JPH06257575A - スクロール圧縮機 - Google Patents
スクロール圧縮機Info
- Publication number
- JPH06257575A JPH06257575A JP4762393A JP4762393A JPH06257575A JP H06257575 A JPH06257575 A JP H06257575A JP 4762393 A JP4762393 A JP 4762393A JP 4762393 A JP4762393 A JP 4762393A JP H06257575 A JPH06257575 A JP H06257575A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bushing
- groove
- scroll
- shaft
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C29/00—Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
- F04C29/0042—Driving elements, brakes, couplings, transmissions specially adapted for pumps
- F04C29/005—Means for transmitting movement from the prime mover to driven parts of the pump, e.g. clutches, couplings, transmissions
- F04C29/0057—Means for transmitting movement from the prime mover to driven parts of the pump, e.g. clutches, couplings, transmissions for eccentric movement
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】小型機に適した偏心構造を具えるスクロール圧
縮機を得る。 【構成】旋回スクロール回転軸4cを支持する旋回軸受
11を、偏肉した筒状のブッシング11cに形成し、底
面にガイドピン14を植設する。駆動軸10の上部にブ
ッシング11cの半径よりやや大きい半径からなる半円
を具える横溝15を穿設する。その底面にブッシング1
1cが半円壁に当接して回転するようにガイドピン14
を案内する弧状の案内溝16を穿設する。半円壁と反対
側のブッシング11c外壁に押圧部18を設け、これに
対抗する内壁との間にスプリング17を装着してブッシ
ング11cを偏心量が増大する方向に付勢し、所要最大
値位置で停止するよう案内溝15の端部を位置させる。
縮機を得る。 【構成】旋回スクロール回転軸4cを支持する旋回軸受
11を、偏肉した筒状のブッシング11cに形成し、底
面にガイドピン14を植設する。駆動軸10の上部にブ
ッシング11cの半径よりやや大きい半径からなる半円
を具える横溝15を穿設する。その底面にブッシング1
1cが半円壁に当接して回転するようにガイドピン14
を案内する弧状の案内溝16を穿設する。半円壁と反対
側のブッシング11c外壁に押圧部18を設け、これに
対抗する内壁との間にスプリング17を装着してブッシ
ング11cを偏心量が増大する方向に付勢し、所要最大
値位置で停止するよう案内溝15の端部を位置させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスクロール圧縮機に関
し、詳しくは偏心構造に関する。
し、詳しくは偏心構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来例によるこの種のスクロール圧縮機
としては、図5に示すフロン等のガス体の圧縮機があ
る。同図において、内部を高圧室2とした密閉容器1内
に、鏡板3aに渦巻状のラップ3bを立設させると共に
ほぼ中央に吐出孔3cを穿設してなる固定スクロール3
が固定され、その下方に同じく鏡板4aの一面に渦巻状
のラップ4bを立設させると共に他面に旋回スクロール
軸4cを設けた旋回スクロール4がラップを噛み合わせ
て偏心して配設され、上記両ラップ間に形成される圧縮
室5の外周と中央に夫々吸入室6と吐出室7が設けられ
ている。一方、旋回スクロール4の下方に位置してその
スラスト荷重を受け、外周部において固定スクロール3
に固定されているフレーム8の中心部に駆動軸受9が設
けられ、同軸受9に支持される図示されていないモータ
ーにより駆動される駆動軸10の上端には旋回軸受11
が偏心して設けられ、同軸受11に上記旋回スクロール
軸4cが挿入されている。図3及び図4は旋回軸受11
の横断面図で、図3に示したものは駆動軸10の上部に
偏心した円形凹部を穿設してこれに偏肉した筒状のブッ
シング11aを遊嵌させ、その中に旋回スクロール軸4
cが挿入されている。又図4に示したものにおいては、
駆動軸10の上部にほぼ長方形の溝部を穿設し、その長
手方向の一端に空間12を残して遊嵌させたブッシング
11bに軸孔を穿設してこれに旋回スクロール軸4cを
挿入し、空間12にはスプリング13を挿入してブッシ
ング11bを偏心量が大になる方向に付勢している。
としては、図5に示すフロン等のガス体の圧縮機があ
る。同図において、内部を高圧室2とした密閉容器1内
に、鏡板3aに渦巻状のラップ3bを立設させると共に
ほぼ中央に吐出孔3cを穿設してなる固定スクロール3
が固定され、その下方に同じく鏡板4aの一面に渦巻状
のラップ4bを立設させると共に他面に旋回スクロール
軸4cを設けた旋回スクロール4がラップを噛み合わせ
て偏心して配設され、上記両ラップ間に形成される圧縮
室5の外周と中央に夫々吸入室6と吐出室7が設けられ
ている。一方、旋回スクロール4の下方に位置してその
スラスト荷重を受け、外周部において固定スクロール3
に固定されているフレーム8の中心部に駆動軸受9が設
けられ、同軸受9に支持される図示されていないモータ
ーにより駆動される駆動軸10の上端には旋回軸受11
が偏心して設けられ、同軸受11に上記旋回スクロール
軸4cが挿入されている。図3及び図4は旋回軸受11
の横断面図で、図3に示したものは駆動軸10の上部に
偏心した円形凹部を穿設してこれに偏肉した筒状のブッ
シング11aを遊嵌させ、その中に旋回スクロール軸4
cが挿入されている。又図4に示したものにおいては、
駆動軸10の上部にほぼ長方形の溝部を穿設し、その長
手方向の一端に空間12を残して遊嵌させたブッシング
11bに軸孔を穿設してこれに旋回スクロール軸4cを
挿入し、空間12にはスプリング13を挿入してブッシ
ング11bを偏心量が大になる方向に付勢している。
【0003】従って、駆動軸10が回転すると旋回スク
ロール軸4cは偏心しているので遠心力を受け、図3の
ものにてはブッシング11aを押圧して回転させ、図4
のものにては長手方向に偏心量が大になる方向に移動し
てラップ4bの外壁がラップ3bの内壁に常に当接する
ようにしている。
ロール軸4cは偏心しているので遠心力を受け、図3の
ものにてはブッシング11aを押圧して回転させ、図4
のものにては長手方向に偏心量が大になる方向に移動し
てラップ4bの外壁がラップ3bの内壁に常に当接する
ようにしている。
【0004】しかしながら、遠心力は回転速度、偏心量
及び旋回スクロールの質量に比例するから、通常の回転
速度を考えると図3のものは小型圧縮機には適当でな
く、図4のものはスプリングにより遠心力の不足を補う
ので小型圧縮機に使用できるが、加工性が劣る欠点があ
る。
及び旋回スクロールの質量に比例するから、通常の回転
速度を考えると図3のものは小型圧縮機には適当でな
く、図4のものはスプリングにより遠心力の不足を補う
ので小型圧縮機に使用できるが、加工性が劣る欠点があ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来例の
問題点に鑑みてなされたもので、小型圧縮機に適した偏
心構造を提供することを目的としている。
問題点に鑑みてなされたもので、小型圧縮機に適した偏
心構造を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明においては、内部を高圧室とした密閉容器
内に鏡板に渦巻状のラップを立設させた固定スクロール
を固定し、同じく鏡板の一方の面に渦巻状のラップを立
設させると共に他面に旋回スクロール軸を設けた旋回ス
クロールをラップを噛み合わせて偏心して対向させ、モ
ータにより駆動される駆動軸の上部に偏心して設けた旋
回軸受に上記旋回スクロール軸を挿入してなるスクロー
ル圧縮機において、上記旋回軸受を偏肉した筒状のブッ
シングに形成して底部にガイドピンを植設し、上記駆動
軸の上部に上記ブッシングの半径よりやや大きい半径か
らなる半円をそなえる横溝を穿設し、同溝の底面にブッ
シングが半円壁に当接して回転するように上記ガイドピ
ンを案内する弧状の案内溝16を穿設し、スプリングを
設けて上記ブッシングを偏心量が増大する方向に付勢す
ると共に、偏心量が所要最大値になる位置で停止するよ
う上記案内溝端部を位置させてなることを特徴としてい
る。
め、この発明においては、内部を高圧室とした密閉容器
内に鏡板に渦巻状のラップを立設させた固定スクロール
を固定し、同じく鏡板の一方の面に渦巻状のラップを立
設させると共に他面に旋回スクロール軸を設けた旋回ス
クロールをラップを噛み合わせて偏心して対向させ、モ
ータにより駆動される駆動軸の上部に偏心して設けた旋
回軸受に上記旋回スクロール軸を挿入してなるスクロー
ル圧縮機において、上記旋回軸受を偏肉した筒状のブッ
シングに形成して底部にガイドピンを植設し、上記駆動
軸の上部に上記ブッシングの半径よりやや大きい半径か
らなる半円をそなえる横溝を穿設し、同溝の底面にブッ
シングが半円壁に当接して回転するように上記ガイドピ
ンを案内する弧状の案内溝16を穿設し、スプリングを
設けて上記ブッシングを偏心量が増大する方向に付勢す
ると共に、偏心量が所要最大値になる位置で停止するよ
う上記案内溝端部を位置させてなることを特徴としてい
る。
【0007】
【作用】スプリングによりブッシングが偏心量を増大す
る方向に付勢されると共に、ガイドピンと案内溝により
所要最大偏心位置に規制されるので、常に旋回スクロー
ルのラップが固定スクロールのラップに当接する。
る方向に付勢されると共に、ガイドピンと案内溝により
所要最大偏心位置に規制されるので、常に旋回スクロー
ルのラップが固定スクロールのラップに当接する。
【0008】
【実施例】以下、本発明による旋回スクロールの偏心構
造の一実施例を、従来例との共通技術を省略して旋回軸
受11の横断面図である図1と縦断面図である図2によ
り説明する。図示するように、旋回軸受11を旋回スク
ロール軸4c用の貫通孔を具える偏肉した筒状のブッシ
ング11cに形成すると共に、底面にガイドピン14を
植設する。一方駆動軸10の上部に上記ブッシング11
cの半径よりやや大きい半径からなる半円と、同半円の
直線部に連設してこれを長辺とし、その二分の一よりや
や大なる寸法を短辺とする矩形からなる形状の横溝15
を穿設し、同溝15の底面にブッシング11cが半円壁
に当接して回転するように上記ガイドピン14を案内す
ると共にその移動を規制する弧状の案内溝16を穿設す
る。この回転力を得る為にスプリング17と、これに押
圧される押圧部18をブッシング11cの肉厚部に設け
る。実施例ではブッシング11cの肉厚部外壁に、接線
方向にスプリング17が嵌入する凹溝を穿設し、溝端を
垂直壁として押圧部18としているが、外壁に板体を立
設してこれに替えることもできる。そして、ブッシング
11cを駆動軸10上部の横溝15に、半円壁に沿わせ
て挿入し、ガイドピン14を案内溝16に合わせて装着
する。次にスプリング17を押圧部18と、これに対向
する横溝15の内壁との間に挿入すると、ブッシング1
1cは図において右廻りに回転してガイドピン14が案
内溝16の左端に当接して停止する。この位置において
ブッシング11cは右回転方向に付勢され、旋回スクロ
ール軸4cをラップ4bの外壁がラップ3bの内壁に当
接するに必要な所要最大値になる。またその偏肉は右回
転すると厚さを減じる状態、即ち偏心量が増加してラッ
プ4bの外壁がラップ3bの当接をより強くする状態に
あるよう設計されている。
造の一実施例を、従来例との共通技術を省略して旋回軸
受11の横断面図である図1と縦断面図である図2によ
り説明する。図示するように、旋回軸受11を旋回スク
ロール軸4c用の貫通孔を具える偏肉した筒状のブッシ
ング11cに形成すると共に、底面にガイドピン14を
植設する。一方駆動軸10の上部に上記ブッシング11
cの半径よりやや大きい半径からなる半円と、同半円の
直線部に連設してこれを長辺とし、その二分の一よりや
や大なる寸法を短辺とする矩形からなる形状の横溝15
を穿設し、同溝15の底面にブッシング11cが半円壁
に当接して回転するように上記ガイドピン14を案内す
ると共にその移動を規制する弧状の案内溝16を穿設す
る。この回転力を得る為にスプリング17と、これに押
圧される押圧部18をブッシング11cの肉厚部に設け
る。実施例ではブッシング11cの肉厚部外壁に、接線
方向にスプリング17が嵌入する凹溝を穿設し、溝端を
垂直壁として押圧部18としているが、外壁に板体を立
設してこれに替えることもできる。そして、ブッシング
11cを駆動軸10上部の横溝15に、半円壁に沿わせ
て挿入し、ガイドピン14を案内溝16に合わせて装着
する。次にスプリング17を押圧部18と、これに対向
する横溝15の内壁との間に挿入すると、ブッシング1
1cは図において右廻りに回転してガイドピン14が案
内溝16の左端に当接して停止する。この位置において
ブッシング11cは右回転方向に付勢され、旋回スクロ
ール軸4cをラップ4bの外壁がラップ3bの内壁に当
接するに必要な所要最大値になる。またその偏肉は右回
転すると厚さを減じる状態、即ち偏心量が増加してラッ
プ4bの外壁がラップ3bの当接をより強くする状態に
あるよう設計されている。
【0009】従って、圧縮機が運転されて駆動軸10が
回転すると、旋回スクロール軸4cは偏心しているので
遠心力を受けてブッシング11cを右廻りに回転させよ
うとするが、ガイドピン14が案内溝16の端部に当接
してブッシング11cを所要最大偏心位置に保つ。圧縮
機の負荷が軽くなって回転数が上昇しても同様である。
逆に低速回転になって遠心力が減少すると、スプリング
17の付勢力によってこれが維持される。また何らかの
原因、例えばラップ間のゴミ、或いはラップ面の傷乃至
変形等によりラップ間に間隙ができる、即ち偏心量が減
少する際は、ブッシング11cが左廻りに回転してスプ
リング17を圧縮し、これらがなくなると直ちに元に戻
る。このようにして、回転速度の大小に係わらず、また
何らかの原因でラップ間に隙間が生じようとするとき
も、常にラップ4bの外壁がラップ3bの内壁に当接し
続けて圧縮洩れをなくし、圧縮効率を高く維持する。
回転すると、旋回スクロール軸4cは偏心しているので
遠心力を受けてブッシング11cを右廻りに回転させよ
うとするが、ガイドピン14が案内溝16の端部に当接
してブッシング11cを所要最大偏心位置に保つ。圧縮
機の負荷が軽くなって回転数が上昇しても同様である。
逆に低速回転になって遠心力が減少すると、スプリング
17の付勢力によってこれが維持される。また何らかの
原因、例えばラップ間のゴミ、或いはラップ面の傷乃至
変形等によりラップ間に間隙ができる、即ち偏心量が減
少する際は、ブッシング11cが左廻りに回転してスプ
リング17を圧縮し、これらがなくなると直ちに元に戻
る。このようにして、回転速度の大小に係わらず、また
何らかの原因でラップ間に隙間が生じようとするとき
も、常にラップ4bの外壁がラップ3bの内壁に当接し
続けて圧縮洩れをなくし、圧縮効率を高く維持する。
【0010】
【発明の効果】旋回スクロール軸を支持する旋回軸受を
偏肉したブッシングにすると共に、駆動軸上部に設けた
横溝の半円壁に当接して回動可能とし、スプリングを設
けてブッシングが偏心量を増大する方向に付勢すると共
に、ガイドピンと案内溝により所要最大偏心位置に規制
したので、遠心力の小さい小型圧縮機に使用しても常に
旋回スクロールのラップが固定スクロールのラップに当
接して圧縮洩れを生ずることがなく、圧縮効率を高く維
持するという優れた効果を奏することができる。
偏肉したブッシングにすると共に、駆動軸上部に設けた
横溝の半円壁に当接して回動可能とし、スプリングを設
けてブッシングが偏心量を増大する方向に付勢すると共
に、ガイドピンと案内溝により所要最大偏心位置に規制
したので、遠心力の小さい小型圧縮機に使用しても常に
旋回スクロールのラップが固定スクロールのラップに当
接して圧縮洩れを生ずることがなく、圧縮効率を高く維
持するという優れた効果を奏することができる。
【図1】本発明によるスクロール圧縮機の要部の横断面
図である。
図である。
【図2】本発明によるスクロール圧縮機の要部の縦断面
図で、図1のA−A断面を示している。
図で、図1のA−A断面を示している。
【図3】従来例によるスクロール圧縮機の要部の横断面
図である。
図である。
【図4】別従来例によるスクロール圧縮機の要部の横断
面図である。
面図である。
【図5】本発明及び従来例によるスクロール圧縮機圧縮
部の縦断面図である。
部の縦断面図である。
1 密閉容器 3 固定スクロール 3a 鏡板 3b ラップ 3c 吐出孔 4 旋回スクロール 4a 鏡板 4b ラップ 4c 旋回スクロール軸 10 駆動軸 11 旋回軸受 11a ブッシング 11b ブッシング 11c ブッシング 14 ガイドピン 15 横溝 16 案内溝 17 スプリング 18 押圧部
Claims (2)
- 【請求項1】 内部を高圧室とした密閉容器内に鏡板に
渦巻状のラップを立設させた固定スクロールを固定し、
同じく鏡板の一方の面に渦巻状のラップを立設させると
共に他面に旋回スクロール軸を設けた旋回スクロールを
ラップを噛み合わせて偏心して対向させ、モータにより
駆動される駆動軸の上部に偏心して設けた旋回軸受に上
記旋回スクロール軸を挿入してなるスクロール圧縮機に
おいて、上記旋回軸受を偏肉した筒状のブッシングに形
成して底部にガイドピンを植設し、上記駆動軸の上部に
上記ブッシングの半径よりやや大きい半径からなる半円
をそなえる横溝を穿設し、同溝の底面にブッシングが半
円壁に当接して回転するように上記ガイドピンを案内す
る弧状の案内溝16を穿設し、スプリングを設けて上記
ブッシングを偏心量が増大する方向に付勢すると共に、
偏心量が所要最大値になる位置で停止するよう上記案内
溝端部を位置させてなることを特徴とするスクロール圧
縮機。 - 【請求項2】 上記横溝を上記ブッシングの半径よりや
や大きい半径からなる半円と、同半円の直線部に連設し
てこれを長辺とし、その二分の一よりやや大なる寸法を
短辺とする矩形からなる形状に形成し、上記ブッシング
の半円壁中央に対向する壁のほぼ反対側の外壁に上記横
溝の長手方向にほぼ平行する平面部を設けて押圧部と
し、上記スプリングを上記押圧部とこれに対向する横溝
の内壁間に装着してなることを特徴とする請求項1記載
のスクロール圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4762393A JPH06257575A (ja) | 1993-03-09 | 1993-03-09 | スクロール圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4762393A JPH06257575A (ja) | 1993-03-09 | 1993-03-09 | スクロール圧縮機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06257575A true JPH06257575A (ja) | 1994-09-13 |
Family
ID=12780346
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4762393A Pending JPH06257575A (ja) | 1993-03-09 | 1993-03-09 | スクロール圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06257575A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100424353C (zh) * | 2003-06-17 | 2008-10-08 | 乐金电子(天津)电器有限公司 | 涡旋式压缩机的防止磨损的装置 |
-
1993
- 1993-03-09 JP JP4762393A patent/JPH06257575A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100424353C (zh) * | 2003-06-17 | 2008-10-08 | 乐金电子(天津)电器有限公司 | 涡旋式压缩机的防止磨损的装置 |
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