JPH0625762Y2 - 空気調和装置 - Google Patents
空気調和装置Info
- Publication number
- JPH0625762Y2 JPH0625762Y2 JP1988081134U JP8113488U JPH0625762Y2 JP H0625762 Y2 JPH0625762 Y2 JP H0625762Y2 JP 1988081134 U JP1988081134 U JP 1988081134U JP 8113488 U JP8113488 U JP 8113488U JP H0625762 Y2 JPH0625762 Y2 JP H0625762Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- ceiling
- room
- air
- condenser
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、天井パネルを設けた空気調和装置に関する。
第３図および第４図に従来の天井パネルを用いた空気調
和装置を示す。本空気調和装置において、室内空間１を
冷房する場合天井に設置されたパネル３の表面を冷や
し、室内１にいる人間等の温度がパネル３の表面の温度
より高い時、その高温物体からの電磁波を吸収して冷房
が行なわれる。第３図に示すように、室内１の天井に設
置されるパネル３は、冷房運転時に蒸発器となる。第４
図はパネル３の断面図である。パネル３は、表面パネル
41、パネル基材42及び冷却された媒体が通るパイプ31に
よって構成され、冷房運転時パイプ31内を冷却された媒
体が通りそれにより表面パネル41が冷却されて、冷房が
行なわれる。
和装置を示す。本空気調和装置において、室内空間１を
冷房する場合天井に設置されたパネル３の表面を冷や
し、室内１にいる人間等の温度がパネル３の表面の温度
より高い時、その高温物体からの電磁波を吸収して冷房
が行なわれる。第３図に示すように、室内１の天井に設
置されるパネル３は、冷房運転時に蒸発器となる。第４
図はパネル３の断面図である。パネル３は、表面パネル
41、パネル基材42及び冷却された媒体が通るパイプ31に
よって構成され、冷房運転時パイプ31内を冷却された媒
体が通りそれにより表面パネル41が冷却されて、冷房が
行なわれる。
上記の従来の天井パネル等を用いた空気調和装置では、
冷房運転時、パネル３の表面に結露し、室内１に凝縮水
43が滴下する問題があった。
冷房運転時、パネル３の表面に結露し、室内１に凝縮水
43が滴下する問題があった。
さらに、結露を防止しようとしてパネル３の表面の温度
を室内１の空気の露点温度以上に保つと冷房効果が小さ
くなる問題があった。
を室内１の空気の露点温度以上に保つと冷房効果が小さ
くなる問題があった。
本考案は以上の従来装置のもつ問題を解決しようとする
ものである。
ものである。
本考案の空気調和装置は、冷却した媒体を通すパイプと
多孔質材でパネルを構成して同パネルを室内の天井部に
配置し、上記パイプを流れる媒体の冷凍サイクルの凝縮
器を経て上記パネルの天井側表面に空気を送る送風機を
設けた。
多孔質材でパネルを構成して同パネルを室内の天井部に
配置し、上記パイプを流れる媒体の冷凍サイクルの凝縮
器を経て上記パネルの天井側表面に空気を送る送風機を
設けた。
本考案では多孔質材を用いたパネルを使用しているため
に、パイプを通る冷却された媒体によって室内側空気が
冷却されるときに発生する結露は、多孔質材によって吸
い上げられてパネルの天井側の表面に到達する。同表面
には冷凍サイクルの凝縮器によって加熱された空気が送
風機によって流れているために、パネル天井側に到達し
た結露は蒸発し外部に排出される。
に、パイプを通る冷却された媒体によって室内側空気が
冷却されるときに発生する結露は、多孔質材によって吸
い上げられてパネルの天井側の表面に到達する。同表面
には冷凍サイクルの凝縮器によって加熱された空気が送
風機によって流れているために、パネル天井側に到達し
た結露は蒸発し外部に排出される。
本考案の一実施例を第１図及び第２図に示す。3aは室内
１の天井部に設けられたパネルで、多孔質材32と同多孔
質材32内に配置された冷却媒体のパイプ31を備えてい
る。５は冷却媒体の冷凍サイクルの凝縮器で室内の天井
の上側に置かれ、同凝縮器５で加熱された高温空気は送
風機４によって室内１と反対側の天井側空間２内をパネ
ル3aの上面に沿って流れるようになっている。６は凝縮
器５に近接して設けられた空気の吸込口６である。上記
パネル3aは、上記の従来例の場合と同様に、冷房運転時
に蒸発器となる。
１の天井部に設けられたパネルで、多孔質材32と同多孔
質材32内に配置された冷却媒体のパイプ31を備えてい
る。５は冷却媒体の冷凍サイクルの凝縮器で室内の天井
の上側に置かれ、同凝縮器５で加熱された高温空気は送
風機４によって室内１と反対側の天井側空間２内をパネ
ル3aの上面に沿って流れるようになっている。６は凝縮
器５に近接して設けられた空気の吸込口６である。上記
パネル3aは、上記の従来例の場合と同様に、冷房運転時
に蒸発器となる。
本実施例において、送風機４により吸込口６より吸い込
まれた空気は、凝縮器５を通り加熱されて高温となり矢
印７のようにパネル3aの天井側空間２内を流れる。
まれた空気は、凝縮器５を通り加熱されて高温となり矢
印７のようにパネル3aの天井側空間２内を流れる。
一方、パネル3aはパイプ31内を通る冷却された媒体によ
り冷却され、室内１側の表面は室内１の空気の露点温度
以下に下がり、パネル3aの室内１側表面には空気中の水
分が結露する。パネル3aの室内１側の表面に結露した露
は、多孔質材32の中を毛細現象により上昇し、パネル3a
の天井側空間２の表面に到達し、高温の空気により蒸発
し、外部へ排出される。
り冷却され、室内１側の表面は室内１の空気の露点温度
以下に下がり、パネル3aの室内１側表面には空気中の水
分が結露する。パネル3aの室内１側の表面に結露した露
は、多孔質材32の中を毛細現象により上昇し、パネル3a
の天井側空間２の表面に到達し、高温の空気により蒸発
し、外部へ排出される。
本実施例では、以上のように多孔質材32をもつパネル3a
を利用することによって、パネル3aの室内側に生ずる結
露をパネル3aの天井側に移動させて、凝縮器５の排熱に
より加熱された空気によって蒸発させることにより、結
露が室内に落下することがない。
を利用することによって、パネル3aの室内側に生ずる結
露をパネル3aの天井側に移動させて、凝縮器５の排熱に
より加熱された空気によって蒸発させることにより、結
露が室内に落下することがない。
また室内の負荷が増加してこれに伴って結露の量が増加
する場合には、これに比例して凝縮器５の排熱も増加し
て、大量の凝縮水（結露）の処理が可能である。
する場合には、これに比例して凝縮器５の排熱も増加し
て、大量の凝縮水（結露）の処理が可能である。
本考案により以下の効果が得られる。
(1)多孔質材の天井側の表面を凝縮器によって加熱され
た空気を流して結露した水分を蒸発させることにより、
室内の負荷に比例して大量の凝縮水の処理が可能とな
る。
た空気を流して結露した水分を蒸発させることにより、
室内の負荷に比例して大量の凝縮水の処理が可能とな
る。
(2)室内側のパネル面に結露した露は、多孔質材を通っ
てパネルの天井側の面に移動して凝縮器によって加熱さ
れた空気で蒸発し、パネルも室内側の面に滴下するよう
な水滴は発生しなくなる。
てパネルの天井側の面に移動して凝縮器によって加熱さ
れた空気で蒸発し、パネルも室内側の面に滴下するよう
な水滴は発生しなくなる。
第１図は本考案の一実施例の構成図、第２図は同実施例
のパネルの説明図、第３図は従来の天井パネルをもつ空
気調和機の構成図、第４図は同空気調和機の天井パネル
の説明図である。 １…室内、２…天井側空間、3a…天井パネル、４…送風
機、５…凝縮器、６…吸込口、７…高温空気の流れ。
のパネルの説明図、第３図は従来の天井パネルをもつ空
気調和機の構成図、第４図は同空気調和機の天井パネル
の説明図である。 １…室内、２…天井側空間、3a…天井パネル、４…送風
機、５…凝縮器、６…吸込口、７…高温空気の流れ。
Claims (1)
- 【請求項１】冷却した媒体を通すパイプと多孔質材でパ
ネルを構成して同パネルを室内の天井部に配置し、上記
パイプを流れる媒体の冷凍サイクルの凝縮器を経て上記
パネルの天井側表面に空気を送る送風機を設けたことを
特徴とする空気調和装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988081134U JPH0625762Y2 (ja) | 1988-06-21 | 1988-06-21 | 空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988081134U JPH0625762Y2 (ja) | 1988-06-21 | 1988-06-21 | 空気調和装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH024125U JPH024125U (ja) | 1990-01-11 |
| JPH0625762Y2 true JPH0625762Y2 (ja) | 1994-07-06 |
Family
ID=31305932
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988081134U Expired - Lifetime JPH0625762Y2 (ja) | 1988-06-21 | 1988-06-21 | 空気調和装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0625762Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4360102B2 (ja) * | 2003-02-27 | 2009-11-11 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和機 |
-
1988
- 1988-06-21 JP JP1988081134U patent/JPH0625762Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH024125U (ja) | 1990-01-11 |
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