JPH06249467A - 空気調和機の室外ユニット - Google Patents
空気調和機の室外ユニットInfo
- Publication number
- JPH06249467A JPH06249467A JP6129993A JP6129993A JPH06249467A JP H06249467 A JPH06249467 A JP H06249467A JP 6129993 A JP6129993 A JP 6129993A JP 6129993 A JP6129993 A JP 6129993A JP H06249467 A JPH06249467 A JP H06249467A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixing
- base
- vibration
- outdoor unit
- compressor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Other Air-Conditioning Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 圧縮機5の固定金具21を室外ユニットの据付
金具と兼用することによって省資源に資すると同時に室
外ユニットの梱包体積を小さくする。 【構成】 固定金具21に防振支持装置20への固定部21a
及びベース17への固定部21b を設けるとともにベース17
に固定金具21の固定部21a を係止する係止部22を設け
る。室外ユニットの据付後、固定金具21を防振支持装置
20から取り外してベース17に係止することによりこの固
定金具21をユニット据付金具として兼用する。
金具と兼用することによって省資源に資すると同時に室
外ユニットの梱包体積を小さくする。 【構成】 固定金具21に防振支持装置20への固定部21a
及びベース17への固定部21b を設けるとともにベース17
に固定金具21の固定部21a を係止する係止部22を設け
る。室外ユニットの据付後、固定金具21を防振支持装置
20から取り外してベース17に係止することによりこの固
定金具21をユニット据付金具として兼用する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機の室外ユニットの1例
が図3に示されている。室外ユニットの器筐1の内部は
仕切板2によって左右に仕切られ、その片側に圧縮機室
3が、他側に熱交換器室4が形成されている。
が図3に示されている。室外ユニットの器筐1の内部は
仕切板2によって左右に仕切られ、その片側に圧縮機室
3が、他側に熱交換器室4が形成されている。
【0003】圧縮機室3内には竪型圧縮機5、コントロ
ーラ6、アキュムレータ7、マフラー8等が配設され、
熱交換器室4内にはL字形の熱交換器9、送風機10等が
配設されている。
ーラ6、アキュムレータ7、マフラー8等が配設され、
熱交換器室4内にはL字形の熱交換器9、送風機10等が
配設されている。
【0004】この熱交換器9は器筐1の背面1aに形成さ
れた空気取入口11及び左側面1bに形成された空気取入口
12に対向せしめられ、また、送風機10は器筐1の前面1c
に形成された排気口13に臨むように設置されている。
れた空気取入口11及び左側面1bに形成された空気取入口
12に対向せしめられ、また、送風機10は器筐1の前面1c
に形成された排気口13に臨むように設置されている。
【0005】送風機10をモータ14によって回転駆動する
と、外気が空気取入口11及び12から熱交換器室4内に吸
入され、熱交換器9を流過する過程で冷媒と熱交換する
ことによって昇温又は降温した後、送風機10に付勢され
て排気口13から排出される。
と、外気が空気取入口11及び12から熱交換器室4内に吸
入され、熱交換器9を流過する過程で冷媒と熱交換する
ことによって昇温又は降温した後、送風機10に付勢され
て排気口13から排出される。
【0006】上記圧縮機5はばねを有する防振支持装置
16を介して器筐1のベース17上に固定設置されている。
15はユニット据付脚で、器筐1のベース17の前面及び後
面にボルト等によって締結されて器筐1の前方及び後方
に突出している。
16を介して器筐1のベース17上に固定設置されている。
15はユニット据付脚で、器筐1のベース17の前面及び後
面にボルト等によって締結されて器筐1の前方及び後方
に突出している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の室外ユニッ
トの運搬時、圧縮機5がばねを伸縮させながら上下動す
ることによりこれに接続された冷媒配管等が破損するの
を予防するため、固定金具により防振支持装置のばねを
圧縮することにより圧縮機5をベース17に固定した状態
で工場から出荷されるが、室外ユニットを据付ける際、
この固定金具は取り外され、以後廃却されてしまうとい
う問題があった。
トの運搬時、圧縮機5がばねを伸縮させながら上下動す
ることによりこれに接続された冷媒配管等が破損するの
を予防するため、固定金具により防振支持装置のばねを
圧縮することにより圧縮機5をベース17に固定した状態
で工場から出荷されるが、室外ユニットを据付ける際、
この固定金具は取り外され、以後廃却されてしまうとい
う問題があった。
【0008】また、上記従来の室外ユニットは段ボール
等の梱包用箱に収納して出荷され、かつ、運搬される
が、梱包用箱の奥行寸法は据付用脚15の長さによって決
まるので、梱包の奥行寸法が大きいという問題があっ
た。また、室外ユニットの据付面積の奥行寸法は据付用
脚15の長さによって決まるので、据付面積が大きくなる
という問題があった。
等の梱包用箱に収納して出荷され、かつ、運搬される
が、梱包用箱の奥行寸法は据付用脚15の長さによって決
まるので、梱包の奥行寸法が大きいという問題があっ
た。また、室外ユニットの据付面積の奥行寸法は据付用
脚15の長さによって決まるので、据付面積が大きくなる
という問題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、ばねを有する防振支持装置を介してベースに防
振支持された圧縮機を室外ユニットの運搬時に上記ベー
スに固定するための固定金具を備えた空気調和機の室外
ユニットにおいて、上記固定金具に上記防振支持装置へ
の固定部及び上記ベースへの固定部を設けるとともに上
記ベースに上記固定金具の防振支持装置への固定部を係
止する係止部を設け、上記固定金具のベースへの固定部
を基礎面への固定部に兼用することによって上記固定金
具をユニット据付金具に兼用したことを特徴とする空気
調和機の室外ユニットにある。
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、ばねを有する防振支持装置を介してベースに防
振支持された圧縮機を室外ユニットの運搬時に上記ベー
スに固定するための固定金具を備えた空気調和機の室外
ユニットにおいて、上記固定金具に上記防振支持装置へ
の固定部及び上記ベースへの固定部を設けるとともに上
記ベースに上記固定金具の防振支持装置への固定部を係
止する係止部を設け、上記固定金具のベースへの固定部
を基礎面への固定部に兼用することによって上記固定金
具をユニット据付金具に兼用したことを特徴とする空気
調和機の室外ユニットにある。
【0010】
【作用】本発明においては、上記構成を具えているた
め、室外ユニットの運搬時には固定金具を防振支持装置
及びベースに固定し、室外ユニットを据付けた後は、固
定金具をベースに係止してこれをユニット据付金具とし
て利用する。
め、室外ユニットの運搬時には固定金具を防振支持装置
及びベースに固定し、室外ユニットを据付けた後は、固
定金具をベースに係止してこれをユニット据付金具とし
て利用する。
【0011】
【実施例】本発明の1実施例が図1及び図2に示されて
いる。図1に示すように、圧縮機5はばね20a を有する
防振支持装置20を介してベース17に防振支持されてい
る。21は固定金具で、防振支持装置20への固定部21a と
ベース17への固定部21b とを備えている。
いる。図1に示すように、圧縮機5はばね20a を有する
防振支持装置20を介してベース17に防振支持されてい
る。21は固定金具で、防振支持装置20への固定部21a と
ベース17への固定部21b とを備えている。
【0012】そして、ベース17には、図2に示すよう
に、固定金具21の防振支持装置20への固定部21a を係止
する係止部22が設けられている。他の構成は図3に示す
従来のものと同様であり、対応する部材には同じ符号が
付されている。
に、固定金具21の防振支持装置20への固定部21a を係止
する係止部22が設けられている。他の構成は図3に示す
従来のものと同様であり、対応する部材には同じ符号が
付されている。
【0013】しかして、室外ユニットの出荷時、固定金
具20は、実線で示され、その固定部21a は防振支持装置
20にナット26により固定され、固定部21b はベース17に
ボルト・ナット23により固定される。従って、防振支持
装置20のばね20a が圧縮された状態で圧縮機5はベース
17に固定金具21により固定されるので、室外ユニットの
運搬時における圧縮機5の上下動は阻止され、圧縮機5
に接続された冷媒配管等の応力破損が防止される。
具20は、実線で示され、その固定部21a は防振支持装置
20にナット26により固定され、固定部21b はベース17に
ボルト・ナット23により固定される。従って、防振支持
装置20のばね20a が圧縮された状態で圧縮機5はベース
17に固定金具21により固定されるので、室外ユニットの
運搬時における圧縮機5の上下動は阻止され、圧縮機5
に接続された冷媒配管等の応力破損が防止される。
【0014】室外ユニットを据付けるとき、ナット26及
び23を螺戻すことによって固定金具21は防振支持装置20
から取り外され、圧縮機5は防振支持装置20を介してベ
ース17に防振支持される。取り外された固定金具21は、
破線で示すように、その固定部21a を係止部22に挿入
し、固定部21b を基礎面24にボルト・ナット25を介して
締結すると、固定金具21はユニット据付金具として機能
する。
び23を螺戻すことによって固定金具21は防振支持装置20
から取り外され、圧縮機5は防振支持装置20を介してベ
ース17に防振支持される。取り外された固定金具21は、
破線で示すように、その固定部21a を係止部22に挿入
し、固定部21b を基礎面24にボルト・ナット25を介して
締結すると、固定金具21はユニット据付金具として機能
する。
【0015】
【発明の効果】本発明においては、固定金具は圧縮機の
固定金具としての機能役割を終えた後ユニット据付金具
としての機能を果たすので、固定金具が従来のように廃
棄されることはなく、従って、省資源に資することがで
きる。また、室外ユニットの梱包運搬時、ユニット据付
脚が器筐から突出しないので、梱包体積が小さくて足
り、その取扱及び運搬が容易となるとともに梱包資材を
節約して省資源に資することが可能となる。
固定金具としての機能役割を終えた後ユニット据付金具
としての機能を果たすので、固定金具が従来のように廃
棄されることはなく、従って、省資源に資することがで
きる。また、室外ユニットの梱包運搬時、ユニット据付
脚が器筐から突出しないので、梱包体積が小さくて足
り、その取扱及び運搬が容易となるとともに梱包資材を
節約して省資源に資することが可能となる。
【図1】本発明の1実施例を示す部分的側面図である。
【図2】上記実施例における室外機の斜視図である。
【図3】従来の室外ユニットの略示的構成を示し、(A)
は正面図、(B) は側面図、(C)は上面図である。
は正面図、(B) は側面図、(C)は上面図である。
1 器筐 17 ベース 5 圧縮機 20 防振支持装置 21 固定金具 21a 、21b 固定部 22 係止部 24 基礎面
Claims (1)
- 【請求項1】 ばねを有する防振支持装置を介してベー
スに防振支持された圧縮機を室外ユニットの運搬時に上
記ベースに固定するための固定金具を備えた空気調和機
の室外ユニットにおいて、上記固定金具に上記防振支持
装置への固定部及び上記ベースへの固定部を設けるとと
もに上記ベースに上記固定金具の防振支持装置への固定
部を係止する係止部を設け、上記固定金具のベースへの
固定部を基礎面への固定部に兼用することによって上記
固定金具をユニット据付金具に兼用したことを特徴とす
る空気調和機の室外ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6129993A JPH06249467A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 空気調和機の室外ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6129993A JPH06249467A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 空気調和機の室外ユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06249467A true JPH06249467A (ja) | 1994-09-06 |
Family
ID=13167177
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6129993A Withdrawn JPH06249467A (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 空気調和機の室外ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06249467A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009243735A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Sanyo Electric Co Ltd | 冷却貯蔵庫 |
CN102562935A (zh) * | 2010-12-21 | 2012-07-11 | 珠海格力电器股份有限公司 | 防振装置及具有该防振装置的空调器室外机的固定装置 |
DE112020006761T5 (de) | 2020-02-17 | 2022-12-15 | Mitsubishi Electric Corporation | Schwingungsisolierung und Ausseneinheit für Klimaanlage |
-
1993
- 1993-02-26 JP JP6129993A patent/JPH06249467A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009243735A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Sanyo Electric Co Ltd | 冷却貯蔵庫 |
CN102562935A (zh) * | 2010-12-21 | 2012-07-11 | 珠海格力电器股份有限公司 | 防振装置及具有该防振装置的空调器室外机的固定装置 |
DE112020006761T5 (de) | 2020-02-17 | 2022-12-15 | Mitsubishi Electric Corporation | Schwingungsisolierung und Ausseneinheit für Klimaanlage |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000509 |