JPH06254834A - 混練するコンクリート材への繊維質材料投入装置 - Google Patents
混練するコンクリート材への繊維質材料投入装置Info
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- JPH06254834A JPH06254834A JP5947791A JP5947791A JPH06254834A JP H06254834 A JPH06254834 A JP H06254834A JP 5947791 A JP5947791 A JP 5947791A JP 5947791 A JP5947791 A JP 5947791A JP H06254834 A JPH06254834 A JP H06254834A
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- feeding
- concrete
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- Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】混練するコンクリート材への繊維質材料投入の
際に、繊維質材料を均一にバラけた状態で投入できるよ
うにする。 【構成】送入ホッパー2に送入された多量の繊維質材料
Fを、移送部3で振動が加えられてある程度分散させら
れて投入部4に送られ、投入部4に送られてきた繊維質
材料Fは、混練されるコンクリート材への投入前に空気
噴出装置5から繊維質材料Fに対してその移送投入方向
に交差する方向で噴出された空気によって完全に分散さ
せるようにする。 【効果】混練するコンクリート材への繊維質材料投入の
際に、コンクリート材内のファイバーボールの発生を全
くなくすことができる。
際に、繊維質材料を均一にバラけた状態で投入できるよ
うにする。 【構成】送入ホッパー2に送入された多量の繊維質材料
Fを、移送部3で振動が加えられてある程度分散させら
れて投入部4に送られ、投入部4に送られてきた繊維質
材料Fは、混練されるコンクリート材への投入前に空気
噴出装置5から繊維質材料Fに対してその移送投入方向
に交差する方向で噴出された空気によって完全に分散さ
せるようにする。 【効果】混練するコンクリート材への繊維質材料投入の
際に、コンクリート材内のファイバーボールの発生を全
くなくすことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、混練するコンクリー
ト材への繊維質材料投入の際に、繊維質材料を均一にバ
ラけた状態で投入する混練するコンクリート材への繊維
質材料投入装置に関する。
ト材への繊維質材料投入の際に、繊維質材料を均一にバ
ラけた状態で投入する混練するコンクリート材への繊維
質材料投入装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、生コンクリートの強度を高めるた
め、生コンクリート内に各種繊維、例えば、カーボンフ
ァイバー、スチールファイバー、グラスファイバー、合
成ファイバー等を混入させ、生コンクリートのひび割れ
等を防ぐと共に、そのこまやかな繊維がコンクリートの
圧縮強度や曲げ応力を向上させる技術が実施されてい
る。
め、生コンクリート内に各種繊維、例えば、カーボンフ
ァイバー、スチールファイバー、グラスファイバー、合
成ファイバー等を混入させ、生コンクリートのひび割れ
等を防ぐと共に、そのこまやかな繊維がコンクリートの
圧縮強度や曲げ応力を向上させる技術が実施されてい
る。
【0003】そして、この繊維質材料の投入は、多量に
送入された繊維質材料に、生コンクリートに投入すべく
送られていく段階で振動装置によって振動を与えて適宜
分散させて行っていた。
送入された繊維質材料に、生コンクリートに投入すべく
送られていく段階で振動装置によって振動を与えて適宜
分散させて行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
振動のみで繊維質材料を分散させようとしても、繊維質
材料がまつわりついた状態で送入されたものを完全に分
散させることは不可能である。
振動のみで繊維質材料を分散させようとしても、繊維質
材料がまつわりついた状態で送入されたものを完全に分
散させることは不可能である。
【0005】そのため、コンクリートミキサー内で混練
している生コンクリートにそのまま繊維質材料を投入す
ると、完全に分散されていない繊維質材料がまとまった
状態で混入され、いわゆるファイバーボールと称される
かたまりが生コンクリート内に無数に発生し、かえって
コンクリート強度向上の妨げとなってしまい、大きな問
題となっていた。
している生コンクリートにそのまま繊維質材料を投入す
ると、完全に分散されていない繊維質材料がまとまった
状態で混入され、いわゆるファイバーボールと称される
かたまりが生コンクリート内に無数に発生し、かえって
コンクリート強度向上の妨げとなってしまい、大きな問
題となっていた。
【0006】そこで、この発明は、上述した問題点等に
鑑み、混練するコンクリート材への繊維質材料投入の際
に、繊維質材料を均一にバラけた状態で投入できるよう
にし、それによって、従来問題となっていたフアイバー
ボールの発生をなくすことを課題として創出されたもの
である。
鑑み、混練するコンクリート材への繊維質材料投入の際
に、繊維質材料を均一にバラけた状態で投入できるよう
にし、それによって、従来問題となっていたフアイバー
ボールの発生をなくすことを課題として創出されたもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、混練するコ
ンクリート材に混入する繊維質材料を送入する送入ホッ
パーと、この送入ホッパーに送入された繊維質材料を振
動を加えて適宜分散させながら移送する移送部と、移送
された繊維質材料を混練するコンクリート材に投入する
投入部とからなり、投入部には、繊維質材料に対してそ
の移送投入方向に交差する方向で空気を噴出する空気噴
出装置を設けたことにより、上述した課題を解決するも
のである。
ンクリート材に混入する繊維質材料を送入する送入ホッ
パーと、この送入ホッパーに送入された繊維質材料を振
動を加えて適宜分散させながら移送する移送部と、移送
された繊維質材料を混練するコンクリート材に投入する
投入部とからなり、投入部には、繊維質材料に対してそ
の移送投入方向に交差する方向で空気を噴出する空気噴
出装置を設けたことにより、上述した課題を解決するも
のである。
【0008】加えて、投入部は、繊維質材料の投入方向
を適宜変え得るを揺動可能な投入フードを有した構造と
することで、更には、送入ホッパーと移送部とのどちら
か一方、或いは、両方、或いはその連結部分の適位置に
は、繊維質材料に接する端縁が略波形状に形成された分
散板を繊維質材料の移送方向に対して交差する方向に配
したことで上述した課題を解決するものである。
を適宜変え得るを揺動可能な投入フードを有した構造と
することで、更には、送入ホッパーと移送部とのどちら
か一方、或いは、両方、或いはその連結部分の適位置に
は、繊維質材料に接する端縁が略波形状に形成された分
散板を繊維質材料の移送方向に対して交差する方向に配
したことで上述した課題を解決するものである。
【0009】
【作用】この発明に係る混練するコンクリート材への繊
維質材料投入装置は、送入ホッパーに送入された多量の
繊維質材料は、移送部で振動が加えられてある程度分散
させられて投入部に送られる。
維質材料投入装置は、送入ホッパーに送入された多量の
繊維質材料は、移送部で振動が加えられてある程度分散
させられて投入部に送られる。
【0010】そして、投入部に送られてきた繊維質材料
は、混練されるコンクリート材への投入前に空気噴出装
置から繊維質材料に対してその移送投入方向に交差する
方向で噴出された空気によって完全に分散させられ、そ
の空気の噴出力と自由落下によって、例えば、コンクリ
ートミキサーの如きコンクリート混練装置内に投入され
るものである。
は、混練されるコンクリート材への投入前に空気噴出装
置から繊維質材料に対してその移送投入方向に交差する
方向で噴出された空気によって完全に分散させられ、そ
の空気の噴出力と自由落下によって、例えば、コンクリ
ートミキサーの如きコンクリート混練装置内に投入され
るものである。
【0011】その際に、投入部に揺動可能に設けた投入
フードにより、噴出空気の勢いを制御して繊維質材料の
投入方向を適宜変え、各種コンクリート混練装置に最適
な状態で繊維質材料を均一に分散して投入する。
フードにより、噴出空気の勢いを制御して繊維質材料の
投入方向を適宜変え、各種コンクリート混練装置に最適
な状態で繊維質材料を均一に分散して投入する。
【0012】又、送入ホッパーと移送部とのどちらか一
方、或いは、両方、或いはその連結部分の適位置に、繊
維質材料に接する端縁が略波形状に形成された分散板を
繊維質材料の移送方向に対して交差する方向に配するこ
とで、まとまっている繊維質材料を分散板によって適当
な小単位にならした状態で分散させ、その後、移送部の
振動によって更に細かく分散させ、最後に噴出した空気
によって完全に分散させるようにするものである。
方、或いは、両方、或いはその連結部分の適位置に、繊
維質材料に接する端縁が略波形状に形成された分散板を
繊維質材料の移送方向に対して交差する方向に配するこ
とで、まとまっている繊維質材料を分散板によって適当
な小単位にならした状態で分散させ、その後、移送部の
振動によって更に細かく分散させ、最後に噴出した空気
によって完全に分散させるようにするものである。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の一実施例を
説明すると次の通りである。
説明すると次の通りである。
【0014】すなわち、図に示す符号1は繊維質材料投
入装置1であり、図1に示すように、コンクリートミキ
サーM内で混練するコンクリート材に混入する繊維質材
料Fを送入する送入ホッパー2と、この送入ホッパー2
に送入された繊維質材料Fを、振動装置8によって振動
を加えて適宜分散させながら移送する移送部3と、移送
された繊維質材料Fを、コンクリートミキサーM内で混
練するコンクリート材に投入する投入部4とからなる。
入装置1であり、図1に示すように、コンクリートミキ
サーM内で混練するコンクリート材に混入する繊維質材
料Fを送入する送入ホッパー2と、この送入ホッパー2
に送入された繊維質材料Fを、振動装置8によって振動
を加えて適宜分散させながら移送する移送部3と、移送
された繊維質材料Fを、コンクリートミキサーM内で混
練するコンクリート材に投入する投入部4とからなる。
【0015】そして、送入ホッパー2は、縦に配した角
筒でその底部を斜めに傾斜させて投入された繊維質材料
Fを移送部3へ送るように形成されている。
筒でその底部を斜めに傾斜させて投入された繊維質材料
Fを移送部3へ送るように形成されている。
【0016】移送部3は、送入ホッパー2に連続して斜
めに傾斜し樋状でその底面裏側には振動装置8が固定さ
れ、送入ホッパー2に送入された繊維質材料Fに振動を
加えて適宜分散させながら移送するように形成されてい
る。
めに傾斜し樋状でその底面裏側には振動装置8が固定さ
れ、送入ホッパー2に送入された繊維質材料Fに振動を
加えて適宜分散させながら移送するように形成されてい
る。
【0017】又、投入部4には、移送部3の端縁部分か
ら、繊維質材料Fに対してその移送投入方向に交差する
方向で空気を噴出する空気噴出装置5を設けてある。
ら、繊維質材料Fに対してその移送投入方向に交差する
方向で空気を噴出する空気噴出装置5を設けてある。
【0018】この空気噴出装置5は、圧縮空気タンク1
4に溜められた圧縮空気を、エアー調節器13によって
圧力調節し、エアーチューブ12を介して空気噴出ノズ
ル11より噴出するように形成されている。
4に溜められた圧縮空気を、エアー調節器13によって
圧力調節し、エアーチューブ12を介して空気噴出ノズ
ル11より噴出するように形成されている。
【0019】そして、この空気噴出ノズル11は、図5
に示すように、円筒状のノズル基部11aを、その先端
部分が横広となるように潰したノズル口11bを有する
形状となっており、図2及び図3に示すように、水平方
向では、多数、図示の場合は7本の空気噴出ノズル11
を扇状に拡がるように配されている。具体的には、両端
部分のそれぞれの 2本づつの空気噴出ノズル11は、そ
れぞれ斜め左右に向いていて、真ん中の 3本の11が正
面を向いているように配されている。
に示すように、円筒状のノズル基部11aを、その先端
部分が横広となるように潰したノズル口11bを有する
形状となっており、図2及び図3に示すように、水平方
向では、多数、図示の場合は7本の空気噴出ノズル11
を扇状に拡がるように配されている。具体的には、両端
部分のそれぞれの 2本づつの空気噴出ノズル11は、そ
れぞれ斜め左右に向いていて、真ん中の 3本の11が正
面を向いているように配されている。
【0020】そのため、吹き出された空気は全面にゆき
わたり、繊維質材料Fは左右まで広く分散させられる。
わたり、繊維質材料Fは左右まで広く分散させられる。
【0021】又、エアー調節器13を調節することで空
気の噴出圧力を調節できるから、比重の異なる繊維質材
料Fであってもそれに対応して最適な条件で繊維質材料
Fを分散させることができる。これらの空気噴出ノズル
11は、移送部3の底面裏側に垂設されたノズル取付板
15によって固定され、移送部3の端縁部分から移送さ
れてきた繊維質材料Fに対して圧縮空気を噴出するよう
に形成されている。
気の噴出圧力を調節できるから、比重の異なる繊維質材
料Fであってもそれに対応して最適な条件で繊維質材料
Fを分散させることができる。これらの空気噴出ノズル
11は、移送部3の底面裏側に垂設されたノズル取付板
15によって固定され、移送部3の端縁部分から移送さ
れてきた繊維質材料Fに対して圧縮空気を噴出するよう
に形成されている。
【0022】そして、投入部4は、繊維質材料Fの投入
方向を適宜変え得るを揺動可能な投入フード6を有して
おり、この投入フード6は、移送部3によって移送され
てきた繊維質材料Fを、その上部と側部とを覆って下方
へ自由落下できるように形成されていて、そして、この
投入フード6は、移送部3の側面へ上下方向で揺動可能
に取付けられている。
方向を適宜変え得るを揺動可能な投入フード6を有して
おり、この投入フード6は、移送部3によって移送され
てきた繊維質材料Fを、その上部と側部とを覆って下方
へ自由落下できるように形成されていて、そして、この
投入フード6は、移送部3の側面へ上下方向で揺動可能
に取付けられている。
【0023】この投入フード6の取付構造は、投入フー
ド6の側面に揺動する方向へ湾曲長孔16が形成されて
いて、例えば、取付ネジによって移送部3の側面に固定
され、揺動させるときには、その取付ネジを緩めて湾曲
長孔16の形状に倣って投入フード6を揺動させ、再び
取付ネジを締付けて固定するようになっている。
ド6の側面に揺動する方向へ湾曲長孔16が形成されて
いて、例えば、取付ネジによって移送部3の側面に固定
され、揺動させるときには、その取付ネジを緩めて湾曲
長孔16の形状に倣って投入フード6を揺動させ、再び
取付ネジを締付けて固定するようになっている。
【0024】そして、空気噴出ノズル11から噴出した
空気により繊維質材料Fが吹き散らされた状態で、その
繊維質材料Fが投入フード6の内面に衝突して下方へ投
入されるようになっており、その時に、投入フード6を
揺動させることで、繊維質材料Fの衝突角度が変わるか
ら、各種コンクリートミキサー、例えば、縦型や横型の
コンクリートミキサーのどのようなタイプの投入口であ
っても全体に繊維質材料Fがゆきわたるように対処すべ
く形成されたものである。
空気により繊維質材料Fが吹き散らされた状態で、その
繊維質材料Fが投入フード6の内面に衝突して下方へ投
入されるようになっており、その時に、投入フード6を
揺動させることで、繊維質材料Fの衝突角度が変わるか
ら、各種コンクリートミキサー、例えば、縦型や横型の
コンクリートミキサーのどのようなタイプの投入口であ
っても全体に繊維質材料Fがゆきわたるように対処すべ
く形成されたものである。
【0025】一方、送入ホッパー2と移送部3とのどち
らか一方、或いは、両方、或いはその連結部分の適位置
には、図示の場合には、送入ホッパー2における移送部
3との連結部分に、繊維質材料Fに接する端縁(下縁)
を略波形状にした分散波部18が形成されている分散板
7を、繊維質材料Fの移送方向に対して交差する方向で
縦に配してある。この分散板7は、図4に示すように、
両側縁に沿って多数の孔が開穿されていて、取付ネジ1
7によって分散板7を送入ホッパー2に取付ける際に、
その多数の孔を適宜選択することで上下方向での分散板
7の位置調節を行うことができる。
らか一方、或いは、両方、或いはその連結部分の適位置
には、図示の場合には、送入ホッパー2における移送部
3との連結部分に、繊維質材料Fに接する端縁(下縁)
を略波形状にした分散波部18が形成されている分散板
7を、繊維質材料Fの移送方向に対して交差する方向で
縦に配してある。この分散板7は、図4に示すように、
両側縁に沿って多数の孔が開穿されていて、取付ネジ1
7によって分散板7を送入ホッパー2に取付ける際に、
その多数の孔を適宜選択することで上下方向での分散板
7の位置調節を行うことができる。
【0026】このようにして構成された繊維質材料投入
装置1は、前記振動装置8によって振動させる関係で、
全体を支える脚部10が防振体9によって支持された状
態に形成し、それにより、全体で防振構造をなすように
してある。
装置1は、前記振動装置8によって振動させる関係で、
全体を支える脚部10が防振体9によって支持された状
態に形成し、それにより、全体で防振構造をなすように
してある。
【0027】尚、この発明に係る繊維質材料投入装置1
は、前述した実施例に限定されることがないことは言う
までもなく、特に、空気噴出ノズル11の数を含む空気
噴出装置5の構造、送入ホッパー2の形状、投入フード
6の揺動構造、分散板7の位置等については、適宜設定
することができ、又、空気噴出装置5の代りに、空気以
外の気体を噴出させるようにしても良い。更に、繊維質
材料Fについては、従来の技術において記載したカーボ
ンファイバー、スチールファイバー、グラスファイバ
ー、合成ファイバーの外にも各種存在するものである。
は、前述した実施例に限定されることがないことは言う
までもなく、特に、空気噴出ノズル11の数を含む空気
噴出装置5の構造、送入ホッパー2の形状、投入フード
6の揺動構造、分散板7の位置等については、適宜設定
することができ、又、空気噴出装置5の代りに、空気以
外の気体を噴出させるようにしても良い。更に、繊維質
材料Fについては、従来の技術において記載したカーボ
ンファイバー、スチールファイバー、グラスファイバ
ー、合成ファイバーの外にも各種存在するものである。
【0028】
【発明の効果】上述の如く構成したこの発明は、混練す
るコンクリート材に混入する繊維質材料Fを送入する送
入ホッパー2と、この送入ホッパー2に送入された繊維
質材料Fを振動を加えて適宜分散させながら移送する移
送部3と、移送された繊維質材料Fを混練するコンクリ
ート材に投入する投入部4とからなり、投入部4には、
繊維質材料Fに対してその移送投入方向に交差する方向
で空気を噴出する空気噴出装置5を設けたことにより、
送入ホッパー2に送入された多量の繊維質材料Fは、移
送部3で振動が加えられてある程度分散させられて投入
部4に送られ、この投入部4に送られてきた繊維質材料
Fは、混練されるコンクリート材への投入前に空気噴出
装置5から繊維質材料Fに対してその移送投入方向に交
差する方向で噴出された空気によって完全に分散させら
れ、その空気の噴出力と自由落下によって、例えば、コ
ンクリートミキサーの如きコンクリート混練装置M内に
投入されるものである。
るコンクリート材に混入する繊維質材料Fを送入する送
入ホッパー2と、この送入ホッパー2に送入された繊維
質材料Fを振動を加えて適宜分散させながら移送する移
送部3と、移送された繊維質材料Fを混練するコンクリ
ート材に投入する投入部4とからなり、投入部4には、
繊維質材料Fに対してその移送投入方向に交差する方向
で空気を噴出する空気噴出装置5を設けたことにより、
送入ホッパー2に送入された多量の繊維質材料Fは、移
送部3で振動が加えられてある程度分散させられて投入
部4に送られ、この投入部4に送られてきた繊維質材料
Fは、混練されるコンクリート材への投入前に空気噴出
装置5から繊維質材料Fに対してその移送投入方向に交
差する方向で噴出された空気によって完全に分散させら
れ、その空気の噴出力と自由落下によって、例えば、コ
ンクリートミキサーの如きコンクリート混練装置M内に
投入されるものである。
【0029】従って、繊維質材料Fは、完全に分散させ
られた状態でコンクリートに投入されるものである。
られた状態でコンクリートに投入されるものである。
【0030】その結果、ファイバーボールと称されるか
たまりが生コンクリート内に無数に発生する現象は全く
なくなるものである。
たまりが生コンクリート内に無数に発生する現象は全く
なくなるものである。
【0031】その際に、投入部4に揺動可能に設けた投
入フード6により、噴出空気の勢いを利用して投入フー
ド6内面に衝突させ繊維質材料の投入方向を適宜変えら
れるから、各種コンクリート混練装置に最適な状態で繊
維質材料を均一に分散して投入することができる。
入フード6により、噴出空気の勢いを利用して投入フー
ド6内面に衝突させ繊維質材料の投入方向を適宜変えら
れるから、各種コンクリート混練装置に最適な状態で繊
維質材料を均一に分散して投入することができる。
【0032】又、送入ホッパーと移送部とのどちらか一
方、或いは、両方、或いはその連結部分の適位置に、繊
維質材料に接する端縁が略波形状に形成された分散板を
繊維質材料の移送方向に対して交差する方向に配するこ
とで、まとまっている繊維質材料を分散板によって適当
な小単位にならした状態で分散させ、その後、移送部の
振動によって更に細かく分散させ、最後に噴出した空気
によって完全に分散させるようにすることができ、繊維
質材料Fの分散を、更に確実に行うことができるもので
ある。
方、或いは、両方、或いはその連結部分の適位置に、繊
維質材料に接する端縁が略波形状に形成された分散板を
繊維質材料の移送方向に対して交差する方向に配するこ
とで、まとまっている繊維質材料を分散板によって適当
な小単位にならした状態で分散させ、その後、移送部の
振動によって更に細かく分散させ、最後に噴出した空気
によって完全に分散させるようにすることができ、繊維
質材料Fの分散を、更に確実に行うことができるもので
ある。
【0033】このように、この発明によれば、混練する
コンクリート材への繊維質材料投入の際に、繊維質材料
を完全にバラけた状態で投入できるようになり、それに
よって、従来問題となっていたファイバーボールの発生
を全くなくすことが可能となり、しかも、各種コンクリ
ート混練装置に最適な状態で繊維質材料を投入すること
ができる等の種々の優れた効果を奏するものである。
コンクリート材への繊維質材料投入の際に、繊維質材料
を完全にバラけた状態で投入できるようになり、それに
よって、従来問題となっていたファイバーボールの発生
を全くなくすことが可能となり、しかも、各種コンクリ
ート混練装置に最適な状態で繊維質材料を投入すること
ができる等の種々の優れた効果を奏するものである。
【図1】この発明の一実施例の側断面図である。
【図2】この発明の一実施例の平面図である。
【図3】この発明の一実施例の底面図である。
【図4】図1におけるA−A矢視線図である。
【図5】空気噴出ノズルの拡大斜視図である。
1 繊維質材料投入装置 2 送入ホッパー 3 移送部 4 投入部 5 空気噴出装置 6 投入フード 7 分散板 8 振動装置 9 防振体 10 脚部 11 空気噴出ノズル 11a ノズル基部
11b ノズル口 12 エアーチューブ 13 エアー調節器 14 圧縮空気タンク 15 ノズル取付板 16 湾曲長孔 17 取付ネジ 18 分散波部 F 繊維質材料 M コンクリートミキサー
11b ノズル口 12 エアーチューブ 13 エアー調節器 14 圧縮空気タンク 15 ノズル取付板 16 湾曲長孔 17 取付ネジ 18 分散波部 F 繊維質材料 M コンクリートミキサー
Claims (3)
- 【請求項1】 混練するコンクリート材に混入する繊維
質材料を送入する送入ホッパーと、この送入ホッパーに
送入された繊維質材料を振動を加えて適宜分散させなが
ら移送する移送部と、移送された繊維質材料を混練する
コンクリート材に投入する投入部とからなり、投入部に
は、繊維質材料に対してその移送投入方向に交差する方
向で空気を噴出する空気噴出装置を設けたことを特徴と
した混練するコンクリート材への繊維質材料投入装置。 - 【請求項2】 投入部は、繊維質材料の投入方向を適宜
変え得るを揺動可能な投入フードを有した請求項1記載
の混練するコンクリート材への繊維質材料投入装置。 - 【請求項3】 送入ホッパーと移送部とのどちらか一
方、或いは、両方、或いはその連結部分の適位置には、
繊維質材料に接する端縁が略波形状に形成された分散板
を繊維質材料の移送方向に対して交差する方向に配した
請求項1又は2記載の混練するコンクリート材への繊維
質材料投入装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3059477A JP2640181B2 (ja) | 1991-03-01 | 1991-03-01 | 混練するコンクリート材への繊維質材料投入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3059477A JP2640181B2 (ja) | 1991-03-01 | 1991-03-01 | 混練するコンクリート材への繊維質材料投入装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06254834A true JPH06254834A (ja) | 1994-09-13 |
JP2640181B2 JP2640181B2 (ja) | 1997-08-13 |
Family
ID=13114425
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3059477A Expired - Fee Related JP2640181B2 (ja) | 1991-03-01 | 1991-03-01 | 混練するコンクリート材への繊維質材料投入装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2640181B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019043100A (ja) * | 2017-09-06 | 2019-03-22 | 株式会社Nippo | セメント混合物の繊維投入装置及び方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5839808U (ja) * | 1981-09-12 | 1983-03-16 | 株式会社間組 | スチ−ルフアイバ−搬送分散装置 |
JPS59127727A (ja) * | 1983-01-07 | 1984-07-23 | Sekisui Chem Co Ltd | 磁性フイルムの製造方法 |
-
1991
- 1991-03-01 JP JP3059477A patent/JP2640181B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5839808U (ja) * | 1981-09-12 | 1983-03-16 | 株式会社間組 | スチ−ルフアイバ−搬送分散装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019043100A (ja) * | 2017-09-06 | 2019-03-22 | 株式会社Nippo | セメント混合物の繊維投入装置及び方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2640181B2 (ja) | 1997-08-13 |
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