JPH06255398A - ヘッドアップディスプレイ・マルチディスプレイ兼用表示装置 - Google Patents
ヘッドアップディスプレイ・マルチディスプレイ兼用表示装置Info
- Publication number
- JPH06255398A JPH06255398A JP5066175A JP6617593A JPH06255398A JP H06255398 A JPH06255398 A JP H06255398A JP 5066175 A JP5066175 A JP 5066175A JP 6617593 A JP6617593 A JP 6617593A JP H06255398 A JPH06255398 A JP H06255398A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- display
- mirror
- instrument panel
- image
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 abstract description 5
- 239000011521 glass Substances 0.000 abstract 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 description 3
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 3
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は自動車のヘッドアップディスプレイ
・マルチディスプレイ兼用表示装置に関するものであ
り、一つの像源を両機能に兼用し、各種信号線を共通に
使ってコストダウンを図ると同時に安全運転を阻害する
ことなくドライバーが欲しい情報を時、場合に即したデ
ィスプレイで自動的に又マニュアル操作でも提供できる
ようにすることを目的とする。 【構成】 インストルメント・パネル背後下方から上に
向く像源の情報を、インストルメント・パネル背後の電
動可倒ミラーでマルチ表示スクリーン方向又はヘッドア
ップディスプレイのコンバイナ方向に切り換える。
・マルチディスプレイ兼用表示装置に関するものであ
り、一つの像源を両機能に兼用し、各種信号線を共通に
使ってコストダウンを図ると同時に安全運転を阻害する
ことなくドライバーが欲しい情報を時、場合に即したデ
ィスプレイで自動的に又マニュアル操作でも提供できる
ようにすることを目的とする。 【構成】 インストルメント・パネル背後下方から上に
向く像源の情報を、インストルメント・パネル背後の電
動可倒ミラーでマルチ表示スクリーン方向又はヘッドア
ップディスプレイのコンバイナ方向に切り換える。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は自動車等のフロントガラ
スをコンバイナとして使用するヘッドアップディスプレ
イと、インストルメント・パネル上のマルチ表示スクリ
ーンに車両の状態やシグナルに関する補助情報をメイン
計器板とは別に表示させるためのヘッドアップディスプ
レイ・マルチディスプレイ兼用表示装置に関するもので
ある。
スをコンバイナとして使用するヘッドアップディスプレ
イと、インストルメント・パネル上のマルチ表示スクリ
ーンに車両の状態やシグナルに関する補助情報をメイン
計器板とは別に表示させるためのヘッドアップディスプ
レイ・マルチディスプレイ兼用表示装置に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】ヘッドアップディスプレイ（以下、ＨＵ
Ｄと称す）は、飛行機操縦者や自動車運転者が、視線を
インストルメントボードに移すというわき見を除去する
ため、計器板の表示を前方の視野の一部に重ねて表示し
ようとする装置であり、自動車にも導入されている。マ
ルチディスプレイは液晶技術を使って車両の状態やシグ
ナルに関する補助情報をメイン計器板の情報とは別に又
はこれら共々に表示するものであって、情報を高度に集
約できる点や電子表示の長所を活用できる点で優れてい
る。
Ｄと称す）は、飛行機操縦者や自動車運転者が、視線を
インストルメントボードに移すというわき見を除去する
ため、計器板の表示を前方の視野の一部に重ねて表示し
ようとする装置であり、自動車にも導入されている。マ
ルチディスプレイは液晶技術を使って車両の状態やシグ
ナルに関する補助情報をメイン計器板の情報とは別に又
はこれら共々に表示するものであって、情報を高度に集
約できる点や電子表示の長所を活用できる点で優れてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ＨＵＤとマル
チディスプレイはそれぞれ独立していたため、各々に表
示器やコントロール回路が必要であって、このような両
機能を備えた車両にあっては電装品のコストが高くつい
ている。このような車両においては、ＨＵＤとマルチデ
ィスプレイは常に表示状態にあるが、ドライバーにして
みれば運転中はＨＵＤを、車両停止中はマルチ表示をと
いった使い方しかしていないのが現状である。車両停止
中に敢えてＨＵＤの遠視点の虚像を見る必要はないし、
又、走行中にＨＵＤから視線を変えてマルチディスプレ
イの表示を覗き込む必要がないからである。そこで、本
発明はＨＵＤとマルチディスプレイのディスプレイ部や
コントロール回路を一つにしかつ表示方法も車両が走行
中の時はＨＵＤのみを自動表示させ、車両が停止中の時
はマルチディスプレイのみを自動表示させるというハー
ドの兼用技術と使い分け技術を提供することを目的とす
る。又、市街地等信号の多いところで自動表示が有効に
作動するとなると、かなり頻繁に表示が切り替わり、ド
ライバーに煩わしさを与えこととなるのでスイッチによ
るマニュアル操作ができる技術を同時に提供する。
チディスプレイはそれぞれ独立していたため、各々に表
示器やコントロール回路が必要であって、このような両
機能を備えた車両にあっては電装品のコストが高くつい
ている。このような車両においては、ＨＵＤとマルチデ
ィスプレイは常に表示状態にあるが、ドライバーにして
みれば運転中はＨＵＤを、車両停止中はマルチ表示をと
いった使い方しかしていないのが現状である。車両停止
中に敢えてＨＵＤの遠視点の虚像を見る必要はないし、
又、走行中にＨＵＤから視線を変えてマルチディスプレ
イの表示を覗き込む必要がないからである。そこで、本
発明はＨＵＤとマルチディスプレイのディスプレイ部や
コントロール回路を一つにしかつ表示方法も車両が走行
中の時はＨＵＤのみを自動表示させ、車両が停止中の時
はマルチディスプレイのみを自動表示させるというハー
ドの兼用技術と使い分け技術を提供することを目的とす
る。又、市街地等信号の多いところで自動表示が有効に
作動するとなると、かなり頻繁に表示が切り替わり、ド
ライバーに煩わしさを与えこととなるのでスイッチによ
るマニュアル操作ができる技術を同時に提供する。
【０００４】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、インス
トルメント・パネル背後下方から上に向く像源の情報
を、インストルメント・パネル背後の電動可倒ミラー
で、インストルメント・パネル上のマルチ表示スクリー
ン方向又はヘッドアップディスプレイのコンバイナ方向
に切り換えることを特徴とするヘッドアップディスプレ
イ・マルチディスプレイ兼用表示装置を提供しようとす
るものである。
トルメント・パネル背後下方から上に向く像源の情報
を、インストルメント・パネル背後の電動可倒ミラー
で、インストルメント・パネル上のマルチ表示スクリー
ン方向又はヘッドアップディスプレイのコンバイナ方向
に切り換えることを特徴とするヘッドアップディスプレ
イ・マルチディスプレイ兼用表示装置を提供しようとす
るものである。
【０００５】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。ハードの兼用技術に関しては、インストルメン
ト・パネル（１）の背後下方にＨＵＤ／マルチディスプ
レイ兼用像源（２）を設け、該像源のバックに照明バル
ブ（３）を設置し、ＨＵＤ／マルチディスプレイ兼用像
源（２）の上方に拡大用レンズ（４）を設置する。イン
ストルメント・パネル（１）上のマルチ表示スクリーン
（５）の背後に該スクリーンに対向するように電動可倒
ミラー（６）を設置する。ＨＵＤ／マルチディスプレイ
兼用像源（２）からマルチ表示スクリーン（５）方向へ
の光学系は、照明バルブ（３）、ＨＵＤ／マルチディス
プレイ兼用像源（２）、電動可動ミラー（６）及びマル
チ表示スクリーン（５）で構成する。ＨＵＤ／マルチデ
ィスプレイ兼用像源（２）からＨＵＤ方向への光学系
は、照明バルブ（３）、ＨＵＤ／マルチディスプレイ兼
用像源（２）、反射ミラー（７）、凹面鏡（８）及びコ
ンバイナとしてのフロントガラス（９）で構成する。反
射ミラー（７）はインストルメント・パネル（１）上部
の背後に設置し、凹面鏡（８）は反射ミラー（７）の更
に背後に設置する。尚、車両の状態やシグナルに関する
補助情報とは、簡略スピード表示、ターン表示、ワーニ
ング表示、時計表示、オーディオ表示、エアコン表示等
である。
明する。ハードの兼用技術に関しては、インストルメン
ト・パネル（１）の背後下方にＨＵＤ／マルチディスプ
レイ兼用像源（２）を設け、該像源のバックに照明バル
ブ（３）を設置し、ＨＵＤ／マルチディスプレイ兼用像
源（２）の上方に拡大用レンズ（４）を設置する。イン
ストルメント・パネル（１）上のマルチ表示スクリーン
（５）の背後に該スクリーンに対向するように電動可倒
ミラー（６）を設置する。ＨＵＤ／マルチディスプレイ
兼用像源（２）からマルチ表示スクリーン（５）方向へ
の光学系は、照明バルブ（３）、ＨＵＤ／マルチディス
プレイ兼用像源（２）、電動可動ミラー（６）及びマル
チ表示スクリーン（５）で構成する。ＨＵＤ／マルチデ
ィスプレイ兼用像源（２）からＨＵＤ方向への光学系
は、照明バルブ（３）、ＨＵＤ／マルチディスプレイ兼
用像源（２）、反射ミラー（７）、凹面鏡（８）及びコ
ンバイナとしてのフロントガラス（９）で構成する。反
射ミラー（７）はインストルメント・パネル（１）上部
の背後に設置し、凹面鏡（８）は反射ミラー（７）の更
に背後に設置する。尚、車両の状態やシグナルに関する
補助情報とは、簡略スピード表示、ターン表示、ワーニ
ング表示、時計表示、オーディオ表示、エアコン表示等
である。
【０００６】ハードの使い分け技術とスイッチによるマ
ニュアル操作ができる技術に関しては、図２にシステム
のフローチャートを示す。
ニュアル操作ができる技術に関しては、図２にシステム
のフローチャートを示す。
【０００７】車両が停車状態にあるときは、その状態を
図２のシステムが自動判別し、電動可倒ミラー（６）を
マルチ表示スクリーン（５）側に４５度傾斜させる。電
動可倒ミラー（６）が４５度傾斜すると、当該ミラー下
方の光学系からの像をマルチ表示スクリーン（５）に映
し出す。車両が走行状態にあるときは、その状態を図２
のシステムが自動判別し、電動可倒ミラー（６）を垂直
に起こす。電動可倒ミラー（６）が垂直に起きると、当
該ミラー下方の光学系からの像は反射ミラー（７）に入
射する。像の入射を受けた反射ミラー（７）は凹面鏡
（８）に像を反射し、凹面鏡（８）はコンバイナとして
のフロントガラス（９）にその像を結像させる。電動可
倒ミラー（６）はマニュアル操作でコントロールできる
ので、ドライバーの意志により自動判定に基づく自動表
示を解除し、好みのディスプレイによる表示を保持又は
解除できる。尚、ＨＵＤ／マルチディスプレイ兼用像源
（２）の像は拡大用レンズ（４）で拡大する。拡大用レ
ンズ（４）はＨＵＤ／マルチディスプレイ兼用像源
（２）を小型にする役割を有する。
図２のシステムが自動判別し、電動可倒ミラー（６）を
マルチ表示スクリーン（５）側に４５度傾斜させる。電
動可倒ミラー（６）が４５度傾斜すると、当該ミラー下
方の光学系からの像をマルチ表示スクリーン（５）に映
し出す。車両が走行状態にあるときは、その状態を図２
のシステムが自動判別し、電動可倒ミラー（６）を垂直
に起こす。電動可倒ミラー（６）が垂直に起きると、当
該ミラー下方の光学系からの像は反射ミラー（７）に入
射する。像の入射を受けた反射ミラー（７）は凹面鏡
（８）に像を反射し、凹面鏡（８）はコンバイナとして
のフロントガラス（９）にその像を結像させる。電動可
倒ミラー（６）はマニュアル操作でコントロールできる
ので、ドライバーの意志により自動判定に基づく自動表
示を解除し、好みのディスプレイによる表示を保持又は
解除できる。尚、ＨＵＤ／マルチディスプレイ兼用像源
（２）の像は拡大用レンズ（４）で拡大する。拡大用レ
ンズ（４）はＨＵＤ／マルチディスプレイ兼用像源
（２）を小型にする役割を有する。
【０００８】
【発明の効果】一つの像源に係る電子表示の長所を兼用
して活用できる。例えば、ＨＵＤに切り替わった時に
は、簡略スピード表示、ターン表示、ワーニング表示を
専用表示として表示させ、マルチ表示スクリーンにはワ
ーニング表示、時計表示、オーディ操作ができることと
も相まって、ドライバーは必要な情報を必要な時に安全
運転を阻害することなく得ることができる。構成的にも
メータが安価にできる。又、従来技術においてはＨＵＤ
がメータ外にあり、その処理回路や必要な信号線（Ｉ
ｇ，ＧＮＤ，ＳＰ入力，ターンＬ，ターンＲ，ワーニン
グ等）が必要になっていたが、本発明のようにＨＵＤを
メータ内に入れることで信号線を共通に使えるばかり
か、像源も兼用で使うことが可能になり経済的にメリッ
トが生まれる。
して活用できる。例えば、ＨＵＤに切り替わった時に
は、簡略スピード表示、ターン表示、ワーニング表示を
専用表示として表示させ、マルチ表示スクリーンにはワ
ーニング表示、時計表示、オーディ操作ができることと
も相まって、ドライバーは必要な情報を必要な時に安全
運転を阻害することなく得ることができる。構成的にも
メータが安価にできる。又、従来技術においてはＨＵＤ
がメータ外にあり、その処理回路や必要な信号線（Ｉ
ｇ，ＧＮＤ，ＳＰ入力，ターンＬ，ターンＲ，ワーニン
グ等）が必要になっていたが、本発明のようにＨＵＤを
メータ内に入れることで信号線を共通に使えるばかり
か、像源も兼用で使うことが可能になり経済的にメリッ
トが生まれる。
【図１】本発明の原理を示す側面図。
【図２】本発明のシステムのフローチャート。
【図３】本発明の表示装置の正面図。
【図４】本発明の表示装置の正面図。
１ インストルメント・パネル ２ ＨＵＤ／マルチディスプレイ兼用像源 ３ 照明バルブ ４ 拡大用レンズ ５ マルチ表示スクリーン ６ 電動可倒ミラー ７ 反射ミラー ８ 凹面鏡 ９ フロントガラス
Claims (1)
- 【請求項１】 インストルメント・パネル背後下方から
上に向く像源の情報を、インストルメント・パネル背後
の電動可倒ミラーで、インストルメント・パネル上のマ
ルチ表示スクリーン方向又はヘッドアップディスプレイ
のコンバイナ方向に切り換えることを特徴とするヘッド
アップディスプレイ・マルチディスプレイ兼用表示装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5066175A JPH06255398A (ja) | 1993-03-02 | 1993-03-02 | ヘッドアップディスプレイ・マルチディスプレイ兼用表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5066175A JPH06255398A (ja) | 1993-03-02 | 1993-03-02 | ヘッドアップディスプレイ・マルチディスプレイ兼用表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06255398A true JPH06255398A (ja) | 1994-09-13 |
Family
ID=13308250
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5066175A Pending JPH06255398A (ja) | 1993-03-02 | 1993-03-02 | ヘッドアップディスプレイ・マルチディスプレイ兼用表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06255398A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08108774A (ja) * | 1994-10-13 | 1996-04-30 | Shinko Electric Co Ltd | グラフィックパネルを搭載した車両 |
| JP2000203309A (ja) * | 1999-01-14 | 2000-07-25 | Denso Corp | 車両用ヘッドアップディスプレイ及び表示システム |
| JP2010274803A (ja) * | 2009-05-29 | 2010-12-09 | Kanto Auto Works Ltd | 車両用表示装置 |
| WO2016103937A1 (ja) * | 2014-12-24 | 2016-06-30 | 富士フイルム株式会社 | 投写型表示装置、安全運転支援方法、及び安全運転支援プログラム |
-
1993
- 1993-03-02 JP JP5066175A patent/JPH06255398A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08108774A (ja) * | 1994-10-13 | 1996-04-30 | Shinko Electric Co Ltd | グラフィックパネルを搭載した車両 |
| JP2000203309A (ja) * | 1999-01-14 | 2000-07-25 | Denso Corp | 車両用ヘッドアップディスプレイ及び表示システム |
| JP2010274803A (ja) * | 2009-05-29 | 2010-12-09 | Kanto Auto Works Ltd | 車両用表示装置 |
| WO2016103937A1 (ja) * | 2014-12-24 | 2016-06-30 | 富士フイルム株式会社 | 投写型表示装置、安全運転支援方法、及び安全運転支援プログラム |
| US10302941B2 (en) | 2014-12-24 | 2019-05-28 | Fujifilm Corporation | Projection-type display device, safe-driving support method, and safe-driving support program |
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