JPH06254794A - ロボット自動暴走検知装置 - Google Patents

ロボット自動暴走検知装置

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JPH06254794A
JPH06254794A JP4022793A JP4022793A JPH06254794A JP H06254794 A JPH06254794 A JP H06254794A JP 4022793 A JP4022793 A JP 4022793A JP 4022793 A JP4022793 A JP 4022793A JP H06254794 A JPH06254794 A JP H06254794A
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JP
Japan
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robot
movement
image
runaway
detecting device
Prior art date
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Pending
Application number
JP4022793A
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English (en)
Inventor
Yujiro Tsutsumi
裕二郎 堤
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロボットの暴走によって、ロボットの可動部
位が何等かの障害物等に衝突する前にロボットの暴走を
検知し、ひいては、ロボットの暴走によるワークや治
具、その他周囲の壁や障害物等またはロボット本体の損
傷を防止することのできるロボット自動暴走検知装置を
提供すること。 【構成】 ロボットの可動部位に設けられた発光手段5
と、該ロボットの可動範囲内を撮影する撮影手段6,7
と、該撮影手段により得られた映像から前記ロボットの
動作速度および動作距離を検出する画像処理手段1とを
有することを特徴とするロボット自動暴走検知装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロボットの可動部位が
制御を失って暴走した場合に、その状態を自動的に検知
するロボット自動暴走検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のロボット自動暴走検知装置として
は、例えばロボットのモータやアクチュエータ等の可動
部位にトルクセンサを設け、ロボットが暴走してワーク
や治具、その他周囲の壁や何等かの障害物等によってロ
ボット可動部位が止められたときの負荷を検出し、ロボ
ットが暴走していることを検知するような装置がある。
図5は、この様な従来のロボット自動暴走検知装置を示
すブロック図で、ロボット本体102のトルク量をトル
クセンサ103が読取り、ロボット可動状態でのトルク
量が定められた許容量を越えた場合、すなわち、ロボッ
トの可動部位に異常な負荷が生じてトルク量が許容量を
越えた場合にロボットコントローラ101に非常停止信
号を与えてロボット本体102を停止させるものであ
る。
【0003】この様な従来のロボット自動暴走検知装置
にあっては、ロボットの可動部位がワークや治具、その
他周囲の壁や何等かの障害物等にロボットの可動部位が
衝突して停止し、ロボットに異常な負荷が生じることに
よりロボットが暴走状態であることを検知するものであ
る。このため、暴走状態を検知したときには、既にワー
クや治具、その他周囲の壁や何等かの障害物等またはロ
ボットそのものが破損してしまうという問題点があっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、ロボ
ットの暴走によって、ロボットの可動部位が何等かの障
害物等に衝突する前にロボットの暴走を検知し、ひいて
は、ロボットの暴走によるワークや治具、その他周囲の
壁や障害物等またはロボット本体の損傷を防止すること
のできるロボット自動暴走検知装置を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記諸目的は、ロボット
の可動部位に設けられた発光手段と、該ロボットの可動
範囲内を撮影する撮影手段と、該撮影手段により得られ
た映像から前記ロボットの動作速度および動作距離を検
出する画像処理手段とを有することを特徴とするロボッ
ト自動暴走検知装置により達成される。
【0006】
【作用】上述のように構成された本発明によるロボット
自動暴走検知装置は、ロボット可動部位に設けられた発
光手段が発光する光を、撮影手段により読み取り、読み
取られた画像中の発光手段の光の動きから、ロボット可
動部位の動作速度および動作距離を検出して、これら検
出した動作速度および動作距離があらかじめ定められた
動作速度および動作距離から逸脱する場合にロボットが
暴走していることを検知するものである。
【0007】
【実施例】以下、本発明を添付した図面を参照して説明
する。
【0008】図1は、本発明によるロボット自動暴走検
知装置を備えたロボット設備の一例を示す図面である。
このロボット設備は、カメラ6および7の映像からロボ
ットの動作速度および動作距離を検出する画像処理装置
1、ロボットの動作を制御するロボットコントローラ
2、ロボット本体4、ロボットの可動部位3に設けられ
た発光手段であるLED5、ロボットの動作範囲の内x
軸延長線上に設けられたカメラ6、ロボットの動作範囲
の内z軸延長線上に設けられたカメラ7、カメラ6およ
び7の撮影した画像信号を画像処理装置1に伝える信号
線21および画像処理装置1とロボットコントローラと
を接続している信号線22により構成される。
【0009】以下、上述のように構成されたロボット設
備におけるロボット自動暴走検知装置の働きについて説
明する。ロボットの可動部位3が動作中には、その可動
部位3に設けられたLED5が発光し、この光をカメラ
6および7が撮影して、その画像からロボットの動作速
度および動作距離を画像処理により求め、あらかじめ定
められた動作速度および動作距離を逸脱している場合
に、ロボットコントローラ2に非常停止信号を発するこ
とによりロボットの動きを停止させる。
【0010】次に、カメラ6および7の撮影した画像か
らロボットの動作速度および動作距離を求める画像処理
の方法を説明する。図2aおよび図2bは、カメラ6お
よび7が捕らえた映像の一例で、図2aはカメラ6、図
2bはカメラ7の捕らえた映像である。カメラが捕らえ
た映像は、ロボットの可動部位3に設けられたLED5
の光で、この光の動きから動作速度および動作距離を求
める。画像処理を行うために、図2aおよび図2bに示
すように、カメラが捕らえた画面全体を、座標を示す方
眼に分割し、この方眼に分割された座標上における光の
点の動きから動作速度および動作距離を求める。例え
ば、図2aおよび図2bに示す画面上で、光の点がA点
からB点に移動したとすると、x、y,z各方向の移動
速度Vx ,Vy ,Vz は、 Vx =(Δgx /Δt)×k、 Vy =(Δgy /Δt)×k、 Vz =(Δgz /Δt)×k、 により求めることができ、ロボット可動部位の動作速度
Vは、 V=(Vx 2 +Vy 2 +Vz 2 (1/2) により求めることができる。また、移動距離Lは、 L=(Δgx +Δgy 2 +Δgz 2 (1/2) により求めることができる。なお、上記式中Δgx 、Δ
gy およびΔgz はそれぞれ画面上での光の移動量であ
り、Δtは移動したときの時間であり、kは方眼一目当
りの実際のロボットの移動量である。
【0011】以下、さらに図3に示すフローチャートを
参照してロボット自動暴走検知装置の動作について説明
する。まず、ロボットが起動中であることをロボットコ
ントローラ2より検知したならば(S1)、カメラ6お
よび7より画像取込みを行い(S2)、LEDの発光座
標を抽出する(S3)、抽出した発光座標が一度目であ
ることが検知されたなら(S4)、第1LED座標とし
てそのときの座標を記憶し(S5)次の処理を行うため
にステップ1(S1)に戻り、一度目のLED発光でな
い場合には、第2LED座標として記憶する(S6)。
そして、第1LED座標と第2LED座標及び第1LE
D座標から第2LED座標へ移動したときの時間から、
動作速度および動作距離を求めるための速度演算を行い
(S7)、制限速度以上である場合には(S8)、ロボ
ットコントローラ2へ非常停止信号を出力してロボット
を停止させ(S9)、ロボットが確実に停止しているか
どうかの判断を行い(S10)、確実にロボットの動作
が停止することが確認されるまで非常停止信号を出力す
る。
【0012】上述の実施例では、カメラ6および7によ
り捕らえた画像から求めたロボット動作部位3の動作速
度および動作距離を、あらかじめ危険が発生すると見込
まれる制限速度を設定し、この設定値と比較して、制限
速度より大きい場合に非常停止信号を発するようにして
いるが、例えばロボットの動作をティーチングして、そ
の動きをプレイバックすることにより作業を行うプレイ
バックロボットの場合には、ティーチング作業時に、L
ED5を発光させておき、ティーチング中のLED5の
動きを座標上に記憶させて、プレイバック動作時に、記
憶させたティーチング時のLEDの動きと比較して、こ
のティーチング時のLED5の移動範囲から逸脱した動
きをした場合を異常と判断し、非常停止信号を出力する
ようにしてもよい。
【0013】図4は、本発明によるロボット自動暴走検
知装置を備えたロボット設備の他の例を示す図面であ
る。このロボット設備は、2台のロボット本体41およ
び42、その可動部位31および32にそれぞれ設けら
れたLED51および52、カメラ6および7および先
に説明した画像処理とロボットの制御を行うロボットコ
ントローラが一体となった汎用コントローラ10よりな
り、これが生産設備として稼働しているものであり、生
産設備としては、例えば図示する場合には、ベルトコン
ベア15、ロボット架台17、ベルトコンベア上を流れ
てくる組み付けワーク16、ワークA12、ワークB1
3、電動ねじ締め器11および皿ねじ14等である。
【0014】この実施例では、先に説明したのと同様
に、2台のロボット41および42の可動部位31およ
び32のそれぞれの動作速度および動作距離を検出して
暴走を検知するほかに、2台のロボットの可動部位31
および32の間の間隔を検出することにより2台のロボ
ットの可動部位31および32に設けられたLED51
および52の間隔が異常に接近した場合に、動作速度を
落としたり、接触を防ぐために動作そのものを停止させ
るものである。なお、その際の画像処理の方法などは、
先に説明した実施例と同様である。また、2台以上のロ
ボットを有する生産設備等においても同様に適応させる
ことが可能である。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のロボット
自動暴走検知装置によれば、その構成をロボットの可動
部位に設けられた発光手段と、該ロボットの可動範囲内
を撮影する撮影手段と、該撮影手段により得られた映像
から前記ロボットの動作速度および動作距離を検出する
画像処理手段とを有することとしたため、ロボットとワ
ークや治具、その他周囲の壁や障害物との干渉を起こす
前に、ロボットの暴走を検知することができるため、ワ
ークや治具等とロボットが接触する前にロボットを停止
することが可能となりロボットまたはワークや治具等の
損傷を未然に防止することができる。また、2台もしく
はそれ以上の複数のロボットを同時に動作させているよ
うな設備においては、ロボット同士の干渉を未然に防止
することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のロボット自動暴走検知装置を用いた
ロボット設備の一例を示す図面である。
【図2】 本発明のロボット自動暴走検知装置に用いた
画像処理方法を説明するための図面である。
【図3】 本発明のロボット自動暴走検知装置の動作を
説明するためのフローチャートである。
【図4】 本発明のロボット自動暴走検知装置を用いた
ロボット設備の他の例を示す図面である。
【図5】 従来のロボット自動暴走検知装置を説明する
ためのブロック図である。
【符号の説明】
1…画像処理装置、 2…ロボ
ットコントローラ、3,31,32…可動部位、
4,41,42…ロボット本体、5,51,
52…LED、 6,7…カメラ、1
0…汎用コントローラ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロボットの可動部位に設けられた発光手
    段と、該ロボットの可動範囲内を撮影する撮影手段と、
    該撮影手段により得られた映像から前記ロボットの動作
    速度および動作距離を検出する画像処理手段とを有する
    ことを特徴とするロボット自動暴走検知装置。
JP4022793A 1993-03-01 1993-03-01 ロボット自動暴走検知装置 Pending JPH06254794A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4022793A JPH06254794A (ja) 1993-03-01 1993-03-01 ロボット自動暴走検知装置

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JP4022793A JPH06254794A (ja) 1993-03-01 1993-03-01 ロボット自動暴走検知装置

Publications (1)

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JPH06254794A true JPH06254794A (ja) 1994-09-13

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ID=12574865

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4022793A Pending JPH06254794A (ja) 1993-03-01 1993-03-01 ロボット自動暴走検知装置

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JP (1) JPH06254794A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09193068A (ja) * 1996-01-12 1997-07-29 Sony Corp 電子部品装着装置
WO2001020410A1 (fr) * 1999-09-16 2001-03-22 The Nippon Signal Co., Ltd. Systeme de commande de moyens de production
JP2009083000A (ja) * 2007-09-27 2009-04-23 Fanuc Ltd ロボットの動作チェック機能を備えたロボット制御装置及び制御方法
JP2009162704A (ja) * 2008-01-10 2009-07-23 Toshiba Corp 放射性廃棄物汚染検査装置およびその制御方法
JP2016151933A (ja) * 2015-02-18 2016-08-22 トヨタ自動車株式会社 自律移動体及び自律移動体の制御システム

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