JPH06251291A - 信号機チェッカー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、車両運転者が交通信号機の出す色
を誤判断することを防ぎ、交通事故の発生を防ぐ。 【構成】 車両室内に運転者に見える位置に、３個の色
の違うランプを設置し、車両の前方向からの信号をとら
え点灯する。なお、その点灯順番は、道路に設置された
交通信号機と同じであることから、信号機の確認がより
一層高まり、交通事故防止に役立つ。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、車両運転者及び道路通
行人が、前方直進側の交通信号機の色を、事前に確認す
る為の同調装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】交差点、横断舗道等に設けられた交通信
号機に対し、車両の運転者、もしくは道路を通行する人
は、その信号機の色がみえにくい条件の下（太陽の光が
正面にある、障害物が前方にある）で信号機の色別に苦
労をしていた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】確認不充分「だいじょ
うぶだろう」による交差点進入、及び黄色点灯時の急い
だ駆けぬけ等、心にゆとりのない運転状態による交通事
故を、防止しようとするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】道路上の交通信号機と同
じ色を出す三色の独立したランプが、運転者の視角内に
配列され、道路の交通信号機の出す（電波・音波・色
彩）信号を受信し、その信号をランプの点灯によって運
転者に知らせる。

【０００５】

【作用】道路上に設けられた交通信号機から送られて来
る信号を、受信するメカニズムを有し、三色ランプを点
灯させる。なお受信する能力の範囲は、道路上のスピー
ド設定及び交通信号機の間隔等、各道路条件により異な
ったものとなるが、これはすべて道路上の信号機の発す
る送信の強弱によって決定される。

【０００６】

【実施例】以下、添付図面に従って一実施例を説明す
る。四輪乗用車の室内左側、ダッシュボード上部にセッ
トされた横配列三色ランプである。この車両は、矢印方
向に直進をし、道路上に設けられた交通信号機に近づく
とその色と同じランプが点灯する。

【０００７】本発明は、外部からの信号を捕らえ色彩へ
の変化を行なうものであるが、その他に音声で運転者に
知らせることができ、目の不自由な方にも利用できる。

【発明の効果】車両が道路上走行の際、交通信号機の色
別が困難な条件が発生した場合、この信号機チェッカー
の同調点灯により、交差点での事故防止及び交通渋滞の
緩和に役立つ。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の信号機チェッカーを車両のパネル内に
装着をし、道路上の信号機に対し受信状態を示す図面で
ある。

【符号の説明】

１．道路を走行する車両（四輪乗用自動車）の室内 ２．道路上に設けられた交通信号機 ３．一般道路

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 道路走行車両の室内及び運転者視角
   内に、赤・黄・青の三つの色を出すランプを設置し、道
   路上に設けられた交通信号機の出す色に、同調して点灯
   する装置である。