JPH06248917A - バルブタイミング調節装置 - Google Patents

バルブタイミング調節装置

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JPH06248917A
JPH06248917A JP3540393A JP3540393A JPH06248917A JP H06248917 A JPH06248917 A JP H06248917A JP 3540393 A JP3540393 A JP 3540393A JP 3540393 A JP3540393 A JP 3540393A JP H06248917 A JPH06248917 A JP H06248917A
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camshaft
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政明 篠島
Michio Adachi
美智雄 安達
Yasushi Morii
泰詞 森井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カム軸の回転変動による検出誤差を低減し
て、バルブタイミングを高速、高精度にフィードバック
制御する。 【構成】 カム軸5aは、V型8気筒エンジンの吸気側
カムである。カム軸に設けられるカム位置検出センサ4
4は、パルサ44aとパルスピックアップ44bとを有
し、パルサ44aは3個の突起を有している。これらの
突起は等間隔に設けられるとともに、カム軸5aの駆動
トルクの変化量が略等しく、カム軸5aの角速度が略等
しく、しかも最も低い値となる位置に対応するように配
置されている。これにより、カム軸5aの回転変動によ
る各突起の検出タイミングのばらつきが低減され、正確
なバルブタイミングの検出が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内燃機関の吸排気弁開閉
タイミングを運転条件に応じて変更するバルブタイミン
グ調節装置(VVT)に関する。
【0002】
【従来技術】内燃機関の運転条件に応じて吸気弁、また
は排気弁、あるいはそれらの両方の開閉タイミングを可
変制御する機構として、クランク軸に同期して回転する
クランク軸側部材に対するカム軸の回転位相を変更する
ようにしたバルブタイミング調節装置が知られている。
【0003】例えば特開昭63−131808号公報に
示されるように、内燃機関のクランク軸側部材とカム軸
の間にヘリカルスプラインの噛み合いにより回転を伝え
る中間部材を設けたものでは、この中間部材を油圧ピス
トンによりカム軸方向に摺動させることによりクランク
軸側部材とカム軸の相対回転角を変化させている。
【0004】また、バルブタイミングをフィードバック
制御する技術として特開平2−308909号公報に開
示される技術がしられている。この技術では、カム軸と
クランク軸との両方から同期した信号を発生させ、これ
らの信号間の位相差より相対回転角(バルブタイミン
グ)を検出し、この相対回転角を所望のタイミングにフ
ィードバック制御している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、適正なバル
ブタイミングは、内燃機関の回転数やスロットル開度に
応じて変化する。そこで、バルブタイミング調整装置は
これらエンジン状態の変化に対し素早く動作させるのが
望ましい。そして、バルブタイミングを素早くフィード
バック制御させるためには、バルブタイミングのサンプ
リング周期を短くすること、すなわちカム軸1回転の間
に複数回の相対回転角の検出を行う必要がある。ところ
が、そのためにはカム軸の1回転の間に複数個のカム位
置信号を発生させる必要がある。
【0006】しかしながら、カム軸の回転角速度は、バ
ルブ駆動のためにカムプロフィル面に受ける力に起因し
て変動している。このため、カム軸1回転の間に複数の
カム位置信号を発生させようとすると、カム軸の角速度
変動により、カム位置信号の発生タイミングがパルス信
号毎に早くなったり遅くなったりする。そして、このよ
うなカム位置信号のずれのため、相対回転角(バルブタ
イミング)の検出結果がカム軸回転に同期して周期的に
変動するという問題がある。
【0007】さらに、クランク軸側部材とカム軸との間
に中間部材を噛み合わせる構造のバルブタイミング調整
装置においては、クランク軸側部材、中間部材、カム軸
の間に存在するガタのため、たとえバルブタイミング調
整装置が停止していても、カムプロフィル面が受ける力
に起因するカム軸トルク変動によりガタの分だけ中間部
材が動かされ、複数個のカム位置信号毎にクランク軸に
対するカム軸の相対回転角が異なる。このことも、バル
ブタイミングの検出結果を周期的に変動させる要因にな
る。
【0008】このようにして周期的に相対回転角の検出
結果が変動すると、フィードバック制御の際、その変動
分も制御しようとするため、バルブタイミングがハンチ
ングして、なかなか目標バルブタイミングに収束しない
ことになる。
【0009】本発明は上記のような従来技術の問題に鑑
み、正確に相対回転角を検出することができ、高い精度
のフィードバック制御が可能なバルブタイミング調節装
置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために内燃機関のクランク軸とカム軸との間に、前
記クランク軸に対する前記カム軸の回転位相を変化させ
る位相調節機構を備えたバルブタイミング調節装置にお
いて、クランク軸の回転に同期して、クランク位置信号
を発生するクランク側信号発生手段と、カム軸の回転に
同期して、カム位置信号をカム軸1回転当たり複数個発
生するカム側信号発生手段と、前記クランク位置信号と
前記カム位置信号との位相差からバルブタイミングを検
出する手段と、運転状態に応じた目標バルブタイミング
を算出する手段と、前記バルブタイミングを前記目標バ
ルブタイミングに一致させる制御手段とを備え、前記カ
ム側信号発生手段は、前記カム軸の駆動トルクの変化量
あるいは前記カム軸の角速度のいずれかが略等しくなる
回転位置において前記カム位置信号を発生するよう構成
されることを特徴とするバルブタイミング調節装置とい
う技術的手段を採用する。
【0011】
【作用】以上に述べた本発明のバルブタイミング調節装
置の構成によると、カム軸1回転当たり複数個のカム位
置信号が発生され、このカム位置信号に基づいて、カム
軸の1回転当り複数回の相対回転角、すなわちバルブタ
イミングの検出が可能となる。そして、この相対回転角
に基づきバルブタイミングがフィードバック制御され
る。
【0012】しかも本発明の構成では、カム側信号発生
手段は、カム軸の駆動トルクの変化量あるいはカム軸の
角速度のいずれかが略等しくなる回転位置においてカム
位置信号を発生するよう構成される。このため、カム軸
の回転角速度変動による複数のカム位置信号の発生タイ
ミングばらつき、あるいはカム軸の駆動トルクの変化量
の違いによる複数のカム位置信号の発生タイミングばら
つきが抑制され、複数のカム位置信号の発生毎にほぼ同
じ条件で相対回転角を求めることができる。このため、
カム軸の1回転当り複数回検出される相対回転角のばら
つきが、バルブタイミングのフィードバック制御に悪影
響を及ぼし、ハンチング等を引き起こすことが抑制され
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明を適用したバルブタイミング調
整装置の一実施例を図面に基づいて説明する。
【0014】図1は、V型8気筒ダブルオーバーヘッド
カム式内燃機関に本発明を適用した実施例を示す概略図
であり、図2はバルブタイミング調整装置の構成を示す
断面図である。
【0015】内燃機関1のクランク軸2からの動力は、
タイミングチェーン3によって左右両バンクそれぞれの
スプロケット13a、13bに伝達される。そして、各
スプロケット13a、13bにより各バンクに設けられ
た吸気用および排気用の2本のカムシャフトが回転駆動
される。そして、スプロケット13aと吸気用カム軸5
aとの間、およびスプロケット13bと吸気用カム軸5
bとの間にはそれぞれバルブタイミング調整装置40
a、40bが設けられている。
【0016】ここで、バルブタイミング調整装置の構成
を説明する。なお、以下の説明ではカム軸5a側のバル
ブタイミング調整装置を説明するが、カム軸5b側も同
様の構成である。
【0017】図2においてカム軸5a端部には、カム軸
5aと一体に回転するようにピン12とボルト10によ
って固定された略円筒形のカムシャフトスリーブ11が
設けられている。また、このカムシャフトスリーブ11
の外周面の一部には、外歯ヘリカルスプライン11aが
形成されている。さらにカムシャフトスリーブ11に
は、シリンダヘッド25にボルト24でとりつけられる
ハウジング23の内部に突出する円筒部11bが設けら
れている。
【0018】また、スプロケット13aは、カム軸5a
とカムシャフトスリーブ11との間に挟まれて支持さ
れ、軸方向の移動は阻止されているがカム軸5aに対し
て相対回転可能となっている。そして、スプロケット1
3aの図2左側には、略円筒形のクランク軸側部材であ
るスプロケットスリーブ15がピン14とボルト16と
によってスプロケット13aと一体に回転するよう固定
されている。また、このスプロケットスリーブ15に
は、ハウジング23の内部に上記カムシャフトスリーブ
11を覆うように突出した円筒部15bが設けられてい
る。そして、この突出した円筒部15bの内周面の一部
に内歯ヘリカルスプライン15aが形成されている。こ
の内歯ヘリカルスプライン15aは、上記外歯ヘリカル
スプライン11aとは逆方向のねじれ角を有するように
形成されている。なお、外歯ヘリカルスプライン11a
または内歯ヘリカルスプライン15aのいずれか一方
は、ねじれ角をゼロとして、軸方向に平行な直線歯を有
するスプラインとしても良い。
【0019】カムシャフトスリーブ11の円筒部11b
と、スプロケットスリーブ15の円筒部15bとの隙間
の一部には、軸方向に略一様な断面を有する環状の空間
が形成され、その空間90内で軸方向に液密状態を保っ
て摺動することができるように、略円筒形状の油圧ピス
トン17が挿入される。
【0020】この油圧ピストン17の内面の一部には、
カムシャフトスリーブ11の外歯ヘリカルスプライン1
1aと噛み合う内歯ヘリカルスプライン17aが形成さ
れていると共に、外面の一部にはスプロケットスリーブ
15の内歯ヘリカルスプライン15aと噛み合う外歯ヘ
リカルスプライン17bが形成されている。上記スプラ
イン同士の噛み合いにより、図1に示すタイミングチェ
ーン3を介してスプロケット13aに伝達されるクラン
クシャフト2の回転は、スプロケットスリーブ15、油
圧ピストン17、カムシャフトスリーブ11を経てカム
軸5aに伝達される。また、油圧ピストン17の左側端
部に形成されるつば部の外周には、オイルシール70が
備えられている。このオイルシール70は、スプロケッ
トスリーブ15の円筒部15bの内周面と接触するよう
に設けられる。
【0021】この空間90内に、油圧ピストン17が設
けられることによって、空間90は2つの室に分割され
る。これによって、油圧ピストン17の図2左側に進角
側油圧室22が形成され、右側には遅角側油圧室32が
形成される.そして上記オイルシール70によって、油
圧室22と32との間のシール性が確保される。
【0022】また、スプロケットスリーブ15の図中左
側開口部には、エンドプレート50が取り付けられてい
る。このエンドプレート50には、円筒部と、その円筒
部の図中右側端部に形成され、スプロケットスリーブ1
5の上記開口端に取り付けられるつば部とが備えられ
る。また、エンドプレート50の円筒部の外周には溝が
設けられ、この溝にオイルシール71が保持される。
【0023】スプロケットスリーブ15の内歯ヘリカル
スプライン部14は、油圧ピストン17を回転すると共
に油圧ピストン17に図2で左側そして、エンドプレー
ト50とカムシャフトスリーブ11との左側端部には、
ノックピン53によってハウジング23に固定される環
状のリングプレート51が設けられている。このリング
プレート51は、コの字状断面に形成されエンドプレー
ト50の円筒部と、カムシャフトスリーブ11の円筒部
11bとを内部に回転可能に収容する。また、リングプ
レート51の内側円筒部の外周には溝が設けられ、この
溝にオイルシール72が保持される。このオイルシール
72はリングプレート51とカムシャフトスリーブ11
との間のシール性を確保する。一方、上記オイルシール
71は、エンドプレート50とリングプレート51との
間のシール性を確保する。これによって、進角側油圧室
22内のシール性は確保される。
【0024】リングプレート51の中心の開口と、ハウ
ジング23の開口とには、ボルト52が取り付けられて
いる。このボルト52が取り付けられると、カムシャフ
トスリーブ11の内周と、カム軸5aとの間に空間91
が形成される。また、ボルト52の内部には、この空間
91に連通する断面T字型の油圧通路61bが形成され
る。さらに、ボルト52の外周には環状溝が形成されて
おり、この油圧通路61bの半径方向の両端が連通す
る。 また、ハウジング23には、上記ボルト52の環
状溝と連通する油圧通路61aが形成されている。この
油圧通路61aは、断面T字型の油圧通路61bを介し
て、空間91に連通し、この空間91からカムシャフト
スリーブ11に形成される油圧通路61cを通じて上記
遅角側油圧室32に連通する。さらに、ハウジング23
には、上記進角側油圧室22に連通する油圧通路60が
形成されている。上記油圧通路61aおよび60は、ハ
ウジング23に形成され、後述のスプール弁30aを収
容する空間部95に開口している。また、この空間部9
5には、内燃機関1のオイルパン28からオイルポンプ
29によって圧送されるオイルを供給する油圧供給路6
5が開口し、オイルパン28にオイルを戻す油圧解放路
66が開口する。
【0025】バルブタイミング調整装置40bも、40
aと同様な構造になっている。次に、スプール弁30a
による油圧通路切り替え動作を説明する。スプール弁3
0aに通電しない場合、油圧通路60と66、および油
圧通路61aと65それぞれが連通する。このため、オ
イルポンプ29からの油圧は遅角側油圧室32に供給さ
れ、かつ進角側油圧室22の油圧は解放される。これに
よって、油圧ピストン17は左側に移動するため、スプ
ロケット13aすなわちクランクシャフト2に対しカム
軸5aが相対的に遅角する。
【0026】スプール弁30aに所定の電流を通電した
場合、油圧通路60および61aが共に閉じる。これに
よって、油圧ピストン17の位置が保持され、スプロケ
ット13aとカム軸5aとの相対位相は変化しない。
【0027】スプール弁30aに所定以上の電流を通電
した場合、油圧通路60と65、および油圧通路61a
と66それぞれが連通する。このため、オイルポンプ2
9からの油圧は進角側油圧室22に供給され、かつ遅角
側油圧室32の油圧は解放される。これによって、油圧
ピストン17は右側に移動するため、スプロケット13
aに対しカム軸5aが相対的に進角する。
【0028】スプール弁30bによる油圧通路切り替え
動作も、スプール弁30aと同様である。図1におい
て、クランクシャフト2には、クランク位置検出センサ
42が取り付けられている。このクランク位置検出セン
サ42は、図3に図示されるように等間隔に12個の突
起が形成されたパルサ42aと、このパルサ42aの突
起の通過を検出するパルスピックアップ42bとを備え
る。
【0029】一方、カム軸5a、5bには、それぞれカ
ム位置検出センサ44、45が取付けられる。このカム
位置検出センサ44、45は、等間隔に3個の突起が形
成されたパルサ44a、45aと、これらパルサ44
a、45aの突起の通過を検出するパルスピックアップ
44b、45bとを備える。図4には、カム軸5aに取
付られたパルサ44aとパルスピックアップ44bとが
図示されている。図4に図示されるパルサ44aの各突
起PA1、PA2、PA3は、図5に図示されるよう
に、カム軸5aの駆動トルクの変化量が略等しく、しか
もカム軸5aの回転角速度が最も低い値を示す位置の近
傍に設けられている。図5において、図5(a)の実線
はカム軸5aの駆動トルクの変化を示し、破線は1番気
筒から4番気筒に対応するカムプロフィルのリフト量
(吸気バルブのリフト量)を示している。また、図5
(b)の実線はカム軸5aの回転角速度の変化を示して
いる。図5において、パルサ44aの各突起PA1、P
A2、PA3の角度位置は、縦方向の破線により示され
ている。
【0030】さらに、一方のバンクの排気側のカム軸5
cにより回転駆動される図示せぬディストリビュータに
は、クランク軸1回転に1個のパルス信号を出力する基
準位置検出センサ47が設けられている。
【0031】ここで、この実施例ではカム位置検出セン
サ44、45から出力されるパルス数をクランク軸2回
転(720°CA)の間に3個とし、カム軸に240度
クランク角(°CA)の等間隔でパルサの突起を配置し
ている。一方、クランク位置検出センサ42は、30
(°CA)毎に出力されるパルスを演算処理により間引
くことで、240(°CA)毎のパルス出力に変換して
いる。
【0032】なお、この実施例では、クランクシャフト
2が1回転する間に発生するクランク位置検出センサ4
2からのパルス数をN個としたとき、カム軸5a、5b
が1回転するとカム位置検出センサ44、45からのパ
ルス数が、2N個となるように各パルサの突起の数、お
よび間引き処理を設定した。またバルブタイミング調整
装置40a、40bによるカム軸5a、5bのタイミン
グ変換角最大値をθmaxクランク角として、パルス数
NがN<360度/θmaxの条件を満たすようパルス
数を設定した。これによって、後述の相対回転角θを算
出するときに、クランク位置検出センサ42のパルス
と、このパルスの次に連続して発生するカム位置検出セ
ンサ44、45のパルスとの差を単純に計算するだけ
で、バルブタイミングを示す相対回転角θを求めること
ができる。
【0033】以上に説明したクランク位置検出センサ4
2、カム位置検出センサ44、45、および基準位置検
出センサ47からのパルス信号C、A、B、Gは、図1
に図示されるように制御装置46に入力される。これら
の信号の他に内燃機関の冷却水温信号、スロットル開度
信号等が制御装置46には入力される。制御装置46の
マイクロプロセッサは、これらの信号をもとに、各カム
軸5a、5bの相対回転角を所望の値とするようフィー
ドバック制御を行う。
【0034】以下、制御装置の作動を説明する。図6は
制御装置46の作動の概略を示すフローチャートであ
る。制御装置46は、まずステップ110において各種
信号を入力する。
【0035】次に、ステップ120では、内燃機関の運
転状態を示す冷却水温などの信号に応じて、目標相対回
転角tを設定する。この目標相対回転角tは、吸気側カ
ム軸のクランク軸に対する回転位相差を示す。なお、こ
の目標相対回転角tは、冷却水温、エンジン回転数、吸
気量などに基づくマップとして予め設定され、制御装置
に記憶される。そして、ステップ120ではマップを検
索することにより、内燃機関の運転状態、負荷状態など
に応じた最適な目標相対回転角tが設定される。
【0036】次に、ステップ130において制御装置4
6は、クランク位置検出センサ42、カム位置検出セン
サ44、45、および基準位置検出センサ47からの信
号に基づいてカム軸5aの検出相対回転角TRと、カム
軸5bの検出相対回転角TLとを演算する。この処理に
ついては、後でさらに詳しく説明する。
【0037】そして、制御装置46は、ステップ140
において、バルブタイミング調節装置40aの制御量D
Rを演算する。また、ステップ150において、バルブ
タイミング調節装置40bの制御量DLを演算する。こ
れらの制御量DR、DLは、検出相対回転角TRと目標
相対回転角tとの差、および検出相対回転角TLと目標
相対回転角tとの差に応じてPID制御式に基づいて演
算される。
【0038】そして、ステップ160では、各制御量制
御量DR、DLを電磁アクチュエータであるリニアソレ
ノイド64a、64bへ出力する。これにより、各リニ
アソレノイド64a、64bは制御量DR、DLに応じ
てスプール弁30a、30bを駆動する。そして、この
スプール弁30a、30bによって、オイルパン28か
らオイルポンプ29によって圧送され、バルブタイミン
グ調整装置40a、40bへ供給されるオイル油量が調
整される。
【0039】これにより、各カム軸5a、5bの相対回
転角は、内燃機関の運転状態に応じて最適とされる目標
相対回転角にフィードバック制御される。しかも、この
実施例では、検出相対回転角Tがカム軸5a、5bの1
回転、すなわち720(°CA)の間に3回演算するこ
とができるため、高い精度をもって高速に各カム軸5
a、5bの相対回転角をフィードバック制御することが
できる。
【0040】次に、ステップ130における検出相対回
転角TR、TLの演算について説明する。まず、クラン
ク位置検出センサ42からのパルス信号Cの処理を説明
する。この実施例では、720(°CA)の間に24個
出力されるパルス信号Cを間引き処理して、240(°
CA)毎のパルス信号CCに変換し、各カム軸の検出相
対回転角Tの演算に使用している。図7は間引き処理の
フローチャート、図8は間引き処理を説明するタイムチ
ャートである。
【0041】この処理では、基準位置検出センサ47か
ら出力されるパルス信号Gと、クランク位置検出センサ
42からのパルス信号Cとを入力とする。まず、基準位
置検出センサ47から出力されるパルス信号Gが検出さ
れ、パルス信号Gが検出された後の1パルス目のパルス
信号Cが検出されると、処理はステップ210から、ス
テップ240に分岐する。
【0042】そして、ステップ240では1個のパルス
信号PC1を発生する。その後、パルス信号Gが検出さ
れた後の9パルス目のパルス信号Cが検出されると、処
理はステップ220から、ステップ240に分岐する。
【0043】そして、ステップ240では1個のパルス
信号PC2を発生する。さらに、パルス信号Gが検出さ
れた後の17パルス目のパルス信号Cが検出されると、
処理はステップ230からステップ240に分岐する。
【0044】そして、ステップ240では1個のパルス
信号PC3を発生する。以上のフローチャートを繰り返
すことで、図8に図示されるように、240(°CA)
毎に発生するパルス信号CCが得られる。
【0045】次に、検出相対回転角TRの演算処理につ
いて説明する。なお、検出相対回転角TLの演算も同様
にして行われる。図9は検出相対回転角TRの演算処理
を示すフローチャート、図10は検出相対回転角TRの
演算処理を説明するタイムチャートである。なお、図1
0(a)はクランク位置検出センサ42のパルス信号に
基づいて得られるクランク位置信号CCを示し、図10
(b)はカム位置検出センサ44からのカム位置信号A
を示している。
【0046】ステップ310では、クランク位置信号C
Cのパルス信号が入力されたか否かを判定し、クランク
位置信号CCのパルス信号の立ち下がりが検出されると
ステップ320に分岐する。
【0047】ステップ320では、マイクロプロセッサ
内のカウンタTIMBをリセットし、時間の計測を開始
させる。このカウンタTIMBにより、クランク位置信
号CCのパルス信号とカム位置信号Aのパルス信号との
時間差DTが計測される。
【0048】ステップ330では、カム位置信号Aのパ
ルス信号が入力されたか否かを判定し、カム位置信号A
のパルス信号の立ち下がりが検出されるとステップ34
0に分岐する。
【0049】ステップ340では、カウンタTIMAの
値をカム位置信号Aのパルス信号の周期TTとして記憶
し、カウンタTIMBの値をクランク位置信号CCのパ
ルス信号とカム位置信号Aのパルス信号との時間差DT
として記憶する。そして、次回の計測に備えてカウンタ
TIMAをリセットし、時間の計測を開始させる。この
カウンタTIMAによりカム位置信号Aのパルス信号の
周期TTが計測される。
【0050】続くステップ350では、周期TTおよび
時間差DTに基づき、相対回転角TRをTR=DT/T
T×240(°CA)として演算する。以上の処理を繰
り返すことで、図10に図示されるように、隣合うクラ
ンク位置信号CCのパルス信号PCnとカム位置信号A
のパルス信号PAnとの時間差DTnが次々に求めら
れ、この時間差DTnに対応した相対回転角TRnがス
テップ350の演算式により次々に求められる。この実
施例では、720(°CA)の期間に3回相対回転角が
演算される。
【0051】以上に説明したようにして各カム軸の検出
相対回転角TR、TLが演算され、各カム軸のバルブタ
イミングを所望の目標相対回転角tにフィードバック制
御するために利用される。
【0052】以上に説明した実施例では、カム軸上に設
置されるパルサに3個の突起を設けるとともに、クラン
ク軸からも240(°CA)毎にパルス信号が得られる
ようにした。このため、クランク軸の2回転の間に、3
回のバルブタイミング(検出相対回転角)の検出が可能
となった。これにより、バルブタイミングを、高い応答
性と、高い精度をもってフィードバック制御することが
できる。
【0053】ここで、上記実施例のようにカム軸とスプ
ケットとの間に中間部材(ピストン17)を介在させる
バルブタイミング調節装置にあっては、中間部材両側の
噛み合い構造(ヘリカルスプライン)のがたのため、カ
ム軸の駆動トルクが変化するとバルブタイミングに僅か
に変化を生じる。また、カム軸の駆動トルクの変化によ
る中間部材の僅かな移動によっても、バルブタイミング
に僅かに変化を生じる。
【0054】このようなバルブタイミングの変化が、制
御装置に検出されると、フィードバック制御の安定性を
損なったり、制御性を悪化させる要因となるが、この実
施例では、カム軸上に設置されるパルサの複数の突起の
位置を、カム軸の駆動トルクの変化量が略等しい位置に
対応させている。このため、カム軸の駆動トルクによる
影響がほぼ等しいタイミングでバルブタイミング(検出
相対回転角)を検出できる。このため、カム軸の駆動ト
ルクの変化による影響を抑制して、各突起に基づいて演
算されるバルブタイミングの誤差を小さく抑制できる。
【0055】しかも、この実施例では、カム軸の角速度
がほぼ等しく、しかも最も小さい値となる位置に対応し
て、3個の突起を位置させている。このため、この実施
例によると、図10に図示される時間差DTn毎のばら
つきを抑制することができる。このため、この検出相対
回転角に基づきフィードバック制御した場合のハンチン
グを抑えることが可能となる。
【0056】なお、カム軸駆動トルクの変化量が同じと
ころでは、カム軸角速度がほぼ等しいので、カム軸駆動
トルクを測定することによりカム位置信号の適切な発生
位置を決めることができる。さらに、カム軸駆動トルク
が小さなところ、すなわちカム軸角速度の変化が小さい
ところにパルサの突起を配置すれば、パルスの取付位置
が多少ずれても、ほぼカム軸角速度の等しいところでカ
ム位置信号を発生させることができる。
【0057】図12および図13は比較例を示す図面で
ある。この比較例では、カム軸に設けられるパルサの突
起を図12の破線PC1、PC2、PC3で示されるよ
うに、カム軸の駆動トルクがそれぞれ大きく異なり、カ
ム軸の角速度も大きく異なる位置に配置している。この
ような配置によりバルブタイミング(検出相対回転角)
を検出すると、図13に図示されるように、各パルス毎
に異なる時間差DD1、DD2、DD3が検出されるこ
ととなる。この比較例ではカム位置信号のパルスPD1
が発生するタイミングは、カム軸角速度がほぼ平均値の
ときであるが、パルスPD2の発生タイミングでは、カ
ム軸角速度が平均値よりも遅いときであるため、時間差
DD2は時間差DD1より大きくなる。一方、パルスP
D3の発生タイミングでは、カム軸角速度が平均値より
も速いときであるため、時間差DD3は小さくなる。こ
のように本発明を適用せず、無作為にカム軸にパルサを
固定したのでは、時間差DDn(1〜3)、すなわちバ
ルブタイミングの検出値の変動が大きくなることがあり
望ましくない。
【0058】なお、以上に述べた実施例では、V型8気
筒の内燃機関に本発明を適用したが、本発明は直列6気
筒など種々の気筒配置の内燃機関に適用可能である。図
11は、直列6気筒型の内燃機関に本発明を適用した実
施例である。この図11の実施例では、カム軸の駆動ト
ルクがほぼ0となる位置に対応して120(°CA)毎
にパルス信号を発生するセンサを設けている。
【0059】また、上記実施例ではカム軸の回転変動が
大きいことに着目し、カム軸の回転に応じて発生される
パルス信号の発生位置を最適な位置に特定したが、一般
にクランク軸にも回転変動が発生する。そこで、クラン
ク軸の回転に応じて発生するパルス信号の発生位置も、
クランク軸の角速度がほぼ等しい位置に対応させてもよ
い。
【0060】また、上記実施例ではクランク軸2回転の
間に3個のパルスを発生させたが、このパルスの数は、
バルブタイミング調節装置による位相変換範囲、要求さ
れる制御精度、要求される応答性などに応じて設定され
るべき数値である。
【0061】また、上記実施例では吸気用カムにバルブ
タイミング調節装置を設けたが、これは排気用カムに設
けられてもよく、その場合には排気用カム軸にカム位置
検出センサが設けられる。
【0062】また、クランク位置検出センサ、およびカ
ム位置検出センサの取付位置は、上記実施例の位置に限
らず、それぞれバルブタイミング調節装置の入力側と出
力側とに対応して設けられればよい。
【0063】また、上記実施例では検出相対回転角T
R、TLが演算される度に制御量を演算するフィードバ
ック制御を採用したが、複数個の検出相対回転角の平均
値に基づいてフィードバック制御を行ってもよい。この
場合にも、本発明を適用することで検出相対回転角の精
度を高め、制御性を高めることができる。
【0064】また、クランク位置検出センサ、カム軸位
置検出センサなどは、パルサと電磁ピックアップとを用
いたものに限らず、ホール素子、磁気抵抗素子などを用
いた種々の形式のセンサを利用することができる。
【0065】
【発明の効果】以上に述べた本発明のバルブタイミング
調節装置の構成および作用によると、カム軸の1回転の
間に複数のカム位置信号を発生させ、カム軸の1回転の
間に複数回の相対回転角の検出を行っても、カム軸の角
速度変動あるいはカム軸の駆動トルク変動に起因する相
対回転角の検出誤差が抑制されるため、バルブタイミン
グをフィードバック制御する際のハンチングを抑え、精
度の良い安定した制御を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1実施例を示す概略構成図
である。
【図2】第1実施例によるバルブタイミング調節装置の
要部断面図である。
【図3】クランク位置検出センサの構成を示す構成図で
ある。
【図4】カム軸のカムプロフィルと、カム位置検出セン
サの構成を示す構成図である。
【図5】第1実施例のカム軸の回転角とカムリフト量、
カム軸駆動トルク、カム軸角速度の関係を示す特性図で
ある。
【図6】制御装置の作動を示すフローチャートである。
【図7】制御装置の作動を示すフローチャートである。
【図8】クランク位置検出センサからのパルス信号の間
引き処理を説明するタイムチャートである。
【図9】制御装置の作動を示すフローチャートである。
【図10】検出相対回転角の検出処理を説明するタイム
チャートである。
【図11】本発明を適用した他の実施例のカム軸の回転
角とカムリフト量、カム軸駆動トルク、カム軸角速度の
関係を示す特性図である。
【図12】比較例のカム軸の回転角とカムリフト量、カ
ム軸駆動トルク、カム軸角速度の関係を示す特性図であ
る。
【図13】比較例による検出相対回転角の検出処理を説
明するタイムチャートである。
【符号の説明】
1 内燃機関 2 クランク軸 3 タイミングチェーン 5a、5b、5c、5d カム軸 13a、13b スプロケット 40a、40b バルブタイミング調節装置 42 クランク位置検出センサ 42a パルサ 42b パルスピックアップ 44 カム位置検出センサ 44a パルサ 44b パルスピックアップ 45 カム位置検出センサ 45a パルサ 45b パルスピックアップ 46 制御装置 47 基準位置検出センサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関のクランク軸とカム軸との間
    に、前記クランク軸に対する前記カム軸の回転位相を変
    化させる位相調節機構を備えたバルブタイミング調節装
    置において、 クランク軸の回転に同期して、クランク位置信号を発生
    するクランク側信号発生手段と、 カム軸の回転に同期して、カム位置信号をカム軸1回転
    当たり複数個発生するカム側信号発生手段と、 前記クランク位置信号と前記カム位置信号との位相差か
    らバルブタイミングを検出する手段と、 運転状態に応じた目標バルブタイミングを算出する手段
    と、 前記バルブタイミングを前記目標バルブタイミングに一
    致させる制御手段とを備え、 前記カム側信号発生手段は、前記カム軸の駆動トルクの
    変化量あるいは前記カム軸の角速度のいずれかが略等し
    くなる回転位置において前記カム位置信号を発生するよ
    う構成されることを特徴とするバルブタイミング調節装
    置。
  2. 【請求項2】 前記カム側信号発生手段は、前記カム軸
    とともに回転し、複数の特徴部が等間隔に設けられたパ
    ルサと、前記パルサの前記特徴部を検出して前記カム軸
    回転同期信号を発生する信号発生手段とを備え、前記パ
    ルサの前記特徴部は、前記カム軸の駆動トルクの変化量
    あるいは前記カム軸の角速度のいずれかが略等しくなる
    回転位置に対応して設けられることを特徴とする請求項
    1記載のバルブタイミング調節装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002130038A (ja) * 2000-10-23 2002-05-09 Nissan Motor Co Ltd 可変バルブタイミング装置の基準位置学習装置
JP2010196481A (ja) * 2009-02-23 2010-09-09 Hitachi Automotive Systems Ltd 可変バルブタイミング機構の制御装置

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