JPH0624952B2 - 操舵反力制御装置 - Google Patents

操舵反力制御装置

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JPH0624952B2
JPH0624952B2 JP61008834A JP883486A JPH0624952B2 JP H0624952 B2 JPH0624952 B2 JP H0624952B2 JP 61008834 A JP61008834 A JP 61008834A JP 883486 A JP883486 A JP 883486A JP H0624952 B2 JPH0624952 B2 JP H0624952B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、車両の旋回運動に対応して、ステアリング
ハンドルの操舵反力を制御するようにした操舵反力制御
装置に関する。
(従来の技術) 近年の車両は、ステアリング装置にパワーステアリング
装置を搭載するものが多くなつてきている。このパワー
ステアリング装置は、運転者によるステアリングハンド
ルの操舵力に油圧式倍力装置等によつてアシストトルク
を付加し、操舵を援助するように働く。
また、パワーステアリング装置には、従来の油圧式パワ
ーステアリング装置の他に、例えば、特開昭59-63264号
に示されるような、電動式パワーステアリング装置も提
案されている。
この電動式パワーステアリング装置は、第6図に示すよ
うな構成になつている。
ステアリングハンドル1には、第1のステアリングシヤ
フト2が接続されており、この第1のステアリングシヤ
フト2は、第1のユニバーサルジヨイント4を介して第
2のステアリングシヤフト5に接続されている。
第2のステアリングシヤフト5には、減速機9を介して
直流サーボモータDMが装着されている。また、第2の
ステアリングシヤフト5には、ステアリングハンドル1
に加わるトルク(以下「ハンドル操舵トルク」と言う)
Tcを検出する操舵トルクセンサ8が取付けられている。
上記第2のステアリングシヤフト5には、第2のユニバ
ーサルジヨイント6を介して、第3のステアリングシヤ
フト7が接続されている。この第3のステアリングシヤ
フト7の先端は、ラツク・ピニオン式のギヤボツクス3
に接続されている。
なお、第1のステアリングシヤフト2と第2のステアリ
ングシヤフト5の傾きγ、および第2のステアリングシ
ヤフト5と第3のステアリングシヤフト7の傾きγは等
しく設定されている。
上記ギヤボツクス3は、タイロツド17に接続されてお
り、タイロツド17は車輪12のナツクルアーム16に
接続されている。
そして、コントローラ10は、操舵トルクセンサ8で検
出されるステアリングハンドル1の操舵トルクの検出値
Tcを電気信号として入力し、この操舵トルクの検出値Tc
に対応したアシストトルクTpsを発生させるように、サ
ーボモータDMの駆動電流Ipを制御する。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記のような従来のパワーステアリング
装置においては、主として、運転者にとつてのステアリ
ングハンドルの操舵力の負担軽減を目的としているた
め、車両の旋回運動情報をステアリングハンドルの操舵
反力から得ている運転者にとつて、充分に情報が得られ
ないという不満感が生じる。
すなわち、一般に運転者は、ステアリングハンドルを操
舵する際に、操舵反力を感じるとともに、ヨーレートや
横加速度等の車両運動状態量の変化を体感し、これらの
感覚に基づいて、運転のしやすさを評価している。
また、運転者は、一般に、中低速域では、車両のヨーレ
ート、高速域では横加速度を重視した運転操作を行つて
いる。
このように、運転者は、ヨーレートや横加速度等の旋回
運動情報を必要としているにも拘らず、これらの情報
は、運転者自らの感覚に依らざるを得ない状態である。
そこで従来、特開昭60−4466号公報に記載の如く、 操舵角および車速から、車両の横加速度を算出(推定)
し、この横加速度推定値に対応した操舵力目標値を求
め、操舵力がこの目標値となるよう制御する装置が提案
された。
しかして、操舵力を目標値に一致させる制御に当たって
は一般的に、実操舵力をセンサで実測し、これと、操舵
力目標値との偏差が0となるよう、フィードバック制御
技術を採用するのが常套である。
ところで、操舵反力制御に上記のフィードバック制御を
採用するのでは、パワーステアリング装置とステアリン
グ系をフィードバックループ内に包含するため、ループ
が大きくなるのを免れないし、またステアリング系が路
面摩擦係数の変化や、空力変化等、外部からの影響を受
け易いこともあって、サーボ制御が不安定になるといっ
た問題を生ずる。
本発明は、前者の問題に鑑み、操舵反力を車両の旋回に
関した運動状態に応じた値となるよう制御して、操舵反
力から旋回運動状態を体感し得るようにすると共に、 後者の問題に鑑み、フィードバック制御に頼ることな
く、安定したフィードフォーワード制御により操舵反力
制御を実行し得るようにした装置を構築することを目的
とする。
(問題点を解決するための手段) この目的のため本発明は、第1図に示す手段を備える。
運動状態量推定手段100は、所望の運動性能を備える車
両を数字モデル化した車両モデル107に基づいて、ステ
アリングハンドル操舵角および車速と、車両諸元とを用
いて、操舵時に該車両モデルが呈する、旋回に関した運
動状態量を少なくとも1つ推定する。
操舵反力目標値決定手段101は、運動状態量推定手段100
で推定された運動状態量の推定値M*に基づいて、旋回中
におけるステアリングハンドル106の操舵反力の目標値
cを決定する。
路面入力トルク推定手段102は、前記車両デル107 で算
出される操舵車輪のコーナリングフォースを用いて、旋
回中に路面からステアリング系に入力される路面入力ト
ルクを推定する。
アシストトルク決定手段103は、前記操舵反力の目標値
cおよび前記路面入力トルク推定手段102 で推定され
た路面入力トルクの推定値TL *との差に応じ、パワース
テアリング装置105によるアシストトルクの目標値ps
を決定する。
駆動制御手段104は、前記アシストトルクの目標値ps
に従つて、パワーステアリング装置105の駆動を制御す
る。
(作用) 本発明は、運動状態量推定手段100で推定された運動状
態量の推定値M*に応じた目標値Tcに向け、ステアリング
ハンドル103の操舵反力を調整するようにしたことによ
り、前述したような、ヨーレートや横加速度等の旋回運
動情報をステアリングハンドル操作系に発生させること
が可能となり、これら旋回運動情報を操舵反力から体感
し得て、操縦性の向上を図ることが可能になる。
また、上記車両モデルを用いて車両の運動状態量を推定
によつて求めるようにしたことにより、当該運動状態量
を実測する場合に比べて、安定した誤差の少ない運動状
態量を得ることができる。特に、車両の旋回過渡運動時
には、前記運動状態量を実測することが困難なため、本
発明のように車両モデルを用いることは効果的である。
ところで、操舵反力を目標値に向け調整するには、この
操舵反力、すなわち、ステアリングハンドル106に生じ
る操舵トルクTcをトルクセンサで検出し、この操舵トル
クの検出値Tcを前記操舵反力目標値cに一致させるよ
うにパワーステアリング装置105を駆動制御するフイー
ドバックループを構成するサーボ系とすることが、一般
的に考えられる。
しかし、このようなフイードバックループ制御を行う場
合、上記パワーステアリング装置105とステアリング系
をループ内に含むため、ループが大きくなるし、また、
ステアリング系は、路面摩擦係数μの変化や空力変化等
の外部からの影響を受け易いので、サーボ制御が不安定
になり易い。すなわち、操舵トルクの検出値Tcを操舵反
力目標値cに一致させる際に、検出値Tcが目標値c
前後で振動したりすることが考えられる。特に、車両の
運動特性の線形性が失われる限界域付近では、上記の現
象が生じ易い。
そこで、本発明は、アシストトルク決定手段103 で、操
舵反力を前記操舵反力目標値とするために必要なア
シストトルクpsを求めるに際し、車両モデル107 操舵
輪コーナリングフォースを用いて手段102 が推定した路
面からステアリング系への路面入力トルクTL *と、手段
101 での操舵反力目標値との差に応じ、アシストト
ルクpsを求めることとする。これにより、上記の問題
を生ずるフィードバック制御に頼ることなく、安定した
フィードフォワード制御が構築されることとなり、上述
したようなフィードバックループ制御の場合のような不
都合を解消できる。
(実施例) 本発明の一実施例の構成を第2図に示す。なお、同図に
おいて、前記第6図に示した従来例と同一構成部分に
は、同一符号を付して説明は省略する。
本実施例は、ステアリングハンドル1の操舵反力を、車
両の横加速度αに応じて調整するようにしたものであ
る。
この操舵反力の調整を司るのは、マイクロコンピユータ
あるいは他の電気回路で構成されたコントローラ30で
ある。
コントローラ30には、第1のステアリングシヤフト2
に取付けられた操舵角センサ21で検出されるステアリ
ングハンドル1の操舵角の検出値θと、車速センサ2
2で検出される車速の検出値Vが入力されている。
そして、コントローラ30は、上記の各入力情報θ
Vに基づいて、所定の演算を行うことで、自車の横加速
度αに応じた操舵反力を発生させるために必要なサーボ
モータDMの駆動電流Ipを出力する。
コントローラ30は、機能的に示すと第3図に示すよう
な構成になっている。
運動状態量推定部31は運動状態量推定手段に相当し、自
車の運動状態をシミユレートするための数字モデル(以
下「車両モデル」と言う)を備えており、この車両モデ
ルに前記操舵角θと車速Vを与えたときに車両モデル
が呈する横加速度を推定する。このとき推定された横加
速度の推定値αは、自車に実際に発生している横加速
度αに相当する値である。
この運動状態量推定部31では、以下の演算によつて横
加速度推定値αを求める。
ここで、 Vy:車両モデルの横方向速度y :車両モデルの横方向速度の時間微分値 LF:車両モデルの前軸と重心間の距離 LR:車両モデルの後軸と重心間の距離 β:車両モデルの前輪横すべり角 β:車両モデルの後輪横すべり角 CF:車両モデルの前輪コーナリングフオース CR:車両モデルの後輪コーナリングフオース eKF:車両モデルの前輪等価コーナリングパワー KR:車両モデルの後輪コーナリングパワー Iz:車両モデルのヨー慣性 M:車両モデルの車体質量 N:車両モデルのステアリングギア比 である。
また、この運動状態量推定部31では、アシストトルク
決定部33へ与える前輪コーナリングフオース推定値CF
*を求める。これは、前記式(7),(8)から後輪コーナリ
ングフオースCRを消去することで求められる。すなわ
ち、 但し、Lは車両モデルのホイールベースであり、L=LF
+LRである。
こうして求められた横加速度推定値αは、操舵反力目
標値決定手段に相当する操舵反力目標値決定部32へ与
えられる。この操舵反力目標値決定部32は、与えられ
た横加速度αに、予め設定された比例定数Kを乗じ
て、この値を操舵反力目標値cとする。すなわち、c =Kα …(11) である。この比例定数Kは、予め実験や計算によつて、
横加速度と操舵反力との相関が最も適正となるような値
を求めて、この値を上記コントローラ30内に設定した
ものである。
アシストトルク決定部33はアシストトルク決定手段に相
当し、上記操舵反力目標値と、前記車両モデルにお
ける前輪(操舵車輪)のコーナリングフォース推定値CF
*とから、アシストトルク目標値psを求める。このア
シストトルク目標値psは、車両諸元のうちのトレール
をξとし、ステアリングギヤ比をNとすると、次の演算
式によって算出される。
ここで、上式によりアシストトルク目標値psが得られ
る根拠を説明する。先ず、ステアリング系のつり合いモ
デルを考察するに、これは粘性頂や慣性頂を無視すると
第4図に示すように、ステアリングハンドル1からコラ
ム系に入力される操舵トルクT(運転者はこれを操舵
反力として感じ、旋回運動情報を得る)、及び同じくコ
ラム系に入力されるパワーステアリングアシストトルク
psと、車両の旋回に起因して生じた前輪12のコーナリ
ングフォースCに伴い前輪12からラック系に入力され
る路面入力トルクTとのつり合い系として表され、式
で表現すれば、ステアリングギヤ3のギヤ比がNである
とすると、次式の如くになる。
ところで本例においては、上式のTが前記操舵反力目
標値として定められており、又Tpsも、求めるべき
アシストトルク目標値psに置き換えることができるこ
とから、 の演算により、操舵反力目標値を達成するためのア
シストトルク目標値psを算出することができる。
しかるに、上式における路面入力トルクTは、ほとん
ど実測が困難であり、上式のままではアシストトルク目
標値psを算出することができない。
ところで、路面入力トルクTは前輪コーナリングフォ
ースCからT=2ξCで表されることが知られて
おり、又前輪コーナリングフォースCが前記(10)式の
演算により推定値CF *として算出されることから、路面
入力トルクTは路面入力トルク推定値TL *として T=TL *=2ξCF * ……(14) の演算により求めることができる。この実情に鑑み(14)
式を(13)式に代入すると、前記(12)が得られ、前記した
如くこの(12)式の演算によりアシストトルク目標値ps
を求め得ることが証明された。
従って、アシストトルク決定部33は、先ず(14)式により
路面入力トルクTを推定し、この推定値を用いた(13)
式の演算により、つまり(12)式の演算によりアシストト
ルク推定値psを算出する。
よってアシストトルク決定部33は、前記したようにアシ
ストトルク決定手段に相当する他に、路面入力トルク推
定手段の用を兼ねる。
こうして決定されたアシストトルク目標値psは、駆動
制御手段に相当するモータ制御部34へ入力されて、所定
のゲインKIで増幅されて電流目標値pとなり、さらに
電流コントローラ35で、サーボモータDMの駆動電流
Ipに変換される。駆動電流Ipは、前記アシストトルク目
標値psに等しいアシストトルクTpsを発生するのに必
要な電流値に制御される。
なお、上記運動状態量推定部31と操舵反力目標値決定
部32およびアシストトルク決定部33を、マイクロコ
ンピユータを用いた演算回路で構成することも可能であ
り、この場合には、第5図に示すようなフローチヤート
に従つて上述の演算を行う。
ステツプ42では、上記運動状態量推定部31で行われ
る演算を実行し、ステツプ43では、上記操舵反力目標
値決定部32で行われる演算を実行し、そして、ステツ
プ44では、上記アシストトルク決定部33で行われる
演算を実行する。
なお、上記実施例では、本発明を電動式パワーステアリ
ング搭載車に適用した例を示したが、この他に、油圧式
パワーステアリング搭載車にも同様に適用できる。
また、上記実施例では、操舵反力を、車両モデルを用い
て求めた横加速度の推定値αに対応して調整する例を
示したが、本発明は、これに限らず、他の運動状態量、
例えば、ヨーレートや横方向速度等を車両モデルを用い
て推定し、この推定値に対応して操舵反力を調整するこ
ともできる。
さらに、一つの運動状態量に操舵反力を対応させるのみ
でなく、2以上の運動状態量の推定値に対応させて操舵
反力を調整することもできる。この場合、2以上求めら
れた運動状態量の推定値に対して、重み付けを課して、
操舵反力との対応付けを特に重視すべき運動状態量の推
定値の重みを大きくすることも可能である。
また、本発明を、本願出願人が先に特願昭60−50553
号で提案している車両運動状態量推定装置と組合わせ
て、前記車両モデルの運動特性を、実際の運動状態量の
検出値をフイードバックすることで、実際の車両運動特
性と一致させるように、逐次補正することも可能であ
る。
このようにすれば、運動状態量の変化と操舵反力との対
応を、より精度良く制御することが可能になる。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明は、車両運動を推定
する車両モデルを用いて、操舵時に該車両モデルが呈す
る運動状態量を少なくとも1つ推定するとともに、この
運動状態量の推定値に対応してステアリングハンドルの
操舵反力を調整するようにしたことによつて、ヨーレー
トや横加速度等の旋回運動情報をステアリングハンドル
操作系に発生させることが可能となり、操縦性を向上さ
せることが可能になる。
また、上記車両モデルを用いて車両の運動状態量を推定
によつて求めるようにしたことで、当該運動状態量を実
測する場合に比べて、安定した誤差の少ない運動状態量
を得ることができる。特に、車両の旋回過渡運動時に
は、前記運動状態量を実測することが困難なため、本発
明のように車両モデルを用いることは効果的である。
さらに、本発明は、上記操舵反力目標値を実現するため
に、上記車両モデルを用いて路面からステアリング系に
入力されるトルクを推定し、この路面入力トルクの推定
値と、上記操舵反力目標値との差からアシストトルクの
目標値を求め、このアシストトルク目標値に従つてパワ
ーステアリング装置の発生動力を制御するフイードフオ
ワード制御としたことによつて、不安定要素の多いステ
アリング系の制御を、フイードバック制御する場合に比
べて、より安定して制御することができる。
また、フイードバック制御を行う場合に、実際の操舵ト
ルクを検出してフイードバックするために必要となるト
ルクセンサは、本発明では不要であるため、コスト低減
を図ることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成図、 第2図は本発明の一実施例の構成図、 第3図は第2図中のコントローラの構成を示すブロツク
線図、 第4図はステアリング系のモデルと路面入力トルクを示
す模式図、 第5図は第2図中のコントローラをマイクロコンピユー
タを用いて構成したときに実行される処理を示すフロー
チヤート、 第6図は従来の電動式パワーステアリング装置の構成図
である。 100……運動状態量推定手段 101……操舵反力目標値決定手段 102……路面入力トルク推定手段 103……アシストトルク決定手段 104……駆動制御手段 105……パワーステアリング装置 106……ステアリングハンドル 107……車両モデル 1……ステアリングハンドル 2……第1のステアリングシヤフト 5……第2のステアリングシヤフト 9……減速機、21……操舵角センサ 22……車速センサ、30……コントローラ 31……運動状態量推定部 32……操舵反力目標値決定部 33……アシストトルク決定部 34……モータ制御部 Tc……操舵トルク、c……操舵反力目標値 θs……操舵角、V……車速 α*……横加速度推定値、Tps……アシストトルク TL *……路面入力トルク推定値 CF *……前輪コーナリングフオース推定値ps ……アシストトルク目標値
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B62D 121:00 137:00

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パワーステアリング装置を搭載した車両の
    ステアリングハンドルの操舵反力を制御する操舵反力制
    御装置において、 前記ステアリングハンドルの操舵角および車速と、予め
    定められた車両諸元とを用いて、車両を数学モデル化し
    た、所望の運動性能を具える車両モデルに基づいて、操
    舵時に該車両モデルが呈する、旋回に関した運動状態量
    を少なくとも1つ推定する運動状態量推定手段と、 該運動状態量推定手段によって推定された運動状態量の
    推定量に基いて、旋回中におけるステアリングハンドル
    の操舵反力の目標値を決定する操舵反力目標値決定手段
    と、 前記車両モデルで算出される、操舵車輪のコーナリング
    フォースを用いて、旋回中において路面からステアリン
    グ系に入力される路面入力トルクを推定する路面入力ト
    ルク推定手段と、 前記操舵反力の目標値と、前記路面からステアリング系
    に入力される路面入力トルクの推定値との差に応じて、
    前記パワーステアリング装置によるアシストトルクの目
    標値を決定するアシストトルク決定手段と、 前記アシストトルクの目標値に従って、前記パワーステ
    アリング装置の駆動を制御する駆動制御手段とを具備す
    ることを特徴とする操舵反力制御装置。
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