して冷房冷凍サイクルを形成し、前記蒸発器から所定風
    量で冷風を出す空気調和装置において、 前記蒸発器で冷却する吸込み空気の温度及び湿度を検出
    する温湿度センサと;前記蒸発器を構成するフィン付パ
    イプの表面温度を検出する温度センサと;前記吸込み空
    気の温度及び湿度から前記吸い込み空気の露点より低い
    所定温度を算出するプログラムを有し、前記温湿度セン
    サにより検出した湿度が所定値より高くなった時に、前
    記プログラムを用いて前記吸い込み空気の露点より低い
    所定温度を算出し、前記温湿度センサにより検出した湿
    度が所定値より高い間、前記温度センサの検出値が前記
    算出した所定温度になるように前記電気式膨張弁の開度
    を減少させる制御器と;を設けたことを特徴とする空気
    調和装置。
  3. 【請求項3】 圧縮機、凝縮器、電気式膨張弁、蒸発器
    及びアキュムレータを順次に冷媒配管によって循環接続
    して冷房冷凍サイクルを形成し、前記蒸発器から所定風
    量で冷風を出す空気調和装置において、 前記電気式膨張弁は互いに並列する複数台で構成し、前
    記蒸発器で冷却する吸込み空気の温度及び湿度を検出す
    る温湿度センサと;前記温湿度センサにより検出した湿
    度が所定値より高い時に、前記複数台の電気式膨張弁の
    一部を閉止する制御器と;を設けたことを特徴とする空
    気調和装置。
  4. 【請求項4】 圧縮機、凝縮器、電気式膨張弁、蒸発器
    及びアキュムレータを順次に冷媒配管によって循環接続
    して冷房冷凍サイクルを形成し、前記蒸発器から所定風
    量で冷風を出す空気調和装置において、 前記電気式膨張弁は互いに上下に並列配置した2台で構
    成し、前記蒸発器は前記電気式膨張弁それぞれに接続す
    るフィン付パイプで構成し、前記蒸発器で冷却する吸込
    み空気の温度及び湿度を検出する温湿度センサと;前記
    温湿度センサにより検出した湿度が所定値より高い時
    に、前記下に配置した電気式膨張弁を閉止する制御器
    と;を設けたことを特徴とする空気調和装置。
  5. 【請求項5】 圧縮機、凝縮器、電気式膨張弁、蒸発器
    及びアキュムレータを順次に冷媒配管によって循環接続
    して冷房冷凍サイクルを形成し、前記蒸発器から所定風
    量で冷風を出す空気調和装置において、 前記蒸発器で冷却する吸込み空気の温度及び湿度を検出
    する温湿度センサと;前記圧縮機吸込み側の冷媒圧力を
    検出する圧力センサと;圧縮機吐出側の冷媒温度を検出
    する温度センサと;前記吸込み空気の温度及び湿度か
    ら、前記蒸発器を構成するフィン付パイプの表面温度が
    前記吸い込み空気の露点より低い所定温度となる時の圧
    縮機吸込み側の冷媒圧力を算出するプログラムを有し、
    前記温湿度センサにより検出した湿度が所定値より高く
    なった時に、前記プログラムを用いて前記湿温度センサ
    の温度検出値及び湿度検出値から圧縮機吸込み側の冷媒
    圧力を算出し、前記温湿度センサにより検出した湿度が
    所定値より高い間、前記圧力センサの検出値が前記算出
    した圧縮機吸込み側の冷媒圧力になるように前記電気式
    膨張弁の開度を減少させ、かつ前記温度センサが検出し
    た温度が所定値より高くなった時に、その間前記電気式
    膨張弁の開度を減少させることを停止する又は該開度を
    増加させる制御器と;を設けたことを特徴とする空気調
    和装置。
  6. 【請求項6】 圧縮機、凝縮器、電気式膨張弁、蒸発器
    及びアキュムレータを順次に冷媒配管によって循環接続
    して冷房冷凍サイクルを形成し、前記蒸発器から所定風
    量で冷風を出す空気調和装置において、 前記蒸発器で冷却する吸込み空気の温度及び湿度を検出
    する温湿度センサと;前記蒸発器を構成するフィン付パ
    イプの表面温度を検出する第1の温度センサと;前記圧
    縮機吐出側の冷媒温度を検出する第2の温度センサと;
    前記吸込み空気の温度及び湿度から前記吸い込み空気の
    露点より低い所定温度を算出するプログラムを有し、前
    記温湿度センサにより検出した湿度が所定値より高くな
    った時に、前記プログラムを用いて前記吸い込み空気の
    露点より低い所定温度を算出し、前記温湿度センサによ
    り検出した湿度が所定値より高い間、前記第1の温度セ
    ンサの検出値が前記算出した所定温度になるように前記
    電気式膨張弁の開度を減少させ、かつ前記第2の温度セ
    ンサが検出した温度が所定値より高くなった時に、その
    間前記電気式膨張弁の開度を減少させることを停止する
    又は該開度を増加させる制御器と;を設けたことを特徴
    とする空気調和装置。
  7. 【請求項7】 圧縮機、凝縮器、電気式膨張弁、蒸発器
    及びアキュムレータを順次に冷媒配管によって循環接続
    して冷房冷凍サイクルを形成し、前記蒸発器から所定風
    量で冷風を出す空気調和装置において、 前記電気式膨張弁は互いに並列する複数台で構成し、前
    記蒸発器で冷却する吸込み空気の温度及び湿度を検出す
    る温湿度センサと;前記圧縮機吐出側の冷媒温度を検出
    する温度センサと;前記温湿度センサにより検出した湿
    度が所定値より高い時に、前記複数台の電気式膨張弁の
    一部を閉止し、かつ前記温度センサが検出した温度が所
    定値より高くなった時に、その間前記電気式膨張弁の一
    部を開くようにする制御器と;を設けたことを特徴とす
    る空気調和装置。
  8. 【請求項8】 圧縮機、凝縮器、電気式膨張弁、蒸発器
    及びアキュムレータを順次に冷媒配管によって循環接続
    して冷房冷凍サイクルを形成し、前記蒸発器から所定風
    量で冷風を出す空気調和装置において、 前記電気式膨張弁は互いに上下に並列配置した2台で構
    成し、前記蒸発器で冷却する吸込み空気の温度及び湿度
    を検出する温湿度センサと;前記圧縮機吐出側の冷媒温
    度を検出する温度センサと;前記温湿度センサにより検
    出した湿度が所定値より高い時に、前記下に配置した電
    気式膨張弁を閉止し、かつ前記温度センサが検出した温
    度が所定値より高くなった時に、その間前記下に配置し
    た電気式膨張弁を開くようにする制御器と;を設けたこ
    とを特徴とする空気調和装置。
JP04389393A 1993-03-04 1993-03-04 空気調和装置 Expired - Lifetime JP3306455B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04389393A JP3306455B2 (ja) 1993-03-04 1993-03-04 空気調和装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04389393A JP3306455B2 (ja) 1993-03-04 1993-03-04 空気調和装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06257865A true JPH06257865A (ja) 1994-09-16
JP3306455B2 JP3306455B2 (ja) 2002-07-24

Family

ID=12676392

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04389393A Expired - Lifetime JP3306455B2 (ja) 1993-03-04 1993-03-04 空気調和装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3306455B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005098328A1 (ja) * 2004-04-09 2005-10-20 Matsushita Electric Industrial Co. Ltd. 乾燥装置
CN102672625A (zh) * 2011-03-17 2012-09-19 新东工业株式会社 喷丸加工用喷嘴以及具备该喷嘴的喷丸加工装置
EP2703551A1 (en) * 2012-09-04 2014-03-05 Whirlpool Corporation Cooling system for a heat pump drier and heat pump drier using such cooling system
CN108105919A (zh) * 2018-01-23 2018-06-01 广东海悟科技有限公司 一种干工况制冷的变频空调系统及其控制方法
US20210025628A1 (en) * 2018-04-09 2021-01-28 Gree Electric Appliances, Inc. Of Zhuhai Method and Device For Controlling Pressure of Units with Height Drop, and Air Conditioner Device

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005098328A1 (ja) * 2004-04-09 2005-10-20 Matsushita Electric Industrial Co. Ltd. 乾燥装置
CN100453922C (zh) * 2004-04-09 2009-01-21 松下电器产业株式会社 干燥装置
CN102672625A (zh) * 2011-03-17 2012-09-19 新东工业株式会社 喷丸加工用喷嘴以及具备该喷嘴的喷丸加工装置
EP2703551A1 (en) * 2012-09-04 2014-03-05 Whirlpool Corporation Cooling system for a heat pump drier and heat pump drier using such cooling system
CN108105919A (zh) * 2018-01-23 2018-06-01 广东海悟科技有限公司 一种干工况制冷的变频空调系统及其控制方法
CN108105919B (zh) * 2018-01-23 2024-03-29 广东海悟科技有限公司 一种干工况制冷的变频空调系统及其控制方法
US20210025628A1 (en) * 2018-04-09 2021-01-28 Gree Electric Appliances, Inc. Of Zhuhai Method and Device For Controlling Pressure of Units with Height Drop, and Air Conditioner Device
US12066225B2 (en) * 2018-04-09 2024-08-20 Gree Electric Appliances, Inc. Of Zhuhai Method and device for controlling pressure of units with height drop, and air conditioner device

Also Published As

Publication number Publication date
JP3306455B2 (ja) 2002-07-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5012777B2 (ja) 空気調和機
JP6106449B2 (ja) 外気処理装置
JP3835453B2 (ja) 空気調和装置
CN108518736A (zh) 恒温恒湿内机、恒温恒湿系统及其控制方法
JPWO2019193639A1 (ja) 空気調和システム
JP5369577B2 (ja) 空調システム
JPH10325621A (ja) 空気調和装置
JP6577264B2 (ja) 空調調和機
JPH06257865A (ja) 空気調和装置
JP3225738B2 (ja) 空気調和装置
KR20170138703A (ko) 에어컨 시스템 및 그 제어방법
JPH06337150A (ja) 空気調和装置の制御方法
JPH0833252B2 (ja) 除湿装置
JP4074422B2 (ja) 空調機とその制御方法
JP2011179728A (ja) 高顕熱形空気調和機
JPH0730979B2 (ja) 空気調和機
JP2523534B2 (ja) 空気調和機
JP2649986B2 (ja) 直膨型熱交換器を用いたクリーンルーム
CN111720977A (zh) 空调器的控制方法
JPH04332331A (ja) 湿度制御方法および空調機
JP2757900B2 (ja) 空気調和機
JPH0439578B2 (ja)
JPH04236062A (ja) 空気調和機
JP2007192436A (ja) 空気調和機
KR100685754B1 (ko) 두 개의 압축기를 갖는 에어컨 시스템 및 에어컨의 제어방법

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080517

Year of fee payment: 6

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080517

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080517

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080517

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080517

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080517

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090517

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100517

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110517

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110517

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120517

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130517

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term