JPH0625229A - 新規なイミダゾール誘導体 - Google Patents

新規なイミダゾール誘導体

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JPH0625229A
JPH0625229A JP7079393A JP7079393A JPH0625229A JP H0625229 A JPH0625229 A JP H0625229A JP 7079393 A JP7079393 A JP 7079393A JP 7079393 A JP7079393 A JP 7079393A JP H0625229 A JPH0625229 A JP H0625229A
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JP
Japan
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methyl
butyl
tetrazol
nmr
title compound
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Pending
Application number
JP7079393A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Kato
晋 加藤
Takeshi Noda
毅 野田
Hideyuki Tono
英之 戸野
Saizo Shibata
才三 柴田
Tokuo Yamaki
得生 山木
Itsuro Uchida
逸郎 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Tobacco Inc
Original Assignee
Japan Tobacco Inc
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Publication date
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Publication of JPH0625229A publication Critical patent/JPH0625229A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 〔式中、R1 は低級アルキル基を示し、R2 は水素原
子、ハロゲン原子又はニトロ基を示し、R3 は低級アル
キル基、(置換)アリール基又は(置換)ヘテロアリー
ル基を示し、R4 、R5 及びR7 は水素原子、水酸基、
ハロゲン原子、ヒドロキシメチル基、カルボキシル基、
テトラゾール−5−イル等を示し、Aはカルボニル基又
はメチレン基を示し、Bはたとえばメチレン基を示し、
nは1乃至2の整数を示す〕で表されるイミダゾール誘
導体及びその薬学的に許容される塩、ならびに当該化合
物を含む治療薬。 【効果】上記イミダゾール誘導体は、強力なアンジオテ
ンシンII受容体拮抗作用を示し、高血圧の治療、うっ血
性心不全の治療及び高眼内圧の治療等に用いることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアンジオテンシンII受容
体拮抗作用を有する新規なイミダゾール誘導体に関する
ものであり、高血圧の治療、うっ血性心不全の治療及び
高眼内圧の治療等の医薬分野で利用される。
【0002】
【従来の技術】レニン−アンジオテンシン系(RA系)
は、血圧と体液を調節する重要な昇圧活性物質産生系の
一つである。その物質産生形態及び作用としては、血漿
中に存在するアンジオテンシノーゲンが、主に腎臓から
分泌されるタンパク質分解酵素であるレニンによって分
解されアンジオテンシンIに変換される。更にアンジオ
テンシンIは、肺、腎臓及び他の器官の血管内皮細胞に
局在するアンジオテンシン変換酵素(ACE)によりア
ンジオテンシンII(AII)に変換される。このAIIは細
胞膜上に存在する特異的レセプターと相互作用し、強力
な血管収縮作用を引き起こし血圧を上昇させるとともに
副腎皮質ホルモンの一種であるアルドストロンの分泌を
促進する。このRA系の不適当な活性が本態性高血圧、
うっ血性心不全及びある種の腎臓病にて鍵となる因子で
あることは明らかであり、RA系の抑制剤がこれら疾病
の治療薬となり得る。実際、カプトプリルのようなAC
E阻害剤によって本RA系を妨害することが高血圧及び
うっ血性心不全の治療にて臨床上有用であることが証明
されている。アブラムス.ダブリュー.ビー.ら(Abra
ms.W.B. et al.)フェデレーションプロシーディングス
(Federation Proc. )43,1314(1984).ま
た南アフリカ共和国特許出願番号87/01653号に
は、AII拮抗剤が高眼内圧を減少させ緑内障治療薬とし
て有用であることも記載されている。RA系を最も直接
的に抑制する方法は受容体でのAII作用を阻害すること
である。AII受容体拮抗剤としては、サララシン(SARA
LASIN )等のペプチド系の薬剤が知られているが、経口
投与ができないという難点があり、持続性が短く、また
部分アンジオテンシン作動作用をもち低レニン性高血圧
に対してはかえって昇圧反応を発現するという問題点も
あげられた。そこで近年、アンジオテンシン作動作用を
欠き、かつ経口活性を有する非ペプチド系AII受容体拮
抗薬の研究が進められている。すなわち特開昭56−7
1073号公報、特開昭56−71074号公報、特開
昭63−23868号公報にはイミダゾール誘導体が、
特開平3−95181号公報、特開平3−188076
号公報にはイミダゾ〔4,5−b〕ピリジン誘導体が、
特開平3−115271号公報にはキナゾリン誘導体
が、特開平3−218371号公報にはピラゾール誘導
体が、特開平3−223284号公報にはキサンチン誘
導体が開示されている。さらに特開平3−115268
号公報には3−イミダゾプロペン酸誘導体が、特開平3
−151379号公報には[(テトラゾリル)アルケニ
ル]イミダゾール誘導体が開示されている。しかしなが
ら、[[(テトラゾール−5−イル)アミノ]メチル]
イミダゾール誘導体やN−(テトラゾール−5−イル)
イミダゾールカルボキサミド誘導体が、AII受容体拮抗
作用を有することは全く知られていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明者らは、
前述の知見に基づき、AII受容体拮抗作用の増強をはか
り、経口投与を可能にし、その使用性を上げるための化
合物を見出すべく鋭意研究を重ねた結果、前記一般式
〔I〕で示される新規なイミダゾール誘導体が、AII受
容体に強力な拮抗作用を有することを見出し、本発明を
完成した。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、下記一
般式〔I〕
【化3】 〔式中、R1 は低級アルキル基を示し、R2 は水素原
子、ハロゲン原子又はニトロ基を示し、R3 は低級アル
キル基、置換されてもよいアリール基又は置換されても
よいヘテロアリール基を示し、R4 、R5 及びR7 は同
一又は異なって水素原子、水酸基、ハロゲン原子、ヒド
ロキシメチル基、ホルミル基、カルボキシル基、低級ア
ルコキシ基、低級アルコキシカルボニル基、テトラゾー
ル−5−イル、カルバモイル基又は
【化4】 を示し、Aはカルボニル基又はメチレン基を示し、Bは
カルボニル基又は−(CH2m CHR6 −を示し(こ
こでR6 は水素原子、低級アルキル基又は置換されても
良いアリ−ル基を示し、mは0乃至2の整数を示す)、
nは1乃至2の整数を示す〕で表される新規なイミダゾ
ール誘導体を提供することを目的とするものであり、ま
た本発明の他の目的は上記新規なイミダゾール誘導体
〔I〕を有効成分として含有するアンジオテンシンII受
容体拮抗薬として有用な医薬組成物を提供することであ
る。
【0005】なお、本明細書において使用する各種置換
基の定義は以下の通りである。「低級アルキル基」とは
炭素数1乃至5の直鎖または分枝状の炭化水素鎖を意味
し、具体的にはメチル基、エチル基、n−プロピル基、
イソプロピル基、n−ブチル基、sec-ブチル基、t
ert-ブチル基、イソブチル基、n−ペンチル基、s
ec−ペンチル基、tert−ペンチル基、ネオペンチ
ル基、イソペンチル基等である。「ハロゲン原子」とは
フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子である。
「低級アルコキシ基」とはメトキシ基、エトキシ基、プ
ロポキシ基、イソプロポキシ基、n−ブトキシ基、se
c-ブトキシ基、tert-ブトキシ基等である。「低級
アルコキシカルボニル基」とはメトキシカルボニル基、
エトキシカルボニル基、プロポキシカルボニル基、イソ
プロポキシカルボニル基、n−ブトキシカルボニル基、
sec-ブトキシカルボニル基、tert-ブトキシカル
ボニル基等である。
【0006】「置換されてもよいアリール基」とは複数
個のハロゲン原子で置換されてもよい低級アルキル基、
ハロゲン原子、低級アルコキシ基、水酸基、ニトロ基、
アミノ基、ジ低級アルキルアミノ基、アセチル、プロピ
オニル、ブチリル、ベンゾイル等のアシル基等から選ば
れる同一又は異なってもよい置換基を1乃至3個有して
もよいフェニル基、ビフェニル基又はナフチル基等であ
る。「置換されてもよいヘテロアリール基」とは複数個
のハロゲン原子で置換されてもよい低級アルキル基、ハ
ロゲン原子、低級アルコキシ基、水酸基、ニトロ基、ア
ミノ基、ジ低級アルキルアミノ基、アセチル、プロピオ
ニル、ブチリル、ベンゾイル等のアシル基、チオフェ
ン、ピロール、フラン等のヘテロアリール基等から選ば
れる同一又は異なってもよい置換基を1乃至3個有して
もよいピロール環、チオフェン環、フラン環、イミダゾ
ール環、ピラゾール環、チアゾール環、オキサゾール
環、ピリジン環、ピラジン環、ピリミジン環、インドー
ル環、キノリン環、イソキノリン環、チアナフテン環又
はチオフテン環等からなる基である。
【0007】本発明に係る一般式〔I〕で示される新規
なイミダゾール誘導体は、例えば下記に示す反応工程に
従い製造することができる。以下、フローを示し、更に
詳細に説明する。
【化5】
【0008】製造方法1(化合物〔Ia〕(I;A=−
CH2 −の場合)の製造) 反応(A) 出発物質である化合物〔1〕(R1 、R2 、R4 、R
5 、R7 及びnは前述の通りである)はJ. Med. Chem.,
1991,34,1514.、特開昭63-23868号公報、特開平3-11527
8 号公報に記載されるが如く、それ自体公知であるか、
又はこれらに記載される方法に準拠して、もしくはその
変法を用いて合成する事ができる。化合物〔1〕を塩化
チオニルのごときハロゲン化剤と反応させるか、又はピ
リジン、N−メチルモルホリン、トリエチルアミン等の
塩基の存在下に塩化トリフルオロメタンスルホニル、塩
化メタンスルホニル、塩化トルエンスルホニル等と反応
させ、化合物〔3〕(R1 、R2 、R4 、R5 、R7
びnは前述の通りであり、Xはクロル原子、ブロム原
子、トリフルオロメタンスルホニルオキシ、メタンスル
ホニルオキシ、トルエンスルホニルオキシ等、適当な脱
離基を表す)を得る。
【0009】反応(B) 化合物〔3〕と化合物〔4〕(R3 及びBは前述のとお
りである)とをピリジン、N−メチルモルホリン、トリ
エチルアミン、水素化ナトリウム、ナトリウムメトキシ
ド、ナトリウムエトキシド、カリウム tert−ブト
キシド、苛性ソーダ、重曹、炭酸ソーダ等の塩基の存在
下にそれ自体反応を阻害しない溶媒中、例えばベンゼ
ン、トルエン、塩化メチレン、クロロホルム、エーテ
ル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、アセトニトリ
ル、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシドのよ
うな非プロトン性溶媒中、水、メタノール、エタノール
等のプロトン性溶媒中、もしくはこれらの混合溶媒中で
冷却下ないし加温下に反応せしめ最終目的化合物〔I
a〕を得ることが出来る。用いる化合物〔4〕はBが−
CO−である場合には、対応する酸クロリド(R3 −C
OCl)と5−アミノテトラゾールとをピリジン、N−
メチルモルホリン、トリエチルアミン、苛性ソーダ、重
曹、炭酸ソーダ等の塩基の存在下にベンゼン、トルエ
ン、塩化メチレン、クロロホルム、エーテル、ジオキサ
ン、テトラヒドロフラン、アセトニトリル、ジメチルホ
ルムアミド、ジメチルスルホキシドのような非プロトン
性溶媒中、メタノール、エタノール、水等のプロトン性
溶媒中、もしくはこれらの混合溶媒中で冷却下ないし室
温で反応し調製することができる。また、Bが−(CH
2m CHR6 −(R6 、mは前述の通りである)であ
る化合物〔4〕は、5−アミノテトラゾールと対応する
アルデヒド又はケトン(m=0のときはR3 −CO−R
6 、m=1又は2のときはR3 −CHR6 −CHO又は
3 −CHR6 CH2 −CHO)からOrg.Synth.61,14
(1982).に記載される方法を用いて、もしくはその他の
汎用される方法を用いてイミンを生成せしめ、これを還
元する事によって得る事ができる。還元はパラジウム触
媒、ニッケル触媒、白金触媒等の存在下、好ましくはパ
ラジウム炭素を触媒に用いて1乃至10気圧の範囲内
で、好ましくは1乃至3気圧の範囲内で酢酸、塩酸等の
存在下、もしくは非存在下にそれ自体反応を阻害しない
溶媒中好ましくはメタノール、エタノールのごときアル
コール性溶媒中で行う事ができる。また、イミンの還元
はハイドライド系還元剤、好ましくは水素化ホウ素ナト
リウム、シアノ水素化ホウ素ナトリウム(ボラン−t−
ブチルアミン錯体)を用いてメタノール、エタノールの
ようなアルコール性溶媒中、もしくはテトラヒドロフラ
ンのような非プロトン性溶媒中、酢酸、トリフルオロ酢
酸、塩酸の存在下もしくは非存在下に冷却下乃至加温下
に行う事もできる。上記のイミンの生成とその還元は、
同一の溶媒中で連続的に行う事が一般的であり、良好な
結果を与える場合が多いが、生成するイミンを取り出
し、別の溶媒中で還元を行う事もできる。
【0010】製造方法2(化合物〔Ia〕(I;A=−
CH2 −の場合)の製造) 反応(C) 出発物質である化合物〔2〕(R1 、R2 、R4 、R
5 、R7 及びnは前述の通りである)はJ. Med. Chem.,
1991,34,1514. 、特開平3-115278号公報に記載されるが
如く、それ自体公知であるか、又はこれらに記載される
方法に準拠して、もしくはその変法を用いて合成する事
ができる。化合物〔2〕と5−アミノテトラゾールとを
上述した化合物〔4〕[但し、B=−(CH2m CH
6 −]の製造法を準用して還元的に結合せしめ化合物
〔5〕を得る。
【0011】反応(D) 化合物〔5〕と化合物〔6〕(R3 、B、Xは前述の通
りである)をピリジン、N−メチルモルホリン、トリエ
チルアミン、水素化ナトリウム、苛性ソーダ、重曹、炭
酸ソーダ等の塩基の存在下にベンゼン、トルエン、塩化
メチレン、クロロホルム、エーテル、ジオキサン、テト
ラヒドロフラン、アセトニトリル、ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルスルホキシドのような非プロトン性溶媒、
メタノール、エタノール等のアルコ−ル性溶媒、もしく
はこれらの混合溶媒中で反応せしめ製造することが出来
る。上述した2つの方法による化合物〔Ia〕の製造に
於いては、テトラゾール環上の窒素原子の反応を防ぐた
めに化合物〔4〕若しくは化合物〔5〕に塩化トリチ
ル、塩化ベンジルオキシメチル等をピリジン、トリエチ
ルアミン、N−メチルモルホリン、炭酸ナトリウム、炭
酸カリウム、水酸化ナトリウムのごとき塩基の存在下に
作用させテトラゾール環上の窒素原子を保護した後に反
応を行うほうが好ましい結果を与える場合が多く、この
場合はカップリング反応後にテトラゾール環上の保護基
を除去する事によって目的とする化合物〔Ia〕を得る
事ができる。
【0012】製造方法3(化合物〔Ib〕(A=−CO
−の場合)の製造) 反応(E) 化合物〔2〕を、例えば、Org. Synth. coll. vol.4,
p.493 (1963) に記載されるが如く、酸化銀によって、
又は亜塩素酸塩によって、又は空気によって、又はその
他の通常用いるアルデヒドからカルボン酸への酸化法を
準用して化合物〔7〕(R1 、R2 、R4 、R5 、R7
及びnは前述の通りである)へ変換する。反応は基本的
には水中で行う事ができるが、化合物の溶解性を上げる
ためにアルコール類、テトラヒドロフラン、ジオキサン
のような共溶媒を加えるとより好ましい結果を与える場
合がある。
【0013】反応(F) 化合物〔7〕と化合物〔4〕とを一般的に広く用いられ
るカルボン酸のアミド化法を準用してカップリングせし
め化合物〔Ib〕を製造することが出来る。例えば化合
物〔7〕をメチル、エチル等の低級アルキルエステルへ
導きこれと化合物〔4〕を室温乃至加温下に塩基の存在
下もしくは非存在下に反応を阻害しない溶媒中で好まし
くはアルコール性の溶媒中で反応させるか、化合物
〔7〕をチオニルクロリド等で酸クロリドへ変換し、塩
基の存在下、もしくは非存在下に、好ましくはトリエチ
ルアミン、N−メチルモルホリン、炭酸水素塩、炭酸塩
のような塩基の存在下にそれ自体反応を阻害しない溶媒
中、好ましくはテトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメ
チルホルムアミドのような非プロトン性の溶媒中で、冷
却下乃至加温下に、特に好ましくは冷却下に化合物
〔4〕と反応させるか、又は化合物〔7〕をN−ヒドロ
キシスクシンイミド、p−ニトロフェノール等で活性エ
ステルへ誘導し、これと化合物〔4〕を反応させるか、
または化合物〔7〕をカルボニルジイミダゾール等によ
って活性N−アシル化合物へ変換しこれと化合物〔4〕
を反応させるか、1−ヒドロキシベンゾトリアゾールの
存在下にもしくは非存在下にジシクロヘキシルカルボジ
イミド等によって化合物〔7〕と化合物〔4〕をカップ
リングさせる等の方法を用いる事ができる。但し化合物
〔7〕と化合物〔4〕の縮合反応は、上記の方法に限ら
れるものではなく、アミド結合、ペプチド結合形成反応
として知られる数多くの手法を準用する事が可能であ
る。
【0014】製造方法4(化合物〔Ib〕(I;A=−
CO−の場合)の製造) 反応(G) 反応(E)で製造した化合物〔7〕と5−アミノテトラ
ゾールとを前述した化合物〔7〕と化合物〔4〕との反
応と同様の反応操作を準用して化合物〔8〕(R1 、R
2 、R4 、R5 、R7 及びnは前述の通りである)を得
ることができる。
【0015】反応(H) 化合物〔8〕と化合物〔6〕とをピリジン、トリエチル
アミン、N−メチルモルホリン、炭酸ナトリウム、炭酸
カリウム、水素化ナトリウム、水酸化ナトリウムのよう
な塩基の存在下にそれ自体反応を阻害しない溶媒中例え
ばベンゼン、トルエン、塩化メチレン、クロロホルム、
エーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、アセトニ
トリル、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド
のような非プロトン性溶媒、メタノール、エタノール等
のアルコ−ル性溶媒、もしくはこれらの混合溶媒中で冷
却下ないし加熱下に反応し、得ることが出来る。上記の
化合物〔8〕と化合物〔6〕との反応においては、テト
ラゾール環上の窒素原子の反応を防ぐために化合物
〔8〕に塩化トリチル、塩化ベンジルオキシメチル等を
トリエチルアミン、N−メチルモルホリン、炭酸ナトリ
ウム、炭酸カリウム、水酸化ナトリウムのごとき塩基の
存在下に作用させテトラゾール環上の窒素原子を保護し
た後に行うほうが好ましい結果を与える場合が多く、こ
の場合はカップリング反応後にテトラゾール環上の保護
基を除去する事によって目的とする化合物〔Ib〕を得
ることができる。但し、上述した製造方法1から4を通
してR4 、R5 又はR7 としてカルボキシル基、ヒドロ
キシメチル基、ホルミル基、テトラゾール−5−イル
基、又は2−(テトラゾール−5−イル)フェニル基を
有している化合物〔I〕については以下の如く処すると
良好な結果を与える場合が多い。即ち、R4 、R5 又は
7 としてカルボキシル基を有している場合には、前述
した方法によってR4 として低級アルコキシカルボニル
基を有する化合物〔I〕を合成し、これを水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム等によってアルカリ加水分解して
製造することができる。R4 、R5又はR7としてヒドロ
キシメチル基を有す場合には、R4 、R5 又はR7 とし
てカルボキシル基又は低級アルコキシカルボニル基を有
す化合物〔I〕をボラン−テトラヒドロフラン錯体や水
素化ホウ素リチウム等を用いて還元することによって製
造することができる。R4 、R5 又はR7 としてホルミ
ル基を有す場合には、対応してカルボキシル基を有す化
合物〔I〕を水素化ジイソブチルアルミニウム等によっ
て部分的に還元するか、または対応してヒドロキシメチ
ル基を有す化合物〔I〕を三酸化硫黄−ピリジン錯体等
によって部分的に酸化することによって製造することが
できる。R4 として、もしくはR4 上にテトラゾール基
を有す化合物〔I〕の製造においては、テトラゾール環
上の窒素原子をトリチル基、ベンジルオキシメチル基等
で保護した出発原料を用い、前述した合成法によって得
られた化合物からこれらの保護基を除去することによっ
て製造するか、又は対応してシアノ基を有する化合物を
製造方法1から4に従って合成しこれをアジ化ナトリウ
ム、アジ化トリアルキルスズ等によって処理し製造する
ことができる。
【0016】このようにして得られた一般式〔I〕で示
される化合物の反応混合物中からの単離、精製は、有機
合成化学の分野で慣用されている任意の手段を用いるこ
とにより実施することができ、例えば、カラムクロマト
グラフィ−、溶媒抽出、再結晶等の方法により単離、精
製することができる。単離、精製は、各反応毎に行って
もよいし、またいくつかの反応終了後に行なってもよ
い。上記一連の化合物は各々その分子中に1個以上の不
斉中心を有する場合があるが、本発明においては、それ
ぞれの不斉中心の立体配置はR、Sのいずれでも、また
それらの混合物であってもよい。そしてそれらは、光学
活性な化合物を出発原料として用いるか、又は得られた
異性体混合物をカラムクロマトグラフィ−、結晶化の方
法により精製することにより得ることができる。
【0017】本発明の化合物を医薬品として用いるに
は、通常、全身的又は局所的に、経口又は非経口で投与
される。投与量は、年齢、体重、症状、治療効果、投与
方法等により異なるが、通常成人一人あたり、一回に1
mg〜100mgの範囲で、1日1回〜数回経口投与される
か、又は成人一人あたり、1回0.2mg〜20mgの範囲
で1日1回〜数回非経口投与される。本発明化合物は、
経口投与のための固体組成物、液体組成物又は非経口投
与のための注射剤、坐剤等の形態で用いられる。経口投
与のための固体組成物には錠剤、丸剤、カプセル剤、散
剤、顆粒剤等が含まれる。このような固体組成物におい
ては、ひとつ又はそれ以上の活性物質が、少なくともひ
とつの不活性な希釈剤と混合して用いられ、必要に応じ
て賦形剤、結合剤、潤滑剤、崩壊剤、溶解補助剤や安定
化剤等を含有してもよい。錠剤又は丸剤は、必要に応じ
胃溶性又は腸溶性物質のフィルムで被膜してもよい。カ
プセル剤にはハ−ドカプセル及びソフトカプセルが含ま
れる。経口投与のための液体組成物としては、溶液剤、
乳濁剤、懸濁剤、シロップ剤、エリキシル剤が含まれ
る。このような液体組成物においては、一般的に用いら
れる不活性な希釈剤が含まれ、それ以外に、湿潤剤、懸
濁剤のような補助剤、甘味剤、風味剤、芳香剤、防腐剤
を含有していてもよい。非経口投与のための注射剤とし
ては、無菌の水性または非水性の溶液剤、懸濁剤、乳濁
剤が含まれる。このような注射剤においては、ひとつ又
はそれ以上の活性物質が、少なくともひとつの不活性な
水性の希釈剤や不活性な非水性の希釈剤と混合して用い
られ、必要に応じて、さらに防腐剤、湿潤剤、乳化剤、
分散剤、安定化剤、溶解補助剤のような補助剤を含有し
ていてもよい。これらは通常、濾過(バクテリア保留フ
ィルタ−等)、殺菌剤の配合又はガンマ−線照射によっ
て無菌化されるか、又はこれらの処理をした後、凍結乾
燥等の方法により固体組成物とし、使用直前に無菌水、
又は無菌の注射用希釈剤を加えて使用される。
【0018】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を更に具体的に
説明する。なお、実施例中で使用した略号は以下の意味
を表わす。 DMSO ジメチルスルホキシド THF テトラヒドロフラン1 H NMR プロトン核磁気共鳴スペクトル 実施例1 N−ベンジル−2−n−ブチル−1−(4−カルボメト
キシフェニル)メチル−N−(1H−テトラゾール−5
−イル)−5−イミダゾールカルボキサミド(化合物
1) (a)2−n−ブチル−1−(4−カルボメトキシフェ
ニル)メチル−5−イミダゾールカルボン酸 J.Med.Chem.,1991,34,1514. 記載の方法により合成した
2−n−ブチル−1−(4ーカルボメトキシフェニル)
メチル−5−イミダゾールカルボキシアルデヒド(4.73
g)をt−ブタノール(120 ml)と2−メチル−2−ブテン
(30 ml) の混合溶媒に溶かし、リン酸二水素カリウム
(2.15 g)水溶液(30 ml) へ加えた。その懸濁液に亜塩素
酸ナトリウム(8.28 g)を少しずつ加え、その後2時間攪
拌し、亜塩素酸ナトリウム(8.3 g) を追加してさらに1
時間攪拌した。反応液を減圧濃縮し、飽和食塩水と酢酸
エチルを加えて抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウム
で乾燥し、減圧下溶媒を除去して白色固体を得た。その
白色固体を酢酸エチルで洗浄し、白色粉末を減圧乾燥し
て、標題化合物(3.0 g) を得た。1 H-NMR(CDCl3) δ:0.78(3H, t, J=7.3Hz), 1.18-1.31(2
H, m), 1.51-1.62(2H, m), 2.64(2H, brt, J=7.7Hz),
3.88(3H, s), 7.06(2H, brd, J=8.3Hz), 7.87(1H,s),
7.94(2H, brd, J=8.3Hz), 10.32(1H, brs).
【0019】(b)5−(ベンジルアミノ)テトラゾー
ル 無水5−アミノテトラゾール(10.46 g)、無水トリエチ
ルアミン(15.4 ml)、ベンズアルデヒド(11.2 ml)の無水
メタノール(50 ml)溶液をモレキュラーシーブス3Aに
よって脱水処理をしながら、16時間還流条件にさらし
た。反応溶液を室温に冷やした後、0℃でシアノ水素化
ホウ素ナトリウム(5.0 g) を加えた。その溶液を室温で
16時間攪拌した後、水に注ぎ、大部分のメタノールを
除去するために減圧下濃縮し、1N塩酸水溶液によって
酸性(約pH=5)に調整した。生成した黄色沈澱物を
濾別し、水で洗った後乾燥した。黄色固体をエタノール
から再結晶して標題化合物(5.4 g) を得た。1 H-NMR(CD3OD) δ:4.49(2H, s), 7.23-7.37(5H, m).
【0020】(c)N−ベンジル−2−n−ブチル−1
−(4−カルボメトキシフェニル)メチル−N−(1H
−テトラゾール−5−イル)−5−イミダゾールカルボ
キサミド アルゴン雰囲気下、2−n−ブチル−1−(4−カルボ
メトキシフェニル)メチル−5−イミダゾールカルボン
酸(699.1 mg)のTHF(10 ml) 懸濁液へ1、1’−カル
ボニルジイミダゾール(375 mg)を加え、還流条件下1時
間攪拌した。そこへ5−(ベンジルアミノ)テトラゾー
ル(367 mg)を加え、加熱を続けた。30分後、反応液を
冷却し、水へ注ぎ、1N塩酸水溶液によって酸性(約p
H=4)に調整し、30分攪拌した。黄色沈澱物を濾取
し、水で洗浄した後、減圧下乾燥した。黄色固体を酢酸
エチルから再結晶して標題化合物(397 mg)を得た。 融点 191.4-192.0℃1 H-NMR(CDCl3) δ:0.89(3H, t, J=7.2Hz), 1.28-1.42(2
H,m), 1.63-1.77(2H, m), 2.65(2H, t, J=8.0Hz), 3.89
(3H, s), 5.51(2H, s), 5.65(2H, s), 6.95(2H,brd, J=
6.7Hz), 7.05(2H, brd, J=8.4Hz), 7.19-7.34(3H, m),
7.84(1H, s), 8.01(2H, brd, J=8.4Hz), 10.05(1H, br
s).
【0021】実施例2 N−ベンジル−2−n−ブチル−1−(4−カルボキシ
フェニル)メチル−N−(1H−テトラゾール−5−イ
ル)−5−イミダゾールカルボキサミド(化合物2) 実施例1で得たN−ベンジル−2−n−ブチル−1−
(4−カルボメトキシフェニル)メチル−N−(1H−
テトラゾール−5−イル)−5−イミダゾールカルボキ
サミド(318 mg)をt−ブタノール(12 ml) に溶かし、1
N水酸化ナトリウム水溶液(3.4 ml)を加えた。16時間
攪拌した後、反応溶液を減圧濃縮した。残渣を水(10 m
l) に溶かし、1N塩酸水溶液によって酸性(約pH=
4)に調整し、生成した淡黄色沈澱物を濾取した。淡黄
色固体をエタノールから再結晶して標題化合物(198 mg)
を得た。 融点:207℃(分解)1 H-NMR(DMSO-d6) δ:0.84(3H, t, 7.2Hz), 1.24-1.37(2
H, m), 1.55-1.66(2H, m), 2.66(2H, t, J=7.7Hz), 5.4
2(2H, s), 5.69(2H, s), 7.02-7.12(3H, m), 7.22-7.32
(3H, m), 7.89-7.94(3H, m), 11.26(1H, s), 12.82(1H,
brs).
【0022】実施例3 2−n−ブチル−1−(4−カルボメトキシフェニル)
メチル−N−(1H−テトラゾール−5−イル)−N−
チエニルメチル−5−イミダゾールカルボキサミド(化
合物3) (a)5−[(チエニルメチル)アミノ]テトラゾール 無水5−アミノテトラゾール(11.09 g)、無水トリエチ
ルアミン(17 ml)、2−チオフェンカルボキシアルデヒ
ド(11 ml)の無水メタノール(50 ml)溶液をモレキュラー
シーブス3Aによって脱水処理をしながら、16時間還
流条件にさらした。反応溶液を室温に冷やした後、0℃
でシアノ水素化ホウ素ナトリウム(7.0 g)を加えた。そ
の溶液を室温で14時間攪拌した後、水に注ぎ、大部分
のメタノールを除去するために減圧下濃縮し、1N塩化
水素水溶液によって酸性(約pH=5)に調整した。生
成した黄色沈澱物を濾別し、水で洗った後乾燥した。黄
色固体をエタノールから再結晶して標題化合物(8.03g)
を得た。1 H-NMR(CD3OD) δ:4.67(2H, s), 0.95(1H, dd, J=3.6H
z, 5.1Hz), 7.04(1H, dd,J=1.2Hz, 3.6Hz), 7.27(1H, d
d, J=1.2Hz, 5.1Hz).
【0023】(b)2−n−ブチル−1−(4−カルボ
メトキシフェニル)メチル−N−(1H−テトラゾール
−5−イル)−N−チエニルメチル−5−イミダゾール
カルボキサミド アルゴン雰囲気下、2−n−ブチル−1−(4−カルボ
メトキシフェニル)メチル−5−イミダゾールカルボン
酸(702.4 mg)のTHF(10 ml) 懸濁液へ1、1’−カル
ボニルジイミダゾール(400 mg)を加え、還流条件下1時
間攪拌した。そこへ5−[(チエニルメチル)アミノ]
テトラゾール(388 mg)を加え、加熱を続けた。30分
後、反応液を冷却し、水へ注ぎ、1N塩酸水溶液によっ
て酸性(約pH=4)に調整し、30分攪拌した。黄色
沈澱物を濾取し、水で洗浄した後、減圧下乾燥した。黄
色固体を酢酸エチルから再結晶して標題化合物(394 mg)
を得た。 融点:190.0-191.2℃1 1H-NMR(DMSO-d6) δ:0.83(3H, t, J=7.3Hz), 1.24-1.3
7(2H, m), 1.55-1.66(2H, m), 2.65(2H, t, J=7.6Hz),
3.82(3H, s), 5.65(2H, s), 5.70(2H, s), 6.69-6.93(2
H, m), 7.13(2H, brd, J=8.2Hz), 7.46(1H, dd, J=1.6H
z, 4.8Hz), 7.91(2H, brd, J=8.2Hz), 8.01(1H, s), 1
1.33(1H, brs).
【0024】実施例4 2−n−ブチル−1−(4−カルボキシフェニル)メチ
ル−N−(1H−テトラゾール−5−イル)−N−チエ
ニルメチル−5−イミダゾールカルボキサミド(化合物
4) 実施例3で得た2−n−ブチル−1−(4−カルボメト
キシフェニル)メチル−N−(1H−テトラゾール−5
−イル)−N−チエニルメチル−5−イミダゾールカル
ボキサミド(303 mg)をt−ブタノール(12 ml) に溶か
し、1N水酸化ナトリウム水溶液(3.2 ml)を加えた。1
6時間攪拌した後、反応溶液を減圧濃縮した。残渣を水
(10 ml) に溶かし、1N塩酸水溶液によって酸性(約p
H=4)に調整し、生成した淡黄色沈澱物を濾取した。
淡黄色固体をエタノールから再結晶して標題化合物(279
mg)を得た。 融点:206℃(分解)1 H-NMR(DMSO-d6) δ:0.84(3H, t, J=7Hz), 1.25-1.39(2
H, m), 1.56-1.68(2H, m), 2.66(2H, t, J=8Hz), 5.66
(2H, s), 5.70(2H, s), 6.85-6.94(2H, m), 7.10(2H, b
rd, J=8Hz), 7.43-7.45(1H, m), 7.90(2H, brd, J=8H
z), 8.01(1H, s), 11.34(1H, s), 12.8(1H, brs).
【0025】実施例5 2−n−ブチル−1−(4−カルボメトキシフェニル)
メチル−N−(2−クロロフェニル)メチル−N−(1
H−テトラゾール−5−イル)−5−イミダゾールカル
ボキサミド(化合物5) a)5[(2−クロロフェニルメチル)アミノ]テトラ
ゾール 無水5−アミノテトラゾール(5 g)、無水トリエチルア
ミン(6.8 ml) 、2−クロロベンズアルデヒド(5.5 ml)
の無水メタノール(50 ml) 溶液をモレキュラーシーブス
3Aによって脱水処理をしながら、5時間還流条件にさ
らした。反応溶液を室温に冷やした後、0℃でシアノ水
素化ホウ素ナトリウム(2.2 g) を加えた。その溶液を室
温で16時間攪拌した後、水に注ぎ、大部分のメタノー
ルを除去するために減圧下濃縮し、1N塩酸水溶液によ
って酸性(約pH=4)に調整した。生成した白色沈澱
物を濾別し、水で洗った後乾燥した。白色固体をエタノ
ールから再結晶して標題化合物(4.2 g)を得た。1 H-NMR(CD3OD) δ:4.64(2H, s), 7.29-7.48(4H, m).
【0026】b)2−n−ブチル−1−(4−カルボメ
トキシフェニル)メチル−N−(2−クロロフェニル)
メチル−N−(1H−テトラゾール−5−イル)−5−
イミダゾールカルボキサミド 窒素雰囲気下、2−n−ブチル−1−(4−カルボメト
キシフェニル)メチル−5−イミダゾールカルボン酸(5
00 mg)のTHF(10 ml) 懸濁液へ1、1’−カルボニル
ジイミダゾール(280 mg)を加え、還流条件下4時間攪拌
した。そこへ5−[(2−クロロフェニルメチル)アミ
ノ]テトラゾール(340 mg)を加え、加熱を続けた。4時
間後、反応液を冷却し、水へ注ぎ、1N塩酸水溶液によ
って酸性(約pH=4)に調整し、30分攪拌した。沈
澱物を濾取し、水で洗浄した後、減圧下乾燥した。固体
を酢酸エチルから再結晶して標題化合物(64 mg)を得
た。 融点 143.3-143.9℃1 H-NMR(DMSO-d6)δ:0.82(3H, t, J=7.3Hz), 1.22-1.36
(2H,m), 1.52-1.64(2H, m), 2.67(2H, t, J=7.5Hz), 3.
79(3H, s), 5.37(2H, s), 5.68(2H, s), 7.12(2H,brd,
J=8.1Hz), 7.22-7.48(4H, m), 7.89(2H, brd, J=8.1H
z), 7.96(1H, s), 11.37(1H, brs).
【0027】実施例6 2−n−ブチル−1−(4−カルボキシフェニル)メチ
ル−N−(2−クロロフェニル)メチル−N−(1H−
テトラゾール−5−イル)−5−イミダゾールカルボキ
サミド(化合物6) 実施例5で得た2−n−ブチル−1−(4−カルボメト
キシフェニル)メチル−N−(2−クロロフェニル)メ
チル−N−(1H−テトラゾール−5−イル)−5−イ
ミダゾールカルボキサミド(400 mg)をt−ブタノール(1
0 ml)に溶かし、1N水酸化ナトリウム水溶液(4 ml)を
加えた。16時間攪拌した後、反応溶液を減圧濃縮し
た。残渣を水(10 ml) に溶かし、1N塩酸水溶液によっ
て酸性(約pH=4)に調整し、生成した沈澱物を濾取
した。得られた固体をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(クロロホルム:メタノール:酢酸=100:5:
1)にて精製し標題化合物(131 mg)を得た。 融点:206℃(分解)1 H-NMR(DMSO-d6) δ:0.82(3H, t, J=7.2Hz), 1.22-1.36
(2H, m), 1.51-1.64(2H,m), 2.68(2H, t, J=7.5Hz), 5.
46(2H, s), 5.69(2H, s), 7.11(2H, brd, J=8.1Hz), 7.
21-7.48(4H, m), 7.89(2H, brd, J=8.4Hz), 7.99(1H,
s), 11.41(1H, brs).
【0028】実施例7 2−n−ブチル−1−(4−カルボメトキシフェニル)
メチル−N−(2−ナフチルメチル)−N−(1H−テ
トラゾール−5−イル)−5−イミダゾールカルボキサ
ミド(化合物7) (a)5−[(2−ナフチルメチル)アミノ]テトラゾ
ール 5−アミノテトラゾール(5 g)、無水トリエチルアミン
(6.8 ml) 、2−ナフトアルデヒド(7.6 g)の無水メタノ
ール(50 ml)溶液をモレキュラーシーブス3Aによって
脱水処理をしながら、5時間還流条件にさらした。反応
溶液を室温に冷やした後、0℃でシアノ水素化ホウ素ナ
トリウム(2.2 g) を加えた。その溶液を室温で16時間
攪拌した後、水に注ぎ、大部分のメタノールを除去する
ために減圧下濃縮し、1N塩化水素水溶液によって酸性
(約pH=4)に調整した。生成した黄色沈澱物を濾別
し、水で洗った後乾燥した。黄色固体をエタノールから
再結晶して標題化合物(3.1 g)を得た。1 H-NMR(CD3OD) δ:4.69(2H, s), 7.45-7.90(7H, m).
【0029】(b)2−n−ブチル−1−(4−カルボ
メトキシフェニル)メチル−N−(2−ナフチルメチ
ル)−N−(1H−テトラゾール−5−イル)−5−イ
ミダゾールカルボキサミド 窒素雰囲気下、2−n−ブチル−1−(4−カルボメト
キシフェニル)メチル−5−イミダゾールカルボン酸(5
00 mg)のTHF(10 ml) 懸濁液へ1、1’−カルボニル
ジイミダゾール(280 mg)を加え、還流条件下4時間攪拌
した。そこへ5−[(2−ナフチルメチル)アミノ]テ
トラゾール(400 mg)を加え、加熱を続けた。3時間後、
反応液を冷却し、水へ注ぎ、1N塩酸水溶液によって酸
性(約pH=4)に調整し、30分攪拌した。黄色沈澱
物を濾取し、水で洗浄した後、減圧下乾燥した。黄色固
体を酢酸エチルから再結晶して標題化合物(484 mg)を得
た。 融点:206℃(分解)1 1H-NMR(CDCl3) δ:0.88(3H, t, J=7.3Hz), 1.27-1.41
(2H, m), 1.58-1.79(2H,m), 2.64(2H, t, J=7.7Hz), 3.
86(3H, s), 5.65(4H, br), 7.02-7.12(3H, m), 7.42-7.
53(3H, m), 7.60-7.82(4H, m), 8.00(2H, brd, J=8.3H
z).
【0030】実施例8 2−n−ブチル−1−(4−カルボキシフェニル)メチ
ル−N−(2−ナフチルメチル)−N−(1H−テトラ
ゾール−5−イル)−5−イミダゾールカルボキサミド
(化合物8) 実施例7で得た2−n−ブチル−1−(4−カルボメト
キシフェニル)メチル−N−(2−ナフチルメチル)−
N−(1H−テトラゾール−5−イル)−5−イミダゾ
ールカルボキサミド(280 mg)をt−ブタノール(5 ml)に
溶かし、1N水酸化ナトリウム水溶液(2.7 ml)を加え
た。16時間攪拌した後、反応溶液を減圧濃縮した。残
渣を水(10 ml) に溶かし、1N塩酸水溶液によって酸性
(約pH=4)に調整し、生成した淡黄色沈澱物を濾取
した。淡黄色固体をエタノールから再結晶して標題化合
物(153 mg)を得た。 融点:219℃(分解)1 H-NMR(DMSO-d6) δ:0.81(3H, t, J=7.3Hz), 1.21-1.34
(2H, m), 1.50-1.62(2H,m), 2.64(2H, t, J=8.0Hz), 5.
60(2H, s), 5.66(2H, s), 7.10(2H, brd, J=8.3Hz), 7.
21(1H, dd, J=1.5Hz, 8.5Hz), 7.47-7.56(2H, m), 7.64
(1H, s), 7.73-7.92(6H, m), 11.24(1H, brs), 12.88(1
H, brs).
【0031】実施例9 2−n−ブチル−1−(4−カルボキシフェニル)メチ
ル−N−(3−クロロフェニル)メチル−N−(1H−
テトラゾ−ル−5−イル)−5−イミダゾ−ルカルボキ
サミド (a) 5−[[(3−クロロフェニル)メチル]アミ
ノ]テトラゾ−ル 実施例1(b)記載の方法により、無水5−アミノテト
ラゾ−ル (5 g)、3−クロロベンズアルデヒド (5.5 m
l)から標題化合物 (1 g)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 4.40 (2H, d, J = 6.3 Hz), 7.22
-7.43 (4H, m), 7.58 (1H, brt, J = 6.3 Hz), 11.6 (1
H, brs).
【0032】(b) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボメトキシフェニル)メチル−N−(3−クロロフェニ
ル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−
5−イミダゾ−ルカルボキサミド アルゴン雰囲気下、2−n−ブチル−1−(4−カルボ
メトキシフェニル)メチル−5−イミダゾ−ルカルボン
酸(300 mg)のTHF(5 ml) 懸濁液へ、1,1’−カル
ボニルジイミダゾ−ル(170 mg)を加え、1時間還流した
のち、5−[(3−クロロフェニル)メチル]アミノテ
トラゾ−ル(240 mg)を加え、終夜還流攪拌した。減圧
下、THFを除去し、水を加え、1N−塩酸によって酸
性(約pH=3)に調整し、30分攪拌した。析出固体
を濾取し、水、エ−テルで洗浄した後、減圧下乾燥し
た。析出固体をエタノ−ルから再結晶して標題化合物(5
00 mg)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.81 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.18
-1.38 (2H, m), 1.47-1.65 (2H, m), 2.65 (2H, t, J =
7.5 Hz), 3.81 (3H, s), 5.40 (2H, s), 5.67 (2H,
s), 7.05 (1H, brd, J = 7.3 Hz), 7.12 (2H, brd, J =
8.3 Hz), 7.20 (1H, brs), 7.32 (1H, brt, J = 7.5 H
z), 7.37 (1H, td, J = 1.5, 7.5 Hz), 7.89(2H, brd,
J = 8.3 Hz), 7.93 (1H, brs), 11.28 (1H, brs).
【0033】(c) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボキシフェニル)メチル−N−(3−クロロフェニル)
メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−5−
イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例2記載の方法により、2−n−ブチル−1−(4
−カルボメトキシフェニル)メチル−N−(3−クロロ
フェニル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イ
ル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド(255 mg)から標
題化合物(164 mg)を得た。 分解点 212 ℃1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.81 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.20
-1.35 (2H, m), 1.50-1.62 (2H, m), 2.64 (2H, t, J =
7.3 Hz), 5.44 (2H, s), 5.67 (2H, s), 7.06 (1H, br
d, J = 7.5 Hz), 7.10 (2H, brd, J = 8.3 Hz), 7.22
(1H, brs), 7.33 (1H, t, J = 7.3 Hz), 7.37 (1H, td,
J = 1.5, 7.3 Hz), 7.88 (2H, brd, J = 8.2 Hz), 7.9
3 (1H, brs), 11.23 (1H, brs), 12.88 (1H, brs).
【0034】実施例10 2−n−ブチル−1−(4−カルボキシフェニル)メチ
ル−N−(4−クロロフェニル)メチル−N−(1H−
テトラゾ−ル−5−イル)−5−イミダゾ−ルカルボキ
サミド (a) 5−[[(4−クロロフェニル)メチル]アミ
ノ]テトラゾ−ル 実施例1(b)記載の方法により、無水5−アミノテト
ラゾ−ル (5.0 g)、4−クロロベンズアルデヒド(7.0
g)から標題化合物(5.4 g)を得た。1 H-NMR (CD3OD)δ: 4.51 (2H, s), 7.37 (4H, brs).
【0035】(b) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボメトキシフェニル)メチル−N−(4−クロロフェニ
ル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−
5−イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例9(b)記載の方法により、2−n−ブチル−1
−(4−カルボメトキシフェニル)メチル−5−イミダ
ゾールカルボン酸(300 mg) 、5−[[(4−クロロフ
ェニル)メチル]アミノ]テトラゾ−ル(220 mg)から標
題化合物(453 mg)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.81 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.13
-1.36 (2H, m), 1.45-1.64 (2H, m), 2.65 (2H, t, J =
7.3 Hz), 3.81 (3H, s), 5.37 (2H, s), 5.66 (2H,
s), 7.10 (4H, brd, J = 7.9 Hz), 7.34 (2H, brd, J =
8.3 Hz), 7.90 (2H, brd, J = 8.1 Hz), 7.95 (1H, br
s), 11.24 (1H, brs).
【0036】(c) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボキシフェニル)メチル−N−(4−クロロフェニル)
メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−5−
イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例2記載の方法により、2−n−ブチル−1−(4
−カルボメトキシフェニル)メチル−N−(4−クロロ
フェニル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イ
ル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド(300 mg)から標
題化合物(193 mg)を得た。 分解点 210 ℃1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.81 (3H, t, J = 7.5 Hz), 1.21
-1.36 (2H, m), 1.50-1.63 (2H, m), 2.65 (2H, t, J =
7.5 Hz), 5.41 (2H, s), 5.67 (2H, s), 7.10 (4H, d
d, J = 4, 8 Hz), 7.35 (2H, brd, J = 7.8 Hz), 7.90
(2H, brd, J = 7.8Hz), 7.95 (1H, brs), 11.28 (1H, b
rs), 12.88 (1H, brs).
【0037】実施例11 2−n−ブチル−1−(4−カルボキシフェニル)メチ
ル−N−(2、6−ジクロロフェニル)メチル−N−
(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−5−イミダゾ−ル
カルボキサミド (a) 5−[[(2,6−ジクロロフェニル)メチ
ル]アミノ]テトラゾ−ル 無水5−アミノテトラゾ−ル(3.08 g)、無水トリエチル
アミン(5.6 ml)及び2,6−ジクロロベンズアルデヒド
(6.0 g)を無水メタノ−ル(50 ml)に溶かし、モレキュラ
−シ−ブス3Aによって脱水処理をしながら、15.5
時間還流した。反応溶液を室温に冷やした後、ボラン−
t−ブチルアミン錯体(3.8 g) を加え室温下6時間攪拌
した後、濾紙濾過し濾液を減圧下溶媒留去し、水を加
え、1N塩酸によって酸性(約pH=6)に調整した。
生成した沈澱物を濾別し、水で洗った後、その沈澱物を
3N水酸化ナトリウム水溶液に溶かし、ジエチルエ−テ
ルで洗った後の水層を1N塩酸によって酸性(約pH=
6)に調整した。生成した沈澱物を濾別し、水で洗った
後、乾燥して標題化合物(12.0 g)を得た。1 H-NMR (CDCl3)δ: 4.61 (2H, d, J = 5.0 Hz), 7.29
(1H, brt, J = 5.0 Hz),7.39 (1H, dd, J = 7.1, 8.9 H
z), 7.49-7.52 (2H, m).
【0038】(b) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボメトキシフェニル)メチル−N−(2,6−ジクロロ
フェニル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イ
ル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例9(b)記載の方法により、n−ブチル−1−
(4−カルボメトキシフェニル)メチル−5−イミダゾ
−ルカルボン酸(316 mg)、5−[[(2,6−ジクロロ
フェニル)メチル]アミノ]テトラゾ−ル(268 mg)から
得た固体をシリカゲルカラムクロマトグラフィ−で精
製、その後、逆相クロマト(コスモシ−ル140C18
ナカライテスク製)精製して標題化合物(204 mg)を得
た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.83 (3H, t, J = 7.4 Hz), 1.25
-1.34 (2H, m), 1.55-1.63 (2H, m), 2.70 (2H, t, J =
7.4 Hz), 3.70 (3H, s), 5.02 (2H, s), 5.69 (2H,
s), 7.12 (2H, d, J = 8.3 Hz), 7.43-7.55 (3H, m),
7.85 (2H, d, J = 8.3 Hz), 8.02 (1H, s), 11.55 (1H,
brs).
【0039】(c) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボキシフェニル)メチル−N−(2,6−ジクロロフェ
ニル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)
−5−イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例2記載の方法により、2−n−ブチル−1−(4
−カルボメトキシフェニル)メチル−N−(2,6−ジ
クロロフェニル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−
5−イル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド(204 mg)
から標題化合物(161 mg)を得た。 分解点 244.8 ℃1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.82 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.25
-1.33 (2H, m), 1.53-1.62 (2H, m), 2.68 (2H, t, J =
7.4 Hz), 5.22 (2H, s), 5.68 (2H, s), 7.11 (2H, d,
J = 8.2 Hz), 7.44-7.54 (3H, m), 7.85 (2H, d, J =
8.2 Hz), 8.05 (1H, s), 11.52 (1H, brs).
【0040】実施例12 2−n−ブチル−1−(4−カルボキシフェニル)メチ
ル−N−(2−フルオロフェニル)メチル−N−(1H
−テトラゾ−ル−5−イル)−5−イミダゾ−ルカルボ
キサミド (a) 5−[[(2−フルオロフェニル)メチル]ア
ミノ]テトラゾ−ル 無水5−アミノテトラゾ−ル(5.0 g)、無水トリエチル
アミン(9.1 ml) 、2−フルオロベンズアルデヒド(5 m
l)のメタノ−ル(50 ml) 溶液を、モレキュラーシーブ3
Aによって脱水処理をしながら16時間還流させた。反
応液を冷却したのち、10%パラジウム炭素(500 mg)を
加え、室温、常圧にて接触還元を1日行った。セライト
を通して触媒を濾去し、濾液を減圧下濃縮し、1N塩酸
によって酸性(約pH=5)に調整した。析出した沈澱
物を濾取し、水、エ−テルで洗浄した後乾燥した。析出
固体を、エタノ−ルから再結晶して標題化合物(8.0 g)
を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 4.46 (2H, d, J = 6.1 Hz), 7.10
-7.24 (2H, m), 7.27-7.43 (2H, m), 7.52 (1H, brt, J
= 6 Hz).
【0041】(b) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボメトキシフェニル)メチル−N−(2−フルオロフェ
ニル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)
−5−イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例9(b)記載の方法により、2−n−ブチル−1
−(4−カルボメトキシフェニル)メチル−5−イミダ
ゾールカルボン酸(300 mg) 、5−[[(2−フルオロ
フェニル)メチル]アミノ]テトラゾ−ル(200 mg)から
標題化合物 (457mg) を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.81 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.20
-1.38 (2H, m), 1.50-1.66 (2H, m), 2.64 (2H, t, J =
7.4 Hz), 3.79 (3H, s), 5.41 (2H, s), 5.68 (2H,
s), 7.08-7.22 (5H, m), 7.35-7.44 (1H, m), 7.90 (2
H, brd, J = 8.3 Hz), 7.93 (1H, brs), 11.36 (1H, br
s).
【0042】(c) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボキシフェニル)メチル−N−(2−フルオロフェニ
ル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−
5−イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例2記載の方法により、2−n−ブチル−1−(4
−カルボメトキシフェニル)メチル−N−(2−フルオ
ロフェニル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−
イル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド(300 mg)から
標題化合物(177mg)を得た。 分解点 210 ℃1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.81 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.20
-1.36 (2H, m), 1.50-1.62 (2H, m), 2.64 (2H, t, J =
7.4 Hz), 5.47 (2H, s), 5.67 (2H, s), 7.06-7.22 (5
H, m), 7.34-7.43 (1H, m), 7.88 (2H, brd, J = 8.2 H
z), 7.92 (1H, brs), 11.30 (1H, brs), 12.86 (1H, br
s).
【0043】実施例13 2−n−ブチル−1−(4−カルボキシフェニル)メチ
ル−N−(4−フルオロフェニル)メチル−N−(1H
−テトラゾ−ル−5−イル)−5−イミダゾ−ルカルボ
キサミド (a) 5−[[(4−フルオロフェニル)メチル]ア
ミノ]テトラゾ−ル 実施例12(a)記載の方法により、無水5−アミノテ
トラゾ−ル (4.4 g)、4−フルオロベンズアルデヒド(5
g)から標題化合物(5.1 g)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 4.54 (2H, d, J = 6.3 Hz), 7.14
(2H, brt, J = 8.9 Hz), 7.37 (2H, dd, J = 5.7, 9 H
z), 7.53 (1H, brt, J = 6.2 Hz).
【0044】(b) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボメトキシフェニル)メチル−N−(4−フルオロフェ
ニル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)
−5−イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例9(b)記載の方法により、2−n−ブチル−1
−(4−カルボメトキシフェニル)メチル−5−イミダ
ゾールカルボン酸(300 mg) 、5−[[(4−フルオロ
フェニル)メチル]アミノ]テトラゾ−ル(220 mg)から
標題化合物(468 mg)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.81 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.20
-1.38 (2H, m), 1.50-1.65 (2H, m), 2.65 (2H, t, J =
7.4 Hz), 3.81 (3H, s), 5.36 (2H, s), 5.67 (2H,
s), 7.07-7.18 (6H, m), 7.90 (2H, brd, J = 8.2 Hz),
7.95 (1H, brs), 11.24 (1H, brs).
【0045】(c) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボキシフェニル)メチル−N−(4−フルオロフェニ
ル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−
5−イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例2記載の方法により、2−n−ブチル−1−(4
−カルボメトキシフェニル)メチル−N−(4−フルオ
ロフェニル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−
イル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド(250 mg)から
標題化合物(189mg)を得た。 分解点 207 ℃1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.81 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.22
-1.36 (2H, m), 1.52-1.64 (2H, m), 2.65 (2H, t, J =
7.5 Hz), 5.39 (2H, s), 5.67 (2H, s), 7.06-7.18 (6
H, m), 7.89 (2H, brd, J = 8.3 Hz), 7.94 (1H, brs),
11.29 (1H, brs), 12.91 (1H, brs).
【0046】実施例14 2−n−ブチル−1−(4−カルボキシフェニル)メチ
ル−N−(2−メチルフェニル)メチル−N−(1H−
テトラゾ−ル−5−イル)−5−イミダゾ−ルカルボキ
サミド (a) 5−[[(2−メチルフェニル)メチル]アミ
ノ]テトラゾ−ル 実施例12(a)記載の方法により、無水5−アミノテ
トラゾ−ル(5.0 g )、o−トルアルデヒド(5.55 g)から
標題化合物(7.8 g)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 2.29 (3H, s), 4.37 (2H, s), 7.
00-7.40 (4H, m).
【0047】(b) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボメトキシフェニル)メチル−N−(2−メチルフェニ
ル)メチル−Nー(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−
5−イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例9(b)記載の方法により、2−n−ブチル−1
−(4−カルボメトキシフェニル)メチル−5−イミダ
ゾールカルボン酸(301 mg)、5−[[(2−メチルフェ
ニル)メチル]アミノ]テトラゾ−ル(199 mg)から標題
化合物(470 mg)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.67 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.13
(2H, sext, J = 7.3 Hz), 1.43 (2H, quintet, J = 7.
3 Hz), 1.95 (3H, s), 2.50 (2H, t, J = 7.3 Hz), 3.6
6 (3H, s), 5.21 (2H, s), 5.54 (2H, s), 6.60-7.10
(6H, m), 7.75 (2H, d, J = 8.2 Hz), 7.75 (1H, s).
【0048】(c) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボキシフェニル)メチル−N−(2−メチルフェニル)
メチル−N−(1H−テトラゾール−5−イル)−5−
イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例2記載の方法により、2−n−ブチル−1−(4
−カルボメトキシフェニル)メチル−N−(2−メチル
フェニル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イ
ル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド(240 mg)から標
題化合物(200 mg)を得た。 融点 119-121 ℃1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.81 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.27
(2H, sext, J = 7.3 Hz), 1.60 (2H, quintet, J = 7.
3 Hz), 2.10 (3H, s), 2.64 (2H, t, J = 7.3 Hz), 5.4
2 (2H, s), 5.67 (2H, s), 6.90 (1H, d, J = 7.5 Hz),
7.00-7.25 (5H,m), 7.80-8.00 (3H, m), 11.23 (1H, b
rs), 12.85 (1H, brs).
【0049】実施例15 2−n−ブチル−1−(4−カルボキシフェニル)メチ
ル−N−(3−メチルフェニル)メチル−N−(1H−
テトラゾ−ル−5−イル)−5−イミダゾ−ルカルボキ
サアミド (a) 5−[[(3−メチルフェニル)メチル]アミ
ノ]テトラゾ−ル 実施例12(a)記載の方法により、無水5−アミノテ
トラゾ−ル(5.00 g)、m−トルアルデヒド(5.55 g)から
標題化合物(7.5 g)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 2.27 (3H, s), 4.36 (2H, s), 7.
03 (1H, d, J = 7.3 Hz), 7.08-7.25 (3H, m).
【0050】(b) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボメトキシフェニル)メチル−N−(3−メチルフェニ
ル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−
5−イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例9(b)記載の方法により、2−n−ブチル−1
−(4−カルボメトキシフェニル)メチル−5−イミダ
ゾ−ルカルボン酸(306 mg) 、5−[[(3−メチルフ
ェニル)メチル]アミノ]テトラゾ−ル(201 mg)から標
題化合物(430 mg)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.81 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.28
(2H, sext, J = 7.3 Hz), 1.57 (2H, quintet, J = 7.
3 Hz), 2.19 (3H, s), 2.50 (2H, t, J = 7.3 Hz), 3.8
1 (3H, s), 5.35 (2H, s), 5.68 (2H, s), 6.82 (1H,
d, J = 7.2 Hz), 6.90 (1H, s), 7.10-7.30 (4H, m),
7.90 (2H, d, J = 8.3 Hz), 7.90 (1H, s),11.22 (1H,
brs).
【0051】(c) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボキシフェニル)メチル−N−(3−メチルフェニル)
メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−5−
イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例2記載の方法により、2−n−ブチル−1−(4
−カルボメトキシフェニル)メチル−N−(3−メチル
フェニル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イ
ル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド(243 mg)から標
題化合物(220 mg)を得た。 融点 120.5-122.5 ℃1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.81 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.28
(2H, sext, J = 7.3 Hz), 1.56 (2H, quintet, J = 7.
3 Hz), 2.19 (3H, s), 2.64 (2H, t, J = 7.3 Hz), 5.3
7 (2H, s), 5.68 (2H, s), 6.82 (1H, d, J = 7.1 Hz),
6.90 (1H, s), 7.05-7.25 (4H, m), 7.88 (3H, m), 1
1.25 (1H, brs), 12.70 (1H, brs).
【0052】実施例16 2−n−ブチル−1−(4−カルボキシフェニル)メチ
ル−N−(4−メチルフェニル)メチル−N−(1H−
テトラゾ−ル−5−イル)−5−イミダゾ−ルカルボキ
サミド (a) 5−[[(4−メチルフェニル)メチル]アミ
ノ]テトラゾ−ル 実施例12(a)記載の方法により、無水5−アミノテ
トラゾ−ル(5.0 g) 、p−トルアルデヒド(5.7 ml)から
標題化合物(7.5 g)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 2.26 (3H, s), 4.34 (2H, d, J =
6.3 Hz), 7.12 (2H, d,J = 8 Hz), 7.21 (2H, d, J =
8 Hz).
【0053】(b) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボメトキシフェニル)メチル−N−(4−メチルフェニ
ル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−
5−イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例9(b)記載の方法により、2−n−ブチル−1
−(4−カルボメトキシフェニル)メチル−5−イミダ
ゾールカルボン酸(300 mg) 、5−[[(4−メチルフ
ェニル)メチル]アミノ]テトラゾ−ル(199 mg)から標
題化合物(445 mg)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.81 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.20
-1.36 (2H, m), 1.51-1.63 (2H, m), 2.24 (3H, s), 2.
65 (2H, t, J = 7.1 Hz), 3.81 (3H, s), 5.34 (2H,
s), 5.68 (2H, s), 6.93 (2H, brd, J = 7.9 Hz), 7.07
(2H, brd, J = 7.9Hz), 7.11 (2H, brd, J = 8.2 Hz),
7.90 (2H, brd, J = 8.2 Hz), 7.93 (1H,brs), 11.21
(1H, brs).
【0054】(c) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボキシフェニル)メチル−N−(4−メチルフェニル)
メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−5−
イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例2記載の方法により、2−n−ブチル−1−(4
−カルボメトキシフェニル)メチル−N−(4−メチル
フェニル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イ
ル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド(300 mg)から標
題化合物(208 mg)を得た。 分解点 183 ℃1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.81 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.20
-1.38 (2H, m), 1.50-1.65 (2H, m), 2.24 (3H, s), 2.
65 (2H, t, J = 7.4 Hz), 5.37 (2H, s), 5.68 (2H,
s), 6.94 (2H, brd, J = 8 Hz), 7.07 (2H, brd, J = 8
Hz), 7.09 (2H, brd, J = 8.2 Hz), 7.90 (2H, brd, J
= 8.2 Hz), 7.93 (1H, brs).
【0055】実施例17 2−n−ブチル−1−(4−カルボキシフェニル)メチ
ル−N−(2,4−ジメチルフェニル)メチル−N−
(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−5−イミダゾ−ル
カルボキサミド (a) 5−[[(2,4−ジメチルフェニル)メチ
ル]アミノ]テトラゾ−ル 実施例12(a)記載の方法により、無水5−アミノテ
トラゾ−ル(5.0 g) 、2,4−ジメチルベンズアルデヒ
ド(5.8 ml)から標題化合物(5.0 g)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 2.23 (3H, s), 2.26 (3H, s), 4.
32 (2H, d, J = 6 Hz),6.94 (1H, brd, J = 7.5 Hz),
6.99 (1H, brs), 7.12 (1H, brd, J = 7.7 Hz),7.36 (1
H, brt, J = 5.8 Hz).
【0056】(b) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボメトキシフェニル)メチル−N−(2,4−ジメチル
フェニル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イ
ル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例9(b)記載の方法により、2−n−ブチル−1
−(4−カルボメトキシフェニル)メチル−5−イミダ
ゾールカルボン酸(300 mg) 、5−[[(2,4−ジメ
チルフェニル)メチル]アミノ]テトラゾ−ル(210 mg)
から標題化合物(462 mg)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.78 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.26
-1.33 (2H, m), 1.43-1.60 (2H, m), 2.09 (3H, s), 2.
21 (3H, s), 2.54 (2H, t, J = 7.3 Hz), 3.80 (3H,
s), 5.19 (2H, s), 5.81 (2H, s), 6.73 (1H, d, J =
7.8 Hz), 6.86 (1H,d, J = 7.8 Hz), 6.94 (1H, s), 7.
08 (2H, d, J = 8.2 Hz), 7.67 (1H, s), 7.84 (2H, d,
J = 8.2 Hz).
【0057】(c) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボキシフェニル)メチル−N−(2,4−ジメチルフェ
ニル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)
−5−イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例2記載の方法により、2−n−ブチル−1−(4
−カルボメトキシフェニル)メチル−N−(2,4−ジ
メチルフェニル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−
5−イル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド(300 mg)
から標題化合物(239 mg)を得た。 分解点 222 ℃1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.81 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.18
-1.37 (2H, m), 1.47-1.64 (2H, m), 2.07 (3H, s), 2.
21 (3H, s), 2.65 (2H, t, J = 7.2 Hz), 5.37 (2H,
s), 5.68 (2H, s), 6.77 (1H, brd, J = 7.5 Hz), 6.87
(1H, brd, J = 7.5Hz), 6.97 (1H, s), 7.09 (2H, br
d, J = 7.9 Hz), 7.88 (2H, brd, J = 8 Hz), 7.94 (1
H, brs), 11.22 (1H, brs), 12.88 (1H, brs).
【0058】実施例18 2−n−ブチル−1−(4−カルボキシフェニル)メチ
ル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−N−
(2,4,6−トリメチルフェニル)メチル−5−イミ
ダゾ−ルカルボキサミド (a) 5−[[(2,4,6−トリメチルフェニル)
メチル]アミノ]テトラゾ−ル 実施例11(a)記載の方法により、無水5−アミノテ
トラゾ−ル(5.08 g)、2,4,6 −トリメチルベンズ
アルデヒド(8.4 ml)から標題化合物(8.86 g) を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 2.21 (3H, s), 2.28 (6H, s), 4.
31 (2H, d, J = 5.1 Hz), 6.84 (2H, s), 6.96 (1H, br
t, J = 6.3 Hz).
【0059】(b) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボメトキシフェニル)メチル−N−(1H−テトラゾ−
ル−5−イル)−N-(2,4,6 −トリメチルフェニ
ル)メチル−5−イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例9(b)記載の方法により、2−n−ブチル−1
−(4−カルボメトキシフェニル)メチル−5−イミダ
ゾ−ルカルボン酸(300 mg) 、5−[[(2,4,6 −
トリメチルフェニル)メチル]アミノ]テトラゾ−ル(2
06 mg) から標題化合物(261 mg)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.87 (3H, t, J = 7.4 Hz), 1.27
-1.43 (2H, m), 1.62- 1.78 (2H, m), 2.17 (6H, s),
2.26 (3H, s), 2.58-2.73 (2H, m), 3.83 (3H, s), 5.1
3 (2H, s), 5.64 (2H, s), 6.86 (2H, s), 7.03 (2H, b
rd, J = 7.7 Hz),7.93 (2H, brd, J = 7.7 Hz), 8.00
(1H, s).
【0060】(c) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボキシフェニル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−
5−イル)−N-(2,4,6 −トリメチルフェニル)
メチル−5−イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例2記載の方法により、2−n−ブチル−1−(4
−カルボメトキシフェニル)メチル−N−(1H−テト
ラゾ−ル−5−イル)−N-(2,4,6 −トリメチル
フェニル)メチル−5−イミダゾ−ルカルボキサミド(2
40 mg)から標題化合物(140 mg)を得た。 分解点 235 ℃1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.82 (3H, t, J = 7.4 Hz), 1.22
-1.36 (2H, m), 1.57 (2H, quintet, J = 7.4 Hz), 2.1
2 (6H, s), 2.21 (3H, s), 2.65 (2H, t, J = 7.4 Hz),
5.13 (2H, s), 5.68 (2H, s), 7.10 (2H, brd, J = 8.
3 Hz), 7.87 (2H,brd, J = 8.3 Hz), 8.00 (1H, s).
【0061】実施例19 2−n−ブチル−1−(4−カルボキシフェニル)メチ
ル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−N−[2
−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル−5−イミ
ダゾ−ルカルボキサミド (a) 5−[[[2−(トリフルオロメチル)フェニ
ル]メチル]アミノ]テトラゾ−ル 実施例12(a)記載の方法により、無水5−アミテト
ラゾ−ル(5 g) 、2−(トリフルオロメチル)ベンズア
ルデヒド(8.3 g)から標題化合物(5.7 g)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ : 4.62 (2H, d, J = 5.9 Hz), 7.4
6-7.75 (4H, m).
【0062】(b) 2−n−ブチル−1−(カルボメ
トキシフェニル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−
5−イル)−N−[2−(トリフルオロメチル)フェニ
ル]メチル−5−イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例9(b)記載の方法により、2−n−ブチル−1
−(4−カルボメトキシフェニル)メチル−5−イミダ
ゾ−ルカルボン酸(316 mg)、5−[[(2−トリフルオ
ロメチルフェニル)メチル]アミノ]テトラゾ−ル(285
mg)から標題化合物(420 mg)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.80 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.21
-1.32 (2H, m), 1.52-1.59 (2H, m), 2.64 (2H, t, J =
7.4 Hz), 3.78 (3H, s), 5.43 (2H, s), 5.64 (2H,
s), 7.07 (2H, d, J = 8.2 Hz), 7.24 (1H, d, J = 7.4
Hz), 7.55-7.65 (2H, m), 7.74 (1H, d, J = 7.4 Hz),
7.83 (2H, d, J = 8.2 Hz), 7.96 (1H, s),11.47 (1H,
brs).
【0063】(c) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボキシフェニル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−
5−イル)−N−[2−(トリフルオロメチル)フェニ
ル]メチル−5−イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例2記載の方法により、2−n−ブチル−1−(カ
ルボメトキシフェニル)メチル−N−(1H−テトラゾ
−ル−5−イル)−N−[2−(トリフルオロメチル)
フェニル]メチル−5−イミダゾ−ルカルボキサミド(4
20 mg)から標題化合物(220 mg)を得た。 分解点 202.7-203.5 ℃1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.80 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.22
-1.33 (2H, m), 1.52-1.61 (2H, m), 2.63 (2H, t, J =
7.4 Hz), 5.52 (2H, s), 5.65 (2H, s), 7.05 (2H, d,
J = 8.2 Hz), 7.25 (1H, d, J = 7.4 Hz), 7.52-7.65
(2H, m), 7.75 (1H, d, J = 7.4 Hz), 7.83 (2H, d, J
= 8.2 Hz), 7.96 (1H, s), 11.39 (1H, brs).
【0064】実施例20 2−n−ブチル−1−(4−カルボキシフェニル)メチ
ル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−N−[4
−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル−5−イミ
ダゾ−ルカルボキサミド (a) 5−[[[4−(トリフルオロメチル)フェニ
ル]メチル]アミノ]テトラゾ−ル 実施例12(a)記載の方法により、無水5−アミノテ
トラゾ−ル (5 g)、4−(トリフルオロメチル)ベンズ
アルデヒド(8.3 g)から標題化合物(6 g)を得た。1 H-NMR (CDCl3)δ: 0.78 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.18-
1.31 (2H, m), 1.51-1.62(2H, m), 2.64 (2H, brt, J =
7.7 Hz), 3.88 (3H, s), 7.06 (2H, brd, J = 8.3 H
z), 7.87 (1H, s), 7.94 (2H, brd, J = 8.3 Hz), 10.3
2 (1H, brs).
【0065】(b) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボメトキシフェニル)メチル−N−(1H−テトラゾ−
ル−5−イル)−N−[4−(トリフルオロメチル)フ
ェニル]メチル−5−イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例9(b)記載の方法により、2−n−ブチル−1
−(4−カルボメトキシフェニル)メチル−5−イミダ
ゾ−ルカルボン酸(316 mg)5−[[[4−(トリフルオ
ロメチル)フェニル]メチル]アミノ]テトラゾ−ル(2
68 mg)から標題化合物(405 mg)を得た。 融点 209-212 ℃1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.81 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.2
3-1.31 (2H, m), 1.54-1.58 (2H, m), 2.65 (2H, t, J
= 7.3 Hz), 3.80 (3H, s), 5.49 (2H, s), 5.66(2H,
s), 7.10 (2H, d, J = 8.3 Hz), 7.30 (2H, d, J = 8.0
Hz), 7.64 (2H, d, J = 8.0 Hz), 7.88 (2H, d, J =
8.3 Hz), 7.94 (1H, s), 11.28 (1H, brs).
【0066】(c) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボキシフェニル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−
5−イル)−N−[4−(トリフルオロメチル)フェニ
ル]メチル−5−イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例2記載の方法により、2−n−ブチル−1−(4
−カルボメトキシフェニル)メチル−N−(1H−テト
ラゾ−ル−5−イル)−N−[4−(トリフルオロメチ
ル)フェニル]メチル−5−イミダゾ−ルカルボキサミ
ド(350 mg)から標題化合物(195 mg)を得た。 分解点 212.5-214 ℃1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.81 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.2
6-1.31 (2H, m),1.53-1.58 (2H, m), 2.64 (2H, t, J
= 7.4 Hz)、 5.53 (2H, s), 5.65 (2H, s), 7.08(2H, d,
J = 8.2 Hz)、 7.30 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.65 (2H,
d, J = 8.1 Hz),7.88 (2H, d, J = 8.2 Hz), 7.93 (1H,
s), 11.25 (1H, brs).
【0067】実施例21 2−n−ブチル−1−(4−カルボキシフェニル)メチ
ル−N-(2 −メトキシフェニル)メチル−N−(1H
−テトラゾ−ル−5−イル)−5−イミダゾ−ルカルボ
キサミド (a) 5−[[(2−メトキシフェニル)メチル]ア
ミノ]テトラゾ−ル 実施例11(a)記載の方法により、無水5−アミノテ
トラゾ−ル(5.05 g)、2−メトキシベンズアルデヒド
(5.4 ml)から標題化合物(5.2 g)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 3.73 (3H, s), 4.36 (2H, d, J =
6.3 Hz), 6.79-6.92 (3H, m), 7.23 (1H, t, J = 8.1
Hz), 7.52 (1H, brt, J = 6.3 Hz), 11.75 (1H,brs).
【0068】(b) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボメトキシフェニル)メチル−N−(2−メトキシフェ
ニル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)
−5−イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例9(b)記載の方法により、2−n−ブチル−1
−(4−カルボメトキシフェニル)メチル−5−イミダ
ゾ−ルカルボン酸(256 mg) 、5−[[(2−メトキシ
フェニル)メチル]アミノ]テトラゾ−ル(166 mg)から
標題化合物(284 mg)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.82 (3H, t, J = 7.4 Hz), 1.22
-1.36 (2H, m), 1.58 (2H, quintet, J = 7.4 Hz), 2.6
4 (2H, t, J = 7.4 Hz), 3.66 (3H, s), 3.81 (3H, s),
5.37 (2H, s), 5.68 (2H, s), 6.62 (2H, brd, J = 8.
6 Hz), 6.67 (1H,brs), 6.86 (1H, dd, J = 2.4, 8.6 H
z), 7.12 (2H, brd, J = 8.8 Hz), 7.19(1H, t, J = 8.
6 Hz), 7.89 (2H, brd, J = 8.6 Hz), 7.92 (1H, s), 1
1.24 (1H, brs).
【0069】(c) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボキシフェニル)メチル−N−(2−メトキシフェニ
ル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−
5−イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例2記載の方法により、2−n−ブチル−1−(4
−カルボキシフェニル)メチル−N−(2−メトキシフ
ェニル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イ
ル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド(284 mg)から標
題化合物(260 mg)を得た。 融点 118-123 ℃1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.82 (3H, t, J = 7.4 Hz), 1.22
-1.37 (2H, m), 1.58 (2H, quintet, J = 7.4Hz), 2.68
(2H, t, J = 7.4 Hz), 3.61 (3H, s), 5.34 (2H, s),
5.70 (2H, s), 6.85 (1H, t, J = 7.5 Hz), 6.95 (1H,
brd, J = 8.2 Hz), 7.05 (1H, dd, J = 1.6, 7.5 Hz),
7.11 (2H, brd, J = 8.2 Hz), 7.30 (1H,ddd, J = 1.6,
7.5, 8.2 Hz), 7.88 (2H, brd, J = 8.2 Hz), 8.00 (1
H, s), 11.22 (1H, brs), 12.80 (1H, brs).
【0070】実施例22 2−n−ブチル−1−(4−カルボキシフェニル)メチ
ル−N−(3−メトキシフェニル)メチル−N−(1H
−テトラゾ−ル−5−イル)−5−イミダゾ−ルカルボ
キサミド (a) 5−[[(3−メトキシフェニル)メチル]ア
ミノ]テトラゾ−ル 実施例11(a)記載の方法により、無水5−アミノテ
トラゾ−ル(5.29 g)、3−メトキシベンズアルデヒド
(5.7 ml) から標題化合物(6.8 g)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 3.73 (3H, s), 4.36 (2H, d, J =
6.3 Hz), 6.79-6.92 (3H, m), 7.23 (1H, t, J = 8.1
Hz), 7.52 (1H, brt, J = 6.3 Hz), 11.75 (1H,brs).
【0071】(b) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボメトキシフェニル)メチル−N−(3−メトキシフェ
ニル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)
−5−イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例9(b)記載の方法により、2−n−ブチル−1
−(4−カルボメトキシフェニル)メチル−5−イミダ
ゾ−ルカルボン酸(295 mg) 、5−[[(3−メトキシ
フェニル)メチル]アミノ]テトラゾ−ル(192 mg)から
標題化合物(439 mg)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.82 (3H, t, J = 7.4 Hz), 1.22
-1.36 (2H, m), 1.58 (2H, quintet, J = 7.4 Hz), 2.6
4 (2H, t, J = 7.4 Hz), 3.66 (3H, s), 3.81 (3H, s),
5.37 (2H, s), 5.68 (2H, s), 6.62 (2H, brd, J = 8.
6 Hz), 6.67 (1H,brs), 6.86 (1H, dd, J = 2.4, 8.6 H
z), 7.12 (2H, brd, J = 8.8 Hz), 7.19(1H, t, J = 8.
6 Hz), 7.89 (2H, brd, J = 8.6 Hz), 7.92 (1H, s), 1
1.24 (1H, brs).
【0072】(c) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボキシフェニル)メチル−N−(3−メトキシフェニ
ル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−
5−イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例2記載の方法により、2−n−ブチル−1−(4
−カルボキシフェニル)メチル−N−(3−メトキシフ
ェニル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イ
ル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド(439 mg)から標
題化合物(145 mg)を得た。 融点 141-144 ℃1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.82 (3H, t, J = 7.4 Hz), 1.21
-1.35 (2H, m), 1.50- 1.63 (2H, m), 2.64 (2H, t, J
= 7.4 Hz), 3.66 (3H, s), 5.41 (2H, s), 5.67(2H,
s), 6.86 (2H, dd, J = 2.5, 8.0 Hz), 7.88 (2H, brd,
J = 8.3 Hz), 7.20 (1H, t, J = 8.0 Hz), 7.88 (2H,
brd, J = 8.3 Hz), 7.91 (1H, s), 11.22 (1H, brs), 1
2.80 (1H, brs).
【0073】実施例23 2−n−ブチル−1−(4−カルボキシフェニル)メチ
ル−N−(4−メトキシフェニル)メチル−N−(1H
−テトラゾ−ル−5−イル)−5−イミダゾ−ルカルボ
キサミド (a) 5−[[(4−メトキシフェニル)メチル]ア
ミノ]テトラゾ−ル 実施例11(a)記載の方法により、無水5−アミノテ
トラゾ−ル(5.43 g)、4−メトキシベンズアルデヒド
(6.4 ml)から標題化合物(10.44 g)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 3.72 (3H, s), 4.31 (2H, d, J =
6.3 Hz), 6.88 (2H, brd, J = 8.6 Hz), 7.26 (2H, br
d, J = 8.6 Hz), 7.47 (1H, brt, J = 6.3 Hz),11.83
(1H, brs).
【0074】(b) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボメトキシフェニル)メチル−N−(4−メトキシフェ
ニル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)
−5−イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例9(b)記載の方法により、2−n−ブチル−1
−(4−カルボメトキシフェニル)メチル−5−イミダ
ゾ−ルカルボン酸(310 mg) 、5−[[(4−メトキシ
フェニル)メチル]アミノ]テトラゾ−ル(202 mg)から
標題化合物(420 mg)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.83 (3H, t, J = 7.4 Hz), 1.23
-1.37 (2H, m), 1.59 (2H, quintet, J = 7.4 Hz), 2.6
6 (2H, t, J = 7.4 Hz), 3.72 (3H, s), 3.81 (3H, s),
5.30 (2H, s), 5.69 (2H, s), 6.80 (2H, brd, J = 8.
7 Hz), 7.00 (2H,brd, J = 8.7 Hz), 7.11 (2H, brd, J
= 8.3 Hz), 7.92 (2H, brd, J = 8.3 Hz), 7.96 (1H,
s), 11.21 (1H, brs).
【0075】(c) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボキシフェニル)メチル−N−(4−メトキシフェニ
ル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−
5−イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例2記載の方法により、2−n−ブチル−1−(4
−カルボメトキシフェニル)メチル−N−(4−メトキ
シフェニル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−
イル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド(420 mg)から
標題化合物(132mg)を得た。 融点 174-176 ℃1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.83 (3H, t, J = 7.4 Hz), 1.23
-1.37 (2H, m), 1.60 (2H, quintet, J = 7.4 Hz), 2.6
6 (2H, t, J = 7.4 Hz), 3.72 (3H, s), 5.33 (2H, s),
5.69 (2H, s), 6.80 (2H, brd, J = 8.6 Hz), 7.01 (2
H, brd, J = 8.6Hz), 7.10 (2H, brd, J = 8.3 Hz), 7.
90 (2H, brd, J = 8.3 Hz), 7.96 (1H, s), 11.20 (1H,
brs), 12.83 (1H, brs).
【0076】実施例24 2−n−ブチル−1−(4−カルボキシフェニル)メチ
ル−N−(2−エトキシフェニル)メチル−N−(1H
−テトラゾ−ル−5−イル)−5−イミダゾ−ルカルボ
キサミド (a) 5−[[(2−エトキシフェニル)メチル]ア
ミノ]テトラゾ−ル 実施例12(a)記載の方法により、無水5−アミノテ
トラゾール(5 g) 、2−エトキシベンズアルデヒド(6.1
ml)から標題化合物(8.6 g)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 1.32 (3H, t, J = 6.9 Hz), 4.05
(2H, q, J = 7 Hz), 4.38 (2H, d, J = 6.2 Hz), 6.88
(1H, t, J = 7.4 Hz), 6.97 (1H, d, J = 8.1 Hz), 7.
14-7.29 (3H, m).
【0077】(b) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボメトキシフェニル)メチル−N−(2−エトキシフェ
ニル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)
−5−イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例9(b)記載の方法により、2−n−ブチル−1
−(4−カルボメトキシフェニル)メチル−5−イミダ
ゾ−ルカルボン酸(300 mg) 、5−[[(2−エトキシ
フェニル)メチル]アミノ]テトラゾ−ル(220 mg)から
標題化合物(229 mg)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.81 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.09
(3H, t, J = 7 Hz), 1.21-1.36 (2H, m), 1.50-1.63
(2H, m), 2.64 (2H, t, J = 7.4 Hz), 3.79 (3H,s), 3.
87 (2H, q, J = 6.9 Hz), 5.24 (2H, s), 5.68 (2H,
s), 6.81 (1H, brt,J = 7.4 Hz), 6.93 (1H, brd, J =
8.2 Hz), 7.03 (1H, brt, J = 7.4 Hz), 7.11 (2H, br
d, J = 8.2 Hz), 7.28 (1H, brt, J = 7.5 Hz), 7.87
(1H, brs), 7.89 (2H, brd, J = 8.2 Hz), 11.21 (1H,
brs).
【0078】(c) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボキシフェニル)メチル−N−(2−エトキシフェニ
ル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−
5−イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例2記載の方法により、2−n−ブチル−1−(4
−カルボメトキシフェニル)メチル−N−(2−エトキ
シフェニル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−
イル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド(225 mg)から
標題化合物(194mg)を得た。 分解点 225 ℃1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.81 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.09
(3H, t, J = 6.9 Hz),1.20-1.35 (2H, m), 1.50-1.62
(2H, m), 2.65 (2H, t, J = 7.4 Hz), 3.87 (2H, q, J
= 7 Hz), 5.32 (2H, s), 5.68 (2H, s), 6.81 (1H, br
t, J = 7 Hz), 6.93 (1H, brd, J = 8.2 Hz), 7.03 (1
H, dd, J = 1.5, 7.5 Hz), 7.10 (2H, brd,J = 8.3 H
z), 7.27 (1H, brt, J = 8 Hz), 7.88 (2H, brd, J =
8.4 Hz), 7.90(1H, brs), 11.25 (1H, brs), 12.86 (1
H, brs).
【0079】実施例25 2−n−ブチル−1−(4−カルボキシフェニル)メチ
ル−N−(2−ヒドロキシフェニル)メチル−N−(1
H−テトラゾ−ル−5−イル)−5−イミダゾ−ルカル
ボキサミド (a) 5−[(2−ヒドロキシフェニル)メチル]ア
ミノテトラゾ−ル 実施例11(a)記載の方法により、無水5−アミノテ
トラゾ−ル(5.07 g)、2−ヒドロキシベンズアルデヒド
(4.3 ml)から標題化合物(6.38 g)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 4.33 (2H, d, J = 6.2 Hz), 6.74
(1H, brt, J = 7.7 Hz), 6.81 (1H, brd, J = 8.0 H
z), 7.07 (1H, dt, J = 1.2, 8.0 Hz), 7.13 (1H,dd, J
= 1.2, 7.7 Hz), 7.23 (1H, brt, J = 6.2 Hz).
【0080】(b) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボメトキシフェニル)メチル−N−(2−ヒドロキシフ
ェニル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イ
ル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例9(b)記載の方法により、2−n−ブチル−1
−(4−カルボメトキシフェニル)メチル−5−イミダ
ゾ−ルカルボン酸(305 mg) 、5−[[(2−ヒドロキ
シフェニル)メチル]アミノ]テトラゾ−ル(185 mg)か
ら標題化合物(290mg)を得た。1 H-NMR (CDCl3)δ: 0.66 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.06-
1.21 (2H, m), 1.46 (2H,quintet, J = 7.3 Hz), 2.61
(2H, t, J = 7.3 Hz), 3.88 (3H, s), 5.46 (2H,s), 5.
70 (2H, s), 6.93 (1H, brt, J = 8 Hz), 7.07 (2H, br
d, J = 8.2 Hz),7.14 (1H, brd, J = 8 Hz), 7.21 (1H,
td, J = 2, 8 Hz), 7.46 (1H, dd, J =2, 8 Hz), 7.93
(2H, brd, J = 8.2 Hz), 8.03 (1H, s).
【0081】(c) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボキシフェニル)メチル−N−(2−ヒドロキシフェニ
ル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−
5−イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例2記載の方法により、2−n−ブチル−1−(4
−カルボキシフェニル)メチル−N−(2−ヒドロキシ
フェニル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イ
ル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド(284 mg)から標
題化合物(140 mg)を得た。 分解点 190 ℃1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.81 (3H, t, J = 7.4 Hz), 1.21
-1.35 (2H, m), 1.57 (2H, quintet, J = 7.4 Hz), 2.6
4 (2H, t, J = 7.6 Hz), 5.35 (2H, s), 5.70 (2H, s),
6.68 (1H, brt, J = 7.3 Hz), 6.81 (1H, brd, J = 8.
1 Hz), 6.97 (1H,brd, J = 7.3 Hz), 7.09-7.15 (1H,
m), 7.12 (2H, brd, J = 8.1 Hz), 7.89 (2H, brd, J =
8.1 Hz), 7.97 (1H, s), 9.76 (1H, brs), 11.26 (1H,
brs), 12.85 (1H, brs).
【0082】実施例26 2−n−ブチル−1−(4−カルボキシフェニル)メチ
ル−N−(2−アミノフェニル)メチル−N−(1H−
テトラゾ−ル−5−イル)−5−イミダゾ−ルカルボキ
サミド (a) 5−[[(2−ニトロフェニル)メチル]アミ
ノ]テトラゾ−ル 実施例11(a)記載の方法により、5−アミノテトラ
ゾ−ル (4 g)、2−ニトロベンズアルデヒド(5 g)から
標題化合物(4.9 g)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 4.73 (2H, d, J = 6.1 Hz), 7.50
-7.62 (2H, m), 7.64-7.78 (2H, m), 8.07 (1H, d, J =
8.0 Hz).
【0083】(b) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボメトキシフェニル)メチル−N−(2−ニトロフェニ
ル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−
5−イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例9(b)記載の方法により、2−n−ブチル−1
−(4−カルボメトキシフェニル)メチル−5−イミダ
ゾ−ルカルボン酸(500 mg) 、5−[[(2−ニトロフ
ェニル)メチル]アミノ]テトラゾ−ル(390 mg)から標
題化合物(680 mg)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.80 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.27
(2H, sext, J = 7.3 Hz), 1.55 (2H, quintet, J = 7.
3 Hz), 2.64 (2H, t, J = 7.3 Hz), 3.79 (3H, s), 5.6
1 (2H, s), 5.64 (2H, s), 7.09 (2H, d, J = 8.3 Hz),
7.33 (1H, dd, J= 1.4, 7.6 Hz), 7.64 (1H, dt, J =
1.4, 7.6 Hz), 7.73 (1H, dt, J = 1.4,7.6 Hz), 7.84
(2H, d, J = 8.3 Hz), 7.97 (1H, s), 8.10 (1H, dd, J
= 1.4,7.3 Hz), 11.41 (1H, brs).
【0084】(c) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボキシフェニル)メチル−N−(2−アミノフェニル)
メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−5−
イミダゾ−ルカルボキサミド 2−n−ブチル−1−(4−カルボメトキシフェニル)
メチル−N−(2−ニトロフェニル)メチル−N−(1
H−テトラゾ−ル−5−イル)−5−イミダゾ−ルカル
ボキサミド(240 mg) をメタノ−ル(30 ml)に溶かし10
%パラジウム炭素(60 mg )を加え水素雰囲気下室温中2
9時間攪拌した後、10%パラジウム炭素をセライト濾
過により除き、その濾液を減圧下留去して得られる残渣
にt−ブタノ−ル(5 ml)及び1N水酸化ナトリウム水溶
液(5 ml)を加えて室温下72時間攪拌した。この反応液
を減圧下留去し水及びジクロロメタンを加えて分液して
得た水層に1N塩酸を加え(約pH=6)、生じた沈澱
を濾取して標題化合物(47mg)を得た。 融点 131.0-133.0 ℃1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.81 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.28
(2H, sext, J = 7.3 Hz), 1.56 (2H, quintet, J = 7.
3 Hz), 2.63 (2H, t, J = 7.3 Hz), 5.33 (2H, s), 5.6
9 (2H, s), 6.42 (1H, t, J = 7.1 Hz), 6.60-6.70 (2
H, m), 7.01 (1H,t, J = 6.7 Hz), 7.11 (2H, d, J =
8.2 Hz), 7.89 (2H, d, J = 8.2 Hz), 7.94(1H, s), 1
2.8 (1H, brs).
【0085】実施例27 2−n−ブチル−1−(4−カルボキシフェニル)メチ
ル−N−[2−(N,N−ジメチルアミノ)フェニル]
メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−5−
イミダゾ−ルカルボキサミド (a) 2−(N,N−ジメチルアミノ)ベンジルアル
コ−ル 水素化リチウムアルミニウム(7.6 g)の無水エ−テル(10
0 ml) 懸濁液に室温下、メチル N,N−ジメチルアン
トラニレ−ト(15 g)の無水エ−テル(100 ml)溶液を45
分間掛けて滴下させ、滴下終了後更に1時間攪拌した。
反応液を氷浴下冷却し、蒸留水(7.6 ml)を加えた後15
%水酸化ナトリウム水溶液(7.6 ml)を加え、更に蒸留水
(22.8 ml) を加えた後室温下終夜攪拌した。反応液を濾
紙濾過し、残渣をエ−テルで洗い、洗液と濾液を合わせ
減圧下溶媒留去し標題化合物(13.8 g)を得た。1 H-NMR (CDCl3)δ: 2.72 (6H, s), 4.82 (2H, s), 7.00
-7.30 (4H, m).
【0086】(b) 2−(N,N−ジメチルアミノ)
ベンズアルデヒド 2−(N,N−ジメチルアミノ)ベンジルアルコ−ル(1
3.8 g)をアセトニトリル(200 ml)に溶かし、二酸化マン
ガン(80 g)を加え室温下26時間攪拌した。反応液をセ
ライト濾過する事により二酸化マンガンを除き、濾液を
減圧下溶媒留去する事により標題化合物(11.6 g)を得
た。1 H-NMR (CDCl3)δ: 2.92 (6H, s), 7.00 (1H, t, J =
7.7 Hz), 7.05 (1H, d, J= 7.7 Hz), 7.46 (1H, dt, J
= 1.8, 7.7 Hz), 7.76 (1H, dd, J = 1.8, 7.7 Hz), 1
0.23 (1H, s).
【0087】(c) 5−[[[2−(N,N−ジメチ
ルアミノ)フェニル]メチル]アミノ]テトラゾ−ル 実施例11(a)記載の方法により、5−アミノテトラ
ゾ−ル (5 g)、2−(N,N−ジメチルアミノ)ベンズ
アルデヒド(7.34 g)から標題化合物(5.2 g) を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 2.65 (6H, s), 4.47 (2H, s), 7.
01 (1H, t, J = 7.5 Hz), 7.14 (1H, d, J = 7.5 Hz),
7.18-7.27 (2H, m).
【0088】(d) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボメトキシフェニル)メチル−N−[2−(N,N−ジ
メチルアミノ)フェニル]メチル−N−(1H−テトラ
ゾ−ル−5−イル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例9(b)記載の方法により、2−n−ブチル−1
−(4−カルボメトキシフェニル)メチル−5−イミダ
ゾ−ルカルボン酸(300 mg) 、5−[[[2−(N,N
−ジメチルアミノ)フェニル]メチル]アミノ]テトラ
ゾ−ル(230 mg)から標題化合物(480 mg)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.80 (3H, t, J = 7.4 Hz), 1.26
(2H, sext, J = 7.4 Hz), 1.55 (2H, quintet, J = 7.
4 Hz), 2.42 (6H, s), 2.63 (2H, t, J = 7.4 Hz), 3.8
0 (3H, s), 5.45 (2H, s), 5.67 (2H, s), 6.88 (1H, d
d, J = 1.3, 7.6Hz), 6.98 (1H, dt, J = 1.3, 7.6 H
z), 7.12 (2H, d, J = 8.3 Hz), 7.14 (1H,dd, J = 1.
3, 7.6 Hz), 7.27 (1H, dt, J = 1.3, 7.6 Hz), 7.85
(1H, s), 7.88 (2H, d, J = 8.3 Hz), 11.17 (1H, br
s).
【0089】(e) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボキシフェニル)メチル−N−[2−(N,N−ジメチ
ルアミノ)フェニル]メチル−N−(1H−テトラゾ−
ル−5−イル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例2記載の方法により、2−n−ブチル−1−(4
−カルボメトキシフェニル)メチル−N−[2−(N,
N−ジメチルアミノ)フェニル]メチル−N−(1H−
テトラゾ−ル−5−イル)−5−イミダゾ−ルカルボキ
サミド(480 mg)から標題化合物(320 mg)を得た。 融点 115.5-118.0 ℃1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.80 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.26
(2H, sext, J = 7.3 Hz), 1.55 (2H, quintet, J = 7.
3 Hz), 2.42 (6H, s), 2.62 (2H, t, J = 7.3 Hz), 5.5
0 (2H, s), 5.67 (2H, s), 6.88 (1H, dd, J = 1.0, 7.
5 Hz), 6.97 (1H,dt, J = 1.0, 7.5 Hz), 7.10 (2H, d,
J = 8.2 Hz), 7.14 (1H, dd, J = 1.0,7.5 Hz), 7.27
(1H, dt, J = 1.0, 7.5 Hz), 7.85 (1H, s), 7.85 (2H,
d, J =8.2 Hz), 11.18 (1H, brs), 12.85 (1H, brs).
【0090】実施例28 2−n−ブチル−1−(4−カルボキシフェニル)メチ
ル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−N−(チ
オフェン−3−イル)メチル−5−イミダゾ−ルカルボ
キサミド (a) 5−[[(チオフェン−3−イル)メチル]ア
ミノ]テトラゾ−ル 実施例1(b)記載の方法により、無水5−アミノテト
ラゾール(5 g) 、3−チオフェンカルボキシアルデヒド
(4.3 ml)から標題化合物(1.4 g)を得た。1 H-NMR (CD3OD)δ: 4.52 (2H, s), 7.12 (1H, d, J =
5.1 Hz), 7.32 (1H, brs), 7.41 (1H, dd, J = 3, 4.8
Hz).
【0091】(b) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボメトキシフェニル)メチル−N−(1H−テトラゾ−
ル−5−イル)−N−(チオフェン−3−イル)メチル
−5−イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例9(b)記載の方法により、2−n−ブチル−1
−(4−カルボメトキシフェニル)メチル−5−イミダ
ゾ−ルカルボン酸(500 mg) 、5−[[(チオフェン−
3−イル)メチル]アミノ]テトラゾ−ル(345 mg)から
標題化合物(554 mg)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.81 (3H, t, J = 7 Hz), 1.21-
1.35 (2H, m), 1.51-1.63(2H, m), 2.65 (2H, t, J = 7
Hz), 3.81 (3H, s), 5.39 (2H, s), 5.69 (2H,s), 6.8
7 (1H, dd, J = 0.5, 5 Hz), 7.13 (2H, brd, J = 8 H
z), 7.25 (1H, brs), 7.48 (1H, dd, J = 3, 5 Hz), 7.
91 (2H, brd, J = 8 Hz), 7.97 (1H, s),11.25 (1H, br
s).
【0092】(c) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボキシフェニル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−
5−イル)−N−(チオフェン−3−イル)メチル−5
−イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例2記載の方法により、2−n−ブチル−1−(4
−カルボメトキシフェニル)メチル−N−(1H−テト
ラゾ−ル−5−イル)−N−(チオフェン−3−イル)
メチル−5−イミダゾ−ルカルボキサミド(198 mg)から
標題化合物(91mg)を得た。 分解点 220 ℃1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.81 (3H, t, J = 7 Hz), 1.21-
1.46 (2H, m), 1.50-1.65(2H, m), 2.65 (2H, t, J = 7
Hz), 5.42 (2H, s), 5.68 (2H, s), 6.88 (1H,brd, J
= 5 Hz), 7.10 (2H, brd, J = 8 Hz), 7.25 (1H, brs).
【0093】実施例29 2−n−ブチル−1−(4−カルボキシフェニル)メチ
ル−N−(5−クロロチオフェン−2−イル)メチル−
N−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−5−イミダゾ
−ルカルボキサミド (a) 5−[[(5−クロロチオフェン−2−イル)
メチル]アミノ]テトラゾ−ル 実施例1(b)記載の方法により、5−アミノテトラゾ
−ル(4 g) 、5−クロロチオフェン−2−カルボキシア
ルデヒド(5 g)から標題化合物(3.1 g)を得た。 1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 4.50 (2H, d, J = 6.2 Hz), 6.91
(1H, d, J = 3.7 Hz),6.95 (1H, d, J = 3.7 Hz), 7.5
8 (1H, brs).
【0094】(b) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボメトキシフェニル)メチル−N−(5−クロロチオフ
ェン−2−イル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−
5−イル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例9(b)記載の方法により、2−n−ブチル−1
−(4−カルボメトキシフェニル)メチル−5−イミダ
ゾ−ルカルボン酸(300 mg) 、5−[[(5−クロロチ
オフェン−2−イル)メチル]アミノ]テトラゾ−ル(2
25 mg)から標題化合物(485 mg)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.81 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.29
(2H, sext, J = 7.3 Hz), 1.58 (2H, quintet, J = 7.
3 Hz), 2.66 (2H, t, J = 7.3 Hz), 3.81 (3H, s), 5.5
5 (2H, s), 5.69 (2H, s), 6.85 (1H, d, J = 3.8 Hz),
6.95 (1H, d, J= 3.8 Hz), 7.13 (2H, d, J = 8.2 H
z), 7.91 (2H, d, J = 8.2), 8.03 (1H, s), 11.38 (1
H, brs).
【0095】(c) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボキシフェニル)メチル−N−(5−クロロチオフェン
−2−イル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−
イル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例2記載の方法により、2−n−ブチル−1−(4
−カルボメトキシフェニル)メチル−N−(5−クロロ
チオフェン−2−イル)メチル−N−(1H−テトラゾ
−ル−5−イル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド(4
85 mg)から標題化合物(420 mg)を得た。 融点 195.5-197.5 ℃1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.81 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.27
(2H, sext, J = 7.3 Hz), 1.58 (2H, quintet, J = 7.
3 Hz), 2.66 (2H, t, J = 7.3 Hz), 5.58 (2H, s), 5.6
9 (2H, s), 6.83 (1H, d, J = 3.8 Hz), 6.94 (1H, d,
J = 3.8 Hz), 7.11 (2H, d, J = 8.2 Hz), 7.89 (2H,
d, J = 8.2 Hz), 8.03 (1H, s), 11.40 (1H, brs), 12.
88 (1H, brs).
【0096】実施例30 2−n−ブチル−1−(4−カルボキシフェニル)メチ
ル−N−(5−ブロモチオフェン−2−イル)メチル−
N−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−5−イミダゾ
−ルカルボキサミド (a) 5−[[(5−ブロモチオフェン−2−イル)
メチル]アミノ]テトラゾ−ル 実施例1(b)記載の方法により、無水5−アミノテト
ラゾ−ル(2.54 g ) 、5−ブロモチオフェン−2−カル
ボキシアルデヒド(4.48 g)から標題化合物(3.1g)を得
た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 4.51 (2H, d, J = 6.2 Hz), 6.88
(1H, d, J = 3.7 Hz),7.05 (1H, d, J = 3.7 Hz), 7.6
3 (1H, brs), 11.65 (1H, brs).
【0097】(b) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボメトキシフェニル)メチル−N−(5−ブロモチオフ
ェン−2−イル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−
5−イル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例9(b)記載の方法により、2−n−ブチル−1
−(4−カルボメトキシフェニル)メチル−5−イミダ
ゾ−ルカルボン酸(301 mg) 、5−[[(5−ブロモチ
オフェン−2−イル)メチル]アミノ]テトラゾ−ル(2
66 mg)から標題化合物(105 mg)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.81 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.28
(2H, sext, J = 7.3 Hz), 1.58 (2H, quintet, J = 7.
3 Hz), 2.66 (2H, t, J = 7.3 Hz), 3.82 (3H, s), 5.5
6 (2H, s), 5.69 (2H, s), 6.81 (1H, d, J = 3.7 Hz),
7.05 (1H, d, J= 3.7 Hz), 7.13 (2H, d, J = 8.3 H
z), 7.90 (2H, d, J = 8.3 Hz), 8.02 (1H,s), 11.38
(1H, brs).
【0098】(c) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボキシフェニル)メチル−N−(5−ブロモチオフェン
−2−イル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−
イル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例2記載の方法により、2−n−ブチル−1−(4
−カルボメトキシフェニル)メチル−N−(5−ブロモ
チオフェン−2−イル)メチル−N−(1H−テトラゾ
−ル−5−イル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド(1
05 mg)から標題化合物(49 mg)を得た。 分解点 192 ℃1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.81 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.28
(2H, sext, J = 7.3 Hz), 1.57 (2H, quintet, J = 7.
3 Hz), 2.66 (2H, t, J = 7.3 Hz), 5.59 (2H, s), 5.6
9 (2H, s), 6.80 (1H, d, J = 3.7 Hz), 7.05 (1H, d,
J = 3.7 Hz), 7.11 (2H, d, J = 8.3 Hz), 7.89 (2H,
d, J = 8.3 Hz), 8.02 (1H, s), 11.38 (1H, brs), 12.
85 (1H, brs).
【0099】実施例31 2−n−ブチル−1−(4−カルボキシフェニル)メチ
ル−N−(5−メチルチオフェン−2−イル)メチル−
N−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−5−イミダゾ
−ルカルボキサミド (a) 5−[[(5−メチルチオフェン−2−イル)
メチル]アミノ]テトラゾ−ル 実施例11(a)記載の方法により、無水5−アミノテ
トラゾ−ル(8.00 g)、5−メチルチオフェン−2−カル
ボキシアルデヒド(9.92 g)から標題化合物(12.0 g)を得
た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 2.37 (3H, s), 4.47 (2H, d, J =
6.2 Hz), 6.61 (1H, d,J = 3.3 Hz), 6.80 (1H, d, J
= 3.3 Hz), 7.53 (1H, brs).
【0100】(b) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボメトキシフェニル)メチル−N−(5−メチルチオフ
ェン−2−イル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−
5−イル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例9(b)記載の方法により、2−n−ブチル−1
−(4−カルボメトキシフェニル)メチル−5−イミダ
ゾ−ルカルボン酸(301 mg) 、5−[[(5−メチルチ
オフェン−2−イル)メチル]アミノ]テトラゾ−ル(1
96 mg)から標題化合物(506 mg)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.81 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.29
(2H, sext, J = 7.3 Hz), 1.58 (2H, quintet, J = 7.
3 Hz), 2.35 (3H, s), 2.66 (2H, t, J = 7.3 Hz), 5.5
4 (2H, s), 5.70 (2H, s), 6.60 (1H, d, J = 3.4 Hz),
6.68 (1H, d, J= 3.4 Hz), 7.13 (2H, d, J = 8.1 H
z), 7.91 (2H, d, J = 8.1 Hz), 8.00 (1H,s), 11.35
(1H, brs).
【0101】(c) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボキシフェニル)メチル−N−(5−メチルチオフェン
−2−イル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−
イル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例2記載の方法により、2−n−ブチル−1−(4
−カルボメトキシフェニル)メチル−N−(5−メチル
チオフェン−2−イル)メチル−N−(1H−テトラゾ
−ル−5−イル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド(3
00 mg)から標題化合物(135 mg)を得た。 融点 174.0-176.0 ℃1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.82 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.29
(2H, sext, J = 7.2 Hz), 1.58 (2H, quintet, J = 7.
2 Hz), 2.35 (3H, s), 2.66 (2H, t, J = 7.2 Hz), 5.5
7 (2H, s), 5.70 (2H, s), 6.59 (1H, d, J = 3.2 Hz),
6.67 (1H, d, J= 3.2 Hz), 7.11 (2H, d, J = 8.2 H
z), 7.89 (2H, d, J = 8.2 Hz), 8.00 (1H,s), 11.34
(1H, brs), 12.85 (1H, brs).
【0102】実施例32 2−n−ブチル−1−(4−カルボキシフェニル)メチ
ル−N−(5−エチルチオフェン−2−イル)メチル−
N−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−5−イミダゾ
−ルカルボキサミド (a) 5−[[(5−エチルチオフェン−2−イル)
メチル]アミノ]テトラゾ−ル J. Org. Chem., 13, 635 (1948).記載の方法により得ら
れる5−エチルチオフェン−2−カルボキシアルデヒド
(8.43 g)及び無水5−アミノテトラゾ−ル(6.12 g)から
実施例11(a)記載の方法により標題化合物(9.56 g)
を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 1.18 (3H, t, J = 7.4 Hz), 2.72
(2H, q, J = 7.4 Hz),4.48 (2H, d, J = 6.2 Hz), 6.6
3 (1H, d, J = 2.6 Hz), 6.82 (1H, d, J = 2.6Hz), 7.
55 (1H, brd).
【0103】(b) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボメトキシフェニル)メチル−N−(5−エチルチオフ
ェン−2−イル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−
5−イル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例9(b)記載の方法により、2−n−ブチル−1
−(4−カルボメトキシフェニル)メチル−5−イミダ
ゾ−ルカルボン酸(300 mg) 、5−[[(5−エチルチ
オフェン−2−イル)メチル]アミノ]テトラゾ−ル(2
14 mg)から標題化合物(392 mg)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.81 (3H, t, J = 7.5 Hz), 1.15
(3H, t, J = 7.5 Hz),1.28 (2H, sext, J = 7.5 Hz),
1.57 (2H, quintet, J = 7.5 Hz), 2.66 (2H, t, J =
7.5 Hz), 2.71 (2H, q, J = 7.5 Hz), 3.81 (3H, s),
5.55 (2H, s), 5.71 (2H, s), 6.69 (1H, d, J = 3.2 H
z), 6.69 (1H, d, J = 3.2 Hz), 7.13 (2H,d, J = 8.0
Hz), 7.91 (2H, d, J = 8.0 Hz), 8.00 (1H, s), 11.36
(1H, brs).
【0104】(c) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボキシフェニル)メチル−N−(5−エチルチオフェン
−2−イル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−
イル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例2記載の方法により、2−n−ブチル−1−(4
−カルボメトキシフェニル)メチル−N−(5−エチル
チオフェン−2−イル)メチル−N−(1H−テトラゾ
−ル−5−イル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド(3
02 mg)から標題化合物(272 mg)を得た。 分解点 196.0 ℃1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.82 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.15
(3H, t, J = 7.2 Hz),1.29 (2H, sext, J = 7.2 Hz),
1.58 (2H, quintet, J = 7.2 Hz), 2.66 (2H, t, J =
7.2 Hz), 2.71 (2H, q, J = 7.5 Hz), 5.58 (2H, s),
5.70 (2H, s), 6.62 (1H, d, J = 3.5 Hz), 6.68 (1H,
d, J = 3.5 Hz), 7.11 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.89 (2
H, d, J = 8.1 Hz), 8.00 (1H, s), 11.36 (1H, brs),
12.85 (1H, brs).
【0105】実施例33 2−n−ブチル−1−(4−カルボキシフェニル)メチ
ル−N−(3−メチルチオフェン−2−イル)メチル−
N−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−5−イミダゾ
−ルカルボキサミド (a) 5−[[(3−メチルチオフェン−2−イル)
メチル]アミノ]テトラゾ−ル 実施例11(a)記載の方法により、無水5−アミノテ
トラゾ−ル(3.54 g)、3−メチルチオフェン−2−カル
ボキシアルデヒド(5.0 g)から標題化合物(3.6g)を得
た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 2.20 (3H, s), 4.49 (2H, d, J =
6.0 Hz), 6.83 (1H, d,J = 5.0 Hz), 7.27 (1H, d, J
= 5.0 Hz), 7.48 (1H, brs).
【0106】(b) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボメトキシフェニル)メチル−N−(3−メチルチオフ
ェン−2−イル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−
5−イル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例11(a)記載の方法により、2−n−ブチル−
1−(4−カルボメトキシフェニル)メチル−5−イミ
ダゾ−ルカルボン酸(302 mg) 、5−[[(3−メチル
チオフェン−2−イル)メチル]アミノ]テトラゾ−ル
(200 mg)から標題化合物(480 mg)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.80 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.27
(2H, sext, J = 7.3 Hz), 1.55 (2H, quintet, J = 7.
3 Hz), 2.11 (3H, s), 2.61 (2H, t, J = 7.3 Hz), 3.8
1 (3H, s), 5.50 (2H, s), 5.74 (2H, s), 6.83 (1H,
d, J = 5.1 Hz), 7.13 (2H, d, J = 8.3 Hz), 7.37 (1
H, d, J = 5.1 Hz), 7.88 (2H, d, J = 8.3Hz), 7.92
(1H, s), 11.37 (1H, brs).
【0107】(c) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボキシフェニル)メチル−N−(3−メチルチオフェン
−2−イル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−
イル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例2記載の方法により、2−n−ブチル−1−(4
−カルボメトキシフェニル)メチル−N−(3−メチル
チオフェン−2−イル)メチル−N−(1H−テトラゾ
−ル−5−イル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド(4
80 mg)から標題化合物(303 mg)を得た。 分解点 196-199 ℃1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.81 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.28
(2H, sext, J = 7.2 Hz), 1.57 (2H, quintet, J = 7.
2 Hz), 2.08 (3H, s), 2.65 (2H, t, J = 7.2 Hz), 5.5
9 (2H, s), 5.70 (2H, s), 6.83 (1H, d, J = 5.1 Hz),
7.11 (2H, d, J= 8.2 Hz), 7.38 (1H, d, J = 5.1 H
z), 7.88 (2H, d, J = 8.2 Hz), 8.00 (1H,s), 11.35
(1H, brs), 12.85 (1H, brs).
【0108】実施例34 2−n−ブチル−1−(4−カルボキシフェニル)メチ
ル−N−(2,5−ジメチルチオフェン−3−イル)メ
チル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−5−イ
ミダゾ−ルカルボキサミド (a) 5−[[(2,5−ジメチルチオフェン−3−
イル)メチル]アミノ]テトラゾ−ル J. Org. Chem., 14, 638 (1949).記載の方法により得ら
れる2,5−ジメチルチオフェン−3−カルボキシアル
デヒド(3.2 g)及び5−アミノテトラゾ−ル(2.6 g)から
実施例11(a)記載の方法により標題化合物(2.14 g)
を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 2.30 (3H, s), 2.32 (3H, s), 4.
19 (2H, d, J = 6.0 Hz), 6.61 (1H, s), 7.26 (1H, br
t).
【0109】(b) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボメトキシフェニル)メチル−N−(2,5−ジメチル
チオフェン−3−イル)メチル−N−(1H−テトラゾ
−ル−5−イル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例9(b)記載の方法により、2−n−ブチル−1
−(4−カルボメトキシフェニル)メチル−5−イミダ
ゾ−ルカルボン酸(300 mg) 、5−[[(2,5−ジメ
チルチオフェン−3−イル)メチル]アミノ]テトラゾ
−ル(240 mg)から標題化合物(420 mg)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.81 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.27
(2H, sext, J = 7.3 Hz), 1.67 (2H, quintet, J = 7.
3 Hz), 2.20 (3H, s), 2.23 (3H, s), 2.63 (2H,t, J =
7.3 Hz), 3.81 (3H, s), 5.24 (2H, s), 5.72 (2H,
s), 6.31 (1H, s),7.11 (2H, d, J = 8.2 Hz), 7.89 (2
H, d, J = 8.2 Hz), 7.90 (1H, s), 11.25(1H, brs).
【0110】(c) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボキシフェニル)メチル−N−(2,5−ジメチルチオ
フェン−3−イル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル
−5−イル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例2記載の方法により、2−n−ブチル−1−(4
−カルボメトキシフェニル)メチル−N−(2,5−ジ
メチルチオフェン−3−イル)メチル−N−(1H−テ
トラゾ−ル−5−イル)−5−イミダゾ−ルカルボキサ
ミド(420 mg)から標題化合物(350 mg)を得た。 融点 115.5-118.5 ℃1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.81 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.28
(2H, sext, J = 7.3 Hz), 1.58 (2H, quintet, J = 7.
3 Hz), 2.18 (3H, s), 2.23 (3H, s), 2.65 (2H,t, J =
7.3 Hz), 5.24 (2H, s), 5.68 (2H, s), 6.32 (1H,
s), 7.09 (2H, d,J = 8.2 Hz), 7.88 (2H, d, J = 8.2
Hz), 7.96 (1H, s), 11.25 (1H, brs), 12.93 (1H, br
s).
【0111】実施例35 2−n−ブチル−1−(4−カルボキシフェニル)メチ
ル−N−(3,5−ジメチルチオフェン−2−イル)メ
チル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−5−イ
ミダゾ−ルカルボキサミド (a) 5−[[(3,5−ジメチルチオフェン−2−
イル)メチル]アミノ]テトラゾ−ル J. Org. Chem., 19, 70 (1954). 記載の方法により得ら
れる3,5−ジメチルチオフェン−2−カルボキシアル
デヒド(2.0 g)及び5−アミノテトラゾ−ル(1.62 g)か
ら実施例11(a)記載の方法により標題化合物(133 m
g)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 2.11 (3H, s), 2.32 (3H, s), 4.
39 (2H ,d, J = 6.0 Hz), 6.50 (1H, s), 7.39 (1H, br
t).
【0112】(b) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボキシフェニル)メチル−N−(3,5−ジメチルチオ
フェン−2−イル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル
−5−イル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド 2−n−ブチル−1−(4−カルボメトキシフェニル)
メチル−5−イミダゾールカルボン酸(183 mg)のTHF
(10 ml) 懸濁液へ1、1−カルボニルジイミダゾール(1
03 mg)を加え、還流条件下1時間攪拌した後、5−
[[(3,5−ジメチルチオフェン−2−イル)メチ
ル]アミノ]テトラゾ−ル(133 mg)を加え、還流条件下
24時間攪拌した。反応液を減圧下溶媒留去し水を加
え、1N塩酸によって酸性(約pH=6)に調整し生じ
た沈澱物を濾取した。この沈澱物をt−ブタノール(5 m
l)に溶かし、1N水酸化ナトリウム水溶液(4 ml)を加
え、17時間攪拌した後、反応溶液を減圧下留去した
後、残渣を水に溶かし、1N塩酸によって酸性(約pH
=4)に調整し、生成した沈澱物を濾取して標題化合物
(200 mg)を得た。 融点 119.0-122.0 ℃1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.81 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.28
(2H, sext, J = 7.3 Hz), 1.58 (2H, quintet, J = 7.
3 Hz), 2.00 (3H, s), 2.29 (3H, s), 2.65 (2H,t, J =
7.3 Hz), 5.50 (2H, s), 5.70 (2H, s), 6.51 (1H,
s), 7.10 (2H, d,J = 8.3 Hz), 7.88 (2H, d, J = 8.3
Hz), 8.01 (1H, s), 11.35 (1H, brs), 12.90 (1H, br
s).
【0113】実施例36 2−n−ブチル−1−(4−カルボキシフェニル)メチ
ル−N−(フラン−2−イル)メチル−N−(1H−テ
トラゾ−ル−5−イル)−5−イミダゾ−ルカルボキサ
ミド (a) 5−[[(フラン−2−イル)メチル]アミ
ノ]テトラゾ−ル 実施例12(a)記載の方法により、無水5−アミノテ
トラゾ−ル(5.63 g)、フルフラ−ル(5.00 g)から標題化
合物(4.1 g)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 4.37 (2H, d, J = 6.1 Hz), 6.28
(1H, d, J = 3.1 Hz),6.38 (1H, d, J = 3.1 Hz), 7.4
8 (1H, brs), 7.57 (1H, s).
【0114】(b) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボメトキシフェニル)メチル−N−(フラン−2−イ
ル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−
5−イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例9(b)記載の方法により、2−n−ブチル−1
−(4−カルボメトキシフェニル)メチル−5−イミダ
ゾ−ルカルボン酸(303 mg) 、5−[[(フラン−2−
イル)メチル]アミノ]テトラゾ−ル(186 mg)から標題
化合物(425 mg)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.81 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.28
(2H, sext, J = 7.2 Hz), 1.57 (2H, quintet, J = 7.
2 Hz), 2.65 (2H, t, J = 7.2 Hz), 3.81 (3H, s), 5.4
8 (2H, s), 5.69 (2H, s), 6.27 (1H, d, J = 3.2 Hz),
6.37 (1H, d, J= 3.2 Hz), 7.13 (2H, d, J = 8.2 H
z), 7.59 (1H, s), 7.91 (2H, d, J = 8.2Hz), 7.98 (1
H, s), 11.35 (1H, brs).
【0115】(c) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボキシフェニル)メチル−N−(フラン−2−イル)メ
チル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−5−イ
ミダゾ−ルカルボキサミド 実施例2記載の方法により、2−n−ブチル−1−(4
−カルボメトキシフェニル)メチル−N−(フラン−2
−イル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イ
ル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド(241 mg)から標
題化合物(222 mg)を得た。 融点 184.0-185.0 ℃1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.81 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.28
(2H, sext, J = 7.2 Hz), 1.57 (2H, quintet, J = 7.
2 Hz), 2.65 (2H, t, J = 7.2 Hz), 5.50 (2H, s), 5.6
9 (2H, s), 6.26 (1H, d, J = 3.2 Hz), 6.37 (1H, t,
J = 3.2 Hz), 7.11 (2H, d, J = 8.2 Hz), 7.59 (1H,
d, J = 3.2 Hz), 7.89 (2H, d, J = 8.2 Hz), 7.98 (1
H, s), 11.35 (1H, brs), 12.85 (1H, brs).
【0116】実施例37 2−n−ブチル−1−(4−カルボキシフェニル)メチ
ル−N−(1H−イミダゾ−ル−2−イル)メチル−N
−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−5−イミダゾ−
ルカルボキサミド (a) 5−[[(1H−イミダゾ−ル−2−イル)メ
チル]アミノ]テトラゾ−ル 無水5−アミノテトラゾ−ル(5 g) 、2−イミダゾ−ル
カルボキシアルデヒド(4.7 g)を無水メタノ−ル(100 m
l) に溶かし、モレキュラ−シ−ブス3Aによって脱水
処理をしながら14時間加熱還流した。反応溶液中に析
出する固形物を反応液を室温に冷やした後に濾取、続い
てメタノ−ルで洗った。この固形物に無水メタノ−ル(5
0 ml)、無水トリエチルアミン(6.6 ml)及び10%パラ
ジウム炭素(500 mg)を加え水素雰囲気下室温下終夜攪拌
した。この反応液をセライト濾過によりパラジウム炭素
を除き、濾液を減圧下溶媒留去して標題化合物(3.1 g)
を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 4.38 (2H, s), 6.91 (2H, s).
【0117】(b) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボメトキシフェニル)メチル−N−(1H−イミダゾ−
ル−2−イル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5
−イル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例9(b)記載の方法により、2−n−ブチル−1
−(4−カルボメトキシフェニル)メチル−5−イミダ
ゾ−ルカルボン酸(500 mg) 、5−[[(1H−イミダ
ゾ−ル−2−イル)メチル]アミノ]テトラゾ−ル(300
mg)から標題化合物(260 mg)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.77 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.13
-1.33 (2H, m), 1.43-1.51 (2H, m), 3.80 (3H, s), 5.
13 (2H, s), 5.79 (2H, s), 6.90-7.20 (4H, m),7.50-
7.82 (3H, m), 12.50 (1H, brs).
【0118】(c) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボキシフェニル)メチル−N−(1H−イミダゾ−ル−
2−イル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イ
ル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例2記載の方法により、2−n−ブチル−1−(4
−カルボメトキシフェニル)メチル−N−(1H−イミ
ダゾ−ル−2−イル)メチル−N−(1H−テトラゾ−
ル−5−イル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド(260
mg)から標題化合物(52 mg)を得た。 分解点 205 ℃1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.80 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.19
-1.33 (2H, m), 1.48-1.60 (2H, m), 2.61 (2H, t, J =
7.4 Hz), 5.54 (2H, s), 5.70 (2H, s), 6.99 (2H,
s), 7.14 (2H, brd, J = 8.3 Hz), 7.88 (2H, brd, J =
8.3 Hz), 7.96 (1H, brs).
【0119】実施例38 2−n−ブチル−1−(4−カルボキシフェニル)メチ
ル−N−(1−メチルイミダゾ−ル−2−イル)メチル
−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−5−イミダ
ゾ−ルカルボキサミド (a) 5−[[(1−メチルイミダゾ−ル−2−イ
ル)メチル]アミノ]テトラゾ−ル Acta. Chem. Scand., 20, 2649 (1966).記載の方法によ
り得られる1−メチルイミダゾ−ル−2−カルボキシア
ルデヒド(2.5 g) 及び無水5−アミノテトラゾ−ル(1.9
g)を無水メタノ−ル(40 ml)に溶かし、無水トリエチル
アミン(2.7 ml)を加えモレキュラ−シ−ブス3Aによっ
て脱水処理をしながら55時間加熱還流した。反応溶を
室温に冷却した後に10%パラジウム炭素(500 mg)を加
え水素雰囲気下室温下終夜攪拌した。この反応液をセラ
イト濾過によりパラジウム炭素を除き濾液を減圧下溶媒
留去し標題化合物(2.35 g)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 3.64 (3H, s), 4.44 (2H, s), 6.
79 (1H, d, J = 1.0 Hz), 7.08 (1H, d, J = 1.0 Hz),
7.37 (1H, brs).
【0120】(b) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボメトキシフェニル)メチル−N−(1−メチルイミダ
ゾ−ル−2−イル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル
−5−イル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例9(b)記載の方法により、2−n−ブチル−1
−(4−カルボメトキシフェニル)メチル−5−イミダ
ゾ−ルカルボン酸(300 mg) 、5−[[(1−メチルイ
ミダゾ−ル−2−イル)メチル]アミノ]テトラゾ−ル
(195 mg)から標題化合物(370 mg)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.79 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.25
(2H, sext, J = 7.2 Hz), 1.53 (2H, quintet, J = 7.
2 Hz), 2.59 (2H, t, J = 7.2 Hz), 3.56 (3H, s), 3.8
1 (3H, s), 5.62 (2H, s), 5.70 (2H, s), 6.80 (1H,
s), 7.12 (1H, s),7.15 (2H, d, J = 8.2 Hz), 7.88 (2
H, d, J = 8.2 Hz), 7.90 (1H, s).
【0121】(c) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボキシフェニル)メチル−N−(1−メチルイミダゾ−
ル−2−イル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5
−イル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例2記載の方法により、2−n−ブチル−1−(4
−カルボメトキシフェニル)メチル−N−(1−メチル
イミダゾ−ル−2−イル)メチル−N−(1H−テトラ
ゾ−ル−5−イル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド
(370 mg)から標題化合物(69 mg)を得た。 分解点 220.5 ℃1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.79 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.26
(2H, sext, J = 7.3 Hz), 1.54 (2H, quintet, J = 7.
3 Hz), 2.61 (2H, t, J = 7.3 Hz), 3.56 (3H, s), 5.6
1 (2H, s), 5.70 (2H, s), 6.80 (1H, s), 7.13 (1H,
s), 7.13 (2H, d,J = 8.1 Hz), 7.88 (2H, d, J = 8.1
Hz), 7.96 (1H, s), 11.00-13.00 (2H, brd).
【0122】実施例39 2−n−ブチル−1−(4−カルボキシフェニル)メチ
ル−N−(チアゾ−ル−2−イル)メチル−N−(1H
−テトラゾ−ル−5−イル)−5−イミダゾ−ルカルボ
キサミド (a) 5−[[(チアゾ−ル−2−イル)メチル]ア
ミノ]テトラゾ−ル Acta. Chem. Scand., 20, 2649 (1966).記載の方法によ
り得られるチアゾ−ル−2−カルボキシアルデヒド(2.0
g)及び無水5−アミノテトラゾ−ル(1.54 g)から実施
例38(a)記載の方法により標題化合物(3.41 g)を得
た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 4.71 (2H, d, J = 6.2 Hz), 7.59
(1H, d, J = 2.1 Hz),7.73 (1H, d, J = 2.1 Hz), 7.4
7 (1H, brs).
【0123】(b) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボメトキシフェニル)メチル−N−(チアゾ−ル−2−
イル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)
−5−イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例9(b)記載の方法により、2−n−ブチル−1
−(4−カルボメトキシフェニル)メチル−5−イミダ
ゾ−ルカルボン酸(300 mg) 、5−[[(チアゾ−ル−
2−イル)メチル]アミノ]テトラゾ−ル(405 mg)から
標題化合物(130 mg)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.77 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.23
(2H, sext, J = 7.3 Hz), 1.50 (2H, quintet, J = 7.
3 Hz), 2.53 (2H, t, J = 7.3 Hz), 3.82 (3H, s), 5.6
9 (2H, s), 5.79 (2H, s), 7.09 (2H, d, J = 8.2 Hz),
7.65-7.80 (3H,m), 7.84 (2H, d, J = 8.2 Hz).
【0124】(c) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボキシフェニル)メチル−N−(チアゾ−ル−2−イ
ル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−
5−イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例2記載の方法により、2−n−ブチル−1−(4
−カルボメトキシフェニル)メチル−N−(チアゾ−ル
−2−イル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−
イル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド(130 mg)から
標題化合物(93mg)を得た。 分解点 205.5 ℃1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.80 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.26
(2H, sext, J = 7.3 Hz), 1.54 (2H, quintet, J = 7.
3 Hz), 2.62 (2H, t, J = 7.3 Hz), 5.67 (2H, s), 5.8
9 (2H, s), 7.11 (2H, d, J = 8.2 Hz), 7.73 (1H, d,
J = 3.3 Hz), 7.75 (1H, d, J = 3.3 Hz), 7.87 (2H,
d, J = 8.2 Hz), 7.93 (1H, s), 11.43 (1H, brs), 12.
80 (1H, brs).
【0125】実施例40 2−n−ブチル−1−(4−カルボキシフェニル)メチ
ル−N−(ピリジン−2−イル)メチル−N−(1H−
テトラゾ−ル−5−イル)−5−イミダゾ−ルカルボキ
サミド (a) 5−[[(ピリジン−2−イル)メチル]アミ
ノ]テトラゾ−ル 実施例38(a)記載の方法により、無水5−アミノテ
トラゾ−ル(5 g) 、2−ピリジンカルボキシアルデヒド
(4.8 ml)から標題化合物(6 g)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 4.50 (2H, brs), 7.24 (1H, t, J
= 6 Hz), 7.33 (2H, d,J = 7.8 Hz), 7.75 (1H, t, J
= 7.5 Hz), 8.50 (1H, d, J = 6 Hz).
【0126】(b) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボメトキシフェニル)メチル−N−(ピリジン−2−イ
ル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−
5−イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例9(b)記載の方法により、2−n−ブチル−1
−(4−カルボメトキシフェニル)メチル−5−イミダ
ゾ−ルカルボン酸(300 mg) 、5−[[(ピリジン−2
−イル)メチル]アミノ]テトラゾ−ル(210 mg)から標
題化合物(278 mg)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.79 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.18
-1.32 (2H, m), 1.47-1.60 (2H, m), 2.61 (2H, t, J =
7.4 Hz), 3.82 (3H, s), 5.54 (2H, s), 5.66 (2H,
s), 7.09 (2H, brd, J = 8.3 Hz), 7.15 (1H, d, J =
7.8 Hz), 7.30 (1H,dd, J = 4.9, 7.5 Hz), 7.73 (1H,
dt, J = 1.8, 7.7 Hz), 7.82 (1H, brs), 7.88 (2H, br
d, J = 8.3 Hz), 8.42 (1H, brd, J = 4.8 Hz), 11.29
(1H, brs).
【0127】(c) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボキシフェニル)メチル−N−(ピリジン−2−イル)
メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−5−
イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例2記載の方法により、2−n−ブチル−1−(4
−カルボメトキシフェニル)メチル−N−(ピリジン−
2−イル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イ
ル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド(258 mg)から標
題化合物(74 mg)を得た。 分解点 203 ℃1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.80 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.16
-1.33 (2H, m), 1.45-1.62 (2H, m), 2.61 (2H, t, J =
7.4 Hz), 5.59 (2H, s), 5.65 (2H, s), 7.07 (2H, br
d, J = 8.2 Hz), 7.15 (1H, d, J = 7.9 Hz), 7.30 (1
H, dd, J = 5, 8 Hz), 7.73 (1H, brt, J = 7.8 Hz),
7.84 (1H, brs), 7.88 (2H, brd, J = 8.2 Hz), 8.43
(1H, brd, J = 5 Hz), 11.30 (1H, brs), 12.88 (1H, b
rs).
【0128】実施例41 2−n−ブチル−1−(4−カルボキシフェニル)メチ
ル−N−(ピリジン−3−イル)メチル−N−(1H−
テトラゾ−ル−5−イル)−5−イミダゾ−ルカルボキ
サミド (a) 5−[[(ピリジン−3−イル)メチル]アミ
ノ]テトラゾ−ル 実施例38(a)記載の方法により、無水5−アミノテ
トラゾ−ル(5 g) 、3−ピリジンカルボキシアルデヒド
(4.2 ml)から標題化合物(3.6 g )を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 4.42 (2H, d, J = 6 Hz), 7.28-
7.43 (1H, m), 7.55 (1H,brs), 7.73 (1H, d, J = 7.7
Hz), 8.46 (1H, d, J = 4.3 Hz), 8.56 (1H, s).
【0129】(b) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボメトキシフェニル)メチル−N−(ピリジン−3−イ
ル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−
5−イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例9(b)記載の方法により、2−n−ブチル−1
−(4−カルボメトキシフェニル)メチル−5−イミダ
ゾ−ルカルボン酸 (300 mg)、5−[[(ピリジン−3
−イル)メチル]アミノ]テトラゾ−ル(185 mg)から標
題化合物(352 mg)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.81 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.21
-1.35 (2H, m), 1.50-1.63 (2H, m), 2.64 (2H, t, J =
7.3 Hz), 3.81 (3H, s), 5.43 (2H, s), 5.67 (2H,
s), 7.12 (2H, brd, J = 8.2 Hz), 7.33 (1H, dd, J =
5, 8 Hz), 7.53 (1H, brd, J = 7.9 Hz), 7.89 (2H, br
d, J = 8.3 Hz) 7.95 (1H, brs), 8.40 (1H,brd, J =
1.5 Hz), 8.51 (1H, dd, J = 1.5, 5 Hz), 11.30 (1H,
brs).
【0130】(c) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボキシフェニル)メチル−N−(ピリジン−3−イル)
メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−5−
イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例2記載の方法により、2−n−ブチル−1−(4
−カルボメトキシフェニル)メチル−N−(ピリジン−
3−イル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イ
ル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド(300 mg)から標
題化合物(102 mg)を得た。 分解点 228 ℃1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.81 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.18
-1.37 (2H, m), 1.48-1.65 (2H, m), 2.64 (2H, t, J =
7.5 Hz), 5.46 (2H, s), 5.67 (2H, s), 7.10 (2H, br
d, J = 8.3 Hz), 7.33 (1H, dd, J = 5, 8 Hz), 7.54
(1H, brd, J = 8 Hz), 7.88 (2H, brd, J = 8.3 Hz) 7.
95 (1H, brs), 8.42 (1H, brd, J = 1.5 Hz), 8.51 (1
H, dd, J = 1.5, 4.8 Hz), 11.30 (1H, brs), 12.85 (1
H, brs).
【0131】実施例42 2−n−ブチル−1−(4−カルボキシフェニル)メチ
ル−N−(2−メチルピリジン−3−イル)メチル−N
−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−5−イミダゾ−
ルカルボキサミド (a) 3−(2−メチル)ピリジルカルビノ−ル 実施例27(a)記載の方法によりメチル 2−メチル
ニコチネ−ト(12 g)から標題化合物(10 g)を得た。1 H-NMR (CDCl3)δ: 2.51 (3H, s), 4.71 (2H, s), 7.13
(1H, dd, J = 4.9, 7.6Hz), 7.72 (1H, dd, J = 1.4,
7.6 Hz), 8.35 (1H, dd, J = 1.4, 4.9 Hz).
【0132】(b) 2−メチルピリジン−3−カルボ
キシアルデヒド 実施例27(b)記載の方法により3−(2−メチル)
ピリジルカルビノ−ル(10 g)から標題化合物(5.6 g)を
得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 2.79 (3H, s), 7.46 (1H, dd, J
= 4.8, 7.7 Hz), 8.16 (1H, dd, J = 1.8, 7.7 Hz), 8.
67 (1H, dd, J = 1.4, 4.9 Hz), 10.28 (1H, s).
【0133】(c) 5−[[(2−メチルピリジン−
3−イル)メチル]アミノ]テトラゾ−ル 実施例38(a)記載の方法により、無水5−アミノテ
トラゾ−ル(3.52 g)、2−メチルピリジン−3−カルボ
キシアルデヒド(5.00 g)から標題化合物(7.68g)を得
た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 2.50 (3H, s), 4.41 (2H, s), 7.
18 (1H, dd, J = 4.8, 7.6 Hz), 7.59 (1H, d, J = 7.6
Hz), 8.33 (1H, d, J = 4.8 Hz).
【0134】(d) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボメトキシフェニル)メチル−N−(2−メチルピリジ
ン−3−イル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5
−イル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例9(b)記載の方法により、2−n−ブチル−1
−(4−カルボメトキシフェニル)メチル−5−イミダ
ゾ−ルカルボン酸(300 mg) 、5−[[(2−メチルピ
リジン−3−イル)メチル]アミノ]テトラゾ−ル(216
mg)から標題化合物(410 mg)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.89 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.36
(2H, sext, J = 7.3 Hz), 1.72 (2H, quintet, J = 7.
3 Hz), 2.32 (3H, s), 2.67 (2H, t, J = 7.3 Hz), 3.8
9 (3H, s), 5.49 (2H, s), 5.62 (2H, s), 6.98 (1H, d
d, J = 4.8, 7.9Hz), 7.02 (2H, d, J = 8.4 Hz), 7.11
(1H, dd, J = 1.6, 7.9 Hz), 7.85 (1H,s), 7.99 (2H,
d, J = 8.4 Hz), 8.42 (1H, dd, J = 1.6, 4.8 Hz).
【0135】(e) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボキシフェニル)メチル−N−(2−メチルピリジン−
3−イル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イ
ル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例2記載の方法により、2−n−ブチル−1−(4
−カルボメトキシフェニル)メチル−N−(2−メチル
ピリジン−3−イル)メチル−N−(1H−テトラゾ−
ル−5−イル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド(410
mg)から標題化合物(250 mg)を得た。 分解点 146 ℃1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.81 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.28
(2H, sext, J = 7.3 Hz), 1.56 (2H, quintet, J = 7.
3 Hz), 2.29 (3H, s), 2.63 (2H, t, J = 7.3 Hz), 5.4
4 (2H, s), 5.67 (2H, s), 7.08 (2H, d, J = 8.3 Hz),
7.12 (1H, dd, J= 4.7, 7.9 Hz), 7.28 (1H, dd, J =
1.5, 7.9 Hz), 7.91 (2H, d, J = 8.3 Hz), 7.91 (1H,
s), 8.38 (1H, dd, J = 1.5, 4.7 Hz).
【0136】実施例43 2−n−ブチル−1−(4−カルボキシフェニル)メチ
ル−N−(1−ナフチルメチル)−N−(1H−テトラ
ゾ−ル−5−イル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド (a) 5−[(1−ナフチルメチル)アミノ]テトラ
ゾ−ル 実施例12(a)記載の方法により、無水5−アミノテ
トラゾ−ル (3.47 g)、1−ナフチルアルデヒド(5.0 g)
から標題化合物(5.53 g)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 4.88 (2H, d, J = 6.0 Hz), 7.40
-7.70 (4H, m), 7.83 (1H, d, J = 7.8 Hz), 7.95 (1H,
d, J = 9.1 Hz), 8.11 (1H, d, J = 9.1 Hz).
【0137】(b) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボメトキシフェニル)メチル−N−(1−ナフチルメチ
ル)−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−5−イ
ミダゾ−ルカルボキサミド 実施例9(b)記載の方法により、2−n−ブチル−1
−(4−カルボメトキシフェニル)メチル−5−イミダ
ゾ−ルカルボン酸(303 mg) 、5−[(1−ナフチルメ
チル)アミノ]テトラゾ−ル(240 mg)から標題化合物(4
30 mg)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.81 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.27
(2H, sext, J = 7.3 Hz), 1.56 (2H, quintet, J = 7.
3 Hz), 2.63 (2H, t, J = 7.3 Hz), 3.77 (3H, s), 5.7
0 (2H, s), 5.82 (2H, s), 7.05-7.20 (3H, m), 7.37
(1H, t, J = 7.1 Hz), 7.45-7.65 (2H, m), 7.80-8.00
(6H, m), 11.25 (1H, brs).
【0138】(c) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボキシフェニル)メチル−N−(1−ナフチルメチル)
−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−5−イミダ
ゾ−ルカルボキサミド 実施例2記載の方法により、2−n−ブチル−1−(4
−カルボメトキシフェニル)メチル−N−(1−ナフチ
ルメチル)−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−
5−イミダゾ−ルカルボキサミド(300 mg)から標題化合
物(239 mg)を得た。 融点 133-135 ℃1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.81 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.28
(2H, sext, J = 7.3 Hz), 1.57 (2H, quintet, J = 7.
3 Hz), 2.67 (2H, t, J = 7.3 Hz), 5.69 (2H, s), 5.9
2 (2H, s), 7.00-7.20 (3H, m), 7.36 (1H, t, J = 8.0
Hz), 7.40-7.60(2H, m), 7.80-8.00 (6H, m), 11.30
(1H, brs), 12.88 (1H, brs).
【0139】実施例44 2−n−ブチル−1−(4−カルボキシフェニル)メチ
ル−N−(チアナフテン−2−イル)メチル−N−(1
H−テトラゾ−ル−5−イル)−5−イミダゾ−ルカル
ボキサミド (a) 5−[[(チアナフテン−2−イル)メチル]
アミノ]テトラゾ−ル Nippon Kagaku Zasshi, 87, 186 (1966). 記載の方法に
より得られるチアナフテン−2−カルボキシアルデヒド
(2.26 g)及び無水5−アミノテトラゾ−ル(1.45 g)から
実施例11(a)記載の方法により標題化合物(2.51 g
)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 4.70 (2H, d, J = 5.8 Hz), 7.20
-7.40 (3H, m), 7.65-7.80 (1H, m), 7.88 (1H, d, J =
7.7 Hz).
【0140】(b) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボメトキシフェニル)メチル−N−(チアナフテン−2
−イル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イ
ル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例9(b)記載の方法により、2−n−ブチル−1
−(4−カルボメトキシフェニル)メチル−5−イミダ
ゾ−ルカルボン酸(300 mg) 、5−[[(チアナフテン
−2−イル)メチル]アミノ]テトラゾ−ル(190 mg)か
ら標題化合物(400mg)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.81 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.28
(2H, sext, J = 7.3 Hz), 1.57 (2H, quintet, J = 7.
3 Hz), 2.65 (2H, t, J = 7.3 Hz), 3.77 (3H, s), 5.7
0 (2H, s), 5.74 (2H, s), 7.14 (2H, d, J = 8.6 Hz),
7.22 (1H, s), 7.30-7.40 (2H, m), 7.70-7.80 (1H,
m), 7.85-7.95 (3H, m), 7.97 (1H, s), 11.40 (1H, br
s).
【0141】(c) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボキシフェニル)メチル−N−(チアナフテン−2−イ
ル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−
5−イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例2記載の方法により、2−n−ブチル−1−(4
−カルボメトキシフェニル)メチル−N−(チアナフテ
ン−2−イル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5
−イル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド(302 mg)か
ら標題化合物(220 mg)を得た。 分解点 226 ℃1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.82 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.29
(2H, sext, J = 7.3 Hz), 1.57 (2H, quintet, J = 7.
3 Hz), 2.65 (2H, t, J = 7.3 Hz), 5.70 (2H, s), 5.7
8 (2H, s), 7.12 (2H, d, J = 8.6 Hz), 7.21 (1H, s),
7.30-7.40 (2H,m), 7.70-7.80 (1H, m), 7.85-7.95 (3
H, m), 7.97 (1H, s), 11.40 (1H, brs),12.80 (1H, br
s).
【0142】実施例45 2−n−ブチル−1−(4−カルボキシフェニル)メチ
ル−N−(チアナフテン−3−イル)メチル−N−(1
H−テトラゾ−ル−5−イル)−5−イミダゾ−ルカル
ボキサミド (a) 5−[[(チアナフテン−3−イル)メチル]
アミノ]テトラゾ−ル J. Org. Chem., 13, 635 (1948). 記載の方法により得
られるチアナフテン−3−カルボキシアルデヒド(1.2
g)及び無水5−アミノテトラゾ−ル(0.76 g)から実施例
11(a)記載の方法により標題化合物(1.05 g)を得
た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 4.64 (2H, d, J = 5.8 Hz), 7.34
-7.46 (2H, m), 7.55-7.64 (2H, m), 7.91 (1H, dd, J
= 2.0, 6.1 Hz), 7.98 (1H, dd, J = 2.0, 6.1 Hz).
【0143】(b) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボメトキシフェニル)メチル−N−(チアナフテン−3
−イル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イ
ル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例9(b)記載の方法により、2−n−ブチル−1
−(4−カルボメトキシフェニル)メチル−5−イミダ
ゾ−ルカルボン酸(300 mg) 、5−[[(チアナフテン
−3−イル)メチル]アミノ]テトラゾ−ル(230 mg)か
ら標題化合物(320mg)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.82 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.29
(2H, sext, J = 7.3 Hz), 1.58 (2H, quintet, J = 7.
3 Hz), 2.65 (2H, t, J = 7.3 Hz), 3.79 (3H, s), 5.6
7 (2H, s), 5.69 (2H, s), 7.13 (2H, d, J = 8.3 Hz),
7.30-7.40 (2H,m), 7.41 (1H, s), 7.59 (1H, dd, J =
2.0, 7.1 Hz), 7.89 (2H, d, J = 8.3 Hz), 7.93 (1H,
s), 7.99 (1H, dd, J = 2.0, 7.1 Hz), 11.29 (1H, br
s).
【0144】(c) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボキシフェニル)メチル−N−(チアナフテン−3−イ
ル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−
5−イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例2記載の方法により、2−n−ブチル−1−(4
−カルボメトキシフェニル)メチル−N−(チアナフテ
ン−3−イル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5
−イル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド(320 mg)か
ら標題化合物(290 mg)を得た。 融点 136.5-138.0 ℃1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.82 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.29
(2H, sext, J = 7.3 Hz), 1.58 (2H, quintet, J = 7.
3 Hz), 2.65 (2H, t, J = 7.3 Hz), 5.69 (2H, s), 5.7
3 (2H, s), 7.11 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.30-7.42 (3
H, m), 7.61 (1H,dd, J = 2.5, 8.0 Hz), 7.89 (2H, d,
J = 8.1 Hz), 7.93 (1H, s), 7.99 (1H,dd, J = 2.5,
8.0 Hz), 11.29 (1H, brs), 12.86 (1H, brs).
【0145】実施例46 2−n−ブチル−1−(4−カルボキシフェニル)メチ
ル−N−(3,4−ジメチルチエノ[b]チオフェン−
2−イル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イ
ル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド (a) 5−[[(3,4−ジメチルチエノ[b]チオ
フェン−2−イル)メチル]アミノ]テトラゾ−ル 実施例11(a)記載の方法により、無水5−アミノテ
トラゾ−ル(1.3 g) 、3,4−ジメチルチエノ[b]チ
オフェン−2−カルボキシアルデヒド(2.5 g)から標題
化合物(0.9 g)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 2.43 (6H, s), 4.56 (2H, d, J =
6 Hz), 7.10 (1H, s),7.51 (1H, brt, J = 5.9 Hz).
【0146】(b) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボメトキシフェニル)メチル−N−(3,4−ジメチル
チエノ[b]チオフェン−2−イル)メチル−N−(1
H−テトラゾ−ル−5−イル)−5−イミダゾ−ルカル
ボキサミド 実施例9(b)記載の方法により、2−n−ブチル−1
−(4−カルボメトキシフェニル)メチル−5−イミダ
ゾ−ルカルボン酸(500 mg) 、5−[[(3,4−ジメ
チルチエノ[b]チオフェン−2−イル)メチル]アミ
ノ]テトラゾ−ル(460 mg)から標題化合物(540 mg)を得
た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.81 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.23
-1.36 (2H, m), 1.52-1.64 (2H, m), 2.32 (3H, s), 2.
38 (3H, s), 2.64 (2H, t, J = 7.4 Hz), 3.77 (3H,
s), 5.57 (2H, s), 5.73 (2H, s), 7.13 (2H, brd, J =
7.7 Hz), 7.14 (1H, s), 7.90 (2H, brd, J = 8.2 H
z), 7.98 (1H, brs), 11.36 (1H, brs).
【0147】(c) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボキシフェニル)メチル−N−(3,4−ジメチルチエ
ノ[b]チオフェン−2−イル)メチル−N−(1H−
テトラゾ−ル−5−イル)−5−イミダゾ−ルカルボキ
サミド 実施例2記載の方法により、2−n−ブチル−1−(4
−カルボメトキシフェニル)メチル−N−(3,4−ジ
メチルチエノ[b]チオフェン−2−イル)メチル−N
−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−5−イミダゾ−
ルカルボキサミド(535 mg)から標題化合物(393 mg)を得
た。 分解点 196 ℃1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.82 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.22
-1.37 (2H, m), 1.52-1.64 (2H, m), 2.31 (3H, s), 2.
38 (3H, s), 2.65 (2H, t, J = 7.2 Hz), 5.66 (2H,
s), 5.70 (2H, s), 7.11 (2H, brd, J = 8.2 Hz), 7.13
(1H, s), 7.89 (2H, brd, J = 8.1 Hz), 8.01 (1H, br
s), 11.38 (1H, brs), 12.88 (1H, brs).
【0148】実施例47 N−(2,2´−ビチオフェン−5−イル)メチル−2
−n−ブチル−1−(4−カルボキシフェニル)メチル
−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−5−イミダ
ゾ−ルカルボキサミド (a) 5−[[(2,2´−ビチオフェン−5−イ
ル)メチル]アミノ]テトラゾ−ル 実施例11(a)記載の方法により、無水5−アミノテ
トラゾ−ル(1.3 g) 、2,2´−ビチオフェン−5−カ
ルボキシアルデヒド(2.5 g )から標題化合物(2.1 g)を
得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 4.57 (2H, d, J = 6.3 Hz), 6.99
(1H, d, J = 3.6 Hz),7.12 (1H, d, J = 3.6 Hz), 7.2
2 (1H, brd, J = 3.5 Hz), 7.46 (1H, brd, J =5 Hz),
7.56 (1H, dd, J = 3.7, 5.1 Hz), 7.61 (1H, brt, J =
6.1 Hz).
【0149】(b) N−(2,2´−ビチオフェン−
5−イル)メチル−2−n−ブチル−1−(4−カルボ
メトキシフェニル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル
−5−イル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例9(b)記載の方法により、2−n−ブチル−1
−(4−カルボメトキシフェニル)メチル−5−イミダ
ゾ−ルカルボン酸(500 mg) 、5−[[(2,2´−ビ
チオフェン−5−イル)メチル]アミノ]テトラゾ−ル
(460 mg)から標題化合物(690 mg)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.81 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.22
-1.36 (2H, m), 1.52-1.64 (2H, m), 2.66 (2H, t, J =
7.2 Hz), 3.80 (3H, s), 5.61 (2H, s), 5.70 (2H,
s), 6.87 (1H, d, J = 3.7 Hz), 7.05-7.10 (2H, m),
7.14 (2H, brd, J =8.2 Hz), 7.23 (1H, brd, J = 3.6
Hz), 7.52 (1H, brd, J = 5 Hz), 7.91 (2H,brd, J =
8.2 Hz), 8.02 (1H, s), 11.39 (1H, brs).
【0150】(c) N−(2,2´−ビチオフェン−
5−イル)メチル−2−n−ブチル−1−(4−カルボ
キシフェニル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5
−イル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例2記載の方法により、N−(2,2´−ビチオフ
ェン−5−イル)メチル−2−n−ブチル−1−(4−
カルボメトキシフェニル)メチル−N−(1H−テトラ
ゾ−ル−5−イル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド
(688 mg)から標題化合物(365 mg)を得た。 分解点 226 ℃1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.81 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.22
-1.36 (2H, m), 1.52-1.64 (2H, m), 2.66 (2H, t, J =
7.2 Hz), 5.64 (2H, s), 5.70 (2H, s), 6.86 (1H, d,
J = 3.6 Hz), 7.05-7.10 (2H, m), 7.12 (2H, brd, J
= 8.2 Hz), 7.23(1H, brd, J = 3.5 Hz), 7.51 (1H, br
d, J = 5 Hz), 7.90 (2H, brd, J = 8.2Hz), 8.02 (1H,
brs), 11.38 (1H, brs), 12.86 (1H, brs).
【0151】実施例48 2−n−ブチル−1−(4−カルボキシフェニル)メチ
ル−N−(キノリン−2−イル)メチル−N−(1H−
テトラゾ−ル−5−イル)−5−イミダゾ−ルカルボキ
サミド (a) 5−[[(キノリン−2−イル)メチル]アミ
ノ]テトラゾ−ル 実施例12(a)記載の方法により、無水5−アミノテ
トラゾ−ル(3.1 g) 、2−キノリンカルボキシアルデヒ
ド(5 g)から標題化合物(6 g)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 4.71 (2H, d, J = 6.1 Hz), 7.47
-7.80 (4H, m), 7.96 (2H, d, J = 8.2 Hz), 8.33 (1H,
d, J = 8.5 Hz).
【0152】(b) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボメトキシフェニル)メチル−N−(キノリン−2−イ
ル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−
5−イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例9(b)記載の方法により、2−n−ブチル−1
−(4−カルボメトキシフェニル)メチル−5−イミダ
ゾ−ルカルボン酸(300 mg) 、5−[[(キノリン−2
−イル)メチル]アミノ]テトラゾ−ル(225 mg)から標
題化合物(294 mg)を得た。1 H-NMR (CDCl3)δ: 0.68-0.90 (3H, m), 1.13-1.34 (2
H, m), 1.42-1.67 (2H, m), 2.38-2.63 (2H, m), 3.81
(3H, s), 5.40-5.75 (4H, m), 6.77-7.06 (2H, m), 7.3
9-8.22 (9H, m).
【0153】(c)2−n−ブチル−1−(4−カルボ
キシフェニル)メチル−N−(キノリン−2−イル)メ
チル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−5−イ
ミダゾ−ルカルボキサミド 実施例2記載の方法により、2−n−ブチル−1−(4
−カルボメトキシフェニル)メチル−N−(キノリン−
2−イル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イ
ル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド(290 mg)から標
題化合物(157 mg)を得た。 分解点 220 ℃1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.78 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.16
-1.31 (2H, m), 1.42-1.59 (2H, m), 2.58 (2H, t, J =
7.5 Hz), 5.63 (2H, s), 5.82 (2H, s), 7.06 (2H, d,
J = 8.2 Hz), 7.30 (1H, d, J = 8.5 Hz), 7.61 (1H,
brd, J = 6.9 Hz), 7.68-7.87 (5H, m), 7.95 (1H, br
d, J = 8.1 Hz), 8.32 (1H, d, J = 8.5 Hz).
【0154】実施例49 2−n−ブチル−1−(4−カルボキシフェニル)メチ
ル−N−(キノリン−4−イル)メチル−N−(1H−
テトラゾ−ル−5−イル)−5−イミダゾ−ルカルボキ
サミド (a) 5−[[(キノリン−4−イル)メチル]アミ
ノ]テトラゾ−ル 実施例12(a)記載の方法により、無水5−アミノテ
トラゾ−ル(3.1 g) 、4−キノリンカルボキシアルデヒ
ド(5 g)から標題化合物(1.4 g)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 4.95 (2H, d, J = 6.1 Hz), 7.40
(1H, d, J = 4.4 Hz),7.60-7.85 (3H, m), 8.06 (1H,
d, J = 8.3 Hz), 8.18 (1H, d, J = 8.4 Hz), 8.84 (1
H, d, J = 4.4 Hz).
【0155】(b) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボメトキシフェニル)メチル−N−(キノリン−4−イ
ル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−
5−イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例9(b)記載の方法により、2−n−ブチル−1
−(4−カルボメトキシフェニル)メチル−5−イミダ
ゾ−ルカルボン酸(300 mg) 、5−[[(キノリン−4
−イル)メチル]アミノ]テトラゾ−ル(225 mg)から標
題化合物(242 mg)を得た。1 H-NMR (CDCl3)δ: 0.52-0.72 (3H, m), 0.96-1.18 (2
H, m), 1.19-1.41 (2H, m), 2.18-2.40 (2H, m), 3.70-
3.90 (3H, m), 5.27-5.65 (4H, m), 6.52-6.96 (3H,
m), 7.33-8.07 (7H, m), 8.41-8.59 (1H, m).
【0156】(c)2−n−ブチル−1−(4−カルボ
キシフェニル)メチル−N−(キノリン−4−イル)メ
チル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−5−イ
ミダゾ−ルカルボキサミド 実施例2記載の方法により、2−n−ブチル−1−(4
−カルボメトキシフェニル)メチル−N−(キノリン−
4−イル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イ
ル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド(113 mg)から標
題化合物(86 mg)を得た。 分解点 210 ℃1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.79 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.18
-1.32 (2H, m), 1.47-1.59 (2H, m), 2.61 (2H, t, J =
7.6 Hz), 5.62 (2H, s), 6.02 (2H, s), 6.98 (1H, d,
J = 4.4 Hz), 7.05 (2H, brd, J = 8.2 Hz), 7.61 (1
H, t, J = 4 Hz),7.78 (1H, t, J = 4 Hz), 7.83 (2H,
brd, J = 8.2 Hz), 7.88 (1H, s), 7.95 (1H, d, J =
8.3 Hz), 8.06 (1H, d, J = 8.3 Hz), 8.78 (1H, d, J
= 4 Hz), 11.32 (1H, brs), 12.88 (1H, brs).
【0157】実施例50 2−n−ブチル−1−(4−カルバモイルフェニル)メ
チル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−N−
(チエニルメチル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド 2−n−ブチル−1−(4−カルボメトキシフェニル)
メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−N−
(チエニルメチル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド
(69 mg)に、メタノ−ル(20 ml)を加え、オ−トクレ−ブ
を冷却し、液体アンモニア(4.5 g )を導入した後、密封
し、10日間放置した。アンモニア、メタノ−ルを減圧
下、除去した後、残渣を分取用TLC分離して標題化合
物(7 mg)を得た。 分解点 215 ℃1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.83 (3H, t, J = 7.4 Hz), 1.23
-1.42 (2H, m), 1.52-1.69 (2H, m), 2.51-2.64 (2H,
m), 5.52 (2H, s), 5.79 (2H, s), 6.90-7.23 (4H, m),
7.29-7.48 (1H, m), 7.68-7.86 (3H, m).
【0158】実施例51 2−n−ブチル−1−[4−(ヒドロキシメチル)フェ
ニル]メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)
−5−イミダゾ−ルカルボキサミド 2−n−ブチル−1−[4−(ヒドロキシメチル)フェ
ニル]メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)
−5−イミダゾ−ルカルボキサミド(90 mg) のTHF(5
0 ml) 懸濁液を、0℃に冷却し攪拌した中に,水素化ホ
ウ素リチウム(2M THF溶液)(0.09 ml) を加え、
室温まで昇温し、終夜攪拌した。1N塩酸を加えた後、
酢酸エチルで抽出し、飽和食塩水で洗浄、乾燥後、減圧
濃縮した。残渣を分取用TLCによって精製して、標題
化合物(14 mg)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6, 100 ℃)δ: 0.85 (3H, t, J = 7.4 H
z), 1.24-1.40 (2H, m),1.53-1.69 (2H, m), 2.57 (2H,
t, J = 7.4 Hz), 4.64 (2H, s), 5.52 (2H, s), 5.78
(2H, s), 6.93-7.26 (5H, m), 7.42 (1H, d, J = 2 H
z), 7.74 (1H, s).
【0159】実施例52 2−n−ブチル−1−(4−カルボキシ−2−メトキシ
フェニル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イ
ル)−N−(チエニルメチル)−5−イミダゾ−ルカル
ボキサミド (a) メチル 3−メトキシ−4−メチルベンゾエ−
ト 3−メトキシ−4−メチル安息香酸(10 g)のメタノ−ル
(50 ml) 溶液へチオニルクロライド(21.5 g)を滴下し
た。室温で20時間攪拌した後、反応溶液を減圧下濃縮
して得た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ−で
精製して標題化合物(11.57 g)を得た。1 H-NMR (CDCl3)δ: 2.26 (3H, s), 3.88 (3H, s), 3.90
(3H, s), 7.18 (1H, d,J = 2.7 Hz), 7.48-7.57 (2H,
m).
【0160】(b) メチル 4−(ブロモメチル)−
3−メトキシベンゾエ−ト メチル 3−メトキシ−4−メチルベンゾエ−ト(5.41
g)、N−ブロモスクシンイミド(5.5 g)、過酸化ベンゾ
イル(510 mg)の四塩化炭素(60 ml)懸濁液を加熱還流4
時間した後、N−ブロモスクシンイミド(550 mg)を追加
してさらに、2時間還流した。室温冷却した後、沈澱物
を濾過し、濾液を減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィ−で精製して得た固体をn−ヘキ
サンで洗い、標題化合物(4.36 g)を得た。1 H-NMR (CDCl3)δ: 3.92 (3H, s), 3.95 (3H, s), 4.55
(2H, s), 7.39 (1H, d,J = 7.8 Hz), 7.48-7.63 (2H,
m).
【0161】(c) 2−n−ブチル−4−クロロ−1
−(4−カルボメトキシ−2−メトキシフェニル)メチ
ル−5−イミダゾ−ルカルボキシアルデヒド 2−n−ブチル−4−クロロ−5−イミダゾ−ルカルボ
キシアルデヒド(1.03g)、炭酸カリウム(3.80 g)をN,
N−ジメチルホルムアミド(20 ml) に懸濁させ、メチル
4−ブロモメチル−3−メトキシベンゾエ−ト(1.71
g)を加え終夜攪拌した。無機物を濾過した後、反応液を
減圧濃縮してN,N−ジメチルホルムアミドを除去し、
酢酸エチルと飽和食塩水を加えて抽出した。有機層を乾
燥後、濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィ−で精製して標題化合物(1.75g)を得た。1 H-NMR (CDCl3)δ: 0.86 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.28-
1.36 (2H, m), 1.59-1.68(2H, m), 2.57 (2H, t, J =
7.6 Hz), 3.90 (3H, s), 3.95 (3H, s), 5.56 (2H, s),
6.58 (1H, d, J = 7.8 Hz), 7.52-7.56 (2H, m), 9.74
(1H, s).
【0162】(d) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボメトキシ−2−メトキシフェニル)メチル−5−イミ
ダゾ−ルカルボキシアルデヒド 2−n−ブチル−4−クロロ−1−(4−カルボメトキ
シ−2−メトキシフェニル)メチル−5−イミダゾ−ル
カルボキシアルデヒド(1.75 g)にメタノ−ル(50 ml)、
ジオキサン(5 ml)、酢酸エチル(15 ml)、炭酸水素ナト
リウム(1.61 g)、10%パラジウム炭素(200 mg)を加え
て、水素雰囲気下、常圧室温で終夜攪拌した後、触媒を
濾去し、減圧下濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィ−で精製して標題化合物(1.58 g)を得た。1 H-NMR (CDCl3)δ: 0.87 (3H, t, J = 7.4 Hz), 1.27-
1.37 (2H, m), 1.62-1.73(2H, m), 2.60 (2H, t, J =
7.5 Hz), 3.90 (3H, s), 3.95 (3H, s), 5.58 (2H, s),
6.48 (1H, d, J = 7.9 Hz), 7.50-7.56 (2H, m), 7.81
(1H, s), 9.66 (1H, s).
【0163】(e) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボメトキシ−2−メトキシフェニル)メチル−5−イミ
ダゾ−ルカルボン酸 実施例1(a)記載の方法により、2−n−ブチル−1
−(4−カルボメトキシ−2−メトキシフェニル)メチ
ル−5−イミダゾ−ルカルボキシアルデヒド化合物(661
mg)から標題化合物(627 mg)を得た。1 H-NMR (CDCl3)δ: 0.81 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.21-
1.33 (2H, m), 1.55-1.65(2H, m), 2.59 (2H, t, J =
7.5 Hz), 3.89 (3H, s), 3.93 (3H, s), 5.61 (2H, s),
6.48 (1H, d, J = 7.9 Hz), 7.48-7.54 (2H, m), 7.87
(1H, s).
【0164】(f) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボキシ−2−メトキシフェニル)メチル−N−(1H−
テトラゾ−ル−5−イル)−N−(チエニルメチル)−
5−イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例9(b)記載の方法により、2−n−ブチル−1
−(4−カルボメトキシ−3−メトキシフェニル)メチ
ル−5−イミダゾ−ルカルボン酸(346 mg)、5−[(チ
エニルメチル)アミノ]テトラゾ−ル(199 mg)から、2
−n−ブチル−1−(4−カルボメトキシ−2−メトキ
シフェニル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−
イル)−N−(チエニルメチル)−5−イミダゾ−ルカ
ルボキサミド(310 mg)を得た。次に、実施例2記載の方
法により、この化合物(300 mg)から標題化合物(220 mg)
を得た。 分解点 199 ℃1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.81 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.21
-1.34 (2H, m), 1.52-1.61 (2H, m), 2.62 (2H, t, J =
7.5 Hz), 3.91 (3H, s), 5.58 (2H, s), 5.64 (2H,
s), 6.45 (1H,, d, J = 7.8 Hz), 6.88-6.96 (2H, m),
7.42-7.53 (3H, m),8.01 (1H, s), 11.40 (1H, s).
【0165】実施例53 2−n−ブチル−1−(4−カルボキシ−2−フルオロ
フェニル)メチル−N−(3−メチルチオフェン−2−
イル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)
−5−イミダゾ−ルカルボキサミド (a) メチル 3−フルオロ−4−メチルベンゾエ−
ト 実施例52(a)記載の方法により、3−フルオロ−4
−メチル安息香酸(5g)から標題化合物(5.4 g)を得た。1 H-NMR (CDCl3)δ: 2.33 (3H, d, J = 1.9 Hz), 3.91
(3H, s), 7.24 (1H, t, J= 7.6 Hz), 7.66 (1H, dd, J
= 1.4, 10 Hz), 7.72 (1H, dd, J = 1.5, 7.9 Hz).
【0166】(b) メチル 4−(ブロモメチル)−
3−フルオロベンゾエ−ト 実施例52(b)記載の方法により、メチル 3−フル
オロ−4−メチルベンゾエ−ト(5.4 g)から標題化合物
(5.3 g)を得た。1 H-NMR (CDCl3)δ: 3.93 (3H, s), 4.51 (2H, s), 7.47
(1H, t, J = 7.4 Hz),7.72 (1H, dd, J = 1.5, 10 H
z), 7.81 (1H, dd, J = 1.5, 8 Hz).
【0167】(c) 2−n−ブチル−4−クロロ−1
−(4−カルボメトキシ−2−フルオロフェニル)メチ
ル−5−イミダゾ−ルカルボキシアルデヒド 実施例52(c)記載の方法により、2−n−ブチル−
4−クロロ−5−イミダゾ−ルカルボキシアルデヒド(2
g) 、メチル 4−ブロモメチル−3−フルオロベンゾ
エ−ト(4.6 g)から標題化合物(2.5 g)を得た。1 H-NMR (CDCl3)δ: 0.88 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.27-
1.42 (2H, m), 1.61-1.73(2H, m), 2.61 (2H, t, J =
7.5 Hz), 3.92 (3H, s), 5.63 (2H, s), 6.84 (1H, t,
J = 7.8 Hz), 7.73 (1H, brs), 7.75-7.78 (1H, m), 9.
75 (1H, s).
【0168】(d) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボメトキシ−2−フルオロフェニル)メチル−5−イミ
ダゾ−ルカルボキシアルデヒド 実施例52(d)記載の方法により、2−n−ブチル−
4−クロロ−1−(4−カルボメトキシ−2−フルオロ
フェニル)メチル−5−イミダゾ−ルカルボキシアルデ
ヒド(2.5 g)から標題化合物(2.1 g)を得た。1 H-NMR (CDCl3)δ: 0.89 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.28-
1.43 (2H, m), 1.62-1.75(2H, m), 2.63 (2H, t, J =
7.5 Hz), 3.91 (3H, s), 5.66 (2H, s), 6.74(1H,t, J
= 7.8 Hz), 7.69-7.78 (2H, m), 7.81 (1H, s), 9.67
(1H,s).
【0169】(e) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボメトキシ−2−フルオロフェニル)メチル−5−イミ
ダゾ−ルカルボン酸 実施例1(a)記載の方法により、2−n−ブチル−1
−(4−カルボメトキシ−2−フルオロフェニル)メチ
ル−5−イミダゾ−ルカルボキシアルデヒド(2.1 g)か
ら標題化合物(1.8 g)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.80 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.18
-1.32 (2H, m), 1.47-1.61 (2H, m), 2.61 (2H, t, J =
7.4 Hz), 3.85 (3H, s), 5.67(2H, s),6.68(1H,t, J =
7.8 Hz), 7.64 (1H, s), 7.71 (1H, brs), 7.74 (1H,b
rs).
【0170】(f) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボメトキシ−2−フルオロフェニル)メチル−N−(3
−メチルチオフェン−2−イル)メチル−N−(1H−
テトラゾ−ル−5−イル)−5−イミダゾ−ルカルボキ
サミド 実施例9(b)記載の方法により、2−n−ブチル−1
−(4−カルボメトキシ−2−フルオロフェニル)メチ
ル−5−イミダゾ−ルカルボン酸(350mg )、5−
[[(3−メチルチオフェン−2−イル)メチル]アミ
ノ]テトラゾ−ル(190mg)から標題化合物(358 mg)を得
た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.84 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.24
-1.38 (2H, m), 1.55-1.68 (2H, m), 2.07 (3H, s), 2.
70 (2H, t, J = 7.4 Hz), 3.82 (3H, s), 5.51(2H, s),
5.72 (2H, s), 6.76 (1H, t, J = 8.1 Hz), 6.83 (1H,
d, J = 5. 1 Hz), 7.38 (1H, d, J = 5.1 Hz), 7.66-
7.75 (2H, m), 8.02 (1H, s), 11.41 (1H,brs).
【0171】(g) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボキシ−2−フルオロフェニル)メチル−N−(3−メ
チルチオフェン−2−イル)メチル−N−(1H−テト
ラゾ−ル−5−イル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミ
ド 実施例2記載の方法により、2−n−ブチル−1−(4
−カルボメトキシ−2−フルオロフェニル)メチル−N
−(3−メチルチオフェン−2−イル)メチル−N−
(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−5−イミダゾ−ル
カルボキサミド(354 mg)から標題化合物(309 mg)を得
た。 分解点 183 ℃1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.84 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.24
-1.38 (2H, m), 1.55-1.68 (2H, m), 2.08 (3H, s), 2.
69 (2H, t, J = 7.4 Hz), 5.56 (2H, s), 5.71(2H, s),
6.73 (1H, t, J = 7.8 Hz), 6.83 (1H, d, J = 5.1 H
z), 7.38 (1 H, d, J = 5.1 Hz), 7.63-7.72 (2H, m),
8.02 (1H, s), 11.41 (1H, brs), 13.07 (1H, brs).
【0172】実施例54 2−n−ブチル−1−(3,5−ジクロロ−4−ヒドロ
キシフェニル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5
−イル)−N−(3−メチルチオフェン−2−イル)メ
チル−5−イミダゾ−ルカルボキサミド (a) エチル 3,5−ジクロロ−4−メトキシメト
キシベンゾエ−ト エチル 3,5−ジクロロ−4−ヒドロキシベンゾエ−
ト(30.67 g) にジクロロメタン(480 ml)及びジイソプロ
ピルエチルアミン(22 g)を加え、室温下攪拌中にクロロ
ジメチルエ−テル(12 g)のジクロロメタン(20 ml) 溶液
を15分かけて滴下し、更に3時間45分攪拌を続け
た。反応液を飽和重曹水で洗い、無水硫酸ナトリウムで
乾燥後、減圧下溶媒留去して得られた残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフィ−で精製して標題化合物(34.22
g)を得た。1 H-NMR (CDCl3)δ: 1.39 (3H, t, J = 7.1 Hz), 3.69
(3H, s), 4.37 (2H, q,J=7.1 Hz), 5.25 (2H, s), 7.99
(2H, s).
【0173】(b) 3,5−ジクロロ−4−メトキシ
メトキシベンジルアルコ−ル エチル 3,5−ジクロロ−4−メトキシメトキシベン
ゾエ−ト (7.8 g)に無水ジエチルエ−テル(160 ml)を加
え、−45℃冷却下、水素化ジイソブチルアルミニウム
−1Mトルエン溶液(84 ml) を20分かけて滴下した
後、0℃で1時間攪拌した。続いて反応液を再度−45
℃に冷却し、水素化ジイソブチルアルミニウム−1Mト
ルエン溶液(56 ml) を10分かけて滴下した後、0℃で
1時間30分攪拌した。反応液にメタノ−ル(15 ml)を
加えた後、ロッセル塩(120 g)の水(200 ml)溶液を加え
て終夜攪拌した。反応液を分液して得られたエ−テル層
を水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下溶媒
留去して得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィ−で精製して標題化合物(4.12 g)を得た。1 H-NMR (CDCl3)δ: 1.56 (1H, brs), 3.69 (3H, s), 4.
62 (2H, brs), 5.18(2H,s), 7.32 (2H, s).
【0174】(c) 3,5−ジクロロ−4−メトキシ
メトキシベンジルブロマイド 3,5−ジクロロ−4−メトキシメトキシベンジルアル
コ−ル (2 g ) にジクロロメタン (12 ml) 及びトリエ
チルアミン(1.7 g)を加え、−30℃冷却下攪拌中、メ
タンスルフォニルクロライド(1.65 g)のジクロロメタン
(3 ml)溶液を加えた後、0℃で1時間攪拌し、更に室温
下で2時間攪拌した。次に反応液を−20℃に冷却し、
臭化リチウム(1.5 g)のTHF(5 ml) 溶液を加え1時間
攪拌した後、室温下終夜攪拌した。反応液に水を加えジ
エチルエ−テルで抽出し、エ−テル層を水で洗い、無水
硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下溶媒留去して得られた
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ−で精製して
標題化合物と3,5−ジクロロ−4−メトキシメトキシ
ベンジルクロライドとの混合物(1.7 g )を得た。1 H-NMR (CDCl3)δ: 3.69 (3H, s), 4.36 (2H, s), 5.19
(2H, s), 7.34 (2H, s).
【0175】(d) 2−n−ブチル−1−(3,5−
ジクロロ−4−メトキシメトキシフェニル)メチル−5
−イミダゾ−ルカルボキシアルデヒド 実施例54(c)で得られた混合物(1.38 g)をN,N−
ジメチルホルムアミド(40 ml)に溶かし、炭酸カリウム
(3.53 g) 及び2−n−ブチル−5−イミダゾ−ルカル
ボキシアルデヒド(0.98 g)を加えて室温下終夜攪拌し
た。反応液を濾過し、濾液を減圧下溶媒留去して得られ
る残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ−により精
製し標題化合物(0.97 g)を得た。1 H-NMR (CDCl3)δ: 0.92 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.38
(2H, sext, J = 7.3 Hz),1.73 (2H, quintet, J = 7.3
Hz), 2.65 (2H, t, J = 7.3 Hz), 3.67 (3H, s),5.15
(2H, s), 5.48 (2H, s), 6.96 (2H, s), 7.80 (1H, s),
9.67 (1H, s).
【0176】(e) 2−n−ブチル−1−(3,5−
ジクロロ−4−メトキシメトキシフェニル)メチル−5
−イミダゾ−ルカルボン酸 実施例1(a)記載の方法により、2−n−ブチル−1
−(3,5−ジクロロ−4−メトキシメトキシフェニ
ル)メチル−5−イミダゾ−ルカルボキシアルデヒド
(0.97 g)から標題化合物(0.72 g)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.81 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.26
(2H, sext, J = 7.3Hz),1.53 (2H, quintet, J = 7.3
Hz), 2.61 (2H, t, J = 7.3 Hz), 3.55 (3H, s),5.13
(2H, s), 5.55 (2H, s), 7.09 (2H, s), 7.63 (1H, s),
12.75(1H,brs).
【0177】(f) 2−n−ブチル−1−(3,5−
ジクロロ−4−メトキシメトキシフェニル)メチル−N
−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−N−(3−メチ
ルチオフェン−2−イル)−5−イミダゾ−ルカルボキ
サミド 実施例9(b)記載の方法により、2−n−ブチル−1
−(3,5−ジクロロ−4−メトキシメトキシフェニ
ル)メチル−5−イミダゾ−ルカルボン酸(300 mg)、5
−[[(3−メチルチオフェン−2−イル)メチル]ア
ミノ]テトラゾ−ル(166 mg)から標題化合物を含む混合
物(303 mg)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.82 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.27
(2H, sext, J = 7.3Hz), 1.54 (2H, quintet, J = 7.3
Hz), 2.26 (3H, s), 2.61 (2H, t, J =7.3Hz),3.53 (3
H, s), 5.09 (2H, s), 5.54 (2H, s), 5.68 (2H, s),
6.83(1H, d, J =5.1 Hz), 7.11 (2H, s), 7.36 (1H,.
d, J = 5.1 Hz), 7.85 (1H, brs).
【0178】(g) 2−n−ブチル−1−(3,5−
ジクロロ−4−ヒドロキシフェニル)メチル−N−(1
H−テトラゾ−ル−5−イル)−N−(3−メチルチオ
フェン−2−イル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド 実施例65(f)で得られた混合物(0.20 g)にメタノ−
ル(4 ml)、1N塩酸(1ml)及び3N塩酸(2 ml)を加え室
温下5時間攪拌した。反応液を減圧下溶媒留去し水を加
え1N水酸化ナトリウムによってアルカリ性(約pH=
11)に調整した。これをジクロロメタンで抽出し、水
層を1N塩酸によって酸性(約pH=6)に調整して生
じた沈澱物を濾取し、水で洗浄した後、減圧乾燥して
標題化合物(137 mg)を得た。 融点 107.5-109.5 ℃1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.83 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.30
(2H, sext, J = 7.3 Hz), 1.56 (2H, quintet, J = 7.
3 Hz), 2.11 (3H, s), 2.66 (2H, t, J = 7.3 Hz),5.52
(2H, s), 5.65 (2H, s), 6.85 (1H, d, J = 5.1 Hz),
7.02 (2H, s), 7.38(1H,. d, J = 5.1 Hz), 7.95 (1H,
s), 10.2 (1H, brs), 11.3 (1H,brs).
【0179】実施例55 2−n−ブチル−1−[4−(1H−テトラゾ−ル−5
−イル)フェニル]メチル−N−(1H−テトラゾ−ル
−5−イル−)−N−(チエニルメチル)−5−イミダ
ゾ−ルカルボキサミド (a) 4−(ブロモメチル)ベンゾニトリル 実施例53(b)記載の方法により、p−トルニトリル
(15 g)から標題化合物(13.53 g)を得た。1 H-NMR (CDCl3)δ: 4.48 (2H, s), 7.49 (2H, d, J =
8.3 Hz), 7.64 (2H, d, J= 8.3 Hz).
【0180】(b) 2−n−ブチル−4−クロロ−1
−(4−シアノフェニル)メチル−5−イミダゾ−ルカ
ルボキシアルデヒド 実施例52(c)記載の方法により、2−n−ブチル−
4−クロロ−5−イミダゾ−ルカルボキシアルデヒド
(1.12 g)、4−(ブロモメチル)ベンゾニトリル(1.41
g)から標題化合物(1.47 g)を得た。1 H-NMR (CDCl3)δ: 0.89 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.26-
1.41 (2H, m), 1.62-1.74(2H, m), 2.61 (2H, t, J =
7.5 Hz), 5.59 (2H, s), 7.13 (2H, d, J = 8.4 Hz),
7.63 (2H, d, J = 8.4 Hz), 9.73 (1H, s).
【0181】(c) 2−n−ブチル−1−(4−シア
ノフェニル)メチル−5−イミダゾ−ルカルボキシアル
デヒド 実施例52(d)記載の方法により、2−n−ブチル−
4−クロロ−1−(4−シアノフェニル)メチル−5−
イミダゾ−ルカルボキシアルデヒド(1.47 g)から標題化
合物(1.19 g)を得た。1 H-NMR (CDCl3)δ: 0.90 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.31-
1.41 (2H, m), 1.67-1.75(2H, m), 2.64 (2H, t, J =
7.5 Hz), 5.62 (2H, s), 7.10 (2H, d, J = 8.5 Hz),
7.61 (2H, d, J = 8.5 Hz), 7.82 (1H, s), 9.66 (1H,
s).
【0182】(d) 2−n−ブチル−1−(4−シア
ノフェニル)メチル−5−イミダゾ−ルカルボン酸 実施例52(e)記載の方法により、2−n−ブチル−
1−(4−シアノフェニル)メチル−5−イミダゾ−ル
カルボキシアルデヒド(1.19 g)から標題化合物(1.13 g)
を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.79 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.20
-1.28 (2H, m), 1.47-1.56 (2H, m), 2.55 (2H, t, J =
7.4 Hz), 5.69 (2H, s), 7.14 (2H, d, J = 8.3Hz),
7.60 (1H, s), 7.80 (2H, d, J = 8.3 Hz).
【0183】(e) 2−n−ブチル−1−(4−シア
ノフェニル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−
イル)−N−(チエニルメチル)−5−イミダゾ−ルカ
ルボキサミド 実施例9(b)記載の方法により、2−n−ブチル−1
−(4−シアノフェニル)メチル−5−イミダゾ−ルカ
ルボン酸(1.13 g)、5−[(チエニルメチル)アミノ]
テトラゾ−ル(797 mg)から標題化合物(1.12 g)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.82 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.23
-1.33 (2H, m), 1.54-1.61 (2H, m), 2.65 (2H, t, J =
7.4 Hz), 5.66 (2H, s), 5.71 (2H, s), 6.93-6.97 (2
H, m), 7.17 (2H, d, J = 8.3 Hz), 7.51-7.53 (1H,
m), 7.80 (2H, d, J= 8.3 Hz), 8.01 (1H, s), 11.36
(1H, brs).
【0184】(f) 2−n−ブチル−1−[4−(1
H−テトラゾ−ル−5−イル)フェニル]メチル−N−
(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−N−(チエニルメ
チル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド 2−n−ブチル−1−(4−シアノフェニル)メチル−
N−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−N−(チエニ
ルメチル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド(893 m
g)、塩化アンモニウム(321 mg)、アジ化ナトリウム(390
mg)にN,N−ジメチルホルムアミド(5 ml)を加えて、
100℃で24時間、加熱攪拌した。更に、塩化アンモ
ニウム(321 mg)、アジ化ナトリウム(390 mg)を加えて、
2日間100℃にて加熱攪拌した。無機物を除去した
後、反応液を減圧濃縮しN、N−ジメチルホルムアミド
を除去した。シリカゲルカラムクロマトグラフィ−にて
分離し、得られた固体を1N水酸化ナトリウム水溶液に
溶解させ、1N塩酸を少しずつ滴下し約pH=3に調整
した。析出固体を濾取しエ−テルで洗浄後、減圧乾燥し
て標題化合物(385 mg)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.82 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.24
-1.34 (2H, m), 1.54-1.64 (2H, m), 2.68(2H, t, J =
7.4 Hz), 5.70 (4H, brs), 6.89-6.92 (2H, m),7.18 (2
H, d, J = 8.3 Hz), 7.47-7.49 (1H, m), 7.99 (2H, d,
J = 8.3 Hz), 8.02 (1H, s).
【0185】実施例56 2−n−ブチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イ
ル)−1−[2’−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)
ビフェニル−4−イル]メチル−N−チエニルメチル−
5−イミダゾ−ルカルボキサミド (a) 2−n−ブチル−1−[2’−[(トリフェニ
ルメチル)テトラゾ−ル−5−イル]−ビフェニル−4
−イル]メチル−5−イミダゾ−ルカルボキシアルデヒ
ド J. Med. Chem., 34, 2525 (1991). 記載の方法により合
成した2−n−ブチル−4ークロロ−1−[2’−
[(トリフェニルメチル)テトラゾ−ル−5−イル]−
ビフェニル−4−イル]メチル−5−イミダゾ−ルカル
ボキシアルデヒド(1.523 g)、炭酸カリウム(793 mg)、
10%パラジウム炭素(240 mg) のエタノ−ル懸濁液を
水素雰囲気下30分反応させた。触媒をすばやく濾過
し、濾液を減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルクロマト
グラフィ−で精製して、標題化合物(368 mg)を得た。1 H-NMR (CDCl3)δ: 0.87 (3H, t, J = 7.4 Hz), 1.23-
1.37 (2H, m), 1.67 (2H,quintet, J = 7.4 Hz), 2.55
(2H, t, J = 7.4 Hz), 5.48 (2H, s), 6.82 (2H,brd, J
= 8.1 Hz), 6.90-6.95 (6H, m), 7.09 (2H, brd, J =
8.1 Hz), 7.22-7.37 (10H, m), 7.41-7.51 (2H, m), 7.
77 (1H, s), 7.89-7.93 (1H, m), 9.65 (1H, s).
【0186】(b) 2−n−ブチル−1−[2’−
[(トリフェニルメチル)テトラゾ−ル−5−イル]−
ビフェニル−4−イル]メチル−5−イミダゾ−ルカル
ボン酸 実施例1(a)記載の方法により、2−n−ブチル−1
−[2’−[(トリフェニルメチル)テトラゾ−ル−5
−イル]−ビフェニル−4−イル]メチル−5−イミダ
ゾ−ルカルボキシアルデヒド(351 mg)から標題化合物(2
67 mg)を得た。 1 H-NMR (CDCl3)δ: 0.84 (3H, t, J = 7.4Hz), 1.19-1.
33 (2H, m), 1.63 (2H,quintet, J = 7.4 Hz), 2.51 (2
H, t, J = 7.4 Hz), 5.51 (2H, s), 6.80 (2H,brd, J =
8.1 Hz), 6.90-6.97 (6H, m), 7.06 (2H, brd, J = 8.
1 Hz), 7.21-7.36 (10H, m), 7.40-7.51 (2H, m), 7.82
(1H, s), 7.85-7.90 (1H, m).
【0187】(c) 2−n−ブチル−N−(1H−テ
トラゾ−ル−5−イル)−1−[2’−(1H−テトラ
ゾ−ル−5−イル)ビフェニル−4−イル]メチル−N
−チエニルメチル−5−イミダゾ−ルカルボキサミド アルゴン雰囲気下、2−n−ブチル−1−[2’−
[(トリフェニルメチル)テトラゾ−ル−5−イル]−
ビフェニル−4−イル]メチル−5−イミダゾ−ルカル
ボン酸(198.6 mg)のTHF(2 ml)懸濁液へ、1,1’−
カルボニルジイミダゾ−ル(75 mg )を加え、還流条件下
1時間攪拌した。そこへ5−[(チエニルメチル)アミ
ノ]テトラゾ−ル(84 mg) を加え、加熱を続けた。16
時間後、反応液を冷却し、水へ注ぎ、1N塩酸によって
酸性(pH 5)に調節し、30分攪拌した。黄色沈澱
物を濾取し、水で洗浄した後、減圧乾燥した。その固体
をシリカゲルクロマトグラフィ−で精製して、標題化合
物(74 mg) と2−n−ブチル−N−(1H−テトラゾ−
ル−5−イル)−1−[2’−[(トリフェニルメチ
ル)テトラゾ−ル−5−イル]ビフェニル−4−イル]
メチル−N−チエニルメチル−5−イミダゾ−ルカルボ
キサミド(89 mg) を得た。標題化合物はさらに逆相カラ
ムクロマトグラフィ−で精製した。 分解点 162 ℃1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.83 (3H, t, J = 7.4 Hz), 1.21
-1.36 (2H, m), 1.56 (2H, quintet, J = 7.4 Hz), 2.6
5 (2H, t, J = 7.4 Hz), 5.62 (2H, s), 5.69 (2H, s),
6.91-7.00 (2H, m), 6.98 (2H, brd, J = 8.1 Hz), 7.
05 (2H, brd, J =8.1 Hz), 7.40-7.45 (1H, m), 7.51
(1H, dd, J = 1.3, 4.9 Hz), 7.53-7.58(1H, m), 7.60-
7.67 (2H, m), 7.97 (1H, s), 11.35 (1H, brs), 15.78
(1H, brs).
【0188】実施例57 2−n−ブチル−1−(4−カルボキシフェニル)メチ
ル−N−イソブチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−
イル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド (a) 5−[(イソブチル)アミノ]テトラゾ−ル 実施例1(b)記載の方法により、無水5−アミノテト
ラゾ−ル(5 g) 、イソブチルアルデヒド(4.4 ml)から標
題化合物(0.3 g)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.88 (6H, d, J = 6.6 Hz), 1.72
-1.88 (1H, m), 2.99 (2H, t, J = 6.5 Hz), 7.02 (1H,
m).
【0189】(b) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボメトキシフェニル)メチル−N−イソブチル−N−
(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−5−イミダゾ−ル
カルボキサミド 実施例9(b)記載の方法により、2−n−ブチル−1
−(4−カルボメトキシフェニル)メチル−5−イミダ
ゾ−ルカルボン酸(500 mg) 、5−[(イソブチル)ア
ミノ]テトラゾ−ル(270 mg)から標題化合物(627 mg)を
得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.72 (6H, d, J = 6.7 Hz), 0.81
(3H, t, J = 7.3 Hz),1.20-1.37 (2H, m), 1.51-1.66
(2H, m), 1.95-2.12 (1H, m), 2.65 (2H, t, J= 7.4 H
z), 3.82 (3H, s), 3.95 (2H, d, J = 7.2 Hz), 5.68
(2H, s), 7.10 (2H, brd, J = 8.3 Hz), 7.91 (2H, br
d, J = 8.3 Hz), 8.02 (1H, brs), 11.17(1H, brs).
【0190】(c) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボキシフェニル)メチル−N−イソブチル−N−(1H
−テトラゾ−ル−5−イル)−5−イミダゾ−ルカルボ
キサミド 実施例2記載の方法により、2−n−ブチル−1−(4
−カルボメトキシフェニル)メチル−N−イソブチル−
N−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−5−イミダゾ
−ルカルボキサミド(200 mg)から標題化合物(144 mg)を
得た。 分解点 242℃1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.72 (6H, d, J = 6.7 Hz), 0.81
(3H, t, J = 7.3 Hz),1.22-1.36 (2H, m), 1.51-1.64
(2H, m), 1.95-2.12 (1H, m), 2.66 (2H, t, J= 7.5 H
z), 3.95 (2H, d, J = 7.2 Hz), 5.67 (2H, brs), 7.07
(2H, brd, J = 8.3 Hz), 7.89 (2H, brd, J = 8.3 Hz),
8.02 (1H, brs), 11.20 (1H, brs), 12.88 (1H, brs).
【0191】実施例58 2−n−ブチル−1−(4−カルボキシフェニル)メチ
ル−N−ネオペンチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5
−イル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド (a) 5−[(ネオペンチル)アミノ]テトラゾ−ル 実施例11(a)記載の方法により、無水5−アミノテ
トラゾ−ル(5 g) 、ピバルアルデヒド(5.3 ml)から標題
化合物(5.1 g)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6 )δ: 0.88 (9H, s), 2.99 (2H, d, J
= 6.5 Hz).
【0192】(b) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボメトキシフェニル)メチル−N−ネオペンチル−N−
(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−5−イミダゾ−ル
カルボキサミド 実施例9(b)記載の方法により、2−n−ブチル−1
−(4−カルボメトキシフェニル)メチル−5−イミダ
ゾ−ルカルボン酸(300 mg) 、5−[(ネオペンチル)
アミノ]テトラゾ−ル(155 mg)から標題化合物(300 mg)
を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.77 (9H, s), 0.81 (3H, t, J =
7.3 Hz), 1.19-1.35 (2H, m), 1.47-1.62 (2H, m), 2.
66 (2H, t, J = 7.5 Hz), 3.83 (3H, s), 3.99 (2H,
s), 5.68 (2H, s), 7.08 (2H, d, J = 8.3 Hz), 7.91
(2H, brd, J = 8.1 Hz), 8.00 (1H, s), 11.14 (1H, br
s).
【0193】(c) 2−n−ブチル−1−(4−カル
ボキシフェニル)メチル−N−ネオペンチル−N−(1
H−テトラゾ−ル−5−イル)−5−イミダゾ−ルカル
ボキサミド 実施例2記載の方法により、2−n−ブチル−1−(4
−カルボメトキシフェニル)メチル−N−ネオペンチル
−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−5−イミダ
ゾ−ルカルボキサミド (250 mg) から標題化合物(71 m
g)を得た。 分解点 246℃1 H-NMR (CD3OD)δ: 0.89 (9H, s), 0.93 (3H, t, J =
7.2 Hz), 1.33-1.47(2H,m), 1.62-1.74 (2H, m), 2.82
(2H, t, J = 7.8 Hz), 4.07 (2H, s), 5.79 (2H,s), 7.
14 (2H, d, J = 8.1 Hz), 7.96 (1H, s), 8.02 (2H, d,
J = 8.1 Hz).
【0194】実施例59 N−ベンジル−2−n−ブチル−4ークロロ−1−(4
−カルボキシフェニル)メチル−N−(1H−テトラゾ
−ル−5−イル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド (a) 2−n−ブチル−4ークロロ−1−(4−カル
ボメトキシフェニル)メチル−5−イミダゾ−ルカルボ
ン酸 J. Med. Chem., 34, 1514 (1991). 記載の方法により合
成した2−n−ブチル−4ークロロ−1−(4−カルボ
メトキシフェニル)メチル−5−イミダゾ−ルカルボシ
アルデヒド (6.61 g) から実施例1(a)記載の方法に
より、標題化合物 (4.67 g) を得た。1 H-NMR (CDCl3)δ: 0.44 (3H, t, J = 7.4 Hz), 1.25-
1.38 (2H, m), 1.64 (2H,quintet, J = 7.4 Hz), 2.60
(2H, t, J = 7.4 Hz), 3.90 (3H, s), 5.60 (2H,s), 7.
04 (2H, brd, J = 8.1 Hz), 7.98 (2H, brd, J = 8.1 H
z).
【0195】(b) N−ベンジル−2−n−ブチル−
4ークロロ−1−(4−カルボメトキシフェニル)メチ
ル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−5−イミ
ダゾ−ルカルボキサミド 実施例9(b)記載の方法により、2−n−ブチル−4
−クロロ−1−(4−カルボメトキシフェニル)メチル
−5−イミダゾ−ルカルボン酸(2.21 g) 、5−(ベン
ジルアミノ)テトラゾ−ル(1.27 g)から標題化合物(2.7
8 g)を得た。1 H-NMR (CDCl3)δ: 0.78-0.85 (3H, m), 1.17-1.32 (2
H, m), 1.48-1.53 (2H, m), 2.30-2.42 (2H, m), 3.87-
3.89 (3H, m), 5.30-5.55 (4H, m), 6.69-6.89 (2H,
m), 7.25-7.43 (5H, m), 7.71-7.76 (2H, m).
【0196】(c) N−ベンジル−2−n−ブチル−
4ークロロ−1−(4−カルボキシフェニル)メチル−
N−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−5−イミダゾ
−ルカルボキサミド 実施例2記載の方法により、N−ベンジル−2−n−ブ
チル−4ークロロ−1−(4−カルボメトキシフェニ
ル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−
5−イミダゾ−ルカルボキサミド(1.78 g)から標題化合
物(1.20 g)を得た。 分解点 195 ℃1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.83 (3H, t, J = 7.4 Hz), 1.22
-1.36 (2H, m), 1.55 (2H, quintet, J = 7.4 Hz), 2.6
4 (2H, t, J = 7.4 Hz), 5.41 (2H, s), 5.53 (2H, s),
7.10 - 7.18 (4H, m), 7.26 - 7.33 (4H, m), 7.88 (2
H, brd, J = 8.2Hz), 11.07 (1H, s), 12.85 (1H, br
s).
【0197】実施例60 N−ベンジル−2−n−ブチル−1−(4−カルボキシ
フェニル)メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イ
ル)−4−イミダゾ−ルカルボキサミド (a) 2−n−ブチル−1−(4−カルボメトキシフ
ェニル)メチル−4−イミダゾ−ルカルボン酸 J. Med. Chem., 34, 1514 (1991). 記載の方法による2
−n−ブチル−1−(4−カルボメトキシフェニル)メ
チル−5−イミダゾ−ルカルボキシアルデヒドの合成の
際に副生した2−n−ブチル−1−(4−カルボメトキ
シフェニル)メチル−4−イミダゾ−ルカルボキシアル
デヒド(6.17g) から実施例1(a)記載の方法により、
標題化合物(5.72 g)を得た。
【0198】(b) N−ベンジル−2−n−ブチル−
1−(4−カルボメトキシフェニル)メチル−N−(1
H−テトラゾ−ル−5−イル)−4−イミダゾ−ルカル
ボキサミド 2−n−ブチル−1−(4−カルボメトキシフェニル)
メチル−4−イミダゾ−ルカルボン酸(987 mg)と実施例
1(a)で得た5−[(ベンジル)アミノ]テトラゾ−
ル(650 mg)から実施例1(c)記載の方法により標題化
合物(820 mg)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.84 (3H, t, J = 7.4 Hz), 1.23
-1.37 (2H, m), 1.57 (2H, quintet, J = 7.4 Hz), 2.6
2 (2H, t, J = 7.4 Hz), 3.85 (3H, s), 5.39 (2H, s),
5.54 (2H, s), 7.23 - 7.36 (6H, m), 7.98 (2H, brd,
J=8.1Hz), 8.00(1H, brs).
【0199】(c) N−ベンジル−2−n−ブチル−
1−(4−カルボキシフェニル)メチル−N−(1H−
テトラゾ−ル−5−イル)−4−イミダゾ−ルカルボキ
サミド 実施例2記載の方法により、N−ベンジル−2−n−ブ
チル−1−(4−カルボメトキシフェニル)メチル−N
−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−4−イミダゾ−
ルカルボキサミド(410 mg)から標題化合物(370 mg)を得
た。 融点 94.7-97.1 ℃1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.84 (3H, t, J = 7.4 Hz), 1.23
-1.38 (2H, m), 1.58 (2H, quintet, J = 7.4 Hz), 2.6
3 (2H, t, J = 7.4 Hz), 5.37 (2H, s), 5.55 (2H, s),
7.23 - 7.38 (7H, m), 7.96 (2H, brd, J = 8.3 Hz),
8.00(1H, s), 10.6 (1H, brs).
【0200】実施例61 5−[[N−ベンゾイル−N−(1H−テトラゾ−ル−
5−イル)]アミノ]メチル−2−n−ブチル−1−
[(4−カルボキシフェニル)メチル]イミダゾ−ル (a) 2−n−ブチル−1−(4−カルボメトキシフ
ェニル)メチル−5−[[N−(1H−テトラゾ−ル−
5−イル)アミノ]メチル]イミダゾ−ル 実施例1(b)記載の方法により、無水5−アミノテト
ラゾ−ル(2.5 g) 、2−n−ブチル−1−(4−カルボ
メトキシフェニル)メチル−5−イミダゾ−ルカルボキ
シアルデヒド(5.4 g)から標題化合物(5 g)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.76 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.14
-1.30 (2H, m), 1.39-1.53 (2H, m), 2.45 (2H, t, J =
7.6 Hz), 3.83 (3H, s), 4.21 (2H, s), 5.32 (2H,
s), 6.82 (1H, s), 7.08 (2H, brd, J = 8.1 Hz), 7.90
(2H, brd, J = 8.1Hz).
【0201】(b) 5−[[N−ベンゾイル−N−
(1H−テトラゾ−ル−5−イル)]アミノ]メチル−
2−n−ブチル−1−[(4−カルボキシフェニル)メ
チル]イミダゾ−ル 2−n−ブチル−1−(4−カルボメトキシフェニル)
メチル−5−[[N−(1H−テトラゾ−ル−5−イ
ル)アミノ]メチル]イミダゾ−ル(1 g) 、無水トリエ
チルアミン(0.6 ml)のジクロロメタン溶液に、0℃で塩
化ベンゾイル(0.47 ml) を滴下し、室温に昇温して終夜
攪拌した。反応溶液を減圧濃縮して、ジクロロメタンに
溶解し、水に注いで、1N塩酸によって酸性(約pH=
5)に調整し、ジクロロメタンで抽出した。有機層を飽
和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧
濃縮して油状物(0.65 g)を得た。それをt−ブタノ−ル
(10ml) に溶解し、1N水酸化ナトリウム水溶液(4 ml)
を加えて終夜攪拌した。反応溶液を減圧濃縮し、残渣を
水に溶かし1N塩酸によって酸性(約pH=4)に調整
し、ジクロロメタンで抽出後、有機層を飽和食塩水で洗
浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮した。得
られた固体を逆相シリカゲルカラムクロマトグラフィ−
にて精製して標題化合物(67 mg)を得た。 分解点 208 ℃1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.75 (3H, t, J = 7.2 Hz), 1.12
-1.28 (2H, m), 1.40-1.53 (2H, m), 2.43 (2H, t, J =
7.5 Hz), 5.29 (2H, s), 5.58 (2H, s), 6.81 (2H, br
d, J = 8 Hz), 6.82 (1H, s), 7.59 (2H, brt, J = 7.6
Hz), 7.70 (1H,brt, J = 7.1 Hz), 7.79 (2H, brd, J
= 8.1 Hz), 7.96 (2H, brd, J = 8.1 Hz).
【0202】実施例62 2−n−プロピル−1−(4−カルボキシフェニル)メ
チル−N−チエニルメチル−N−(1H−テトラゾ−ル
−5−イル)−5−イミダゾ−ルカルボキサミド (a) 5−ヒドロキシメチル−2−n−プロピルイミ
ダゾ−ル n−ブチロニトリル(74.4 g)を無水エタノ−ル(66.3 m
l) に溶かし−40℃で塩化水素(91.6 g)を加えて7時
間攪拌後、反応温度を0℃とし、終夜攪拌した。次いで
反応液にメタノ−ル・ドライアイス冷却下で液体アンモ
ニウムを過剰量加えた後、室温下終夜攪拌した。反応液
を減圧下溶媒留去して得られる残渣を6N水酸化ナトリ
ウム水溶液に溶かしてエ−テルで抽出し、有機層を飽和
炭酸カリウム水溶液及び飽和食塩水で洗い、減圧下溶媒
留去して黄色液体の残渣を得た。この残渣にジヒドロキ
シアセトン(91.63 g) 及び液体アンモニウムを加えた
後、オ−トクレ−ブ中80℃,25kg/cm2で7時間攪拌
した。反応液に飽和炭酸カリウム水溶液を加え酢酸エチ
ル・THF (1:1, v/v) 混合溶媒で抽出し、有機層を飽
和食塩水洗、炭酸カリウム乾燥し、減圧下溶媒留去して
標題化合物を含む混合物(57.9 g)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.89 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.63
(2H, sext, J = 7.3 Hz), 2.53 (2H, t, J = 7.3 Hz),
4.32 (2H, s), 6.68 (1H, brs).
【0203】(b) 2−n−プロピル−5−イミダゾ
−ルカルボキシアルデヒド 実施例62(a)で得られた混合物(27.12 g)にアセト
ニトリル(500 ml) 及び二酸化マンガン(170 g) を加え
室温下終夜攪拌した。反応液をセライト濾過後セライト
上の残渣を酢酸エチルで洗い洗液と濾液と合わせ減圧下
溶媒留去して得られる残渣を酢酸エチルを流出溶媒とす
るカラムクロマトグラフィー (SiO2 )により精製し標題
化合物を含む混合物(12.26 g)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.88 (3H, t, J = 7.4 Hz), 1.68
(2H, sext, J = 7.4 Hz), 2.62 (2H, t, J = 7.3 Hz),
7.84 (1H, s), 9.62 (1H, s), 12.68 (1H, brs).
【0204】(c) 2−n−プロピル−1−(4ーカ
ルボメトキシフェニル)メチル−5−イミダゾールカル
ボキシアルデヒド 実施例62(b)で得られた混合物(6.23 g)をN,N−
ジメチルホルムアミド(100 ml)に溶かし炭酸カリウム(2
0.27 g)及びメチル(4−ブロモメチル)ベンゾエ−ト
(7.40 g)を加え室温下終夜攪拌した。反応液を濾過し、
濾液を減圧下溶媒留去して得られる残渣をメタノ−ルに
溶かし飽和食塩水及びジクロロメタンを加え分液した。
その有機層を減圧下留去して得られる残渣を酢酸エチル
を流出溶媒とするシリカゲルカラムクロマトグラフィ−
及びイソプロパノ−ル・ヘキサン(1:1, v/v) 混合溶媒
を流出溶媒とするシリカゲルカラムクロマトグラフィ−
により精製し標題化合物(2.17 g)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.84 (3H, t, J = 7.4 Hz), 1.59
(2H, sext, J = 7.4 Hz), 2.61 (2H, t, J = 7.4 Hz),
3.83 (3H, s), 5.66 (2H, s), 7.14 (2H, d, J= 8.2 H
z), 7.91 (2H, d, J = 8.2 Hz), 7.94 (1H, s), 9.64
(1H, s).
【0205】(d)2−n−プロピル−1−(4−カル
ボメトキシフェニル)メチル−5−イミダゾールカルボ
ン酸 実施例1(a)記載の方法により、2−n−プロピル−
1−(4ーカルボメトキシフェニル)メチル−5−イミ
ダゾールカルボキシアルデヒド(2.00 g)から標題化合物
(0.80 g)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.83 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.57
(2H, sext, J = 7.3 Hz), 2.54 (2H, t, J = 7.3 Hz),
3.83 (3H, s), 5.67 (2H, s), 7.10 (2H, d, J= 8.3 H
z), 7.62 (1H, s), 7.92 (2H, d, J = 8.3 Hz), 12.50
(1H, brs).
【0206】(e) 2−n−プロピル−1−(4−カ
ルボメトキシフェニル)メチル−N−チエニルメチル−
N−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−5−イミダゾ
−ルカルボキサミド 実施例9(b)記載の方法により、2−n−プロピル−
1−(4−カルボメトキシフェニル)メチル−5−イミ
ダゾ−ルカルボン酸(402 mg) 、5−[(チエニルメチ
ル)アミノ]テトラゾ−ル(252 mg)から標題化合物(436
mg)を得た。1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.83 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.63
(2H, sext, J = 7.3 Hz), 2.64 (2H, t, J = 7.3 Hz),
3.81 (3H, s), 5.64 (2H, s), 5.70 (2H, s), 6.90-7.
00 (2H, m), 7.14 (2H, d, J = 8.3 Hz), 7.50 (1H, d
d, J = 1.5, 4.8 Hz), 7.91 (2H, d, J = 8.3 Hz), 8.0
0 (1H, s), 11.36 (1H, brs).
【0207】(f) 2−n−プロピル−1−(4−カ
ルボキシフェニル)メチル−N−チエニルメチル−N−
(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−5−イミダゾ−ル
カルボキサミド 実施例2記載の方法により、2−n−プロピル−1−
(4−カルボメトキシフェニル)メチル−N−チエニル
メチル−N−(1H−テトラゾ−ル−5−イル)−5−
イミダゾ−ルカルボキサミド(230 mg)から標題化合物(1
98 mg)を得た。 分解点 218.5 ℃1 H-NMR (DMSO-d6)δ: 0.88 (3H, t, J = 7.3 Hz), 1.64
(2H, sext, J = 7.3 Hz), 2.64 (2H, t, J = 7.3 Hz),
5.66 (2H, s), 5.70 (2H, s), 6.85-6.95 (2H,m), 7.1
1 (2H, d, J = 8.2 Hz), 7.50 (1H, dd, J = 1.3, 4.9
Hz), 7.89 (2H,d, J = 8.2 Hz), 8.00 (1H, s), 11.40
(1H, brs), 12.85 (1H, brs). また、本発明はこれら実施例に限られるものでないこと
は勿論であり、例えば、表1乃至表3に示した化合物6
3乃至84も本発明に属するものである。
【0208】
【表1】
【0209】
【表2】
【0210】
【表3】
【0211】次に、本発明に係る前記一般式〔I〕で示
される新規なイミダゾール誘導体のin vitro系における
アンジオテンシンII受容体拮抗作用について試験を行っ
た。 試験例1 アンジオテンシンII受容体標品(ウシ副腎皮質ミクロゾ
ーム画分)の調製および放射性リガンド結合測定はチュ
ーらの方法(チューら(Chiu et al.)、ヨーロピアン
・ジャーナル・オブ・ファーマコロジー(Eur.J.Pharma
col.)1988,157,13)に従って行った。アン
ジオテンシンII受容体を、アンジオテンシンII拮抗剤と
共にまたは無しで、25℃にて1時間、3H−アンジオ
テンシンII(2nM)を有するトリス緩衝液中にてイン
キュベートする。反応終了後、反応液を迅速濾過し、フ
ィルター上にトラップされた受容体結合3H−アンジオ
テンシンIIを液体シンチレーションカウンターを用いて
定量する。アンジオテンシンII拮抗剤の効力は、特異的
に結合した3H−アンジオテンシンII全体の50%を置
換するのに要する拮抗剤の濃度であるIC50として示さ
れる。結果を表4に示す。
【0212】
【表4】
【0213】表4から明かなように本発明化合物は強力
なアンジオテンシンII受容体拮抗作用を示している。
【0214】
【発明の効果】本発明に係る前記一般式〔I〕で示され
る新規なイミダゾール誘導体は、経口投与が可能であ
り、強力なアンジオテンシンII受容体拮抗作用を示す。
従って、本発明化合物は高血圧の治療、うっ血性心不全
の治療及び高眼内圧の治療等に用いることができる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 31/47 9360−4C C07D 403/12 233 8829−4C 403/14 233 8829−4C 405/14 8829−4C 233 8829−4C 409/14 8829−4C 233 8829−4C 413/14 8829−4C 233 8829−4C 417/14 233 9051−4C //(C07D 401/14 213:00 233:00 257:00) 7433−4C (C07D 401/14 215:00 233:00 257:00) (C07D 403/12 233:00 257:00) (C07D 403/14 233:00 257:00) (C07D 413/14 233:00 257:00 263:00) (C07D 417/14 233:00 9360−4C 257:00 7433−4C 277:00) 9051−4C (72)発明者 柴田 才三 神奈川県横浜市緑区梅が丘6番地2 日本 たばこ産業株式会社医薬研究所内 (72)発明者 山木 得生 神奈川県秦野市名古木23番地 日本たばこ 産業株式会社安全性研究所内 (72)発明者 内田 逸郎 神奈川県横浜市緑区梅が丘6番地2 日本 たばこ産業株式会社医薬研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式〔I〕 【化1】 〔式中、R1 は低級アルキル基を示し、R2 は水素原
    子、ハロゲン原子又はニトロ基を示し、R3 は低級アル
    キル基、置換されてもよいアリール基又は置換されても
    よいヘテロアリール基を示し、R4 、R5 及びR7 は同
    一又は異なって水素原子、水酸基、ハロゲン原子、ヒド
    ロキシメチル基、ホルミル基、カルボキシル基、低級ア
    ルコキシ基、低級アルコキシカルボニル基、テトラゾー
    ル−5−イル、カルバモイル基又は 【化2】 を示し、Aはカルボニル基又はメチレン基を示し、Bは
    カルボニル基又は−(CH2m CHR6 −を示し(こ
    こでR6 は水素原子、低級アルキル基又は置換されても
    よいアリ−ル基を示し、mは0乃至2の整数を示す)、
    nは1乃至2の整数を示す〕で表されるイミダゾール誘
    導体及びその薬学的に許容される塩。
  2. 【請求項2】薬学的に許容される単体および薬学的有効
    量の請求項1記載の化合物を含んでなるアンジオテンシ
    ンII受容体拮抗薬。
  3. 【請求項3】薬学的に許容される単体および薬学的有効
    量の請求項1記載の化合物を含んでなる高血圧治療薬。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0855392A2 (de) * 1997-01-22 1998-07-29 Hoechst Aktiengesellschaft Fünfgliedrige Heterocyclen mit Biphenylsulfonylsubstitution, Verfahren zu ihrer Herstellung, ihre Verwendung als Medikament oder Diagnostikum sowie sie enthaltendes Medikament
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WO2009026407A1 (en) * 2007-08-22 2009-02-26 Allergan, Inc. Pyrrole compounds having sphingosine-1-phosphate receptor agonist or antagonist biological activity

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EP0855392A3 (de) * 1997-01-22 2000-01-05 Hoechst Aktiengesellschaft Fünfgliedrige Heterocyclen mit Biphenylsulfonylsubstitution, Verfahren zu ihrer Herstellung, ihre Verwendung als Medikament oder Diagnostikum sowie sie enthaltendes Medikament
US6335451B1 (en) 1997-01-22 2002-01-01 Hoechst Aktiengesellschaft Five-membered heterocycles having biphenylsulfonyl substitution, with sulfonylcyanamide side chain, compositions containing them, and methods of using them
US6486189B2 (en) 1997-01-22 2002-11-26 Hoechst Aktiengesellschaft Five-membered heterocycles having biphenylsulfonyl substitution, process for their preparation, their use as a medicament or diagnostic, and medicament comprising them
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