JPH06245246A - デジタル音量制御装置 - Google Patents

デジタル音量制御装置

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JPH06245246A
JPH06245246A JP29542793A JP29542793A JPH06245246A JP H06245246 A JPH06245246 A JP H06245246A JP 29542793 A JP29542793 A JP 29542793A JP 29542793 A JP29542793 A JP 29542793A JP H06245246 A JPH06245246 A JP H06245246A
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JP
Japan
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signal
digital
line
pcm
pad
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Application number
JP29542793A
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English (en)
Inventor
Toshio Honda
俊夫 本多
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 全ての着信回線に対する受信音量をほぼ一定
にするためのデジタル音量制御装置である。 【構成】 デジタル音声信号を保持する8ビットのレジ
スタ31と、デジタル音声信号の圧伸を行う折れ線型符
号器を有するPCM変換部からのPCM入力データ信号
Iを固有変化量信号a1と、正規化基準レベル信号a2
と、符号化閾値a3とに判別する領域判別回路33と、
極性信号を除く12ビットの入力レベル信号LIを出力
するための乗算回路34、加算回路35と、着信回線に
対応するパッド乗数値Pdを保持するレジスタ32と、
入力レベル値LIとパッド乗数値Pdとを乗算して所定の
音量で出力する出力レベル信号LOを出力する乗算回路
36と、出力レベル信号LOからデジタル音量制御を受
けた8ビットのデジタル信号に変換するための比較領域
判別回路37、減算回路38、除算回路39、レジスタ
40を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデジタル音声信号の圧伸
を行う折線型符号器を用いたデジタルボタン電話主装置
に関し、特にその音量制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のデジタル音量制御装置の一
例を示すブロック図である。
【0003】このデジタル音量制御装置は、特開昭61
ー72457号「モニタ回路」に開示されているよう
に、スピーカ53と切り替スイッチ54を含むモニタ部
51と、モニタすべきデジタル音声信号からモニタ信号
を分岐する信号抽出回路58とROM部57とD/A変
換器56とアナログ増幅器55を含むモニタ本体部52
と接続ケーブル59とからなる。切り替えスイッチ54
はモニタする人のスイッチングによって指定された音量
制御コードを出力する。ROM部57は、信号抽出回路
58からのデジタル信号を受け、その信号の振幅を指定
された音量コードに対応する倍率に変換した値に相当す
る信号をD/A変換器56へ出力する。このようにして
出力された信号がD/A変換器56とアナログ増幅器5
5を介してスピーカ53に出力される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のデジタ
ル音量制御装置は、予め定められた変換テーブルを記憶
させたROMを有しており、デジタルボタン電話装置の
組立時にROMへ変換テーブルを書込む手間と時間がか
かり、また、一旦ROMが装置に組み込まれると、実際
の使用回線に対して、フレキシブルに音量を変更するこ
とができないという欠点がある。
【0005】本発明の目的は、音量変更度合と変換コー
ドとの対比テーブルをROMに設定する必要がなく、か
つ、変換コードを随時容易に変更可能なデジタル音量制
御装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の本発明の第1のデジタルボタン電話のデジタル音量制
御装置は、回線毎に設けられた回線制御部と、μ−La
wPCMデジタル音声信号の圧伸を行う折れ線型符号器
を有するPCM制御部と、デジタル音量制御部と、着信
回線に対応して設けられた複数の減衰手段を指定するパ
ッド乗数値を予め記憶している各回線を制御する主制御
部と、デジタル通話信号を交換接続するデジタルタイム
スイッチ部を有するデジタルボタン電話主装置のデジタ
ル音量制御装置において、前記デジタル音量制御部は、
前記μ−LawPCMデジタル音声信号を圧縮前のデジ
タル信号値に戻し変換を行う手段と、前記圧縮前のデジ
タル信号値に指定されたパッド乗数値を乗算し、その積
を圧縮してμ−Lawデジタル信号値に変換し、前記デ
ジタルタイムスイッチへ出力する手段を有している。
【0007】前記目的を達成するための本発明第2のデ
ジタル音量変換装置は、回線毎に設けられた回線制御部
と、μ−LawPCMデジタル音声信号の圧伸を行う折
れ線型符号器を有するPCM変換部と、着信回線に対応
して設けられた複数の減衰手段を指定するパッド乗数値
を予め記憶している各回線を制御する主制御部と、通話
を交換接続するデジタルタイムスイッチを有するデジタ
ルボタン電話主装置のデジタル音量変換装置において、
前記PCM変換部から出力される、極性信号と領域信号
とステップ信号とからなるPCM入力データ信号のなか
の領域信号から前記折れ線型符号器の予め定められた折
れ線圧伸特性の折れ線領域の判別を行う第1の領域判別
手段と、この領域判別手段の出力信号と前記PCM入力
データ信号のステップ信号とを用いて圧縮前の第1のレ
ベル信号を算出する第1の演算手段と、前記パッド乗数
値と前記第1のレベル信号とを乗算して第2のレベル信
号を出力する乗算手段と、前記第2のレベル信号と前記
第1の領域判別手段の判別結果による符号化閾値信号と
を比較して前記折れ線圧伸特性を基に領域判別を行い変
換された領域信号を出力する第2の領域判別手段と、前
記第2の領域判別手段の判別結果による固有変化量信号
と前記符号化閾値信号と前記第2のレベル信号とから変
換された圧縮後のステップ信号を算出する第2の演算手
段とを有している。
【0008】また、前記第1のレベル信号が、判定され
た折れ線領域の固有変化量とステップ信号との積を該折
れ線領域の正規化基準レベル信号に加算した値か、判定
された折れ線領域の固定変化量とステップ信号との積を
該折れ線領域の閾値信号に加算した値であってもよい。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0010】図1は本発明のデジタル音声制御装置の一
実施例のブロック図、図2は図1に示すパッド制御部1
3のブロック図である。
【0011】ボタン電話主装置1は、回線2にインタフ
ェースする回線制御部11と、アナログ音声信号に対す
るμ−LawPCMのデジタル音声信号の圧縮を行う折
れ線符号器によるデジタル変換を行うPCM変換部12
と、PCM変換部12からのPCM入力データ信号DI
とパッド乗数値PdとによってPCM出力データ信号D O
を出力する本発明のパッド変換部13と、PCM出力デ
ータDOに対するデジタル通話路を形成する時分割スイ
ッチ14と、ボタン電話主装置1全体を制御する主制御
部15とを有する。また、PCM入力データ信号DI
8ビット信号で、8ビット目のMSBが極性信号P、7
〜5ビット目の3ビットがどのセグメントかをを示す領
域信号a、4〜1ビット目の4ビットが同一セグメント
内の位置を示すステップ信号Sからなる。また、回線制
御部11と、PCM変換部12と、パッド変換部13
は、それぞれ回線別に設けられている。
【0012】また、領域信号aは、該セグメント領域内
の圧縮前のレベル値のステップ毎の変化量である固有変
化量信号a1と、圧縮前のセグメント領域毎の基準点と
されている正規化基準レベル信号a2(領域8では41
91、領域7では2079、領域6では1023等)、
各領域の圧縮前の始点である符号化閾値a3(領域8で
は4063、領域7では2015、領域6では991
等)から成る。
【0013】パッド変換部13は、圧縮されたPCM入
力データを圧縮前の正規化基準レベル信号を基準にして
圧縮前のレベルに変換し、該レベル値にパッド乗数を乗
算して所定の音量に変換し、その出力を再度圧縮して時
分割スイッチへ出力する変換部である。このパッド変換
部13は、入力データ信号DIを一時的に蓄積する8ビ
ットのレジスタ31と、パッド乗数値信号を一時的に蓄
積する4ビットのレジスタ32と、PCM入力データ信
号DIの中の領域信号aを固有変化量信号a1、正規化基
準レベル信号a2および符号化閾値a3に区別する領域判
別を行う領域判別回路33と、PCM入力データDI
中のステップ信号Sと固有変化量信号a1とを乗算させ
る乗算回路34と、乗算回路34の出力信号に正規化基
準レベル信号a2を加算して入力レベル信号L1を出力す
る加算回路35と、入力レベル信号LIとパッド乗数値
信号Pdとを乗算して出力レベル信号LOを出力する乗算
回路36と、出力レベル信号LOと符号化閾値a3とを比
較し出力レベル信号LOがどの領域に該当するかを判断
して領域信号aを出力する比較領域判別回路37と、出
力レベル信号LOから該当領域の符号化閾値a3を減算す
る減算回路38と、減算回路38の出力を固有変化量信
号a1で除算してステップ信号Sを出力する除算回路3
9と、極性信号P、領域信号Aおよびステップ信号Sを
一時的に蓄積するレジスタ40とを有して構成してい
る。
【0014】本実施例の動作について説明する。
【0015】回線2から着信したアナログ音声データは
回線制御部11を介してPCM変換部12に入力されP
CM信号に変換される。このとき、回線制御部11はそ
の着信呼が内線からの着信呼か外線からの着信呼かの着
呼データを主制御部15へ通知する。
【0016】一方、PCM変換部12でPCM符号化さ
れた音声データのPCM入力データ信号DIは、パッド
変換部13へ出力される。他方では、先に主制御部15
へ通知された内線か、外線かの着呼データにより、パッ
ド変換部13へ主制御部15から減衰量を示すパッド乗
数値信号Pdが指示され、音量差が調整されたPCM出
力データ信号DOがPCMハイウエイが交換接続される
時分割スイッチ部14へ出力される。
【0017】ここで、回線2に対して外線からの着信呼
の場合は減衰量0dB、内線からの着信呼の場合は6d
Bというように主制御部15に予め設定して記憶させて
おくことにより、内線、外線いずれの通話においても音
量差をなくすことができる。
【0018】次に、本実施例のパッド変換部13の動作
について説明する。
【0019】PCM変換部12からのPCM入力データ
信号DIは8ビットのレジスタ31に入力され、主制御
部15からの減衰量を決定するパッド乗数値信号Pd
4ビットのレジスタ32に入力される。
【0020】領域判別回路33では、レジスタ31に入
力されたPCM入力データ信号DIのうち、領域信号a
から領域を判別し、領域固有の正規化基準レベル信号a
2と、領域信号aから決定される領域固有の固有変化量
信号a1と、符号化閾値a3とを出力する。
【0021】乗算回路34は固有変化量信号a1とPC
M入力信号DIのステップ信号(ビット4〜1)Sとを
乗算し、この乗算結果と正規化基準レベル信号a2とを
加算回路35で加算した結果が入力レベル信号LIとし
て出力される。また、PCM入力データ信号DIの極性
信号(ビット8)Pは領域判別回路33には入力され
ず、そのままPCM出力データ信号DOの極性信号とし
て出力される。
【0022】レジスタ32では主制御部15から指示さ
れたパッド乗数値信号が入力された後出力される。
【0023】乗算回路36では、加算回路35から出力
された入力レベル信号LIと,レジスタ32から出力さ
れたパッド乗数値信号Pdと乗算し、出力レベルLOとし
て出力される。
【0024】比較領域判別回路37では、まず領域判別
回路33で領域信号aから決定される符号化閾値a
3と、乗算回路36から出力された出力レベル信号LO
を比較して出力レベル信号LOが、どの領域に該当する
かを判断し、該当する領域信号(ビット7〜5)Aを出
力する。
【0025】さらに、減算回路38で出力レベル信号L
Oから符号化閾値a3’を減算した結果を、除算回路39
で領域信号Aから決定される固有変化量信号a1’で除
算したものが、ステップ信号(ビット4〜1)S’とし
て出力される。
【0026】極性信号(ビット8)P、領域信号(ビッ
ト7〜5)a’およびステップ信号(ビット4〜1)
S’により、主制御部15により指示されたパッド値に
変換されたPCM出力データ信号DOがレジスタ40に
蓄積された後出力される。
【0027】また、主制御部15がパッド乗数値Pd
回線種別に応じてパッド変換部13へ出力するが、回線
種別が多い場合は対称テーブルを設定して回線種別毎に
相当するパッド乗数を出力する手段を設けることも可能
である。
【0028】さらに、本実施例では入力レベルLIを正
規化基準レベル信号に固有変化量信号a1とステップ信
号Sとの積を加算したものであったが、符号化閾値a3
に固有変化量a1とステップ数Sとの積を加算したもの
であってもよい。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、折線型符
号器を有するPCM入力変換部からのPCM入力データ
信号の領域信号と、着線回線対応のパッド乗数値信号と
の演算で変換された領域信号とステップ信号とを、算出
することにより従来の固定化された領域信号およびステ
ップ信号でなく着信回線に対応した領域信号とステップ
信号とを出力するので、どの着信回線にも関係無く受信
音量をほぼ一定に保つことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデジタル音声制御装置の一実施例のブ
ロック図である。
【図2】図1に示すパッド制御部13のブロック図であ
る。
【図3】従来のデジタル音声制御装置の一例のモニタ回
路のブロック図である。
【符号の説明】
1 ボタン電話主装置 2 回線 11 回線制御部 12 PCM変換部 13 パッド変換部 14 時分割スイッチ 15 主制御部 31 レジスタ(8ビット) 32 レジスタ(4ビット) 33 領域判別回路 34 乗算回路 35 加算回路 36 乗算回路 37 比較領域判別回路 38 減算回路 39 除算回路 40 レジスタ(8ビット)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回線毎に設けられた回線制御部と、μ−
    LawPCMデジタル音声信号の圧伸を行う折れ線型符
    号器を有するPCM制御部と、デジタル音量制御部と、
    着信回線に対応して設けられた複数の減衰手段を指定す
    るパッド乗数値を予め記憶している各回線を制御する主
    制御部と、デジタル通話信号を交換接続するデジタルタ
    イムスイッチ部を有するデジタルボタン電話主装置のデ
    ジタル音量制御装置において、 前記デジタル音量制御部が、前記μ−LawPCMデジ
    タル音声信号を圧縮前のデジタル信号値に戻し変換を行
    う手段と、前記圧縮前のデジタル信号値に指定されたパ
    ッド乗数値を乗算し、その積を圧縮してμ−Lawデジ
    タル信号値に変換し前記デジタルタイムスイッチ部に出
    力する手段を有することを特徴とするデジタルボタン電
    話のデジタル音量制御装置。
  2. 【請求項2】 回線毎に設けられた回線制御部と、μ−
    LawPCMデジタル音声信号の圧伸を行う折れ線型符
    号器を有するPCM変換部と、デジタル音量制御部と、
    着信回線に対応して設けられた複数の減衰手段を指定す
    るパッド乗数値を予め記憶している各回線を制御する主
    制御部と、通話信号を交換接続するデジタルタイムスイ
    ッチを有するデジタルボタン電話主装置のデジタル音量
    制御装置において、 前記デジタル音量制御部が、前記PCM変換部から出力
    される、極性信号と領域信号とステップ信号とからなる
    PCM入力データ信号のなかの領域信号から前記折れ線
    型符号器の予め定められた折れ線圧伸特性の折れ線領域
    の判別を行う第1の領域判別手段と、この領域判別手段
    の出力信号と前記PCM入力データ信号のステップ信号
    とを用いて圧縮前の第1のレベル信号を算出する第1の
    演算手段と、前記パッド乗数値と前記第1のレベル信号
    とを乗算して第2のレベル信号を出力する乗算手段と、
    前記第2のレベル信号と前記第1の領域判別手段の判別
    結果による符号化閾値信号とを比較して前記折れ線圧伸
    特性を基に領域判別を行い変換された領域信号を出力す
    る第2の領域判別手段と、前記第2の領域判別手段の判
    別結果による固有変化量信号と前記符号化閾値信号と前
    記第2のレベル信号とから変換された圧縮後のステップ
    信号を算出する第2の演算手段とを有することを特徴と
    するデジタル音量変換装置。
  3. 【請求項3】 前記第1のレベル信号が、判定された折
    れ線領域の固有変化量とステップ信号との積を該折れ線
    領域の正規化基準レベル信号に加算した値である請求項
    2記載のデジタル音量制御装置。
  4. 【請求項4】 前記第1のレベル信号が、判定された折
    れ線領域の固定変化量とステップ信号との積を該折れ線
    領域の閾値信号に加算した値である請求項2記載のデジ
    タル音量制御装置。
JP29542793A 1992-11-26 1993-11-25 デジタル音量制御装置 Pending JPH06245246A (ja)

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JP29542793A JPH06245246A (ja) 1992-11-26 1993-11-25 デジタル音量制御装置

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JP4-317030 1992-11-26
JP31703092 1992-11-26
JP29542793A JPH06245246A (ja) 1992-11-26 1993-11-25 デジタル音量制御装置

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