JPH06245581A - モータの速度制御装置 - Google Patents

モータの速度制御装置

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Publication number
JPH06245581A
JPH06245581A JP5044376A JP4437693A JPH06245581A JP H06245581 A JPH06245581 A JP H06245581A JP 5044376 A JP5044376 A JP 5044376A JP 4437693 A JP4437693 A JP 4437693A JP H06245581 A JPH06245581 A JP H06245581A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed control
motor
signal
exclusive
gate
Prior art date
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Pending
Application number
JP5044376A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichi Mikami
敬一 三上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP5044376A priority Critical patent/JPH06245581A/ja
Publication of JPH06245581A publication Critical patent/JPH06245581A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転速度を高い精度で制御できるモータの速
度制御装置を提供すること。 【構成】 位置検出器1からは、電気角60°間隔で、
検出信号[1]〜[3]が出力される。これらの検出信
号は信号合成器8に入力する。前記検出信号のうち、検
出信号[1]と[2]は信号合成器8の第1の排他的論
理和ゲートに入力し、その出力[4]と検出信号[3]
は第2の排他的論理和ゲートに入力する。該第2の排他
的論理和ゲートからは、電気角360°の間に、3個の
速度制御信号9を出力する。定速速度制御回路4は、該
3個の速度制御信号9と基準クロック5とを位相比較
し、制御信号7をモータ駆動回路2の論理回路2aに出
力する。本発明によれば、電気角360°の間に、3回
速度の補正ができるので、モータの回転速度を高い精度
で制御できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はモータの速度制御装置
に関し、特に、モータの回転速度を高精度に制御できる
ようにしたモータの速度制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のモータ制御装置の一例を、図6を
参照して説明する。図において、1はモータのロータ用
マグネットと対向する位置に固定的に配置され、該ロー
タ用マグネットの通過を検出するロータ用マグネット位
置検出器(以下、位置検出器と呼ぶ)であり、これは例
えばホール素子等で構成されている。2はモータ駆動回
路であり、パワートランジスタT1〜T6を切換え、電
機子コイル3を励磁する論理回路2aを含んでいる。
【0003】4はICによって構成された定速速度制御
回路、5は基準クロック発振器、6は前記位置検出器1
の一つから取出された速度制御信号である。
【0004】モータが、例えば3相4極の場合、前記位
置検出器1からは、図7に示されているような出力波形
[1]、[2]、[3]が出力される。そして、該3個
の出力波形のうちの一つ、例えば出力波形[1]は速度
制御信号6として、定速速度制御回路4に入力する。
【0005】該定速速度制御回路4は、基準クロック発
振器5から出力される基準クロックを適当に分周して得
られた基準クロック(図7参照)と、前記出力波形
[1]との位相を比較し、位相差に応じた制御信号7を
論理回路2aに出力する。
【0006】論理回路2aは、周知のように、前記出力
波形[1]、[2]、[3]に前記制御信号7を加味し
て、前記パワートランジスタT1〜T6の切換えタイミ
ングを制御する。この結果、電機子コイル3には補正さ
れた位相の駆動電流が印加されることになり、モータは
定速で回転することとなる。
【0007】なお、本発明の先行技術としては、例えば
特開平2−188182号公報に開示されたものがあ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記したように、モー
タの定速速度制御は、位置検出器1から出力された出力
波形の一つと前記基準クロックとを位相比較することに
より行っていた。このため、図7から明らかなように、
電気角360°の間に1回しか速度の補正をすることが
できず、十分に高い精度の定速制御を行うことができな
いという問題がった。特に、高い精度の制御を必要とす
るモータ、例えばレーザプリンタ等に用いられる光偏向
装置の回転多面鏡を回転させる光偏向用モータの制御に
用いた場合には、十分な信頼性を得ることができないと
いう問題があった。
【0009】本発明の目的は、前記した従来技術の問題
に鑑み、モータの回転速度を高い精度で制御できる速度
制御装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、所定の角度で精度よく等配設された複数
個のロータマグネット位置検出器と、該位置検出器の検
出信号を入力とし基準クロックとの位相差を検出する定
速速度制御回路とを備えたモータの速度制御装置であっ
て、前記複数個の位置検出器から出力された検出信号を
合成し、電気角360°の間に複数個の速度制御信号を
生成する合成回路を具備した点に特徴がある。
【0011】
【作用】本発明によれば、電気角360°の間に、複数
個の速度制御信号が生成され、複数回速度制御を行うこ
とができるので、高精度の速度制御をすることができ
る。このため、本発明をレーザプリンタ等の光偏向用モ
ータに適用すると、その効果は大きい。
【0012】
【実施例】以下に、図面を参照して、この発明を詳細に
説明する。図2は、本発明が適用される装置の一例であ
る回転多面鏡を回転させる光偏向用モータ、例えば、3
相4極のブラシレスモータの断面図を示す。
【0013】図において、11は回転多面鏡、12はロ
ータケース16に固着され、かつN極とS極とを交互に
多極着磁したロータマグネット、13はプリント基板1
5上に支持されたロータマグネットの位置検出器、14
は電機子コイル、17は回転軸、18は該回転軸を支持
するボールベアリングである。
【0014】図3はプリント基板15上の位置検出器1
3の配置を示す図であり、3個の位置検出器13がθ°
間隔で配置されている。ここに、θ°は下式により求め
られる。
【0015】θ=360°÷N/2÷M (ただし、N
はロータマグネット12の極数、Mは電機子コイルの相
数) 例えば、3相4極のブラシレスモータの場合には、θ=
60°となる。
【0016】次に、本発明の一実施例を、図4および図
1を参照して説明する。図4は本実施例の構成を示すブ
ロック図、図1は図4の一具体例を示す回路図である。
【0017】図4において、モータ10のロータマグネ
ットの回転は位置検出器1により検出される。該位置検
出器1の検出信号はモータ駆動回路2と信号合成器8に
供給される。信号合成器8は、後述する説明から明らか
になるように、位置検出器1の検出信号を合成し、36
0°の電気角の間に複数個の速度制御信号9を出力す
る。該速度制御信号9は定速速度制御回路4に入力す
る。
【0018】定速速度制御回路4は、前記速度制御信号
9と基準クロック5とを位相比較し、位相差に応じた信
号をモータ駆動回路2に供給する。モータ駆動回路2は
前記位置検出器1からの検出信号および定速速度制御回
路4からの出力信号に従って、モータ10の電機子に流
す電流のタイミングを制御する。
【0019】次に、本実施例を、図1の回路図を参照し
て詳細に説明する。8は信号合成器、9は該信号合成器
8の出力信号である速度制御信号であり、他の符号は図
6と同一または同等物を示す。信号合成器8は、図示さ
れているように、検出信号[1]と[2]を入力とする
第1の排他的論理和ゲートと、該第1の排他的論理和ゲ
ートの出力と前記検出信号[3]とを入力とする第2の
排他的論理和ゲートとから構成されている。
【0020】図1の動作を、図5を参照して説明する。
位置検出器1からは、電気角60°間隔で、検出信号
[1]〜[3]が順次出力される。これらの検出信号の
うち、検出信号[1]と[2]は第1の排他的論理和ゲ
ートに入力する。該第1の排他的論理和ゲートの出力
[4]の波形は、図5に示されているようになる。
【0021】該出力[4]と前記検出信号[3]が第2
の排他的論理和ゲートに入力すると、該第2の排他的論
理和ゲートの出力信号の波形は図5の(9)のようにな
る。すなわち、信号合成器8によって、電気角360°
の間に3個のパルス、すなわち3個の速度制御信号9を
得ることができる。
【0022】このため、本実施例によれば、電気角36
0°の間に、3回、速度制御信号を基準クロックと比較
することができ、その都度位相制御することができるの
で、きめ細かな速度制御をすることができるようにな
る。
【0023】なお、前記信号合成器8では排他的論理和
ゲートを2個用いたが、前記第2の排他的論理和ゲート
は省略してもよい。また、該信号合成器8の構成は、図
示した例に限定されないことは明らかである。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、位置検出器から出力された検出信号を合成し
て、従来の速度制御信号より多くの速度制御信号を生成
し、該速度制御信号を用いてモータの速度を制御するよ
うにしたので、高い精度の制御をすることが可能にな
る。
【0025】また、本発明を光偏向用モータとして使用
すると、より高密度、高解像度のレーザプリンタ等を製
造することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す回路図である。
【図2】 本発明が適用されると好適な光偏向用モータ
の断面図である。
【図3】 ロータ用マグネット位置検出器の配置を示す
図である。
【図4】 本発明の一実施例のブロック図である。
【図5】 図1の主要な信号のタイミングチャートであ
る。
【図6】 従来のモータの速度制御装置の回路図であ
る。
【図7】 図6の主要な信号のタイミングチャートであ
る。
【符号の説明】
1…ロータ用マグネット位置検出器、2…モータ駆動回
路、3…電機子コイル、4…定速速度制御回路、5…基
準クロック発振器、8…信号合成器、9…速度制御信
号。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の角度で精度よく等配設された複数
    個のロータ用マグネット位置検出器と、該位置検出器か
    ら出力された検出信号を入力とし基準クロックとの位相
    差を検出する定速速度制御回路とを備えたモータの速度
    制御装置であって、 前記複数個の位置検出器から出力された検出信号を合成
    し、電気角360°の間に複数個の速度制御信号を生成
    する合成回路を具備し、 該合成回路の出力信号を前記定速速度制御回路に供給す
    るようにしたことを特徴とするモータの速度制御装置。
JP5044376A 1993-02-10 1993-02-10 モータの速度制御装置 Pending JPH06245581A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0847133A1 (en) * 1996-12-05 1998-06-10 General Electric Company A capacitively powered motor and constant speed control therefor
JP2008220028A (ja) * 2007-03-02 2008-09-18 Honda Motor Co Ltd 電動車両の停止制御方法

Cited By (3)

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