JPH06257132A - 2液硬化性材料の送給方法とその装置 - Google Patents
2液硬化性材料の送給方法とその装置Info
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- JPH06257132A JPH06257132A JP4246993A JP4246993A JPH06257132A JP H06257132 A JPH06257132 A JP H06257132A JP 4246993 A JP4246993 A JP 4246993A JP 4246993 A JP4246993 A JP 4246993A JP H06257132 A JPH06257132 A JP H06257132A
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- Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】装置コストが低廉であるにも係わらず、A液に
対するB液の比率制御特性に優れるものとする。 【構成】圧送ポンプ7,21と合流個所までの間におい
て、A液およびB液の流量計8,22を別々に設け、A
液の流量に応じて、B液の流量を調節して、所定の流量
比に制御するとともに、前記B液の流量調節に際して、
流量基準設定値に対して上下限値を設け、その上下限値
内を推移するとき、前記流量基準設定値をもって;前記
上下限値を外れるとき、前記流量基準設定値の固定を外
して流量基準設定値に対する比例積分制御量をもって:
B液の圧送ポンプ22の回転数制御を行う。
対するB液の比率制御特性に優れるものとする。 【構成】圧送ポンプ7,21と合流個所までの間におい
て、A液およびB液の流量計8,22を別々に設け、A
液の流量に応じて、B液の流量を調節して、所定の流量
比に制御するとともに、前記B液の流量調節に際して、
流量基準設定値に対して上下限値を設け、その上下限値
内を推移するとき、前記流量基準設定値をもって;前記
上下限値を外れるとき、前記流量基準設定値の固定を外
して流量基準設定値に対する比例積分制御量をもって:
B液の圧送ポンプ22の回転数制御を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、軌道バラストの間隙充
填、トンネル周囲の空隙充填、軟弱地盤に対する薬液注
入などに用いる2液硬化性材料の送給方法とその装置に
関する。
填、トンネル周囲の空隙充填、軟弱地盤に対する薬液注
入などに用いる2液硬化性材料の送給方法とその装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】軌道バラストの間隙にはアスファルト乳
剤を含むセメント系急硬性複合材料が用いられること、
トンネル周囲の空隙充填には各種セメントモルタルに水
ガラスを硬化材とするグラウトが用いられること、軟弱
地盤には水ガラスを主材とするグラウトが用いられるこ
とがそれぞれ知られている。
剤を含むセメント系急硬性複合材料が用いられること、
トンネル周囲の空隙充填には各種セメントモルタルに水
ガラスを硬化材とするグラウトが用いられること、軟弱
地盤には水ガラスを主材とするグラウトが用いられるこ
とがそれぞれ知られている。
【0003】たとえば、軌道バラストの間隙に充填する
材料は、半剛性体であり、適当な強度、耐久性、列車荷
重に対する緩衝機能を有するため、道床や路盤の保守作
業を大幅に軽減するものとして評価されている。
材料は、半剛性体であり、適当な強度、耐久性、列車荷
重に対する緩衝機能を有するため、道床や路盤の保守作
業を大幅に軽減するものとして評価されている。
【0004】この充填材料の調合には、1つのミキサー
で全種類の材料を混合するか、主材と硬化材とに分けて
調合しその後に混合する方法がある。しかしながら、営
業線でこれを充填用に用いる場合には、短時間で所要の
耐荷力を得る必要があり、可使時間を短くすることが必
要不可欠となっている。したがって可使時間の短縮のた
めには、主材と硬化材とに分けて調合した後、別々に送
給し、充填個所付近で混合させる2液硬化法が有利であ
る。
で全種類の材料を混合するか、主材と硬化材とに分けて
調合しその後に混合する方法がある。しかしながら、営
業線でこれを充填用に用いる場合には、短時間で所要の
耐荷力を得る必要があり、可使時間を短くすることが必
要不可欠となっている。したがって可使時間の短縮のた
めには、主材と硬化材とに分けて調合した後、別々に送
給し、充填個所付近で混合させる2液硬化法が有利であ
る。
【0005】この場合の配合は、たとえば主材としての
A液側に、アスファルト乳剤、セメント、砂、ゴムラテ
ックス、金属アルミニュウム粉末、消泡剤を、硬化材と
してのB液側に急硬性混和材およびその凝結調節剤を用
いている。しかし、その反応時間が短いというだけでは
十分でなく、A液に対するB液の流量比が適正でない
と、所望の物性が得られないため、その流量比を厳格に
管理する必要がある。
A液側に、アスファルト乳剤、セメント、砂、ゴムラテ
ックス、金属アルミニュウム粉末、消泡剤を、硬化材と
してのB液側に急硬性混和材およびその凝結調節剤を用
いている。しかし、その反応時間が短いというだけでは
十分でなく、A液に対するB液の流量比が適正でない
と、所望の物性が得られないため、その流量比を厳格に
管理する必要がある。
【0006】一方、薬液またはセメント系グラウトの注
入の場合にも、この種のことがしばしば生じる。いずれ
にしても、A液とB液との流量比を適正に管理する方法
としては、特公昭52−21802 号公報などで知られている
ように、各液の一部をポンプから出た後に貯槽にリター
ンさせる方法がある。また、この種の両リターン方式以
外に、B液側にのみリターンバルブを設けてリターン制
御する方法も知られている。
入の場合にも、この種のことがしばしば生じる。いずれ
にしても、A液とB液との流量比を適正に管理する方法
としては、特公昭52−21802 号公報などで知られている
ように、各液の一部をポンプから出た後に貯槽にリター
ンさせる方法がある。また、この種の両リターン方式以
外に、B液側にのみリターンバルブを設けてリターン制
御する方法も知られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の軌道バ
ラストの間隙充填について考えると、特に都市部では、
充填材の調合プラントの設置場所に制約があり、その調
合プラントから充填個所まで、最短でも50m程度であ
り、ときには500mの長距離となることが余儀無くさ
れることもある。
ラストの間隙充填について考えると、特に都市部では、
充填材の調合プラントの設置場所に制約があり、その調
合プラントから充填個所まで、最短でも50m程度であ
り、ときには500mの長距離となることが余儀無くさ
れることもある。
【0008】したがって、充填個所近くで各材料をリタ
ーンさせるリターン方式を採用することは、リターン用
のホース類の長さが長距離にわたりきわめて不経済であ
るばかりでなく、材料の沈降やロスが多くなるなどの問
題がある。
ーンさせるリターン方式を採用することは、リターン用
のホース類の長さが長距離にわたりきわめて不経済であ
るばかりでなく、材料の沈降やロスが多くなるなどの問
題がある。
【0009】さらに、リターン方式に用いるリターンバ
ルブは、その精度および応答性に難があり、リターン分
岐部分が狭隘となることによる材料の分離、さらにはア
スファルト乳剤を含むセメント系材料では、リターンに
よる繰り返し使用は品質変化のトラブルの原因となるな
どの問題もある。
ルブは、その精度および応答性に難があり、リターン分
岐部分が狭隘となることによる材料の分離、さらにはア
スファルト乳剤を含むセメント系材料では、リターンに
よる繰り返し使用は品質変化のトラブルの原因となるな
どの問題もある。
【0010】いま、軌道構造や施工条件もしくは目的に
よって決定されたA液とB液の配合比率に応じて各圧送
ポンプの吐出量を調整する場合には、A液側のポンプの
吐出量を実測し、この値に対して所定の比率となるよう
に、B液側のポンプ吐出量を実測しながら調節する必要
がある。
よって決定されたA液とB液の配合比率に応じて各圧送
ポンプの吐出量を調整する場合には、A液側のポンプの
吐出量を実測し、この値に対して所定の比率となるよう
に、B液側のポンプ吐出量を実測しながら調節する必要
がある。
【0011】ところが、A液の吐出量は、圧送距離や温
度条件などによって変化することがあり、しかも填充個
所において、填充速度を上げたり下げたりする場合であ
っても、2台の吐出ポンプからの吐出量の比率は設定し
た比率に一定に精度良く維持する必要がある。
度条件などによって変化することがあり、しかも填充個
所において、填充速度を上げたり下げたりする場合であ
っても、2台の吐出ポンプからの吐出量の比率は設定し
た比率に一定に精度良く維持する必要がある。
【0012】このための各流量制御方法としては、P制
御、PI制御、PID制御があることは広く知られてい
る。この場合、PID制御法は、制御特性に優れるので
最適であるものの、設備コストが著しく嵩む。
御、PI制御、PID制御があることは広く知られてい
る。この場合、PID制御法は、制御特性に優れるので
最適であるものの、設備コストが著しく嵩む。
【0013】他方、PI制御は設備または制御機器のコ
ストが比較的低廉であるので好適である。しかし、従来
のPI制御は、たとえば図2に示すように、B液の流量
を、A液に対して比率(比例)調節するとき、当初の設
定値を50%から75%に変更した場合、B液に対する
操作量または制御量が、目標操作量に対して永久に一致
せず、常にオフセットOfを生じる状態となる。これで
は、適切なA液に対するB液の比例制御を行うことがで
きない。なお、同図に示すように、感度が高い場合には
オーバーシュート量が大きく、かつ経時的な変動量が大
きい。感度が低い場合には、目標操作量になかなか追い
つかない現象がある。
ストが比較的低廉であるので好適である。しかし、従来
のPI制御は、たとえば図2に示すように、B液の流量
を、A液に対して比率(比例)調節するとき、当初の設
定値を50%から75%に変更した場合、B液に対する
操作量または制御量が、目標操作量に対して永久に一致
せず、常にオフセットOfを生じる状態となる。これで
は、適切なA液に対するB液の比例制御を行うことがで
きない。なお、同図に示すように、感度が高い場合には
オーバーシュート量が大きく、かつ経時的な変動量が大
きい。感度が低い場合には、目標操作量になかなか追い
つかない現象がある。
【0014】したがって、本発明の課題は、装置コスト
が低廉であるにも係わらず、A液に対するB液の比例制
御特性に優れたものとすることにある。
が低廉であるにも係わらず、A液に対するB液の比例制
御特性に優れたものとすることにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決した本発
明方法は、2液硬化性材料のA液とB液とを別々に、リ
ターンを行うことなくポンプ圧送して、吐出手段に至る
手前において、吐出手段内において、または吐出手段か
ら吐出された後において合流させ対象領域に対して適用
する方法であって、圧送ポンプと合流個所までの間にお
いて、A液およびB液の流量計を別々に設け、A液の流
量に応じて、B液の流量を調節して、所定の流量比に制
御するとともに、前記B液の流量調節に際して、流量基
準設定値に対して上下限値を設け、その上下限値内を推
移するとき、前記流量基準設定値をもって;前記上下限
値を外れるとき、前記流量基準設定値の固定を外して流
量基準設定値に対する比例積分制御量をもって:B液の
圧送ポンプの回転数制御を行うことを特徴とするもので
ある。
明方法は、2液硬化性材料のA液とB液とを別々に、リ
ターンを行うことなくポンプ圧送して、吐出手段に至る
手前において、吐出手段内において、または吐出手段か
ら吐出された後において合流させ対象領域に対して適用
する方法であって、圧送ポンプと合流個所までの間にお
いて、A液およびB液の流量計を別々に設け、A液の流
量に応じて、B液の流量を調節して、所定の流量比に制
御するとともに、前記B液の流量調節に際して、流量基
準設定値に対して上下限値を設け、その上下限値内を推
移するとき、前記流量基準設定値をもって;前記上下限
値を外れるとき、前記流量基準設定値の固定を外して流
量基準設定値に対する比例積分制御量をもって:B液の
圧送ポンプの回転数制御を行うことを特徴とするもので
ある。
【0016】また、本発明装置は、2液硬化性材料のA
液とB液とを別々に、リターンを行うことなくポンプ圧
送して、吐出手段に至る手前において、吐出手段内にお
いて、または吐出手段から吐出された後において合流さ
せ対象領域に対して適用する設備にあって、圧送ポンプ
と合流個所までの間において、A液およびB液の各流量
計と、前記B液の圧送ポンプの回転数制御手段と、前記
各流量計からの信号を受けて前記回転数制御手段へ制御
信号を与える自動制御器とを備え:前記自動制御器は、
前記A液の流量比として与えられる流量基準設定値に対
して上下限値を有し、その上下限値内を推移するとき、
前記流量基準設定値をもって;前記上下限値を外れると
き、前記流量基準設定値の固定を外して流量基準設定値
に対する比例積分制御量をもって:前記回転数制御手段
に対して制御信号を与えるように構成したことを特徴と
するものである。
液とB液とを別々に、リターンを行うことなくポンプ圧
送して、吐出手段に至る手前において、吐出手段内にお
いて、または吐出手段から吐出された後において合流さ
せ対象領域に対して適用する設備にあって、圧送ポンプ
と合流個所までの間において、A液およびB液の各流量
計と、前記B液の圧送ポンプの回転数制御手段と、前記
各流量計からの信号を受けて前記回転数制御手段へ制御
信号を与える自動制御器とを備え:前記自動制御器は、
前記A液の流量比として与えられる流量基準設定値に対
して上下限値を有し、その上下限値内を推移するとき、
前記流量基準設定値をもって;前記上下限値を外れると
き、前記流量基準設定値の固定を外して流量基準設定値
に対する比例積分制御量をもって:前記回転数制御手段
に対して制御信号を与えるように構成したことを特徴と
するものである。
【0017】
【作用】本発明では、各液のリターンを行わないので、
プラントから充填または注入現場までの距離が遠い場合
にも、リターン路に必要なホース類の錯綜がなく、かつ
A液およびB液の材料沈降や硬化も防止できる。
プラントから充填または注入現場までの距離が遠い場合
にも、リターン路に必要なホース類の錯綜がなく、かつ
A液およびB液の材料沈降や硬化も防止できる。
【0018】また、本発明は、新規なPI制御を用いる
ため、PID制御機器に比較して制御器のコストがはる
かに少ない。
ため、PID制御機器に比較して制御器のコストがはる
かに少ない。
【0019】さらに、本発明では、図3に示すように、
B液のA液に対する操作量(制御量)の流量基準設定値
FL、たとえば50%および75%に対して上下限値U
L,LLを設け、その上下限値UL,LL内を推移する
とき、前記流量基準設定値FLをもって;前記上下限値
UL,LLを外れるとき、すなわち同図ハッチング部分
においては、前記流量基準設定値FLの固定を外して流
量基準設定値FLに対する比例積分制御量をもって:B
液の圧送ポンプの回転数制御を行うこととしている。
B液のA液に対する操作量(制御量)の流量基準設定値
FL、たとえば50%および75%に対して上下限値U
L,LLを設け、その上下限値UL,LL内を推移する
とき、前記流量基準設定値FLをもって;前記上下限値
UL,LLを外れるとき、すなわち同図ハッチング部分
においては、前記流量基準設定値FLの固定を外して流
量基準設定値FLに対する比例積分制御量をもって:B
液の圧送ポンプの回転数制御を行うこととしている。
【0020】その結果、実際の操作量が流量基準設定値
FLに対してほぼ一致する。したがって、A液に対して
B液の量を所定の流量比をもって適切に合流個所に送給
でき、所望の物性をもって充填または注入を行うことが
できる。
FLに対してほぼ一致する。したがって、A液に対して
B液の量を所定の流量比をもって適切に合流個所に送給
でき、所望の物性をもって充填または注入を行うことが
できる。
【0021】加えて、A液とB液との性状が大幅に異な
る場合の2液硬化性材料に対して、型式の異なるポンプ
を用いたとしても、送給比率を一定に保持することがで
きるとともに、その比率が一定の状態で、両液の吐出量
を変更することができる機能を有しているので、作業性
に優れたものとなり、所望の物性のものを安定して得る
ことができる。
る場合の2液硬化性材料に対して、型式の異なるポンプ
を用いたとしても、送給比率を一定に保持することがで
きるとともに、その比率が一定の状態で、両液の吐出量
を変更することができる機能を有しているので、作業性
に優れたものとなり、所望の物性のものを安定して得る
ことができる。
【0022】
【実施例】以下本発明を図面を参照しながら前述の軌道
路盤のバラストの間隙充填に対するアスファルト乳剤を
含む急硬性複合材料の充填を例とする実施例により、さ
らに詳説する。
路盤のバラストの間隙充填に対するアスファルト乳剤を
含む急硬性複合材料の充填を例とする実施例により、さ
らに詳説する。
【0023】1は前述の主材としてのA液のミキサーで
あり、アスファルト乳剤2が供給流量計3を経て供給さ
れる。この供給に際しては、粘性が高いので、エア4を
添加しながら行われ、その供給量は供給流量計3からの
信号を受けて、乳剤自動計量制御器5からの信号により
電磁弁付ピンチ弁6が操作されて調節される。
あり、アスファルト乳剤2が供給流量計3を経て供給さ
れる。この供給に際しては、粘性が高いので、エア4を
添加しながら行われ、その供給量は供給流量計3からの
信号を受けて、乳剤自動計量制御器5からの信号により
電磁弁付ピンチ弁6が操作されて調節される。
【0024】他の各材料も添加されて混合調製されたA
液は、圧送ポンプ7により流量計8および圧送ホース9
を経て本発明にいう吐出手段としての、A液とB液を合
流混合させる充填混合筒10に導かれる。充填混合筒1
0の内部にはラインミキサー10aを装備する。11は
圧送ポンプ7の駆動用の油圧ユニットである。12はA
液の検出器で、A液が到達したことおよび流量異常があ
るとき、これに接続された検出警報器13に表示される
ようになっている。
液は、圧送ポンプ7により流量計8および圧送ホース9
を経て本発明にいう吐出手段としての、A液とB液を合
流混合させる充填混合筒10に導かれる。充填混合筒1
0の内部にはラインミキサー10aを装備する。11は
圧送ポンプ7の駆動用の油圧ユニットである。12はA
液の検出器で、A液が到達したことおよび流量異常があ
るとき、これに接続された検出警報器13に表示される
ようになっている。
【0025】一方、前述の硬化剤としてのB液は、ミキ
サー20により混合調製された後、圧送ポンプ21から
供給流量計22および圧送ホース23を経て、充填混合
筒10に導かれ、A液との混合が図られた後、その先端
から対象領域に吐出される。
サー20により混合調製された後、圧送ポンプ21から
供給流量計22および圧送ホース23を経て、充填混合
筒10に導かれ、A液との混合が図られた後、その先端
から対象領域に吐出される。
【0026】この送液過程において、A液およびB液の
各流量計8、22からの流量信号は、流量指示記録計3
0に一旦入力され、指示用カウンターや記録紙に表示さ
れるのに用いられると同時に、その後自動制御器31に
も与えられる。また、B液用の圧送ポンプ21に対して
は回転数制御手段としてのインバーター32が設けら
れ、このインバーター32は、自動制御器31からの制
御信号を受けて圧送ポンプ21の回転数制御を行うよう
に構成されている。
各流量計8、22からの流量信号は、流量指示記録計3
0に一旦入力され、指示用カウンターや記録紙に表示さ
れるのに用いられると同時に、その後自動制御器31に
も与えられる。また、B液用の圧送ポンプ21に対して
は回転数制御手段としてのインバーター32が設けら
れ、このインバーター32は、自動制御器31からの制
御信号を受けて圧送ポンプ21の回転数制御を行うよう
に構成されている。
【0027】自動制御器31は次述の動作を行う。すな
わち、比率設定器31A、上下限比較器31B、および
PI制御器31Cを内蔵する。そして、B液のA液に対
する所定の経時的な比率が比率設定器31Aを介して設
定され、図3に示すように、操作量(制御量)の流量基
準設定値FL、たとえば50%および75%として設定
される。
わち、比率設定器31A、上下限比較器31B、および
PI制御器31Cを内蔵する。そして、B液のA液に対
する所定の経時的な比率が比率設定器31Aを介して設
定され、図3に示すように、操作量(制御量)の流量基
準設定値FL、たとえば50%および75%として設定
される。
【0028】また、この流量基準設定値FLに対して上
下限値UL,LLを上下限比較器31Bに設けておき、
その上下限値UL,LL内を推移するとき、前記流量基
準設定値FLをもって;前記上下限値UL,LLを外れ
るとき、すなわち同図ハッチング部分においては、前記
流量基準設定値FLの固定を外して流量基準設定値FL
に対する比例積分制御量をもってPI制御器31Cによ
り:B液の圧送ポンプ21に対してインバーター32に
よってその回転数制御を行うものである。かくして、図
3に示すように、安定した制御特性を得ることができ
る。
下限値UL,LLを上下限比較器31Bに設けておき、
その上下限値UL,LL内を推移するとき、前記流量基
準設定値FLをもって;前記上下限値UL,LLを外れ
るとき、すなわち同図ハッチング部分においては、前記
流量基準設定値FLの固定を外して流量基準設定値FL
に対する比例積分制御量をもってPI制御器31Cによ
り:B液の圧送ポンプ21に対してインバーター32に
よってその回転数制御を行うものである。かくして、図
3に示すように、安定した制御特性を得ることができ
る。
【0029】ここで、A液およびB液の各流量計8、2
2としては、たとえば電磁流量計を用いることができ
る。ちなみに、電磁流量計で測定したA液とB液の流量
比は1:1でなく(等量でなく)、2:1〜15:1の
ようにB液量が少ない場合にも、A液のみまたはB液の
みの流量を管理するのではなく、これらの合計流量を管
理することにより、ある時点での使用材料の全量を確認
できるとともに、作業の終了段階で材料が目的の量をも
って流出したか否かを確認できる。そこで、流量指示記
録計30には、A液およびB液の個別流量以外にそれら
の合計流量も指示記録できるようにしてある。
2としては、たとえば電磁流量計を用いることができ
る。ちなみに、電磁流量計で測定したA液とB液の流量
比は1:1でなく(等量でなく)、2:1〜15:1の
ようにB液量が少ない場合にも、A液のみまたはB液の
みの流量を管理するのではなく、これらの合計流量を管
理することにより、ある時点での使用材料の全量を確認
できるとともに、作業の終了段階で材料が目的の量をも
って流出したか否かを確認できる。そこで、流量指示記
録計30には、A液およびB液の個別流量以外にそれら
の合計流量も指示記録できるようにしてある。
【0030】上述の本発明の送給方法とその装置は、軌
道バラストの間隙に対するアスファルト乳剤を含むセメ
ント系急硬性複合材料の充填の場合におけるA液流量に
対してB液は、図4に示すようにA液の流量に応じて制
御すればよいことも知見している。
道バラストの間隙に対するアスファルト乳剤を含むセメ
ント系急硬性複合材料の充填の場合におけるA液流量に
対してB液は、図4に示すようにA液の流量に応じて制
御すればよいことも知見している。
【0031】一方、充填作業を行うに当たり、A液を圧
送する前に、水を先行して圧送し、その後にA液を圧送
するのが一般的であるために、水からA液の切替え時点
を知り、A液の吐出タイミングを知ることは作業性を高
める。また、作業終了に伴い、ポンプやホースの洗浄を
行いながら、材料の全量を吐出させることが必要とな
り、この手段として吐出の最終段階で水を送り、この水
により材料を先端から押し出すようにするのがよい。こ
のとき、A液の検出器12により、A液が水に変わった
ことを検出して、材料の全量吐出が終了に近いことこと
を確認できる。
送する前に、水を先行して圧送し、その後にA液を圧送
するのが一般的であるために、水からA液の切替え時点
を知り、A液の吐出タイミングを知ることは作業性を高
める。また、作業終了に伴い、ポンプやホースの洗浄を
行いながら、材料の全量を吐出させることが必要とな
り、この手段として吐出の最終段階で水を送り、この水
により材料を先端から押し出すようにするのがよい。こ
のとき、A液の検出器12により、A液が水に変わった
ことを検出して、材料の全量吐出が終了に近いことこと
を確認できる。
【0032】ここで、A液の検出器12としては、導電
率または電気抵抗値を測定することにより連続測定する
ものが好適に用いることができる。ちなみに、セメント
系材料におけるW/Cとの相関の下で、導電率は図5に
示すように変化することが判っている。
率または電気抵抗値を測定することにより連続測定する
ものが好適に用いることができる。ちなみに、セメント
系材料におけるW/Cとの相関の下で、導電率は図5に
示すように変化することが判っている。
【0033】(実施例)東京都内のある軌道のバラスト
に対して、アスファルト乳剤を含むセメント系急硬性複
合材料による充填施工を行った。装置構成および制御態
様は、図1および図3に示す通りである。その結果、流
量基準設定値FLを75%としたとき、±2%内に偏差
が入り、優れた制御特性が得られることが判った。これ
に対して、PI制御のみの場合には、±9%程度の制御
誤差を生じた。
に対して、アスファルト乳剤を含むセメント系急硬性複
合材料による充填施工を行った。装置構成および制御態
様は、図1および図3に示す通りである。その結果、流
量基準設定値FLを75%としたとき、±2%内に偏差
が入り、優れた制御特性が得られることが判った。これ
に対して、PI制御のみの場合には、±9%程度の制御
誤差を生じた。
【0034】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、装置コス
トが低廉であるにも係わらず、A液に対するB液の比率
制御特性に優れたものとなる。さらに、(1)充填材の
品質管理が格段に向上して、均質材料が得られる。
(2)材料の使用量が正確に把握でき、工事費管理に役
立つ。(3)2液硬化性の各種の材料を送給する場合に
適用でき、汎用性が高い、などの利点がもたらされる。
トが低廉であるにも係わらず、A液に対するB液の比率
制御特性に優れたものとなる。さらに、(1)充填材の
品質管理が格段に向上して、均質材料が得られる。
(2)材料の使用量が正確に把握でき、工事費管理に役
立つ。(3)2液硬化性の各種の材料を送給する場合に
適用でき、汎用性が高い、などの利点がもたらされる。
【図1】本発明の制御系統を示す概要図である。
【図2】PI制御例の説明図である。
【図3】本発明の制御例の説明図である。
【図4】A液に対するB液の比率設定例のグラフであ
る。
る。
【図5】セメント系材料の導電率変化グラフである。
1…A液ミキサー、2…アスファルト乳剤、4…エア、
7…圧送ポンプ、8…流量計、9…圧送ホース、10…
充填混合筒、12…A液検出器、20…B液ミキサー、
21…供給流量計、23…圧送ホース、30…流量指示
記録計、31…自動制御器、31A…比率設定器、31
B…上下限比較器、31C…PI制御器、32…インバ
ーター。
7…圧送ポンプ、8…流量計、9…圧送ホース、10…
充填混合筒、12…A液検出器、20…B液ミキサー、
21…供給流量計、23…圧送ホース、30…流量指示
記録計、31…自動制御器、31A…比率設定器、31
B…上下限比較器、31C…PI制御器、32…インバ
ーター。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年3月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】たとえば、軌道バラストの間隙に充填する
材料は、半たわみ性体であり、適当な強度、耐久性、列
車荷重に対する緩衝機能を有するため、道床や路盤の保
守作業を大幅に軽減するものとして評価されている。
材料は、半たわみ性体であり、適当な強度、耐久性、列
車荷重に対する緩衝機能を有するため、道床や路盤の保
守作業を大幅に軽減するものとして評価されている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】
【実施例】以下本発明を図1に示す図面を参照しながら
前述の軌道の道床バラストの間隙充填に対するアスファ
ルト乳剤を含む急硬性複合材料の充填を例とする実施例
により、さらに詳説する。
前述の軌道の道床バラストの間隙充填に対するアスファ
ルト乳剤を含む急硬性複合材料の充填を例とする実施例
により、さらに詳説する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 1…A液ミキサー、2…アスファルト乳剤、4…エア、
7…圧送ポンプ、8…流量計、9…圧送ホース、10…
充填混合筒、12…A液検出器、20…B液ミキサー、
21…圧送ポンプ、22…供給流量計、23…圧送ホー
ス、30…流量指示記録計、31…自動制御器、31A
…比率設定器、31B…上下限比較器、31C…PI制
御器、32…インバーター。
7…圧送ポンプ、8…流量計、9…圧送ホース、10…
充填混合筒、12…A液検出器、20…B液ミキサー、
21…圧送ポンプ、22…供給流量計、23…圧送ホー
ス、30…流量指示記録計、31…自動制御器、31A
…比率設定器、31B…上下限比較器、31C…PI制
御器、32…インバーター。
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
フロントページの続き (71)出願人 392035732 アイ・シイ・エンジニアリング株式会社 埼玉県川口市差間2丁目17番24号 (72)発明者 早川 允 東京都千代田区丸の内1丁目6番5号 (72)発明者 松本 雅夫 東京都千代田区有楽町1丁目4番1号 (72)発明者 原田 豊 東京都港区六本木7丁目3番7号 (72)発明者 田中 明 東京都港区六本木7丁目3番7号 (72)発明者 高橋 則雄 東京都渋谷区千駄ケ谷4丁目20番 (72)発明者 所 武彦 東京都渋谷区千駄ケ谷4丁目20番 (72)発明者 橋本 甫邦 埼玉県川口市差間2丁目17番24号
Claims (3)
- 【請求項1】2液硬化性材料のA液とB液とを別々に、
リターンを行うことなくポンプ圧送して、吐出手段に至
る手前において、吐出手段内において、または吐出手段
から吐出された後において合流させ対象領域に対して適
用する方法であって、 圧送ポンプと合流個所までの間において、A液およびB
液の流量計を別々に設け、A液の流量に応じて、B液の
流量を調節して、所定の流量比に制御するとともに、 前記B液の流量調節に際して、流量基準設定値に対して
上下限値を設け、その上下限値内を推移するとき、前記
流量基準設定値をもって;前記上下限値を外れるとき、
前記流量基準設定値の固定を外して流量基準設定値に対
する比例積分制御量をもって:B液の圧送ポンプの回転
数制御を行うことを特徴とする2液硬化性材料の送給方
法。 - 【請求項2】2液硬化性材料のA液とB液とを別々に、
リターンを行うことなくポンプ圧送して、吐出手段に至
る手前において、吐出手段内において、または吐出手段
から吐出された後において合流させ対象領域に対して適
用する設備にあって、 圧送ポンプと合流個所までの間において、A液およびB
液の各流量計と、 前記B液の圧送ポンプの回転数制御手段と、 前記各流量計からの信号を受けて前記回転数制御手段へ
制御信号を与える自動制御器とを備え:前記自動制御器
は、前記A液の流量比として与えられる流量基準設定値
に対して上下限値を有し、その上下限値内を推移すると
き、前記流量基準設定値をもって;前記上下限値を外れ
るとき、前記流量基準設定値の固定を外して流量基準設
定値に対する比例積分制御量をもって:前記回転数制御
手段に対して制御信号を与えるように構成したことを特
徴とする2液硬化性材料の送給装置。 - 【請求項3】さらに、A液とB液との合計流量を表示す
る合計流量表示手段を有する請求項2記載の2液硬化性
材料の送給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5042469A JP2689063B2 (ja) | 1993-03-03 | 1993-03-03 | 2液硬化性材料の送給方法とその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5042469A JP2689063B2 (ja) | 1993-03-03 | 1993-03-03 | 2液硬化性材料の送給方法とその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06257132A true JPH06257132A (ja) | 1994-09-13 |
JP2689063B2 JP2689063B2 (ja) | 1997-12-10 |
Family
ID=12636933
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5042469A Expired - Fee Related JP2689063B2 (ja) | 1993-03-03 | 1993-03-03 | 2液硬化性材料の送給方法とその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2689063B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006028768A (ja) * | 2004-07-13 | 2006-02-02 | Maeda Corp | 地盤注入における流量比率制御方法 |
JP5190598B1 (ja) * | 2012-08-03 | 2013-04-24 | 強化土株式会社 | 地盤注入装置および地盤注入工法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0665916A (ja) * | 1992-08-19 | 1994-03-08 | Yubiron Fuakuto:Kk | グラウト注入装置 |
-
1993
- 1993-03-03 JP JP5042469A patent/JP2689063B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0665916A (ja) * | 1992-08-19 | 1994-03-08 | Yubiron Fuakuto:Kk | グラウト注入装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006028768A (ja) * | 2004-07-13 | 2006-02-02 | Maeda Corp | 地盤注入における流量比率制御方法 |
JP5190598B1 (ja) * | 2012-08-03 | 2013-04-24 | 強化土株式会社 | 地盤注入装置および地盤注入工法 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2689063B2 (ja) | 1997-12-10 |
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