JPH0624608U - アタッチメントを取付けて使用するヘヤードライヤーにおけるヘヤーカール器 - Google Patents
アタッチメントを取付けて使用するヘヤードライヤーにおけるヘヤーカール器Info
- Publication number
- JPH0624608U JPH0624608U JP5665892U JP5665892U JPH0624608U JP H0624608 U JPH0624608 U JP H0624608U JP 5665892 U JP5665892 U JP 5665892U JP 5665892 U JP5665892 U JP 5665892U JP H0624608 U JPH0624608 U JP H0624608U
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ヘヤーカール器をカールした髪から簡単に抜
き取る。 【構成】 多数の通風孔15を穿設した巻き胴4の横方
向中央に横長凹部7を設け、且つ該横長凹部7の下部を
下部巻き片4aとすると共に、上部を上部巻き片4bと
する。前記下部巻き片4aの上面には上部閉鎖板10が
固定され、且つ該上部閉鎖板10に先方部が圧接する圧
接片16aと、中央部に傾斜片16bと、また基端部に
押圧片16cとを夫々連設して形成された挟持レバー1
6の、前記圧接片16aを、前記横長凹部7内に挿入す
ると共に、傾斜片16bを軸支板17に軸支19し、更
に前記押圧片16cが押しばね20により弾発されてい
る。
き取る。 【構成】 多数の通風孔15を穿設した巻き胴4の横方
向中央に横長凹部7を設け、且つ該横長凹部7の下部を
下部巻き片4aとすると共に、上部を上部巻き片4bと
する。前記下部巻き片4aの上面には上部閉鎖板10が
固定され、且つ該上部閉鎖板10に先方部が圧接する圧
接片16aと、中央部に傾斜片16bと、また基端部に
押圧片16cとを夫々連設して形成された挟持レバー1
6の、前記圧接片16aを、前記横長凹部7内に挿入す
ると共に、傾斜片16bを軸支板17に軸支19し、更
に前記押圧片16cが押しばね20により弾発されてい
る。
Description
【0001】
本考案は、ヘヤードライヤーの通風筒にアタッチメントを取付けて使用するヘ ヤードライヤーにおけるヘヤーカール器に関するものである。
【0002】
従来、ヘヤードライヤーの通風筒にアタッチメントを取付けて使用するヘヤー カール器は、図9に示すように通風孔31を複数個穿設した巻き胴32の長手方 向上周面に、髪を挟むための断面半円状をなした挟持片33の基部下方に垂設さ れた取付片34を前記巻き胴32の基部周面に軸支35し、且つ前記挟持片33 の基部上方斜め方向に突設された押圧片36を、前記巻き胴32と押圧片36下 面間に介在せしめた押しばね38に抗して下方へ押圧することにより、挟持片3 3が巻き胴32に対して斜め上方に開放されて、該巻き胴32の上面に髪Hを挿 入し、然る後押圧片36の押圧状態を解除して挟持片33を髪Hに圧接して、髪 Hを挟持片33と巻き胴32間で挟み込んで髪Hを巻いてカールするようにして いた。なお、図中39はヘヤードライヤー本体(図示せず)に連結した通風筒で ある。
【0003】
しかしながら、前記従来のヘヤーカール器では挟持片33を開放して巻き胴3 2上に髪Hを挿入して、挟持片33を髪Hに圧接し、然る後髪Hを巻き胴32と 挟持片33の外周面に数回巻き付けてカールしていたので、カールした後、髪H からヘヤーカール器をはずす場合、一旦巻き付けた髪Hを逆に巻き戻して最初の 状態にしないと、ヘヤーカール器をはずすことができず、極めて面倒であると共 に、カールに手間がかかるという問題点があった。
【0004】 本考案は、前記従来の問題点を解決すべくなしたもので、ヘヤーカール器を髪 からはずすのが極めて容易であるアタッチメントを取付けて使用するヘヤードラ イヤーにおけるヘヤーカール器を提供しようとするものである。
【0005】
本考案は、多数の通風孔を穿設した巻き胴に横長凹部を凹設して、該横長凹部 の上,下部を夫々上,下部巻き片とすると共に、前記下部巻き片の上面に上部閉 鎖板を固定し、更に先方部に前記上部閉鎖板に圧接する圧接片と中央部に傾斜片 を、また基端部に押圧片を夫々連設して形成された挟持レバーの圧接片が、前記 巻き胴の横長凹部内に挿入され、且つ前記傾斜片が巻き胴の基部上面に設けられ た軸支板に軸支されると共に、前記押圧片が巻き胴上面に突設された押しばねに より弾発されるという手段を採用することにより、上記問題点を解決した。
【0006】
上記構成より成る本考案によれば、横長凹部において下部巻き片の上部閉鎖板 と挟持レバーの圧接片間に挟持された髪を巻き胴に巻き込み、通風孔により熱風 を送風して髪をカールする。髪のカール後は挟持レバーの押圧片を押圧して、圧 接片を上方移動させ、髪の挟持状態を解除し、巻き胴を逆に回転させて髪を巻き 戻すことなく髪から巻き胴を抜き取る。
【0007】
本考案の実施の一例を図面に基づいて詳細に説明すると、ヘヤードライヤー本 体1の通風筒2の先端に着脱可能に嵌合固定される取付筒3の先方部には、該取 付筒3より小径の巻き胴4が取付けられている。
【0008】 前記巻き胴4は中空部5を有する筒体で形成され、且つ巻き胴4の基端部外周 面部に突設された複数個の支持突起6が前記取付筒3の先端内周面に連結固定さ れて、巻き胴4が取付筒3に同心円状に固定され、取付筒3よりの熱風が中空部 5および前記各支持突起6間の隙間から巻き胴4の外周面部に送気されるよう形 成されている。
【0009】 更に、前記巻き胴4の横方向中央には、その先端より全長の半分以上の長さで 、髪Hを挿入するための横長凹部7が水平に設けられて、該横長凹部7の半筒状 の下部を下部巻き片4aとすると共に、横長凹部7の半筒状の上部を上部巻き片 4bとし、前記下部巻き片4aの先方部を上部巻き片4bの先方部より短く形成 してある。
【0010】 前記巻き胴4の下部巻き片4aの先端部は内方へ傾斜した斜面部8を設けると 共に、該斜面部8および下部巻き片4aの上面に夫々傾斜閉鎖板9と上部閉鎖板 10が連設固定されている。
【0011】 そして、上部巻き片4bの垂直先端縁と、上部巻き片4bの先方側上面に夫々 先端閉鎖板11と底部閉鎖板12が連設固定されると共に、該底部閉鎖板12に 連なって基端部近くまで上部巻き片4bの両側開口縁部に、小巾の縁取板13を 固着し、該各縁取板13間に開口部14が形成されている。
【0012】 また、前記巻き胴4の上,下部巻き片4b,4aには多数の通風孔15が穿設 され、ヘヤードライヤー本体1からの熱風が前記各通風孔15より排出される。
【0013】 また更に、先方部が前記下部巻き片4aの上部閉鎖板10に圧接して髪Hを挟 持する圧接片16aと、中間部に傾斜片16bを、また基端部側に押圧片16c を夫々連設した、ほぼくの字状の挟持レバー16が、巻き胴4の基部側上面に突 設された軸支板17の基端開口部18より挿入されて、前記傾斜片16bの基部 が軸支板17に軸支19されると共に、挟持レバー16の押圧片16cの下面と 巻き胴4の上面との間に押しばね20を介在せしめて、常態(押圧片16cを下 方へ押圧していない状態)では、前記押しばね20の弾発力により圧接片16a は上部閉鎖板10に圧接しており、前記押圧片16cを下方へ押しばね20に抗 して押し下げると、軸支19部分を支軸として圧接片16aが上方へ移動し、該 圧接片16aは、上部閉鎖板10からの圧接状態が解除され、圧接片16aは前 記開口部14内に図3のような状態で入り込み、上,下部巻き片4b,4a間に 髪Hを挿入させるための挿入開口部21が形成されるのである。
【0014】 次に、実施例の作用について説明する。 本考案ヘヤーカール器をヘヤードライヤー本体1の通風筒2の先端に取付筒3 を介して取付け、然る後挟持レバー16の押圧片16cを押しばね20に抗して 下方移動させて、圧接片16aを上方へ移動させ挿入開口部21を形成して(図 3,図5)、該挿入開口部21より髪Hを挿入して押圧片16cを離すと、押し ばね20の弾発力により圧接片16aが下方へ移動し、髪Hを該圧接片16aと 上部閉鎖板10間に挟持(図6)し、ヘヤードライヤー本体1ごと回転させて髪 Hを巻き胴4に巻き込み(図7)、熱風を多数の通風孔15より排出して髪Hカ ールする。そして、巻回した髪Hからヘヤーカール器を外す場合は、単に押圧片 16cを押圧して押しばね20に抗して下方へ移動させることにより、圧接片1 6aを上方へ移動させて再び挿入開口部21を形成することにより、髪Hから引 き抜くことができ(図8)、従来のように髪Hを巻き戻す必要はない。
【0015】
本考案は上述のようであるから、カール後の髪からヘヤーカール器を抜き取る 場合、従来のようにヘヤーカール器を逆に回転させて髪を巻き戻すことなく、挟 持レバーの押圧片を押圧して圧接片を上方移動させ、髪の挟持状態を解除し抜き 取るだけでよいのでカール作業が簡単、且つ迅速に行えるのである。
【図1】本考案アタッチメントを取付けて使用するヘヤ
ードライヤーにおけるヘヤーカール器をヘヤードライヤ
ー本体に取付けた状態を示す正面図である。
ードライヤーにおけるヘヤーカール器をヘヤードライヤ
ー本体に取付けた状態を示す正面図である。
【図2】本考案アタッチメントを取付けて使用するヘヤ
ードライヤーにおけるヘヤーカール器をヘヤードライヤ
ー本体に取付けた状態を示す正面側縦断面図である。
ードライヤーにおけるヘヤーカール器をヘヤードライヤ
ー本体に取付けた状態を示す正面側縦断面図である。
【図3】本考案アタッチメントを取付けて使用するヘヤ
ードライヤーにおけるヘヤーカール器をヘヤードライヤ
ー本体に取付け、髪を挟み込む直前の状態を示す正面側
縦断面図である。
ードライヤーにおけるヘヤーカール器をヘヤードライヤ
ー本体に取付け、髪を挟み込む直前の状態を示す正面側
縦断面図である。
【図4】本考案アタッチメントを取付けて使用するヘヤ
ードライヤーにおけるヘヤーカール器に髪を挟み込む直
前の状態を示す側面側縦断面図である。
ードライヤーにおけるヘヤーカール器に髪を挟み込む直
前の状態を示す側面側縦断面図である。
【図5】本考案アタッチメントを取付けて使用するヘヤ
ードライヤーにおけるヘヤーカール器に髪を挿入した状
態を示す側面側縦断面図である。
ードライヤーにおけるヘヤーカール器に髪を挿入した状
態を示す側面側縦断面図である。
【図6】本考案アタッチメントを取付けて使用するヘヤ
ードライヤーにおけるヘヤーカール器に髪を挿入して挟
持レバーで圧接した状態を示す側面側縦断面図である。
ードライヤーにおけるヘヤーカール器に髪を挿入して挟
持レバーで圧接した状態を示す側面側縦断面図である。
【図7】本考案アタッチメントを取付けて使用するヘヤ
ードライヤーにおけるヘヤーカール器に髪を挿入挟持し
て、巻き胴に髪を巻き込んだ状態を示す側面側縦断面図
である。
ードライヤーにおけるヘヤーカール器に髪を挿入挟持し
て、巻き胴に髪を巻き込んだ状態を示す側面側縦断面図
である。
【図8】本考案アタッチメントを取付けて使用するヘヤ
ードライヤーにおけるヘヤーカール器に髪を挿入挟持し
て、巻き胴に髪を巻き込んでカールした後、ヘヤーカー
ル器を抜き去る状態を示す側面側縦断面図である。
ードライヤーにおけるヘヤーカール器に髪を挿入挟持し
て、巻き胴に髪を巻き込んでカールした後、ヘヤーカー
ル器を抜き去る状態を示す側面側縦断面図である。
【図9】従来のアタッチメントを取付けて使用するヘヤ
ードライヤーにおけるヘヤーカール器の斜視図である。
ードライヤーにおけるヘヤーカール器の斜視図である。
4 巻き胴、 4a 下部巻き片、 4b 上部巻き
片、 7 横長凹部、10 上部閉鎖板、 15 通風
孔、 16 挟持レバー、 16a 圧接片、16b
傾斜片、 16c 押圧片、 17 軸支板、 19
軸支、 20押しばね。
片、 7 横長凹部、10 上部閉鎖板、 15 通風
孔、 16 挟持レバー、 16a 圧接片、16b
傾斜片、 16c 押圧片、 17 軸支板、 19
軸支、 20押しばね。
Claims (1)
- 【請求項1】 多数の通風孔を穿設した巻き胴に横長凹
部を凹設して、該横長凹部の上,下部を夫々上,下部巻
き片とすると共に、前記下部巻き片の上面に上部閉鎖板
を固定し、更に先方部に前記上部閉鎖板に圧接する圧接
片と中央部に傾斜片を、また基端部に押圧片を夫々連設
して形成された挟持レバーの圧接片が、前記巻き胴の横
長凹部内に挿入され、且つ前記傾斜片が巻き胴の基部上
面に設けられた軸支板に軸支されると共に、前記押圧片
が巻き胴上面に突設された押しばねにより弾発されて成
るアタッチメントを取付けて使用するヘヤードライヤー
におけるヘヤーカール器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992056658U JP2515269Y2 (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | ヘヤードライヤーに取付けて使用するヘヤーカール器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992056658U JP2515269Y2 (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | ヘヤードライヤーに取付けて使用するヘヤーカール器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0624608U true JPH0624608U (ja) | 1994-04-05 |
JP2515269Y2 JP2515269Y2 (ja) | 1996-10-30 |
Family
ID=13033489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992056658U Expired - Lifetime JP2515269Y2 (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | ヘヤードライヤーに取付けて使用するヘヤーカール器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2515269Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107041617A (zh) * | 2017-02-24 | 2017-08-15 | 安徽师范大学 | 带卷发功能的吹风机 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03267007A (ja) * | 1990-03-15 | 1991-11-27 | Matsushita Electric Works Ltd | ヘアセット器 |
-
1992
- 1992-07-21 JP JP1992056658U patent/JP2515269Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03267007A (ja) * | 1990-03-15 | 1991-11-27 | Matsushita Electric Works Ltd | ヘアセット器 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107041617A (zh) * | 2017-02-24 | 2017-08-15 | 安徽师范大学 | 带卷发功能的吹风机 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2515269Y2 (ja) | 1996-10-30 |
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