JPH062484B2 - きのこ用培地の充填包装装置 - Google Patents

きのこ用培地の充填包装装置

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JPH062484B2
JPH062484B2 JP62288298A JP28829887A JPH062484B2 JP H062484 B2 JPH062484 B2 JP H062484B2 JP 62288298 A JP62288298 A JP 62288298A JP 28829887 A JP28829887 A JP 28829887A JP H062484 B2 JPH062484 B2 JP H062484B2
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packaging bag
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長史 布施
四郎 山田
勝通 大崎
森彦 酒井
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Kikkoman Corp
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Kikkoman Corp
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【発明の詳細な説明】 (1)産業上の利用分野 本願発明は、おがくずおよびきのこ菌の栄養剤等より成
る粉粒状のきのこ用培地の充填包装装置に関する。
(2)従来技術 本願発明で対象となる粉粒状の物質の充填包装装置とし
て、第1図に示す装置が従来知られている。
該充填包装装置を説明するに、ローラー1に巻かれてい
るシート状の包装材2は、テンション・プーリー3〜6
を介して筒状の充填物投入筒7に周設されている洋服の
衿状のセーラ8と係合し、充填物投入筒7とセーラ8の
間を通って該筒7を包み込むように円筒状に形成され
る。そしてその合せめ9はヒート・シーラー10によ
り、また上下方向は横シール・ヒーター11によりそれ
ぞれシールされ、包装袋12が形成される。
一方充填物投入筒7において、セーラー8の下方に1対
のローラー13とベルト14より成る包装材引出し装置
15が、包装材2を介して充填物投入筒7に押圧されて
設置されており、前記包装材2は該引出し装置15によ
り断続的に引出される。
前述のように構成されて成る従来装置において、ホッパ
ー16に収納されている充填物は、例えば充填物投入筒
7に挿通設置されているスクリュウ・コンベア(図示せ
ず)等により計量されつつ、円筒状に形成されその下部
が横シール装置11によりシールされた包装袋12に投
入される。次いで規定量だけ包装袋12が引出し装置1
5により引出され、今度は図示の如く上部が横シール装
置11により2カ所でシールされ、その間がカッター
(図示せず)により切断され、充填包装工程が完了す
る。
一方残った方のシール部は、次工程の包装袋の底部を形
成する。
(3)本発明が解決しようとする問題点 以上の如き従来装置において包装されたものは、図に示
す如くシール面が平面であるため包装袋12のシール部
が薄い板状となる。従って該装置によりきのこ用培地を
充填すると、シール部近辺に位置するきのこ培地は部分
的に乾燥しやすく、結果として培地に含まれているきの
こ菌が死滅することが多く、改良の余地が残されてい
た。
特にきのこ用培地を充填する場合、きのこ菌の活性維持
のために、ポリエチレン等の包装材に小孔を設けておく
必要があるために、この乾燥傾向は一層顕著である。
このような状況の中で包装袋の形状を乾燥しにくい円柱
状に形成すべく鋭意研究の結果、包装袋を振動させ充填
物を圧縮し、充填物の上面近辺の包装袋を引っ張りなが
ら包装袋を成型し、かつシール部を棒状にまとめて結束
シールすれば包装袋を部分的にも乾燥しにくい円柱状に
形成できることをを知見し本願発明を完成させた。
シート状の包装材を筒状に形成しその内部へ粉粒状物質
を充填するよう構成された充填装置において、前記シー
ト状包装材より形成され粉粒状のきのこ用培地が充填さ
れた包装袋を載置しそれを上下方向に振動させる振動装
置、シート状包装材の流れに直交して進退自在に形成さ
れた包装袋挟持装置と包装袋押圧装置よりなり包装袋に
おける充填部の直上部を平面的にしごくしごき装置、該
しごき装置の作動方向に直交して進退自在に形成され平
面状になったしごき部の包装袋を両側面から挟み込むよ
うにして棒状に結束し該棒状部において少なくとも2ヵ
所でシールする結束シール装置、および該各々シール箇
所の中間部包装袋を切断する切断装置より成るきのこ用
培地の充填包装装置である。
(4)問題点を解決するための手段 きのこ用培地の充填包装工程は第4〜8図で説明する
が、まず第2図および第3図は、包装材20,21より
包装袋22が形成されそこにきのこ用培地24の充填が
完了した時点を示している。
まず第2図において20,21はポリエチレン等のシー
ト状をした包装材であるが、本願においては包装材を2
枚重ねて包装袋22を形成し、それぞれの包装材20,
21にはきのこ用培地の活性維持のために小孔が設けら
れている。
17は充填物投入筒7に挿入されたスクリュウ・コンベ
アで、その回転の数に応じた規定量のきのこ用培地が投
入される。
25は包装袋22の振動装置で、シリンダー26、およ
び該シリンダー26のロッド先端部に固定された円板状
の底板27より成り、シリンダー26の作用で底板27
は振動するよう構成されている。きのこ用培地24の充
填された包装袋22は、該底板27上に載置され、振動
装置25で上下方向に振動されることにより、きのこ培
地24を圧縮し包装袋22を円柱状に成型する。
28は包装袋22のしごき装置で、包装袋挟持装置2
9、および包装袋押圧装置30より構成される。包装袋
挟持装置29は1対のシリンダー31,32、および断
面コ字状をしたチャンネル状の1対の挟持部材33,3
4より成り、挟持部材33、34のそれぞれの背面35
がシリンダー31,32のロッドに固定されており、挟
持部材33,34の先端部が包装袋22を介して相対向
するよう配設されている。そして挟持部材33,34は
シリンダー31,32の作用で進退自在に構成されてお
り、包装袋22における充填部の直上部36を該部材3
3、34で挟持するような位置に、包装袋挟持装置29
は設置される。なお一方の挟持部材例えば34の垂直部
37の中央部は開口されており、後述する包装袋22の
切断装置が該開口部を通って進退自在になるよう開放さ
れている。
一方包装袋押圧装置30はシリンダー39、およびその
ロッド先端部に固定された平板状の包装袋22の押圧部
材40より成り、該部材40はシリンダー39の作用で
進退自在に構成されている。包装袋押圧装置30は包装
袋22の流れに関して、包装袋挟持装置29より上流側
に位置するよう設置される。なお包装袋挟持装置29と
包装袋押圧装置30の作動方向は同軸方向である。
前記しごき装置28は、充填された包装袋22における
充填部の直上部36をまず包装袋挟持装置29で挟持
し、さらに包装袋押圧装置30で包装袋22を押圧する
形で引っ張る作用をする。
次に第3図において、41はステープラーの如く包装袋
22の結束シール装置で、結束金具受け装置42、およ
び結束金具押圧装置43より成る。
まず結束金具受け装置42はシリンダー44、およびそ
のロッドの先端部に固定されたコ字状の金具受け部材4
5より成り、シリンダー44の作用で金具受け部材45
は進退自在に構成されている。
一方結束金具押圧装置43はシリンダー46、そのロ
ッド先端部に固定されたコ字状の金具押圧部材47、お
よび該金具押圧部材46と係合する金具収納部材48よ
り成り、金具押圧部材47はシリンダー46の作用で前
記金具受け部材45と同様に進退自在に構成されてお
り、進行時に金具押圧部材47と金具収納部材48は係
合し、該部材48よりシール金具を取り出すよう形成さ
れている。
結束シール装置41は前記包装袋挟持装置29の挟持部
材33,34で形成される矩形の空間部49内で、該装
置41の金具受け部材45および金具押圧部材47が進
退自在になるような位置に設置される。従ってしごき装
置29と結束シール装置41の作動方向は直交すること
になる。
そして結束シール装置41はしごき装置29の作用によ
り平面状になった包装袋22の両側面から挟み込むよう
にして中央部で一本の棒状にまとめつつ、金具押圧部材
47と金具受け部材45が当接して第3図に示すように
2ヵ所で結束シールされる。
このように2ヵ所で結束シールするのは、その中央部5
0を切断し、きのこ用培地の充填を完了させると同時
に、次工程における包装袋22の底部を形成するためで
ある。
51は包装袋22の切断装置で、シリンダー52、およ
びそのロッドの先端部に固定されたカッター53より成
り、第3図における包装袋22結束部の中央部50を切
断するもので、カッター53は前述の如く挟持部材34
の開口部54を通って進退自在に構成されている。
55は充填工程が終了した包装袋22の排出装置で、シ
リンダー56の作用で包装袋22を底板27より離脱さ
せるための装置である。
57はコントローラーで、切換弁58,59を介してシ
リンダー26,31の往復動を制御する装置で、他のシ
リンダーも同様に制御される。以下に第4図〜8図を基
に本願発明の作用を説明する。
まず第4図は充填工程を示し、包装材20,21の引出
し装置15によりある程度引出され、金具は結束により
底部が形成された包装袋22に、スクリュウ・コンベア
17により規定量のきのこ用培地24が充填される。
第5図は充填物の圧縮工程で、底板27に載置された包
装袋22を振動装置25により振動させ、充填されたき
のこ用培地24を圧縮し、包装袋22の形状を円柱状に
成型する。
第6図は包装袋22のしごき工程で、包装袋挟持装置2
9で包装袋22における充填部の直上部36をまず挟持
し、次いで包装袋押圧装置30で包装袋22を押圧する
形で引っ張り、該挟持部の包装袋22を直線状に形成す
ると同時に、さらに充填物を圧縮し、次の結束工程の準
備とする。
第7図は結束シール工程で、前工程で平面状に形成され
た包装袋22を結束シール装置41により2ヵ所で結束
シールする工程で、図は結束シール後金具受け部材45
と金具押圧装置46が離間した時点を示している。
第8図は切断工程で、2ヵ所で結束シールされたその中
間部を切断装置51で切断する工程で、切断後しごき装
置29の挟持部材33,34は引き戻され、次いで排出
装置55により底板27から離脱されコンベア等で排出
される。
(5)発明の効果 本願発明は以上の如く構成されており、粉粒状のきのこ
培地を包装袋に充填後圧縮し円柱状に形成することがで
きるため、きのこ培地が部分的に乾燥することがなく、
きのこ菌の発育に良好な環境を作ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の斜視図、第2図は本願発明の正面
図、第3図は側面図、第4〜8図はきのこ用培地の充填
包装工程の説明図をそれぞれ示す。 なお図面において7は充填物投入筒、15は包装材引出
し装置、20,21は包装材、22は包装袋、24はき
のこ用培地、27は底板、28はしごき装置、29は包
装袋挟持装置、30は包装袋押圧装置、33,34は挟
持部材、41は結束シール装置、42は結束金具受け装
置、43は結束金具押圧装置、51は切断装置、55は
排出装置、57はコントローラーをそれぞれしめす。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シート状の包装材を筒状に形成しその内部
    へ粉粒状物質を充填するよう構成された充填装置におい
    て、前記シート状包装材より形成され粉粒状のきのこ用
    培地が充填された包装袋を載置しそれを上下方向に振動
    させる振動装置、シート状包装材の流れに直交して進退
    自在に形成された包装袋挟持装置と包装袋押圧装置より
    なり包装袋における充填部の直上部を平面的にしごくし
    ごき装置、該しごき装置の作動方向に直交して進退自在
    に形成され平面状になったしごき部の包装袋を両側面か
    ら挟み込むようにして棒状に結束し該棒状部において少
    なくとも2カ所でシールする結束シール装置、および該
    各々シール箇所の中間部包装袋を切断する切断装置より
    成るきのこ用培地の充填包装装置。
JP62288298A 1987-12-14 1987-12-14 きのこ用培地の充填包装装置 Expired - Lifetime JPH062484B2 (ja)

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JP62288298A JPH062484B2 (ja) 1987-12-14 1987-12-14 きのこ用培地の充填包装装置
US07/243,483 US4922650A (en) 1987-12-14 1988-09-12 System for manufacturing solid medium

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JPH01167006A JPH01167006A (ja) 1989-06-30
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Families Citing this family (2)

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EP0350617A3 (de) * 1988-07-15 1990-04-11 PMB Holding B.V. Verfahren zum Formen, Füllen und Verschliessen von Schlauchbeutelpackungen und Vorrichtung zur Durchführung des Verfahrens
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JPS5292964U (ja) * 1975-12-31 1977-07-12
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