JPH0625354U - 焼結機における排ガス浄化装置 - Google Patents
焼結機における排ガス浄化装置Info
- Publication number
- JPH0625354U JPH0625354U JP6573392U JP6573392U JPH0625354U JP H0625354 U JPH0625354 U JP H0625354U JP 6573392 U JP6573392 U JP 6573392U JP 6573392 U JP6573392 U JP 6573392U JP H0625354 U JPH0625354 U JP H0625354U
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- JP
- Japan
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- sintering machine
- exhaust gas
- absorbent
- powder
- dust collector
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 焼結機における排ガスの浄化装置の簡素化及
び運転コストの軽減を図るのを目的とする。 【構成】 炭素質,カルシウム質,マグネシウム質の吸収
剤3又はゼオライト等を粉状又はスラリ−状で注入した
後、後置の集塵装置4でこれらを回収する方法に於て、
前記吸収剤3に焼結機1からの焼結鉱粉3′を添加し、
上記回収粉をO21%以下、350℃以上で脱離再生装
置で再生したものの一部又は全部を焼結機1の原料とし
て、或いは吸収剤として再利用するようにした。
び運転コストの軽減を図るのを目的とする。 【構成】 炭素質,カルシウム質,マグネシウム質の吸収
剤3又はゼオライト等を粉状又はスラリ−状で注入した
後、後置の集塵装置4でこれらを回収する方法に於て、
前記吸収剤3に焼結機1からの焼結鉱粉3′を添加し、
上記回収粉をO21%以下、350℃以上で脱離再生装
置で再生したものの一部又は全部を焼結機1の原料とし
て、或いは吸収剤として再利用するようにした。
Description
【0001】
本考案は焼結設備用の排ガス浄化装置に関するものである。
【0002】
石灰質の吸収剤を粉状又はスラリ−状にして排ガス中に吹き込み、後段の集塵 装置で回収する間に排ガス中のSO2 等の有害物質を除去する方法及び石灰質吸 収剤の代りに炭素質吸着剤、ゼオライト等を使用した同様の方式の有害物質除去 装置は公知である。 このような公知プロセスでは、一般に集塵装置で回収された吸収剤又は吸収剤 と排ガス中ダストの混合物は、一部循環使用されるが最終的に吸収能力を失なっ た吸収剤は有害物質を含んだまま投棄処分される。
【0003】
本考案は焼結機における排ガスの浄化装置の簡素化及び運転コストの軽減を図 るのを目的とする。
【0004】
炭素質,カルシウム質,マグネシウム質の吸収剤又はゼオライト等を粉状又は スラリ−状で注入した後、後置の集塵装置でこれらを回収する方法に於て、前記 吸収剤に焼結機からの焼結鉱粉を添加し或いはこれを添加しないで、上記回収粉 をO2 1%以下、350℃以上で脱離再生したものの一部又は全部を焼結機の原 料として再利用するようにした。 又脱硫再生したものの一部又は全部を吸収剤として再利用するようにした。
【0005】
図1で1は焼結機、2は焼結機1からの排ガスで、バグフイルタ−等の集塵装 置4で集塵される。5は集塵装置4によって回収された回収粉体、6は回収粉体 から有害物を脱離する脱離再生装置である。3は吸収剤で排ガス2に混合して集 塵装置4に送られる。 一般に焼結排ガス2の中にはSO2,HCl,NaCl,KCl,重金属等々が含まれ ており、集塵装置4により回収された粉体には、当然のことながらこれらの有害 物質を含んでいる。この回収粉体5を投棄すると環境汚染の問題となり、又その まま原料側に戻すと焼結機1で再気化し、排ガス2中のこれら物質の濃度が増加 し、さらに多量の吸収剤3が必要になる。回収粉体5を脱離再生装置によって再 生することによりこれらの問題を解決することができる。
【0006】 吸収剤3としては炭素質のもの、カルシウム質のもの、Mg質のものがよい。 この時、吸収剤3の一部に焼結機1から発生する焼結鉱粉3′を加えることによ り、集塵装置4からの回収吸収剤の剥離性を向上させることができる。又集塵装 置4としてバグフィルタ−を使用した場合には、NaCl,KCl等のフュ−ムが濾布 の目詰りを引き起すので、焼結鉱粉3′を加えることにより目詰りの防止と共に 吸収剤3の節約にもなる。
【0007】 脱離再生装置6に於て発生した有害物質を含む脱離ガス8は、これら有害物質 濃度が数百倍に濃縮されている。すなわち、発生するガスは焼結機1の排ガス量 の数百分の一である為、水洗等の方法により浄化し、浄化されたガス中のSO2 は硫酸として回収でき、一方洗浄水中に入ったNaCl,HCl,KCl,重金属等は排 水処理装置により無害化が可能である。 9は脱離再生装置6で有害ガスを脱離して得られた無害化粉体で、一部又は全 部を焼結機1の原料としてあるいはその一部又は全部を吸収剤として使用する。 脱離再生装置6では加熱用ガス7により、間接的に吸収剤を温度350℃以上 で加熱する。この時吸収剤側(被加熱側)の雰囲気はO2 1%以下とする。
【0008】
炭素質,カルシウム質,マグネシウム質の吸収剤又はゼオライト等を粉状又は スラリ−状で焼結機の排ガス中に注入した後、後置の集塵装置4でこれらを回収 する方法に於て、吸収剤に焼結機からの焼結鉱粉3′を添加し、或いは添加しな いで、集塵装置4に送り、集塵装置4での回収粉体5をO2 1%以下、350℃ 以上で脱離再生したものの一部又は全部を焼結機の原料として、あるいは又脱硫 再生したものの一部又は全部を吸収剤として再利用することにより、排ガス浄化 装置の簡素化ひいては運転コストの軽減が可能になった。
【図1】本考案に係る排ガス浄化装置。
1 焼結機 2 排ガス 3 吸収剤 3′ 焼結鉱粉 4 集塵装置 5 回収粉体 6 脱離再生装置 7 加熱用ガス 8 脱離ガス 9 無害化粉体
Claims (3)
- 【請求項1】 炭素質,カルシウム質,マグネシウム質
の吸収剤又はゼオライト等を粉状又はスラリ−状で焼結
機の排ガス中に注入した後、後置の集塵装置でこれらを
回収する方法に於て、上記集塵装置での回収粉をO2 1
%以下、温度350℃以上で脱離再生したものの一部又
は全部を焼結機の原料として再利用することを特徴とす
る焼結機における排ガス浄化装置。 - 【請求項2】 炭素質,カルシウム質,マグネシウム質
の吸収剤又はゼオライト等を粉状又はスラリ−状で焼結
機の排ガス中に注入した後、後置の集塵装置でこれらを
回収する方法に於て、前記吸収剤に焼結機からの焼結鉱
粉を添加して集塵装置に送り、集塵装置での回収粉をO
2 1%以下、温度350℃以上で脱離再生したものの一
部又は全部を焼結機の原料として再利用することを特徴
とする焼結機における排ガス浄化装置。 - 【請求項3】 脱離再生したものの一部又は全部を吸収
剤として再利用することを特徴とする請求項1又は請求
項2の焼結機における排ガス浄化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6573392U JPH0625354U (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | 焼結機における排ガス浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6573392U JPH0625354U (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | 焼結機における排ガス浄化装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0625354U true JPH0625354U (ja) | 1994-04-05 |
Family
ID=13295524
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6573392U Pending JPH0625354U (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | 焼結機における排ガス浄化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0625354U (ja) |
-
1992
- 1992-08-28 JP JP6573392U patent/JPH0625354U/ja active Pending
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