JPH06252112A - 研磨の終点検出方法およびその研磨装置ならびにそれを利用した半導体装置の製造方法 - Google Patents

研磨の終点検出方法およびその研磨装置ならびにそれを利用した半導体装置の製造方法

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JPH06252112A
JPH06252112A JP3914593A JP3914593A JPH06252112A JP H06252112 A JPH06252112 A JP H06252112A JP 3914593 A JP3914593 A JP 3914593A JP 3914593 A JP3914593 A JP 3914593A JP H06252112 A JPH06252112 A JP H06252112A
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polished
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film
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Tatsuo Sugiyama
龍男 杉山
Kosaku Yano
航作 矢野
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】研磨時の終点を検出することおよび層間絶縁膜
の完全平坦化を安定に達成することを目的とする。 【構成】シリコン基板5上の絶縁膜6の上に形成した配
線パターン7の上にシリコン酸化膜8を堆積した後に、
シリコン窒化膜10を堆積し、さらにシリコン酸化膜8
を所望の残し膜厚よりも厚めに堆積する。この後に、シ
リコン酸化膜8とシリコン窒化膜10との研磨速度の差
により生じるモーター電流または回転数の変化を終点と
して検出する研磨装置を用いて研磨する。シリコン窒化
膜10が露出した時点で、第1の終点信号が検出され、
さらにシリコン窒化膜10の下層のシリコン酸化膜8が
露出した時点で、第2の終点信号が検出され、これが研
磨の終点信号となり、平坦化が終了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は研磨の終点検出方法およ
びその研磨装置ならびにそれを利用した半導体装置の製
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体の多層配線形成工程での層
間膜平坦化を研磨処理によって行う方法が注目されてい
る(日経マイクロデバイス1992年8月号49〜50
ページ参照)。
【0003】以下図面を参照しながら、上記した従来の
研磨平坦化工程の一例について説明する。図9は従来の
研磨装置の概略図である。図9において、1は研磨パッ
ド、2は研磨パッド側回転子、3は被研磨物、4は被研
磨物側回転子であり、研磨パッド1と研磨パッド側回転
子2、被研磨物3と被研磨物側回転子4はそれぞれ接着
またはその他の方法で固着されている。
【0004】以上のように構成された研磨装置におい
て、前記被研磨物3と研磨パッド1とをある一定の圧力
で接触させて、被研磨物3と研磨パッド1との間に研磨
剤、または研磨剤を含む液体を供給し、研磨パッド側回
転子2と被研磨物側回転子4とを異なる回転数でそれぞ
れ回転させることにより、被研磨物3が研磨剤により削
られ、平坦化される。特に研磨剤とともに供給される液
体が被研磨物3をエッチングする性質を有する場合に
は、これを化学機械研磨(CMP)という。図10は従
来の研磨処理時の処理回数と研磨速度の変化および加工
後の膜厚バラツキとの関係を示す図である。
【0005】図11(a)は前記層間膜平坦化工程を研
磨処理を用いて行った場合の工程説明図である。図11
(a)において、5は半導体基板であるシリコン基板、
6は絶縁層、7は第1の配線、8はシリコン酸化膜、9
は第2の配線、αはシリコン酸化膜8に形成される絶対
段差である。ここで、研磨処理を行うと、図11(a)
のように、配線7の存在する場所と存在しない場所との
絶対段差αが無くなるため、完全平坦化が実現でき、配
線9の信頼性、歩留りを向上でき、かつ4層以上の多層
配線が実現でき、素子の微細化、高速化が図れる。従来
の塗布法、エッチバック法では絶対段差αは完全に無く
ならないため、4層以上の配線を形成すると、段差がフ
ォトリソグラフィーのフォーカスマージンを越え、フォ
トリソグラフィーによる微細配線のパターン形成が困難
になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな研磨装置構成では、研磨の終点を検出することがで
きず、一定の厚みだけ被研磨物を研磨する場合には、あ
らかじめ研磨速度を調べた上で、算出された研磨時間の
間、研磨を行う方法が採られている。このため、処理回
数が増加するにつれて、研磨剤が研磨パッドに取り込ま
れて目詰まりを起こし研磨速度が低下するため、低下分
を予測して研磨時間を修正するか、もしくは研磨パッド
の目詰まりを処理毎に取り除くかの処理が一般的に行わ
れていた。この場合、図10に示すように、研磨後の膜
厚が処理毎にばらつき、特に数μmの膜を研磨して、1
μm程度残すような処理を行う場合には、ばらつきの度
合が大きく、研磨処理を実用化しにくいという問題点を
有していた。
【0007】また、図11(b)に示すように、被研磨
物の下に被研磨物よりも研磨速度の遅い物質たとえばシ
リコン窒化膜10を配し、研磨のストッパーにする方法
を採れば、十分な時間研磨を行うことにより、膜厚のば
らつきは抑えられるが、処理毎の研磨時間を予測しなけ
ればならないこと、もしくは研磨時間を毎処理毎に過剰
に取るため生産性が低下するという問題点が残る。
【0008】本発明は上記問題点に鑑み、研磨処理によ
る研磨後の膜厚ばらつきを低減するための研磨の終点検
出方法を提供するものである。また、上記の終点方法を
用いた研磨装置を使用することにより膜厚のばらつき、
絶対段差の低減を図る半導体装置の製造方法も併せ提供
するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の研磨の終点検出方法は、被研磨物の研磨時
に、前記被研磨物とこの被研磨物とは研磨速度の異なる
第2の被研磨物との界面で、前記被研磨物を装着した回
転子のモーター電流またはモーター回転数、あるいは被
研磨物の回転子面内での位置が変化することを利用し、
その変化信号を終点信号として検出するようにしたもの
である。
【0010】また、本発明の研磨装置は、被研磨物を装
着する回転子のモーター電流の検出器およびこのモータ
ー電流の時間微分器と、モーター電流値の変化量または
その時間微分値の変化量を検出しモーターの回転を制御
するモーター制御部を備えたものであり、さらに、前記
モーター電流の代わりに、モーター回転数を検出するよ
うにし、さらには、モーター電流の代わりに、被研磨物
の回転子面内での位置偏差を検出するようにしたもので
ある。
【0011】また、前記研磨装置を使用した本発明の半
導体装置の製造方法は、第1の配線パターンを形成した
半導体基板上に、第1の絶縁膜と前記絶縁膜とは研磨速
度の異なる第2の絶縁膜とを積層に堆積する工程と、こ
れら絶縁膜を平坦化する工程と、前記積層絶縁膜上にス
ルーホールを開口する工程と、第2の配線パターンを前
記積層絶縁膜上に形成する工程とを備え、前記平坦化工
程は、被研磨物である半導体基板上の研磨速度の異なる
第1および第2の絶縁膜の界面を、前記半導体基板を装
着した回転子のモーター電流値またはモーター回転数の
変化量、あるいは半導体基板の回転子面内での位置の変
化、もしくはそれぞれの時間微分値の変化量により検出
して、研磨の終点検出を行い、平坦化する工程により構
成したものである。
【0012】
【作用】本発明の研磨の終点検出方法は上記した構成に
よって、被研磨物と第2の被研磨物との界面まで研磨し
た時点で、被研磨物を装着した回転子の受ける抵抗変
化、あるいは抵抗の時間変化を終点として検出すること
により、膜厚ばらつきを抑えることができる。
【0013】また、半導体装置の製造方法では上記した
終点検出器を備えた研磨装置を用い、第1および第2の
絶縁膜の界面を検出して、研磨の終点検出を行い、研磨
平坦化を行うことにより、膜厚ばらつき、絶対段差の低
減を実現することができる。
【0014】
【実施例】以下本発明の一実施例の研磨の終点検出方法
およびそれを利用した半導体装置の製造方法について、
図面を参照しながら説明する。 (実施例1)図1は本発明の第1の実施例における終点
検出器を備えた研磨装置の構成図である。11は被研磨
物側のモーター電流検出器、12はこのモーター電流検
出器11で検出された信号の時間微分器で、これらによ
り終点検出器13が構成されている。14はモーター電
流検出器11または時間微分器12の終点検出信号によ
り研磨パッド側モーター15を速度制御するモーター制
御部、16は前記終点検出信号により被研磨物側モータ
ー17を速度制御するモーター制御部である。
【0015】以上のように構成された研磨装置につい
て、以下図2を用いてその動作を説明する。図2(a)
(b)は被研磨物の研磨される過程およびそのときの被
研磨物側モーター17の電流の変化を示す図である。図
2(a)において、第2の被研磨物19の上に積層され
た第1の被研磨物18が研磨され、第2の被研磨物19
が研磨され始めるときに、研磨速度の相違から回転子が
抵抗を受け、モーター17のモーター電流値に変化を生
じる。この変化が検知され得る程度に大きい場合には、
変化分を終点信号として被研磨物装着側および研磨パッ
ド装着側モーター17,15のモーター制御部16,1
4が検知し、モーター17,15の回転を停止させる。
あらかじめ、終点検出してからの研磨時間を制御部に入
力していれば、終点検出後、指定された時間で回転を停
止させる。また、電流の変化分が信号として検知しきれ
ない場合には、それらの変化が第1の被研磨物18と第
2の被研磨物19との界面において、ごく短い時間で起
こることを利用して、電流の時間微分を取り、微分値の
変化量が一定量を超えた時点で終点信号として検出す
る。なお、図1では被研磨物側のモーター電流を検出し
たが、モーターの回転数を検出する構成であってもかま
わない。
【0016】以上のように本実施例によれば、被研磨物
装着側のモーター電流の変化量、または変化の時間微分
値の変化量を検出する検出器を設けることにより、研磨
の終点を検出することができる。
【0017】(実施例2)図3は本発明の第2の実施例
における終点検出器を備えた研磨装置の構成図である。
図3において、終点検出器23は被研磨物位置検出器2
1と時間微分器22からなっている。第1の実施例で
は、被研磨物の装着された側のモーター電流、または回
転数を検出する構成になっていたが、本実施例では被研
磨物3の回転子面内での位置を被研磨物位置検出器21
を用いて検出している。
【0018】この効果について第1の実施例との比較を
図4を用いて行う。図4において、被研磨物として半導
体基板を挙げている。被研磨物3を回転子に装着する場
合には、ゴム系の接着剤または発泡ウレタン24を用い
て固着する方法が良く用いられるが、接着剤の弾性が高
い場合には、接着剤が研磨速度の違いによる研磨抵抗を
吸収してしまい、モーター電流や回転数に変化を生じ
ず、終点が検出できない恐れがある。しかし、そのよう
な場合には同図7(b)に示すように、回転子4に対し
て基板5の位置が回転方向とは反対方向にずれている。
よって、このずれ量を検出することにより研磨抵抗の発
生が検出でき、結果として終点検出が可能となる。ま
た、前記のずれが被研磨物が変化する瞬間のみに起こる
場合には、第1の実施例と同様にずれ量の時間微分値の
変化量を終点信号として検出する構成にする。
【0019】以上のように構成された研磨装置におい
て、ずれ量の検出方法例を図5を用いて説明する。ま
ず、第1の方法として、図5(a)に示すように、装着
時に回転子と被研磨物とを弾性が接着剤と近い物質を用
いた棒よりなる被研磨物位置検出用弾性体25で接続
し、そのひずみ量を検出する方法が挙げられる。次に、
第2の方法として、図5(b)に示すように、半導体基
板のようにウエハーの一端が切り欠いてあるような場合
には、切り欠かれた角の所を目標にして、回転子側に被
研磨物位置検知用探針26を設ける方法が挙げられる。
【0020】(実施例3)次に、本発明の半導体装置の
製造方法について図面を参照しながら説明する。図6
(a)(b)は層間絶縁膜の平坦化工程を示した工程図
である。図6(a)において、シリコン基板5上に、絶
縁層6を形成した後に、アルミ膜を堆積し、フォトリソ
グラフィーとドライエッチングとを用いて第1の配線パ
ターン7を形成する。この上にシリコン酸化膜8を堆積
した後に、シリコン窒化膜10を堆積し、さらにシリコ
ン酸化膜8を所望の残し膜厚より膜厚めに堆積する。こ
の後に、(実施例1)または(実施例2)に記載した研
磨装置を用いて研磨する。シリコン窒化膜10が露出し
た時点で、第1の終点信号が検出され、さらにシリコン
窒化膜10の下層のシリコン酸化膜8が露出した時点
で、第2の終点信号が検出され、これが研磨の終点信号
となり、平坦化が終了する。この後に、フォトリソグラ
フィーとドライエッチングとを用いて、スルーホールを
形成し、第2の配線パターン9を形成する。上記のよう
に、層間絶縁膜を3層に積層して堆積することにより、
所望の残し膜厚を確保し、かつ研磨の終点を確実に検知
することができ、平坦性を向上させることが可能とな
る。
【0021】なお、層間絶縁膜は図6(b)に示すよう
に2層構造であっても構わず、その場合には研磨平坦化
した後に、所望の膜厚になるようにシリコン酸化膜を堆
積し、層間絶縁膜を形成することとなる。
【0022】(実施例4) (実施例3)に示したように、層間絶縁膜を3層構造に
して形成し研磨平坦化を行った場合、2層目の絶縁膜の
研磨速度が1、3層目の絶縁膜の研磨速度よりも遅い場
合には、2層目の絶縁膜を研磨する際に、2層目の絶縁
膜と同面内にある上層の絶縁膜が過剰に研磨され、絶対
段差が減少しない可能性がある。特にCMPにより研磨
平坦化を行う際には上記の傾向が強く現れると考えられ
る。このような場合に、図7に示すような構成を有する
研磨装置を用いて研磨平坦化を行うことにより、上記し
たような絶対段差が減少しない現象を抑えることが可能
となる。以下図面を用いて、上記した内容を説明する。
【0023】図7は研磨装置の構成と動作を説明する
図、図8はそれを用いて層間絶縁膜を研磨平坦化する工
程の工程図である。図7(a)、図8(a)において、
上層のシリコン酸化膜8を研磨する場合には、溶融シリ
カなどの研磨剤を含む水酸化カリウム水溶液で構成され
た研磨液のみが供給装置30から供給され、リン酸を含
むエッチング液の供給装置31は稼働していない。次
に、図7(b)、図8(b)において、下層のシリコン
窒化膜10が露出し、第1の終点が検出された時点で、
終点検出器32よりエッチング液供給装置31を稼働さ
せる信号が伝送され、エッチング液を供給する。この液
は前記のように、リン酸を含んでいるため、シリコン窒
化膜10の研磨速度が増加する。このとき、エッチング
液の供給量はシリコン窒化膜10とシリコン酸化膜8の
研磨速度が同じになるように調節されている。さらに、
図7(c)、図8(c)において、シリコン窒化膜10
の研磨が終了し、シリコン酸化膜8が露出した時点で第
2の終点が検出され、この信号に同期して終点検出器3
2よりエッチング液供給装置31の稼働停止命令が伝送
される。さらに所望の残し膜厚になるようにシリコン酸
化膜8が研磨され、平坦化が終了する。この後に、図8
(d)に示すように、スルーホールを開口し、さらに第
2の配線パターン9を形成する。上記構成の研磨装置を
用いて、層間膜の研磨平坦化を行うことにより、3層構
造をもつ層間絶縁膜を完全平坦化することが可能とな
る。
【0024】なお層間絶縁膜材料として、シリコン酸化
膜とシリコン窒化膜とを用いたが、研磨速度の互いに異
なる絶縁膜であれば構わない。また、本実施例では、シ
リコン基板5の上に直接絶縁層6を形成したが、絶縁層
6を形成する前に、半導体素子および配線が形成されて
いる構造であってもよいことはもちろんである。また、
配線材料としてアルミ金属膜を用いても、他の金属膜、
合金膜、積層金属膜、またはリンやヒ素をドープしたポ
リシリコン膜を用いてもよい。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、被研磨物
を装着する回転子のモーター電流か回転数、または被研
磨物の回転子面内での位置偏差の検出器およびそれらの
時間微分器と、前記の被検出量の変化量、またはそれら
の時間微分値の変化量を終点信号として検出するモータ
ー制御部とを備えた研磨装置を使用し、被研磨物とこの
被研磨物とは研磨速度の異なる第2の被研磨物を前記被
研磨物の間、または底面に設けることにより、被研磨物
の研磨終点を検出するので、加工精度を高精度に保つこ
とができる。また、半導体装置の製造方法において、こ
のような構成の研磨装置を用いて、層間絶縁膜を研磨平
坦化することにより、完全平坦化が安定して達成でき、
配線の細り、段切れを防止し、配線の信頼性を向上させ
ることが可能とな。また、4層以上の多層配線も構成す
ることができ、素子の微細化、高速化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における研磨装置の構成
【図2】本発明の第1の実施例における研磨速度の異な
る2つの物質を連続して研磨した場合の回転子モーター
電流の変化を示した模式図
【図3】本発明の第2の実施例における研磨装置の構成
【図4】本発明の第2の実施例における被研磨物を回転
子に固着した場合の模式図および研磨速度の異なる2種
の被研磨物を連続して研磨を行った場合の被研磨物と回
転子の相対位置変化を示した模式図
【図5】本発明の第2の実施例における被研磨物と回転
子との相対位置変化の検出方法の一例を説明する模式図
【図6】本発明の第3の実施例における研磨による層間
絶縁膜平坦化工程の工程説明図
【図7】本発明の第4の実施例における研磨装置の構成
および機能説明図
【図8】本発明の第4の実施例における研磨装置の機能
に対応する層間絶縁膜平坦化工程の工程説明図
【図9】従来の研磨装置の概略図
【図10】従来の研磨処理時の処理回数と研磨速度の低
下および加工バラツキとの関係図
【図11】従来の研磨による層間膜平坦化の工程説明図
【符号の説明】
1 研磨パッド 2 研磨パッド側回転子 3 被研磨物 4 被研磨物側回転子 5 半導体基板またはシリコン基板 6 絶縁層 7 第1の配線 8 第1の絶縁膜またはシリコン酸化膜 9 第2の配線 10 第2の絶縁膜またはシリコン窒化膜 11 被研磨物側モーター電流検出器 12 モーター電流の時間微分器 13 終点検出器 14 研磨パッド側モーター制御部 15 研磨パッド側モーター 16 被研磨物側モーター制御部 17 被研磨物側モーター 18 第1の被研磨物 19 第2の被研磨物 21 被研磨物位置検出器 22 時間微分器 23 終点検出器 24 ゴム系接着剤または発泡ウレタン 25 被研磨物位置検出用弾性体 26 被研磨物位置検出用探針 30 研磨液供給装置 31 エッチング液供給装置 32 終点検出器

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被研磨物の研磨時に、この被研磨物とは
    研磨速度の異なる第2の被研磨物との界面で、被研磨物
    を装着した回転子のモーター電流またはモーター回転
    数、あるいは被研磨物の回転子面内での位置が変化する
    ことを利用し、その変化信号を終点信号として検出する
    ことを特徴とする研磨の終点検出方法。
  2. 【請求項2】 被研磨物と研磨速度の異なる第2の被研
    磨物を、被研磨物の間、またはその底面に設けたことを
    特徴とする請求項1記載の研磨の終点検出方法。
  3. 【請求項3】 被研磨物を装着する回転子のモーター電
    流の検出器およびこのモーター電流の時間微分器と、モ
    ーター電流値の変化量またはその時間微分値の変化量を
    検出し、モーター速度を制御するモーター制御部とを備
    え、研磨の終点検出を行うように構成したことを特徴と
    する研磨装置。
  4. 【請求項4】 モーター電流の代わりに、モーター回転
    数を検出することを特徴とする研磨装置。
  5. 【請求項5】 モーター電流の代わりに、被研磨物の回
    転子面内での位置偏差を検出することを特徴とする研磨
    装置。
  6. 【請求項6】 被研磨物とは研磨速度の異なる第2の被
    研磨物を優先的にエッチングする溶液を供給する装置を
    備え、前記第2の被研磨物上に積層された被研磨物の研
    磨が終了し、第2の被研磨物が露出した時点で、前記エ
    ッチング溶液を供給し、第2の被研磨物の研磨が終了し
    た時点で、エッチング溶液の供給を停止する手段を備え
    たことを特徴とする請求項3ないし5のいずれかに記載
    の研磨装置。
  7. 【請求項7】 第1の配線パターンを形成した半導体基
    板上に、第1の絶縁膜と前記絶縁膜とは研磨速度の異な
    る第2の絶縁膜とを積層に堆積する工程と、これら絶縁
    膜を平坦化する工程と、前記積層絶縁膜上にスルーホー
    ルを開口する工程と、第2の配線パターンを前記積層絶
    縁膜上に形成する工程とを備え、前記平坦化工程は、被
    研磨物である半導体基板上の研磨速度の異なる第1およ
    び第2の絶縁膜の界面を、前記半導体基板を装着した回
    転子のモーター電流値またはモーター回転数の変化量、
    あるいは半導体基板の回転子面内での位置の変化、もし
    くはそれぞれの時間微分値の変化量により検出して、研
    磨の終点検出を行い、平坦化することを特徴とする半導
    体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 第1の絶縁膜の間に第2の絶縁膜を形成
    し、研磨により前記絶縁膜を平坦化する際に、第2の絶
    縁膜上の第1の絶縁膜が研磨され、終点を検出する信号
    が出されるのに同期して、研磨剤を含む研磨液中に前記
    第1の絶縁膜よりも前記第2の絶縁膜を優先的にエッチ
    ングする溶液を供給し、前記第2の絶縁膜が研磨され、
    終点を検出する信号が出されるのに同期して、前記溶液
    の供給を停止することを特徴とする請求項7記載の半導
    体装置の製造方法。
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Cited By (8)

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US5904609A (en) * 1995-04-26 1999-05-18 Fujitsu Limited Polishing apparatus and polishing method
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