JPH06245646A - 茸類の栽培方法およびそれに用いる装置 - Google Patents
茸類の栽培方法およびそれに用いる装置Info
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- JPH06245646A JPH06245646A JP5062592A JP6259293A JPH06245646A JP H06245646 A JPH06245646 A JP H06245646A JP 5062592 A JP5062592 A JP 5062592A JP 6259293 A JP6259293 A JP 6259293A JP H06245646 A JPH06245646 A JP H06245646A
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Abstract
タケの収穫が楽にできるシイタケ栽培方法およびそれに
用いる立体ベンチ循環装置を提供する。 【構成】 複数のベンチ18の列を左右に一対のエンド
レスチェーン17で連結し、スプロケット列2〜10に
より複数段にわたって前後に往復させながら循環させ、
供給取出装置位置Fに来たベンチ18から成長したシイ
タケないし菌床を収穫し、新しい菌床を供給することに
より、ベンチ18上の菌床を順次シイタケの生育に適切
な環境中に移送するシイタケの栽培方法。
Description
場内でオートメーション栽培する方法およびそれに用い
る立体ベンチの循環装置に関する。
イタケの菌種を混入し、取り扱い易い形状、たとえば円
柱状に成形した菌床を用い、工場内で管理しながらシイ
タケ栽培を行なう方法が開発されている。このような人
工栽培方法において、菌床は複数個をまとめてベンチ上
に整列させ、このベンチを水槽中に一定期間浸水させた
後に多段の棚に載置し、パイプによる頭上灌水やホルモ
ン剤の供給や人工照明による照度時間コントロールおよ
び炭酸ガス、湿度、温度の管理を行なってシイタケの早
期生育を促している。他方、従来より、観賞用の花や野
菜などの植物体を効率よく量産しうるシステムとして、
さらに車椅子に乗った身体障害者でも園芸ないし農業に
参加できるシステムとして、図12に示す立体回転ベン
チ100を利用したものが知られている。このものは上
下の走行レール101を含むフレーム102の前後左右
に比較的大径のスプロケット103を配置し、それらの
スプロケット103に左右一対のエンドレスチェーン1
04を巻き掛け、走行レール101上を走行する多数の
ベンチ105をこれらのエンドレスチェーン104で上
昇、前進、下降、後退方向にゆっくりと循環させるよう
にしたものである。このものは各ベンチ105に載置し
た植物体106の育生段階に応じて、底面灌水107、
頭上灌水108、薬液ないしホルモン剤散布109、日
照コントロール110などの各ステップに順に移動さ
せ、最終的に成長した植物体106を取り入れるもので
ある。なおこのような立体回転ベンチ100は、培土混
合装置や培土充填機、トレイ供給装置などと組み合わ
せ、工場内に植物育成システムとして設置するようにし
て用いる。
おいて、菌床を載置したベンチを水槽中に浸水させる工
程は大きな労力を要し、栽培の合理化のネックになつて
いる。さらにオガクズと菌種とを混合して成形した菌床
の場合は、シイタケが菌床の裏側から生えてくることも
あるため、棚に乗せた菌床を下から見ただけではシイタ
ケの生育状態を充分に観察できず、成長したシイタケの
収穫時期をのがすこともある。また近時の研究により、
シイタケの生育において菌床に振動を加えると生育期間
が短縮され、味覚が向上することが知られている。本発
明は前記従来のシイタケ栽培方法の問題を解消し、さら
に振動を与えながら生育する効率な栽培方法を提供する
こと、およびそのような栽培方法に用いる装置を提供す
ることを技術課題とするものである。
は、複数のベンチの列を左右一対のエンドレスチェーン
で連結した複数段のベンチ循環装置における前記エンド
レスチェーンを複数段にわたって往復させながら昇降さ
せて循環させ、供給取出位置に来たベンチ上に、順次茸
類の菌種を含む菌床を配列し、ついでベンチを浸水させ
て菌床を灌水させるステップおよびこれに続く菌種の生
育に適する複数ステップの環境中に順次移送し、生育し
た茸類を前記供給取出位置で収穫することを特徴として
いる。本発明の植物栽培用立体ベンチの循環装置は、植
物体を収容した複数のベンチを、左右一対のエンドレス
チェーンで連結し、該エンドレスチェーンを循環させる
ことにより各ベンチを植物体の生育に適する複数ステッ
プの環境中に順次循環搬送するための装置であって、前
記チェーンに係合するスプロケット列が、フレーム側面
の後端の上下にそれぞれ設けた後部上段および後部下段
スプロケットと、フレーム側面の前端の上下にそれぞれ
設けた前部上段および前部下段スプロケットと、前記後
部の上段および下段スプロケットの中間の高さで、かつ
前方寄りに設けた後部中間スプロケットとからなり、前
記チェーンが、後部下段、後部上段、前部上段、後部中
間、前部下段スプロケットの順に張り渡され、さらに後
部下段スプロケットに戻る閉ループを構成していること
を特徴としている。すなわちこれにより少なくとも4段
の走行路を構成し、各ベンチを前後に2往復以上させる
立体的な循環装置がえられる。
スプロケットが上下方向に複数設けられ、それらの後部
中間スプロケットの間の高さに、その間のチェーンが前
後に往復するように係合する前部中間スプロケットが介
在されているものが好ましく、これにより少なくとも6
段の走行路を構成し、各ベンチを前後に3往復以上させ
る多層の植物育成ラインがえられる。このような複数個
の中間スプロケットを備えた多層のラインを構成する場
合、後部側の複数個の中間スプロケットを同一の駆動源
により同調駆動するのが好ましい。
その両端上部から左右に突出するシャフトを有してお
り、該シャフトが前記左右一対のエンドレスチェーンに
連結されると共に、シャフトに設けたローラが、前側と
後側のスプロケットの間に張られるチェーンに沿って延
びる走行レールによって支持されているものが好まし
い。この場合、前記ベンチの左右一対のシャフトにそれ
ぞれ補助ローラを設け、前記複数個のスプロケットのう
ちいずれかのスプロケットを回転自在に支持する軸受け
ボックスを、前記フレームに対してチェーンの張り方向
に位置調節自在に取りつけると共に、該軸受けボックス
に前記補助ローラを支持する補助レールを備えさせるの
が好ましい。
がその両端上部から左右に突出するシャフトを有してお
り、該シャフトが、前記エンドレスチェーンのリンクに
閉ループの外側に突出するように設けられる羽根に対し
て回動自在に連結されると共に、前記後部中間スプロケ
ットに前記シャフトとの干渉を避けるための切り欠きが
形成されており、かつ後部中間スプロケットの作用歯数
がベンチのリンクピッチの整数倍またはリンクピッチの
1/2の奇数倍であるものが好ましい。
閉ループの走行路を循環するので、1個所の観察しやす
い供給取出位置で菌床を供給すれば順次各ステップの処
理によって茸類を育成することができる。とくにベンチ
を浸入させて菌床を灌水するステップでは、菌床にネッ
トをかけておくと、菌床が浮いたりせず、充分に菌床に
水を含浸させうると共に、ほぼもとの整列状態が維持さ
れる。さらに菌床は常時チェーンによって移送されてい
るので、その走行の振動が菌床に伝わり、茸類の生育に
好結果をもたらす。また複数段の走行路を移動すると
き、上方では高温に維持しやすく、下方ではより低温に
維持できるので、温度管理が容易である。生育し茸類は
供給装置と同一の近寄り易い場所で収穫できるので、菌
床の裏面側のシイタケも容易に見つけることがてきる。
また広い範囲を歩きまわったり、棚の上の方まで登った
りする必要がないので、労力が大幅に減少でき、車椅子
の利用者でも業務に従事できる。請求項2の装置におい
ては、前端側および後端側のそれぞれの上下にスプロケ
ットを設けているので、チェーンはいわば矩形状の走行
路を走行する。そしてこのように上下の走行経路の間隔
をあけた上で、後部中間スプロケットを設け、上下の走
行路の中間に、前後に往復する追加の走行路を設けてい
る。これにより少なくとも2往復の走行路がえられるこ
とになる。このことは走行路の長さが同一であれば設置
のための床面積が1/2以下に減少することを意味し、
大幅なスペースの節約になる。
ンチを浸水させるための水槽を設ければ、前記シイタケ
などの茸類を栽培する方法に使用するのに適した装置が
えられる。請求項3の装置では、前記後部中間スプロケ
ットを複数個設け、これらに対応する前部中間スプロケ
ットを設けているので、一層多層の走行路を構成するこ
とができ、スペースの節約になる。さらに請求項3の装
置では、後部側の複数個のスプロケットを同一の駆動源
でそれぞれ駆動しているので、チェーンの各リンクに加
わる張力が平均化され、チェーンの一部に力が集中しな
い。そのためサイズの小さいチェーンを採用することが
でき、またそれにより総負荷をさらに減少させうる。請
求項4の装置では、各ベンチおよびベンチに載置した菌
床やポットなどの重量が左右に突出するシャフトを介し
てレールで受けられる。そのためチェーンは前後方向に
張力が加わるだけであり、サイズの小さいチェーンでも
安全に駆動しうる。
くなったチェーンの使用中に生ずる伸びを吸収する張力
調節機構の改良に係わるものである。すなわちチェーン
に伸びが生じたときは、スプロケットを支持する軸受け
ボックスなどをチェーンの張り方向にずらせて再度固定
すればよいが、そのとき走行用のレールの端部とスプロ
ケットの上端との距離が離れてしまうので、両者の間を
渡るシャフトの重量を支えることができない。請求項5
の装置ではシャフトに設けた補助ローラを軸受けボック
スに設けた補助レールで支持するようにしているので、
軸受けボックスをどの位置に移動させた場合でも、シャ
フトを介してベンチの重量を支えることができる。
の取りつけ構造に関するものである。すなわち一般的な
チェーンコンベアでは、スプロケットと干渉しないよう
閉ループの外側に突出する羽根(アタッチメント)を数
個おきのリンクに設け、その羽根を利用して搬送体のベ
ースなどをチェーンにしっかりと取りつけるようにして
いる。しかし本発明の装置においては、後部中間スプロ
ケットがいわばエンドレスチェーンのループの外側から
チェーンのリンクと係合することになるので、羽根に取
りつけるべきベンチのシャフトなどがスプロケットと干
渉する。そこで請求項6の装置では、後部中間スプロケ
ットの作用歯数をベンチ間のリンク数(リンクピッチ)
の整数倍またはリンクピッチの1/2の奇数倍(ただし
1倍を除く)とし、それによりベンチのシャフトがスプ
ロケットの決まった位置にくるようにすると共に、その
位置に干渉を避けるための切り欠きを形成したのであ
る。これにより後部中間スプロケットを採用しているに
もかかわらず、リンクの羽根によりベンチをチェーンに
対してしっかりと取りつけることができる。
チの循環装置の具体的な実施例を説明する。図1は本発
明の栽培方法に用いる装置の一実施例を示す側面図、図
2はその一部省略斜視図、図3は図1の要部拡大側面
図、図4は図3のIV−IV線断面図、図5は図1の装置の
駆動系統を模式的に示す斜視図、図6は本発明にかかわ
るベンチの一部省略断面図、図7は図6のベンチの要部
斜視図、図8は図6のVIII−VIII線断面図、図9は本発
明にかかわるチェーン張力調節機構の一実施例を示す一
部切欠側面図、図10は図9のX−X線断面図、図11
は図9の機構の平面図である。
栽培方法に用いるベンチ立体回転循環装置の一実施例の
全体を説明する。図1〜2の装置は箱形のフレーム1
と、そのフレーム1の側面部にそれぞれ組み付けた循環
用スプロケット列2〜10および駆動用スプロケット列
11〜16と、循環用スプロケット列2〜10に張り渡
した左右一対の循環用チェーン17と、左右の循環用チ
ェーン17の間に設けられる多数のベンチ18と、駆動
用スプロケット列11〜16に掛け渡した駆動用チェー
ン19、20とから構成されている。さらに最下段の走
行路の下方には、水槽Tが設置されている。水槽T内の
水は冷却循環装置(図示されていない)により常時0〜
25℃に冷却されている。また最下段の走行路は他の走
行路よりも前端側が長く突出されている。この突出した
部位が供給取出位置Fである。
り、シイタケを栽培する方法を説明する。前記循環用チ
ェーン17は矢印P方向によりゆっくりと、たとえば2
〜3m/分の速度で循環させる。この状態で供給取出位
置Fにあるベンチ18の上に菌床(図7のH)を多数載
せ、さらに水槽T中で菌床が浮かないようにネット(図
7のN)をかける。そのベンチ10が下方へ移動してい
き、つぎのベンチが供給取出位置Fにくると同じように
菌床Hを供給する。菌床Hが載ったベンチ18はまず水
槽Tの冷水中に漬けられ、菌床に充分に冷水が浸み込ま
される。それと共に、内部の菌種が発芽する。菌種が発
芽がした菌床を載せたベンチ18はチェーン17によっ
て後端(図1の左端)から上昇し、水槽Tから上げら
れ、さらに上昇端まで移動する。その後ベンチ18は前
端(図1の右端)へ移動し、さらに走行路の順に前後に
往復しながら下降していく。その走行路の途中で菌床H
に対しホルモン剤、栄養剤、水などが上面灌水され、太
陽灯などで日照コントロールを行なう。それにより菌床
の表面からシイタケが発生し、生育していく。その間、
菌床は常時振動を受けている。また上部の走行路では空
気温度が高く、下方に至るにしたがって低温になるの
で、初秋から冬に向かう季節の傾向に合致した環境温度
となる。 そして菌床Hの表面から生えたシイタケは、
ベンチ18が再び供給取出位置Fに戻ったときに菌床H
ごと収穫し、あるいは菌床Hをそのままにしてシイタケ
のみを収穫する。すなわち供給取出位置Fでは、作業者
がつぎつぎにくるベンチ18に対し、成長したシイタケ
を収穫し、菌床Hごと収穫する場合は新しい菌床を供給
していく。
分について詳細に説明する。前記フレーム1は型鋼ない
しパイプ鋼などからなる多数本の柱材21a〜21eの
上端を前後方向に延びる縦梁22で櫛状に連結してそれ
ぞれ左右の側面部を構成し、その一対の側面部同士の上
端および中間部を横梁23で連結したものである。さら
に各側面部の内面側、すなわち柱材の内面側には、図8
に示す短い片持梁24が突設され、それらの片持梁の上
を通すようにレール用ベース25およびレール26が設
けられている。このレール26は前記ベンチ18の両端
を吊り下げて重量を支えるものである。レール用ベース
25は後述する駆動機構用ベース梁27a〜27dと共
に構造用強度メンバーとしてフレーム1の一部を構成す
るともいえる。フレーム1の大きさはベンチ18の大き
さや搬送経路長さなどに応じて選択され、とくに限定さ
れるものではないが、通常は高さ2〜10m、左右幅5
〜20m、前後長さ10〜40m程度である。
環用スプロケット列を説明する。図3に示すように、フ
レーム1の最後列の柱材21aと2番目の柱材21bと
の間には、上中下段に3本の駆動機構用ベース梁27
a、27b、27cが渡されている。そして上段および
下段のベース梁27a、27cの後部上面には、それぞ
れベアリングを収容した軸受けボックス28が取りつけ
られており、図4に示すように左右の軸受けボックス2
8によりパイプ製のシャフト29が回転自在に支持され
ている。そしてそのシャフト29の軸受けボックス28
の内側の位置にピッチ円径が大きい後部上段スプロケッ
ト2および後部下段スプロケット3がそれぞれ固着され
ている。なお実際に制作した装置では後部上段および下
段スプロケットは総歯数(割出歯数)を110とし、1
リンクに2枚の歯が噛み合うため作用歯数を55とし
た。
らか前方に、比較的小径の第1および第3後部中間スプ
ロケット6、8が同じく軸受けボックス28によりそれ
ぞれ回転自在に取りつけられている。また図1に示すよ
うに、後端から2番目の柱材21bと3番目の柱材21
cとの間には、前記中段の駆動機構用ベース梁27bと
同じ高さに位置にさらにもう1本のベース梁27dが渡
され、そのベース梁およびこれに隣接するレール用ベー
スの上に設けた一対の軸受けボックス28により、前記
後部中間スプロケット6、8よりもいくらかピッチ円径
が大きい3個目の第2後部中間スプロケット7を回転自
在に支持している。なおこの第2後部中間スプロケット
7のピッチ円径を大きくしているのは、前述した左右の
柱材21a〜21eの中間部に横梁23を通すためであ
り、スペースが許せば3個とも同じピッチ円径にするこ
ともできる。また小径のスプロケットを上下に2個配列
して前記中間の横梁23を通すスペースを設けてもよ
い。
上段スプロケット2や後部下段スプロケット3のような
左右のスプロケットを連結するシャフト(図4の29)
を設けていないが、これはベンチ18との干渉を避ける
ためである。したがってスプロケットを大きくすれば左
右を貫通するシャフトを設けることもできる。また前記
後部中間スプロケット6、7、8には、ベンチのシャフ
ト38(図6〜7参照)およびパイプ43との干渉を避
けるための切り欠き29aを形成している。これは後部
中間スプロケットについては、循環用チェーンが構成す
る閉ループのいわば外側からチェーンに係合するため、
それらのシャフトやパイプがスプロケットに当たるから
である。
8では5個の切り欠き29aがベンチ18のリンクピッ
チ(たとえば11リンク)の1/2の間隔で形成されて
いる。このように奇数個の切り欠きがリンクピッチの1
/2の間隔で形成されているときは、ベンチのシャフト
やパイプは1個おきの切り欠き29aに順に嵌り、スプ
ロケットの2回転で元の切り欠きに再び嵌ることにな
る。これによりベンチのシャフトなどとの干渉を避けつ
つ、スプロケットの径を一層小さくすることができる。
すなわち第1および第2後部中間スプロケット6、8の
作用歯数は11/2×5で27.5となり、実際の歯数
(割出歯数)は55である。なお径がいくらか大きい第
2後部中間スプロケット7では、切り欠き29aをリン
クピッチの間隔で4個設けている。この場合作用歯数は
44であり、割出歯数は88である。
7、8の作用歯数は、リンクピッチの整数倍(1回転で
もとの切り欠きに嵌る場合)とするか、あるいはリンク
ピッチの1/2の奇数倍(2回転で元の切り欠きに嵌る
場合)とすればシャフトなどがスプロケットの同じ位置
にくるので、切り欠きを形成することによりシャフトな
どとスプロケットとの干渉を避けることができる。なお
リンクピッチの1/3ごと、またはそれ以上に切り欠き
29aを設け、3回転ないしそれ以上の回転ごとに元に
戻るようにすることもできるが、スプロケットの本来の
歯が少なくなるので、リンクピッチの1/2の奇数倍程
度までにするのが好ましい。
する。図1に示すように、最前列の柱材21eの下部お
よび前から2番目の柱材21dの上部(および対応する
レール用ベース)には、後述するチェーン張力調節機構
を備えた軸受けボックス30が設けられ、前部上段スプ
ロケット4および前部下段スプロケット5をそれぞれ回
転自在に支持させている。さらに前から2番目の柱材2
1dには、2個の前部中間スプロケット9、10が設け
られ、それぞれ軸受けボックス31、32により回転自
在に支持されている。
個の循環用スプロケットに対し、後部上段2、前部上段
4、後部第1中間6、前部第1中間9、後部第2中間
7、前部第2中間10、後部第3中間8、前部下段5お
よび後部下段3の各スプロケットの順に、すなわち交互
に前後に往復させながら循環用チェーン17が掛け渡さ
れ、最終的に後部上段スプロケット2に戻っている。そ
れにより、循環用チェーン17はエンドレスのループを
描いている。このような循環用チェーン17のループは
図2に示すようにフレーム1の左右に一対で配置されて
おり、左右の循環用チェーン17の間に渡すように、横
長のベンチ18を連結している。
上段スプロケット2と後部下段スプロケット3の間では
チェーン17の張力の方向に重量がかかるので、チェー
ンにそのまま吊るしている。しかし前後のスプロケット
間を前進または後退するときはチェーンの張力に対して
横方向に重量がかかるので、レール26によってその重
量を支えるようにしている。またスプロケットに掛かっ
ているときはスプロケットによって重量が支持される。
なおスプロケットの上端とレールとが接続される部分、
たとえば後部上段スプロケット2と最上段のレールとの
接続部などでは、スプロケットからレールに乗り移れる
ように、またレールからスプロケットに乗り移れるよう
に、それぞれレールの端部およびレール用ベースはスプ
ロケットの上部でとぎれている。逆にスプロケットの下
端とレールとの接続部分、たとえば後部下段スプロケッ
ト3と最下段のレールとの接続部などでは、そのままス
プロケットからレールに、およびレールからスプロケッ
トに乗り移ることができるので、そのレール(およびこ
れを支持するレール用ベース)はそのまま前または後に
延長している。上記のごとく前後のスプロケット間に張
られる循環用チェーン17に沿ってそれぞれレール26
が設けられる結果、前後に4往復する本実施例の場合
は、図1などに示すように合わせて8本のレール26お
よびレール用ベース25がフレーム1の左右の各側にそ
れぞれ設けられている。
用チェーン17の駆動機構を説明する。荷重が少ない場
合は1か所のスプロケットを回転駆動しても問題はない
が、本発明の装置のように多数のベンチを多段に循環駆
動する場合はチェーンの張力が極めて大きくなる。その
ため1か所で駆動しようとすると大きい張力に耐えうる
大きいサイズのチェーンが必要になり、そのため一層負
荷が大きくなる。したがって本実施例では、後部上段の
スプロケット2をモータMで駆動するほか、3個の後部
中間スプロケット6、7、8を同調して駆動するように
している。
1bの間に渡した中段の駆動機構用ベース梁27bに対
し、モータMと、2枚のスプロケットを軸で同軸状に連
結したアイドルスプロケット13とをそれぞれ設け、後
部上段スプロケット2の外側に同軸状に固着したスプロ
ケット11(図4参照)と、モータMの軸に固着したス
プロケット12と、アイドルスプロケット13の1枚の
スプロケットに対し、第1駆動用チェーン19を巻き掛
ける。さらに第1、第2および第3後部中間スプロケッ
ト6、7、8にそれぞれ同軸状に固着した3枚の駆動用
スプロケット14、15、16に対し、第2駆動用チェ
ーン20を巻き掛け、かつその第2駆動用チェーン20
を前記アイドルスプロケット13の他方のスプロケット
に係合させている。さらに本実施例においては、図4〜
5に示すように、左右の後部上段スプロケット2同士、
後部下段スプロケット3同士、および左右のアイドルス
プロケット13同士をそれぞれシャフト29、34、3
5により連結し、左右の循環用チェーンの同調を取るよ
うにしている。
モータMを矢印A方向に回転させると、第1駆動チェー
ン19が図1における右回りに循環し、これと連結され
る後部上段スプロケット2およびアイドルスプロケット
13を時計廻りに回転させる。さらにそのアイドルスプ
ロケット13と係合している第2駆動チェーン20は左
回りに循環し、後部中間スプロケット6、7、8をそれ
ぞれ反時計廻り(矢印B方向)に回転させる。したがっ
て循環用チェーン17は4か所で分散して駆動されるの
で、張力の最大値を下げることができ、サイズの小さい
チェーンを採用することができる。それにより全体の負
荷を減少させうると共に、ピッチ円径が小さいスプロケ
ットを採用して全体のスペースを節約しうる。
ロケット13の外側に接するように連結するのは、第1
駆動チェーン19と第2駆動チェーン20とが逆廻りで
あることもあるが、このような連結によりアイドルスプ
ロケット13を梁に対して前方に移動させるだけで、第
1および第2駆動チェーン19、20の両方の張力を増
すことができるからである。したがって本実施例におい
ては、駆動チェーンのテンション調節機構は一か所でも
よい。なおもちろん他のテンション調節用のスプロケッ
トなどを各駆動チェーンに追加してもよい。
びそのベンチを支持するレール26について説明する。
本実施例においては、ベンチ18その上に載置するべき
植物体の邪魔にならないよう、左右を貫通するシャフト
を採用せず、図7に示すようにI型鋼などの梁36の両
端にアーム37を立ち上がらせ、そのアーム37の上端
からそれぞれ外側に短いシャフト38を突出させて全体
としてクランク状に構成している。そして図7に示すよ
うに梁36の上にエクスパンドメタルなどからなるトレ
ー39を固着している。
よび補助ローラ41をそれぞれ回転自在に設け、両方の
ローラの間に、チェーン17の羽根付きリンク42に連
結されるパイプ43を回転自在に嵌めている。これによ
りベンチ18はその左右端でレール26に支持されなが
らその上を走行することができ、循環用チェーン17に
よって引かれながら進行する。なお前記補助ローラ41
はつぎに説明するチェーン張力調節機構において機能す
るものである。
は長さがきわめて長い。たとえば図1の実施例のように
4往復させる場合は、循環用チェーン17の長さは25
0mになることもある。そのため使用することにより次
第にチェーンが伸び、その伸の長さは1,500mmにも
達することになり、1カ所で伸びを吸収するのは困難で
ある。
ットを同調させて駆動する構成を採用する場合では、チ
ェーンの伸びを1カ所で吸収すると、各駆動スプロケッ
ト間の同調がとれなくなることも起こりうる。そのため
本実施例の機構では、前部のスプロケット4、5、9、
10を支持するすべての軸受ボックス(30〜32)に
チェーンの張力調節機構を設けている。なおこのように
分散させて張力調節機構を設けても、1カ所当たりの調
整のためのスプロケットの必要移動量は200mmにもな
る。そのためチェーンの伸びを吸収すると、スプロケッ
トの上端とレールの端部とを接近させている部分で両者
が離れてしまい、ローラ40の乗り継ぎができなくなる
場合がある。
の張力調節機構では、本来のレール26とは別個に、こ
れと平行に短い補助レール44を設け、この補助レール
44をスプロケット(図9〜11では符号53で示して
いる)を支持する軸受けボックス50、51の一方に固
定すると共に、この補助レール44の上を転動する補助
ローラ41を設けたのである。すなわち図9に示すよう
に、柱材21の前面に比較的短い片持梁45を突出さ
せ、その下面にT溝46を備えたブロック47を固定
し、これと平行に、レール用ベース25の下面にもT溝
48を備えたブロック49を固定している。そしてそれ
ぞれのT溝46、48内をスライドするTボルト49に
より、図10に示すようにスプロケットを支持する一対
の軸受けボックス50、51を吊すように取りつけてい
る。そして図10の左側の軸受けボックス50の上部に
スペーサ52を介して補助レール44を載置し、前記補
助ローラ41をこの補助レール44の上に走行可能に設
けている。
いては、チェーンに伸びが生じたとき、Tボルト49を
締め付けるナット52を緩め、一対の軸受けボックス5
0、51をスプロケット53ごと図9の矢印B方向にス
ライドして移動させる。それにより前後のスプロケット
間の距離が伸び、チェーン17の伸びを吸収する。この
ときローラ40を支持するレール26の端部26aとス
プロケット53の上端との間に隙間があくが、補助レー
ル44は軸受けボックス50、51と共に前進し、補助
レール44の端部44aとスプロケット53の上端との
隙間は変わらない。したがって通常のレール26上を転
動してきたベンチ18は、途中で補助レール44の上に
も乗り、ある距離は通常のレール26と補助レール44
の両方の上に乗っている。そして通常のレール26から
外れる位置までくると、一時的に補助レール44のみに
よって支持され、ついでスプロケット53に乗り換える
ことになる。
節機構は、スプロケット53を支持する軸受けボックス
50、51と共に移動する補助レール44を有するの
で、チェーン17の伸び量が大きい場合でも安全にレー
ル26からスプロケット53へと乗り移ることができる
利点がある。以上、好ましい実施例をあげて本発明の植
物栽培用立体ベンチの循環装置を説明したが、本発明は
上記実施例に限定されるものではなく、種々の改変を加
えることができる。たとえば前記実施例ではベンチのガ
イド用のレールを左右に一対設けているが、両者の中間
に追加のレールを設けるようにしてもよい。また実施例
ではベンチの前後の往復は4回であるが2回または3回
でもよく、さらに5回以上でもよい。その場合は後部中
間スプロケットおよび前部中間スプロケットの数がそれ
に応じて変わる。
茸類の成長を促すことができる。さらに1個所で供給取
出しができるので、車椅子の作業者でも業務の過半を遂
行できる。本発明の装置によれば、上記本発明の栽培方
法を効率的に実施することができる。すなわち請求項2
の装置は、循環チェーンを前後に2回以上往復させる多
層の構成にしているので、スペースを節約することがで
き、あるいは行路長さを長くしうる。請求項3の装置は
複数個のスプロケットを同一の動力源で同調駆動してい
るので、チェーンに加わる張力を平均化でき、そのため
小サイズのチェーンを利用しうる。請求項4の装置は、
走行レールがベンチの重量を支持するので、チェーンの
負担が少ない。請求項5の装置は補助ローラおよび補助
レールを設けた張力調節機構を有するので、チェーンの
伸び量が大きい場合でも、レールとスプロケットの間の
乗り移りがスムーズである。請求項5の装置では後部中
間スプロケットに切り欠きを設けたので、ループの外に
突出する羽根(アタッチメント)によりベンチをチェー
ンに確実に結合しうる。
置の一実施例を示す側面図である。
ある。
る。
施例を示す一部切欠側面図である。
ある。
Claims (6)
- 【請求項1】 複数のベンチの列を左右一対のエンドレ
スチェーンで連結した複数段のベンチ循環装置における
前記エンドレスチェーンを複数段にわたって往復させな
がら昇降させて循環させ、供給取出位置に来たベンチ上
に、順次茸類の菌種を含む菌床を配列し、ついでベンチ
を浸水させて菌床に灌水させるステップおよびこれに続
く菌種の生育に適する複数ステップの環境中に順次移送
し、生育した茸類を前記供給取出位置で収穫する茸類の
栽培方法。 - 【請求項2】植物体を収容した複数のベンチを、左右一
対のエンドレスチェーンで連結し、該エンドレスチェー
ンを循環駆動させることにより各ベンチを植物体の生育
に適する複数ステップの環境中に順次循環搬送するため
の装置であって、前記チェーンに係合するスプロケット
列が、フレーム側面の後端の上下にそれぞれ設けた後部
上段および後部下段スプロケットと、フレーム側面の前
端の上下にそれぞれ設けた前部上段および前部下段スプ
ロケットと、前記後部の上段および下段スプロケットの
中間の高さで、かつ前方寄りに設けた後部中間スプロケ
ットとを有し、前記チェーンが、後部下段、後部上段、
前部上段、後部中間、前部下段スプロケットの順に張り
渡され、さらに後部下段スプロケットに戻る閉ループを
構成している立体ベンチの循環装置。 - 【請求項3】 前記後部中間スプロケットが上下方向に
複数枚設けられ、それらの後部中間スプロケットの間の
高さに、その間のチェーンが前後に往復するように係合
する前部中間スプロケットが介在されており、かつ後部
側の複数個の中間スプロケットが同一の駆動源により同
調駆動されている請求項2記載の装置。 - 【請求項4】 各ベンチがその両端上部から左右に突出
するシャフトを有しており、該シャフトが前記左右一対
のエンドレスチェーンに連結されると共に、シャフトに
設けたローラが、前側と後側のスプロケットの間に張ら
れるチェーンに沿って延びる走行レールによって支持さ
れている請求項2または3のいずれかに記載の装置。 - 【請求項5】 前記ベンチのシャフトにそれぞれ補助ロ
ーラが設けられており、前記複数個のスプロケットのう
ちいずれかのスプロケットを回転自在に支持する軸受け
ボックスが、前記フレームに対してチェーンの張り方向
に位置調節自在に取りつけられると共に、該軸受けボッ
クスが前記補助ローラを支持する補助レールを備えてい
る請求項4記載の装置。 - 【請求項6】 各ベンチがその両端上部から左右に突出
するシャフトを有しており、該シャフトが、前記エンド
レスチェーンのリンクに閉ループの外側に突出するよう
に設けられる羽根に対して回動自在に連結されると共
に、前記後部中間スプロケットに前記シャフトとの干渉
を避けるための切り欠きが形成されており、かつ後部中
間スプロケットの作用歯数がベンチのリンクピッチの整
数倍またはリンクピッチの1/2の奇数倍である請求項
2または3記載の装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5062592A JP2565462B2 (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | 植物体栽培用立体ベンチの循環装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06245646A true JPH06245646A (ja) | 1994-09-06 |
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ID=13204756
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101219787B1 (ko) * | 2010-05-24 | 2013-01-11 | 대한민국 | 수직형 식물 재배 장치 |
KR20190023306A (ko) * | 2017-08-28 | 2019-03-08 | 농업회사법인 한국도시농업 주식회사 | 간이형 체인 컨베이어식 무인자동 버섯재배장치 |
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JPH01269433A (ja) * | 1988-01-13 | 1989-10-26 | Navot Amatzia | 農産物栽培装置 |
-
1993
- 1993-02-26 JP JP5062592A patent/JP2565462B2/ja not_active Expired - Fee Related
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WO2019045379A3 (ko) * | 2017-08-28 | 2019-05-16 | 농업회사법인 한국도시농업(주) | 간이형 체인 컨베이어식 무인자동 버섯재배장치 |
CN113940239A (zh) * | 2021-09-29 | 2022-01-18 | 中国农业科学院农业信息研究所 | 智能采摘系统 |
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JP2565462B2 (ja) | 1996-12-18 |
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