JPH0625330U - ガラスを切断する設備 - Google Patents

ガラスを切断する設備

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JPH0625330U
JPH0625330U JP033284U JP3328493U JPH0625330U JP H0625330 U JPH0625330 U JP H0625330U JP 033284 U JP033284 U JP 033284U JP 3328493 U JP3328493 U JP 3328493U JP H0625330 U JPH0625330 U JP H0625330U
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JP
Japan
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glass
cutting
ribbon
equipment
facility
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Application number
JP033284U
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English (en)
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ジュレス モウリィ レイモンド
エラスムス カンクル ジェラルド
ウェスリィ ラムプマン デュウイット
Original Assignee
ピーピージー インダストリーズ, インコーポレーテツド
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B21/00Severing glass sheets, tubes or rods while still plastic
    • C03B21/02Severing glass sheets, tubes or rods while still plastic by cutting
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B21/00Severing glass sheets, tubes or rods while still plastic
    • C03B21/04Severing glass sheets, tubes or rods while still plastic by punching out

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガラスの切断線を軟化温度まで加熱して、そ
の部分に切断ブレードを進入させ、傷つけることなくガ
ラスを切断する設備を提供する。 【構成】 ガラスの光学的性質を保持しながら切断する
設備は、ガラスGの支持面を有するガラス支持体16、
十分剛性を有して光学的性質に影響を及ぼすことのない
温度にガラスを保持する装置である温度制御された室2
0、ガラスGの切断線30を軟化温度以上に加熱しかつ
切断線近傍をほぼガラスのひずみ点温度まで加熱する加
熱器28,52を有する加熱パターン設定装置、ブレー
ド58を熱軟化された切断線30に沿って突入させる装
置56を有する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はガラス板の切断に関し、より詳細には、切断されるガラス板の光学的 性質を保持しつつ、加熱されたガラス・リボンからガラス板を切断する設備に関 する。
【0002】
【従来の技術および考案が解決しようとする課題】
平たんな、または湾曲したガラス製品の製作には通常、二つの別個且つ独特の 工程、即ち一次工程と二次工程とが必要とされる。
【0003】 一次工程に、すずの浴に溶融ガラスをフロートさせるか、溶融ガラス浴からガ ラスの薄板を引くか、の何れかにより、溶融ガラスからガラス・リボンを形成す る段階が包含される。フロート形成工程においては、例えば米国特許第3,84 3,346号に開示の如く、溶融ガラスが溶融すず浴に流し込まれ、フロートさ れてリボンを形成する。フロートガラス・リボンは冷却し始め、その厚さはすず 浴にある間に確定される。リボンはその後すず浴から引き上げられてなまし帯域 内に搬送され、それがそこで、そのひずみ点より低い温度まで制御自在に冷却さ れる。薄板形成工程においては、米国特許第1,339,229号に開示の如く 、溶融ガラスのプールからガラス板が引かれる間にその厚さが確定され、その後 それが冷却される。なましの後、リボンは、後続の第二工程のため個々のガラス 板に切断される。
【0004】 二次工程には、任意の数の付加的ガラス板工程手順を包含させることができる 。例えば、ガラス板をその最終形状に切断するに先立って、大きな板をより小さ く、一層容易に取り扱い得る板に切断できる。この最終形状は、デスクトップ、 グレージング・ユニット等における如く長方形であっても良く、または特別のグ レージング・デザイン若しくは自動車の窓であっても良い。ガラスを切断して付 形した後、それを孔明けし且つ/または縁を取り且つ/または曲げて付形するこ ともできる。孔明けおよび縁取り作業は一般にガラスが室温にある間に行われる 。これらの作業は、応力集中点として作用し且つその後の破損や破砕をもたらす 恐れのある微細な破片をガラスの縁に残す可能性がある。この付形作業において は、ガラスがその熱変形温度、代表的なソーダ石灰石英ガラスについては約62 1℃〜677℃(1150°F〜1250°F)、まで再加熱される。加熱およ び曲げ作業は、任意の数の種々の方法で行うことができる。例えばガラス板を、 米国特許第4,197,108号にあるようないわゆる水平プレス曲げステーシ ョン内に入れるため加熱炉を経てロール上を搬送し、または米国特許第4,20 4,853号に示すようなドロップ・フォーミング工程でガラス板が付形される 曲げステーション内に入れるため加熱炉を経由し加圧されたガス・ベッド即ちガ ス炉床上を搬送され、または米国特許第4,139,359号に示すようなロー ル成形工程で付形されるように、湾曲した成形ロール上にガラス板が搬送される 。
【0005】 曲げるための常温加工および/または加熱の後、ガラスを熱補強することがで きる。室温のガラスの場合には、ガラス板がそのなまし温度範囲を超える温度ま で再加熱され、次いでこのなまし温度範囲を経由そのひずみ点まで急速に冷却さ れてガラス板に調節が施される。湾曲ガラスの場合には、曲げ作業の後、ガラス 板が急速に冷却されて調質が施される。
【0006】 窓、鏡などのような、満足な光学的特性を有するガラス製品を製作する現行の やり方は、一次および二次工程の実施を必要とする。若干の段階、例えば再加熱 、を省き且つ完成品、例えば高品質のガラスエッジ、を向上させるように一次若 しくは二次工程が修正され、またはこの二つの工程が単一の工程に統合されれば 相当な経費節減となることは明白である。ガラスがその最終的なガラスの厚さと 光学的特性とを備えるようにガラス・リボンのフロート形成段階が一次工程に包 含されれば、いかなる付加的な延伸、研削、またはつや出し作業も伴わずにすず 浴からそれが取り去られるので、付加的な経費節減となる。
【0007】 米国特許第3,189,424号、第3,486,673号、第3,690, 527号、第3,754,884号、第3,875,766号は、引抜き加工さ れたガラス・リボンの切断を示している。各々において、ガラス・リボンが冷却 され、従ってガラスの主要面は設備を擦ることによる切り傷を受け易く、次いで 傷つけられた線に沿って破砕される。
【0008】 米国特許第1,550,428号、第1,560,077号、第2,243, 149号は、ガラス・リボンが依然塑性状態にある場合の板ガラス作業中のガラ ス・リボンの切断を示している。とくに米国特許第1,550,428号は、間 に置かれた板の「食い込み」を行うための、リボンの各主要面に沿った切断リブ の利用を示している。米国特許第1,560,077号においては、依然塑性を 有するガラス板リボンを切断するために、キャリジに取り付けられ且つリボンの 横断方向に沿って移動できる切断ホイールが用いられる。米国特許第2,243 ,149号においては、ナイフ・ブレードを備えるローラが予め定められた速度 で回転され、それによりブレードが軟らかいガラスを切断する。
【0009】 米国特許第3,124,444号は、移動するガラスのリボンの周縁または境 界部分を、それが塑性状態にある間、継続的に除去する方法を示している。間を リボンが通過してリボンの縁がリボンの残余部分から切断されるように、円形の 切断ディスクの対がリボンの縁に配置される。 フランス特許公告第2,567,872号は、依然塑性状態にあるガラス板を 切断する方法を示している。ガラスは、ほとんどその厚さ全体を通してはさみ切 る一対の回転ナイフ上を通過する。第一組のナイフは切断ロールを囲んで半径方 向に位置してガラス板をその長手方向へ連続的に切断し、第二組のナイフは切断 ロールの長さに沿って長手方向に位置してガラス板を横方向へ間欠的に切断する 。
【0010】 米国特許第3,453,097号、第3,543,979号、第3,885, 943号、第3,930,825号、第3,935,419号は、レーザ・ビー ムによるガラスの切断を示している。米国特許第3,453,097号において は、ガラス板がレーザ・エネルギを吸収してそれを、レーザ・ビームの通った線 に沿ったガラス板の破片への分離を可能とするに充分な熱に転換するように、レ ーザのパラメタが選定される。連続的なガラス・リボンからのガラス板の切断を 示す米国特許第3,543,979号においては、レーザ・ビームがガラスを走 査してガラス内に応力の場を生起し、それが走査された線に沿い制御された破断 を生じさせる。米国特許第3,885,943号および同第3,930,825 号においては、切断線に沿ってガラスを気化させるためにレーザが用いられる。 米国特許第3,930,825号においては、付形されたガラス製品をフロート ガラス・リボンから直接に切断するために一対のレーザが用いられる。ガラスを 気化させるため上記のレーザに必要とされるレーザのパワーと時間とは、大量の 商業的な作業にあっては禁物であろうと考えられる。
【0011】 米国特許第3,934,995号は、制御された急冷をガラス・リボンの一部 分に施してガラスを冷却し、冷却された線に沿ってガラスにけがき線を入れ、且 つけがいた線に沿ってガラスを急速に破砕することにより、ガラス・リボンから 、それがフロート線から出現する際に別々の板を切断する方法を示している。
【0012】 米国特許第3,193,367号は、溶融ガラスのプールから引かれた溶融ガ ラスの板が成形ダイ上に置かれ、ダイに圧入され、プレス作業中に残余のガラス 板からガラスを分離するせん断エレメントによって切断されるようにしたガラス 成形作業を示している。
【0013】 米国特許第3,584,773号は、ガラスの、その厚さ全体にわたる高周波 誘電加熱を用いて、制御された破断を切断線に沿って進行させることにより、ガ ラスを切断する方法を示している。
【0014】 米国特許第3,687,956号は、板の表面から間隔を置かれた発生源から 所望の切断線に沿って熱を加えることにより、冷却されたガラス板を切断する方 法および装置を示している。放射熱源からの熱は、切断線に対応する経路をせば めるように限定される。熱を集中することにより、ガラス板の加熱されない部分 と極めて限定される加熱された領域との間に大きな温度差が生起され、同時に発 生する応力の蓄積により板全体が割れ目でおおわれる。
【0015】 米国特許第4,162,907号は、溶融すず浴上の溶融ガラスを切断する方 法を示している。押出機が溶融ガラスを溶融すず浴に加え、そこで切断フレーム が浴の上に下らされてガラスを確実に保持し、切断機構によって溶融ガラスが所 望のサイズに切断される。溶融ガラスは、ガラスを通して溶融すず内に完全に侵 徹する、圧縮空気で駆動される回転ブレードにより切断される。
【0016】 米国特許第4,361,429号は、溶融板ガラスから製品を成形する方法お よび設備を示している。溶融ガラス板は、真空および/または重力の組合せによ り型のキャビティの上に置かれ且つそれに合致させられる。板は、依然溶融状態 にあるので、プレスされ、切断されて完成品となる。真空式取出し装置が完成品 を型の外へ持ち上げる。
【0017】 これらの特許はガラス切断技法を開示しているが、それらは、その光学的特性 を低下させることのないガラスの取扱いを可能とするに充分なだけ冷却されなが ら、尚且つガラスを再加熱せずにガラスを熱処理する、即ち調質しまたはなます 、ことができるに充分なだけ高温な、高い光学的特性のガラス・リボンを切断す る段階には関係がない。
【0018】 本考案の目的は、所望の切断線をガラス軟化温度、即ちかじりや破断なしにガ ラスを切断可能ながらガラスが気化する温度よりは低い温度、まで加熱し且つ熱 軟化されたガラスに切断ブレードを侵徹させることにより、ガラスが、それを取 り扱うことができ且つ傷つきが阻止される温度にある間に、ガラスを切断するよ うにしたガラスを切断する設備を提供することにある。
【0019】
【問題点を解決するための手段】
本考案の好適な実施例の場合、ガラスは、連続的に前進するフロートガラス・ リボンである。このガラス・リボンは、最終的なガラスの厚さと所要の光学的特 性とが、延伸、研削、つや出し等のような、いかなる付加的な工程も伴わず、ガ ラスが成形される際にガラス内に確立されるように、フロート成形作業から出現 する。フロート成形作業中に溶融すずからガラス・リボンが取り去られる際、そ れは、傷つけまたはその他にその光学的特性に影響を及ぼすことなく取り扱い且 つ運搬し得るに充分なだけ剛性を有する。切断作業全体を通じてガラスは、傷つ きのない取扱いを可能にさせ且つ同時にそれ以上の工程、例えば曲げ、調質、な まし等、のためガラスに付与すべき付加的な熱を必要としない、そのなまし温度 範囲のような、温度範囲内に保持される。ガラスは、高温の火炎またはその他の 形式の加熱器により、所望の切断線に沿い、その軟化温度まで選択的に再加熱さ れる。切断線は、例えばこの前進するリボンの幅を横切って、真っ直であっても 良く、あるいはそれが、リボンから切断されるべきガラス部分の周辺を画定して も良い。加熱器は、このガラス・リボンの主要面の上方および下方に位置させ且 つリボン搬送の方向に前進させることができる。切断線が所要温度に加熱された 後、切断線に平行するブレードを包含する切断装置がガラス・リボンを侵徹して ガラスを切断する。切断中、切断ブレードは、リボン搬送の方向に進められる。 切断されたガラス部片は前進するガラス・リボンから遠方へ移送され、加熱器と 切断装置とはそれらの原位置へ復帰する。
【0020】 本考案の追加実施例においては、ガラス部分が、固定したガラス板から切断さ れる。切断線に沿って差し向けられた線加熱器からの集中された熱が熱応力によ り板を破断しないように、所望の切断線付近のガラス板の少なくとも一部分があ る温度、例えばなまし温度範囲、まで予熱される。線加熱器は、切断線の温度を その軟化温度まで上昇させる。板は加熱された切断線に平行するブレードがガラ ス板を侵徹してガラス部分を切断する切断ステーションまで進められても良く、 あるいはガラス板が定置されたままで加熱器を板から取り去り、切断ブレードを 板の近くに置いてガラス部分を切断しても良い。次いでガラス部分はガラス板か ら取り去られて付加工程のため後続のステーションへ移送される。
【0021】 本考案の更にその実施例においては、定置式加熱器が、前進するガラス・リボ ンの球状端縁のやや内方に位置付けされる。一対の回転ブレードが加熱器の下流 側に整合される。ガラス・リボンは、切断線に沿って前進し且つ切断されて球状 端縁を切断する。片寄せ装置は球状端縁を、それが切断された後、残余のガラス ・リボンから遠方へ押しやる。
【0022】
【実施例】
本考案を、ソーダ石灰石英フロートガラスを切断する段階でのその効用につい て提示するが、本考案を、任意の板材料切断作業に、またとくに任意の形式のガ ラス成形作業もしくはガラス組成を含めて用い得ることを理解すべきである。
【0023】 本考案の説明に際し、ガラスの若干の性質および基準温度に言及して置く。「 なまし温度」および「ひずみ点」は、ASTM試験方法C336により測定され たガラス繊維の比伸び率またはASTM試験方法C598により測定されたガラ スビームの比中点たわみ率の何れかに対応する温度として定義される。なまし点 においては、内部応力が数分で可成り軽減される。ひずみ点においては、内部応 力が数時間で可成り軽減される。なまし点とひずみ点との間の温度の範囲をなま し範囲と呼称する。ガラスの熱工程中その温度は、なまし範囲を経て緩徐に(な まし)、または急速に(調質)、下げられる。代表的なソーダ石灰石英フロート ガラスについては、なまし点温度が一般に約538℃〜560℃(1000°F 〜1040°F)の範囲内にあり、ひずみ点温度が一般に約496℃〜521℃ (925°F〜970°F)の範囲内にあり、なまし範囲は約496℃〜560 ℃(925°F〜1040°F)である。「フロートガラス光学的特性」は、そ の主透過欠陥の光学的パワーによって特性を表示できる。表面不整の形をとる欠 陥は一般に約1.91cm〜5.08cm(0.75in〜2in)の範囲の波 長と、約30mD以下の程度の光学パワーとを有する。
【0024】 図1は、成形室10を出る際のフロートガラス・リボンGを示す。リボンGは 、それがフロートガラス・リボンであるため、優れた光学的特性を有し、ガラス を通したゆがみのない透視を必要とする用途に用いることができる。連続的なガ ラス・リボンGは溶融金属浴12、例えば溶融すず浴、から一連のロール14に より、ガス炉床支持台18または付加的なコンベヤ・ロール(図示せず)を包含 し得るリボン支持体16上へ、そして徐冷がま(図示せず)内へと移動される。 本考案に限らないが、このガス炉床支持台18はなるべくなら、後に論議される 理由によりリボン内の熱損失を最小限とするため温度制御された室20内にあっ て、高温の加圧空気をガス炉床18の上面に圧送して高温のガラスを支える空気 のクッションを付与する充気室22を包含することが望ましい。カーテン24は 、大気を成形室10内に保持する。加熱ならびに切断作業が生起する室20は一 般に、フロートガラスなまし点温度を上回る約582℃〜621℃(1080° F〜1150°F)の温度範囲内にある。この温度範囲内のフロートガラス工程 にあるガラス・リボンは、傷つかずにロール14その他の搬送設備により取り扱 われ且つ接触されるに充分なだけ剛性を有し、従ってその光学的特性は依然阻害 されない。
【0025】 図2および図3について説明する。リボンGの幅を横切って延びる加熱器28 を支持フレーム26が支えている。加熱器28は、後で論議するように、集中さ れた高温の熱を高温のガラスGに差し向けて、選定された切断線30をその軟化 温度範囲まで急速に加熱する。加熱器28は、それが、所要の集中された熱を付 与し且つそれを切断線30に沿って差し向け得る限り、商業的に入手可能な数多 くの熱源の任意の一つであれば良い。本考案に限らないが、この好適な実施例の 場合、加熱器28は、ガラス・リボンGの選定された切断線30に沿い高温の火 炎を差し向ける線バーナである。燃料管32と酸素34(採択随意)とが、高温 の火炎を生成するに必要な燃焼物をバーナ28に供給する。抵抗式加熱器高周波 誘電加熱器、プラズマ・トーチ加熱器、レーザ、または電子ビーム加熱器のよう な加熱器も用いることができる。バーナ28から、固定した線30に沿って、移 動するリボンGの面上に火炎を差し向けるために、リボンGと同じ速度でバーナ 28が移動できるように、駆動装置36がフレーム26に設けられる。駆動装置 36によるフレーム26の運動を計算機37で制御することもできる。線30を 軟化温度範囲まで加熱するに必要な時間の間のリボンGの方向への移動の後、フ レーム26はその出発位置に復帰する。駆動装置36は、次の切断線30が加熱 器28の下方へ移動するに先立ち、またはそれと同時に、図1に示す如く、加熱 器28をその出発位置へ位置変えするに充分な速度で加熱器28を移動させ得る ことが必要である。本考案に限らないが、図1、図2、および図3に示す特定の 実施例の駆動装置36は、軸42を解して駆動スプロケット40に連結される電 動機38を包含することもできる。このスプロケット40は、滑りレール48に 取り付けられた滑りカラー46に付けられた歯車ラック44と係合する。支持フ レーム26はカラー46から支えられている。支柱50により、滑りレール48 と電動機38との支えが得られる。フレーム26を移動させるために、電動機3 8が駆動スプロケット40を回し、それが今度は歯車ラック44を前後に、即ち 図1に見る如く左右に、滑りレール48で画定される経路に沿って移動させる。
【0026】 線バーナ28は切断線30に沿って高温リボンの温度を、望ましくはその軟化 温度、即ち傷つけまたは破断することなく残余のリボンからガラスを切断できな がらガラスが気化する温度を下回る温度、以上に上昇させる。代表的なソーダ石 灰石英フロートガラスについては、軟化温度が一般に約718℃〜746℃(1 325°F〜1375°F)の範囲内にある。要すれば、リボンの厚さ全体が軟 化温度まで加熱される速度を増大させるため、その熱の集中点を下側から線30 に沿って差し向けるように、ガス炉床支持材18のスロット54内のリボンGの 下方に、加熱器28と平行に、第二加熱器52を置くこともできる。下方加熱器 52にはまた、頂部および底部加熱器が線30の温度を所望の軟化点まで高め得 るほど充分な距離だけリボンGと同じ速度で下方加熱器52が移動できるように 、構造用支持材と滑りフレームとが設けられる。本考案の好適の実施例において は、図1、図2、および図3に示す如く、頂部および底部加熱器が用いられ、そ れらを同時に移動できるように、両者が支持フレーム26に取り付けられている 。
【0027】 切断線30は更に高い温度に加熱できるが、これには、ガラスを加熱するため の付加的な動力および/または更に長い時間が必要であることを理解すべきであ る。それに加えて、ガラスが余りにも高い温度まで加熱されると、それが変形し 始め、最終ガラス製品の光学的特性の劣化をもたらす可能性がある。
【0028】 線加熱器28,52がガラスの狭い帯域に沿って集中された熱を集めるので、 ガラス内の熱衝撃、即ち高温によって生成されたガラス内の応力を再分配するに 充分な時間をガラスが有し得ないこと、の可能性があり、それによりガラスの破 断がもたらされる。この状態を回避するため、切断されるガラスは、ガラスを破 断せずに、集中された加熱から生ずるいかなる内部応力をも軽減させるように、 少なくともそのひずみ点に、また望ましくはそのなまし点温度以上に加熱される べきである。ガラスの板全体をこの過度に高い温度まで高める必要はなく、切断 線付近のガラスの部分、即ち再加熱帯域のみで良い。この再加熱帯域の幅は、加 熱システムの特性、ガラスの化学組成、そのひずみ点、なまし点および軟化点温 度、ならびに再加熱帯域の温度が上昇される速度、のような幾つかの因子に依存 する。切断されるガラスが直接にリボン成形工程から搬送される場合、若しくは このガラスが曲げるために再加熱される場合には、板の幅全体が内部応力を再分 配できる有効な再加熱帯域となるように、板全体がなまし点温度を上回っている 。ガラスの一部分のみが再加熱される場合、再加熱帯域は、加熱器28,52に より生成されるいかなる熱応力をも再分配するに足りるだけ幅広くなければなら ない。
【0029】 再加熱帯域内の選定された切断線30がその熱軟化温度まで加熱された後、そ してガラス板の残余が依然高い温度にある間に、高温のリボンGは線30に沿い リボン切断装置56で切断される。このリボン切断装置56は、切断線30に沿 いガラス板Gを通して単数または複数のブレードを移動させることによって作動 する。図1および図2に示す本考案の特定の実施例においては、切断装置56が フレーム26に取り付けられ、リボンGの上方に位置し且つ加熱される線に平行 するブレード58と、ブレード58と平行し且つその下方に位置するアンビル部 材60とを包含し、それらの間にガラス・リボンGを通過させる。アンビル60 は、ガス炉床支持体18のスロット54内に位置する。要すれば、ブレード58 および/またはアンビル60の温度を、ガラス板が切断前には冷却されなくても ガラス板がそれらに付着するほど過度に高温ではない程度に各々が充分高温であ るように、制御することもできる。
【0030】 ガラス・リボンGを切断するためにフレーム26の前進速度はわずかに低減さ れ、従って予熱される線30は、ブレード58とアンビル60との間に置かれる 。切断線がブレード58とアンビル60との間に置かれた場合、フレーム26は その当初の前進速度を回復し、従ってリボンGとアンビル60との間には相対運 動が全くない。その後ブレード58が下方へ移動し且つ/またはアンビル60が 上方へ移動して予熱された線30に沿いリボンGを切断する。ブレード58およ び/またはアンビル60は、適宜のいかなる方法、例えば液圧式、空気圧式、若 しくは電気式の作動装置(図示せず)で、また、ブレードについてはその自重で 、垂直方向に移動させても良い。好適な実施例においては、図4に示す如く、溝 62がアンビル60に包含されている。溝62のエッジ64は第二ブレードとし て作用し、従って切断は、ガラス板Gを通して溝62内へブレード58を移動さ せることにより達成される。代替方法として、図5に示す如く、アンビル60は 堅い表面66を備えることもでき、ガラス切断は、ブレード58をガラスに侵徹 させ、表面66に接触させることにより達成される。ブレード58はガラスGを 完全に侵徹しなくても良いことに留意すべきである。ブレード58はガラス板G の厚さの大部分に侵徹するが、アンビル60に接触する手前で停止して良い。そ の後ガラス板Gは、リボンがやや冷却した後、単純な折り曲げまたは「折り取り 」処置により、残余のガラス・リボンから分離できる。
【0031】 本考案の好適な実施例においてはフレーム26とリボンGとの間に相対運動が 全く存在しないが、付加的な光学的ゆがみを生ずることなくガラスを切断するに 足りるだけブレード58の切断作用が迅速であれば、若干の相対運動が許容され 得ることを理解すべきである。
【0032】 ブレード58は、その有効性を向上させるためには、耐熱性であり且つガラス に対し非反応性であるのが良い。更にブレード58は、望ましくは、ブレードの 保守、例えば研ぎ直しおよび/または変換、を軽減させるため、鋭角を維持する ことが可能であるべきである。ブレードおよびアンビルには、ステンレス鋼のよ うな高力材料を使用することができる。
【0033】 切断作業中はブレード58とアンビル60とがリボンGと一緒に移動する。切 断作業が完了した後、ブレード58および/またはアンビル60が引込み、フレ ーム26は、例えば、但し本考案を限定することなく、切断された部分が残余の ガラス・リボンGから遠方へ移動するように成形室10から遠方へ下向きにガス 炉床支持ブロック18を傾けることにより、切断されたガラス板が残余のガラス ・リボンGから遠方へ搬送される際に、その当初の位置へ戻って図1に示す如く 左方へ移動する。代替方法として、切断されたガラス板を前進するガラス・リボ ンから遠方へ移動させるために被動搬送ロール(図示せず)を用いることもでき る。更に、室20内にある間にガラス板Gの上面に係合して、要すれば、それを 後続の曲げ、縁仕上げ、熱補強、なまし等のための種々の加工ステーションへ往 復動させる頂部真空ピックアップ(図示せず)により、ガラス板を移送すること もできる。
【0034】 図6は代替の加熱および切断装置を示す。図1と比較すると、この構成には別 別の加熱および切断フレームが用いられている。加熱器フレーム68は、リボン Gを横切って頂部加熱器70(および、要すれば、ガス炉床支持材18のスロッ ト74内の底部加熱器72)を支持し、ガラス・リボンGの搬送方向に沿って滑 動する。リボンGが線30に沿って加熱された後、フレーム68は、リボンGが ガス炉床支持材18に沿って移動し続ける間に、その当初の位置に復帰する。予 熱された線が切断装置76に到達すると、切断フレーム78がリボンGと一緒に スロット80内で移動し始める。移動する切断フレーム78内に整合されると、 リボンGは、既に論議されたそれと同様の方法で切断される。この代替の装置は 、加熱フレーム68および切断フレーム78の別々の調整に備えるものである。
【0035】 図1および図6でわかるように、ガラス・リボンGの支えられていない最大の 長さは、ガス炉床支持材18のスロット54(図1)またはスロット74若しく は84(図6)の幅である。
【0036】 図1に関連して上に述べた作動順序を修正してスロット54の所要幅を短縮し 、それによりガラス・リボンGの支えられていない最大の長さを短縮することも できる。とくに、計算機37は、駆動装置36を作動させてリボンGと一緒にフ レーム26を前進させ、且つバーナ28,52が切断線30をその熱軟化温度ま で加熱し得るようにさせる。加熱後は、フレーム26の前進速度を低減させてリ ボンGがフレーム26と相対的に前進し得るようにさせるのではなく、計算機3 7がフレーム26の進行方向を反転させて、それを成形室10の方へ、即ち図1 で見て左方へ、高速度で移動させる。切断線30がブレード58とアンビル60 との間に来るような位置にフレーム26が復帰すると、それが再びその方向を反 転させて、リボンGと一緒に、それらの間に相対運動が無くなるように前方へ、 即ち図1で見て右方へ、進み始める。この作動順序により、フレーム26の全体 の所要行程が短縮され、従ってスロット54の幅が最小限となる。
【0037】 これまでに開示したように、本考案は、移動する平たんなガラス・リボンの、 その光学的特性を保持しながらの切断に関連しており、より詳細には、フロート ガラス・リボンを切断する段階と、そのフロートガラスの光学的特性を保持する 段階とに関連する。同様の線加熱器および切断技法を固定した平たんなガラスの 板にも用い得ることは明白である。また、ガラスの板またはリボンの切断が直線 に沿った切断に限定されるものではなく、むしろ、図7および図8に示す如きガ ラスの板またはリボンの外周内の湾曲しまたは連続したループであっても良いこ とも明白である。
【0038】 個々のガラス板を切断する際には、さきに論議された如く、加熱された線と周 囲のガラスとの間の温度差のため、線加熱器により供給される付加的な熱がガラ ス板にひび割れを生じないように、少なくとも切断帯域内の板の部分が温度分布 に合致しなければならない。ガラス板が切断前に冷却されていれば、少なくとも 切断線付近の板の領域は予熱されるべきであろう。ガラス板がガラス成形作業段 階から直接来る場合にはガラス板全体が本来予熱されており、付加的な集中され た熱が板に差し向けられても破砕することはないであろう。本考案の好適な実施 例においては、少なくとも切断帯域内のガラス板の温度が少なくともそのひずみ 点温度であり、望ましくは、そのなまし点温度以上である。この高温は、加熱さ れたキャビティ内でこれらの作業を遂行して熱損失を局限することにより、線加 熱および切断作業を通じて保持できる。ガラス板が曲げられるべきもので、例え ば代表的なソーダ石灰石英フロートガラスに対し566℃〜649℃(1050 °F〜1200°F)という、その切断前の曲げ温度に加熱された場合には、板 全体がなまし点温度を上回る温度になる。図7、図8、および図9に示す本考案 の特定の実施例においては、予熱された板Gが、頂部リング・バーナ86および 底部リング・バーナ88により、選定された切断線84に沿い、加熱ステーショ ン82において、その軟化点温度まで線加熱される。次いで板Gは切断ステーシ ョン90に搬送され、例えば切断装置92の如き、さきに論議されたような方法 で、加熱された線に沿って切断されて切断部分94を形成する。加熱ステーショ ン82と切断ステーション90との間での搬送は、それに限定するわけではない が、図7に示す下方へ傾斜するガス炉床支持材96上にガラス板をフロートし、 または搬送ロール(図示せず)若しくは真空ピックアップ(図示せず)によるな どの任意の在来の様式で行うことができる。ガラス板Gを加熱ステーション82 と切断ステーション90とに位置させるためにストップ部材98,100を用い ることもできる。代替方法として、必要に応じ線加熱器と切断装置とを定位置か ら出入させて、加熱および切断作業を通じガラス板Gを静止したままにさせるこ ともできる。
【0039】 加熱および切断段階の後、切断されたガラス板と残余のガラス、即ちカレット 、とは分離される。切断された部分94の外形に合致する孔明けされた下面を有 する往復動真空ピックアップを、残余のガラスから前記部分を持ち上げ且つそれ を次の加工ステーションへ移送するために用いることもできる。本考案に限らな いが、この好適な実施例においては、切断装置92と真空ピックアップとを単一 の往復動および左右動ユニット102に併合して切断および除去作業を単純化し 且つ組み合わせることもできる。このユニット102のブレード104は切断の 外形線を画定する。真空ピックアップ102は、その、ブレード104の外形線 の範囲内のみの、孔明けされた下面106を経て真空を引き、従って作業に際し てはユニット102が下降してブレード104とアンビル108とによりガラス 板Gを切断し、真空を引いてそれに係合する切断されたガラス部分94と共に上 方へ移動し、任意の適宜の方法で棄却されるカレット・ガラス110をガス炉床 支持材96上に残す。ユニット102はここで次の加工ステーションまで動き、 切断付形されたガラス部分94を置くことができる。
【0040】 図7、図8、および図9に示す本考案の実施例においては、バーナ86,88 により供給される集中された熱による破砕を回避するために板を再加熱する場合 、図1、図2、および図3に示す実施例で明らかなような、付加的な熱を用いな いという利点が否定されることを理解すべきである。それにも拘わらず、ここに 示すような新規な切断技法によれば、これから論ずるように、尚且つすぐれた切 断エッジが得られる。
【0041】 本考案に示される切断技法から生じたガラス・エッジの特性は、在来の傷つけ および破断技法により形成されたガラス・エッジよりもすぐれている。前者のガ ラス・エッジは滑らかな、つやのある表面を有する。更に、それが高温で、即ち 少なくともひずみ点温度で成形されるので、切断線に沿ったガラス内の応力は再 分配され、切断線における通気の可能性は減少する。更にまた、高温のため、ガ ラスが流れ、それが冷却される前にガラス・エッジの何等かの欠陥を直すことも できる。その結果として、エッジは一層高い機械的強さを有し、在来の傷つけお よび破断技法により形成されたガラス・エッジよりも熱応力に対して一層耐性が ある。
【0042】 本考案の切断技法の特質により、ガラスの本来の鏡面特性がやや変化し得るよ うに、ガラスの表面を修正することもできる。図4および図5に示す如く、ブレ ード58のため、切断されたエッジの直ぐ近くに若干の光学的ゆがみが存在し得 る。その結果として、本考案に示す技法を用いて切断されたガラスのシートまた は部分は若しあったとしてもその切断されたエッジの直ぐ近くでのわずかな光学 的特性の変化に過ぎず、その領域の大部分にわたってそのフロートガラスの光学 的特性を保持する。
【0043】 本考案の技術を、連続的に移動するリボンから直接にガラス板の付形物を切断 する段階にも応用できることは明白である。移動する加熱器と切断装置とにより ガラス板付形物を加熱し且つ切断することもできる。なるべくなら真空ピックア ップは、リボンGと一緒に移動して、切断後、切断された付形物と係合し得るこ とが望ましい。真空ピックアップは、既に論議した如く、切断工具に結合するこ ともでき、従って切断が生起された後、切断された付形物は、残余のガラス・リ ボンから直ちに持ち上げられる。
【0044】 本考案のガラス切断技法は、連続的に前進するガラス・リボンから膨らみ縁を 取り去る段階に利用することもできる。図10、図11、および図12について 説明する。定置式線加熱器112は、ガラス・リボンGの上方および、要すれば 、下方に、その外側部分114に沿って、その長手方向の球状端縁116のわず か内方に位置付けされる。この加熱器112は、ガラス・リボンが加熱器112 の下から前進する際に、加熱される線118がガラスの軟化温度範囲以内まで加 熱されるに充分な長さおよび強さを備えるものである。球状端縁116は、切断 装置120により、前進するガラス・リボンの残余の部分から分離される。図1 0、図11、および図12に示す特定の実施例においては、加熱器112より下 流側に取り付けられ且つ加熱された線118に整合された一対の回転ブレード1 22が切断装置120に包含されている。ガラス・リボンGが回転ブレード12 2を経て前進すると、前進するガラス・リボンGの残余の部分から膨らみ縁11 6が切断される。切断された膨らみ縁116を残余のリボンから離してくずガラ ス収集器(図示せず)内に寄せるため、例えばピストン130のアーム128に 取り付けられたホイール126またはばね(図示せず)のような片寄せ装置12 4を回転ブレードの付近且つその下流側に置くこともできる。図10、図11、 および図12に示す本考案の特定の実施例においては、リボンGへ完全に侵徹す るように、ブレード120が重なり合っている。当初に論議した如く、切断の下 流側で破断して残余のガラス・リボンから膨らみ縁を分離できる薄い、未切断の 部分を残して部分的にガラス・リボンへ侵徹するようにブレード120を配設す ることもできる。各々の加熱された線118で概ね垂直位置に向けられた単一ブ レード(図示せず)や切断ワイヤ(図示せず)のような、その他の切断装置を加 熱器112より下流側に位置させてガラスを切断することもできる。
【0045】 さきに論議した、前進するリボンGから膨らみ縁116を切断する技法はまた 、リボンGの長さに沿って、付加的な長手方向の切断を行うためにも利用できる ことを理解すべきである。
【0046】 ここに開示した加熱および切断作業全体を通じ、フロートガラスのリボンおよ び板は、ガラスの大部分が、傷つきその他、その光学的性質に影響することなし にガラスを搬送し且つ操作し得る温度にある場合にのみガラスを取り扱うことに より、それらのフロートガラス光学特性を保持している。要すれば、線加熱およ び切断作業を通じてガラス板を所望の高温に保持するために、付加的な熱源(図 示せず)を用いることもできる。リボンがフロート浴を離れる際にガラス・リボ ンが切断されまたはガラスの板若しくはリボンからガラス部分が切断され、また ガラスの温度がなるべくガラスのなまし点温度より上に保たれれば、曲げおよび /または熱処理に必要なガラスのいかなる再加熱もが、省略されないまでも、大 いに軽減される。前述の如く、ガラス部分は、それがフロート浴を離れる際に、 傷つけに必要な冷却なしでリボンから切断でき、また、在来のガラス成形および 付形作業では一般的とされる、ガラス・リボンをなまし、リボンを大きな素材板 に切断し、素材板を貯蔵し、素材板を再搬送し、素材板から付形物を所望の形状 に切断し、切断された付形物を曲げ、調節またはなまし作業のために再加熱する 付加的な諸段階なしに、その高められた温度で、付加的な加工ステーションに搬 送される。最終的な、切断されたガラス部分は、それがフロートガラス成形作業 の中ですずから始めて取り去られる時に得た、すぐれた光学的特性を保持してい る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のフロートガラス・リボン加熱および切
断設備の好適な実施例の縦断面図。
【図2】本考案の滑りフレームを示す図1のそれと類似
した図。
【図3】図1の線3−3に沿った図。
【図4】本考案の好適な実施例のガラス・リボン切断設
備の拡大断面図。
【図5】本考案の好適な実施例の代替のガラス・リボン
切断設備の拡大断面図。
【図6】本考案の代替の実施例のフロートガラス加熱お
よび切断装置および設備の側断面図。
【図7】本考案の好適な実施例のガラス板加熱および切
断装置の側断面図。
【図8】明確化のため諸部分を取り去った図7の加熱お
よび切断装置の平面図。
【図9】切断器/真空ピックアップの下方の孔を明けた
面を示す図7の線9−9に沿った図。
【図10】明確化のため諸部分を取り去った本考案のガ
ラス板加熱および切断設備を併合したガラス・リボンの
膨らみ縁トリミング装置の平面図。
【図11】明確化のため諸部分を取り去った図10のト
リミング装置に示す設備の正面図。
【図12】ガラス・リボンの縁に沿った二対の加熱器を
示す図11の線12−12に沿った断面図。
【図13】ガラス・リボンを切断する一対の円形切断ブ
レードを示す図11の線13−13に沿った断面図。
【符号の説明】
G ガラス・リボン、ガラス板 14 ロール 18 ガス炉床支持台 26 支持フレーム 28,70 頂部線加熱器 30,84,118 切断線 52,72 底部線加熱器 58,122 ブレード 60 アンビル 82 加熱ステーション 90 切断ステーション 102 真空ピックアップ 112 定置式線加熱器 116 球状端縁 124 片寄せ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 ジェラルド エラスムス カンクル アメリカ合衆国 ペンシルバニア州 ニュ ー ケンシントン,アルゴン ドライブ 227 (72)考案者 デュウイット ウェスリィ ラムプマン アメリカ合衆国 ペンシルバニア州 ギブ ソニア,バッテンキル レーン 2211

Claims (39)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラスを選定された切断線に沿って前記
    ガラスの光学的性質を保持しつつ切断する設備であっ
    て、 前記ガラスを支持する支持面と、 前記ガラスが傷つきまたはその光学的性質に影響を及ぼ
    すことなく取り扱われるに十分な剛性を有する温度で前
    記ガラスを保持する装置と、 前記ガラスの切断線をその軟化温度までまたはそれ以上
    に加熱し、そして前記ガラスの切断線の近傍の部分を少
    なくともほぼ前記ガラスのひずみ点温度まで加熱する加
    熱パターンを設定する装置と、 少なくとも前記ガラスの概ね厚さの部分にブレードを前
    記熱軟化された切断線に沿って突入する装置と、 を包含するガラスを切断する設備。
  2. 【請求項2】 実用新案登録請求の範囲第1項に記載の
    設備において、前記ガラスが前進する連続したガラス・
    リボンであることからなるガラスを切断する設備。
  3. 【請求項3】 実用新案登録請求の範囲第2項に記載の
    設備において、前記ガラスが、少なくともほぼそのひず
    み点温度まで加熱される、前進する連続的なガラス・リ
    ボンであり、更に、前記ガラス・リボンを少なくともほ
    ぼ前記ひずみ点温度に保持する装置を包含するようにし
    たガラスを切断する設備。
  4. 【請求項4】 実用新案登録請求の範囲第3項に記載の
    設備において、前記設定する装置が、前記切断線に沿っ
    て前記ガラス・リボンの主要面の方へ火炎を差し向ける
    少なくとも1つの線加熱器と、前記ガラス・リボンの前
    進方向へ前記線加熱器を前進させる装置とを包含するよ
    うにしたガラスを切断する設備。
  5. 【請求項5】 実用新案登録請求の範囲第4項に記載の
    設備にして、前記ガラス・リボンの前進方向へ前記分割
    装置を移動させる装置を更に包含するガラスを切断する
    設備。
  6. 【請求項6】 実用新案登録請求の範囲第4項に記載の
    設備において、前記線加熱器前進装置が可動支持フレー
    ムを包含し、前記突入装置が前記フレームに取り付けら
    れるようにしたガラスを切断する設備。
  7. 【請求項7】 実用新案登録請求の範囲第4項に記載の
    設備において、前記設定する装置が、前記ガラス・リボ
    ンの上方に位置して前記切断線に沿い前記ガラス・リボ
    ンの上方主要面の方へ火炎を差し向ける頂部線加熱器を
    包含し、前記線加熱器前進装置が頂部線加熱器前進装置
    であり、前記ガラス・リボンの下方に位置して前記の選
    定された切断線に沿い前記ガラス・リボンの下方主要面
    の方へ火炎を差し向ける底部線加熱器を更に包含するよ
    うにしたガラスを切断する設備。
  8. 【請求項8】 実用新案登録請求の範囲第7項に記載の
    設備において、前記頂部加熱器前進装置と前記底部加熱
    器前進装置とが共通の可動支持フレームを包含するよう
    にしたガラスを切断する設備。
  9. 【請求項9】 実用新案登録請求の範囲第8項に記載の
    設備において、前記突入する装置が、前記リボンの主要
    面を間にして位置するブレードとアンビル部材とを包含
    し、前記のブレードとアンビルとが前記の加熱された切
    断線に概ね平行し、前記熱軟化された切断線に沿い前記
    リボンに突入するように前記アンビルと相対的に前記ブ
    レードを移動させて、切断されたガラス部分を形成する
    装置を更に包含するようにしたガラスを切断する設備。
  10. 【請求項10】 実用新案登録請求の範囲第9項に記載
    の設備において、前記移動装置が、前記切断線に沿い前
    記アンビルと相対的に前記ブレードを移動して前記リボ
    ンの厚さの全体に貫通させるようにしたガラスを切断す
    る設備。
  11. 【請求項11】 実用新案登録請求の範囲第8項に記載
    の設備において、前記分割する装置が前記加熱された切
    断線に概ね平行した前記リボンの主要面に相対して位置
    決めされた少なくとも1つのブレード部材を含み、そし
    てさらに、前記ブレード部材を移動して前記切断線に沿
    って前記リボンの厚さの少なくとも一部に突入する装置
    を含むことからなるガラスを切断する設備。
  12. 【請求項12】 実用新案登録請求の範囲第11項に記
    載の設備において、前記分割する装置がそれらの間に前
    記リボンの主要面とともに位置決めされた一対の対応す
    るブレード部材を含み、前記対向するブレードが概ね前
    記加熱された切断線に平行にされ、そしてさらに前記ブ
    レードを互いに対して移動して前記切断線に沿って前記
    リボンの厚さの少なくとも一部に突入する装置を含むこ
    とからなるガラスを切断する設備。
  13. 【請求項13】 実用新案登録請求の範囲第12項に記
    載の設備において、前記移動する装置が前記ブレードを
    移動して前記切断線に沿って前記リボンの全厚さに突入
    させることからなるガラスを切断する設備。
  14. 【請求項14】 実用新案登録請求の範囲第11項に記
    載の設備において、前記突入する装置が、前記の共通の
    可動支持フレームへ取り付けられるようにしたガラスを
    切断する設備。
  15. 【請求項15】 実用新案登録請求の範囲第14項に記
    載の設備にして、前記切断されたガラス部分を前記の残
    余のガラス・リボンから遠方へ移動させる装置を更に包
    含するガラスを切断する設備。
  16. 【請求項16】 実用新案登録請求の範囲第15項に記
    載の設備において、前記支持面がガス炉床台であり、前
    記の切断されたガラス部分の移動装置を得るため前記の
    切断されたガラス部分が前記の残余のガラス・リボンか
    ら遠方へ加速するように、前記突入する装置と相対的に
    やや下方へ前記炉床が傾けられるようにしたガラスを切
    断する設備。
  17. 【請求項17】 実用新案登録請求の範囲第16項に記
    載の設備において、前記非直線状の切断線に沿って熱を
    差し向けるために前記線加熱器が非直線状であるように
    したガラスを切断する設備。
  18. 【請求項18】 実用新案登録請求の範囲第17項に記
    載の設備において、前記の非直線状の線加熱器で加熱さ
    れる前記切断線がガラス部分の輪郭を画定するようにし
    たガラスを切断する設備。
  19. 【請求項19】 実用新案登録請求の範囲第15項に記
    載の設備において、前記支持面が一連のコンベヤローラ
    を含み、そして前記切断ガラス部分の移動装置が前記切
    断ガラス部分の上方に位置決めされた往復真空ピックア
    ップを含み、前記切断ガラス部分に係合しかつそれを前
    記保持するガラス・リボンから離れるよう移動すること
    からなるガラスを切断する設備。
  20. 【請求項20】 実用新案登録請求の範囲第44項に記
    載の設備において、前記ガラスがガラス板であることか
    らなるガラスを切断する設備。
  21. 【請求項21】 実用新案登録請求の範囲第20項に記
    載の設備において、前記ガラス板が、少なくとも前記ガ
    ラスのひずみ点温度まで加熱され、更に、前記ガラス板
    を少なくともほぼ前記ひずみ点温度に保持する装置を包
    含するようにしたガラスを切断する設備。
  22. 【請求項22】 実用新案登録請求の範囲第21項に記
    載の設備において、前記設定する装置が、前記切断線に
    沿って前記ガラス板の主要面の方へ熱を差し向ける少な
    くとも1つの線加熱器を包含するようにしたガラスを切
    断する設備。
  23. 【請求項23】 実用新案登録請求の範囲第20項に記
    載の設備において、前記設定する装置が、前記ガラス板
    の上方に位置して選定された切断線に沿い前記ガラス・
    リボンの底面の方へ火炎を差し向ける頂部線加熱器と、
    前記ガラス板の下方に位置して前記の選定された切断線
    に沿い前記ガラス・リボンの底面の方へ火炎を差し向け
    る底部線加熱器とを包含するようにしたガラスを切断す
    る設備。
  24. 【請求項24】 実用新案登録請求の範囲第23項に記
    載の設備において、前記突入する装置がそれらの間に前
    記ガラス板の主要面とともに位置決めされたブレードお
    よびアンビル部材を含み、前記ブレードとアンビルが前
    記加熱された切断線に概ね平行にされ、そして前記ブレ
    ードを前記熱軟化されたアンビルに対して相対的に前記
    ブレードを移動して前記切断線に沿って前記ガラス板に
    突入して前記ガラス板を前記切断線に沿って突入させ前
    記ガラス板の切断部分を形成することからなるガラスを
    切断する設備。
  25. 【請求項25】 実用新案登録請求の範囲第24項に記
    載の設備において、移動する装置が前記ブレードを前記
    アンビルに対して移動し、前記切断線に沿って前記板ガ
    ラスの全厚さに突入することからなるガラスを切断する
    設備。
  26. 【請求項26】 実用新案登録請求の範囲第23項に記
    載の設備において、前記分割する装置が前記加熱された
    切断線に対して概ね平行である前記ガラス板の主要面に
    相対して位置決めされた少なくとも1つのブレード部
    材、および前記ブレード部材を移動して前記ガラス板の
    厚さの少なくとも一部分に前記切断線に沿って突入させ
    ることからなるガラスを切断する設備。
  27. 【請求項27】 実用新案登録請求の範囲第26項に記
    載の設備において、前記分割装置が、一対の対向するブ
    レード部材をこれらの間に位置決めされたガラス板の主
    要面と共に位置されて包含し、前記対向するブレードが
    前記加熱された切断線に概ね平行し、そしてさらに、前
    記切断線に沿い前記ガラス板の厚さの少なくとも一部に
    突入するように互いに相対的に前記ブレードを移動させ
    る装置を包含するようにしたガラスを切断する設備。
  28. 【請求項28】 実用新案登録請求の範囲第27項に記
    載の設備において、前記移動装置が、前記切断線に沿い
    前記ブレードを移動して前記板の厚さの全体に貫通させ
    るようにしたガラスを切断する設備。
  29. 【請求項29】 実用新案登録請求の範囲第26項に記
    載の設備にして、前記ガラス板の前記の切断された部分
    を前記ガラス板の残余の部分から遠方へ移動させる装置
    を更に包含するガラスを切断する設備。
  30. 【請求項30】 実用新案登録請求の範囲第29項に記
    載の設備において、前記切断された部分の移動装置が、
    前記ガラス板の前記の切断された部分の上方に位置して
    前記の切断された部分と係合し前記の切断された部分を
    前記ガラス板の前記の残余の部分から遠方へ移動させる
    往復動真空ピックアップを包含するようにしたガラスを
    切断する設備。
  31. 【請求項31】 実用新案登録請求の範囲第30項に記
    載の設備にして、前記加熱されたガラス板を前記加熱装
    置から前記切断装置へ前進させる装置を更に包含するガ
    ラスを切断する設備。
  32. 【請求項32】 実用新案登録請求の範囲第30項に記
    載の設備において、非直線状の切断線に沿って熱を差し
    向けるために前記線加熱器が非直線状であるようにした
    ガラスを切断する設備。
  33. 【請求項33】 実用新案登録請求の範囲第30項に記
    載の設備において、前記の非直線状の線加熱器で加熱さ
    れる前記切断線がガラス部分の輪郭を画定するようにし
    たガラスを切断する設備。
  34. 【請求項34】 実用新案登録請求の範囲第3項に記載
    の設備において、前記設定する装置が、前記前進するリ
    ボンの長手方向の縁の内包の前記切断線に沿って前記ガ
    ラス・リボンの主要面の方へ熱を差し向ける少なくとも
    1つの定置線加熱器を包含するようにしたガラスを切断
    する設備。
  35. 【請求項35】 実用新案登録請求の範囲第3項に記載
    の設備において、前記設定する装置が、前記ガラス・リ
    ボンの上方に位置して前記切断線に沿い前記ガラス・リ
    ボンの上方主要面の方へ火炎を差し向ける定置式頂部線
    加熱器と、前記ガラス・リボンの下方に位置して前記の
    選定された切断線に沿い前記ガラス・リボンの下方主要
    面の方へ火炎を差し向ける定置式底部線加熱器とを包含
    し、前記リボン上の前記切断線が前記加熱器間を前進す
    るようにしたガラスを切断する設備。
  36. 【請求項36】 実用新案登録請求の範囲第35項に記
    載の設備において、前記突入する装置が、前記加熱され
    た切断線に沿い前記加熱器の下流に位置するブレードを
    包含し、前記ブレードが前記熱軟化された切断線に沿い
    前記リボンに突入して主ガラス・リボンと縁リボン部分
    とを形成するようにしたガラスを切断する設備。
  37. 【請求項37】 実用新案登録請求の範囲第35項に記
    載の設備において、前記突入する装置が、前記切断線の
    各々に沿い前記加熱器の下流に整合された一対の円形ブ
    レードを包含し、前記ブレードが前記リボンの進行方向
    を概ね横切る軸線の回りに回転し、そこで前記リボン上
    の前記切断線が前記ブレード間を前進して前記リボンに
    突入し、主ガラス・リボン部分と縁リボン部分とを形成
    するようにしたガラスを切断する設備。
  38. 【請求項38】 実用新案登録請求の範囲第37項に記
    載の設備において、前記リボンが前記ブレード間を通過
    する間に前記一対のブレードが前記前進するリボンを完
    全に貫通して、前記主ガラス・リボン部分および縁のリ
    ボン部分を形成するようにしたガラスを切断する設備。
  39. 【請求項39】 実用新案登録請求の範囲第38項に記
    載の設備にして、前記縁部分を前記主部分から遠方へ片
    寄せる装置を更に包含するガラスを切断する設備。
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