JPH06256678A - 有機顔料の安定化 - Google Patents

有機顔料の安定化

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JPH06256678A
JPH06256678A JP4645894A JP4645894A JPH06256678A JP H06256678 A JPH06256678 A JP H06256678A JP 4645894 A JP4645894 A JP 4645894A JP 4645894 A JP4645894 A JP 4645894A JP H06256678 A JPH06256678 A JP H06256678A
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JP
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group
carbon atoms
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following formula
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JP4645894A
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English (en)
Inventor
Laurent Dr Chassot
シャゾット ラウレント
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Novartis AG
Original Assignee
Ciba Geigy AG
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】アゾ顔料、アントラキノン、イソインドリン
類、フタロシアニン等の有機顔料と、該顔料に基づいて
1ないし100重量%のN−ヒドロカルビルオキシアミ
ン(下式IまたはIIの基を少なくとも1つ含む)とか
らなる組成物、上記アミンの混合または被覆により有機
顔料を安定化する方法、上記組成物を含むアルキド樹脂
やニトロセルロース等の高分子量有機材料。 【化1】 (R=アルキル基,アルケニル基,アルキニル基,シク
ロアルキル基,アリール基,アルアルキル基、R1 ,R
2 =メチル基,エチル基,フェニル基、R1 +R2 =脂
肪族環、L=芳香族基) 【効果】安定化された有機顔料は耐光性および耐候性が
格段に向上し、有機材料(ワニス,塗料,印刷インキ
等)の着色に適する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はN−ヒドロカルビルオキ
シアミンの添加による光および天候の影響に対する有機
顔料の安定化に関する。
【0002】
【従来の技術】全ての有機顔料が光および屋外暴露(風
化)に対して非常に良好な堅牢度を常に有するものでな
いことは知られている。にもかかわらず、それらのいく
つかは重要な顔料であることが証明されている。それら
の顔料は光および屋外暴露に対して非常に良好な耐性を
既に有するけれども、該顔料がN−ヒドロカルビルオキ
シアミンと混合される場合に、透明ならびに不透明の顔
料形態でさらに前記耐性が改良され得ることが驚くべき
ことに今見出された。
【0003】N−ヒドロカルビルオキシアミン、特にH
ALS(ヒンダードアミン光安定剤)のN−ヒドロカル
ビルオキシ誘導体は例えば米国特許第4921962
号、同第5019613号、同第5021483号、同
第5021486号、同第5021577号およびEP
−A389428号に化学線の刺激による崩壊作用に対
するポリマーのための光安定剤として開示されている。
それらは有機材料、例えばポリオレフィン、エラストマ
ー、ポリ塩化ビニル、ポリエステル、ポリウレタン、室
温硬化および酸触媒熱硬化コーティングおよびエナメル
の安定化に特に有効であることが見出された。
【0004】EP−A309401号は、欠陥、例えば
ある特定の顔料例えばフタロシアニンやアゾ顔料を含む
塗膜の脆化、割れ、腐蝕、浸食、光沢の低下、チョーキ
ングおよび黄変を防ぐためにN−ヒドロキシHALSの
使用を開示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の安定
化顔料に比べ、さらに格段に耐光性および耐候性が改善
された有機顔料組成物の提供を課題とする。本発明はま
た、そのような特性を有するような有機顔料の安定化方
法および有機顔料組成物を含む有機材料を提供すること
も課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】ある種の顔料の既に高い
耐光性および耐候性でさえも、その顔料粒子をN−ヒド
ロカルビルオキシアミンと混合するか、または該化合物
で顔料粒子を被覆することによりさらに改良され得るこ
とが、全く驚くべきことに今見出された。
【0007】従って、本発明は、 a)アゾ顔料、キナクリドン類、フタロシアニン類、イ
ンダントロン類、フラバントロン類、ピラントロン類、
アントラキノン類、ペリレン類、ジオキサジン類、ペリ
ノン類、チオインジゴ、イソインドリン類、イソインド
リノン類および金属錯体からなる群から選択される少な
くとも1種の有機顔料、および b)該顔料に基づいて1ないし100重量%の次式:
【化19】 (式中、Rは炭素原子数1ないし18のアルキル基、炭
素原子数1ないし12のアルケニル基、炭素原子数2な
いし12のアルキニル基、炭素原子数5ないし12のシ
クロアルキル基、炭素原子数6ないし10のアリール基
または炭素原子数7ないし12のアルアルキル基を表
し、R1 およびR2 は互いに独立してメチル基、エチル
基またはフェニル基を表すか、または一緒になって4な
いし12員の脂肪族環を形成し、そしてLは芳香族基を
表す)で表される2価の基を含む少なくとも1つの非置
換または置換5、6または7員の複素環式環からなるN
−ヒドロカルビルオキシアミンからなる光安定化された
顔料組成物に関する。
【0008】特に適当な顔料は、イソインドリン、イソ
インドリノン、金属錯体、モノアゾ、そして特にビスア
ゾ、キナクリドン、フタロシアニン、アントラキノンお
よびペリレン系列の顔料である。これらは一般に公知で
あり、そしていくつかの場合には市販の製品が入手でき
る。
【0009】N−ヒドロカルビルオキシアミンもまた同
様に公知化合物である。依然として新規であるものは十
分に知られた方法と同様に製造され得る。N−ヒドロカ
ルビルオキシアミンは好ましくは有機顔料に基づいて5
−100重量%の量で用いられる。上記式IまたはII
中、R1 およびR2 は好ましくはメチル基である。
【0010】特に興味深い顔料組成物は、次式:
【化20】 〔式中、Rは第三ブチル基、炭素原子数7ないし18の
アルキル基または炭素原子数5もしくは6のシクロアル
キル基を表し、R3 は炭素原子数1ないし18のアルキ
ル基または炭素原子数1ないし18のアルコキシ基を表
し、Gは次式:−CR4 =CH−または−CHR4 −C
2 −で表される2価の基を表し、そしてR4 は炭素原
子数1ないし18のアルキル基を表し、Qは次式:
【化21】 (式中、*で標識された価標はTへの結合を表す)で表
される基を表し、Tは直接結合または次式:
【化22】 (式中、R5 は水素原子、ハロゲン原子または炭素原子
数1ないし4のアルキル基を表す)で表される基を表す
か、または次式:−(CH2 r −(式中、rは1また
は2を表す)で表される基を表し、mは1、2、3、4
または6の数を表し、Xは、m=1の場合、水素原子、
炭素原子数1ないし18のアルキル基、非置換または炭
素原子数1ないし4のアルキル基、炭素原子数1ないし
4のアルコキシ基、フェニル基もしくはハロゲン原子に
より置換されたフェニル基を表すか、またはTが窒素原
子に結合されているならば直接結合でないという条件
で、Xは次式:−OCO−NR6 7 、−OSO2 −N
6 7 、−OCO−R7 、−COOR7 、−CONR
6 7 、−NR6 −COR7 、−NR6 −CONR6
7、−OR7 、−NR6 7 または
【化23】 (式中、R6 は水素原子または炭素原子数1ないし18
のアルキル基を表し、R7 は炭素原子数1ないし18の
アルキル基、炭素原子数2ないし12のアルケニル基、
炭素原子数5ないし12のシクロアルキル基または非置
換または炭素原子数1ないし4のアルキル基、炭素原子
数1ないし4のアルコキシ基、ハロゲン原子、フェニル
基もしくはニトロ基により置換されたフェニル基または
ナフチル基を表すか、または次式:−(CH2 s −C
HR8 9 で表される基を表し、sはゼロ、1、2また
は3を表し、R8 は水素原子、メチル基またはフェニル
基を表し、そしてR9 は−OH、ハロゲン原子または次
式:−COOCH3 もしくは−COOC2 5 で表され
る基を表す)で表される基を表し、m=2の場合、Xは
次式:−(CH2 p −で表される基を表すか、または
Tが窒素原子に結合されているならば直接結合でないと
いう条件で、Xは次式:−O−(CH2 p −O−、−
NR6 −(CH2 p −NR6 −、−OCO−F−CO
O−、−NR6 −CO−F−CO−NR6 −、−OCO
−NH−F−NH−COO−または−NR6 −CONH
−F−NHCO−NR6 −(式中、Fは次式:−(CH
2 p −、
【化24】 で表される基を表し、そしてpは2と10の間の数を表
す)で表される基を表し、m=3の場合、Xは次式:
【化25】 で表される基を表し、m=4の場合、Xは次式:
【化26】 で表される基を表し、そしてm=6の場合、Xは次式:
【化27】 で表される基を表し、nは1または2の数を表し、V
は、n=1の場合、炭素原子数2ないし8のアルキレン
基もしくはヒドロキシアルキレンまたは炭素原子数4な
いし22のアシルオキシアルキレン基を表し、そしてn
=2の場合、次式:(−CH2 2 C(CH2 −)2
たは
【化28】 で表される基を表し、Zは次式:
【化29】 (式中、*で標識された価標はWへの結合を表す)で表
される基を表し、Wは、n=1の場合、次式:−OCO
10(式中、R10は炭素原子数1ないし18のアルキル
基または非置換または炭素原子数1ないし4のアルキル
基、炭素原子数1ないし4のアルコキシ基もしくはハロ
ゲン原子で置換されたフェニル基またはナフチル基を表
す)で表される基を表し、そしてn=2の場合、次式:
−OCO−(CH2 p −COO−または
【化30】 で表される基を表す〕で表されるN−ヒドロカルビルオ
キシアミンが使用される顔料組成物である。
【0011】炭素原子数1ないし4のアルキル置換基は
いずれも例えばメチル基、エチル基、n−プロピル基、
イソプロピル基、n−ブチル基、第二ブチル基または第
三ブチル基であり、そして炭素原子数1ないし18のア
ルキル置換基はいずれもさらに、例えばn−アミル基、
第三アミル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、
2−エチルヘキシル基、デシル基、ドデシル基、テトラ
デシル基、ヘキサデシル基またはオクタデシル基であ
り;炭素原子数1ないし4のアルコキシ基は例えばメト
キシ基、エトキシ基、n−プロポキシ基、イソプロポキ
シ基またはブトキシ基であり、そして炭素原子数1ない
し18のアルコキシ基はさらに、例えばヘキシルオキシ
基、デシルオキシ基、ドデシルオキシ基、ヘキサデシル
オキシ基またはオクタデシルオキシ基であり;ハロゲン
原子は例えばヨウ素原子、フッ素原子または特に、臭素
原子および好ましくは塩素原子であり;炭素原子数2な
いし12のアルケニル置換基はいずれも例えばビニル
基、アリル基、メタリル基、2−ブテニル基、2−ヘキ
セニル基、3−ヘキセニル基、2−オクテニル基または
2−ドデセニル基である。アルキニル基は好ましくはプ
ロパルギル基である。
【0012】炭素原子数6ないし10のアリール基R
は、例えばフェニル基、ナフチル基またはトリル基であ
り、そして炭素原子数7ないし12のアルアルキル基R
は、例えばベンジル基、α−メチルベンジル基または
α,α−ジメチルベンジル基である。炭素原子数5ない
し12のシクロアルキル基としてのR7 は、例えばシク
ロペンチル基、シクロヘプチル基、シクロオクチル基、
シクロノニル基、シクロドデシル基そして好ましくはシ
クロヘキシル基である。炭素原子数2ないし8のアルキ
レン基またはヒドロキシアルキレン基としてのVは、例
えばエチレン基、1−メチル−エチレン基、プロピレン
基、2−エチル−プロピレン基または2−エチル−2−
ヒドロキシメチルプロピレン基であり、そして炭素原子
数4ないし22のアシルオキシアルキレン基としてのV
は、例えば2−エチル−2−アセトキシメチルプロピレ
ン基である。
【0013】上記のような式IV、VまたはVIで表さ
れるN−ヒドロカルビルオキシアミンが使用される顔料
組成物は非常に興味深い。特に適当であるN−ヒドロカ
ルビルオキシアミンは次式:
【化31】 〔式中、Rは上に好ましいものとして示された意味を表
し、Tは直接結合を表し、mは1、2または3を表し、
1 は、m=1の場合、炭素原子数1ないし18のアル
キル基、−OCO−R 7 、−NR6 −COR7 または
【化32】 (式中、R6 は水素原子または炭素原子数1ないし18
のアルキル基を表し、そしてR7 は炭素原子数1ないし
18のアルキル基、または非置換または炭素原子数1な
いし4のアルキル基、炭素原子数1ないし4のアルコキ
シ基、フェニル基もしくはハロゲン原子により置換され
たフェニル基またはナフチル基を表す)で表される基を
表し、m=2の場合、X1 は次式:−OCO−(C
2 p −OCO−または−NR6 CO−(CH2 p
−CONR15−(式中、pは2と8の間の数を表す)で
表される基、次式:
【化33】 で表される基を表し、そしてm=3の場合、X1 は次
式:
【化34】 で表される基を表し、X2 は炭素原子数1ないし18の
アルキル基を表し、nは2の数を表し、そしてVは次
式:(−CH2 2 C(CH2 −)2 または
【化35】 で表される基を表す〕で表されるものである。
【0014】式VIIIまたはIX中、Rが第三ブチル
基、n−ヘプチル基、n−オクチル基またはシクロヘキ
シル基を表し、Tが直接結合を表し、X1 が、mが1の
場合、ベンゾイルオキシ基またはナフトイルオキシ基を
表し、mが2の場合、次式:−OCO−(CH2 p
OCO−(式中、pは2と8の間の数を表す)で表され
る基を表し、そしてX2 が炭素原子数8ないし18のア
ルキル基を表すN−ヒドロカルビルオキシアミンが好ま
しい。
【0015】既に上に記載したように、顔料はN−ヒド
ロカルビルオキシアミンを混合することにより、着色
(色合い)の褪色または暗色化をも導き得る光および天
候(風雨,風雪等)の作用に対して安定化される。本発
明に係るN−ヒドロカルビルオキシアミンと顔料との混
合は有効であること、すなわち両方の場合において安定
化することが確認されている。従って、本発明はさら
に、アゾ顔料、キナクリドン類、フタロシアニン類、イ
ンダントロン類、フラバントロン類、ピラントロン類、
アントラキノン類、ペリレン類、ジオキサジン類、ペリ
ノン類、チオインジゴ、イソインドリン類、イソインド
リノン類および金属錯体からなる群から選択される顔料
の粒子を、該顔料に基づいて1ないし100重量%の次
式:
【化36】 (式中、Rは炭素原子数1ないし18のアルキル基、炭
素原子数1ないし12のアルケニル基、炭素原子数2な
いし12のアルキニル基、炭素原子数5ないし12のシ
クロアルキル基、炭素原子数6ないし10のアリール基
または炭素原子数7ないし12のアルアルキル基を表
し、R1 およびR2 は互いに独立してメチル基、エチル
基またはフェニル基を表すか、または一緒になって4な
いし12員の脂肪族環を形成し、そしてLは芳香族基を
表す)で表される2価の基を含む少なくとも1つの非置
換または置換5、6または7員の複素環式環からなるN
−ヒドロカルビルオキシアミンと混合するか、または該
アミンで被覆することからなる前記顔料の光および耐候
安定化方法に関する。
【0016】これは以下の種々の方法により行われ得
る: ・N−ヒドロカルビルオキシアミンを所望量で有機溶媒
に溶解させる。顔料を慣用の方法でこの溶液中に懸濁
し、そして適当であるならば、得られた懸濁液を慣用の
ミルで分散させる。顔料混合物を溶媒の留去およびそれ
に続く乾燥により単離する; ・有機溶媒に溶解させた必要量のN−ヒドロカルビルオ
キシアミンを慣用の方法で調製した顔料懸濁液に添加
し、次いで沈殿させ、そしてそれが溶解しない溶媒、例
えば水の添加により懸濁させる。懸濁液を次いで濾過
し、そして顔料混合物を慣用の方法で単離する; ・しかしながら、好ましくは、予め混合された形態で、
または別々に、顔料およびN−ヒドロカルビルオキシア
ミンを所望量で慣用の方法により、着色されるべき基材
中に混入する。 この工程のための好ましいN−ヒドロカルビルオキシア
ミンは上記のものである。
【0017】本発明に係る顔料は、特に、高い耐光性お
よび耐候性が要求されている高分子量有機材料を着色す
る顔料として極めて適している。本発明に係る顔料組成
物で着色され得る高分子量有機材料は、例えばセルロー
スエーテルおよびエステル例えばエチルセルロース、ニ
トロセルロース、酢酸セルロースおよび酪酸セルロー
ス、天然ゴムまたは合成ゴム、例えば重合樹脂または縮
合樹脂、例えばアミノプラスト、特に尿素−およびメラ
ミン−ホルムアルデヒド樹脂、アルキド樹脂、フェノー
ル系樹脂、ポリカーボネート、ポリオレフィン、ポリス
チレン、ポリ塩化ビニル、ポリアミド、ポリウレタン、
ポリエステル、ABS、ポリフェニレンオキシド、ゴ
ム、カゼイン、シリコーンおよびシリコーンゴムであ
り、それらは単独であっても、混合物としてでもよい。
【0018】本発明に係る顔料組成物は、ポリ塩化ビニ
ルおよびポリオレフィン、例えばポリエチレンおよびポ
リプロピレンの着色(彩色)およびワニス、塗料(ペイ
ント)および印刷インキの着色に特に適している。しか
しながら、それらの高い堅牢度により、特に電子写真材
料(例えば光電池)、カラーフィルター(例えば液晶表
示)、情報格納材料(光ディスク)、非線型光学材料お
よび光学リミッターにおける使用にも特に適している。
【0019】しかしながら、本発明に係る顔料組成物は
好ましくは、水性および/または溶媒含有ワニス、特に
自動車用塗料に適している。それらの顔料組成物は透明
有機顔料が用いられる仕上げを行うのに特に好ましく使
用される。上記の高分子量有機化合物は単独で、または
プラスチック組成物として混合物で、溶融体または紡織
溶液、ワニス、塗料または印刷インキの形態で存在し得
る。意図した用途に応じて、トーナーとして、または配
合物の形態で本発明に係る顔料組成物を用いることは有
利であると確認されている。
【0020】本発明に係る顔料組成物は着色されるべき
高分子量有機材料に基づいて0.01ないし40重量
%、好ましくは0.1ないし20重量%の量で用いられ
得る。高分子量有機物質は本発明に係る顔料組成物で、
例えば顔料組成物を適当であるならばマスターバッチの
形態で混合するか、または個々の成分をこれらの基材に
ロールミルまたは混合もしくは粉砕装置を用いて混合す
ることにより着色される。着色された材料は次に、それ
自体公知である方法、例えばカレンダー、プレス、押
出、ブラシ、注型または射出成形により所望の最終形態
とされる。軟質の成形品を製造するため、またはそれら
の脆性を減らすために、成形前に高分子量化合物中にい
わゆる可塑剤を混入することがしばしば望ましい。可塑
剤は、例えばリン酸、フタル酸またはセバシン酸のエス
テルであってよい。可塑剤は、本発明に係る顔料組成物
の混入前または後にポリマー中に混入され得る。種々の
色相を得るために、さらに、充填剤またはその他の発色
成分、例えば白色、着色または黒色顔料を、あらゆる量
で高分子量有機物質に、本発明に係る顔料組成物の他に
添加することも可能である。
【0021】ワニス、塗料および印刷インキを着色する
ために、高分子量有機物質と本発明に係る顔料組成物と
は通常の有機溶媒または溶媒混合物中に、適当であるな
らば添加剤、例えば充填剤、その他の顔料、ドライヤー
または可塑剤と一緒に、細かく分散されるか、または溶
解される。操作は、ここで、個々の成分がそれだけで、
またはいくつか一緒に分散されるか、または溶解され、
次に全ての成分を一緒にして行われてもよい。
【0022】例えば、ワニス、ポリ塩化ビニルまたはポ
リオレフィンの着色において、本発明に係る顔料組成物
は、良好で広範な顔料特性、例えば良好な分散性、高い
着色強度および純度、ならびに良好な移行抵抗性、耐熱
性および特に耐光性および耐候性により区別される。
【0023】
【実施例】以下の実施例は本発明を説明する。特記しな
い限り、部は重量部である。 実施例1:次式
【化37】 で表されるスカーレットレッドビスアゾ顔料(C.I.
ピグメントレッド166)0.5gおよび次式
【化38】 で表されるN−ヒドロカルビルオキシアミン0.05
g、TiO2 7.6g、キシレン3gおよびアルキド樹
脂〔登録商標ALFTALAT AC451M(ヘキス
ト・アクチエンゲゼルシヤフト,キシレン/ソルベッソ
150* 中60%)56部、メラミン樹脂〔登録商標M
APRENAL MF600(ヘキスト・アクチエンゲ
ゼルシヤフト,n−ブタノール/イソブタノール中65
%)23部、キシレン20部およびシリコーン油(1%
キシレン中)1.0部からなる焼付ラッカー30gを慣
用の方法により混合する。着色された塗料をアルミニウ
ム板に塗布し、そして130℃で30分間焼き付けた(
* =登録商標SOLVESSO150,エッソからの芳
香族溶媒)。対照の着色された塗料は、顔料がN−ヒド
ロカルビルオキシアミンを添加せずに用いられることを
除いて同様に同じ方法で製造される。得られる着色され
た塗膜の耐候性はDIN53387に準拠したWOM試
験に従って500時間の耐候試験(ウエザリング)の後
に決定される。N−ヒドロカルビルオキシアミンを添加
して得られた着色は、対照の着色された塗膜に比べ顕著
にすぐれた耐候性を有する。
【0024】実施例2:式XIで表される顔料の代わり
に、次式
【化39】 で表されるビスアゾ顔料(C.I.ピグメントイエロー
93)を重量に基づいて同じ割合で用いることを除い
て、実施例1が繰り返される。着色された塗膜は相当す
る対照の着色された塗膜に比べ顕著にすぐれた耐候性を
示す。
【0025】実施例3−34:第1表のI欄に示した顔
料の1種0.4gと第1表のII欄に示したN−ヒドロ
カルビルオキシアミンの1種0.08gとを、実施例1
に記載したのと同様のアルキド−メラミン焼付エナメル
(白色低減)中に別々に、しかしそれ以外は実施例1と
同様に混ぜる(方法B)。得られる着色された塗膜およ
びN−ヒドロカルビルオキシアミン無添加の相当する対
照の着色された塗膜の耐候性が実施例1に記載されるよ
うに決定される。挙げられた全ての実施例において、よ
りすぐれた耐候性が相当する対照の着色された塗膜の場
合に比べ検出されることができる。
【0026】第1表
【表1】
【表2】
【表3】
【表4】
【表5】
【0027】実施例35−37:C.I.ピグメントイ
エロー95を0.7gと下の第2表に示すN−ヒドロカ
ルビルオキシアミンの1種0.35gとを乾燥状態でポ
リエチレン〔登録商標VESTOLEN A 6016
(ヒュルス)〕700gおよび炭酸カルシウム(登録商
標MILICARB)1.4gと混合する。混合物を次
に一軸スクリュー押出機により200℃で2回押出を行
う。このようにして得られる顆粒を射出成形機により2
00℃で板状に加工する。実施例1に記載のように該板
状物の耐候試験を行うことにより耐候性が決定される。
全ての実施例において、よりすぐれた耐候性がN−ヒド
ロカルビルオキシアミンなしで同様に製造された板状物
の場合に比べ認められ得る。
【0028】第2表
【表6】
【0029】実施例38−40:C.I.ピグメントイ
エロー95を0.5gと、下の第3表に示すN−ヒドロ
カルビルオキシアミンの1種0.1gと、ニトロセルロ
ースA250 11g、登録商標DOWANOL PM
(ダウケミカル)9g、酢酸エチル20gおよびエタノ
ール60gからなるニトロセルロース印刷インキ16.
2gとを慣用の方法により混合する。得られる印刷イン
キを紙上に塗布する。フェードメーター試験に従って5
00時間光に着色物を暴露することにより耐候性が決定
される。全ての実施例において、よりすぐれた耐候性が
N−ヒドロカルビルオキシアミンなしで同様に製造され
た対照の着色物の場合に比べ認められ得る。
【0030】第3表
【表7】
【0031】実施例41−43:C.I.ピグメントイ
エロー95の代わりに同量のC.I.ピグメントイエロ
ー188を用いることを除いて実施例38−40を繰り
返す。N−ヒドロカルビルオキシアミンなしの相当する
対照の着色物の場合に比べよりすぐれた耐光堅牢度がこ
れらの実施例において認められ得る。
【0032】実施例3−43において使用される顔料が
属している種類は下の第4表に示される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09B 67/00 L 7306−4H 67/08 C 7306−4H

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a)アゾ顔料、キナクリドン類、フタロシ
    アニン類、インダントロン類、フラバントロン類、ピラ
    ントロン類、アントラキノン類、ペリレン類、ジオキサ
    ジン類、ペリノン類、チオインジゴ、イソインドリン
    類、イソインドリノン類および金属錯体からなる群から
    選択される少なくとも1種の有機顔料、および b)該顔料に基づいて1ないし100重量%の次式: 【化1】 (式中、 Rは炭素原子数1ないし18のアルキル基、炭素原子数
    1ないし12のアルケニル基、炭素原子数2ないし12
    のアルキニル基、炭素原子数5ないし12のシクロアル
    キル基、炭素原子数6ないし10のアリール基または炭
    素原子数7ないし12のアルアルキル基を表し、 R1 およびR2 は互いに独立してメチル基、エチル基ま
    たはフェニル基を表すか、または一緒になって4ないし
    12員の脂肪族環を形成し、そしてLは芳香族基を表
    す)で表される2価の基を含む少なくとも1つの非置換
    または置換5、6または7員の複素環式環からなるN−
    ヒドロカルビルオキシアミンからなる光安定化された顔
    料組成物。
  2. 【請求項2】 イソインドリン、イソインドリノン、金
    属錯体、モノアゾ、そして特にビスアゾ、キナクリド
    ン、フタロシアニン、アントラキノンおよびペリレン系
    列の顔料が使用される請求項1記載の顔料組成物。
  3. 【請求項3】 N−ヒドロカルビルオキシアミンが有機
    顔料に基づいて5−100重量%の量で用いられる請求
    項1記載の顔料組成物。
  4. 【請求項4】 上記式IまたはII中、R1 およびR2
    がメチル基を表す基を少なくとも1つ含むN−ヒドロカ
    ルビルオキシアミンが使用される請求項1記載の顔料組
    成物。
  5. 【請求項5】 次式: 【化2】 〔式中、 Rは第三ブチル基、炭素原子数7ないし18のアルキル
    基または炭素原子数5もしくは6のシクロアルキル基を
    表し、 R3 は炭素原子数1ないし18のアルキル基または炭素
    原子数1ないし18のアルコキシ基を表し、 Gは次式:−CR4 =CH−または−CHR4 −CH2
    −で表される2価の基を表し、そしてR4 は炭素原子数
    1ないし18のアルキル基を表し、 Qは次式: 【化3】 (式中、*で標識された価標はTへの結合を表す)で表
    される基を表し、 Tは直接結合または次式: 【化4】 (式中、R5 は水素原子、ハロゲン原子または炭素原子
    数1ないし4のアルキル基を表す)で表される基を表す
    か、または次式:−(CH2 r −(式中、rは1また
    は2を表す)で表される基を表し、 mは1、2、3、4または6の数を表し、 Xは、m=1の場合、水素原子、炭素原子数1ないし1
    8のアルキル基、非置換または炭素原子数1ないし4の
    アルキル基、炭素原子数1ないし4のアルコキシ基、フ
    ェニル基もしくはハロゲン原子により置換されたフェニ
    ル基を表すか、またはTが窒素原子に結合されているな
    らば直接結合でないという条件で、Xは次式:−OCO
    −NR6 7 、−OSO2 −NR6 7 、−OCO−R
    7 、−COOR7 、−CONR6 7 、−NR6 −CO
    7 、−NR6 −CONR6 7、−OR7 、−NR6
    7 または 【化5】 (式中、R6 は水素原子または炭素原子数1ないし18
    のアルキル基を表し、R7 は炭素原子数1ないし18の
    アルキル基、炭素原子数2ないし12のアルケニル基、
    炭素原子数5ないし12のシクロアルキル基または非置
    換または炭素原子数1ないし4のアルキル基、炭素原子
    数1ないし4のアルコキシ基、ハロゲン原子、フェニル
    基もしくはニトロ基により置換されたフェニル基または
    ナフチル基を表すか、または次式:−(CH2 s −C
    HR8 9 で表される基を表し、sはゼロ、1、2また
    は3を表し、R8 は水素原子、メチル基またはフェニル
    基を表し、そしてR9 は−OH、ハロゲン原子または次
    式:−COOCH3 もしくは−COOC2 5 で表され
    る基を表す)で表される基を表し、 m=2の場合、Xは次式:−(CH2 p −で表される
    基を表すか、またはTが窒素原子に結合されているなら
    ば直接結合でないという条件で、Xは次式:−O−(C
    2 p −O−、−NR6 −(CH2 p −NR6 −、
    −OCO−F−COO−、−NR6 −CO−F−CO−
    NR6 −、−OCO−NH−F−NH−COO−または
    −NR6 −CONH−F−NHCO−NR6 −(式中、
    Fは次式:−(CH2 p −、 【化6】 で表される基を表し、そしてpは2と10の間の数を表
    す)で表される基を表し、 m=3の場合、Xは次式: 【化7】 で表される基を表し、 m=4の場合、Xは次式: 【化8】 で表される基を表し、そしてm=6の場合、Xは次式: 【化9】 で表される基を表し、 nは1または2の数を表し、 Vは、n=1の場合、炭素原子数2ないし8のアルキレ
    ン基もしくはヒドロキシアルキレンまたは炭素原子数4
    ないし22のアシルオキシアルキレン基を表し、そして
    n=2の場合、次式:(−CH2 2 C(CH2 −)2
    または 【化10】 で表される基を表し、 Zは次式: 【化11】 (式中、*で標識された価標はWへの結合を表す)で表
    される基を表し、 Wは、n=1の場合、次式:−OCOR10(式中、R10
    は炭素原子数1ないし18のアルキル基または非置換ま
    たは炭素原子数1ないし4のアルキル基、炭素原子数1
    ないし4のアルコキシ基もしくはハロゲン原子で置換さ
    れたフェニル基またはナフチル基を表す)で表される基
    を表し、そしてn=2の場合、次式:−OCO−(CH
    2 p −COO−または 【化12】 で表される基を表す〕で表されるN−ヒドロカルビルオ
    キシアミンが使用される請求項1記載の顔料組成物。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の式IV、VまたはVIで
    表されるN−ヒドロカルビルオキシアミンが使用される
    請求項5記載の顔料組成物。
  7. 【請求項7】 次式: 【化13】 〔式中、 Rは請求項5で定義されたものと同じ意味を表し、 Tは直接結合を表し、 mは1、2または3を表し、 X1 は、m=1の場合、炭素原子数1ないし18のアル
    キル基、−OCO−R7 、−NR6 −COR7 または 【化14】 (式中、R6 は水素原子または炭素原子数1ないし18
    のアルキル基を表し、そしてR7 は炭素原子数1ないし
    18のアルキル基、または非置換または炭素原子数1な
    いし4のアルキル基、炭素原子数1ないし4のアルコキ
    シ基、フェニル基もしくはハロゲン原子により置換され
    たフェニル基またはナフチル基を表す)で表される基を
    表し、 m=2の場合、X1 は次式:−OCO−(CH2 p
    OCO−または−NR6 CO−(CH2 p −CONR
    15−(式中、pは2と8の間の数を表す)で表される
    基、次式: 【化15】 で表される基を表し、そしてm=3の場合、X1 は次
    式: 【化16】 で表される基を表し、 X2 は炭素原子数1ないし18のアルキル基を表し、 nは2の数を表し、そしてVは次式:(−CH2 2
    (CH2 −)2 または 【化17】 で表される基を表す〕で表されるN−ヒドロカルビルオ
    キシアミンが使用される請求項5記載の顔料組成物。
  8. 【請求項8】 式VIIIまたはIX中、Rが第三ブチ
    ル基、n−ヘプチル基、n−オクチル基またはシクロヘ
    キシル基を表し、Tが直接結合を表し、X1が、mが1
    の場合、ベンゾイルオキシ基またはナフトイルオキシ基
    を表し、mが2の場合、次式:−OCO−(CH2 p
    −OCO−(式中、pは2と8の間の数を表す)で表さ
    れる基を表し、そしてX2 が炭素原子数8ないし18の
    アルキル基を表すN−ヒドロカルビルオキシアミンが使
    用される請求項7記載の顔料組成物。
  9. 【請求項9】 アゾ顔料、キナクリドン類、フタロシア
    ニン類、インダントロン類、フラバントロン類、ピラン
    トロン類、アントラキノン類、ペリレン類、ジオキサジ
    ン類、ペリノン類、チオインジゴ、イソインドリン類、
    イソインドリノン類および金属錯体からなる群から選択
    される顔料の粒子を、該顔料に基づいて1ないし100
    重量%の次式: 【化18】 (式中、 Rは炭素原子数1ないし18のアルキル基、炭素原子数
    1ないし12のアルケニル基、炭素原子数2ないし12
    のアルキニル基、炭素原子数5ないし12のシクロアル
    キル基、炭素原子数6ないし10のアリール基または炭
    素原子数7ないし12のアルアルキル基を表し、 R1 およびR2 は互いに独立してメチル基、エチル基ま
    たはフェニル基を表すか、または一緒になって4ないし
    12員の脂肪族環を形成し、そしてLは芳香族基を表
    す)で表される2価の基を含む少なくとも1つの非置換
    または置換5、6または7員の複素環式環からなるN−
    ヒドロカルビルオキシアミン化合物と混合するか、また
    は該化合物で被覆することからなる前記顔料の光および
    耐候安定化方法。
  10. 【請求項10】 請求項1記載の顔料組成物を含む高分
    子量有機材料。
  11. 【請求項11】 塗料である請求項10記載の高分子量
    有機材料。
  12. 【請求項12】 自動車用仕上げ塗料である請求項11
    記載の高分子量有機材料。
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JP2009062457A (ja) * 2007-09-06 2009-03-26 Fujifilm Corp 加工顔料、それを用いた顔料分散組成物、着色感光性組成物、及び、カラーフィルタ
US8343709B2 (en) 2007-09-06 2013-01-01 Fujifilm Corporation Processed pigment, pigment-dispersed composition, colored photosensitive composition, color filter, liquid crystal display element, and solid image pickup element

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