JPH0624582Y2 - 玉形ユニバーサルジョイント - Google Patents
玉形ユニバーサルジョイントInfo
- Publication number
- JPH0624582Y2 JPH0624582Y2 JP1988038220U JP3822088U JPH0624582Y2 JP H0624582 Y2 JPH0624582 Y2 JP H0624582Y2 JP 1988038220 U JP1988038220 U JP 1988038220U JP 3822088 U JP3822088 U JP 3822088U JP H0624582 Y2 JPH0624582 Y2 JP H0624582Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spherical joint
- yoke
- joint member
- fitted
- hollow member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
- Instructional Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、玉形ユニバーサルジョイント、さらに詳し
くは、とくに車両用ステアリング機構などの入力軸と出
力軸を連結するのに好適な玉形ユニバーサルジョイント
に関する。
くは、とくに車両用ステアリング機構などの入力軸と出
力軸を連結するのに好適な玉形ユニバーサルジョイント
に関する。
従来の技術 この種の玉形ユニバーサルジョイントとして、2つの金
属製ヨークとこれらを連結する合成樹脂製球状継手部材
とからなるものが知られている(実開昭59−1224
30号参照)。球状継手部材は、一方のヨーク側の半体
と他方のヨーク側の半体に分割され、組立状態で1つの
球状部の外面に4つの突条部およびこれら突条部相互間
の4つのガイドみぞが形成されている。ヨークの端部に
二股状に突出した2つの腕部がそれぞれ形成され、一方
のヨークの2つの腕部が球状継手部材の対称位置にある
2つのガイドみぞにはめられ、他方のヨークの2つの腕
部が球状継手部材の残りの対称位置にある2つのガイド
みぞにはめられている。
属製ヨークとこれらを連結する合成樹脂製球状継手部材
とからなるものが知られている(実開昭59−1224
30号参照)。球状継手部材は、一方のヨーク側の半体
と他方のヨーク側の半体に分割され、組立状態で1つの
球状部の外面に4つの突条部およびこれら突条部相互間
の4つのガイドみぞが形成されている。ヨークの端部に
二股状に突出した2つの腕部がそれぞれ形成され、一方
のヨークの2つの腕部が球状継手部材の対称位置にある
2つのガイドみぞにはめられ、他方のヨークの2つの腕
部が球状継手部材の残りの対称位置にある2つのガイド
みぞにはめられている。
考案が解決しようとする課題 上記のようなユニバーサルジョイントでは、一方のヨー
クの回転が球状継手部材の突条部を介して他方のヨーク
に伝えられる。そして、球状継手部材にはねじり力が作
用し、しかもヨークと接触する部分には摩耗が生じる。
クの回転が球状継手部材の突条部を介して他方のヨーク
に伝えられる。そして、球状継手部材にはねじり力が作
用し、しかもヨークと接触する部分には摩耗が生じる。
ところが、従来のユニバーサルジョイントでは、球状継
手部材の材質が単一であるため、ねじり力に対する全体
の強度を重視すれば、ヨークとの接触部分の自己潤滑性
が犠牲になり、ヨークとの接触部分の自己潤滑性を重視
すれば、全体の強度が犠牲になる。
手部材の材質が単一であるため、ねじり力に対する全体
の強度を重視すれば、ヨークとの接触部分の自己潤滑性
が犠牲になり、ヨークとの接触部分の自己潤滑性を重視
すれば、全体の強度が犠牲になる。
また、上記のようなユニバーサルジョイントでは、球状
継手部材とヨークとの間のがたを小さくするために、球
状継手部材の2つの半体の間にばねを取付けて、球状継
手部材とヨークとの間に予圧を与えることが考えられ
る。ところが、ばねで予圧を与えると、外力が加わった
ときに、ばね自体が変形するので、球状継手部材も変形
することになり、ヨークとの間のがたつきの発生を完全
に防止できないという問題がある。また、ばねの分だけ
部品点数が増え、しかもユニバーサルジョイントの組立
時にばねの組込み作業が余分に1工程必要になる。
継手部材とヨークとの間のがたを小さくするために、球
状継手部材の2つの半体の間にばねを取付けて、球状継
手部材とヨークとの間に予圧を与えることが考えられ
る。ところが、ばねで予圧を与えると、外力が加わった
ときに、ばね自体が変形するので、球状継手部材も変形
することになり、ヨークとの間のがたつきの発生を完全
に防止できないという問題がある。また、ばねの分だけ
部品点数が増え、しかもユニバーサルジョイントの組立
時にばねの組込み作業が余分に1工程必要になる。
この考案の目的は、上記の問題を解決し、球状継手部材
のねじり力に対する全体の強度とヨークとの接触部分の
自己潤滑性がともに高く、球状継手部材とヨークとの間
のがたの発生を防止できる玉形ユニバーサルジョイント
を提供することにある。
のねじり力に対する全体の強度とヨークとの接触部分の
自己潤滑性がともに高く、球状継手部材とヨークとの間
のがたの発生を防止できる玉形ユニバーサルジョイント
を提供することにある。
課題を解決するための手段 この考案による玉形ユニバーサルジョイントは、 組立状態で1つの球状部の外面に4つの突条部およびこ
れら突条部相互間の4つのガイドみぞが形成された1つ
の合成樹脂製球状継手部材と、端部に二股状に突出した
2つの腕部がそれぞれ形成された2つの金属製ヨークと
を備え、一方のヨークの2つの腕部が球状継手部材の対
称位置にある2つのガイドみぞにはめられ、他方のヨー
クの2つの腕部が球状継手部材の残りの対称位置にある
2つのガイドみぞにはめられている玉形ユニバーサルジ
ョイントにおいて、 球状継手部材が、自己潤滑性のある合成樹脂材料よりな
る中空部材と、この中空部材の内部に充填された中空部
材よりも強度の高い合成樹脂材料よりなる芯材とからな
り、球状継手部材の中空部材が、互いにはめ合わされる
2つの半体よりなり、2つの半体がはめ合わされた状態
で2つのヨークに取付けられており、このはめ合わされ
た中空部材内に充填された芯材により球状継手部材とヨ
ークとの間に予圧が与えられていることを特徴とするも
のである。
れら突条部相互間の4つのガイドみぞが形成された1つ
の合成樹脂製球状継手部材と、端部に二股状に突出した
2つの腕部がそれぞれ形成された2つの金属製ヨークと
を備え、一方のヨークの2つの腕部が球状継手部材の対
称位置にある2つのガイドみぞにはめられ、他方のヨー
クの2つの腕部が球状継手部材の残りの対称位置にある
2つのガイドみぞにはめられている玉形ユニバーサルジ
ョイントにおいて、 球状継手部材が、自己潤滑性のある合成樹脂材料よりな
る中空部材と、この中空部材の内部に充填された中空部
材よりも強度の高い合成樹脂材料よりなる芯材とからな
り、球状継手部材の中空部材が、互いにはめ合わされる
2つの半体よりなり、2つの半体がはめ合わされた状態
で2つのヨークに取付けられており、このはめ合わされ
た中空部材内に充填された芯材により球状継手部材とヨ
ークとの間に予圧が与えられていることを特徴とするも
のである。
作用 球状継手部材を、自己潤滑性のある合成樹脂材料よりな
る中空部材と、この中空部材の内部に充填された中空部
材よりも強度の高い合成樹脂材料よりなる芯材とから構
成したので、ヨークと接触する表層部が自己潤滑性のあ
るものになり、残りの部分が強度の高いものになる。
る中空部材と、この中空部材の内部に充填された中空部
材よりも強度の高い合成樹脂材料よりなる芯材とから構
成したので、ヨークと接触する表層部が自己潤滑性のあ
るものになり、残りの部分が強度の高いものになる。
さらに、球状継手部材の中空部材を、互いにはめ合わさ
れる2つの半体より構成し、2つの半体をはめ合わせた
状態で中空部材を2つのヨークに取付け、このはめ合わ
せた中空部材内に充填した芯材により中空部材をはめ合
わせ方向に大きくして球状継手部材とヨークとの間に予
圧を与えるようにしたので、両者の間のがたがなくな
る。すなわち、使用中にヨークに回転方向あるいは軸方
向から外力が作用しても、球状継手部材の2つの半体は
芯材により強固に一体化されており、外力による変形は
生じない。したがって、球状継手部材の変形によるがた
の発生が防止できる。また、芯材の充填によって予圧を
与えているので、充填時の注入圧が芯材内部に残留して
おり、多少の摩耗があっても予圧がなくなるということ
もない。さらに、ばねによって予圧を与える必要がな
く、したがって、ばねの組込みの工程が不要で、組立工
程が非常に簡素化される。
れる2つの半体より構成し、2つの半体をはめ合わせた
状態で中空部材を2つのヨークに取付け、このはめ合わ
せた中空部材内に充填した芯材により中空部材をはめ合
わせ方向に大きくして球状継手部材とヨークとの間に予
圧を与えるようにしたので、両者の間のがたがなくな
る。すなわち、使用中にヨークに回転方向あるいは軸方
向から外力が作用しても、球状継手部材の2つの半体は
芯材により強固に一体化されており、外力による変形は
生じない。したがって、球状継手部材の変形によるがた
の発生が防止できる。また、芯材の充填によって予圧を
与えているので、充填時の注入圧が芯材内部に残留して
おり、多少の摩耗があっても予圧がなくなるということ
もない。さらに、ばねによって予圧を与える必要がな
く、したがって、ばねの組込みの工程が不要で、組立工
程が非常に簡素化される。
実施例 以下、図面を参照して、この考案の1実施例を説明す
る。
る。
第1図および第2図に示すように、玉形ユニバーサルジ
ョイントは、2つの金属製ヨーク(10)(11)とこれらを連
結する合成樹脂製球状継手部材(12)とから構成されてい
る。
ョイントは、2つの金属製ヨーク(10)(11)とこれらを連
結する合成樹脂製球状継手部材(12)とから構成されてい
る。
各ヨーク(10)(11)の先端部には、二股状に突出した腕部
(10a)(11a)がそれぞれ形成されている。各ヨーク(10)(1
1)の2つの腕部(10a)(11a)は横断面台形状で全体として
円の一部が切欠かれたU字状をなし、2つの腕部(10a)
(11a)の内向き対向面は部分円筒面状をなす。なお、こ
の対向面は部分球面状でもよく、後述する4つのガイド
みぞ(17)のみぞ底面はこの腕部(10a)(11a)の内向き対向
面の形状に沿った形状としている。また、第2のヨーク
(11)の2つの腕部(11a)の間に、組立時などに第1のヨ
ーク(10)の腕部(10a)が通る凹部(13)が形成されてい
る。
(10a)(11a)がそれぞれ形成されている。各ヨーク(10)(1
1)の2つの腕部(10a)(11a)は横断面台形状で全体として
円の一部が切欠かれたU字状をなし、2つの腕部(10a)
(11a)の内向き対向面は部分円筒面状をなす。なお、こ
の対向面は部分球面状でもよく、後述する4つのガイド
みぞ(17)のみぞ底面はこの腕部(10a)(11a)の内向き対向
面の形状に沿った形状としている。また、第2のヨーク
(11)の2つの腕部(11a)の間に、組立時などに第1のヨ
ーク(10)の腕部(10a)が通る凹部(13)が形成されてい
る。
球状継手部材(12)は、組立状態で1つの球状部(15)の外
面に4つの突条部(16)が円周方向に等間隔をおいて形成
されたものであり、これら突条部(16)相互間に4つのガ
イドみぞ(17)が形成されている。
面に4つの突条部(16)が円周方向に等間隔をおいて形成
されたものであり、これら突条部(16)相互間に4つのガ
イドみぞ(17)が形成されている。
継手部材(12)は、表層部の中空部材(18)と、中空部材(1
8)内に充填された芯材(19)とからなる。中空部材(18)
は、自己潤滑性のある合成樹脂材料、たとえばフッ素樹
脂(テフロン)系の材料などよりなる。芯材(19)は、強
度の高い材料、たとえばガラス繊維などが混入された繊
維強化合成樹脂(FRP)などよりなる。中空部材(18)
は、第1のヨーク(10)側の第1の半体(18a)と第2のヨ
ーク(11)側の第2の半体(18b)に軸線方向に分割されて
おり、第2の半体(18b)の端部に形成されたはめ合わせ
部(20)が第1の半体(18a)の端部にはめ合わされてい
る。また各中空部材半体(18a)(18b)には、穴(21)(22)が
それぞれ形成されている。
8)内に充填された芯材(19)とからなる。中空部材(18)
は、自己潤滑性のある合成樹脂材料、たとえばフッ素樹
脂(テフロン)系の材料などよりなる。芯材(19)は、強
度の高い材料、たとえばガラス繊維などが混入された繊
維強化合成樹脂(FRP)などよりなる。中空部材(18)
は、第1のヨーク(10)側の第1の半体(18a)と第2のヨ
ーク(11)側の第2の半体(18b)に軸線方向に分割されて
おり、第2の半体(18b)の端部に形成されたはめ合わせ
部(20)が第1の半体(18a)の端部にはめ合わされてい
る。また各中空部材半体(18a)(18b)には、穴(21)(22)が
それぞれ形成されている。
組立状態においては、第1のヨーク(10)の2つの腕部(1
0a)が継手部材(12)の対称位置にある2つのガイドみぞ
(17)に、第2のヨーク(11)の2つの腕部(11a)が継手部
材(12)の残りの対称位置にある2つのガイドみぞ(17)に
それぞれはめられる。そして、第1のヨーク(10)の回転
が継手部材(12)の突条部(16)を介して第2のヨーク(11)
に伝えられる。このとき、ヨーク(10)(11)と接触する継
手部材(12)の表層部の中空部材(18)が自己潤滑性のある
合成樹脂材料よりなるので、ヨーク(10)(11)との接触部
分の自己潤滑性が高く、残りの芯材(19)の部分が中空部
材(18)よりも強度の高い合成樹脂材料よりなるので、ね
じり力に対する全体の強度も高い。
0a)が継手部材(12)の対称位置にある2つのガイドみぞ
(17)に、第2のヨーク(11)の2つの腕部(11a)が継手部
材(12)の残りの対称位置にある2つのガイドみぞ(17)に
それぞれはめられる。そして、第1のヨーク(10)の回転
が継手部材(12)の突条部(16)を介して第2のヨーク(11)
に伝えられる。このとき、ヨーク(10)(11)と接触する継
手部材(12)の表層部の中空部材(18)が自己潤滑性のある
合成樹脂材料よりなるので、ヨーク(10)(11)との接触部
分の自己潤滑性が高く、残りの芯材(19)の部分が中空部
材(18)よりも強度の高い合成樹脂材料よりなるので、ね
じり力に対する全体の強度も高い。
上記のユニバーサルジョイントは、次のようにして組立
てられる。
てられる。
まず、第3図に示す2つの中空部材半体(18a)(18b)を互
いにはめ合わせて、第4図に示すような中空部材(18)を
構成する。この中空部材(18)のガイドみぞ(17)に対応す
るヨーク(10)(11)の腕部(10a)(11a)をはめて、ユニバー
サルジョイントを仮に組立てる。そして、このような状
態で、中空部材(18)内に、芯材(19)を注入する。このと
き、中空部材(18)の穴(21)(22)の一方から芯材(19)を注
入し、他方から空気抜きをする。中空部材(18)内に芯材
(19)を注入すると、その圧力により、中空部材(18)がは
め合わせ方向(軸線方向)に離れる方向に付勢されて大
きくなり、ヨーク(10)(11)の腕部(10a)(11a)との間に予
圧が与えられ、両者の間のがたがなくなる。また、この
とき、2つの中空部材半体(18a)(18b)のはめ合わせ部分
が少し軸線方向に移動することによって、この部分に環
状みぞ(23)ができるので、これを油みぞとして利用する
ことができる。
いにはめ合わせて、第4図に示すような中空部材(18)を
構成する。この中空部材(18)のガイドみぞ(17)に対応す
るヨーク(10)(11)の腕部(10a)(11a)をはめて、ユニバー
サルジョイントを仮に組立てる。そして、このような状
態で、中空部材(18)内に、芯材(19)を注入する。このと
き、中空部材(18)の穴(21)(22)の一方から芯材(19)を注
入し、他方から空気抜きをする。中空部材(18)内に芯材
(19)を注入すると、その圧力により、中空部材(18)がは
め合わせ方向(軸線方向)に離れる方向に付勢されて大
きくなり、ヨーク(10)(11)の腕部(10a)(11a)との間に予
圧が与えられ、両者の間のがたがなくなる。また、この
とき、2つの中空部材半体(18a)(18b)のはめ合わせ部分
が少し軸線方向に移動することによって、この部分に環
状みぞ(23)ができるので、これを油みぞとして利用する
ことができる。
考案の効果 この考案の玉形ユニバーサルジョイントによれば、上述
のように、球状継手部材のねじり力に対する全体の強度
とヨークとの接触部分の自己潤滑性をともに高くするこ
とができる。さらに、球状継手部材の中空部材を、互い
にはめ合わされる2つの半体より構成し、2つの半体を
はめ合わせた状態で2つのヨークに取付け、このはめ合
わせた中空部材内に充填した芯材により球状継手部材と
ヨークとの間に予圧を与えるようにしたので、両者の間
のがたをなくすことができる。また、ばねによって予圧
を与える必要がないので、組立工程を簡素化することが
できる。
のように、球状継手部材のねじり力に対する全体の強度
とヨークとの接触部分の自己潤滑性をともに高くするこ
とができる。さらに、球状継手部材の中空部材を、互い
にはめ合わされる2つの半体より構成し、2つの半体を
はめ合わせた状態で2つのヨークに取付け、このはめ合
わせた中空部材内に充填した芯材により球状継手部材と
ヨークとの間に予圧を与えるようにしたので、両者の間
のがたをなくすことができる。また、ばねによって予圧
を与える必要がないので、組立工程を簡素化することが
できる。
第1図はこの考案の1実施例を示す玉形ユニバーサルジ
ョイントの組立縦断面図、第2図は第1図II-II線の断
面図、第3図は球状継手部材の中空部材の分解斜視図、
第4図は組立状態の中空部材の一部切欠き側面図であ
る。 (10)(11)…ヨーク、(10a)(11a)…腕部、(12)…球状継手
部材、(15)…球状部、(16)…突条部、(17)…ガイドみ
ぞ、(18)…中空部材、(18a)(18b)…中空部材半体、(19)
…芯材。
ョイントの組立縦断面図、第2図は第1図II-II線の断
面図、第3図は球状継手部材の中空部材の分解斜視図、
第4図は組立状態の中空部材の一部切欠き側面図であ
る。 (10)(11)…ヨーク、(10a)(11a)…腕部、(12)…球状継手
部材、(15)…球状部、(16)…突条部、(17)…ガイドみ
ぞ、(18)…中空部材、(18a)(18b)…中空部材半体、(19)
…芯材。
Claims (1)
- 【請求項1】組立状態で1つの球状部の外面に4つの突
条部およびこれら突条部相互間の4つのガイドみぞが形
成された1つの合成樹脂製球状継手部材と、端部に二股
状に突出した2つの腕部がそれぞれ形成された2つの金
属製ヨークとを備え、一方のヨークの2つの腕部が球状
継手部材の対称位置にある2つのガイドみぞにはめら
れ、他方のヨークの2つの腕部が球状継手部材の残りの
対称位置にある2つのガイドみぞにはめられている玉形
ユニバーサルジョイントにおいて、 球状継手部材が、自己潤滑性のある合成樹脂材料よりな
る中空部材と、この中空部材の内部に充填された中空部
材よりも強度の高い合成樹脂材料よりなる芯材とからな
り、球状継手部材の中空部材が、互いにはめ合わされる
2つの半体よりなり、2つの半体がはめ合わされた状態
で2つのヨークに取付けられており、このはめ合わされ
た中空部材内に充填された芯材により球状継手部材とヨ
ークとの間に予圧が与えられていることを特徴とする玉
形ユニバーサルジョイント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988038220U JPH0624582Y2 (ja) | 1988-03-22 | 1988-03-22 | 玉形ユニバーサルジョイント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988038220U JPH0624582Y2 (ja) | 1988-03-22 | 1988-03-22 | 玉形ユニバーサルジョイント |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01140026U JPH01140026U (ja) | 1989-09-25 |
JPH0624582Y2 true JPH0624582Y2 (ja) | 1994-06-29 |
Family
ID=31264781
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988038220U Expired - Lifetime JPH0624582Y2 (ja) | 1988-03-22 | 1988-03-22 | 玉形ユニバーサルジョイント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0624582Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SE442662B (sv) * | 1982-11-05 | 1986-01-20 | Ffv Affersverket | Universalknut |
JPS59122431U (ja) * | 1983-02-04 | 1984-08-17 | トヨタ自動車株式会社 | 自在継手 |
-
1988
- 1988-03-22 JP JP1988038220U patent/JPH0624582Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01140026U (ja) | 1989-09-25 |
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