JPH0625592A - 塗料用樹脂組成物 - Google Patents
塗料用樹脂組成物Info
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- JPH0625592A JPH0625592A JP20756392A JP20756392A JPH0625592A JP H0625592 A JPH0625592 A JP H0625592A JP 20756392 A JP20756392 A JP 20756392A JP 20756392 A JP20756392 A JP 20756392A JP H0625592 A JPH0625592 A JP H0625592A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 耐候性、耐水性、耐汚染性、耐溶剤性、耐薬
品性、透明性、光沢性、可撓性、硬度、加工性などに優
れた塗膜が得られる塗料用樹脂組成物を提供する。 【構成】 水酸基含有フッ素樹脂(A)5〜95重量
%、環内に炭素数3〜8個を有するラクトンで付加変性
され、水酸基価が5〜100、重量平均分子量が5、0
00〜300、000である(メタ)アクリル樹脂
(B)95〜5重量%((A)と(B)の合計は100
重量%である)、および前記(A)および(B)の水酸
基と反応し硬化膜を形成することができる硬化剤(C)
とからなることを特徴とする塗料用樹脂組成物。
品性、透明性、光沢性、可撓性、硬度、加工性などに優
れた塗膜が得られる塗料用樹脂組成物を提供する。 【構成】 水酸基含有フッ素樹脂(A)5〜95重量
%、環内に炭素数3〜8個を有するラクトンで付加変性
され、水酸基価が5〜100、重量平均分子量が5、0
00〜300、000である(メタ)アクリル樹脂
(B)95〜5重量%((A)と(B)の合計は100
重量%である)、および前記(A)および(B)の水酸
基と反応し硬化膜を形成することができる硬化剤(C)
とからなることを特徴とする塗料用樹脂組成物。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は水酸基を含有するフッ素
樹脂にラクトン変性を行った水酸基を含有するアクリル
樹脂を混合し、更にこれらの水酸基と反応する硬化剤を
配合して、加熱または常温硬化させることにより耐候
性、耐水性、耐汚染性、耐溶剤性、耐薬品性、透明性、
光沢性、可撓性、硬度、加工性などに優れた塗膜が得ら
れる塗料用樹脂組成物に関するものである。
樹脂にラクトン変性を行った水酸基を含有するアクリル
樹脂を混合し、更にこれらの水酸基と反応する硬化剤を
配合して、加熱または常温硬化させることにより耐候
性、耐水性、耐汚染性、耐溶剤性、耐薬品性、透明性、
光沢性、可撓性、硬度、加工性などに優れた塗膜が得ら
れる塗料用樹脂組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、水酸基含有フッ素樹脂に硬化剤を
配合して、耐候性のすぐれた塗料を得ることは知られて
いるが、市販の水酸基含有フッ素樹脂は価格が高い上、
その硬化膜は汚れ易く、加工性(折り曲げ性)も悪いと
いう欠点がある。更に他の樹脂との相溶性が乏しいため
に、ブレンドによる改質も思うにまかせないのが現状で
ある。このような欠点を改良するためのいくつかの方法
が提案されている。例えば、特開昭59ー197471
号公報には炭素数10以上の長鎖のアルキル基を側鎖に
有する(メタ)アクリル酸エステルを必須成分とするア
クリル系共重合体を水酸基含有フッ素樹脂に混合し、さ
らに硬化剤を配合して加熱硬化による塗膜を得ることを
開示している。これは、相溶性を上げるため必須成分と
して使用されている長鎖の(メタ)アクリル酸エステル
のガラス転移温度が低すぎるため、硬度、乾燥性、耐汚
染性、耐溶剤性の点で不充分な結果しか得られておら
ず、成功しているとは言えない。また、特開昭62ー2
12471号公報にはnーブチルメタアクリレート、イ
ソブチルメタアクリレート、またはterーブチルメタ
アクリレートを必須成分とするアクリル系樹脂を水酸基
含有フッ素樹脂に混合し、前記手法と同様にして硬化塗
膜を得ることが開示されている。これは、これらのブチ
ルメタアクリレートモノマーを使うことにより塗膜硬度
を上げられる利点はあるが、フッ素樹脂との相溶性の低
下が起こる。従って両樹脂の混合割合にも制限が生じる
ため使用範囲がごく限定されてしまう欠点がある。
配合して、耐候性のすぐれた塗料を得ることは知られて
いるが、市販の水酸基含有フッ素樹脂は価格が高い上、
その硬化膜は汚れ易く、加工性(折り曲げ性)も悪いと
いう欠点がある。更に他の樹脂との相溶性が乏しいため
に、ブレンドによる改質も思うにまかせないのが現状で
ある。このような欠点を改良するためのいくつかの方法
が提案されている。例えば、特開昭59ー197471
号公報には炭素数10以上の長鎖のアルキル基を側鎖に
有する(メタ)アクリル酸エステルを必須成分とするア
クリル系共重合体を水酸基含有フッ素樹脂に混合し、さ
らに硬化剤を配合して加熱硬化による塗膜を得ることを
開示している。これは、相溶性を上げるため必須成分と
して使用されている長鎖の(メタ)アクリル酸エステル
のガラス転移温度が低すぎるため、硬度、乾燥性、耐汚
染性、耐溶剤性の点で不充分な結果しか得られておら
ず、成功しているとは言えない。また、特開昭62ー2
12471号公報にはnーブチルメタアクリレート、イ
ソブチルメタアクリレート、またはterーブチルメタ
アクリレートを必須成分とするアクリル系樹脂を水酸基
含有フッ素樹脂に混合し、前記手法と同様にして硬化塗
膜を得ることが開示されている。これは、これらのブチ
ルメタアクリレートモノマーを使うことにより塗膜硬度
を上げられる利点はあるが、フッ素樹脂との相溶性の低
下が起こる。従って両樹脂の混合割合にも制限が生じる
ため使用範囲がごく限定されてしまう欠点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは前記従来
技術の欠点を解決するために、鋭意検討を行った結果、
炭素数3〜8のラクトンを付加させた水酸基含有アクリ
ル樹脂が水酸基含有フッ素樹脂との相溶性を示すこと、
特に該アクリル樹脂の水酸基価を5〜100、重量平均
分子量(Mw)を5,000〜300,000に調節す
ることにより、全混合量域で相溶させることが可能とな
り、更に硬化剤を配合して硬化させた塗膜も広範囲の性
能を得ることができ、耐候性、耐汚染性、耐溶剤性、透
明性、光沢性、硬度、可撓性、加工性などに優れ、更に
安価な塗膜ができることを見出だし、本発明に到った。
技術の欠点を解決するために、鋭意検討を行った結果、
炭素数3〜8のラクトンを付加させた水酸基含有アクリ
ル樹脂が水酸基含有フッ素樹脂との相溶性を示すこと、
特に該アクリル樹脂の水酸基価を5〜100、重量平均
分子量(Mw)を5,000〜300,000に調節す
ることにより、全混合量域で相溶させることが可能とな
り、更に硬化剤を配合して硬化させた塗膜も広範囲の性
能を得ることができ、耐候性、耐汚染性、耐溶剤性、透
明性、光沢性、硬度、可撓性、加工性などに優れ、更に
安価な塗膜ができることを見出だし、本発明に到った。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、水酸
基含有フッ素樹脂(A)5〜95重量%、環内に炭素数
3〜8個を有するラクトンで付加変性され、水酸基価が
5〜100、重量平均分子量が5,000〜300,0
00である(メタ)アクリル樹脂(B)95〜5重量%
((A)と(B)の合計は100重量%である)、およ
び前記(A)および(B)の水酸基と反応し硬化膜を形
成することができる硬化剤(C)とからなることを特徴
とする塗料用樹脂組成物である。以下本発明の組成物を
構成する水酸基含有フッ素樹脂(A)、(メタ)アクリ
ル樹脂(B)および硬化剤(C)について順に説明す
る。
基含有フッ素樹脂(A)5〜95重量%、環内に炭素数
3〜8個を有するラクトンで付加変性され、水酸基価が
5〜100、重量平均分子量が5,000〜300,0
00である(メタ)アクリル樹脂(B)95〜5重量%
((A)と(B)の合計は100重量%である)、およ
び前記(A)および(B)の水酸基と反応し硬化膜を形
成することができる硬化剤(C)とからなることを特徴
とする塗料用樹脂組成物である。以下本発明の組成物を
構成する水酸基含有フッ素樹脂(A)、(メタ)アクリ
ル樹脂(B)および硬化剤(C)について順に説明す
る。
【0005】本発明の組成物を構成する水酸基含有フッ
素樹脂(A)としては、例えば特開昭57ー34107
号公報、特開昭59ー102961号公報、特開昭61
ー101577号公報などに開示されているフッ化ビニ
リデン、テトラフロルエチレン、トリフロルエチレン、
クロルトリフロルエチレン、ヘキサフロルプロピレン、
2ーパーフロルブチルエチルメタアクリレート、nーブ
チルクロルトリフロロビニルエーテルなどのフッ素含有
共重合性モノマーと、ヒドロキシエチルビニルエーテ
ル、ヒドロキシプロピルビニルエーテル、ヒドロキシブ
チルビニルエーテル、2ーヒドロキシエチル(メタ)ア
クリレート、2ーヒドロキシプロピル(メタ)アクリレ
ート、εーカプロラクトンを2ーヒドロキシエチル(メ
タ)アクリレートに付加させた化合物、アリルセルソル
ブ、グリセリンモノアリルエーテル、あるいはそれらの
アリルエーテルの水酸基へのラクトン付加物などの水酸
基含有共重合性モノマー類、あるいはエチルビニルエー
テル、プロピルビニルエーテル、エチレン、スチレン、
メチル(メタ)アクリレート、ジブチルフマレート、ジ
エチルマレート、イタコン酸、ジメチルアミノエチル
(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)アクリレー
ト、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、酪酸ビニル、長
鎖第3級脂肪酸のビニルエステル(例えばシエル社の商
品名「Veova」)等の脂肪酸ビニルエステルや安息
香酸ビニルエステル等の芳香族モノカルボン酸のビニル
エステルなど汎用の共重合性モノマー類とを適宜共重合
させて得られる樹脂である。この様な樹脂の市販品の例
としては、例えば旭硝子株式会社製のルミフロンLF−
100、LF−200、LF−400、LF502、L
Fー504などが挙げられる。
素樹脂(A)としては、例えば特開昭57ー34107
号公報、特開昭59ー102961号公報、特開昭61
ー101577号公報などに開示されているフッ化ビニ
リデン、テトラフロルエチレン、トリフロルエチレン、
クロルトリフロルエチレン、ヘキサフロルプロピレン、
2ーパーフロルブチルエチルメタアクリレート、nーブ
チルクロルトリフロロビニルエーテルなどのフッ素含有
共重合性モノマーと、ヒドロキシエチルビニルエーテ
ル、ヒドロキシプロピルビニルエーテル、ヒドロキシブ
チルビニルエーテル、2ーヒドロキシエチル(メタ)ア
クリレート、2ーヒドロキシプロピル(メタ)アクリレ
ート、εーカプロラクトンを2ーヒドロキシエチル(メ
タ)アクリレートに付加させた化合物、アリルセルソル
ブ、グリセリンモノアリルエーテル、あるいはそれらの
アリルエーテルの水酸基へのラクトン付加物などの水酸
基含有共重合性モノマー類、あるいはエチルビニルエー
テル、プロピルビニルエーテル、エチレン、スチレン、
メチル(メタ)アクリレート、ジブチルフマレート、ジ
エチルマレート、イタコン酸、ジメチルアミノエチル
(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)アクリレー
ト、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、酪酸ビニル、長
鎖第3級脂肪酸のビニルエステル(例えばシエル社の商
品名「Veova」)等の脂肪酸ビニルエステルや安息
香酸ビニルエステル等の芳香族モノカルボン酸のビニル
エステルなど汎用の共重合性モノマー類とを適宜共重合
させて得られる樹脂である。この様な樹脂の市販品の例
としては、例えば旭硝子株式会社製のルミフロンLF−
100、LF−200、LF−400、LF502、L
Fー504などが挙げられる。
【0006】本発明の組成物を構成するラクトンを付加
させた(メタ)アクリル樹脂(B)は、例えば2ーヒド
ロキシエチル(メタ)アクリレートにεーカプロラクト
ンを触媒を用いて1〜10モル付加させた水酸基含有共
重合性モノマーと、他の共重合性モノマー、例えばエチ
レン、プロピレン、スチレン、ブタジエン、Nービニル
ピロリドン、ビニルピリジンなどの共重合性オレフィン
類、あるいはメチル(メタ)アクリレート、エチル(メ
タ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、シ
クロヘキシル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)
アクリレート、グリシジル(メタ)アクリレート、(メ
タ)アクリル酸、N,Nージメチルアクリルアミド、
N,Nージエチルアミノエチル(メタ)アクリレートな
どのアクリル系モノマー、あるいはジメチルマレート,
ジエチルマレート、ジブチルフマレート、ジメチルイタ
コネート、無水マレイン酸などの共重合性二塩基酸及び
そのエステル類、あるいはメチルビニルエーテル、エチ
ルビニルエーテル、ブチルビニルエーテルなどのビニル
エーテル類、更にその他Nーメチルマレイミド、Nーブ
チルマレイミド、エチルビニルケトン、メチルビニルサ
ルファイド、クロトンアミド、アクリロニトリル、ジビ
ニルスルホン、エチル桂皮酸エステルなどの共重合性モ
ノマーとの少なくとも一種以上のモノマー間の共重合に
よって得られる。また、ラクトン化合物の例としては、
εーカプロラクトンの他、βープロピオラクトン、γー
ブチロラクトン、δーバレロラクトンなどを挙げること
ができる。更に、ラクトンと反応させる水酸基を有する
(メタ)アクリルモノマーとしては2ーヒドロキシエチ
ル(メタ)アクリレートの他、2ーヒドロキシプロピル
(メタ)アクリレート、3ーヒドロキシプロピル(メ
タ)アクリレート、3ーヒドロキシブチル(メタ)アク
リレート、3ークロルー2ーヒドロキシプロピル(メ
タ)アクリレート、Nーヒドロキシメチルアクリルアミ
ドなどを挙げることができる。そのようなラクトン変性
モノマーとしては、例えばダイセル化学工業(株)から
市販されているプラクセルFを用いることができる。
させた(メタ)アクリル樹脂(B)は、例えば2ーヒド
ロキシエチル(メタ)アクリレートにεーカプロラクト
ンを触媒を用いて1〜10モル付加させた水酸基含有共
重合性モノマーと、他の共重合性モノマー、例えばエチ
レン、プロピレン、スチレン、ブタジエン、Nービニル
ピロリドン、ビニルピリジンなどの共重合性オレフィン
類、あるいはメチル(メタ)アクリレート、エチル(メ
タ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、シ
クロヘキシル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)
アクリレート、グリシジル(メタ)アクリレート、(メ
タ)アクリル酸、N,Nージメチルアクリルアミド、
N,Nージエチルアミノエチル(メタ)アクリレートな
どのアクリル系モノマー、あるいはジメチルマレート,
ジエチルマレート、ジブチルフマレート、ジメチルイタ
コネート、無水マレイン酸などの共重合性二塩基酸及び
そのエステル類、あるいはメチルビニルエーテル、エチ
ルビニルエーテル、ブチルビニルエーテルなどのビニル
エーテル類、更にその他Nーメチルマレイミド、Nーブ
チルマレイミド、エチルビニルケトン、メチルビニルサ
ルファイド、クロトンアミド、アクリロニトリル、ジビ
ニルスルホン、エチル桂皮酸エステルなどの共重合性モ
ノマーとの少なくとも一種以上のモノマー間の共重合に
よって得られる。また、ラクトン化合物の例としては、
εーカプロラクトンの他、βープロピオラクトン、γー
ブチロラクトン、δーバレロラクトンなどを挙げること
ができる。更に、ラクトンと反応させる水酸基を有する
(メタ)アクリルモノマーとしては2ーヒドロキシエチ
ル(メタ)アクリレートの他、2ーヒドロキシプロピル
(メタ)アクリレート、3ーヒドロキシプロピル(メ
タ)アクリレート、3ーヒドロキシブチル(メタ)アク
リレート、3ークロルー2ーヒドロキシプロピル(メ
タ)アクリレート、Nーヒドロキシメチルアクリルアミ
ドなどを挙げることができる。そのようなラクトン変性
モノマーとしては、例えばダイセル化学工業(株)から
市販されているプラクセルFを用いることができる。
【0007】ラクトンを付加させた(メタ)アクリル樹
脂(B)を合成する方法としては、前記のような水酸基
を含有するアクリルモノマーにラクトンを開環付加さ
せ、得られた水酸基を含有するアクリルモノマーと他の
共重合性モノマーとの共重合によって得ることもできる
が、先に水酸基を含有するアクリルモノマーと他の共重
合性モノマーを共重合させ、得られた水酸基含有樹脂に
ラクトンを開環付加させて目的物を得ることもできる。
脂(B)を合成する方法としては、前記のような水酸基
を含有するアクリルモノマーにラクトンを開環付加さ
せ、得られた水酸基を含有するアクリルモノマーと他の
共重合性モノマーとの共重合によって得ることもできる
が、先に水酸基を含有するアクリルモノマーと他の共重
合性モノマーを共重合させ、得られた水酸基含有樹脂に
ラクトンを開環付加させて目的物を得ることもできる。
【0008】本発明を構成するラクトン付加させた(メ
タ)アクリル樹脂(B)の水酸基価は5〜100の範囲
に限定される必要がある。水酸基価が5未満では、後述
する硬化剤との配合で得られる硬化膜は軟弱な為に耐溶
剤性が不良となり、実用性がなくなる。また水酸基価が
100よりも大きな場合、水酸基含有フッ素樹脂(A)
との相溶性が不良となる為に、光沢のある塗膜が得られ
ず、同様に実用性がなくなってしまう。
タ)アクリル樹脂(B)の水酸基価は5〜100の範囲
に限定される必要がある。水酸基価が5未満では、後述
する硬化剤との配合で得られる硬化膜は軟弱な為に耐溶
剤性が不良となり、実用性がなくなる。また水酸基価が
100よりも大きな場合、水酸基含有フッ素樹脂(A)
との相溶性が不良となる為に、光沢のある塗膜が得られ
ず、同様に実用性がなくなってしまう。
【0009】更に(メタ)アクリル樹脂(B)成分の重
量平均分子量は5,000未満では硬化膜は弱く、耐溶
剤性が不充分である。また、重量平均分子量が300,
000を越えると、樹脂の溶液粘度が高すぎるため、塗
料化が実用上不可能となる。
量平均分子量は5,000未満では硬化膜は弱く、耐溶
剤性が不充分である。また、重量平均分子量が300,
000を越えると、樹脂の溶液粘度が高すぎるため、塗
料化が実用上不可能となる。
【0010】更に(メタ)アクリル樹脂(B)成分の使
用量は基本的には、水酸基含有フッ素樹脂と自由な割合
に混ぜることができるので、とくに制限する必要はない
が、水酸基含有フッ素樹脂(A)と(メタ)アクリル樹
脂(B)の合計100重量%に対し5重量%未満では、
アクリル樹脂の特性である耐汚染性、光沢性、加工性を
発揮することができない。また、95重量%を越える
と、フッ素樹脂の特性である耐候性、耐薬性が失われて
しまう為、いずれも実用性がなくなる。
用量は基本的には、水酸基含有フッ素樹脂と自由な割合
に混ぜることができるので、とくに制限する必要はない
が、水酸基含有フッ素樹脂(A)と(メタ)アクリル樹
脂(B)の合計100重量%に対し5重量%未満では、
アクリル樹脂の特性である耐汚染性、光沢性、加工性を
発揮することができない。また、95重量%を越える
と、フッ素樹脂の特性である耐候性、耐薬性が失われて
しまう為、いずれも実用性がなくなる。
【0011】次に本発明に使用できる硬化剤について説
明する。本発明で使用する硬化剤(C)は前記(A)及
び(B)の成分の水酸基と反応する官能基を有する化合
物を指すものであり、例えば尿素、メラミン、グアナミ
ンなどのアミノ化合物とアルデヒドを付加縮合反応させ
て得られる生成物をメタノール、エタノール、プロパノ
ール、nーブタノール、ネオペンチルグリコール、1,
6ーヘキサンジオールなどのアルコールでエーテル化し
て得られるアルキルエーテル化アミノ樹脂が挙げられ
る。
明する。本発明で使用する硬化剤(C)は前記(A)及
び(B)の成分の水酸基と反応する官能基を有する化合
物を指すものであり、例えば尿素、メラミン、グアナミ
ンなどのアミノ化合物とアルデヒドを付加縮合反応させ
て得られる生成物をメタノール、エタノール、プロパノ
ール、nーブタノール、ネオペンチルグリコール、1,
6ーヘキサンジオールなどのアルコールでエーテル化し
て得られるアルキルエーテル化アミノ樹脂が挙げられ
る。
【0012】本発明において、前記樹脂(A)及び
(B)の混合物とアルキエーテル化アミノ樹脂硬化剤
(C)の配合割合は、樹脂〔(A)+(B)〕/アルキ
エーテル化アミノ樹脂硬化剤(C)=50〜90/10
〜50(重量比)の範囲が好ましく、60〜80/20
〜40(重量比)になるよう配合するのが特に好まし
い。アルキルエーテル化アミノ樹脂硬化剤(C)は多す
ぎても少なすぎても塗膜性能を著しく低下させる。
(B)の混合物とアルキエーテル化アミノ樹脂硬化剤
(C)の配合割合は、樹脂〔(A)+(B)〕/アルキ
エーテル化アミノ樹脂硬化剤(C)=50〜90/10
〜50(重量比)の範囲が好ましく、60〜80/20
〜40(重量比)になるよう配合するのが特に好まし
い。アルキルエーテル化アミノ樹脂硬化剤(C)は多す
ぎても少なすぎても塗膜性能を著しく低下させる。
【0013】また本発明で使用できる他の硬化剤として
は、トリレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイ
ソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、トリ
メチルヘキサンジイソシアネート、イソホロンジイソシ
アネート、メチルシクロヘキサンー2,4ージイソシア
ネート、4,4´ーメチレンビス(シクロヘキシルイソ
シアネート)、あるいはこれらのジイソシアネートとエ
チレングリコール、プロピレングリコール、ポリプロピ
レングリコール、トリメチロールプロパンなどの多価ア
ルコールや、イソシアネート基と反応する官能基を有す
るポリエステル樹脂、アクリル樹脂、および水などの付
加物、あるいはビウレット体イソシアネート間で反応さ
せた多量体、あるいは、低級ー価のアルコール、メチル
エチルケトオキシム、ラクタムなどでブロック化された
ものをイソシアネート系硬化剤として挙げることができ
る。
は、トリレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイ
ソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、トリ
メチルヘキサンジイソシアネート、イソホロンジイソシ
アネート、メチルシクロヘキサンー2,4ージイソシア
ネート、4,4´ーメチレンビス(シクロヘキシルイソ
シアネート)、あるいはこれらのジイソシアネートとエ
チレングリコール、プロピレングリコール、ポリプロピ
レングリコール、トリメチロールプロパンなどの多価ア
ルコールや、イソシアネート基と反応する官能基を有す
るポリエステル樹脂、アクリル樹脂、および水などの付
加物、あるいはビウレット体イソシアネート間で反応さ
せた多量体、あるいは、低級ー価のアルコール、メチル
エチルケトオキシム、ラクタムなどでブロック化された
ものをイソシアネート系硬化剤として挙げることができ
る。
【0014】本発明における樹脂混合物〔(A)+
(B)〕とイソシアネート系硬化剤(C)との配合比は
塗膜性能の観点からOH/NCO=1/0.7〜1/
1.3(当量比)の範囲が好ましい。
(B)〕とイソシアネート系硬化剤(C)との配合比は
塗膜性能の観点からOH/NCO=1/0.7〜1/
1.3(当量比)の範囲が好ましい。
【0015】本発明における塗料用樹脂組成物は、前記
(A)、(B)、(C)の各成分を必須成分とするもの
であるが、所望により、エポキシ樹脂、ポリエステル樹
脂などの樹脂の内で相溶性のあるもの、あるいは、顔
料、分散剤、レベリング剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤
硬化促進剤などの各種塗料用添加剤を配合することが
できる。
(A)、(B)、(C)の各成分を必須成分とするもの
であるが、所望により、エポキシ樹脂、ポリエステル樹
脂などの樹脂の内で相溶性のあるもの、あるいは、顔
料、分散剤、レベリング剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤
硬化促進剤などの各種塗料用添加剤を配合することが
できる。
【0016】こうして得られた本発明の塗料用樹脂組成
物は自動車用、自動車補修用、車輌用、一般金属用、建
築内外装用、建材用、プラスチック用、木工用、家電用
などの用途に常法に従って、例えばスプレー塗装、ロー
ラ塗装、ハケ塗り、ディッピング、電着塗装により塗布
し、常温硬化また40〜280℃で1分〜60分間加熱
硬化させることにより適用することができる。
物は自動車用、自動車補修用、車輌用、一般金属用、建
築内外装用、建材用、プラスチック用、木工用、家電用
などの用途に常法に従って、例えばスプレー塗装、ロー
ラ塗装、ハケ塗り、ディッピング、電着塗装により塗布
し、常温硬化また40〜280℃で1分〜60分間加熱
硬化させることにより適用することができる。
【0017】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明をさらに詳しく
説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもの
ではない。なお、例中の「部」は重量基準である。
説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもの
ではない。なお、例中の「部」は重量基準である。
【0018】(製造例1) ラクトンを付加させた(メ
タ)アクリル樹脂の製造 攪拌機、温度計、滴下ロート、N2ガス導入管を備えた
内容積2リットルの四ツ口フラスコに、キシレン500
部、ジtーブチルパーオキサイド2.5部を仕込み、系
内をN2で充分置換した後、加温し、110℃に到達し
た時点でεーカプロラクトン変性2ーヒドロキシエチル
メタアクリレート(ダイセル化学工業株式会社製「プラ
クセルFMー1」)150部、メチルメタアクリレート
250部、2ーエチルヘキシルメタアクリレート100
部の混合液をゆっくり滴下する。1時間で滴下を終了
し、同温度で2時間反応させた後、新たにジtーブチル
パーオキサイド2.5部を添加し、更に3時間反応を続
け、水酸基を有するメタアクリル樹脂を得た。モノマー
組成を表ー1に、得られた樹脂の性状を表ー2に示す。
なお、表中の水酸基価は樹脂固形分に対する価である。
タ)アクリル樹脂の製造 攪拌機、温度計、滴下ロート、N2ガス導入管を備えた
内容積2リットルの四ツ口フラスコに、キシレン500
部、ジtーブチルパーオキサイド2.5部を仕込み、系
内をN2で充分置換した後、加温し、110℃に到達し
た時点でεーカプロラクトン変性2ーヒドロキシエチル
メタアクリレート(ダイセル化学工業株式会社製「プラ
クセルFMー1」)150部、メチルメタアクリレート
250部、2ーエチルヘキシルメタアクリレート100
部の混合液をゆっくり滴下する。1時間で滴下を終了
し、同温度で2時間反応させた後、新たにジtーブチル
パーオキサイド2.5部を添加し、更に3時間反応を続
け、水酸基を有するメタアクリル樹脂を得た。モノマー
組成を表ー1に、得られた樹脂の性状を表ー2に示す。
なお、表中の水酸基価は樹脂固形分に対する価である。
【0019】(製造例2)製造例1と同様の装置を用
い、溶剤としてトルエン250部、酢酸ブチル250部
およびtーブチルパーオクトエート2.5部を仕込み、
系内をN2で充分置換してから昇温し、100℃に達し
た時点で2ーヒドロキシプロピルメタアクリレート70
部、メチルメタアクリレート225部、エチルアクリレ
ート150部の混合液を同温度で1時間で滴下した。滴
下終了後2時間反応を続け、更にt−ブチルパーオクト
エート2.5部を加え、3時間反応した後、室温まで冷
却した。この反応溶液にεーカプロラクトン55部と、
塩化第一スズ0.1部を加え105〜110℃で10時
間反応し、水酸基を含有するアクリル樹脂を得た。得ら
れた樹脂の性状は表ー2に示す通りである。
い、溶剤としてトルエン250部、酢酸ブチル250部
およびtーブチルパーオクトエート2.5部を仕込み、
系内をN2で充分置換してから昇温し、100℃に達し
た時点で2ーヒドロキシプロピルメタアクリレート70
部、メチルメタアクリレート225部、エチルアクリレ
ート150部の混合液を同温度で1時間で滴下した。滴
下終了後2時間反応を続け、更にt−ブチルパーオクト
エート2.5部を加え、3時間反応した後、室温まで冷
却した。この反応溶液にεーカプロラクトン55部と、
塩化第一スズ0.1部を加え105〜110℃で10時
間反応し、水酸基を含有するアクリル樹脂を得た。得ら
れた樹脂の性状は表ー2に示す通りである。
【0020】(製造例3〜6)製造例1と同様の方法で
表ー1に記載の組成のアクリル樹脂を製造した。得られ
た樹脂の性状を表ー2に示す。
表ー1に記載の組成のアクリル樹脂を製造した。得られ
た樹脂の性状を表ー2に示す。
【0021】(製造例7〜8)製造例1と同様の方法で
2ーヒドロキシエチルメタアクリレート70部、メチル
メタアクリレート250部、エチルアクリレート180
部の組成の水酸基含有アクリル樹脂を得た(製造例
7)。得られた樹脂の性状を表ー2に示す。同様に2ー
ヒドロキシプロピルメタアクリレート、メチルメタアク
リレート,n−ブチルアクリレートを表ー1に記載のモ
ノマー組成で用いて水酸基含有アクリル樹脂を得た(製
造例8)。得られた樹脂の性状は表ー2に記載の通りで
ある。
2ーヒドロキシエチルメタアクリレート70部、メチル
メタアクリレート250部、エチルアクリレート180
部の組成の水酸基含有アクリル樹脂を得た(製造例
7)。得られた樹脂の性状を表ー2に示す。同様に2ー
ヒドロキシプロピルメタアクリレート、メチルメタアク
リレート,n−ブチルアクリレートを表ー1に記載のモ
ノマー組成で用いて水酸基含有アクリル樹脂を得た(製
造例8)。得られた樹脂の性状は表ー2に記載の通りで
ある。
【0022】
【表1】
【表2】
【0023】(実施例1)製造例1で得た水酸基含有ア
クリル樹脂溶液(不揮発分濃度約50%)100部とフ
ッ素樹脂溶液(ルミフロンLF−200、不揮発分濃度
約60%)83部を室温で充分に混合した。この樹脂分
5/5の混合溶液をアプリケータを使って透明なガラス
板上に1mmの膜厚になるよう塗布した。室温で1日乾
燥させ、塗膜のにごりの有無を肉眼で観察し、相溶性の
判定を行った。同様の方法でフッ素樹脂の種類およびア
クリル樹脂とフッ素樹脂の混合割合を表ー3に記載のよ
うに変えて相溶性の判定を行った。その結果を表ー3に
示す。
クリル樹脂溶液(不揮発分濃度約50%)100部とフ
ッ素樹脂溶液(ルミフロンLF−200、不揮発分濃度
約60%)83部を室温で充分に混合した。この樹脂分
5/5の混合溶液をアプリケータを使って透明なガラス
板上に1mmの膜厚になるよう塗布した。室温で1日乾
燥させ、塗膜のにごりの有無を肉眼で観察し、相溶性の
判定を行った。同様の方法でフッ素樹脂の種類およびア
クリル樹脂とフッ素樹脂の混合割合を表ー3に記載のよ
うに変えて相溶性の判定を行った。その結果を表ー3に
示す。
【0024】(実施例2〜6)実施例1と同様の方法で
製造例2〜6で得たアクリル樹脂とフッ素樹脂(ルミフ
ロンLFー200およびLFー502(不揮発分濃度約
40%))の相溶性を試験した。結果を表ー3に示す。
製造例2〜6で得たアクリル樹脂とフッ素樹脂(ルミフ
ロンLFー200およびLFー502(不揮発分濃度約
40%))の相溶性を試験した。結果を表ー3に示す。
【0025】(比較例1〜2)製造例7〜8の樹脂を用
い、実施例1と同様の方法でフッ素樹脂(ルミフロンL
Fー200およびLFー502)との相溶性を試験し、
実施例1〜6と比較した。結果を表ー3に示す。
い、実施例1と同様の方法でフッ素樹脂(ルミフロンL
Fー200およびLFー502)との相溶性を試験し、
実施例1〜6と比較した。結果を表ー3に示す。
【0026】
【表3】
【0027】(実施例7〜12)実施例1〜6で得たラ
クトン変性アクリル樹脂溶液とフッ素樹脂溶液の混合樹
脂固形分100部に対してイソシアネート系硬化剤(ヘ
キサメチレンジイソシアネートブロック体:住友バイエ
ル社製「Desmodur BL3175」)またはメ
ラミン系硬化剤(三井サイアナミド社製「サイメル30
3」)を所定量、さらに顔料の酸化チタンを樹脂固形分
に対して50重量%加え、サンドミルにて60分間分散
させ、直ちにJISKー5400で指定されている軟鋼
板のテストパネルにバーコーダにて塗布した。室温で1
時間乾燥させた後、焼付け硬化膜を得た。焼付け条件は
イソシアネート系硬化剤による焼付けは230℃×60
秒、メラミン系硬化剤による焼付けは280℃×60秒
とした。塗料材料の配合割合を表ー4に、得られた塗膜
物性を表ー5に示す。
クトン変性アクリル樹脂溶液とフッ素樹脂溶液の混合樹
脂固形分100部に対してイソシアネート系硬化剤(ヘ
キサメチレンジイソシアネートブロック体:住友バイエ
ル社製「Desmodur BL3175」)またはメ
ラミン系硬化剤(三井サイアナミド社製「サイメル30
3」)を所定量、さらに顔料の酸化チタンを樹脂固形分
に対して50重量%加え、サンドミルにて60分間分散
させ、直ちにJISKー5400で指定されている軟鋼
板のテストパネルにバーコーダにて塗布した。室温で1
時間乾燥させた後、焼付け硬化膜を得た。焼付け条件は
イソシアネート系硬化剤による焼付けは230℃×60
秒、メラミン系硬化剤による焼付けは280℃×60秒
とした。塗料材料の配合割合を表ー4に、得られた塗膜
物性を表ー5に示す。
【0028】(比較例3〜5)実施例7と同様の方法に
従って、比較例7〜8の樹脂またはフッ素樹脂単独で硬
化膜の性能を試験した。
従って、比較例7〜8の樹脂またはフッ素樹脂単独で硬
化膜の性能を試験した。
【0029】
【表4】
【表5】
【0030】
【発明の効果】表ー3、表ー5に示す結果からも明らか
なように、本発明の塗料組成物から得られる塗膜は光
沢、加工性、耐候性、耐汚染性、硬度などの特性でバラ
ンスが取れており、優れた塗料である。しかも高価なフ
ッ素樹脂をアクリル樹脂とブレンドして用いることによ
り著しく経済性た高められるという優位性も発揮できる
ものである。
なように、本発明の塗料組成物から得られる塗膜は光
沢、加工性、耐候性、耐汚染性、硬度などの特性でバラ
ンスが取れており、優れた塗料である。しかも高価なフ
ッ素樹脂をアクリル樹脂とブレンドして用いることによ
り著しく経済性た高められるという優位性も発揮できる
ものである。
Claims (1)
- 【請求項1】 水酸基含有フッ素樹脂(A)5〜95重
量%、環内に炭素数3〜8個を有するラクトンで付加変
性され、水酸基価が5〜100、重量平均分子量が5,
000〜300,000である(メタ)アクリル樹脂
(B)95〜5重量%((A)と(B)の合計は100
重量%である)、および前記(A)および(B)の水酸
基と反応し硬化膜を形成することができる硬化剤(C)
とからなることを特徴とする塗料用樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20756392A JP3287878B2 (ja) | 1992-07-09 | 1992-07-09 | 塗料用樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20756392A JP3287878B2 (ja) | 1992-07-09 | 1992-07-09 | 塗料用樹脂組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0625592A true JPH0625592A (ja) | 1994-02-01 |
JP3287878B2 JP3287878B2 (ja) | 2002-06-04 |
Family
ID=16541818
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20756392A Expired - Fee Related JP3287878B2 (ja) | 1992-07-09 | 1992-07-09 | 塗料用樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3287878B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6168866B1 (en) | 1998-08-19 | 2001-01-02 | 3M Innovative Properties Company | Abrasion and stain resistant curable fluorinated coating |
JP2006152080A (ja) * | 2004-11-26 | 2006-06-15 | Nippon Paint Co Ltd | 弱溶剤型フッ素樹脂系塗料組成物および塗膜形成方法 |
JP2007039574A (ja) * | 2005-08-04 | 2007-02-15 | Basf Coatings Japan Ltd | 塗料組成物、塗装仕上げ方法及び塗装物品 |
CN102850871A (zh) * | 2011-06-29 | 2013-01-02 | 比亚迪股份有限公司 | 一种涂料及其制备方法 |
CN104130640A (zh) * | 2014-08-28 | 2014-11-05 | 漳州鑫展旺化工有限公司 | 一种超长耐候烤漆及其制备方法 |
CN109321048A (zh) * | 2018-09-21 | 2019-02-12 | 杭州胜霸化工有限公司 | 一种水性双组份氟碳漆及其制备方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101864217B (zh) * | 2010-06-28 | 2013-11-06 | 上海衡峰氟碳材料有限公司 | Pet膜用氟碳涂料及其制备方法和应用 |
-
1992
- 1992-07-09 JP JP20756392A patent/JP3287878B2/ja not_active Expired - Fee Related
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AU741534B2 (en) * | 1998-08-19 | 2001-12-06 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Abrasion and stain resistant curable fluorinated coating |
JP2006152080A (ja) * | 2004-11-26 | 2006-06-15 | Nippon Paint Co Ltd | 弱溶剤型フッ素樹脂系塗料組成物および塗膜形成方法 |
JP2007039574A (ja) * | 2005-08-04 | 2007-02-15 | Basf Coatings Japan Ltd | 塗料組成物、塗装仕上げ方法及び塗装物品 |
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CN109321048A (zh) * | 2018-09-21 | 2019-02-12 | 杭州胜霸化工有限公司 | 一种水性双组份氟碳漆及其制备方法 |
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JP3287878B2 (ja) | 2002-06-04 |
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