JPH06246157A - 変性タンパク質固定化担体およびそれを用いる細胞の分離・除去法 - Google Patents

変性タンパク質固定化担体およびそれを用いる細胞の分離・除去法

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JPH06246157A
JPH06246157A JP5035566A JP3556693A JPH06246157A JP H06246157 A JPH06246157 A JP H06246157A JP 5035566 A JP5035566 A JP 5035566A JP 3556693 A JP3556693 A JP 3556693A JP H06246157 A JPH06246157 A JP H06246157A
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JP
Japan
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cell
cells
protein
denatured
denatured protein
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JP5035566A
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English (en)
Inventor
Takaaki Oohara
高秋 大原
Toru Sumiya
徹 角谷
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 変性タンパク質を水不溶性担体に固定化した
細胞吸着体、ならびにその吸着体に細胞含有液を接触さ
せることを特徴とする細胞含有液からの細胞の分離もし
くは除去法である。 【効果】 細胞含有液から有効に細胞を分離または除去
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、変性タンパク質を固定
化した細胞吸着体およびそれを用いる細胞の分離・除去
法に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、白血病患者の血液からの白血
病細胞の除去およびリウマチなどの自己免疫疾患患者の
血液からの病気の原因となっているリンパ球の除去など
といった、細胞含有液からの細胞分離または除去の方法
が必要とされている。
【0003】一方、生体によって生産されるタンパク質
は、一般に高次構造を有しており、生体の維持に必要な
構造タンパク質、酵素、ホルモン、レセプター、キャリ
アーあるいは調節タンパク質などとしての機能を有して
いる。それらの機能を有するタンパク質を高温、有機溶
媒、界面活性剤、還元剤、グアニジン塩や尿素などのタ
ンパク質変性剤あるいは酸やアルカリで処理すると、タ
ンパク質の高次構造が崩れ、その結果タンパク質固有の
機能を失うことになる。これをタンパク質の変性とい
う。このような変性タンパク質を固定化した細胞吸着体
およびそれを用いた細胞の分離法に関しては、いままで
知られていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、細胞吸着力
にすぐれた細胞吸着体、ならびに細胞の分離もしくは除
去法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、変性タンパク
質を水不溶性担体に固定化した細胞吸着体、ならびにそ
の吸着体に細胞含有液を接触させることを特徴とする細
胞含有液からの細胞の分離もしくは除去法に関する。
【0006】
【実施例】本発明者らは、変性タンパク質を固定化した
水不溶性担体に培養細胞を接触させると、未変性タンパ
ク質を固定化した担体と同程度かまたはより強固に細胞
を吸着することを見いだし、さらに多くの研究を重ねる
ことにより本発明を完成するに至った。
【0007】まず、本発明の細胞吸着体について説明す
る。
【0008】本発明の細胞吸着体に用いられる変性タン
パク質は、担体に固定化したばあいに分離・除去を要す
る細胞に対して親和性を有するものであればどのような
ものであってもよい。さらに言えば本発明の細胞吸着体
はその使用目的に適した変性を行なったタンパク質を用
いる必要があり、たとえば医用目的であれば高温あるい
は高圧変性処理により滅菌しておく必要がある。かかる
変性タンパク質の具体例としては、たとえば変性卵白リ
ゾチーム、変性アビジンあるいは変性トリプシンがあげ
られる。
【0009】リゾチーム(EC 3.2.1.17)
は、ムラミダーゼとも呼ばれる細菌細胞壁溶解酵素であ
る。自然界に広く分布しているが、よく研究されている
ニワトリ卵白リゾチームは、分子量約14,300の一本鎖ポ
リペプチドで、分子内に4つのS−S結合を有してい
る。アビジンは、卵白に含まれる糖タンパク質でビオチ
ンと特異的に結合する機能を有している。トリプシン
(EC 3.4.21.4)は、タンパク質分解酵素の
一種で、脊椎動物では消化酵素として機能している。ま
た、タンパク質の変性処理としては、その処理によって
生じる変性タンパク質の細胞に対する親和性が未変性タ
ンパク質に比較して同等もしくは上昇するような変性処
理であれば、どのような処理であってもよい。
【0010】このような変性処理としては、熱処理によ
る変性処理、高圧処理による変性処理(たとえば高温蒸
発滅菌=オートクレーブ)があげられる。これらの滅菌
処理は医用目的の細胞吸着体としては必要不可欠のファ
クターである。またその他の変性処理としては、有機溶
媒、界面活性剤、還元剤、グアニジン塩や尿素などのタ
ンパク質変性剤あるいは酸やアルカリによる処理があげ
られる。
【0011】たとえば高温処理は、タンパク質を50℃
ないし121℃で数秒間ないし1時間加熱する。好まし
くは90℃ないし121℃で5分間ないし30分間加熱
することにより行なう。
【0012】有機溶媒処理は、通常の有機化合物、たと
えばアセトニトリルを含む溶液にタンパク質を接触させ
ることにより行なう。
【0013】界面活性剤処理は、陰イオン性、陽イオン
性、および両性のイオン性界面活性剤もしくは非イオン
性界面活性剤を含む溶液、たとえば1%ドデシル硫酸ナ
トリウム(SDS)溶液にタンパク質を接触させること
により行なう。
【0014】還元剤処理は、ジチオスレイトール、2−
メルカプトエタノール、グルタチオンおよびシステイン
などのSH基を有する還元促進剤を数mMないし数百m
Mの濃度でタンパク質を処理することにより行なう。
【0015】グアニジン塩や尿素などのタンパク質変性
剤による処理は、グアニジン塩のばあいは2ないし8
M、好ましくは4ないし6Mの濃度で、尿素のばあいは
3ないし10M、好ましくは6ないし8Mの濃度でタン
パク質を処理することにより行なう。
【0016】酸やアルカリによる処理は、酸のばあいは
pH5以下、好ましくはpH2ないし3でタンパク質を
処理することにより行ない、アルカリのばあいはpH9
以上、好ましくはpH10ないし11でタンパク質を処
理することにより行なう。
【0017】変性処理は、タンパク質を担体に固定化す
る前、後または固定化と同時のいずれに行なってもよ
い。
【0018】固定化に用いる水不溶性担体としては、変
性タンパク質を固定化しうるものであって水に不溶性の
担体であれば何でも用いられる。かかる担体の具体例と
しては、プラスチックビーズ、プラスチック板、プラス
チックシャーレ、プラスチックマイクロタイタープレー
ト、ファイバー、不織布、親水性ゲルビーズなどがあげ
られる。
【0019】変性タンパク質は、疎水結合、共有結合、
イオン結合などの結合によって担体に固定化することが
できる。ここで疎水結合による固定化とは、タンパク質
を疎水性が強い担体、たとえばポリスチレンからなる担
体に疎水的相互作用を利用して固定することをいう。共
有結合による固定化とは、たとえばカルボジイミドを用
いて、カルボキシル基とアミノ基またはカルボキシル基
と水酸基との間で脱水縮合反応させて共有結合的にタン
パクを固定化することをいう。イオン結合による固定化
とは、たとえばタンパク質をイオン交換体への静電的相
互作用を利用して固定することをいう。
【0020】本発明の細胞吸着体において、固定化され
る変性タンパク質は一種類に限られず、複数種類の変性
タンパク質が固定化されていてもよい。また、さらに変
性タンパク質以外の物質が吸着体に固定化されていても
よい。かかる変性タンパク質以外の物質としては、ウシ
やヒトなどのタンパク質たとえばアルブミン、グロブリ
ンなどのヒト血清に存在するタンパク質があげられる。
これらは変性タンパク質に親和性を有する細胞に対する
吸着体の細胞吸着活性に影響を与えうる。
【0021】変性タンパク質を固定化した吸着体は、変
性タンパク質をプラスチックマイクロタイタープレート
に固定化したばあいなどそのままで用いることもできる
が、たとえば変性タンパク質を固定化したビーズをカラ
ムに充填するなど、その用途に応じた適当なハウジング
におさめて使用することができる。
【0022】つぎに本発明の細胞吸着体を用いる細胞の
分離または除去法について説明する。
【0023】本発明の細胞吸着体を用いる細胞の分離ま
たは除去法を適用することのできる細胞としては、変性
タンパク質に親和性を有する細胞であれば、いずれのも
のでもよい。かかる細胞の具体例としては、たとえばヒ
トの末梢血リンパ球、ヒトT細胞系株化細胞であるJu
rkat細胞(シュナイダー、ユー(Schueider,U.)
ら、インターナショナル ジャーナル オブ キャンサ
ー(Int.J.Cancer)1977年、19巻、
621頁参照)などがあげられる。
【0024】変性タンパク質に親和性を有する細胞を含
有する細胞含有液を調製し、この細胞含有液を本発明の
吸着体と接触させる。接触の時間、温度などの条件は、
細胞吸着体および細胞によって変化する。これにより変
性タンパク質に親和性を有する細胞の、吸着体への吸着
が行われる。具体的には、たとえばマイクロタイタープ
レートを用いるばあいには細胞含有液を適切な時間、た
とえば1〜120分、適切な温度、たとえば0〜40
℃、好ましくは0〜37℃にて変性タンパク質を固定化
したマイクロタイタープレート中でインキュベートする
ことにより、またカラムを用いるばあいには細胞溶液を
適切な流速、適切な温度で吸着体を充填したカラム中を
流すことなどにより行いうる。
【0025】変性タンパク質に親和性を有する細胞が前
記吸着体に吸着したのちに、物理的に吸着体に吸着した
細胞をはがすことによって、細胞の分離または除去を行
うことができる。
【0026】変性タンパク質に親和性を有する細胞を含
有する細胞含有液としては、前記細胞が血漿、血清、あ
るいは緩衝液または培地などに懸濁されたものがあげら
れる。また、ヒト血液、輸血用血液、自己免疫疾患患者
の血液または白血病患者の血液などもあげられる。適切
な変性タンパク質を用いることにより、目的とする細胞
を選択的に、すなわちたとえば血液中の他の成分を吸着
せず目的細胞のみを吸着することができる。
【0027】つぎに本発明の変性タンパク質を固定化し
た細胞吸着体およびその吸着体を用いた細胞の分離法・
除去法を実施例にもとづいて説明するが、本発明はもと
よりかかる実施例のみに限定されるものではない。
【0028】実施例1 変性タンパク質を固定化したプ
ラスチックへの細胞の吸着 ニワトリ卵白リゾチーム(生化学工業社製)、七面鳥卵
白リゾチーム(シグマ社製)、アビジン(ナカライテス
ク社製)およびウシトリプシン(シグマ社製)それぞれ
の溶液0.1ml(10mg/ml、等張リン酸緩衝液
(以下PBSという)に溶解)に、0.15M NaC
lを含む0.1Mグリシン緩衝液(pH8.2)(以下
GBSという)を0.9ml加え未変性タンパク質溶液
を調製した。その溶液を96穴マイクロタイタープレー
ト(コースター社製、カタログ番号3590)に1ウェ
ルあたり100μl加え、100℃で30分、37℃で
15時間インキュベーションし、タンパク質を変性させ
ると同時にウェル中にコーティング、すなわち固定化し
た。各ウェルからタンパク質溶液を除いたのち、GBS
に溶かした1%ウシ血清アルブミン200μlを各ウェ
ルに加え、37℃、1時間処理し、ウシ血清アルブミン
の溶液を除いた。
【0029】各ウェルに5%ウシ血清アルブミン、1%
グルコースを含むPBSに懸濁したJurkat細胞2
×105 細胞(100μl)を加え、室温で30分間イ
ンキュベートした。各ウェルをPBSで3回洗浄後、ウ
ェルの底に吸着されている細胞を観察した。
【0030】その結果、Jurkat細胞はいずれの変
性タンパク質をコーティングしたウェルの底にも吸着さ
れたが、ウシ血清アルブミン処理をしただけのウェルの
底には吸着されなかった。また、吸着された細胞数はそ
れぞれの未変性タンパク質をコーティングしたウェルに
吸着された細胞数に比較して10〜50%多かった。
【0031】実施例2 還元剤で変性させたリゾチーム
を固定化したプラスチックへの細胞の吸着 ニワトリ卵白リゾチーム(生化学工業社製)の溶液0.
1ml(10mg/ml、PBSに溶解)に、10μl
の500mMジチオスレイトール溶液を加え、50℃で
1時間処理し、リゾチームを変性させた。GBSを0.
9ml加え、その溶液を96穴マイクロタイタープレー
ト(コースター社製、カタログ番号3590)に1ウェ
ルあたり100μl加え、4℃で15時間インキュベー
ションし、変性リゾチームをウェル中にコーティング、
すなわち固定化した。ウェルからタンパク質溶液を除い
たのち、GBSに溶かした1%ウシ血清アルブミン20
0μlを各ウェルに加え、37℃、1時間処理し、ウシ
血清アルブミンの溶液を除いた。
【0032】各ウェルに5%ウシ血清アルブミン、1%
グルコースを含むPBSに懸濁したJurkat細胞2
×105 細胞(100μl)を加え、室温で30分間イ
ンキュベートした。ウェルをPBSで3回洗浄後、ウェ
ルの底に吸着されている細胞を観察した。
【0033】その結果、Jurkat細胞は変性リゾチ
ームをコーティングしたウェルの底に吸着されたが、ウ
シ血清アルブミン処理をしただけのウェルの底には吸着
されなかった。また、吸着された細胞数は未変性リゾチ
ームをコーティングしたウェルに吸着された細胞数に比
較して約50%多かった。
【0034】実施例3 変性リゾチームを固定化したガ
ラスへの細胞の吸着 ガラスを6N塩酸に24時間浸漬し、洗浄、乾燥後、1
%の3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン水溶
液(pH3.5)で、90℃、2時間シリル化した。つ
ぎにガラスを乾燥アセトンで洗浄し、ニルソンらの方法
(ケイ ニルソン(K.Nilsson )ら(1983年)アナ
リティカル バイオケミストリー(Analytical Biochem
istry)、134巻、60頁参照)によって、ガラスに導
入したグリコール基をトレシル化した。0.1N塩酸、
ついでPBSで洗浄し、PBSに溶解したニワトリ卵白
リゾチーム(生化学工業社製)(1mg/ml)を室温
で2.5時間カップリングさせ、リゾチーム固定化ガラ
スを作製した。このリゾチームを固定化ガラスを沸騰水
中で5分間処理し、変性リゾチームを固定化したガラス
を作製した。
【0035】このガラスの表面に、5%ウシ血清アルブ
ミン、1%グルコースを含むPBSに懸濁したJurk
at細胞5×105 細胞(250μl)を滴下し、室温
で30分間インキュベートした。ガラスをPBSで3回
洗浄後、ガラスに吸着されている細胞を観察した。
【0036】その結果、変性リゾチーム固定化ガラスの
表面にはJurkat細胞が吸着されたが、ウシ血清ア
ルブミンを固定化したガラスには細胞が吸着されなかっ
た。
【0037】
【発明の効果】本発明の細胞吸着体および細胞分離また
は除去法により、細胞含有液から有効に細胞を分離しう
る。たとえば血液からの白血球の分離、血液からの白血
球の除去を容易に行いうる。すなわち、輸血用の血液か
らの白血球の除去および白血病患者の血液から白血病細
胞の除去を行いうる。また、リウマチなどの自己免疫疾
患患者の血液からの病気の原因となっているリンパ球の
除去を行いうる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変性タンパク質を水不溶性担体に固定化
    した細胞吸着体。
  2. 【請求項2】 変性タンパク質が、リゾチーム、アビジ
    ンまたはトリプシンの変性タンパク質である請求項1記
    載の担体。
  3. 【請求項3】 変性タンパク質が高温処理もしくは還元
    剤処理により変性されたものである請求項1または2記
    載の担体。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3記載の担体に細胞
    含有液を接触させることを特徴とする細胞含有液からの
    細胞の分離または除去法。
JP5035566A 1993-02-24 1993-02-24 変性タンパク質固定化担体およびそれを用いる細胞の分離・除去法 Pending JPH06246157A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101297927B1 (ko) * 2013-04-25 2013-08-19 숙명여자대학교산학협력단 글루타알데하이드를 이용한 키토산 부직포에 트립신을 고정화하는 방법
WO2016017784A1 (ja) * 2014-07-31 2016-02-04 キユーピー株式会社 含水流動状組成物及びその製造方法、並びに、リゾチーム加工品及び/又はその塩並びにその製造方法
US11160849B2 (en) 2014-02-21 2021-11-02 National University Corporation Tokyo University Of Marine Science And Technology Norovirus deactivator and method for producing same, method for deactivating norovirus, method for producing lysozyme component for norovirus deactivation use, prophylactic or therapeutic agent for norovirus infection, and external preparation for skin for norovirus deactivation purposes

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