JPH062501B2 - 流動可能な物質を吐出する容器 - Google Patents

流動可能な物質を吐出する容器

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JPH062501B2
JPH062501B2 JP1162486A JP16248689A JPH062501B2 JP H062501 B2 JPH062501 B2 JP H062501B2 JP 1162486 A JP1162486 A JP 1162486A JP 16248689 A JP16248689 A JP 16248689A JP H062501 B2 JPH062501 B2 JP H062501B2
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JP
Japan
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container
wall
hard
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walls
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JP1162486A
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グレッグ・パーディス
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  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
  • Tubes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 本発明は、流動可能な物質を吐出する畳込み可能な容器
に関する。
b.従来の技術 ラウ(Rauh)等に発行された米国特許第3506163号明細
書には化粧品から食料品までにわたる種々の材料を吐出
する畳込み可能な容器が開示されている。このような物
質は強い粘性を有することがある。ところが液体又は液
体物質を吐出できる。
マクジール(Mcgire)に発行された米国特許第3494509
号明細書には燃料供給システムが主な利用分野である可
変容積貯蔵器が開示されている。この容器は、貯蔵器が
畳込まれる場合には壁板が互いに向かって移動するよう
に、ベローズ状の構造により互いに接続されている一対
の互いに間隔を隔てて配置されている壁板により構成さ
れている。
c.発明が解決しようとする課題 内容物を容器に入れて包装を行う場合に直面する問題の
1つに、内容物を完全に吐出することが可能であり、し
かもラベルを効果的にその表面に設けることのできる畳
込み可能な容器を提供することがある。流動可能な物質
を容器に入れて包装を行う場合、効果的な運送及び貯蔵
の可能な容器を提供することは困難な仕事である。可撓
性の容器は通常は畳込み可能でない。畳込み可能である
場合、畳込んだ後に容器を再び、吐出すべき物質を充填
することの可能な状態に戻すことが困難である。概して
容器は円状または弧状の断面を有する。運送の際にこの
ような容器はかなり大きいスペースを必要とし、比較的
短い距離の場合しか経済的に見合わない。運送が困難で
ある理由と同一の理由で容器の貯蔵も困難である。
吐出すべき物質に依存して、容器の内容物を滅菌状態に
保持することが重要である場合がある。さらに、内容物
が比較的高価な場合には全内容物を吐出できることが重
要である。
従って本発明の主な課題は、経済的な運送及び貯蔵を可
能にするために畳込むことのできる流動可能な物質のた
めの容器を提供することにある。加えて容器は、効果的
および能率的にラベルを設けることの可能な表面を提供
する。
d.課題を解決するための手段 本発明では容器は、畳込み可能な壁により互いに接続さ
れているほぼ硬質の一対の壁により形成されている。畳
込み可能な壁は、容器が充填されている場合には伸長さ
れた状態に位置し、容器の内容物が完全に吐出された場
合には畳込まれた状態に位置することが可能である。
1つの実施例では畳込み可能な壁は硬質の壁と共働して
底面を形成する。この場合に硬質の壁は底面から上方に
向かって突出している。容器を運送するために硬質の壁
は互いに向かって移動される。このようにして容器は略
平面的な畳込まれた状態を形成する。容器は開口部を有
する。この開口部を介して容器が充填され内容物が吐出
される。硬質の壁は平面的であることも緩やかな曲面状
であることもある。硬質の表面は、ラベルを設けるのに
優れた底面を提供する。
容器が充填されている場合には底面は最大面積を有す
る。内容物が吐出されるにつれて底面の面積が小さくな
る。硬質の壁は安定性を提供する。従って、容器の内容
物が吐出される間にわたり底面は常に適切な支持部材の
役割を果たす。
運送中は畳込まれた容器は最小の体積をとる。この特徴
は経済的な運送を保証するだけでなく、容器が使用され
るまでの経済的な貯蔵を保証する。
容器は種々の形状をとることが可能である。従って充填
状態の容器を余分のスペースのないコンパクトな方法で
貯蔵することが可能である。従って畳込まれた状態でも
充填された状態でも容器を効果的に包装することが可能
である。
畳込まれた状態であれ伸長状態であれ容器は少なくとも
1つの固定した寸法を有する。容器の形状に依存して2
つの固定した寸法を有することもある。
容器の有利な実施例では容器の高さに対して横方向ある
いは容器の底面に平行な容器断面は伸長状態において略
三角形である。2つの硬質の壁の間に位置する畳込み可
能な壁は畳込まれた状態では平面的底面が幅の狭い長方
形を形成するように、ベローズ式に畳込まれる。
本発明を特徴づける新規性の種々の面が、この開示に添
付されかつその一部を形成する特許請求の範囲における
特性をもって指摘された。本発明およびその動作上の利
点およびその使用により到達可能な特定の目標をより良
く理解するために、本発明の有利な実施例が図示および
説明されている添付の図面および説明部分を参照する。
e.実施例 次に本発明を実施例に基づき図を参照しながら詳細に説
明する。図面には畳込み可能な容器1が示されている。
容器1は、支持表面の上に置かれるとこの容器を支える
底面2を有する。容器1は一対の平面的な側壁3により
形成されている。これらの側壁3は底面で互いに接続さ
れそして自身の高さに沿って互いに接続されている。側
壁3は、接続ウェブ5により対応するエッジに沿って接
合されている。これは第4図および第5図の斜視図に示
されている。
第1図には噴射管6が概念的に示され、第2図には第1
図の場合とは別の構造の噴射管6′が示されている。第
3図では噴射管は除去されている。第2図では容器1は
伸長された状態で示されている。第3図では畳込まれて
平面的になった状態で示されている。開口部7は容器1
の頂部に設けられている。噴射管が外されている状態で
開口部7から容器1の中に流動可能な物質が充填され
る。噴射管を取付け噴射を行う際には開口部7は吐出口
となる。
内容物を吐出するためには硬質の側面壁3を互いに向か
って押圧する。このようにして内容物は噴射口6から流
出する。吐出される物質の種類に依存して噴射管6は、
吐出動作完了時に空気の流入を阻止する密封部材の役割
を果たすこともある。
滅菌物質の吐出のために、Gerberにより1987年7月13日
に提出された米国特許第072534号明細書に開示されてい
る弁を用いることも可能である。
壁3の表面は平面的である。しかし、ラベル等を付着す
るために略平面的曲面状にすることも可能である。
側面壁はウェブ5により互いに接続されている。従っ
て、第2図に示されている伸長状態から第3図に示され
ている折畳み状態すなわち収縮状態にするためにこれら
の壁を互いに対して回転することができる。ウェブを壁
の高さに沿って配置するか又は壁の頂部に配置するかは
希望される容器構造に依存する。
容器1は例えばポリエチレン等の種々のプラスチック材
料により形成可能である。
折畳み可能な壁4はベローズ状であり壁3の間を延在し
壁3を互いに接続している。折畳み可能な壁4は噴射管
6と共働して容器1の中の物質をすべて吐出することが
可能な構造を提供する。
第2図には容器1が伸長状態で示されている。容器1の
底面を形成しているベローズ状の壁は、容器1の中の互
いに隣接する表面が八の字状を形成するように配置され
ている。充填の前で容器1が空な場合または充填した後
にすべて吐出して空となった場合、硬質の壁は互いに向
かって内側の方向に回転する。このようにして第2図に
示されている状態から第3図に示されている完全に平面
的な状態に移動する。第3図には壁4の底面部が畳込ま
れ硬質壁3の間で完全に平面的になっている状態で示さ
れている。
容器1はブロー成形で吐出管を含めないで成形すること
ができる。従って容器1は完全に平面的な状態で箱に詰
込み何処へでも望みの場所に送ることができる。容器1
は、使用可能な状態にされてから流動可能な物質が充填
され吐出管6,6′が取付けられる。当業者は、容器の
全構造形態を機能的及び審美的理由から変形することが
可能であることに容易に想到するであろう。
本発明の原理の応用を明らかにするために本発明の特定
の実施例が詳細に示され説明されたが、本発明の原理か
ら逸脱することなく他の実施例を形成することが可能で
あるのは自明である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による容器の実施例の立面図、第2図は
第1図の容器を90゜回転し吐出管を取付けて示している
立面図、第3図は第2図に類似する立面図であるが、容
器が畳込まれ平面的になった状態でそして吐出管を除い
て示している立面図、第4図は第1図の容器の斜視図、
第5図は第1図の容器の反対方向から見た斜視図であ
る。 1…容器、2…端縁、 3…側面壁、4…畳込み可能な壁、 5…ウェブ、6…噴射管、 7…開口部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】流動可能な物質を保持する閉じた空間を形
    成する壁手段を備え、伸長された状態と畳込まれた状態
    の間で移動可能である流動可能な物質を吐出する容器で
    あって、 上記壁手段は、端縁部材を有する一対のほぼ硬質の壁
    と、この硬質壁の端縁部材の一部を互いに接続する畳込
    み可能壁と、硬質壁の端縁部材の残りの部分を互いに接
    続するウェブを備え、上記硬質壁が平面的であり略三角
    形を有し、各硬質壁の1つの端縁部材が容器の底面に沿
    って延在し、各硬質壁の他の1つの端縁部材が前記ウェ
    ブに接続されており、 伸長状態では硬質壁がウェブから漸次に互いに末広にな
    って延在しウェブが畳込み状態への硬質壁の回転運動を
    可能にし、畳込み可能な壁が伸長状態と畳込み状態の間
    で移動可能であり、畳込み状態では硬質壁が端縁部材に
    沿って互いに隣接して位置し、畳込み可能壁の一部が硬
    質壁と共働して容器の底面を形成しウェブがこの底面か
    ら上方に向かって延在することを特徴とする流動可能な
    物質を吐出する容器。
  2. 【請求項2】前記畳込み可能な壁がベローズ状の構造形
    態を有することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の流動可能な物質を吐出する容器。
  3. 【請求項3】前記容器が、この中に流動可能な物質を充
    填及び吐出するための開口部と、この開口部に着脱可能
    に取付けられている吐出管を有することを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の流動可能な物質を吐出する容
    器。
  4. 【請求項4】底面と、この底面に対して横方向に延在す
    る一対のほぼ硬質の壁と、底面を形成し硬質壁を互いに
    接続しこのようにしてこれらの底面及び硬質壁と共働し
    て充填されている吐出すべき物質を包囲する閉じた空間
    を形成する壁手段を備える流動可能な物質を吐出する容
    器であって、壁手段が畳込まれた状態と伸長された状態
    の間で移動可能であり畳込み状態では硬質壁が互いに略
    平行であり、底面から上方に向かって延在し硬質壁を互
    いに結合しているウェブを壁手段が含み、このようにし
    て硬質壁が互いに回転して畳込み状態と伸長状態の間の
    移行が行われ、伸長状態では硬質壁が互いに末広に延在
    することを特徴とする流動可能な物質を吐出する容器。
  5. 【請求項5】流動可能な物質のための出口を有する容器
    を含む流動可能な物質の吐出器において、容器が畳込ま
    れることと伸長されることが可能であり、容器が一対の
    硬質の側面壁と、これらの硬質の側面壁が伸長状態と畳
    込み状態の間を移動するようにこれらの硬質側面壁を互
    いに接続する、吐出器を下から支持することができる底
    面を含みこの支持状態では底面から硬質側面壁が上方に
    向かって延在する硬質側面壁接続手段と、硬質側面壁が
    互いに回転可能なように各硬質側面壁の1つの側縁を互
    いに接続する、底面から上方に向かって延在するウェブ
    を含み、伸長状態では硬質側面壁がウェブから漸次に互
    いに末広に延在し従って硬質側面壁が互いに向かって回
    転して伸長状態から畳込み状態への移動が可能であるこ
    とを特徴とする流動可能な物質のための吐出器。
  6. 【請求項6】前記ウェブが前記底面から上方に向かって
    各前記硬質側面壁の頂部まで延在することを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の流動可能な物質を吐出する
    容器。
JP1162486A 1989-06-23 1989-06-23 流動可能な物質を吐出する容器 Expired - Lifetime JPH062501B2 (ja)

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JPH0329739A JPH0329739A (ja) 1991-02-07
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53126850U (ja) * 1977-03-15 1978-10-07
JPS5731765Y2 (ja) * 1977-09-01 1982-07-13
JPS5697212U (ja) * 1979-12-24 1981-08-01
DE3328630A1 (de) * 1983-08-09 1985-02-28 Zeller Plastik Koehn, Gräbner & Co, 5583 Zell Wandabschnitt als bestandteil eines behaelters, geraetes oder bauteils

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