JPH06257403A - 蒸気転送装置 - Google Patents

蒸気転送装置

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JPH06257403A
JPH06257403A JP5329340A JP32934093A JPH06257403A JP H06257403 A JPH06257403 A JP H06257403A JP 5329340 A JP5329340 A JP 5329340A JP 32934093 A JP32934093 A JP 32934093A JP H06257403 A JPH06257403 A JP H06257403A
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JP
Japan
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bucket
steam
wheel
passage
turbine
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Withdrawn
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JP5329340A
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English (en)
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Diether Eusebio Carreno
ディーザー・ユーセビオ・カレノ
Albert Myers
アルバート・マイヤース
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General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
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Publication date
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    • F02CGAS-TURBINE PLANTS; AIR INTAKES FOR JET-PROPULSION PLANTS; CONTROLLING FUEL SUPPLY IN AIR-BREATHING JET-PROPULSION PLANTS
    • F02C7/00Features, components parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart form groups F02C1/00 - F02C6/00; Air intakes for jet-propulsion plants
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D9/00Stators
    • F01D9/06Fluid supply conduits to nozzles or the like
    • F01D9/065Fluid supply or removal conduits traversing the working fluid flow, e.g. for lubrication-, cooling-, or sealing fluids
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高圧冷却蒸気の漏れを最小にすることのでき
る、ガスタービンのタービンバケットを冷却する蒸気転
送装置を提供する。 【構成】 蒸気転送装置は、タービンバケット(14)
とロータホイール(12)との間にダブテール連結部を
含んでおり、ロータホイールの蒸気送り通路(20)が
バケットの蒸気冷却通路(28)と一致しており、バケ
ットの蒸気戻り通路(30)がホイールの蒸気戻り通路
(24)と一致している。ダブテール連結部の界面で、
一致しているホイール及びバケットの通路のそれぞれ
が、拡大凹部(54、56)に配設されているスリーブ
(50、52)を含んでおり、スリーブはタービンバケ
ット上の環状の球形着座と係合している環状の球形シー
ル面を有している。スリーブは、バケットに対して半径
方向に圧縮可能であり、バケットのホイールへの固定を
可能にすると共に、半径方向外方へ膨張してシール面と
着座とのシール係合を実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス通路部品の運転温
度を低下させるための、高効率高出力ガスタービンの蒸
気冷却に関し、特に、蒸気をタービンロータ又はホイー
ルからタービンバケットに転送して、バケットを冷却す
ると共にホイールに戻す構成に関する。
【0002】
【従来の技術】ガスタービンのバケットは空気冷却系統
によって冷却されるのが典型的である。圧縮機の排出空
気がホイールに導入されて、ドリル孔を介してホイール
とタービンバケットとの間のダブテール溝に案内され
る。バケットはそれ自体に、冷却空気をバケットに沿っ
て流す1つ又は複数の空気通路を有している。ホイール
とバケットとの互いに整合している溝構造は、それらの
部品の設計目的には有効であるが、ガスタービンの性能
にとって有害な漏れ通路を提供してしまうという不利が
ある。冷却空気をロータホイールからバケットに転送す
る種々の設計に対する多数の改良案がこれまでに提案さ
れている。しかしながら、たいていの場合には前述の不
利は黙認されており、これらの設計案は、冷却空気流路
の比較的低い圧力と漏れとを考慮した設計である。
【0003】ガスタービン、特に極めて高温で作動する
ガスタービンでは、冷却媒体として蒸気(スチーム)を
用いることが望ましくなっている。しかしながら、蒸気
圧力は空気冷却系統で用いられる圧力の数倍である。し
かも、漏れ通路を回避しなければならないか、又は少な
くとも絶対的な低レベルに制御しなければならない。要
するに、ロータホイールとバケットとの間での蒸気の転
送は、必要な圧力と流れとをバケットに供給する高度の
信頼性を保ちながら、周囲環境への流体の漏れを最小に
して行わなければならない。その上、バケットを冷却す
るために用いられる蒸気を供給源に戻して、クローズド
(閉)サイクル冷却系統の損失を最小にしなければなら
ない。従って、1つのバケットごとに圧力も温度も異な
る2つの異なる転送点が必要となる。
【0004】
【発明の概要】本発明によれば、タービンバケットの基
部又はルートが嵌合、固定されているタービンホイール
の溝(スロット)に開口している蒸気送り通路及び蒸気
戻り通路を含んでいる構成が提供される。代表的には、
溝と、バケット基部とは、相補形状、好ましくはダブテ
ール形状を成しており、ダブテールは軸線方向に延在し
ている。これにより、タービンバケットを溝に沿って適
切な固定位置まで軸線方向に移動することができる。タ
ービンバケットの基部は、タービンホイールの蒸気送り
通路からの蒸気(スチーム)を受け取る蒸気入口と、バ
ケットからの蒸気をタービンホイールの蒸気戻り通路に
戻す蒸気出口とを有している。タービンバケットとター
ビンホイールとの界面に有効なシールを形成するため
に、本発明の第1の実施例では、一対のシールが設けら
れている。一対のシールの各々は、環状シール面を有し
ている概して半径方向に延在しているスリーブを備えて
いる。両スリーブはタービンホイールに、蒸気送り通路
及び蒸気戻り通路とそれぞれ連通関係で装着されている
ことが好ましく、スリーブのシール面は、タービンホイ
ール溝内に突出している。タービンバケットの蒸気入口
及び出口は、それぞれのシールのシール面と係合するた
めの対応する相補形状を成している環状着座(シート)
を有しており、これら着座は、タービンバケットが最終
的にタービンホイールに固定されたときに、それぞれの
シールのシール面と係合する。スリーブは半径方向に可
動である。スリーブは、シール面が半径方向外方へ溝内
に突出すると共にそのばねのバイアスに抗して半径方向
内方へ移動できるように、ばねでバイアスされているこ
とが好ましい。従って、タービンバケットをホイール溝
に沿って最終固定位置まで軸線方向に移動させる際に、
シール面は半径方向内方へ変位されて、タービンバケッ
ト側のそれぞれの着座と密封(シール)係合関係に弾性
復帰し、着座と最終シール係合に入る。尚、スリーブは
バケット側に、着座はホイール側に配設されていてもよ
いが、上述した構成が好適である。
【0005】更に、好適な実施例では、各シール用スリ
ーブは、そのシール面を半径方向外方へバイアスするの
に必要なばね力を得るために、波形(コルゲート)を付
けて形成されている。その上、バケットとホイールとの
固定を容易にするために、スリーブはロータ軸線に平行
な方向に移動可能であり、こうして、環状の球状シール
面を直接、バケット基部によって支承されているそれぞ
れの環状の球状着座と整合する位置に配置することがで
き、適正なシールを達成できるようにすると共に、バケ
ット及びホイールダブテール転送通路の位置不一致の可
能性に対処する。
【0006】加えて、バケットは代表的には、複数の蒸
気冷却通路と、複数の蒸気戻り通路とを有しており、蒸
気冷却通路は、タービンバケットの先端付近で戻り通路
と連通している。これらの複数の通路への連通を確保す
るために、バケットへの入口と、バケットからの出口と
は、入口プレナムと、出口プレナムとをそれぞれ含んで
いる。従って、入口プレナムは、バケットの蒸気入口及
び蒸気送り通路と連通しており、一方、出口プレナム
は、蒸気戻り通路及びバケットの蒸気出口と連通してい
る。各プレナムはバケット基部の端面を貫通している開
口を有しており、各バケット通路はバケット基部の半径
方向内面を貫通している開口を有している。これらの開
口は、蒸気転送通路の清掃等の作業を可能にするよう
に、取り外し可能なプラグで塞がれている。
【0007】本発明の他の実施例では、各バケット基部
には、軸線方向に延在しているボア孔が設けられてい
る。シャフトがボア孔に貫通していると共に、中心に拡
径部を有しており、この中心部の両側に縮径部を有して
いる。シャフトの両縮径部は、環状の蒸気送りプレナム
及び蒸気戻りプレナムをそれぞれ画定している。シャフ
トは、シャフト端の周りでのプレナムからの漏れを防止
するように、端部シーリング用ガスケットと共に所定位
置にボルト締めされている。シーリング用ナットと、端
部シーリング用ガスケットとが、複数のバケットを互い
に独立に所定位置に固定(ロック)するのを可能にする
ことに加えて、余分の独立したシールを実現する効果を
もたらす。これにより又、内部バケットプレナムを外側
から検査したり、清掃したりすることが可能になる。
【0008】本発明の更に他の実施例では、バケット
と、ホイールダブテールとが、タービン段の反対側で軸
線方向外方へ延在していてもよい。バケットがホイール
溝に挿入された後に、転送用スリーブをホイール及びバ
ケットダブテールの半径方向にドリル穿孔された孔にプ
レス嵌めする。ピンが転送用スリーブを所定位置に固定
するために用いられている。転送用スリーブは、タービ
ンホイールの蒸気送り通路と連通している内部通路を有
しており、この内部通路を通して蒸気をバケットプレナ
ムに流す。スリーブはバケット及びホイールを互いに軸
線方向に固定する作用を成している。蒸気送りスリーブ
は剛固であるが、戻りスリーブは、固定された入口スリ
ーブに対してバケットが軸線方向に熱膨張できるよう
に、軸線方向の可撓性を有している。従って、戻りスリ
ーブには、バケット及びホイールの両部品の間の差動を
許容するために、バケットとホイールダブテールとの間
の界面で可撓性の波形形状が設けられている。転送用ス
リーブを高強度、高延性、高熱膨張とすれば、スリーブ
と、それを囲んでいる壁との間に熱膨張差を与えること
により、相対的な軸線方向移動が可能になると共に、シ
ーリング効果が高まる一方、タービンバケットとホイー
ルとの間の蒸気の連通が可能になる。
【0009】本発明の好適な実施例による蒸気転送装置
は、タービンホイールを備えており、タービンホイール
は、回転軸と、溝と、溝に開口している蒸気送り通路及
び蒸気戻り通路とを有している。タービンバケットが、
溝に係合可能であると共にホイールの概して半径方向に
延在している基部を有している。タービンバケットの基
部によって支承されている蒸気入口が、タービンホイー
ルの蒸気送り通路からの蒸気を受け取っており、バケッ
トを蒸気で冷却する蒸気通路が、蒸気入口と連通してい
ると共にバケットに沿って延在している。タービンバケ
ットの基部によって支承されている蒸気出口が、バケッ
トからの蒸気をタービンホイールの蒸気戻り通路に流す
ように、バケットの冷却用蒸気通路と連通している。一
対のシールが蒸気送り通路と蒸気入口との間、及び蒸気
戻り通路と蒸気出口との間にそれぞれ設けられている。
これらのシールの少なくとも一方は、ホイール及びバケ
ットの一方によって支承されており、ホイール及びバケ
ットの他方によって支承されている着座とシール係合す
るための概して半径方向に可動なシール面を有している
スリーブと、シール面を概して半径方向に移動させて着
座とシール係合関係に保つように、シール面をバイアス
する手段とを含んでいる。
【0010】本発明の他の好適な実施例による蒸気転送
装置は、回転軸と、溝と、溝に開口している蒸気送り通
路及び蒸気戻り通路とを有しているタービンホイール
と、溝に係合可能な基部を有しており、ホイールの概し
て半径方向に延在しているタービンバケットとを備えて
いる。タービンホイールの蒸気送り通路からの蒸気を受
け取る蒸気入口が、タービンバケットの基部によって支
承されている。バケットを蒸気で冷却する蒸気通路が、
蒸気入口と連通していると共にバケットに沿って延在し
ている。タービンバケットの基部によって支承されてい
る蒸気出口が、バケットからの蒸気をタービンホイール
の蒸気戻り通路に流すように、バケットを冷却するバケ
ット内の蒸気通路と連通している。一対のスリーブが蒸
気送り通路と入口との間、及び蒸気戻り通路と出口との
間にそれぞれ設けられている。これらのスリーブの少な
くとも一方は、バケット基部とホイール溝との界面を横
切って延在しており、その一方のスリーブは内部通路を
有している。内部通路は、(i)バケット入口及び蒸気
送り通路と、(ii)バケット出口及び蒸気戻り通路と
のうちの一方と連通している。
【0011】従って、本発明の主たる目的は、クローズ
ドサイクル蒸気系統からの高圧冷却蒸気の漏れを最小に
し、入口及び出口ポートへのアクセス可能性を最大にし
て組み立てを簡単にし、分解及び現場保守を容易にして
転送点部品への作業を可能にし、更にバケットの軸線方
向の固定を達成した、ガスタービンのタービンバケット
を冷却するための新規で改良された蒸気転送装置を提供
することにある。
【0012】
【実施例】次に、図面を参照しながら、本発明の好適な
実施例を詳しく説明する。図1及び図2に、本発明の一
実施例による蒸気転送装置を示す。参照番号10で総称
する蒸気転送装置は、タービンホイール又はロータ12
とタービンバケット14(1つのみを図示)との間で蒸
気(スチーム)を転送する。図1に最もよく示されてい
るように、タービンバケット14のルート又は基部は、
ダブテール16を含んでおり、ダブテール16は、ロー
タホイール12に形成されている相補形のダブテール溝
18に嵌まっている。尚、タービンバケット14をホイ
ール12上の図2に示されているような最終固定位置に
装着するために、タービンバケットは軸線方向に摺動可
能である。
【0013】ロータホイール12は、ロータホイール空
所22を含んでいる蒸気送り通路20と、ロータホイー
ル空所26を含んでいる蒸気戻り通路24とを含んでい
る。バケット14は、蒸気送り通路20からの蒸気を受
け取る1つ以上の蒸気通路28と、バケットからの蒸気
をロータホイール12の蒸気戻り通路24に戻す1つ以
上の蒸気戻り通路30とを含んでいる。尚、蒸気通路2
8はバケット14の先端まで延在していると共に、その
先端付近で戻り通路30と連通している。多数の蒸気通
路28及び30が用いられている好適な実施例では、バ
ケットの内端又はルート部に、蒸気入口プレナム32
と、蒸気出口プレナム34とが、通路28と、通路30
とにそれぞれ連通して設けられている。入口プレナム3
2は、送り通路20から蒸気を受け取るボア36を有し
ており、ボア36はバケット14の基部16の内端を貫
通して開口している。出口プレナム34は、バケット1
4からの蒸気を戻り通路24に流すボア38を有してお
り、ボア38は戻り通路24と連通して、同様にバケッ
ト14の内端を貫通して開口している。プラグ40及び
42がプレナム32及び34の外端をそれぞれ塞いでお
り、一方、プラグ44及び46がバケット蒸気通路28
及び30の内端をそれぞれ塞いでいる。通路内を清掃し
たり検査したいときには、プラグ40、42、44及び
46を取り外すことができる。
【0014】本発明による蒸気転送装置は、ロータホイ
ール12のダブテール溝18の底部の凹部54及び56
に、軸線方向に離間した位置に配設されている一対の圧
縮シール50及び52を含んでいる。シール50及び5
2は、バケット及びタービンホイールの組み立て及び分
解を可能にすると共にそれぞれのシール面の間の確実な
接触を保証するように、半径方向に弾性変形可能なスリ
ーブを備えている。シール50及び52の各々はスリー
ブを備えているが、このスリーブは、環状波形部を有し
ているので、半径方向に圧縮可能である。更に、凹部5
4及び56の直径は、スリーブ50及び52が軸線方向
に、即ちロータホイールの回転の軸線に平行に変位でき
るように、スリーブ50及び52の直径よりも大きい。
各スリーブの半径方向外端には、孔が開けられており、
この外端は、入口36及び38の周りに形成されている
環状表面、好ましくは相補形状の表面に対してシール係
合する環状表面、好ましくは球状表面を画定している。
【0015】バケットを軸線方向に滑らせることにより
ダブテール溝に挿入するときに、バケットの基部は、シ
ールの突出している環状の球状シール面に接触すると共
に、そのシールを対応する凹部内に押し込める。入口3
6及び38の環状の球状着座がスリーブ50及び52の
環状の球状シール面とそれぞれ一致したら、圧縮された
シールのバイアス力で、シールの球状シール面が入口の
周りの着座とシール係合関係に押し入れられる。尚、シ
ール用スリーブ50及び52はバケットのホイールへの
挿入時に軸線方向に移動し、こうして、スリーブをシー
ルするのに適切なバケットの球形着座の真下に配置する
ことが可能になる。これにより、バケットとホイールダ
ブテール転送孔との位置がずれる可能性に対処すると共
に、シール面及び着座の自己位置合わせを達成する。
【0016】組み立て終わったら、冷却蒸気が通路20
及び空所22を経てシール50に供給され、シールの孔
を経て半径方向外方にプレナム32への入口36に送ら
れる。蒸気はプレナム32から冷却通路28に流れ、通
路30を通って出口プレナム34に戻る。戻り蒸気は次
に、出口38、スリーブ52及び空所26を通過して、
戻り通路24に入る。尚、圧縮シールが適正な位置にあ
るか否かの検査は、プラグ40及び42を取り外すこと
により行うことができる。プラグ40及び42は、必要
に応じて清掃、検査又は変更を行うための内部蒸気分配
系へのアクセスも確保する。
【0017】次に、図3及び図4の実施例について説明
する。前述の実施例と同じ部品には同じ参照番号を用い
たが、添字「a」を付けてある。本実施例では、バケッ
ト14aの基部(ルート)16aに前述とは異なるプレ
ナム構造が設けられている。即ち、ボア60がバケット
基部16aにその両端の間に貫通して設けられている。
ボルト62がボア60に軸線方向に挿通されている。ボ
ルト62は、中心の拡径部64と、その両側の縮径部6
6及び68とを含んでおり、縮径部66及び68はボア
60の壁と共に、環状の入口及び出口プレナム32a及
び34aを画定している。ボルト62の端部は外面をね
じ切り面とされており、端部ナット78と螺合してい
る。このナット−ボルト機構は、ガスケット70及びカ
バープレート72をバケットの基部及びホイールスロッ
トの両側にそれぞれ押し付け、スリーブ50a及び52
aの着座部を通しての漏れを防止するための機構であ
る。シール用ボルトに所定の値の予荷重を加えておくこ
とにより、シール作用は達成される。ナット−ボルト機
構は又、バケットとホイールとの連結用の追加の固定
(ロック)作用をもたらす。本発明の蒸気転送装置の本
実施例においては、シール作用及び固定作用をもたらす
機構によって、余分の独立なシールという特徴が得られ
ると共に、バケットを所定位置に独立に固定することが
可能になる。この特徴から、内部バケットプレナムを外
側から検査したり、清掃することも可能になる。
【0018】次に、図5〜図7に示す実施例について説
明する。前述の実施例と同じ部品には同じ参照番号を用
いたが、添字「b」を付けてある。バケットダブテール
16b及びホイール溝18bの軸線方向外方への延長部
が示されている。本実施例では、ホイール及びバケット
ダブテールにそれぞれに、孔100及び102が半径方
向に穿孔されており、剛性の転送用スリーブ104及び
106をそれぞれ受け入れている。バケットがホイール
の溝に挿入された後に、スリーブ104及び106が孔
100及び102にプレス嵌めされている。孔100及
び102は空所22b及び26bに被さっており、蒸気
入口通路20b及び蒸気戻り通路24bの一部を形成し
ている。バケット及びホイールが適切に位置合わせされ
て、スリーブ104及び106が挿入されたときに、固
定(ロック)ピン108を用いて、スリーブ104及び
106は所定位置に固定される。
【0019】図示のように、プレナム32b及び34b
の軸線方向外端は、孔100及び102にそれぞれ開口
している。スリーブ106は、空所22bと連通してい
る盲通路110を有している。通路110は横開口11
1を介して、プレナム32bと連通している。その結
果、剛性であるスリーブ106は、バケット及びホイー
ル相互の軸線方向の固定を達成し、しかも蒸気入口通路
20bと蒸気冷却通路28bとの間を連通させる。蒸気
出口スリーブ104も同様な形状を成しているが、蒸気
出口スリーブ104には、例えば、波形部112によっ
て与えられる可撓性が備わっており、スリーブ104は
屈曲することが可能であり、これによりスリーブ104
は、固定されたスリーブ106に対するバケットの軸線
方向の熱膨張を吸収することが可能になる。具体的に
は、出口スリーブ104には、バケットとホイールダブ
テールとの間の境界点において、両部品の間の差動を許
容するように設計された可撓性の波形部112が設けら
れている。
【0020】戻り蒸気はバケット通路30bからプレナ
ム34b、そして出口スリーブ104の内部通路114
に流れ、蒸気戻り通路24bを経て戻る。スリーブ10
4及び106の各々には、その半径方向外面近くに内ね
じ120が設けられており、蒸気転送点の検査や蒸気流
れ通路の内部の清掃のために、スリーブを取り外しが可
能になると共に、タービンバケット冷却効果を最適レベ
ルに調節するために、オリフィス流れ区域を改変するこ
とが可能になる。更に、スリーブを、バケットの熱膨張
特性よりも大きな熱膨張特性を有する材料から形成する
ことにより、スリーブ及びバケットの表面でのシール圧
力を増加させることができる。
【0021】以上、本発明を現在のところ最も実用的と
考えられる実施例について説明したが、当業者であれ
ば、種々の変更及び改変を加えることができ、それらの
変更及び改変も本発明の要旨の範囲内に包含される。
【図面の簡単な説明】
【図1】タービンホイール及びタービンバケットの軸線
方向側面図であって、両者間のダブテール連結及び蒸気
転送通路を示す図である。
【図2】本発明による蒸気転送装置及びそのシールを示
す図1の2−2線方向に見た長さ方向断面図である。
【図3】本発明の他の実施例による蒸気転送装置を示す
図1と同様な軸線方向側面図である。
【図4】図3の4−4線方向に見た長さ方向断面図であ
る。
【図5】本発明の他の実施例による蒸気転送装置を示す
図1と同様な軸線方向側面図である。
【図6】図5の6−6線方向に見た長さ方向断面図であ
る。
【図7】図5及び図6に示す実施例に用いる蒸気転送ス
リーブの拡大斜視図である。
【符号の説明】
10 蒸気転送装置 12 タービンホイール 14 タービンバケット 16 ダブテール 18 ダブテール溝 20 蒸気送り通路 24 蒸気戻り通路 28 バケットの蒸気通路 30 バケットの蒸気戻り通路 32 蒸気入口プレナム 34 蒸気出口プレナム 36、38 入口 40、42、44、46 プラグ 50、52 シール 54、56 凹部 60 ボア 62 ボルト 64 拡径部 66、68 縮径部 70 ガスケット 72 カバープレート 78 ナット 100、102、110 孔 104、106 スリーブ 112 波形部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸と、溝と、該溝に開口している蒸
    気送り通路及び蒸気戻り通路とを有しているタービンホ
    イールと、 前記溝に係合可能な基部を有していると共に、前記ホイ
    ールの概して半径方向に延在しているタービンバケット
    と、 該タービンバケットの基部により支承されており、前記
    タービンホイールの蒸気送り通路からの蒸気を受け取る
    蒸気入口と、 前記蒸気入口と連通していると共に、前記バケットを蒸
    気冷却するように該バケットに沿って延在している蒸気
    通路と、 前記バケットの前記蒸気通路と連通した状態で前記ター
    ビンバケットの基部により支承されており、前記バケッ
    トからの蒸気を前記タービンホイールの蒸気戻り通路に
    流す蒸気出口と、 前記蒸気送り通路と前記蒸気入口との間、及び前記蒸気
    戻り通路と前記蒸気出口との間にそれぞれ設けられてい
    る一対のシールであって、該シールの少なくとも一方
    は、前記ホイール及び前記バケットのうちの一方により
    支承されているスリーブを含んでおり、該スリーブは、
    前記ホイール及び前記バケットのうちの他方により支承
    されている着座とシール係合するための概して半径方向
    に可動なシール面を有している、一対のシールと、 前記シール面を概して半径方向に移動させて前記着座と
    シール係合関係に保つように、該シール面をバイアスす
    る手段とを備えた蒸気転送装置。
  2. 【請求項2】 前記ホイール及び前記バケットのうちの
    一方により支承されており、前記シール面が前記半径方
    向に概して直角且つ前記ホイールの軸線に概して平行な
    方向へ移動するのを可能にしている手段を含んでいる請
    求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記シール面と、前記着座とは、概して
    環状の球状表面部を含んでいる請求項1に記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記タービンバケットと、前記ホイール
    とは、互いに相対的に軸線方向に最終固定位置まで摺動
    可能であり、 前記一方のシールのシール面と、前記着座とは、前記バ
    ケット及び前記ホイールの相対的な軸線方向の移動の際
    に、互いにずれており、 前記シール面は、前記バケット及び前記ホイールの前記
    最終固定位置に向かっての前記相対的な軸線方向の移動
    に応じて、前記バイアスに抗して概して半径方向の一方
    の方向に移動可能であると共に、前記バケット及び前記
    ホイールの前記最終固定位置への軸線方向の移動に応じ
    て、半径方向の反対方向に移動可能であり、こうして前
    記シール面と前記着座とを互いに一致させる請求項1に
    記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記バケットは、蒸気入口プレナムと、
    蒸気出口プレナムとを含んでおり、 前記入口は、前記蒸気入口プレナムと連通関係にあり、 前記出口は、前記蒸気出口プレナムと連通関係にあり、 前記バケットの複数の送り通路は、前記入口プレナムと
    連通していると共に、前記バケットに沿って概して半径
    方向外向きに延在しており、 前記バケットの複数の蒸気出口通路は、前記出口プレナ
    ムと連通していると共に、前記バケットに沿って概して
    半径方向内向きに延在している請求項1に記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記バケットの外面に沿った位置で前記
    入口及び出口プレナムを選択的に開閉する手段を含んで
    いる請求項5に記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記入口及び出口プレナムは、互いに軸
    線方向に心合わせされており、前記入口及び出口プレナ
    ムに前記入口及び出口と連通している環状空間をそれぞ
    れ画定するように、ボルトが前記入口及び出口プレナム
    を貫通している請求項5に記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記バケットは、該バケットの両側の間
    を貫通しているボア孔と、該ボア孔を且つ前記バケット
    の両側の間を貫通しているボルトであって、その反対端
    が前記入口及び出口プレナムの内端を画定している中心
    拡径部を有しているボルトと、該ボルトを前記ボア孔内
    に固定するように、前記ボルトと前記バケットとの間で
    協動する手段とを含んでいる請求項7に記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記ボア孔の反対端の各々に位置してい
    ると共に、前記バケット及び前記ホイールを互いにシー
    ルするように前記固定手段と協動可能な端部ガスケット
    を含んでいる請求項8に記載の装置。
  10. 【請求項10】 回転軸と、溝と、該溝に開口している
    蒸気送り通路及び蒸気戻り通路とを有しているタービン
    ホイールと、 前記溝に係合可能な基部を有していると共に、前記ホイ
    ールの概して半径方向に延在しているタービンバケット
    と、 該タービンバケットの基部により支承されており、前記
    タービンホイールの蒸気送り通路からの蒸気を受け取る
    蒸気入口と、 該蒸気入口と連通していると共に、前記バケットを蒸気
    冷却するように前記バケットに沿って延在している蒸気
    通路と、 前記バケットを冷却するように前記バケットの前記蒸気
    通路と連通した状態で前記タービンバケットの基部によ
    り支承されており、前記バケットからの蒸気を前記ター
    ビンホイールの蒸気戻り通路に流す蒸気出口と、 前記蒸気送り通路と前記入口との間、及び前記蒸気戻り
    通路と前記出口との間にそれぞれ設けられている一対の
    スリーブであって、該スリーブの少なくとも一方は、前
    記バケットの基部と前記ホイールの溝との界面を横切っ
    て延在しており、該一方のスリーブは、(i)前記バケ
    ット入口及び前記蒸気送り通路と、(ii)前記バケッ
    ト出口及び前記蒸気戻り通路とのうちの一方と連通して
    いる内部通路を有している、一対のスリーブとを備えた
    蒸気転送装置。
  11. 【請求項11】 前記一方のスリーブは、前記タービン
    バケットと前記タービンホイールとを互いに固定してい
    る剛性スリーブを含んでいる請求項10に記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記一方のスリーブは、前記タービン
    バケットの基部と前記タービンホイールとの間の相対的
    な移動を可能にするように可撓性である請求項10に記
    載の装置。
  13. 【請求項13】 前記一方のスリーブの内部通路は、 前記入口通路と連通して前記スリーブの軸線方向に延在
    している通路と、 該軸線方向に延在している通路と連通していると共に、
    前記スリーブの半径方向に開口している開口とを含んで
    いる請求項10に記載の装置。
  14. 【請求項14】 前記一方のスリーブは、前記タービン
    バケットと前記タービンホイールとを互いに固定してい
    る剛性スリーブを含んでおり、 前記一方のスリーブの内部通路は、 前記入口通路と連通して前記スリーブの軸線方向に延在
    している通路と、 該軸線方向に延在している通路と連通していると共に、
    前記スリーブの半径方向に前記入口内に開口している開
    口とを含んでおり、 前記一対のスリーブのうちの第2のスリーブは、前記タ
    ービンバケットの基部と前記タービンホイールとの間の
    相対的な移動を可能にするように可撓性である請求項1
    0に記載の装置。
JP5329340A 1992-12-30 1993-12-27 蒸気転送装置 Withdrawn JPH06257403A (ja)

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