JPH06255638A - 商品のフィルム再包装におけるフィルム除去方法及び装置 - Google Patents

商品のフィルム再包装におけるフィルム除去方法及び装置

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JPH06255638A
JPH06255638A JP5808893A JP5808893A JPH06255638A JP H06255638 A JPH06255638 A JP H06255638A JP 5808893 A JP5808893 A JP 5808893A JP 5808893 A JP5808893 A JP 5808893A JP H06255638 A JPH06255638 A JP H06255638A
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JP
Japan
Prior art keywords
film
commodities
product
peeling
peeled
Prior art date
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Pending
Application number
JP5808893A
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English (en)
Inventor
Satoshi Takahashi
敏 高橋
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NIKKA ENG KK
Giken Co Ltd
Original Assignee
NIKKA ENG KK
Giken Co Ltd
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Publication date
Application filed by NIKKA ENG KK, Giken Co Ltd filed Critical NIKKA ENG KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 商品を傷めることなく、機械的に効率良く古
い包装フィルムを除去すること。 【構成】 レーザー光、熱風又は熱線でフィルムを環状
に切断し2つの部分に分断する工程と、分断したフィル
ムのそれぞれの部分を商品から剥離する工程と、剥離し
たフィルムを負空気圧により吸引し移送する工程とから
なることを特徴とする商品のフィル再包装におけるフィ
ルム除去方法、及び、包装フィルムを切断するレーザー
光、熱風又は熱線発生機構と、切断したフィルムを商品
から剥離する剥離機構と、剥離したフィルムを吸引し移
送する吸引移送機構とからなることを特徴とする商品の
フィルム再包装におけるフィルム除去装置により、商品
を傷めることなく、機械的に効率良く古い包装フィルム
を除去できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】ビデオカセットやコンパクトディ
スク等、透明フィルム及び印刷済みフィルムで包装され
た商品は、包装フィルムによごれ、損傷等の発生した場
合、表面の包装フィルムを除去し、新しいフィルムで再
包装しなおすことが行われている。本発明は、このよう
な商品のフィルム再包装における、古いフィルムを除去
する新規の方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、再包装を行う際に古いフィルムを
除去するのはすべて作業員が手作業で行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】古いフィルムの除去は
完全に手作業で行われていたので、人件費がかかり、作
業員にとっても単純作業でストレスが発生し好ましいも
のではなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はフィルム除去を
完全に機械的に行うことができるもので、レーザー光、
熱風又は熱線でフィルムを環状に切断し2つの部分に分
断する工程と、分断したフィルムのそれぞれの部分を商
品から剥離する工程と、剥離したフィルムを負空気圧に
より吸引し移送する工程とからなることを特徴とする商
品のフィル再包装におけるフィルム除去方法、及び、包
装フィルムを切断するレーザー光、熱風又は熱線発生機
構と、切断したフィルムを商品から剥離する剥離機構
と、剥離したフィルムを吸引し移送する吸引移送機構と
からなることを特徴とする商品のフィルム再包装におけ
るフィルム除去装置である。
【0005】
【作用】本発明においては、包装フィルムの切断をレー
ザー光、熱風又は熱線で行うので、商品を傷めずにフィ
ルムのみ切断することが可能である。包装フィルムは熱
に弱く、弱いエネルギーのレーザー光等で十分切断可能
であるから、レーザー光等の強さを適当に選択すること
で商品を傷めずに切断することができるのである。分断
し、商品から剥離した包装フィルムは、負空気圧の力で
吸引移送することで、剥離機構から容易にフィルムを取
り除くことができ、次々と効率良く剥離作業を継続的に
行うことが可能となる。
【0006】
【実施例】以下実施例を表した図面を参照しつつ本発明
を詳細に説明する。図1は本発明の1実施例たるフィル
ム除去装置1の上面図、図2はフィルム除去装置1の断
面図、図3はフィルムの切断工程の説明図、図4はフィ
ルムの剥離工程の説明図である。
【0007】フィルム除去装置1は本発明方法によるフ
ィルム除去を実現する本発明の1実施例で、シュリンク
包装されたビデオカセット等の商品の包装フィルムを除
去するものである。フィルム除去装置1は、包装フィル
ムを切断するレーザー光発生機構であるCO2 レーザー
発振器2、切断したフィルムを商品から剥離する剥離機
構である剥離ボックス3、剥離したフィルムを吸引し移
送する吸引移送機構であるブロア装置4、ダクト14等
からなる。
【0008】CO2 レーザー発振器2から発射されるレ
ーザー光は、図1、2に示すように、1個ないし数個の
方向変換器9を経て集光レンズ5、6、7、8に至り、
これら集光レンズにより集光されて、図3に示すよう
に、商品の表面のフィルムを切断する。
【0009】剥離ボックス3は、図4に示すように左右
1対でなっている。図4の正面の開口からフィルム31
を分断された商品30が供給されると、上板10が矢印
Dのように下降して下板11との間で商品30を挟み付
ける。上板10及び下板11には滑り止めのための押さ
えパット12が設けられている。上板10と下板11で
商品を挟み付けると剥離ボックスは矢印Eのように左右
に別れるように移動し、分断されているフィルム31は
左右の剥離ボックス3といっしょに左右に移動し商品3
0から剥離されていく。
【0010】ある程度フィルムが剥離されると剥離ボッ
クス3の上板10は上昇し挟み付けを解除する。剥離ボ
ックス3の左右それぞれの部分には、図4に示すよう
に、孔13が設けられ、ブロア装置4に連通するダクト
14が連結されており、挟み付けが解除されたフィルム
は孔13から負空気圧により吸引されダクト14を通っ
て剥離ボックス3の外に脱出する。
【0011】剥離ボックス3はさらに左右に移動を続
け、左右の間が商品の幅より広く開くと商品は落下し、
剥離ボックスの外に脱出する。
【0012】一方、吸引されたフィルムは、ダクト14
を通ってフィルム集中ボックス15内に吸い込まれ、こ
れに内蔵されているローラーカッター16で細くカット
されて該ボックス15内に溜められる。細くカットされ
たフィルムは梱包用のクッション材に再利用される。
【0013】フィルム除去装置1には、図1、2に示す
矢印A方向から商品が供給される。商品はローラーコン
ベア17上を図の左方向に移動し、移動しながら集光レ
ンズ5、6からのレーザー光で、図3に示すように、フ
ィルムの上面及び下面が切断される。商品はさらに左方
向に移動しリフトテーブル18上に至ると、該テーブル
18は、図2の矢印Bのように上昇し、この上昇過程で
集光レンズ7からのレーザー光でフィルムの左面が、集
光レンズ8からのレーザー光で右面が切断される。これ
により商品の包装フィルムは上下左右の4方向から環状
に切断され、2つの部分に分断される。
【0014】リフトテーブルが最上部まで達すると、図
2に1点鎖線で示すように左に傾き、商品は剥離ボック
ス3内に滑り込む。上述したように、剥離ボックス3内
でフィルムは商品から剥離され、剥離されたフィルムは
吸引されてフィルム集中ボックス15内に細断されて溜
められる。フィルムを剥がされた商品は上述のように剥
離ボックス3から落下し、排出トレイ19から図1、2
の矢印C方向に排出される。商品を剥離ボックス3に送
り込んだリフトテーブル18は下降して次の商品が送ら
れてくるのを待つ。なお、図2中の符号20は制御ボッ
クスを表している。
【0015】本実施例の装置においては、剥離ボックス
3の左右への移動、上板10の上下動及びリフトテーブ
ルの上下動はラック・ピニオン機構により行われる。し
かし、これらの動作は本実施例以外の種々の公知機構を
採用できる。また、負空気圧の発生はブロア装置の他に
バキュウムタンクやコンプレッサー等を用いることもで
きる。
【0016】フィルムを分断する工程は、本実施例のレ
ーザーを用いる他にも、熱風をノズルから勢い良く吹き
出して切断する機構や赤外線のような熱線を照射して切
断する機構を採用することができる。
【0017】
【発明の効果】本発明方法によれば、商品を傷めること
なく、機械的に効率良く古くなった包装フィルムを除去
することができる。本発明装置は、商品を次々に送り込
めば完全自動でフィルムを除去し、商品とフィルムとを
分別して排出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例たるフィルム除去装置1の上
面図である。
【図2】フィルム除去装置1の断面図である。
【図3】フィルムの切断工程の説明図である。
【図4】フィルムの剥離工程の説明図である。
【符号の説明】
1 フィルム除去装置 2 CO2 レーザー発振器 3 剥離ボックス 4 ブロア装置 5 集光レンズ 6 集光レンズ 7 集光レンズ 8 集光レンズ 9 方向変換器 10 上板 11 下板 12 押さえパット 13 孔 14 ダクト 15 フィルム集中ボックス 16 ローラーカッター 17 ローラーコンベア 18 リフトテーブル 19 排出トレイ 20 制御ボックス 30 商品 31 フィルム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザー光、熱風又は熱線でフィルムを
    環状に切断し2つの部分に分断する工程と、分断したフ
    ィルムのそれぞれの部分を商品から剥離する工程と、剥
    離したフィルムを負空気圧により吸引し移送する工程と
    からなることを特徴とする商品のフィル再包装における
    フィルム除去方法
  2. 【請求項2】 包装フィルムを切断するレーザー光、熱
    風又は熱線発生機構と、切断したフィルムを商品から剥
    離する剥離機構と、剥離したフィルムを吸引し移送する
    吸引移送機構とからなることを特徴とする商品のフィル
    ム再包装におけるフィルム除去装置
JP5808893A 1993-02-24 1993-02-24 商品のフィルム再包装におけるフィルム除去方法及び装置 Pending JPH06255638A (ja)

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ID=13074188

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JP (1) JPH06255638A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6395361B1 (en) 1997-03-07 2002-05-28 Baldwin-Japan Ltd. Package opening method and apparatus
CN109367930A (zh) * 2018-10-18 2019-02-22 东莞理工学院 一种柱形产品的剥膜整理一体机

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6395361B1 (en) 1997-03-07 2002-05-28 Baldwin-Japan Ltd. Package opening method and apparatus
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