JPH06245683A - もぐら撃退器 - Google Patents

もぐら撃退器

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JPH06245683A
JPH06245683A JP6272693A JP6272693A JPH06245683A JP H06245683 A JPH06245683 A JP H06245683A JP 6272693 A JP6272693 A JP 6272693A JP 6272693 A JP6272693 A JP 6272693A JP H06245683 A JPH06245683 A JP H06245683A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
mole
oscillation
solar cell
oscillator
Prior art date
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Pending
Application number
JP6272693A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Kotani
正明 小谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissei Giken KK
Original Assignee
Nissei Giken KK
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Publication date
Application filed by Nissei Giken KK filed Critical Nissei Giken KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 農作物に被害を及ぼすもぐらを撃退する。 【構成】 太陽電池と、該太陽電池の出力により充電さ
れて電流を供給するバッテリーと、該バッテリーと電気
的に連結されて音波を発振する発振部を具備するもぐら
撃退器において、前記発振部から発振される音波の発振
間隔、発振時間、発振周波数を自動的に変更可能とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】地中に生息して、農作物等に被害
を及ぼすもぐらを撃退するもぐら撃退器に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、農作物に対する被害は、
地表における害虫や鳥による被害は勿論のこと、地中に
おけるもぐらを主とする小動物による被害も無視出来な
いものとなっている。このような被害に対処するため、
従来より、もぐら等が音に対して敏感に反応するという
性質を利用して、種々の装置が提供されるに至ってい
る。
【0003】従来のもぐら撃退器は、例えば、器体内
に、太陽光を受ける太陽電池と、太陽電池の出力により
充電され、且つリード線を介して電源電流を供給するバ
ッテリーとが具備されている電源部と、地中に刺入可能
な振動パイプには、これに近接して遊動自在に連枢した
振動子を内接し、振動子に固設され、且つリード線と接
続したモーターの回転軸には、モーターの稼働により振
動子を振動パイプに打当させるための偏心子が設けられ
ている発振部とから構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに構成されたもぐら撃退器においては、振動子を振動
パイプに打当することにより発生される振動音が、一定
の間隔で発生され且つ同じ音色を有するものであるた
め、時間の経過に伴いその振動音にもぐらが慣れる結果
となり、その効果が減少するという不具合が生じている
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来のも
ぐら撃退器が有する問題点に鑑みてなされたものであ
り、その具体的手段とするところは、太陽電池と、該太
陽電池の出力により充電されて電流を供給するバッテリ
ーと、該バッテリーと電気的に連結されて音波を発振す
る発振部を具備するもぐら撃退器において、前記発振部
から発振される音波の発振間隔、発振時間、発振周波数
を自動的に変更可能とする制御手段を設けたことを特徴
とするものである。
【0006】
【作用】本発明に係るもぐら撃退器によると、太陽電池
により変換された電流はバッテリーに充電されて発振部
に供給され、この発振部から音波が発振されるのである
が、これに制御手段を設けることにより、音波の発振間
隔、発振時間、発振周波数を自動的に変更することが可
能となる。この結果、時間の経過に伴い、音波に対して
もぐらが慣れるということがなく、撃退する効果を減少
させることがないのである。
【0007】
【実施例】本発明に係るもぐら撃退器1は、基本的に、
図1に示すように、本体2と本体2内部に連通して垂設
する支柱3とから成り、本体2内部には、太陽電池4と
太陽電池4の出力により充電されて電流を供給するバッ
テリー5を設け、支柱3内部には、バッテリー5に電気
的に連結されて音波を発振する発振部6を設けると共
に、バッテリー5と発振部6との間に介在させた制御手
段101を設けて構成されている。
【0008】太陽電池4は、鏡面状又は白色系統の取付
板7に固着されており、取付板7により太陽光が反射さ
れたり、或いは、白色系統の取付板7と黒色系統の太陽
電池4との色合いにより、目のような形状を形成したり
と、もぐらを撃退するのみならず鳥嚇しとしても有用可
能となるものである。
【0009】又、支柱3の下方には複数の穴8が穿設さ
れており、支柱3内部で発振された音波が外部へと拡散
して広範囲に到達するためのものであが、勿論これに限
らず、例えば、溝を支柱3の一部周囲に形成して音波を
放射状に拡散することでも同様の効果が得られるもので
ある。
【0010】このようにして、音波の拡散が有効に達成
されることにより、バッテリー5から供給される電流を
大幅に削減することができ、発振部6については、例え
ば、圧電ブザー等の電流値の比較的低いものが利用可能
となる。更に、消費電流を抑えることで、バッテリー5
に充電するための太陽電池4についても、その表面積を
小さいものとすることができ、製造費用の減少が図られ
ることとなる。
【0011】次に、本発明に係るもぐら撃退器1の制御
手段101について説明する。図2のブロック図に示す
ように、バッテリー5と発振部6とは制御手段101を
介して連結されており、バッテリー5から供給される電
流を制御することにより、発振部6より発振される音波
の発振間隔と発振時間及び発振周波数を変更することが
できる。
【0012】上記のような制御手段101による制御の
手法の実施例は、図3のフローチャートに示すように、
ステップP1において発振間隔X、発振時間Y、発振周
波数Zは各々初期設定されており、バッテリー5からの
電流の供給により発振部6から音波が発振されている。
この時、初期設定される発振間隔Xの値は、例えば、1
0秒とし、発振時間Yの値は2秒としており、発振周波
数Zの値については、もぐらに効果的と言われている
値、例えば、498.9HZ としている。
【0013】次に、ステップP2において、発振されて
いる音波の発振間隔Xの設定値を、例えば、30秒以上
90秒以下の範囲内でランダム選出し、同様に、ステッ
プP3において、発振時間Yの設定値を、例えば、2秒
以上6秒以下の範囲内でランダム選出する。更に、ステ
ップP4において、発振周波数Zの設定値を、例えば、
197.5HZ 以上861.7HZ 以下の範囲内でビッ
トカウンターにて分解してランダム選出する。
【0014】このようにしてランダム選出された各々の
設定値に基づき、ステップP5において、発振部6がO
Nされて音波を発振する。音波が発振され続ける間、ス
テップP6において、発振間隔X及び発振時間Yの設定
値から1が減算され、その後、ステップP7において、
発振時間Yの設定値が0か否かが判断され、0である場
合はステップP8に移り、0でない場合はステップP6
に戻りステップP6、P7が繰り返される。ステップP
6、P7を1回通過する毎に発振間隔X及び発振時間Y
から1が減算されるので、例えば、発振間隔Xが35
秒、発振時間Yが4秒であると、ステップP6、P7を
4回通過してからステップP8に移ることになるが、こ
の1回通過毎に1秒カウントされるようになっているの
で、この間の4秒間発振続ける。
【0015】発振時間Yの設定値が0となりステップP
8に移った場合、発振部6がOFFされて音波の発振が
停止され、その後、ステップP9において、発振間隔X
の設定値から1が減算され、ステップP10において、
発振間隔Xの設定値が0か否かが判断される。発振間隔
Xの設定値が0である場合には再度ステップP2に戻
り、0でない場合はステップP9に戻りステップP9、
P10が繰り返されることとなる。前記例の場合には、
ステップP6、P7を4回通過しているのでXは31秒
になっているため、ステップP9、P10を31回通過
してからステップP2に移るが、この間31秒間発振を
中断する。
【0016】上記の流れを表にして現すと、図4のよう
になる。即ち、最初の1サイクル目においては、発振時
間YはY1 秒、発振間隔XはX1 秒、発振周波数ZはZ
1 HZ となり、2サイクル目においては、発振時間Yは
Y2 秒、発振間隔XはX2 秒、発振周波数ZはZ2 HZ
となる。以下同様に、Nサイクル目においては、発振時
間YはYN 秒、発振間隔XはXN 秒、発振周波数ZはZ
N HZ となる。
【0017】前記例の場合には、4秒間発振し、31秒
間中断してからステップP2に戻り1サイクルを終了
し、以後同様に新たなX、Y、Zを選出して、ステップ
P2からステップP10までを繰り返すことにより、音
波の発振間隔、発振時間、発振周波数の各々を自動的に
変更することができる。尚、このような制御手段101
による制御の手法については、本発明の要旨を変更しな
い限り、ステップの一部を省略又は変更することも可能
であり、又、発振間隔X、発振時間Y、発振周波数Zの
各々の範囲についても変更可能である。
【0018】
【発明の効果】以上のように、この発明に係るもぐら撃
退器によれば、バッテリーと発振部とは制御手段を介し
て電気的に連結されており、発振される音波の発振間隔
と発振時間及び発振周波数が自動的に変更可能であり、
時間的経過に伴い音波に対してもぐらが慣れるというこ
とがなく、撃退する効果が減少するという不具合が回避
されることとなるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るもぐら撃退器を示す縦断面図。
【図2】本発明に係るもぐら撃退器の構成を示すブロッ
ク図。
【図3】本発明に係るもぐら撃退器の制御手段を説明す
るフローチャート。
【図4】本発明に係るもぐら撃退器の制御手段による音
波の発振時間と発振間隔の流れの説明図。
【符号の説明】
1 もぐら撃退器 2 本体 3 支柱 4 太陽電池 5 バッテリー 6 発振部 101 制御手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 太陽電池と、該太陽電池の出力により充
    電されて電流を供給するバッテリーと、該バッテリーと
    電気的に連結されて音波を発振する発振部を具備するも
    ぐら撃退器において、 前記発振部から発振される音波の発振間隔、発振時間、
    発振周波数を自動的に変更可能とする制御手段を設けた
    ことを特徴とするもぐら撃退器。
JP6272693A 1993-02-25 1993-02-25 もぐら撃退器 Pending JPH06245683A (ja)

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JP6272693A JPH06245683A (ja) 1993-02-25 1993-02-25 もぐら撃退器

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7782711B2 (en) * 2007-12-21 2010-08-24 Richard Fembleaux Pest deterrent
US20120206997A1 (en) * 2011-02-16 2012-08-16 Damian Krause Solar powered mole and gopher chaser
JP2017112840A (ja) * 2015-12-21 2017-06-29 キーオン株式会社 動物忌避装置
KR20200061088A (ko) * 2018-11-23 2020-06-02 농업회사법인 주식회사 나무바이오 두더지 퇴치 장치
KR20220017786A (ko) * 2020-08-05 2022-02-14 서정철 기주 공명관을 이용한 두더지 퇴치기
KR20230011183A (ko) * 2021-07-13 2023-01-20 박춘근 두더지 퇴치 장치
KR102507459B1 (ko) * 2022-10-04 2023-03-08 (주)재성정보통신 유해조수 퇴치를 위한 지진파 발생 장치

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