JPH0624413A - 非圧縮性小径材の結束方法 - Google Patents
非圧縮性小径材の結束方法Info
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- JPH0624413A JPH0624413A JP19646092A JP19646092A JPH0624413A JP H0624413 A JPH0624413 A JP H0624413A JP 19646092 A JP19646092 A JP 19646092A JP 19646092 A JP19646092 A JP 19646092A JP H0624413 A JPH0624413 A JP H0624413A
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- Basic Packing Technique (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数の非圧縮性で比較的小径な被結束材を結
束紐で結束するのに最適な結束方法を提供する。 【構成】 複数の被結束材20を一つに纏めてその外表
面が夫々密接した状態とし、この複数の被結束材20に
結束紐1を巻回すると共に、紐移送手段3によって結束
紐1を移送せしめて、複数の被結束材20を結束紐1で
緊締し、隣接する被結束材20相互と、巻装された結束
紐1とで囲繞される空間部分に於いてカシメ材8を結束
紐1に装着し、このカシメ材8をカシメ手段7によって
カシメて、巻装された結束紐1相互を固定して、複数の
被結束材20を結束する。
束紐で結束するのに最適な結束方法を提供する。 【構成】 複数の被結束材20を一つに纏めてその外表
面が夫々密接した状態とし、この複数の被結束材20に
結束紐1を巻回すると共に、紐移送手段3によって結束
紐1を移送せしめて、複数の被結束材20を結束紐1で
緊締し、隣接する被結束材20相互と、巻装された結束
紐1とで囲繞される空間部分に於いてカシメ材8を結束
紐1に装着し、このカシメ材8をカシメ手段7によって
カシメて、巻装された結束紐1相互を固定して、複数の
被結束材20を結束する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、非圧縮性で比較的小径
な被結束材(例えば、金属棒や、金属管や、ランスパイ
プ等)を結束紐で複数結束するのに最適な非圧縮性小径
材の結束方法に関するものである。
な被結束材(例えば、金属棒や、金属管や、ランスパイ
プ等)を結束紐で複数結束するのに最適な非圧縮性小径
材の結束方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の被結束材を結束する場合、
例えば、合成樹脂製帯状結束紐を複数の被結束材に巻回
させると共に、結束紐相互を接着したり、結束紐相互を
溶着したり、結束紐相互を適宜止具によって固定したり
している。そして、これらの固着手段を採用するとき
は、適宜加圧機が利用される。すなわち、加圧機の台座
部分を結束紐と被結束材との間に潜り込ませ、この台座
と、台座に向って移動する加圧部とによって結束紐、或
いは、止具を挾圧(或いは、挾圧及び加熱)して、結束
紐相互を固定している。
例えば、合成樹脂製帯状結束紐を複数の被結束材に巻回
させると共に、結束紐相互を接着したり、結束紐相互を
溶着したり、結束紐相互を適宜止具によって固定したり
している。そして、これらの固着手段を採用するとき
は、適宜加圧機が利用される。すなわち、加圧機の台座
部分を結束紐と被結束材との間に潜り込ませ、この台座
と、台座に向って移動する加圧部とによって結束紐、或
いは、止具を挾圧(或いは、挾圧及び加熱)して、結束
紐相互を固定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述の如き
手段にあっては、加圧機の台座部分を結束紐と被結束材
との間に潜り込ませた状態のまま結束紐相互を固定して
しまうので、加圧機の台座部分を結束紐と被結束材との
間から取外したときに、台座分の緩みが生じてしまい、
被結束材が抜けてしまう虞れがあった。
手段にあっては、加圧機の台座部分を結束紐と被結束材
との間に潜り込ませた状態のまま結束紐相互を固定して
しまうので、加圧機の台座部分を結束紐と被結束材との
間から取外したときに、台座分の緩みが生じてしまい、
被結束材が抜けてしまう虞れがあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、従来
存した如上の如き難点等を解消すべく創出されたもの
で、請求項1記載の非圧縮性小径材の結束方法にあって
は、非圧縮性で比較的小径な複数の被結束材20を結束
紐1で結束する方法であって、先ず、複数の被結束材2
0を一つに纏めてその外表面が夫々密接した状態とす
る。そして、この複数の被結束材20に結束紐1を巻回
すると共に、紐移送手段3によって結束紐1を移送せし
めて、複数の被結束材20を結束紐1で緊締する。それ
から、隣接する被結束材20相互と、巻装された結束紐
1とで囲繞される空間部分に於いてカシメ材8を結束紐
1に装着し、このカシメ材8をカシメ手段7によってカ
シメて、巻装された結束紐1相互を固定して、複数の被
結束材20を結束する手段を採用した。
存した如上の如き難点等を解消すべく創出されたもの
で、請求項1記載の非圧縮性小径材の結束方法にあって
は、非圧縮性で比較的小径な複数の被結束材20を結束
紐1で結束する方法であって、先ず、複数の被結束材2
0を一つに纏めてその外表面が夫々密接した状態とす
る。そして、この複数の被結束材20に結束紐1を巻回
すると共に、紐移送手段3によって結束紐1を移送せし
めて、複数の被結束材20を結束紐1で緊締する。それ
から、隣接する被結束材20相互と、巻装された結束紐
1とで囲繞される空間部分に於いてカシメ材8を結束紐
1に装着し、このカシメ材8をカシメ手段7によってカ
シメて、巻装された結束紐1相互を固定して、複数の被
結束材20を結束する手段を採用した。
【0005】請求項2記載の非圧縮性小径材の結束方法
にあっては、複数の被結束材20に結束紐1を巻回する
際に、被結束材20を囲繞するような環状に形成される
紐ガイド体10内に、結束紐1をその一端がわから送入
するようにして内装させる。その後、紐移送手段3によ
って結束紐1を移送せしめ、結束紐1を紐ガイド体10
の内周面がわに設けた開口部11を通過させて、複数の
被結束材20に結束紐1を巻回する手段を採用した。
にあっては、複数の被結束材20に結束紐1を巻回する
際に、被結束材20を囲繞するような環状に形成される
紐ガイド体10内に、結束紐1をその一端がわから送入
するようにして内装させる。その後、紐移送手段3によ
って結束紐1を移送せしめ、結束紐1を紐ガイド体10
の内周面がわに設けた開口部11を通過させて、複数の
被結束材20に結束紐1を巻回する手段を採用した。
【0006】
【作用】しかして、請求項1記載の非圧縮性小径材の結
束方法にあっては、複数の被結束材20は、その外表面
が夫々密接した状態で一つに纏められる。そして、結束
紐1が巻回され、紐移送手段3による結束紐1の移送に
よって緊締される。複数の被結束材20を緊締している
結束紐1には、隣接する被結束材20相互と、結束紐1
とで囲繞される空間部分に於いてカシメ材8が装着さ
れ、このカシメ材8をカシメ手段7によってカシメる
と、巻装された結束紐1相互が固定状態となって、複数
の被結束材20の結束状態を維持する。
束方法にあっては、複数の被結束材20は、その外表面
が夫々密接した状態で一つに纏められる。そして、結束
紐1が巻回され、紐移送手段3による結束紐1の移送に
よって緊締される。複数の被結束材20を緊締している
結束紐1には、隣接する被結束材20相互と、結束紐1
とで囲繞される空間部分に於いてカシメ材8が装着さ
れ、このカシメ材8をカシメ手段7によってカシメる
と、巻装された結束紐1相互が固定状態となって、複数
の被結束材20の結束状態を維持する。
【0007】また、請求項2記載の非圧縮性小径材の結
束方法にあっては、結束紐1は、紐移送手段3を介して
その一端がわから紐ガイド体10内に送入されて、紐ガ
イド体10に内装された状態となる。そして、結束紐1
は、紐移送手段3を介して移送されて、紐ガイド体10
の開口部11を通過して、複数の被結束材20に巻回さ
れる。
束方法にあっては、結束紐1は、紐移送手段3を介して
その一端がわから紐ガイド体10内に送入されて、紐ガ
イド体10に内装された状態となる。そして、結束紐1
は、紐移送手段3を介して移送されて、紐ガイド体10
の開口部11を通過して、複数の被結束材20に巻回さ
れる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図示例について説明する。図
中1は、本発明の結束方法にて結束される結束紐で、こ
の結束紐1は、例えば、巻き出しドラムの如き紐巻き出
し手段2に連続供給可能となるように巻き付けられてい
る。そして、結束紐1は、例えば、一対の移送ローラー
からなる紐移送手段3によって自在に移送される。図中
4は、例えば、一対のチャツク片からなる紐掴持手段を
示し、この紐掴持手段4は、結束紐1の先端部分(或い
は、中途部分)を確実に掴持すると共に、結束紐1の先
端部分を掴持したまま複数の被結束材20の回りを移動
して、結束紐1を複数の被結束材20に巻回できるよう
にしたものである。図中5は、結束紐1を挟むように配
置される一対のカッターからなる紐切断手段を示し、こ
の紐切断手段5は、複数の被結束材20を結束紐1にて
結束した後に、結束紐1を切断して、次の作業が連続し
て行えるようにするためのものである。また、図中7
は、一対の加圧片を備え、この一対の加圧片が離隔接近
することで、適宜金属材等で形成されるカシメ材8を塑
性変形せしめられるように構成されているカシメ手段で
ある。
中1は、本発明の結束方法にて結束される結束紐で、こ
の結束紐1は、例えば、巻き出しドラムの如き紐巻き出
し手段2に連続供給可能となるように巻き付けられてい
る。そして、結束紐1は、例えば、一対の移送ローラー
からなる紐移送手段3によって自在に移送される。図中
4は、例えば、一対のチャツク片からなる紐掴持手段を
示し、この紐掴持手段4は、結束紐1の先端部分(或い
は、中途部分)を確実に掴持すると共に、結束紐1の先
端部分を掴持したまま複数の被結束材20の回りを移動
して、結束紐1を複数の被結束材20に巻回できるよう
にしたものである。図中5は、結束紐1を挟むように配
置される一対のカッターからなる紐切断手段を示し、こ
の紐切断手段5は、複数の被結束材20を結束紐1にて
結束した後に、結束紐1を切断して、次の作業が連続し
て行えるようにするためのものである。また、図中7
は、一対の加圧片を備え、この一対の加圧片が離隔接近
することで、適宜金属材等で形成されるカシメ材8を塑
性変形せしめられるように構成されているカシメ手段で
ある。
【0009】そして、図1及び図2に示す結束方法は、
先ず、非圧縮性で比較的小径な複数の被結束材20を一
つに纏めてその外表面が夫々密接するように配置する。
そして、巻き出しドラムの如き紐巻き出し手段2に予め
巻き込んである結束紐1の先端部分を、一対のチャツク
片からなる紐掴持手段4で掴持すると共に、これを複数
の被結束材20の回りを複数回移動せしめるようにし
て、複数の被結束材20に結束紐1を巻回せしめる。そ
れから、紐掴持手段4はその位置のままで、紐移送手段
3となる一対の移送ローラーを逆回転せしめて、結束紐
1を(右側に)移送せしめて、複数の被結束材20を結
束紐1で緊締する。更に、隣接する被結束材20相互と
巻装された結束紐1とで囲繞される空間部分に於いて、
適宜金属片からなるカシメ材8を結束紐1に装着し、こ
のカシメ材8をカシメ手段7の一対の加圧片によってカ
シメて、巻装された結束紐1相互を固定状態とし、一対
のカッターからなる紐切断手段5で結束紐1を切断し
て、複数の被結束材20を結束する。尚、この時、紐移
送手段3と紐切断手段5との間に、他の紐掴持手段4を
配しておき、次の結束作業のときには、この他方の紐掴
持手段4が結束紐1を掴持すると共に、これを複数の被
結束材20の回りを複数回移動せしめるようにして、複
数の被結束材20に結束紐1を巻回せしめるようにす
る。このとき、一方の紐掴持手段4は、紐移送手段3と
紐切断手段5との間に移動するようにしておく。すなわ
ち、一対の紐掴持手段4は、交互にその位置が変更され
るようにしてある。
先ず、非圧縮性で比較的小径な複数の被結束材20を一
つに纏めてその外表面が夫々密接するように配置する。
そして、巻き出しドラムの如き紐巻き出し手段2に予め
巻き込んである結束紐1の先端部分を、一対のチャツク
片からなる紐掴持手段4で掴持すると共に、これを複数
の被結束材20の回りを複数回移動せしめるようにし
て、複数の被結束材20に結束紐1を巻回せしめる。そ
れから、紐掴持手段4はその位置のままで、紐移送手段
3となる一対の移送ローラーを逆回転せしめて、結束紐
1を(右側に)移送せしめて、複数の被結束材20を結
束紐1で緊締する。更に、隣接する被結束材20相互と
巻装された結束紐1とで囲繞される空間部分に於いて、
適宜金属片からなるカシメ材8を結束紐1に装着し、こ
のカシメ材8をカシメ手段7の一対の加圧片によってカ
シメて、巻装された結束紐1相互を固定状態とし、一対
のカッターからなる紐切断手段5で結束紐1を切断し
て、複数の被結束材20を結束する。尚、この時、紐移
送手段3と紐切断手段5との間に、他の紐掴持手段4を
配しておき、次の結束作業のときには、この他方の紐掴
持手段4が結束紐1を掴持すると共に、これを複数の被
結束材20の回りを複数回移動せしめるようにして、複
数の被結束材20に結束紐1を巻回せしめるようにす
る。このとき、一方の紐掴持手段4は、紐移送手段3と
紐切断手段5との間に移動するようにしておく。すなわ
ち、一対の紐掴持手段4は、交互にその位置が変更され
るようにしてある。
【0010】ところで、結束紐1を複数の被結束材20
に巻回せしめる際、紐巻き出し手段2(及び紐移送手段
3)を複数の被結束材20の回りを複数回移動せしめる
ようにしても良い。更に、複数の被結束材20を結束紐
1で緊締する際、紐移送手段3の一対の移送ローラーを
逆回転せしめると共に、紐掴持手段4を移動せしめるよ
うにしても良い。
に巻回せしめる際、紐巻き出し手段2(及び紐移送手段
3)を複数の被結束材20の回りを複数回移動せしめる
ようにしても良い。更に、複数の被結束材20を結束紐
1で緊締する際、紐移送手段3の一対の移送ローラーを
逆回転せしめると共に、紐掴持手段4を移動せしめるよ
うにしても良い。
【0011】また、図中10は、複数の被結束材20を
囲繞するような環状に形成される紐ガイド体を示し、こ
の紐ガイド体10は、その内周面がわに結束紐1の太さ
と略同じ程度の幅の開口部11が設けられており、結束
紐1をその一端がわから送入することで、紐ガイド体1
0内に結束紐1を内装でき、しかも、紐移送手段3等に
よって結束紐1を引くように移送せしめることで、紐ガ
イド体10内に内装されている略ループ状部分の大きさ
が漸次小さくなると共に、紐ガイド体10の開口部11
を通過して、複数の被結束材20に巻回されるように構
成してある。
囲繞するような環状に形成される紐ガイド体を示し、こ
の紐ガイド体10は、その内周面がわに結束紐1の太さ
と略同じ程度の幅の開口部11が設けられており、結束
紐1をその一端がわから送入することで、紐ガイド体1
0内に結束紐1を内装でき、しかも、紐移送手段3等に
よって結束紐1を引くように移送せしめることで、紐ガ
イド体10内に内装されている略ループ状部分の大きさ
が漸次小さくなると共に、紐ガイド体10の開口部11
を通過して、複数の被結束材20に巻回されるように構
成してある。
【0012】すなわち、図3及び図4に示す結束方法
は、複数の被結束材20に結束紐1を巻回する際に、被
結束材20を囲繞するような環状に形成される紐ガイド
体10内に、結束紐1をその一端がわから強制的に送入
して、紐ガイド体10に沿った状態で結束紐1を紐ガイ
ド体10に内装させる。そして、紐移送手段3の逆回転
(或いは、紐掴持手段4の移動、或いは、紐移送手段3
の逆回転と紐掴持手段4の移動)によって結束紐1を移
送せしめ、結束紐1を紐ガイド体10の開口部11を通
過させて、複数の被結束材20に巻回させる。それから
後は、前述と同様の手段によって、複数の被結束材20
を結束紐1によって結束する。
は、複数の被結束材20に結束紐1を巻回する際に、被
結束材20を囲繞するような環状に形成される紐ガイド
体10内に、結束紐1をその一端がわから強制的に送入
して、紐ガイド体10に沿った状態で結束紐1を紐ガイ
ド体10に内装させる。そして、紐移送手段3の逆回転
(或いは、紐掴持手段4の移動、或いは、紐移送手段3
の逆回転と紐掴持手段4の移動)によって結束紐1を移
送せしめ、結束紐1を紐ガイド体10の開口部11を通
過させて、複数の被結束材20に巻回させる。それから
後は、前述と同様の手段によって、複数の被結束材20
を結束紐1によって結束する。
【0013】ところで、結束紐1の具体的構成、形状、
寸法、材質、紐巻き出し手段2の具体的構成、配設位
置、紐移送手段3の具体的構成、配設位置、数、紐掴持
手段4の具体的構成、配設位置、数、その具体的移動手
段、紐切断手段5の具体的構成、配設位置、カシメ手段
7の具体的構成、配設位置、カシメ材8の具体的構成、
形状、寸法、材質、紐ガイド体10の具体的構成、形
状、寸法、材質、配設位置、開口部11の具体的形状、
寸法等は、図示例のものに限定されることなく適宜自由
に設定できるものである。
寸法、材質、紐巻き出し手段2の具体的構成、配設位
置、紐移送手段3の具体的構成、配設位置、数、紐掴持
手段4の具体的構成、配設位置、数、その具体的移動手
段、紐切断手段5の具体的構成、配設位置、カシメ手段
7の具体的構成、配設位置、カシメ材8の具体的構成、
形状、寸法、材質、紐ガイド体10の具体的構成、形
状、寸法、材質、配設位置、開口部11の具体的形状、
寸法等は、図示例のものに限定されることなく適宜自由
に設定できるものである。
【0014】
【発明の効果】従って、請求項1記載の非圧縮性小径材
の結束方法にあっては、非圧縮性で比較的小径な複数の
被結束材20を結束紐1で結束する方法に於いて、複数
の被結束材20を一つに纏めてその外表面が夫々密接し
た状態とし、この複数の被結束材20に結束紐1を巻回
すると共に、紐移送手段3によって結束紐1を移送せし
めて、複数の被結束材20を結束紐1で緊締し、隣接す
る被結束材20相互と、巻装された結束紐1とで囲繞さ
れる空間部分に於いてカシメ材8を結束紐1に装着し、
このカシメ材8をカシメ手段7によってカシメて、巻装
された結束紐1相互を固定して、複数の被結束材20を
結束するので、非圧縮性で比較的小径な複数の被結束材
20(例えば、金属棒や、金属管や、ランスパイプ等)
を結束紐1で確実に、迅速に、且つ能率良く結束できる
ようになり、結束作業に於ける作業能率や作業効率を大
幅に向上でき、作業時間の短縮にも役立ち、この種の結
束方法として最適なものとなる。特に、結束紐1による
結束状態に緩みが生じ難く、被結束材20が抜けてしま
うような虞れの全くないものとなる。
の結束方法にあっては、非圧縮性で比較的小径な複数の
被結束材20を結束紐1で結束する方法に於いて、複数
の被結束材20を一つに纏めてその外表面が夫々密接し
た状態とし、この複数の被結束材20に結束紐1を巻回
すると共に、紐移送手段3によって結束紐1を移送せし
めて、複数の被結束材20を結束紐1で緊締し、隣接す
る被結束材20相互と、巻装された結束紐1とで囲繞さ
れる空間部分に於いてカシメ材8を結束紐1に装着し、
このカシメ材8をカシメ手段7によってカシメて、巻装
された結束紐1相互を固定して、複数の被結束材20を
結束するので、非圧縮性で比較的小径な複数の被結束材
20(例えば、金属棒や、金属管や、ランスパイプ等)
を結束紐1で確実に、迅速に、且つ能率良く結束できる
ようになり、結束作業に於ける作業能率や作業効率を大
幅に向上でき、作業時間の短縮にも役立ち、この種の結
束方法として最適なものとなる。特に、結束紐1による
結束状態に緩みが生じ難く、被結束材20が抜けてしま
うような虞れの全くないものとなる。
【0015】また、請求項2記載の非圧縮性小径材の結
束方法にあっては、複数の被結束材20に結束紐1を巻
回する際に、被結束材20を囲繞するような環状に形成
される紐ガイド体10内に、結束紐1をその一端がわか
ら送入するようにして内装させた後、紐移送手段3によ
って結束紐1を移送せしめ、結束紐1を紐ガイド体10
の内周面がわに設けた開口部11を通過させて、複数の
被結束材20に結束紐1を巻回するので、結束紐1を紐
ガイド体10の一端がわから送入するだけで、紐ガイド
体10に沿って結束紐1を配置できるようになると共
に、複数の被結束材20を囲繞するように確実且つ正確
に配置できるようになる。しかも、その後、結束紐1を
紐移送手段3を介して移送するだけで、結束紐1は、紐
ガイド体10の開口部11を通過して、複数の被結束材
20に巻回されるようになる。すなわち、複数の被結束
材20への結束紐1の巻回作業が極めて簡単に、迅速に
且つ確実に行えるようになり、結束作業の自動化に大変
役立つようになる。
束方法にあっては、複数の被結束材20に結束紐1を巻
回する際に、被結束材20を囲繞するような環状に形成
される紐ガイド体10内に、結束紐1をその一端がわか
ら送入するようにして内装させた後、紐移送手段3によ
って結束紐1を移送せしめ、結束紐1を紐ガイド体10
の内周面がわに設けた開口部11を通過させて、複数の
被結束材20に結束紐1を巻回するので、結束紐1を紐
ガイド体10の一端がわから送入するだけで、紐ガイド
体10に沿って結束紐1を配置できるようになると共
に、複数の被結束材20を囲繞するように確実且つ正確
に配置できるようになる。しかも、その後、結束紐1を
紐移送手段3を介して移送するだけで、結束紐1は、紐
ガイド体10の開口部11を通過して、複数の被結束材
20に巻回されるようになる。すなわち、複数の被結束
材20への結束紐1の巻回作業が極めて簡単に、迅速に
且つ確実に行えるようになり、結束作業の自動化に大変
役立つようになる。
【図1】本発明の結束方法を示す概略正面図である。
【図2】本発明の結束方法を示す概略平面図である。
【図3】本発明の他の結束方法を示す概略正面図であ
る。
る。
【図4】本発明の他の結束方法を示す概略縦断面であ
る。
る。
1 結束紐 2 紐巻
き出し手段 3 紐移送手段 4 紐掴
持手段 5 紐切断手段 7 カシ
メ手段 8 カシメ材 10 紐ガイド体 11 開口
部 20 被結束材
き出し手段 3 紐移送手段 4 紐掴
持手段 5 紐切断手段 7 カシ
メ手段 8 カシメ材 10 紐ガイド体 11 開口
部 20 被結束材
Claims (2)
- 【請求項1】 非圧縮性で比較的小径な複数の被結束材
を結束紐で結束する方法に於いて、複数の被結束材を一
つに纏めてその外表面が夫々密接した状態とし、この複
数の被結束材に結束紐を巻回すると共に、紐移送手段に
よって結束紐を移送せしめて、複数の被結束材を結束紐
で緊締し、隣接する被結束材相互と、巻装された結束紐
とで囲繞される空間部分に於いてカシメ材を結束紐に装
着し、このカシメ材をカシメ手段によってカシメて、巻
装された結束紐相互を固定して、複数の被結束材を結束
することを特徴とした非圧縮性小径材の結束方法。 - 【請求項2】 複数の被結束材に結束紐を巻回する際
に、被結束材を囲繞するような環状に形成される紐ガイ
ド体内に、結束紐をその一端がわから送入するようにし
て内装させた後、紐移送手段によって結束紐を移送せし
め、結束紐を紐ガイド体内周面がわに設けた開口部を通
過させて、複数の被結束材に結束紐を巻回することを特
徴とした請求項1記載の非圧縮性小径材の結束方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19646092A JPH0624413A (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 非圧縮性小径材の結束方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19646092A JPH0624413A (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 非圧縮性小径材の結束方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0624413A true JPH0624413A (ja) | 1994-02-01 |
Family
ID=16358179
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19646092A Pending JPH0624413A (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 非圧縮性小径材の結束方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0624413A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014155597A1 (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-02 | 三協立山株式会社 | 金属製丸棒の梱包体 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS492314A (ja) * | 1972-04-21 | 1974-01-10 | ||
JPS4943018U (ja) * | 1972-07-18 | 1974-04-16 | ||
JPS6018846A (ja) * | 1983-08-15 | 1985-01-30 | Victor Co Of Japan Ltd | 磁気記録再生装置 |
-
1992
- 1992-06-30 JP JP19646092A patent/JPH0624413A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS492314A (ja) * | 1972-04-21 | 1974-01-10 | ||
JPS4943018U (ja) * | 1972-07-18 | 1974-04-16 | ||
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WO2014155597A1 (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-02 | 三協立山株式会社 | 金属製丸棒の梱包体 |
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