JPH06247004A - インク塗工装置 - Google Patents

インク塗工装置

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JPH06247004A
JPH06247004A JP5789193A JP5789193A JPH06247004A JP H06247004 A JPH06247004 A JP H06247004A JP 5789193 A JP5789193 A JP 5789193A JP 5789193 A JP5789193 A JP 5789193A JP H06247004 A JPH06247004 A JP H06247004A
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film
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Minoru Tabata
穣 田畑
Koichi Tanaka
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フィルムの表面に一定なインク層を形成し、
機械的精度が強く要求されず、装置からのインク漏れを
防ぐ。 【構成】 インク2を毛細管現象によって吸い上げ可能
なインク供給口6,供給路6aを有したインク貯蔵槽7
と、インク供給口6とフィルム1との間に位置して回転
することで、インク供給口6からインク2をフィルム1
表面に供給するインクローラ5と、フィルム1に供給さ
れたインク2によって形成されたインク層1aを平滑か
つ計量するインク平滑部材3とで構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱転写記録装置のイン
ク塗工装置に関し、特にエンドレスのフィルムにインク
を繰り返し塗工するインク塗工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のインク塗工装置では、インク槽か
らローラ等を介してエンドレスフィルムの表面に塗工し
ている。また、特公昭60ー16917号公報に示され
たインク塗工装置は、図14に示すように、インク槽1
5に複数枚の板状ヒータ14の一端を平行に浸漬させ、
板状ヒータ14の中のインクの毛細管現象による吸い上
げ及び吸い込みを利用し、エンドレスフィルム1の表面
にインクを転写している。フィルム1表面に塗工された
インクが少ない場合には、インクを吸い上げ、逆にイン
クが多い場合には、板状ヒータ14が融解したインクを
吸い込むことによって、常に一定量のインクをエンドレ
スフィルム表面に供給している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の塗工装
置は、毛細管現象による吸い上げと吸い込みのバランス
によりエンドレスフィルム1に一定量のインクを常に供
給してインクの厚さを一定にしている。しかし、エンド
レスフィルム表面のインク層は、用紙への転写の有無又
は転写のパターンによりさまざまな凹凸になっている。
このため、エンドレスフィルムに常に一定量のインクを
供給するためには、用紙への転写後に残ったエンドレス
フィルム表面の残量インクを十分に吸い込まなければな
らない。ところが、吸い込み箇所は吸い上げのために毛
細管現象が作用しているので、インクの吸い込みは容易
でない。また、毛細管現象を生じさせるため板状ヒータ
14の隙間はある程度狭くする必要があり、これはイン
クを吸い込む際には抵抗となるので、用紙への転写量が
少ないとエンドレスフィルム表面の残量インクが多くな
り十分なインクの吸い込みができない。このため、エン
ドレスフィルムへのインクの供給量は過多となるから、
インクは厚塗りされて一定なインク層とならず、一様な
転写像が得られないという問題が生じる。また、インク
の吸い上げ口とインクの吸い上げの上部にある加熱ロー
ラとの隙間が、エンドレスフィルム上のインクの厚みに
かなり影響するので、インク吸い上げ口と加熱ローラの
機械的精度が要求されるという欠点がある。さらに、イ
ンク槽の上面が解放されているため、装置を傾けた際に
インクを収容しているインク槽の上面からインクが漏
れ、装置内を汚し易く持ち運び性を低くするという問題
も生じる。
【0004】本発明は、上記問題点にかんがみなされた
もので、一定なインク層を形成し、機械的精度が強く要
求されず、インク漏れを防ぐことのできるインク塗工装
置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる本発明は、被転写物に熱溶融性イ
ンクを転写させるサーマルヘッドに搬送されるエンドレ
スのフィルムの表面に、前記インクを塗工するインク塗
工装置において、外部から前記インクを補充できるイン
ク補充口を一方に有し、毛細管現象によって前記インク
を上方に吸い上げ可能なインク供給路、及び、前記イン
ク供給路の上端に位置するインク供給口を他方に有する
インク貯蔵槽と、前記インクを溶融するために前記イン
ク貯蔵槽に備えられるヒータと、前記インク供給口と前
記フィルムとの間に位置し、回転する際に前記インク供
給口から供給されるインクを前記フィルムの一面に塗工
し、回転停止の際に前記フィルムに塗工しないインクロ
ーラと、前記インクローラのフィルム搬送方向の後方に
位置し、前記インクローラによってフィルム表面に塗工
されたインク層を平滑かつ計量するインク平滑部材とで
構成してある。
【0006】また、請求項3にかかる本発明は、被転写
物に熱溶融性インクを転写させるサーマルヘッドに搬送
されるエンドレスのフィルムの表面に、前記インクを塗
工するインク塗工装置において、外部から前記インクを
補充され、仕切壁で仕切られたインク補充口を一方に有
し、前記インク補充口の下方に仕切壁で複数室に仕切ら
れた主貯蔵室を設け、毛細管現象によって前記インクを
上方に吸い上げ可能なインク供給路、及び、前記インク
供給路の上端に位置して搬送されるフィルムに近接して
前記インクを供給するインク供給口を他方に有し、前記
インク供給路及びインク供給口が仕切壁で複数室に仕切
られているインク貯蔵槽と、前記インクを溶融するため
に前記インク貯蔵槽に備えられるヒータと、前記インク
供給口のフィルム搬送方向の後方に位置し、前記インク
供給口によってフィルム表面に塗工されたインク層を平
滑かつ計量するインク平滑部材とで構成してある。
【0007】また、請求項5にかかる本発明は、被転写
物に熱溶融性インクを転写させるサーマルヘッドに搬送
されるエンドレスのフィルムの表面に、前記インクを塗
工するインク塗工装置において、外部から前記インクを
補充され、仕切壁で仕切られたインク補充口を一方に有
し、前記インク補充口の下方に仕切壁で複数室に仕切ら
れた主貯蔵室を設け、毛細管現象によって前記インクを
上方に吸い上げ可能なインク供給路、及び、前記インク
供給路の上端に位置するインク供給口を他方に有し、前
記インク供給路及びインク供給口が仕切壁で複数室に仕
切られているインク貯蔵槽と、前記インクを溶融するた
めに前記インク貯蔵槽に備えられるヒータと、前記イン
ク供給口と前記フィルムとの間に位置し、回転する際に
前記インク供給口から供給される前記インクを前記フィ
ルムの一面に塗工し、回転停止の際に前記フィルムに塗
工しないインクローラと、前記インクローラのフィルム
搬送方向の後方に位置し、前記インクローラによってフ
ィルム表面に塗工されたインク層を平滑かつ計量するイ
ンク平滑部材とで構成してある。
【0008】また、請求項7にかかる本発明は、被転写
物に熱溶融性インクを転写させるサーマルヘッドに搬送
されるエンドレスのフィルムの表面に、前記インクを塗
工するインク塗工装置において、外部から前記インクを
補充できるインク補充口を一方に有し、毛細管現象によ
って前記インクを上方に吸い上げ可能なインク供給路、
及び、前記インク供給路の上端に位置し、搬送されるフ
ィルムに近接して前記インクを供給するインク供給口を
他方に有し、前記インク供給口のフィルム搬送方向の前
後に位置し、前記インク供給口付近の余剰インクを回収
するインク回収口を複数設けているインク貯蔵槽と、前
記インクを溶融するために前記インク貯蔵槽に備えられ
るヒータと、前記インク供給口のフィルム搬送方向の後
方に位置し、前記インク供給口によってフィルム表面に
塗工されたインク層を平滑かつ計量するインク平滑部材
とで構成してある。
【0009】また、請求項9に係る本発明は、被転写物
に熱溶融性インクを転写させるサーマルヘッドに搬送さ
れるエンドレスのフィルムの表面に、前記インクを塗工
するインク塗工装置において、外部から前記インクを補
充できるインク補充口を一方に有し、毛細管現象によっ
て前記インクを上方に吸い上げ可能なインク供給路、及
び前記インク供給路の上端に位置するインク供給口とを
他方に有し、後記インクローラのフィルム搬送方向の前
後及び後記インク平滑部材の前に位置して後記インクロ
ーラ及び後記インク平滑部材付近の余剰インクを回収す
るインク回収口を複数設けているインク貯蔵槽と、前記
インクを溶融するために前記インク貯蔵槽に備えられる
ヒータと、前記インク供給口と前記フィルムとの間に位
置し、回転する際に前記インク供給口から供給される前
記インクを前記フィルムの一面に塗工し、回転停止の際
に前記フィルムに塗工しないインクローラと、前記イン
クローラのフィルム搬送方向の後方に位置し、前記イン
クローラによってフィルム表面に塗工されたインク層を
平滑かつ計量するインク平滑部材とで構成してある。
【0010】
【作用】上記のように構成した請求項1及び請求項2に
かかる本発明においては、インク供給路,インク供給口
を毛細管現象によってインクが昇る。インクローラの回
転によってインク供給口のインクがフィルムの表面に供
給される。インクが供給され、フィルムに形成されたイ
ンク層はインク平滑部材によって平滑かつ計量される。
【0011】また、請求項3及び請求項4にかかる本発
明においては、インク補充口,主貯蔵室,インク供給
路,インク供給口が仕切壁で仕切られ、装置を傾けたと
き収容されているインクの流れが緩和される。インク供
給口まで毛細管現象によって昇ったインクは、フィルム
に接して供給される。
【0012】また、請求項5及び請求項6に係る本発明
においては、インク供給路,インク供給口を毛細管現象
によってインクが昇る。インクローラの回転によって供
給口のインクがフィルムの表面に供給される。インク補
充口,主貯蔵室,インク供給路,インク供給口が仕切壁
で仕切られ、装置を傾けたとき収容されているインクの
流れが緩和される。
【0013】また、請求項7及び請求項8に係る本発明
においては、インク供給口,インク平滑部材付近の余剰
インクがインク回収口から回収される。インク供給口ま
で毛細管現象によって昇ったインクは、フィルムに接し
て供給される。
【0014】また、請求項9及び請求項10に係る本発
明においては、インク供給口,インク平滑部材付近の余
剰インクがインク回収口から回収される。インク供給
路,インク供給口を毛細管現象によってインクが昇る。
インクローラの回転によって供給口のインクがフィルム
の表面に供給される。また、請求項11に係る本発明に
おいては、インクローラのフィルム搬送方向と逆方向へ
の回転によって、インクにずりが生じて流動性を増して
フィルムに供給され易い。また、請求項12に係る本発
明においては、曲面上の溝にインクが入り込んで、イン
ク層が均一にされる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。 (請求項1及び請求項2に対応する実施例)図1は、本
発明に係るインク塗工装置を用いた熱転写記録装置の構
成図であり、図2は第1実施例のインク塗工装置の断面
図である。インク塗工装置は、インク平滑部材3,ヒー
タ4,インクローラ5及び蓋9を有したインク貯蔵槽7
で構成されている。インク貯蔵槽7は、熱伝導性の良い
アルミニウム及びステンレス等の材料で構成され、イン
ク補充口10を一方に設け、インク補充口10と連通し
ているインク供給口6及びインク供給路6aを他方に一
体形成して構成されている。蓋9はインク貯蔵槽7に収
容されたインク2が外部に漏れないようにするだけでな
く、図示を省略した調圧孔又は調圧弁を有してインク貯
蔵槽7内の空気圧の変化を緩和させている。熱溶融性の
インク2は、顔料、カルナウバワックス、エステルワッ
クス等から組成され、融点70乃至75℃、粘度50乃
至1000cps(90℃)の黒色インクであり、イン
ク貯蔵槽7に収容されてインク貯蔵槽7の下部に設けた
ヒータ4によって溶融される。インク供給口6及びイン
ク供給路6aは、0.1ないし1.5mmの隙間幅を有
し、インク2を毛細管現象によって吸い上げることがで
きる。なお、特に顕著な毛細管現象は、0.1ないし
0.8mmの隙間幅で確認される。
【0016】インク供給口6とフィルム1との間には、
図3に示すように、インク供給口6と0.1ないし2m
mの微少な隙間を有し、フィルム1搬送方向と同方向に
回転可能な円筒状のインクローラ5が保持されている。
従って、インクローラ5の下側でインク供給口6との隙
間には、毛細管現象によって常にインク2が充満されて
いる。この隙間も0.1ないし0.8mmの範囲におい
て顕著な効果が認められる。但し、上述した数値範囲の
隙間ではインク2が充満する程度であり、溢れ出すこと
はない。また、インクローラ5は熱伝導性の良いステン
レス又はアルミニウム等のローラ(肉厚が1乃至2mm
の管を使用)であり、表面がサンドブラストあるいはナ
ール溝等の加工によって粗面状にされている。このた
め、インクローラ5が回転すると下側に充満するインク
2を粗面によって上側に供給し、回転を停止するとイン
ク2の供給も停止する。なお、インクローラ5はフィル
ム1と同速に単独駆動又はフィルム1の従動として回転
制御されている。
【0017】インク平滑部材3は、平滑な表面を持つ丸
棒(ステンレスあるいはアルミニウムから成る)の表面
に、0.1乃至0.5mmの線径のワイヤが隙間なく巻
かれたもので、インクローラ5のフィルム1搬送方向の
後方に位置し、インク2の融点以上の所定の温度に制御
されている。なお、図1中の符号8は熱転写記録装置の
ローラ、11はプラテン、12はフィードローラ、13
はサーマルヘッド、16は用紙である。
【0018】次に、第1実施例のインク塗工装置の動作
を説明する。図1より、エンドレスのフィルム1に塗工
されたインク2は、サーマルヘッド13によって用紙1
6に転写される。転写後のフィルム1はフィードローラ
12の駆動によりインク塗工装置に搬送される。転写後
のフィルム1表面のインク層1aは用紙16への転写の
有無又は転写のパターンにより様々な凹凸になってい
る。
【0019】他方、毛細管現象によってインク供給口6
に満たされたインク2は、フィルム1の搬送方向と同方
向に回転駆動もくは従動するインクローラ5の回転によ
りフィルム1の一方の面に供給される。インクローラ5
の表面が砂目状あるいはナール溝等の粗面状であるた
め、インクローラ5によってフィルム1の表面に形成さ
れたインク層1aに、むらが生じている。そのため、供
給されたインク2が凝固しないうちにインク平滑部材3
によって、平滑かつ所定の厚みに形成される。すなわ
ち、むらのあるインク層1aが、ワイヤ間に入り込んで
均一になり、フィルム1の平滑部材3への巻き付け部分
によりインク2の塗工厚を一定にする。このように、イ
ンク補充口10にインク2を補充するだけで繰り返し用
紙16にインク2を転写することができる。
【0020】以上から、インク供給口6のインク2は、
インクローラ5の回転によってフィルム1の表面に供給
されるため、インクローラ5が回転しない限りインク供
給口6から新たにインク2は供給されない。このため、
装置を傾けてもインク2が容易に漏れることがない。ま
た、フィルム1の表面に塗工されたインク2はインク平
滑部材3によって所定の厚さに平滑され、インク層1a
の厚さが常に一定に保持される。
【0021】(請求項3及び請求項4に対応する実施
例)図4は、第2実施例を用いた熱転写記録装置の構成
図であり、上述した第1実施例と共通する構成及び動作
についての説明は省略し、異なる特徴部分を説明する。
図5及び図6より、第1実施例と比較してインクローラ
5がない点で異なり、またインク貯蔵槽7は、インク補
充口10からインク供給口6までのインク流路をインク
2の流動する方向と平行に5乃至100mmの等間隔に
仕切壁6b,10bによって仕切られて複数室に形成さ
れている。インク補充口10の下方は、仕切壁10bに
よって複数室に仕切られた主貯蔵室10aが設けられて
大部分のインク2が収容される。前記5乃至100mm
の数値は、インク供給口6及びインク供給路6aの隙間
幅に対してのインク2の昇り高さ及びインク2の粘度・
表面張力によって決定されたものであり、適宜選択され
る。なお、等間隔に仕切ることに限定されずに、上記数
値範囲内であれば任意間隔に仕切ることもできる。ま
た、第1実施例と異なりインクローラ5が設けられてい
ない。このためインク供給口6は、フィルム1に近接し
た位置に配設され、反対側に設けられた押さえ部材のフ
ェルト17(又は回転ローラでもよい)と共にフィルム
1を挟持し、インク供給路6aを毛細管現象によって吸
い上げられたインク2をフィルム1に供給する。また、
インク供給口6の仕切壁6aには、僅かな段差を有して
インク2が溜まり易くなっており、フィルム1にインク
2が塗工可能になっている。
【0022】次に、第2実施例の動作について説明す
る。フィードローラ12によって搬送されたフィルム1
がインク供給口6に接すると、インク2がインク供給路
6aを毛細管現象によって昇りだし、フィルム1の反対
側に位置するフェルト17によってフィルム1が押さえ
つけられ、インク供給口6に接することでフィルム1の
一方の面に供給される。この供給されたインク層1aに
はむらが生じているが、第1実施例と同様に凝固前にイ
ンク平滑部材3によって平滑かつ所定の厚みに形成され
る。
【0023】インク貯蔵層7内のインク2は、インク補
充口10,主貯蔵室10a,インク供給路6a及びイン
ク供給口6が上述のごとく複数室に仕切られており、装
置を傾けた際のインク2はインク粘度・表面張力によっ
て保持されて容易に漏れることがない。また、装置を傾
けたとき、複数室に仕切られているために各仕切壁6
b,10bによってインク2の流れが緩和され、仕切壁
6b,10bのない場合に比べてインク漏れに対して有
利となる。さらには、複数室に仕切ると、インク2の保
持高さ(昇り高さ)が低くでき、インク供給路6a,供
給口6の隙間幅やインク量等のマージンアップにもな
る。本請求項に対応する他の実施例としては、仕切壁6
bをインク供給路6a,インク供給口6のみに設けた構
成を採用することもできる。
【0024】(請求項5及び請求項6に対応する実施
例)図7は第3実施例のインク塗工装置の断面図であ
り、上述した第1実施例及び前記第2実施例を組み合わ
せた構成である。従って、インク貯蔵槽7は前記第2実
施例と同様に、インク補充口10からインク供給口6ま
でのインク流路をインク2の流動する方向と平行に5乃
至100mmの等間隔に仕切壁6b,10bによって仕
切られて複数室に形成されている。このため、装置を傾
けた場合などは、上述した第2実施例と同様にインク2
の移動を仕切壁6b,10bが緩和し、インク2の漏れ
を防止する。
【0025】また、第1実施例と同様の構成及び動作の
インクローラ5であるため、詳細な説明は省略するが、
インクローラ5が回転しない場合、フィルム1にインク
2が供給されずにインク2の漏れ防止を行う。インク平
滑部材3も第1実施例と同じ構成で同様にフィルム1の
インク層1aを平滑かつ一定の厚さに形成する。
【0026】(請求項7及び請求項8に対応する実施
例)図8は、第4実施例を用いた熱転写記録装置の構成
図であり、上述した第1実施例と共通する構成について
の説明は省略し、異なる特徴部分を説明する。図9及び
図10より、第4実施例は第1実施例と比較してインク
ローラ5がない点で異なる。そして、インク貯蔵槽7
は、インク供給口6の前後に2つのインク回収口18
a,18bを設け、インク供給口6付近の余剰インクを
回収可能としている。インク回収口18a,18bは、
その隙間幅が0.1乃至3mmであり、インク供給口6
と同じ高さ又は0.01乃至5mmの段差の低い位置に
設けられている。また、インク回収口18a,18bの
下方への形状は、図11及び図12に示すように、傾斜
18cをつけてインク回収経路の開口面積を漸減させた
構成(図11参照)、溝18dをつけてインク回収経路
をジグザグとした構成(図12参照)とし、一度回収し
たインク2を逆流させて漏らさないようにしている。な
お、前記傾斜18c,溝18dの形状はインク2の粘度
や表面張力等が変わった場合に対応して異なる形状・大
きさを選択できる。また、第1実施例と異なりインクロ
ーラ5が設けられていない。このためインク供給口6
は、上述した第2実施例と同様に、フィルム1に近接し
た位置に配設されている。そして、反対側に設けられた
押さえ部材のフェルト17(又は回転ローラでもよい)
と共にフィルム1を挟持して、インク供給路6aを毛細
管現象によって吸い上げられたインク2をフィルム1に
供給する。
【0027】次に、第4実施例の特徴的動作について説
明する。インク供給口6から供給されたインク2が余剰
な場合、インク回収口18aによって余剰インクが回収
される(図10参照)。また、フィルム1の表面のイン
ク層1aがインク平滑部材3によって擦られ掻き取られ
た際、余剰インクが生じるがインク回収口18bによっ
て回収される。このように、インク供給口6やインク平
滑部材3付近で生じた余剰インク2は、インク回収口1
8a,18bによって回収されるために、装置を傾けて
もインク2の漏れを容易に防止できる。なお、インク平
滑部材3の平滑動作等は第1実施例と同様である。
【0028】(請求項9及び請求項10に対応する実施
例)図13に示した第5実施例は、上述した第1実施例
に対して前記第4実施例で述べたインク回収口18a,
18bを設けた構成であり、インクローラ5及びインク
平滑部材3の周辺の余剰インク2を回収することができ
る。従って、第1実施例のインクローラ5が回転しない
限りインク供給口6から新たにインク2は供給されずに
漏れを防止することに加えて、余剰インクを回収するこ
とによる漏れの防止が図られる。
【0029】(請求項11に対応する実施例)第6実施
例としては、上述した第1,第3,第5実施例に対して
インクローラ5が、フィルム1の搬送方向と逆方向に回
転駆動される構成である。この逆回転することによっ
て、インク2にせん断力を与えることによってインク2
が流動しやすくなり、インク2にズリが生じてフィルム
1に供給され易くなる。
【0030】(請求項12に対応する実施例)第7実施
例としては、上述した第1実施例乃至第6実施例に対し
て、インク平滑部材3が、図示を省略するが例えば断面
形状扇型として、その曲面に均等でかつ微少な間隔を有
する溝を、旋盤あるいは化学処理等で形成された構成と
したもので、上述した他実施例と同様の動作を行う。
【0031】
【発明の効果】以上のように請求項1,請求項2,請求
項5,請求項6,請求項9及び請求項10にかかる本発
明によると、毛細管現象によって昇ったインクをインク
供給口からインクローラを回転させたときだけフィルム
に供給するようにしている。
【0032】また、請求項3,請求項4,請求項5及び
請求項6にかかる本発明によると、インク貯蔵槽のイン
ク補充口,インク供給口などを仕切壁によって複数室に
仕切るようにしている。
【0033】また、請求項7,請求項8,請求項9及び
請求項10にかかる本発明によると、インク供給口,イ
ンク平滑部材の付近にインク回収口を設けて、余剰イン
クをインク貯蔵槽へ回収するようにしている。
【0034】また、請求項1乃至請求項10にかかる本
発明によると、フィルムに形成されたインク層をインク
平滑部材で平滑・計量するようにしている。これによ
り、インク漏れを防止でき、かつ常に安定した一定のイ
ンク層をフィルム表面に塗工できる。また、一体形成の
インク貯蔵槽のため機械的精度を省くことができる。そ
して、これらの結果、熱転写記録装置の内部などを汚す
ことがなく、高画質の記録が得られ、信頼性の高い熱転
写記録装置を提供できる。
【0035】更に、請求項11にかかる本発明による
と、インクローラをフィルム搬送方向と逆方向に回転さ
せるようにしたので、インクがフィルムに供給され易く
なる。
【0036】また、請求項12に係る本発明によると、
均等でかつ微少な間隔を有する溝の曲面を有するインク
平滑部材としたので、フィルム表面のインク層を均一に
形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のインク塗工装置を備えた熱転写記
録装置の構成図である。
【図2】第1実施例のインク塗工装置の断面図である。
【図3】同上のインクローラ付近の拡大断面図である。
【図4】第2実施例のインク塗工装置を備えた熱転写記
録装置の構成図である。
【図5】第2実施例のインク貯蔵槽の斜視図である。
【図6】第2実施例のインク塗工装置の断面図である。
【図7】第3実施例のインク塗工装置の断面図である。
【図8】第4実施例のインク塗工装置を備えた熱転写記
録装置の構成図である。
【図9】第4実施例のインク貯蔵槽の斜視図である。
【図10】第4実施例のインク塗工装置の断面図であ
る。
【図11】第4実施例のインク供給回収口の内部斜視図
である。
【図12】第4実施例のインク供給回収口の内部斜視図
である。
【図13】第5実施例のインク塗工装置の断面図であ
る。
【図14】従来のインク塗工装置の断面図である。
【符号の説明】
1…フィルム 1a…インク層 2…インク 3…インク平滑部材 5…インクローラ 6…インク供給口 6a…インク供給路 7…インク貯蔵槽 10…インク補充口 10a…主貯蔵室 18a,18b インク回収口

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被転写物に熱溶融性インクを転写させる
    サーマルヘッドに搬送されるエンドレスのフィルムの表
    面に、前記インクを塗工するインク塗工装置において、 外部から前記インクを補充できるインク補充口を一方に
    有し、毛細管現象によって前記インクを上方に吸い上げ
    可能なインク供給路、及び、前記インク供給路の上端に
    位置するインク供給口を他方に有するインク貯蔵槽と、 前記インクを溶融するために前記インク貯蔵槽に備えら
    れるヒータと、 前記インク供給口と前記フィルムとの間に位置し、回転
    する際に前記インク供給口から供給されるインクを前記
    フィルムの一面に塗工し、回転停止の際に前記フィルム
    に塗工しないインクローラと、 前記インクローラのフィルム搬送方向の後方に位置し、
    前記インクローラによってフィルム表面に塗工されたイ
    ンク層を平滑かつ計量するインク平滑部材とで構成され
    ることを特徴とするインク塗工装置。
  2. 【請求項2】 前記インク供給口及びインク供給路の隙
    間幅が0.1ないし1.5mmであり、 前記インクローラと前記インク供給口との隙間が0.1
    ないし2mmであり、 前記インクローラが粗面状の外周面を有し、フィルム搬
    送方向と同方向に回転して前記外周面が回転と共にイン
    クをフィルム表面に供給し、 前記インク平滑部材が、円柱に線径0.1ないし0.5
    mmのワイヤを巻き付けられ、インク融点以上の温度に
    制御されることを特徴とする請求項1に記載されたイン
    ク塗工装置。
  3. 【請求項3】 被転写物に熱溶融性インクを転写させる
    サーマルヘッドに搬送されるエンドレスのフィルムの表
    面に、前記インクを塗工するインク塗工装置において、 外部から前記インクを補充され、仕切壁で仕切られたイ
    ンク補充口を一方に有し、前記インク補充口の下方に仕
    切壁で複数室に仕切られた主貯蔵室を設け、毛細管現象
    によって前記インクを上方に吸い上げ可能なインク供給
    路、及び、前記インク供給路の上端に位置して搬送され
    るフィルムに近接して前記インクを供給するインク供給
    口を他方に有し、前記インク供給路及びインク供給口が
    仕切壁で複数室に仕切られているインク貯蔵槽と、 前記インクを溶融するために前記インク貯蔵槽に備えら
    れるヒータと、 前記インク供給口のフィルム搬送方向の後方に位置し、
    前記インク供給口によってフィルム表面に塗工されたイ
    ンク層を平滑かつ計量するインク平滑部材とで構成され
    ることを特徴とするインク塗工装置。
  4. 【請求項4】 前記インク供給口及びインク供給路の隙
    間幅が0.1ないし1.5mmであり、 前記インク補充口,主貯蔵室,インク供給路及びインク
    供給口が、5ないし100mmの任意間隔又は等間隔に
    仕切られ、 前記インク平滑部材が円柱に線径0.1ないし0.5m
    mのワイヤを巻き付けられ、インク融点以上の温度に制
    御されることを特徴とする請求項3に記載されたインク
    塗工装置。
  5. 【請求項5】 被転写物に熱溶融性インクを転写させる
    サーマルヘッドに搬送されるエンドレスのフィルムの表
    面に、前記インクを塗工するインク塗工装置において、 外部から前記インクを補充され、仕切壁で仕切られたイ
    ンク補充口を一方に有し、前記インク補充口の下方に仕
    切壁で複数室に仕切られた主貯蔵室を設け、毛細管現象
    によって前記インクを上方に吸い上げ可能なインク供給
    路、及び、前記インク供給路の上端に位置するインク供
    給口を他方に有し、前記インク供給路及びインク供給口
    が仕切壁で複数室に仕切られているインク貯蔵槽と、 前記インクを溶融するために前記インク貯蔵槽に備えら
    れるヒータと、 前記インク供給口と前記フィルムとの間に位置し、回転
    する際に前記インク供給口から供給される前記インクを
    前記フィルムの一面に塗工し、回転停止の際に前記フィ
    ルムに塗工しないインクローラと、 前記インクローラのフィルム搬送方向の後方に位置し、
    前記インクローラによってフィルム表面に塗工されたイ
    ンク層を平滑かつ計量するインク平滑部材とで構成され
    ることを特徴とするインク塗工装置。
  6. 【請求項6】 前記インク供給口及びインク供給路の隙
    間幅が0.1ないし1.5mmであり、 前記インクローラと前記インク供給口との隙間が0.1
    ないし2mmであり、 前記インクローラが粗面状の外周面を有し、フィルム搬
    送方向と同方向に回転して前記外周面が回転と共に前記
    インクをフィルム表面に供給し、 前記インク補充口,主貯蔵室,インク供給路及びインク
    供給口が、5ないし100mmの任意間隔又は等間隔に
    仕切られ、 前記インク平滑部材が、円柱に線径0.1ないし0.5
    mmのワイヤを巻き付けられ、インク融点以上の温度に
    制御されることを特徴とする請求項5に記載されたイン
    ク塗工装置。
  7. 【請求項7】 被転写物に熱溶融性インクを転写させる
    サーマルヘッドに搬送されるエンドレスのフィルムの表
    面に、前記インクを塗工するインク塗工装置において、 外部から前記インクを補充できるインク補充口を一方に
    有し、毛細管現象によって前記インクを上方に吸い上げ
    可能なインク供給路、及び、前記インク供給路の上端に
    位置し、搬送されるフィルムに近接して前記インクを供
    給するインク供給口を他方に有し、前記インク供給口の
    フィルム搬送方向の前後に位置し、前記インク供給口付
    近の余剰インクを回収するインク回収口を複数設けてい
    るインク貯蔵槽と、 前記インクを溶融するために前記インク貯蔵槽に備えら
    れるヒータと、 前記インク供給口のフィルム搬送方向の後方に位置し、
    前記インク供給口によってフィルム表面に塗工されたイ
    ンク層を平滑かつ計量するインク平滑部材とで構成され
    ることを特徴とするインク塗工装置。
  8. 【請求項8】 前記インク供給口及びインク供給路の隙
    間幅が0.1ないし1.5mmであり、 前記インク回収口が、その隙間幅を0.1ないし3mm
    とし、その設置高さが前記インク供給口に比べて同じ又
    は低く、前記インク回収口からのインク回収路が開口面
    積を漸減又は経路をジクザクに形成され、 前記インク平滑部材が、円柱に線径0.1ないし0.5
    mmのワイヤを巻き付けられ、インク融点以上の温度に
    制御されることを特徴とする請求項7に記載されたイン
    ク塗工装置。
  9. 【請求項9】 被転写物に熱溶融性インクを転写させる
    サーマルヘッドに搬送されるエンドレスのフィルムの表
    面に、前記インクを塗工するインク塗工装置において、 外部から前記インクを補充できるインク補充口を一方に
    有し、毛細管現象によって前記インクを上方に吸い上げ
    可能なインク供給路、及び前記インク供給路の上端に位
    置するインク供給口とを他方に有し、後記インクローラ
    のフィルム搬送方向の前後及び後記インク平滑部材の前
    に位置して後記インクローラ及び後記インク平滑部材付
    近の余剰インクを回収するインク回収口を複数設けてい
    るインク貯蔵槽と、 前記インクを溶融するために前記インク貯蔵槽に備えら
    れるヒータと、 前記インク供給口と前記フィルムとの間に位置し、回転
    する際に前記インク供給口から供給される前記インクを
    前記フィルムの一面に塗工し、回転停止の際に前記フィ
    ルムに塗工しないインクローラと、 前記インクローラのフィルム搬送方向の後方に位置し、
    前記インクローラによってフィルム表面に塗工されたイ
    ンク層を平滑かつ計量するインク平滑部材とで構成され
    ることを特徴とするインク塗工装置。
  10. 【請求項10】 前記インク供給口及びインク供給路の
    隙間幅が0.1ないし1.5mmであり、 前記インク回収口が、その隙間幅を0.1ないし3mm
    とし、その設置高さが前記インクローラに比べて同じ又
    は低く、前記インク回収口からのインク回収路が開口面
    積を漸減又は経路をジクザクに形成され、 前記インクローラと前記インク供給口との隙間が0.1
    ないし2mmであり、 前記インクローラが粗面状の外周面を有し、フィルム搬
    送方向と同方向に回転して前記外周面が回転と共にイン
    クをフィルム表面に供給し、 前記インク平滑部材が円柱に、線径0.1ないし0.5
    mmのワイヤを巻き付けられ、インク融点以上の温度に
    制御されることを特徴とする請求項9に記載されたイン
    ク塗工装置。
  11. 【請求項11】 前記インクローラがフィルム搬送方向
    と逆方向に回転されることを特徴とする請求項2,請求
    項6又は請求項10に記載されたインク塗工装置。
  12. 【請求項12】 前記インク平滑部材が、フィルムと接
    触する曲面に均等で微少な間隔を有する溝を設け、イン
    ク融点以上の温度に制御されることを特徴とする請求項
    2,請求項4,請求項6,請求項8,請求項10又は請
    求項11に記載されたインク塗工装置。
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