JPH06251085A - テキスタイル検索装置 - Google Patents

テキスタイル検索装置

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JPH06251085A
JPH06251085A JP5035637A JP3563793A JPH06251085A JP H06251085 A JPH06251085 A JP H06251085A JP 5035637 A JP5035637 A JP 5035637A JP 3563793 A JP3563793 A JP 3563793A JP H06251085 A JPH06251085 A JP H06251085A
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JP
Japan
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textile
information
company
database
pattern
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JP5035637A
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English (en)
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Yasushi Muto
靖 武藤
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ネットワーク化した場合に於いても、簡単且つ
効率的な操作でテキスタイルの検索が行えるようにする
こと。 【構成】端末機TのキーボードKBによりシーズン,年
度,経打込本数,及び緯打込本数等のデータを入力し、
またマウスMによって組織柄及び織り柄を選択すると、
当該端末機Tとネットワーク化された情報サービス会社
20の統合データベース管理システム21は、これらシ
ーズン,年度,経打込本数,緯打込本数,組織柄,及び
織り柄を検索キーとして用いて統合データベース10か
らテキスタイルの情報を検索し、端末機TのCRTディ
スプレイDに表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データベース化された
テキスタイルの検索装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、テキスタイル会社では、テキスタ
イル(生地)を製造する場合、当該テキスタイルの情報
を設計書の形で作り、それを系列の糸会社,染色会社,
製織会社等に持っていき、その設計書に従ってテキスタ
イルを製造している。テキスタイル会社では、シーズン
に相当数のテキスタイルを作り、年間を通して何種類か
のテキスタイルを作ることとなる。それが何年か溜まっ
てくれば、会社の財産として、相当な種類のテキスタイ
ルを扱うこととなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、それがうまく
整理されていないのが現状である。例えば、テキスタイ
ル会社に於いて、3年前の今のシーズンに作ったテキス
タイルを見てみたいと思った場合には、倉庫の中から、
設計書とテキスタイル見本としての切れ端とを閉じたよ
うな簡単な台帳を一つづつめくって捜さなければならな
い。
【0004】従って、コンピュータ上にデータベース化
しておけば、見てみたいテキスタイルの情報を瞬時に取
り出せるようになり、大幅な作業の簡略化につながるこ
とは自明のことである。しかしながら、現在、どのよう
な条件を検索キーとして用いれば簡単且つ効率的か思案
されている段階である。
【0005】ところで近年、衣料品の分野の受発注業務
の合理化を狙って、スポーツウェアを中心にVAN利用
が行われるようになってきた。そのようなもの一つとし
て、例えば、富士通社の乗合VANであるFENICS
(商品名)を利用したアシックス社のASNETが知ら
れている。このASNETは、店舗での販売,在庫状況
の把握を主目的としている。
【0006】この他にも、いくつかの情報ネットワーク
構築の試みがなされている。しかし、いずれも、受発注
に関わる伝票処理を電子化し、通信網を介して迅速に送
付することが主眼となっている。しかしながら、このよ
うに情報ネットワークを構築しても、その利用は主とし
て、受発注伝票送付業務の効率向上に留まっている。
【0007】その理由は、素材の製造から服の販売に至
るプロセスが、多くの企業(会社)によって業務分担さ
れており、業務活動上必要な種々の情報が、それぞれの
企業に分散担持されており、また実際には、企業内であ
っても、各業務担当者が業務情報をそれぞれ保持してい
て、各情報を有機的に結びつけ活用する仕組みが存在し
ていないということによる。
【0008】そこで、上記したようにテキスタイル会社
で自社のテキスタイルをデータベース化し検索できるよ
うにしただけでなく、その情報を例えばアパレル会社等
でも利用できるようにすれば、データベースにより検索
した自社テキスタイルが気に入ってもらえた際に現在取
引関係のないアパレル会社から取り引きの申し出がある
かもしれず、取引先の新規開拓にもつながるという利点
がある。従って、ネットワーク化した場合に於いても、
簡単且つ効率的な操作でテキスタイルの検索が行えるよ
うな検索装置が望まれている。
【0009】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、ネットワーク化した場合に於いても、簡単且つ効率
的な操作でテキスタイルの検索が行えるようなテキスタ
イル検索装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明によるテキスタイル検索装置は、シーズ
ン,年度,経打込本数,及び緯打込本数の内の少なくと
も一つを入力するための入力手段と、組織柄及び織り柄
の内の少なくとも一つを選択するための選択手段と、前
記入力手段により入力或は前記選択手段により選択され
たシーズン,年度,経打込本数,緯打込本数,組織柄,
及び織り柄の内の少なくとも一つを検索キーとして用い
て、データベースからテキスタイルの情報を検索する検
索手段とを備えることを特徴とする。
【0011】
【作用】即ち、本発明のテキスタイル検索装置によれ
ば、例えばキーボード等の入力手段によりシーズン,年
度,経打込本数,及び緯打込本数の内の少なくとも一つ
を入力できるようにし、またマウス等の選択手段によっ
て組織柄及び織り柄の内の少なくとも一つを選択できる
ようにして、これらシーズン,年度,経打込本数,緯打
込本数,組織柄,及び織り柄の内の少なくとも一つを検
索キーとして用いて、検索手段によって、例えばテキス
タイル会社内或はネットワーク内に構成されたデータベ
ースからテキスタイルの情報を検索する。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を説
明する。
【0013】図1はその構成を示す図であり、図2は実
施例のテキスタイル検索装置の適用された情報処理装置
を示している。即ち、この情報処理装置は、その中核に
統合データベース10を有する情報サービス会社20を
置き、この情報サービス会社20に、公衆回線等を通じ
て複数の服の販売会社30、複数のアパレルメーカ4
0、複数の縫製会社50、複数のテキスタイル会社60
を結合して、情報提供ネットワークを展開しているもの
である。各販売,アパレル,縫製,テキスタイル会社
は、情報サービス会社20の統合データベース10にア
クセスするための端末機Tを有している。この端末機T
は、キーボードKBやマウスM,高解像度のCRTディ
スプレイDの他,プリンタ等をも含むワークステーショ
ンレベルの端末機である。また、この情報提供ネットワ
ークには、上記の会社の他に、物流や染料会社等の業界
関連会社、及び各販売会社30の店舗31、或は糸会社
61,染色整理会社62,製織会社63を結合すること
もできる。
【0014】各販売会社30は、各地に散らばった複数
の店舗31を持つもので、これら店舗31には、売上状
況を販売会社30に知らせたり、発注を行うため、販売
会社30と繋がれたPOS端末(図示せず)が置かれて
いる。
【0015】また、テキスタイル会社60は、複数の糸
会社61,染色整理会社62,製織会社63を系列会社
として持つもので、テキスタイルの受注から生産販売ま
でを行う会社である。
【0016】情報サービス会社20は、統合データベー
ス10を用いて種々の情報サービスを提供する会社であ
り、例えば公衆電話回線を通じて各会社と通信を行った
り、提供すべき情報サービスに応じて統合データベース
10からの情報の検索出力を行うためのコンピュータハ
ードウェア及びソフトウェアを含む統合データベース管
理システム21を有している。
【0017】統合データベース10は、生産情報データ
ベース(DB)11,企画情報DB12,アパレルDB
13,テキスタイルDB14,取引DB15,経営支援
DB16で構成されている。上記生産情報DB11は、
縫製DB11A,縫製生産管理DB11B,部材DB1
1C,部材生産管理DB11D,等により構成されてい
る。
【0018】ここで、縫製DB11Aは、服を作る生産
工程に関する様々な情報がストックされるデータベース
であり、縫製生産管理DB11Bは、各縫製会社50の
負荷状況等の情報をストックするデータベースである。
また、部材DB11Cは、テキスタイルを作る上で必要
な加工情報等の様々な情報がストックされるデータベー
スであり、部材生産管理DB11Dは、糸,染色,製織
等の各加工会社の工程負荷状況等の情報がストックされ
るデータベースである。
【0019】なお、この生産情報DB11には、その
他、副資材(ボタン,リボン,等)の工程に関する情
報,染料の情報,工程能力,等、様々な生産に絡む複数
の情報がストックされる。また、上記企画情報DB12
は、アパレル企画DB12A,テキスタイル企画DB1
2B,一般情報DB12C,等により構成されている。
【0020】アパレル企画DB12Aは、アパレル
(服)を企画及び製造する上で必要な情報がストックさ
れるデータベースであり、テキスタイル企画DB12B
は、テキスタイルを企画及び製造する上で必要な関連情
報がストックされるデータベースである。一般情報DB
12Cは、世の中の動きや、生活習慣の流れ、映画から
マスコミに至るまでの日常生活に関わる種々の情報(つ
まり、直接、服やテキスタイルに関わるもの以外の様々
な情報)がストックされるデータベースである。この一
般情報DB12Cには、その他、株,為替の動き、海外
の産地での絹の生産,羊毛の生産等の一般情報もストッ
クされている。
【0021】上記アパレルDB13は、服を作る部分だ
けに集中して、さらに詳細に展開されたデータベースで
あり、アパレルデザインDB13A,アパレル商品DB
13B,アパレル在庫DB13C,等により構成されて
いる。
【0022】アパレルデザインDB13Aは、どんな服
を作るのかというデザイン情報がストックされるデータ
ベースである。アパレル商品DB13Bは、商品(実際
に服を作って展示してこれを売ろうと決めているもの、
つまりアパレルデザインDB13Aにストックされたデ
ザインの中の商品化されたごく一部のものであって、商
品コードが付けられ、生産販売できる体制になっている
もの)の生産販売に関する様々な情報(即ち、どんな服
で、どんなテキスタイルを用意して、どういう縫製工程
を経ればできるかという情報)がストックされるデータ
ベースである。アパレル在庫DB13Cは、商品在庫
(これには、販売会社30が持つもの、アパレルメーカ
40が持つもの、縫製会社50が仕掛りで持つもの等が
ある)の情報がストックされるデータベースである。こ
のアパレル在庫DB13Cの情報は、セキュリティを十
分に考慮した上で、必要な情報を引き出せるようにする
ことが必要である。例えば、会社のID番号をキーとし
て、このID番号に絡んで、その会社がどういう取引を
持っているかという、会社の個別情報に基づいて、セキ
ュリティをかけることが必要である。
【0023】上記テキスタイルDB14は、テキスタイ
ル(テキスタイル)を作る部分にだけ集中して、さらに
詳細に展開したデータベースであり、テキスタイルデザ
インDB14A,テキスタイル商品DB14B,テキス
タイル在庫DB14C,等により構成されている。
【0024】テキスタイルデザインDB14Aは、どの
ような柄のテキスタイルを作るのかというデザイン情報
がストックされるデータベースであり、テキスタイル商
品DB14Bは、商品となるテキスタイルを製造するの
に必要な様々な情報、例えば値段や生産実績等の情報が
ストックされるデータベースである。テキスタイル在庫
DB14Cは、テキスタイル会社60が持つ在庫、糸,
織,染色整理会社61,62,63の中間の仕掛りの在
庫、アパレルメーカ40が購入して持っている在庫等の
在庫情報がストックされるデータベースである。このテ
キスタイル在庫DB14Cについても、上記アパレル在
庫DB13Cと同様に、ID番号と相互の取引関係の記
録から、必要なデータをセキュリティに反しない範囲で
のみ取り出せるようにすることが必要である。
【0025】上記取引DB15は、納期管理や電子決裁
を行う中核となるものであり、アパレル受発注DB15
A,アパレル物流管理DB15B,テキスタイル受発注
DB15C,テキスタイル物流管理DB15D,等によ
り構成されている。
【0026】アパレル受発注DB15Aは、アパレルに
ついての取引履歴情報がストックされるデータベースで
あり、テキスタイル受発注DB15Cは、テキスタイル
についての取引履歴情報がストックされるデータベース
である。
【0027】上記経営支援DB16は、実際に経営計画
を立てていく上で、あるいは経営の決断をする上で必要
な様々なデータ、即ち、各種のデータベースを加工する
ことにより得られる二次情報,三次情報と称される加工
情報を、情報サービス会社20が独自の分析手法でもっ
て分析し、いわば出所のわからなくなった情報としてサ
ービスするために用いられる。この経営支援DB16
は、アパレル販売分析DB16A,テキスタイル販売分
析DB16B,企業情報DB16C,事業評価DB16
D,等より構成されている。
【0028】アパレル販売分析DB16Aは、アパレル
の販売を分析した情報がストックされるデータベースで
あり、テキスタイル販売分析DB16Bは、テキスタイ
ルの販売を分析した情報がストックされるデータベース
である。企業情報DB16Cは、各企業の経営状態や取
引の状況等の情報がストックされるデータベースであ
る。
【0029】次に、このような構成に於いて、例えばテ
キスタイル会社60の端末機Tによりテキスタイルを検
索しようとする場合の動作を、図3乃至図5の一連のフ
ローチャートを参照して説明する。
【0030】テキスタイル会社60の端末機Tを立ち上
げ、自社のID番号或は担当者のID番号をキー入力す
ると(ステップS1)、情報サービス会社20の統合デ
ータベース管理システム21によって、端末TのCRT
ディスプレイDには、図6に示すような各種サービスの
ための初期画面が表示される(ステップS2)。
【0031】このような初期画面が表示されている際
に、『テキスタイル会社』ボタン71をクリックすると
(ステップS3)、図7に示すようなテキスタイル会社
メニュー画面が表示される(ステップS4)。なおここ
で、『テキスタイル会社』ボタン71の選択によるテキ
スタイル会社に関するサービスを受けようとしているの
がテキスタイル会社60であるので、同図に示すような
項目となるが、他の会社の端末Tで上記『テキスタイル
会社』ボタン71をクリックしたときの項目内容はこれ
とは若干異なるものとなる。即ち、上記ID番号により
どの会社(もしくは担当者)がサービスを受けようとし
ているのかがわかるため、その会社(担当者)に許され
ているサービスの項目のみを表示するようにしている。
また、『テキスタイル会社』ボタン71以外のボタンが
クリックされたときには、その項目に対応した処理が行
われる。
【0032】図7のようなテキスタイル会社メニュー画
面に於いて、マウスMにより『デザイン』ボタン72を
クリックすると(ステップS5)、図8に示すようなデ
ザインメニュー画面に表示が代わる(ステップS6)。
そして、このデザインメニュー画面にて、『テキスタイ
ル設計』ボタン73をクリックする(ステップS7)。
すると、図9に示すような組織図その1画面に表示が代
わる(ステップS8)。
【0033】ここで、マウスカーソル74を、シーズン
入力エリア75,年度入力エリア76,経打込本数入力
エリア77,緯打込本数入力エリア78のいずれかの入
力エリアに移動した後、当該入力エリアに対する検索キ
ーとなるデータ(文字もしくは数値)のキーボードKB
による入力操作に応じて(ステップS9)、当該入力エ
リアにその入力データを表示する(ステップS10)。
ここで打込本数とは、密度即ち或る一定の幅に何本糸を
通すかということを表している。
【0034】また、「経2本」乃至「経16本」の組織
柄79のクリックに応じて(ステップS11)、選択柄
表示エリア80にその選択された組織柄を表示する(ス
テップS10)。ここで、組織柄とは、経糸と緯糸の織
り方のパターンの最小の構成要素を表している。
【0035】一方、『組織図表示』ボタン81がクリッ
クされると(ステップS12)、図10に示すような組
織図その2が表示される(ステップS13)。また、
『テキスタイル表示』ボタン82がクリックされたなら
ば(ステップS14)、ここまでに入力もしくは選択さ
れている検索条件により統合データベース10からテキ
スタイルを検索して(ステップS15)、その一つを図
11に示すようなテキスタイル画面として表示する(ス
テップS16)。
【0036】上記ステップS12に於いて、『組織図表
示』ボタン81がクリックされた場合には、図10に示
すような組織図その2画面に表示が代えられる(ステッ
プS13)。この図は、上記ステップS9に於いて、シ
ーズン「春」,年度「91」,経打込本数「40」〜
「60」,緯打込本数「40」〜「60」と4つの検索
条件(検索キー)が入力され、さらに組織柄「経8本」
を指定した場合の図である。この組織図その2に於いて
は、入力エリア75〜78に表示されていたデータは消
去され、対応する検索キー表示エリア83〜86に表示
される。また、組織柄79に代えて、選択された組織柄
79に対応する織り柄87が表示される。ここで、織り
柄87が一度に表示しきれない場合には、次候補ボタン
88をクリックすることにより(ステップS17)、次
候補を表示することができる(ステップS18)。そし
て、いずれかの織り柄87がクリックされると(ステッ
プS19)、当該織り柄が選択柄表示エリア80に表示
される(ステップS18)。なお、同図に於いて、織り
柄87は、白いマスは緯糸が上、黒いマスは経糸が上と
なっているということを表している。
【0037】この組織図その2画面に於いて、『テキス
タイル表示』ボタン82がクリックされると(ステップ
S14)、ここまでに入力もしくは選択されている検索
条件により統合データベース10からテキスタイルを検
索して(ステップS15)、その一つを図11に示すよ
うなテキスタイル画面として表示する(ステップS1
6)。このテキスタイル画面は、検索されたテキスタイ
ルの画像と共に、そのテキスタイルに対する洋服画像,
テキスタイルコード,製造元,等の情報の表示を含んで
いる。
【0038】また、検索されるテキスタイルは1種類と
いうことはないので、次候補ボタン88をクリックする
ことにより(ステップS20)、図12に示すように次
候補を表示することができる(ステップS21)。
【0039】このようにして、織り方と糸は決まったと
き、色違い(バリエーション:共通の太さの糸を使って
色だけ違うという場合)を見るときは、『マス見本表
示』ボタン89をクリックすることにより(ステップS
22)、図13に示すようなマス見本画面になる(ステ
ップS23)。この場合、一つのテキスタイルBに対し
て6通りの色違いの画像を表示することができる。
【0040】以上の動作は、アパレルメーカ40が自社
端末機Tの操作による場合も同様である。従って、アパ
レルメーカは、気に入ったテキスタイルが自社内製でな
ければ、テキスタイル画面もしくはマス見本画面から読
み取った情報により、テキスタイル会社に連絡をとり、
発注なりサンプルを要求すること等の手続きを行うこと
ができる。
【0041】このようにして選んだテキスタイルを実際
に製造する場合には、製造用の情報が必要となる。この
製造用の情報は、『テキスタイル設計表示』ボタン90
をクリックする(ステップS24)ことにより得られる
ものではあるが、この情報は他のテキスタイル会社に知
られると模倣される恐れがあるため、最初に入力したI
D番号により、当該テキスタイルの設計情報に対するア
クセスが許可されているかどうかを判定し(ステップS
25)、自社のテキスタイルについての情報のみ見るこ
とができるようにしている。
【0042】従って、『テキスタイル設計表示』ボタン
90がクリックされた際に、それが許可されていないI
Dを持つ者によりなされた場合には、それができない旨
の表示を行ったり、ビープ音を発する等のエラー処理を
行う(ステップS26)。
【0043】一方、許可されているIDを持つ者によっ
てなされた場合には、図14に示すようなテキスタイル
設計画面を表示する(ステップS27)。このテキスタ
イル設計画面に於いては、織機にかけて生地を織る際
の、その織機のかけ方、即ち経糸内訳及び緯糸内訳(A
BCDEF6通りの糸を使う,番手(太さ),糸本数
(総本数),等)、などの製造上必要な情報が表示され
る。その後、いずれかのボタンがクリックされたならば
(ステップS28)、該当する処理を行う(ステップS
29)。
【0044】このように、端末機TのキーボードKBに
よりシーズン,年度,経打込本数,及び緯打込本数等の
データを入力できるようにし、またマウスMによって組
織柄及び織り柄を選択できるようにして、これらシーズ
ン,年度,経打込本数,緯打込本数,組織柄,及び織り
柄を検索キーとして用いて、ネットワーク内に構成され
た統合データベース10からテキスタイルの情報を検索
することができるようにしたため、ネットワーク化した
場合に於いても、簡単且つ効率的な操作でテキスタイル
の検索が行えるようになる。
【0045】なお、上記実施例では、情報サービス会社
20の統合データベース10を用いた統合データベース
管理システム21によりテキスタイル会社60の端末T
に対しその検索キー入力又は選択に応じた検索処理を行
うものとしたが、これに限らず、データベースは各会社
に分散させても良いし、また、テキスタイル会社60内
の閉じたシステムであってもかまわない。
【0046】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
ネットワーク化した場合に於いても、簡単且つ効率的な
操作でテキスタイルの検索が行えるようなテキスタイル
検索装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の概略構成を示す図である。
【図2】実施例のテキスタイル検索装置を適用した情報
処理装置のブロック構成図である。
【図3】実施例の動作を説明するための一連のフローチ
ャートの最初の部分を示す図である。
【図4】実施例の動作を説明するための一連のフローチ
ャートの真ん中の部分を示す図である。
【図5】実施例の動作を説明するための一連のフローチ
ャートの最後の部分を示す図である。
【図6】初期画面を示す図である。
【図7】テキスタイル会社メニュー画面を示す図であ
る。
【図8】デザインメニュー画面を示す図である。
【図9】組織図その1画面を示す図である。
【図10】組織図その2画面を示す図である。
【図11】テキスタイル画面を示す図である。
【図12】次候補ボタンのクリックに応じたテキスタイ
ル画面を示す図である。
【図13】マス見本画面を示す図である。
【図14】テキスタイル設計画面を示す図である。
【符号の説明】
10…統合データベース、11…生産情報データベー
ス、12…企画情報データベース、13…アパレルデー
タベース、14…テキスタイルデータベース、15…取
引データベース、16…経営支援データベース、20…
情報サービス会社、21…統合データベース管理システ
ム、30…販売会社、31…店舗、40…アパレルメー
カ、50…縫製会社、60…テキスタイル会社、61…
糸会社、62…染色整理会社、63…製織会社、T…端
末機、D…CRTディスプレイ、KB…キーボード、M
…マウス。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シーズン,年度,経打込本数,及び緯打
    込本数の内の少なくとも一つを入力するための入力手段
    と、 組織柄及び織り柄の内の少なくとも一つを選択するため
    の選択手段と、 前記入力手段により入力或は前記選択手段により選択さ
    れたシーズン,年度,経打込本数,緯打込本数,組織
    柄,及び織り柄の内の少なくとも一つを検索キーとして
    用いて、データベースからテキスタイルの情報を検索す
    る検索手段と、 を具備することを特徴とするテキスタイル検索装置。
JP5035637A 1993-02-24 1993-02-24 テキスタイル検索装置 Pending JPH06251085A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5035637A JPH06251085A (ja) 1993-02-24 1993-02-24 テキスタイル検索装置

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JP5035637A JPH06251085A (ja) 1993-02-24 1993-02-24 テキスタイル検索装置

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JPH06251085A true JPH06251085A (ja) 1994-09-09

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JP5035637A Pending JPH06251085A (ja) 1993-02-24 1993-02-24 テキスタイル検索装置

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JP (1) JPH06251085A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001337962A (ja) * 2000-05-24 2001-12-07 Mitsubishi Rayon Co Ltd テキスタイル開発管理システム
KR100475096B1 (ko) * 2002-11-12 2005-03-11 인하대학교 산학협력단 감성어휘를 이용한 텍스타일 패턴 추천시스템 및 방법

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