JPH06250255A - 定常光とフラッシュ光を分離測光・制御する機能を有したカメラ - Google Patents

定常光とフラッシュ光を分離測光・制御する機能を有したカメラ

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JPH06250255A
JPH06250255A JP5059732A JP5973293A JPH06250255A JP H06250255 A JPH06250255 A JP H06250255A JP 5059732 A JP5059732 A JP 5059732A JP 5973293 A JP5973293 A JP 5973293A JP H06250255 A JPH06250255 A JP H06250255A
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Tsutomu Ichikawa
勉 市川
Keizou Kioku
恵三 木奥
Motoyuki Yamaguchi
基志 山口
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フラッシュを予備発光させ、フラッシュ発光
量を求め、それにより調光する機能を有したカメラにあ
って、定常光とフラッシュ光とを別々に測光し、別々に
制御することができるようにする。 【構成】 定常光を測定し、次いで、撮影前に予備発光
させたフラッシュ光の被写体からの反射光量を測定す
る。これらの定常光とフラッシュ光の各測光結果に基づ
いて、演算手段により定常光の輝度及びフラッシュ光の
光量をそれぞれ演算する。この分離演算の結果に基づい
て撮影時の定常光とフラッシュ発光量を分離制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フラッシュを予備発光
させ、かつ定常光とフラッシュ光を分離測光・制御する
機能を有したカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、定常光の存在下でフラッシュ
光量の測定を可能とするメータにおいては、定常光とフ
ラッシュ光とを分離測光する機能を装備することが知ら
れている。ところが、これはメータであることから、分
離測光の後に定常光とフラッシュ光とを制御することは
考慮されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、カメラにお
いて、撮影前にフラッシュを予備発光させて、被写体か
らの反射光を測定し、その結果からフラッシュ発光量を
決定し、調光制御することにより、被写体に対して適正
な露光を得ようとしたものがある。このようなカメラに
あって、従来では、定常光とフラッシュ光とを分離する
ことなく測光し、制御するようにしているが、定常光と
フラッシュ光とを別々に測光し、別々に制御することが
できれば、定常光とフラッシュ光とを自由に組み合わせ
た、撮影者の意図した写真撮影が可能になると考えられ
る。本発明は、上述した課題に応えるものであり、フラ
ッシュを予備発光させ、フラッシュ発光量を求め、それ
により調光する機能を有したカメラにあって、定常光と
フラッシュ光とを別々に測光し、別々に制御することが
できるようにしたカメラを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、撮影領域内の定常光を受光し、測定する定
常光測光手段と、撮影前にフラッシュを予備発光させる
予備発光手段と、上記予備発光手段の発光による被写体
からの反射光量を測定するフラッシュ光測光手段と、上
記定常光測光手段とフラッシュ光測光手段による各測光
結果に基づいて、定常光の輝度及びフラッシュ光の光量
をそれぞれ演算する演算手段と、上記演算手段による演
算結果に基づいて撮影時の定常光とフラッシュ発光量を
分離制御する制御手段とを備えたカメラである。なお、
演算手段は、全露光量の中での定常光とフラッシュ発光
量の比を所定のパラメータに基づき変更可能にしたもの
であってもよい。
【0005】
【作用】上記構成によれば、定常光測光手段により定常
光を測定し、フラッシュ光測光手段により、撮影前に予
備発光させたフラッシュ光の被写体からの反射光量を測
定する。これらの定常光とフラッシュ光の各測光結果に
基づいて、演算手段により定常光の輝度及びフラッシュ
光の光量をそれぞれ演算する。この演算の結果に基づい
て撮影時の定常光とフラッシュ発光量はそれぞれ分離制
御される。
【0006】
【実施例】図1は本発明が適応されるTTLによる1眼
レフカメラにおける測光光学系の概略構成図である。被
写体からの光は、撮影レンズTLを介してクイックリタ
ーンミラーM1にて反射され、焦点板FSの焦点面FP
に結像する。焦点面FPに結像した被写体像は、ペンタ
プリズムPを介して正立像となり、接眼レンズEPを通
して観察することができる。接眼レンズEPの近傍に配
された測光レンズLは、焦点面FPと測光素子SPD
(同素子は定常光の測光とフラッシュの予備発光の被写
体からの反射光の測光に兼用される)の受光面とが共役
になるように構成されており、測光素子SPDには焦点
面FPに結像した撮影画面が縮小して投影される。測光
素子SPDは、複数の測光素子SPDi(i=1,2,
…)に分割されており、撮影画面を複数の測光エリアに
分割して、各測光エリアについて個別に測光値が得られ
るようになっている。上記クイックリターンミラーM1
の中央部は半透過性となっており、これを透過した光は
全反射ミラーM2により反射され、焦点検出部FDに導
かれるようになっている。焦点検出部FDは入射した光
により、不図示のセンサが働き、マイクロコンピュータ
(以下、マイコンと略す)と協働し、焦点検出を行う。
【0007】図2は、本実施例のカメラ全体のシーケン
ス及び各種演算を行うマイコンμCとその周辺装置の概
略構成を示す。マイコンμCには、信号接点部を介して
レンズ情報を入力する交換レンズ11と、測光及び調光
を行なう測光/調光回路12と、位相差検出方式の焦点
検出装置13と、レンズ駆動用のモータMを駆動するモ
ータ駆動回路14と、信号接点部を介して接続される外
付けのフラッシュ(FL)15と、ファインダー内に撮
影設定状況を表示するインファインダー表示部16(表
示I)と、同表示をオンボディ表示する表示部17(表
示II)とが接続されている。また、スイッチ類として
は、レリーズ釦の第1の押し込みでONし、カメラを起
動させる測光スイッチS1と、レリーズ釦の第2の押し
込みでONし、レリーズを行うレリーズスイッチS2
と、AEロックを行うときにON操作されるAEロック
スイッチSAEL (露出ロック操作部材)と、ワンショッ
トモード(1度合焦するとそれ以後の焦点検出を禁止す
るモード)とコンティニュアスモード(常に合焦状態と
なるように焦点検出を連続的に行うモード)との状態を
切り換える切換スイッチS12と、フォーカルプレンシ
ャッタの1幕の走行完了でONし、外付けフラッシュ1
5を発光させる接点Sxが設けられている。
【0008】マイコンμCによるカメラ動作を以下に説
明する。測光スイッチS1のONによりマイコンμCは
図3のフローを実行する。尚、フロ−チャ−ト中で使用
するフラグの一覧を下に示す。
【0009】
【表1】
【0010】まず、全フラグをリセットし(#5)、レ
ンズ情報を入力する(#10)。レンズ情報としては開
放F値(AV0 )、焦点距離(f)、現在ピントのあっ
ている被写体距離(DV)などがある。そして、焦点検
出及び調節(AF)、測光演算を行って測光値を決め、
露出(AE)演算を行って、フラッシュの発光量を含め
た露出量を決定する(#15〜#25)。その後、各種
スイッチの操作状態を検出し(#30)、これに応じた
制御を行い、表示を行う(#35)。ここでの表示はシ
ャッタスピード、絞り値、フラッシュ発光モードの有/
無などである。
【0011】その後、レリーズスイッチS2の状態を調
べ(#40)、同スイッチS2がONされると、合焦後
であるか否かをフラグにより判定し(#45)、合焦後
(AFEF=1)であれば、コンティニュアスモードか
否かを判定し(#47)、コンティニュアスモードであ
ればAEロックスイッチSAEL が操作されているか否か
をフラグにより判定し(#50)、操作されていれば
(SAELF=1)、以前測光された測光値がすでにロ
ックされているので、直ちに露出制御を行い(#6
0)、操作されていなければフラッシュが装着されてい
るか否かを判定し(#52)、フラッシュが装着されて
いれば、再度露出演算を行ってから(#55)、露出制
御を行う(#60)。コンティニュアスモードでなけれ
ば、或いは、フラッシュが装着されていなければ、直ち
に露出制御を行い(#60)、停止する。上記#40
で、レリーズスイッチS2がONされていない時、或い
は、同スイッチS2がONされていても#45で合焦後
でないとき(AFEF=0)は、#65に進み、測光ス
イッチS1がONされているか否かを判定し、ONされ
ていれば#10へ戻り、ONされていなければ動作を停
止する。尚、#55で再度AE演算を行う意味について
は図10と併せて後述する。
【0012】図4は、画面内に占める測光エリアと合焦
検出エリアを示す。(A)は撮影画面であり、その中に
互いに等しい3つの領域を有する。各領域中の横長の長
方形は焦点検出エリア(1)〜(3)を示し、これを取
り囲む円はスポット測光及び調光エリアを示し、その外
側の長方形は周辺測光エリアを示す。ここでの調光は、
撮影前にフラッシュ光を光らせ(以下、これをプリ発光
と記す)、被写体からの反射光量を測定し、この測定値
からフラッシュ撮影時のフラッシュ発光量を求めること
をいう。
【0013】次に、AFのサブルーチンを図5を参照し
て説明する。まず、不図示の積分型ラインセンサによる
積分を行い、積分終了後、データダンプを行い、相関演
算を行う(#100〜#110)。この相関演算で全焦
点検出エリア(1,2,3)の焦点検出の可/不可を判
定する(#115)。全エリアについて焦点検出が不可
であればリターンする。1つのエリアでも焦点検出が可
能であれば、ワンショットAF(1度合焦すると、それ
以降の焦点検出を禁止する)か否かを判定し(#12
0)、ワンショットAFであれば、合焦後であるか否か
をフラグにより判定し(#125)、合焦後(AFEF
=1)であれば、リターンする。ワンショットAFでな
い、或いはワンショットAFでも合焦後でなければ、#
130に進む。#130ではデフォーカス(DF)調整
すべきエリアを決定し、合焦を示すフラグ(AFEF)
をリセットし(#132)、決定したエリアのDF量を
決定する(#135)。なお、エリア決定のアルゴリズ
ムは、本発明の主旨でないので詳細説明を省略するが、
例えば、カメラに一番近い被写体が存在するエリアを選
択するといったことが考えられる。次に、検出したDF
量から合焦か否かを判定し(#140)、合焦であれ
ば、合焦を示すフラグ(AFEF=1)をセットし(#
145)、合焦でなければ、DF量に基づいてレンズ駆
動を行って(#150)、リターンする。
【0014】次に、測光演算のフローチャートを図6を
参照して説明する。この処理は定常光の測光を行うもの
であり、まず、AEロック後か否かをフラグにより判定
し(#200)、AEロック後であれば(AELF=
1)、直ちにリターンする。AEロック後でなければ、
合焦後であるか否かをフラグにより判定し(#20
5)、合焦後(AFEF=1)であればワンショットA
Fか否かを判定し(#210)、ワンショットAFであ
れば、フラグ(AELF)をセットし(#220)、#
225の測光のサブルーチンに進む。このフラグセット
の意義を説明する。ワンショットAFではフリーズ撮影
(合焦後、カメラを別の被写体の方向にパンニングす
る)を行なっている可能性があり、その場合に、再度測
光を行うと合焦した被写体とは異なった被写体に対して
適正露出が得られることとなり好ましくない。上述の#
220でフラグをセットすることにより、この測光演算
の処理に再度入った時には#200から直ちにリターン
する。従って、ワンショットAFで合焦が得られた後
に、一度#225、#230の処理が行われると、その
処理が再度行われることがなく、一度記憶した測光値
は、その後に再記憶更新されない。#205で合焦では
ない、或いは#210でワンショットAFでなければ、
#225に進む。
【0015】図7は上記#225の測光のサブルーチン
を、図8は測光回路を示す。まず、図8を参照して測光
回路を説明する。この測光回路は、積分型のセンサ回路
1〜6、マルチプレクサMPX等からなり、プリ発光の
測光にも利用される。センサ回路1〜6は、上述した3
つの領域のスポット及び周辺の計6個の測光エリアに対
応して設けられており、測光素子SPDからの電荷を蓄
積、制御する。すなわち、センサ回路1〜6は、pn接
合フォトダイオード等でなる測光素子SPD、MOSト
ランジスタQ1〜Q4,積分用コンデンサCなどから構
成され、測光素子SPDから受光により出力される電流
を対数化し、その電荷をコンデンサCに蓄積する。
【0016】センサ回路1〜6の構成を説明すると、フ
ォトダイオード(SPD)のアノードは、第1のnチャ
ネルMOSトランジスタQ1のドレインとゲート及び第
2のnチャネルMOSトランジスタQ2のゲートに接続
されている。また、フォトダイオード(SPD)のカソ
ードにはDC電圧VDD1 が、トランジスタQ1のソース
にはDC電圧VSS1 が、トランジスタQ2のドレインに
はDC電圧VDD2 が夫々印加されている。さらに、トラ
ンジスタQ2のソースはトランジスタQ3、コンデンサ
Cを介してDC電圧VSS2 に接続されている。一方、ト
ランジスタQ1の基板にはDC電圧VSUB1が印加され、
トランジスタQ2の基板には、トランジスタQ2がトラ
ンジスタQ1と同一の基板上またはウェル内に形成され
る場合にはDC電圧VSUB1が印加され、トランジスタQ
2がトランジスタQ1と異なる基板上またはウェル内に
形成される場合にはDC電圧VSUB2が印加され、或いは
トランジスタQ2のソースが接続される。本回路では、
フォトダイオード(SPD)による光電流の積分値は対
数圧縮されてトランジスタQ3のソースとコンデンサC
の接続点の電圧V0 となる。
【0017】積分制御を説明すると、コンデンサCに並
列に接続したトランジスタQ4のゲートに信号φRを印
加し、コンデンサCをリセットした後、信号φGをトラ
ンジスタQ3のゲートに印加してトランジスタQ3をO
Nさせて積分を開始させる。一定時間後、トランジスタ
Q3をOFFして積分を終了させ、コンデンサCの出力
値をバッファBufを通してマルチプレクサMPXに入
力する。マイコンμCからの選択信号により、順次、測
光値或いは調光値がマルチプレクサMPXよりマイコン
μCへ入力され、マイコンμCはA/D変換を行って測
光値を得る。6つの測光エリアに対応した測光回路1〜
6は全て同じ回路構成であるが、測光素子SPDの受光
面積は異なるので、コンデンサCの大きさ調整と電流制
御を行うことにより、同一輝度であれば、同一電圧が得
られるようにしておく。
【0018】次に、図7により測光のサブルーチン動作
を説明する。測光回路1〜6に対応した参照変数をMと
し、まず、M=1とし、積分用コンデンサをリセットす
る(#400,#405)。次に、積分用コンデンサへ
の積分を開始させ、一定時間(1msec〜2msec)計測さ
せ、積分を終了させる(#410〜#425)。その
後、マイコンμCは積分値信号をマルチプレクサMPX
に出力するように信号を出力し、これにより、マルチプ
レクサMPXはアナログ信号をマイコンμCに出力する
(#430)。マイコンμCはこのアナログ信号をA/
D変換し(#435)、この変換値をメモリの所定のア
ドレスに記憶させる(#440)。例えば、レジスタの
M番目のアドレスに記憶させる。そして、M=6か否か
を判定し(#445)、M=6でなければM=M+1に
して(#450)、#430に戻り、処理を繰り返す。
#445でM=6となれば、このフローを終了すべくリ
ターンする。上記の測光演算フローの測光サブルーチン
により、定常光での測光値が記憶される。
【0019】測光演算のフローでは、上記測光処理の
後、光分布状態検出のフロー(図6の#230)を実行
してリターンする。この光分布状態検出のフローを図9
に示し、以下、これを説明する。まず、焦点距離fと被
写体距離DVとから撮影倍率βを求め(#250)、次
に、外付フラッシュFLからデータを入力する。このデ
ータとしては、フラッシュが装着されているか否かを示
すフラグデータと、発光量の最大ガイドナンバ−値GN
MAX がある。次に、入力した測光データから各領域中央
のスポット測光エリアの測光値BVSPN (N=1〜3は
撮影画面内の領域の位置を示す。以下同じ)、その周辺
測光エリアの測光値BVAMN 、領域毎の平均測光値BV
CN=(BVSPN +BVAMN )/2、及び下式に基づいた
撮影画面全体の平均測光値を夫々求める(#260)。
なお、上述の変数M1〜3は測光値BVSP1 〜3 と、変
数M4〜6は測光値BVAM1 〜3 と対応する。
【0020】
【数1】
【0021】そして、逆光を示すフラグBLFをリセッ
トし(#265)、AFル−チンにより選択された焦点
検出エリアが存在する領域のΔBVN =BVAMN −BV
SPNを求め(#275)、このΔBVN が所定値KΔB
V以上か否かを判定し(#280)、KΔBV以上であ
れば逆光とし、逆光フラグBLFをセットし(#28
5)、#290へ、ΔBVN が所定値未満であれば、す
ぐに#290に進む。#290では焦点距離fと被写体
距離DVとから被写体距離の信頼性を判断する。これは
短い焦点距離のレンズほど、ある距離範囲(例えば1m
〜∞)におけるDF量差が小さく、つまり単位DF量あ
たりの距離範囲が広くなる。これにより、DF量に基づ
いてレンズ駆動を行う一眼レフカメラでは、短い焦点距
離ほど距離精度が悪くなる。また、DF量は距離に反比
例するので、被写体距離が遠くなるほど単位DF量あた
りの距離範囲が広くなり精度が悪い。表2に焦点距離f
と被写体距離DVとに関する信頼性の有/無を記す。×
印が信頼性の不十分な部分である。
【0022】
【表2】
【0023】次に、AEロックスイッチがONされたか
否かを判定し(#295)、ONされていれば(SAE
LF=1)、AEロックスイッチが押されていることと
なるので、中央領域のスポット測光値BVSP2 を制御輝
度BVcとし(#300)、リターンする。ONされて
いないなら(SAELF=0)、逆光か否かを判定し
(#305)、逆光であれば(BLF=1)、フラッシ
ュが装着されているか否かを判定し(#310)、フラ
ッシュが装着されていなければ、背景は無視して主被写
体のみを適正にするようピントのあった領域のスポット
測光値BVSPN に基づいて制御輝度BVcを決定し(#
315)、リターンする。フラッシュが装着されていれ
ば、ピントの合った領域の背景測光値BVAMN の輝度に
対して定常光の制御を行うことを基本とし、逆光らしく
みせるために、定常光を1段オーバー(マイナス1)に
すべく、制御輝度BVcをBVAMN −1としてリターン
する(#320)。
【0024】#305で逆光でないときは、#325に
進み、被写体距離に信頼性が有るか否かを表2(これは
テーブルとして、メモリされている)に基づいて判断
し、信頼性が有るときは、撮影倍率βが1/80以下か
どうかを判定し(#330)、1/80以下であれば画
面全体が主被写体(例えば風景)であるとし、制御輝度
BVcとして平均輝度BVAVE を取り(#340)、リ
ターンする。撮影倍率βが1/80を越えるときは、人
物或いは特定の物体が主被写体であるとし、ピントの合
った領域の平均測光値BVCNを制御輝度BVcとして
(#335)、リターンする。#325で信頼性がない
ときには、平均輝度BVAVE を制御輝度BVcとして
(#340)、リターンする。
【0025】図10は、AE演算のフローを示し、以下
これを説明する。まず、フラッシュが装着されているか
否かを判定し(#500)、フラッシュが装着されてい
なければ、既に決定されている制御輝度に基づき定常光
による露出演算を行って、絞り値AV、シャッタスピー
ドTVを決定し(#505)、リターンする。なお、外
付けフラッシュの場合、その装着の有無によりフラッシ
ュの発光モードと非発光モードとが切換えられるが、内
蔵フラッシュの場合は、モード切換部材をカメラに装備
すればよい。フラッシュが装着されていれば、予備発光
(プリ発光)を行ったことを示すフラグ(FLF)がセ
ットされているか否かを判定し(#510)、セットさ
れていればリターンする。フラグ(FLF)は、プリ発
光が一度行われるとセットされるため、#510により
再度のプリ発光が禁止されていることになる。フラグ
(FLF)がセットされていなければ、AEロックスイ
ッチがONされているか否かを判定し(#515)、O
Nされていれば(SAELF=1)、フラッシュのプリ
発光の制御をすべく#535に進む。ONされていなけ
れば(SAELF=0)、合焦完であるか否かを判定し
(#520)、合焦完でなければ(AFEF=0)、リ
ターンする。合焦完であれば(AFEF=1)、レリー
ズスイッチS2がONされているか否かを判定し(#5
25)、ONされていればプリ発光制御へ(#53
5)、ONされていなければコンティニュアスAFか否
かを判定し(#530)、コンティニュアスAFであれ
ば、プリ発光制御を行うことなく#560へ、コンティ
ニュアスAFでなければ、プリ発光制御に進む。
【0026】上記#520から#530の制御の目的を
以下に説明する。本実施例では、合焦状態が得られた主
被写体に対して正確にフラッシュ光量を決めることを目
的とし、合焦後すぐにプリ発光を行うようにしている。
合焦後、時間が経てばフリーズ撮影されることがあり、
その時点でプリ発光を行っても主被写体以外の被写体に
対してフラッシュ光量を決定することになり不都合であ
る。そのため、ワンショットAFではプリ発光を測光ス
イッチS1のON後で、合焦検出後に直ちに行う。一
方、コンティニュアスAFでは、レリーズスイッチS2
がONされる前は合焦後もピントがずれればレンズ駆動
し合焦を得ようとするので、何度も合焦状態となり、そ
の度に、プリ発光していたのではエネルギーの無駄とな
る。よって、コンティニュアスAFではレリーズスイッ
チS2がONされた後でだけ(すなわち、図3の#25
のAE演算ではなく、#55のAE演算で)、プリ発光
を行うようにしている。尚、#515により、AEロッ
クスイッチが押されている場合には、ワンショットA
F、コンティニュアスAFに拘りなくプリ発光が行われ
る。
【0027】#535以降のプリ発光制御を説明する。
まず、これを実行したことを示すフラグ(FLF)をセ
ットし(#535)、フラッシュへプリ発光モードを示
す信号を出力する(#540)。フラッシュはこれに基
づき、プリ発光モードであることを確認する。次に、定
常光を記憶したメモリの値全てを別のメモリに移動させ
る(#545)。例えば、メモリのアドレスMに記憶さ
せている測光値6個の内容をM(M=1〜6)+6のア
ドレス空間に移動させる。そしてフラッシュへ発光信号
を出力し(#550)、フラッシュのプリ発光での測光
を行う(#555)。フラッシュはプリ発光を行い、被
写体からの反射光は、測光素子SPDで受光され、積分
される。この測光処理のサブルーチンは前述の図7に示
した通りである。このように、フラッシュのプリ発光の
測光と上述した定常光の測光とは別々に分離して行われ
る。続いて、上記の測光出力に基づいて、フラッシュの
発光量演算を行い(#557)、制御値を決定し(#5
60)、決定されたガイドナンバーGNcをフラッシュ
に出力してリターンする(#565)。
【0028】図11は、上記#560における制御値決
定のサブルーチンを示し、図12は上記#600の発光
量演算の考え方を示し、図13はそのサブルーチンを示
す。まず、図12を参照して発光量演算について説明す
る。測光すなわち受光素子を通して時間Tの間に光の状
態に応じた電荷がコンデンサに蓄えられる。この光の状
態は一定(疑似的に)の明るさの定常光とフラッシュに
よる瞬間光の被写体からの反射フラッシュ光量とがあ
る。瞬間光を平均化すると図12の(A)→(B)のよ
うになると考えられ、定常光BVA と、定常光に反射光
を加えた値BVTとがあり、これらの差が反射光とな
る。この反射光量は、次式で求められる(図13で#7
05に相当)。
【0029】
【数2】
【0030】この反射光量はプリ発光時の所定のフラッ
シュ発光量に対する被写体からの反射光量であり、実際
に必要なフラッシュ発光量を求めるには、反射光量と予
め決められた標準の反射光量とを較べる必要がある。標
準の反射光量は、プリ発光時と同じ発光量のフラッシュ
光を発し、特定の被写体距離、特定の絞り、特定の反射
率、特定のフィルム感度の状態を仮定してその被写体か
ら反射してくる光量である。例えば、距離を4m、絞り
を4、フィルム感度SVを5としたときの反射光量であ
る。いま、受光反射光量が標準反射光量の1/2であれ
ば、特定の絞り及び特定のフィルム感度で必要な発光量
はプリ発光時のフラッシュ発光量(標準発光量)の2倍
となる。式で表すと次の通りである(図13で#710
に相当)。
【0031】
【数3】
【0032】現在使用中のカメラでの開放F値(AV0
)、フィルム感度(SV)における制御発光量CLE
Aは次式により求まり(図13で#715に相当)、C
LEAをガイドナンバーGNxに変換して使用する。な
お、AVk は特定の絞り、SVk は特定のフィルム感度
である。
【0033】
【数4】
【0034】図13は上記の発光量演算のサブルーチン
を示す。この発光量演算は受光素子毎にM=1から6ま
で行われ、上記の数式で示した通りの演算を順次行い、
GNxをアドレスMに記憶させる(#700〜#73
5)。その後、各領域の発光量を演算する(#74
0)。各領域のGNN は、当該領域のスポット測光エリ
ア及び周辺測光エリアのGNの平均を取る。例えば、領
域2であれば、M=2のGNとM=5のGNの平均を取
る。
【0035】図11により制御値決定の処理を説明す
る。AEロックスイッチがONされているか否かを判定
し(#602)、ONされていれば(SAELF=
1)、FEロック(AEロックスイッチが兼用されてい
る)となり、中央の領域2のスポット測光エリアに対応
するガイドナンバーGN2 をGNxとし(#605)、
フラッシュのAE演算(II)を行って(#610)、リ
ターンする。従って、フラッシュ撮影時にAEロックス
イッチを押すことにより、領域2のスポット測光エリア
に関する発光量のみが考慮されることとなる。なお、A
E演算(II)に関しては後述する。#602でAEロッ
クスイッチがONされていなければ、レリ−ズスイッチ
S2がONか否かを判定し(#615)、ONでなけれ
ば、コンティニュアスAFか否かを判定し(#62
0)、コンティニュアスAFであれば、ガイドナンバー
GNxを負の大きな数値にして(#625)、#645
に進む。このようにガイドナンバーGNxを負の大きな
数値にしているのは、コンティニュアスAF時には、レ
リ−ズスイッチS2のONまではプリ発光を行っておら
ず、従って各領域のガイドナンバ−が演算されていない
ためである。ガイドナンバ−GNxを負の大きな値とす
ることにより、後述の発光量不足による警告も行われな
くなる。
【0036】#615でレリ−ズスイッチS2がONで
ある、或いは#620でコンティニュアスAFでないと
きは、被写体距離の信頼性の有/無を判定し(#63
0)、信頼性があれば、開放F値AV0 と距離DVとか
ら、フラッシュマチック方式によりガイドナンバーGN
xを決定する(#635)。#630で信頼性がなけれ
ば、選択領域Nのガイドナンバ−GNN をGNxとして
(#640)、#645に進む。#645では、同調最
高速TVxと手振れ限界のシャッタスピードTVf(1
/f)とを比較し、TVx≧TVfであれば、TVxを
TVfとすることにより、手振れ限界までシャッタスピ
−ドを遅くし、暗い被写体も写すようにしている。(#
650)、そうでなければ、#650をスキップし、#
655に進む。
【0037】#655では、被写体距離の信頼性が判定
され、信頼性があれば、逆光かどうかをフラグにより判
断し(#660)、逆光であれば(BLF=1)、フラ
ッシュのAE演算(III)を行い(#665)、#660
で逆光でなければ、撮影倍率βが1/80以下か否かを
判定し(#670)、撮影倍率βが1/80以下であれ
ば、フラッシュのAE演算(II)を行う(#680)。
撮影倍率βが1/80を越えれば、フラッシュのAE演
算(I)を行い(#675)、リターンする。一方、#
655で信頼性がなければ、逆光か否かを判定し(#6
85)、逆光であればフラッシュのAE演算(III)を行
う(#690)。逆光でなければフラッシュのAE演算
(II)を行って(#680)、リターンする。
【0038】フラッシュAE演算(I),(II),(II
I)の説明を行う前に、図14を参照してAE演算の考え
方を説明する。図14において、横軸は被写体の輝度と
フィルム感度から定まる露出値EVであり、縦軸は光の
寄与率である。また、TVx≦TVfの場合の制御は実
線で示し、TVx>TVfの場合の制御は破線で示して
いる。図14の(I)は撮影倍率β>1/80、順光の
場合で、ポートレート撮影を想定しており、この特徴
は、被写体が明るい状態では自然光を適正とすると共
に、そのときのフラッシュ光は弱め(適正露光の25
%)にし、影の部分(特に人物の顔において)をなく
す。また、これは、キャッチライトの役目を果たす。ま
た、被写体が浮かび上がった写真もなくす。(II)は撮
影倍率β≦1/80、順光の場合で、画面全体が被写体
であるとし、暗い部分が割合あると考え、それを少しで
も少なくするために、フラッシュ光量を(I)より多く
し(75%)、全体が露出オーバーとなり過ぎないよう
に定常光成分を減らしている(75%)。(III)は逆光
時であり、背景(定常光)を1段オーバーにし、逆光ら
しい写真を撮影すると共に、主被写体はフラッシュ光量
で適正にしようとするものである。
【0039】これらのフラッシュAE演算のフローチャ
ートを図15〜図17に示す。図15はフラッシュAE
演算(I)のフローであり、まず、制御輝度BVc、フ
ィルム感度SV、同調最高速TVxとから図14の
(I)のプログラム線図に基づいて絞り値AVを演算す
る(#750)。この後、開放絞りとの偏差ΔAV=A
V−AV0 を求め(#755)、これが、0以上か否か
を判定し(#760)、0以上であれば演算した絞り値
AVを制御絞りAVcとする(#765)。これは、図
14の同調最高速TVx(或いは手振れ限界シャッタ速
度TVf)+開放F値AV0 以上の露出値であり、被写
体が明るいことを示している。次に、制御ガイドナンバ
ーGNcを、GNx、ΔAV、−2EVとから演算し、
求める(#770)。ここではGNxが開放F値AV0
で求められているので、この補正を行っている。−2E
Vとしたのは、フラッシュ光は適正に対して25%の寄
与率で良いからである。
【0040】さらに、制御ガイドナンバーGNcと最大
ガイドナンバーGNMAX とを比較し(#775)、GN
c>GNMAX であれば警告する(#780)と共に、制
御ガイドナンバーGNcをGNMAX として(#78
5)、リターンする。#775でGNc≦GNMAX であ
れば、すぐにリターンする。一方、#760でΔAVが
負であれば、ΔAVが−2以下か否かを判定し(#79
0)、−2以下であれば(被写体は暗く、フラッシュ光
の寄与率100%)、制御ガイドナンバーGNcをGN
xとし(#795)、−2より大きければ、制御ガイド
ナンバーGNcをGNxと−2−ΔAVとから算出する
(#805)。−2−ΔAVとしているのは定常光成分
が足らない分、フラッシュ光量を増加させるためであ
る。そして、制御絞りAVcを開放絞りAV0 として
(#800)、#775に進む。
【0041】図16は、AE演算(II)のフローであ
り、図15と相違するのは、制御ガイドナンバーGNc
を演算するときの補正量が、−0.5EV(#83
0)、−0.5−ΔAV(#850)となっていること
である。
【0042】図17はAE演算(III)のフローであり、
これを説明すると、制御輝度BVc、フィルム感度S
V、同調最高速TVxとから絞り値AVを演算し(#9
00)、この絞り値AVが開放F値AV0 未満か否かを
判定し(#905)、開放F値AV0 未満であれば、暗
中の逆光として、フラッシュAE演算(I)を行う(#
910)。AV≧AV0 なら制御絞り値AVcをAVと
し(#915)、ΔAVをAV−AV0 で求め(#92
0)、制御ガイドナンバーGNcをGNx、ΔAVとか
ら求める(#925)。この後、GNc>GNMAX かを
調べ(#930)、GNc>GNMAX なら制御ガイドナ
ンバーGNcをGNMAX として(#935)、警告し
(#940)、リターンする。#930でGNc≦GN
MAX なら何もせずリターンする。
【0043】次に、キー操作のサブルーチンを図18を
参照して説明する。まず、AEロックスイッチが既に操
作されているか否かをフラグにより判定し(#95
0)、操作されていなければ(SAELF=0)、AE
ロックスイッチが今ONされているか否かを判定し(#
955)、ONされていなければ、リターンし、ONさ
れていれば、AEロックを示すフラグ(AELF…#2
20のようにフロー処理でセットされていることがあ
る)をリセットし(#960)、スイッチによるAEロ
ックであることを示すフラグ(SAELF)をセットし
(#965)、リターンする。#960でAELF=0
にすることにより、AF完了後のAEロックがなされて
いても再AEロックが行われる。#950において、A
Eロックを示すフラグ(SAELF)がセットされてい
るときは、AEロックスイッチが、ONからOFFに変
わったかを判定し(#970)、変わっていれば、AE
ロックを解除すべくAEロックフラグ(AELF)及び
スイッチによるAEロックを示すフラグ(SAELF)
をリセットし(#975,#977)、リターンする。
#970でONからOFFへの変化がなく、AEロック
スイッチがONの状態であれば、AEロックを示すフラ
グ(AELF)をセットし(#980)、リターンす
る。
【0044】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、フラッシ
ュを予備発光させ、それを測定することにより撮影時の
フラッシュ発光量を求めて調光する機能を有したカメラ
にあって、定常光とフラッシュ光とを別々に測光し、別
々に制御することができるようにしたので、定常光とフ
ラッシュ光の比を自由に組み合わせた撮影が可能とな
り、撮影者の意図した好みの写真を撮影することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるカメラにおける測光光学系
の概略構成図である。
【図2】同カメラの制御部の概略構成図である。
【図3】メインスイッチON時の処理のフローチャート
である。
【図4】撮影画面内の測光等のエリアを示す図である。
【図5】AF処理のフローチャートである。
【図6】測光演算処理のフローチャートである。
【図7】測光処理のフローチャートである。
【図8】測光回路部の構成図である。
【図9】光分布状態検出処理のフローチャートである。
【図10】AE演算処理のフローチャートである。
【図11】発光量、AE演算処理のフローチャートであ
る。
【図12】発光量演算の考えを説明する図である。
【図13】発光量演算のフローチャートである。
【図14】フラッシュAE演算のためのプログラム線図
である。
【図15】フラッシュAE演算のフローチャートであ
る。
【図16】フラッシュAE演算のフローチャートであ
る。
【図17】フラッシュAE演算のフローチャートであ
る。
【図18】キー操作処理のフローチャートである。
【符号の説明】
μC マイクロコンピュータ SPD 測光素子 1,2,3 焦点検出エリア 12 測光/調光回路 15 フラッシュ
フロントページの続き (72)発明者 大森 滋人 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビル ミノルタカメラ株式会社内 (72)発明者 市川 勉 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビル ミノルタカメラ株式会社内 (72)発明者 木奥 恵三 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビル ミノルタカメラ株式会社内 (72)発明者 山口 基志 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビル ミノルタカメラ株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影領域内の定常光を受光し、測定する
    定常光測光手段と、 撮影前にフラッシュを予備発光させる予備発光手段と、 上記予備発光手段の発光による被写体からの反射光量を
    測定するフラッシュ光測光手段と、 上記定常光測光手段とフラッシュ光測光手段による各測
    光結果に基づいて、定常光の輝度及びフラッシュ光の光
    量をそれぞれ演算する演算手段と、 上記演算手段による演算結果に基づいて撮影時の定常光
    とフラッシュ発光量を分離制御する制御手段とを備えた
    ことを特徴とする定常光とフラッシュ光を分離測光・制
    御する機能を有したカメラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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