JPH06242976A - システム障害復旧処理方式 - Google Patents
システム障害復旧処理方式Info
- Publication number
- JPH06242976A JPH06242976A JP5026389A JP2638993A JPH06242976A JP H06242976 A JPH06242976 A JP H06242976A JP 5026389 A JP5026389 A JP 5026389A JP 2638993 A JP2638993 A JP 2638993A JP H06242976 A JPH06242976 A JP H06242976A
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- Japan
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】障害復旧処理時のジャーナル電文取得処理時間
を短縮し、ジャーナル電文格納ファイルの容量を削減す
ること。 【構成】ジャーナル電文をファイルに取得する際に、ジ
ャーナル電文ファイル管理情報２１内に正常電文先頭エ
ントリ番号２１１と、正常電文最終エントリ番号２１２
と、空先頭エントリ番号２１３と、空最終エントリ番号
２１４とを持ち、正常に処理が行われたジャーナル電文
実体１１はジャーナル電文格納管理情報２２の処理状態
表示２２１を「正常」とし、処理異常となったジャーナ
ル電文は空きとして再度空きエントリ番号として空最終
エントリ番号２１４に設定する。障害復旧は、正常電文
域ポインタをたどるのみで、正常のジャーナル電文を順
次取得することで行う。
を短縮し、ジャーナル電文格納ファイルの容量を削減す
ること。 【構成】ジャーナル電文をファイルに取得する際に、ジ
ャーナル電文ファイル管理情報２１内に正常電文先頭エ
ントリ番号２１１と、正常電文最終エントリ番号２１２
と、空先頭エントリ番号２１３と、空最終エントリ番号
２１４とを持ち、正常に処理が行われたジャーナル電文
実体１１はジャーナル電文格納管理情報２２の処理状態
表示２２１を「正常」とし、処理異常となったジャーナ
ル電文は空きとして再度空きエントリ番号として空最終
エントリ番号２１４に設定する。障害復旧は、正常電文
域ポインタをたどるのみで、正常のジャーナル電文を順
次取得することで行う。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はシステム障害復旧処理方
式に関する。
式に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のシステム障害復旧処理方式は、例
えばジャーナル電文による障害復旧を行うシステムの場
合、各プロセスが処理を行うための電文をジャーナル電
文として、順次ジャーナル電文ファイルに格納してお
き、各プロセスの処理終了時点で処理結果に応じて、
「正常」又は「異常」の情報をジャーナル電文に付与し
ている。
えばジャーナル電文による障害復旧を行うシステムの場
合、各プロセスが処理を行うための電文をジャーナル電
文として、順次ジャーナル電文ファイルに格納してお
き、各プロセスの処理終了時点で処理結果に応じて、
「正常」又は「異常」の情報をジャーナル電文に付与し
ている。
【０００３】このため、システム障害発生時にジャーナ
ル電文を用いて障害復旧を行う際には、ジャーナル電文
ファイルから順次ジャーナル電文を読み込み、処理結果
が「正常」であるか「異常」であるかを判断し、「正
常」であるジャーナル電文についてのみ再処理を行うこ
とにより、システムの状態を障害発生直前まで復旧させ
ている。
ル電文を用いて障害復旧を行う際には、ジャーナル電文
ファイルから順次ジャーナル電文を読み込み、処理結果
が「正常」であるか「異常」であるかを判断し、「正
常」であるジャーナル電文についてのみ再処理を行うこ
とにより、システムの状態を障害発生直前まで復旧させ
ている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来のシステム障害復
旧処理方式は、ジャーナル電文による障害復旧処理時に
格納してあるジャーナル電文を順次読み込み、処理結果
が「正常」であるか「異常」であるかを判断し、「正
常」であるジャーナル電文についてのみ再処理を行って
いくため、障害復旧に要する時間がかかるという問題点
がある。また、ジャーナル電文をすべてファイルに格納
しておくために、ファイルの容量が大きくなるというよ
うな問題点もある。
旧処理方式は、ジャーナル電文による障害復旧処理時に
格納してあるジャーナル電文を順次読み込み、処理結果
が「正常」であるか「異常」であるかを判断し、「正
常」であるジャーナル電文についてのみ再処理を行って
いくため、障害復旧に要する時間がかかるという問題点
がある。また、ジャーナル電文をすべてファイルに格納
しておくために、ファイルの容量が大きくなるというよ
うな問題点もある。
【０００５】本発明の目的は、障害復旧処理時のジャー
ナル電文取得処理時間を短縮し、ジャーナル電文格納フ
ァイルの容量を削減することが可能なシステム障害復旧
処理方式を提供することにある。
ナル電文取得処理時間を短縮し、ジャーナル電文格納フ
ァイルの容量を削減することが可能なシステム障害復旧
処理方式を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、ジャーナル電
文の取得によりシステム障害発生時の障害復旧を行うシ
ステム障害復旧処理方式において、各プロセス内の処理
が正常に終了したときのジャーナル電文を取得し、前記
ジャーナル電文をジャーナル電文ファイルの正常チェー
ンにつなぎ込み、システム障害発生時に前記ジャーナル
電文ファイルの正常チェーンをたどって障害復旧処理を
行い、正常電文を処理完了順に再処理する構成である。
文の取得によりシステム障害発生時の障害復旧を行うシ
ステム障害復旧処理方式において、各プロセス内の処理
が正常に終了したときのジャーナル電文を取得し、前記
ジャーナル電文をジャーナル電文ファイルの正常チェー
ンにつなぎ込み、システム障害発生時に前記ジャーナル
電文ファイルの正常チェーンをたどって障害復旧処理を
行い、正常電文を処理完了順に再処理する構成である。
【０００７】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【０００８】図１は、ジャーナル電文を格納するための
ファイルの構造を説明する説明図である。ファイルは図
１分図（Ａ）に示すジャーナル電文実体を格納するジャ
ーナル電文格納ファイル１と、図１分図（Ｂ）に示すジ
ャーナル電文格納ファイル１の管理を行うジャーナル電
文管理ファイル２とで構成する。
ファイルの構造を説明する説明図である。ファイルは図
１分図（Ａ）に示すジャーナル電文実体を格納するジャ
ーナル電文格納ファイル１と、図１分図（Ｂ）に示すジ
ャーナル電文格納ファイル１の管理を行うジャーナル電
文管理ファイル２とで構成する。
【０００９】ジャーナル電文格納ファイル１には、複数
のジャーナル電文１１を格納するブロックを設けてあ
る。また、ジャーナル電文管理ファイル２は、ファイル
の先頭にジャーナル電文ファイル管理情報２１を持ち、
処理が正常に終了したジャーナル電文をキューイングす
るためのポインタである正常電文先頭エントリ番号２１
１および正常電文最終エントリ番号２１２や、空きのジ
ャーナル電文格納域を探し出すためのポインタである空
先頭エントリ番号２１３および空最終エントリ番号２１
４を格納する。ジャーナル電文ファイル管理情報２１以
降は、複数のジャーナル電文格納管理情報２２を持ち、
電文単位にジャーナル電文格納ファイル１内のジャーナ
ル電文実体１１へのポインタであるジャーナル電文格納
ブロック番号２２３や、ジャーナル電文の現処理状態を
示す処理状態表示２２１と正常電文チェーンの次出力エ
ントリ番号２２２とを格納する。
のジャーナル電文１１を格納するブロックを設けてあ
る。また、ジャーナル電文管理ファイル２は、ファイル
の先頭にジャーナル電文ファイル管理情報２１を持ち、
処理が正常に終了したジャーナル電文をキューイングす
るためのポインタである正常電文先頭エントリ番号２１
１および正常電文最終エントリ番号２１２や、空きのジ
ャーナル電文格納域を探し出すためのポインタである空
先頭エントリ番号２１３および空最終エントリ番号２１
４を格納する。ジャーナル電文ファイル管理情報２１以
降は、複数のジャーナル電文格納管理情報２２を持ち、
電文単位にジャーナル電文格納ファイル１内のジャーナ
ル電文実体１１へのポインタであるジャーナル電文格納
ブロック番号２２３や、ジャーナル電文の現処理状態を
示す処理状態表示２２１と正常電文チェーンの次出力エ
ントリ番号２２２とを格納する。
【００１０】次に動作について説明する。
【００１１】図２および図３は本実施例のジャーナル電
文の取得にと、正常チェーンへのつなぎ込みを説明する
説明図である。
文の取得にと、正常チェーンへのつなぎ込みを説明する
説明図である。
【００１２】図２分図（Ａ）はジャーナル電文を“エン
トリ番号２”まで正常に取得した状態を示し、次の各プ
ロセス内の処理の開始時にはジャーナル電文ファイル管
理情報２１の空き先頭エントリ２１３から“エントリ番
号４”を取得し、図２分図（Ｂ）に移行する。次にこの
取得した“エントリ番号４”に該当するジャーナル電文
格納管理情報２２の処理状態表示２２１を「処理中」と
し、ジャーナル電文格納ブロック番号２２３にはジャー
ナル電文実体を実際に格納するジャーナル電文格納ファ
イル１（図１）内の格納位置を設定し、“エントリ番号
４”のジャーナル電文格納管理情報２２は空きのキュー
イングからはずして処理中の状態となる。同時にジャー
ナル電文ファイル管理情報２１の空先頭エントリ番号２
１３の設定を“５”に変更する。
トリ番号２”まで正常に取得した状態を示し、次の各プ
ロセス内の処理の開始時にはジャーナル電文ファイル管
理情報２１の空き先頭エントリ２１３から“エントリ番
号４”を取得し、図２分図（Ｂ）に移行する。次にこの
取得した“エントリ番号４”に該当するジャーナル電文
格納管理情報２２の処理状態表示２２１を「処理中」と
し、ジャーナル電文格納ブロック番号２２３にはジャー
ナル電文実体を実際に格納するジャーナル電文格納ファ
イル１（図１）内の格納位置を設定し、“エントリ番号
４”のジャーナル電文格納管理情報２２は空きのキュー
イングからはずして処理中の状態となる。同時にジャー
ナル電文ファイル管理情報２１の空先頭エントリ番号２
１３の設定を“５”に変更する。
【００１３】次に“エントリ番号４”の処理が正常に終
了すると、“エントリ番号４”のジャーナル電文格納管
理情報２２の処理状態表示２２１を「正常」に設定し、
ジャーナル電文ファイル管理情報２１の正常電文最終エ
ントリ番号２１２から現在の正常電文チェーンの最後の
エントリ番号２を取得し、“エントリ番号４”のジャー
ナル電文格納管理情報２２の処理状態表示２２１を「正
常」に設定し、“エントリ番号２”のジャーナル電文格
納管理情報２２の次エントリ番号２２２の設定を“４”
に変更する。同時にジャーナル電文ファイル管理情報２
１の正常電文最終エントリ番号２１２の設定も“４”に
変更し、図３分図（Ａ）に示す状態となる。
了すると、“エントリ番号４”のジャーナル電文格納管
理情報２２の処理状態表示２２１を「正常」に設定し、
ジャーナル電文ファイル管理情報２１の正常電文最終エ
ントリ番号２１２から現在の正常電文チェーンの最後の
エントリ番号２を取得し、“エントリ番号４”のジャー
ナル電文格納管理情報２２の処理状態表示２２１を「正
常」に設定し、“エントリ番号２”のジャーナル電文格
納管理情報２２の次エントリ番号２２２の設定を“４”
に変更する。同時にジャーナル電文ファイル管理情報２
１の正常電文最終エントリ番号２１２の設定も“４”に
変更し、図３分図（Ａ）に示す状態となる。
【００１４】先に説明した“エントリ番号４”の処理が
異常終了した場合には、ジャーナル電文実体のみがジャ
ーナル電文格納ファイル１（図１）に取得されるが、ジ
ャーナル電文管理ファイル２上には情報は残らず、“エ
ントリ番号４”のジャーナル電文格納管理情報２２は、
処理状態表示２２１を「空き」として、ジャーナル電文
ファイル管理情報２１の空き最終エントリ番号２１４の
チェーンの最後にキューイングされ、図３分図（Ｂ）に
示す状態となる。
異常終了した場合には、ジャーナル電文実体のみがジャ
ーナル電文格納ファイル１（図１）に取得されるが、ジ
ャーナル電文管理ファイル２上には情報は残らず、“エ
ントリ番号４”のジャーナル電文格納管理情報２２は、
処理状態表示２２１を「空き」として、ジャーナル電文
ファイル管理情報２１の空き最終エントリ番号２１４の
チェーンの最後にキューイングされ、図３分図（Ｂ）に
示す状態となる。
【００１５】次に本ジャーナル電文ファイルを用いた障
害復旧方法について説明する。
害復旧方法について説明する。
【００１６】図３分図（Ａ）の状態でシステム障害が発
生すると、ジャーナル電文ファイル管理情報２１の正常
電文先頭エントリ番号２１１に設定してあるエントリ番
号のジャーナル電文格納管理情報２２を初めとして、次
々と次エントリ番号２２２をたどり、各エントリのジャ
ーナル電文格納ブロック番号２２３から、ジャーナル電
文格納ファイル１（図１）に格納してあるジャーナル電
文を取得することにより、正常電文を処理完了順に再処
理して障害を復旧していく。
生すると、ジャーナル電文ファイル管理情報２１の正常
電文先頭エントリ番号２１１に設定してあるエントリ番
号のジャーナル電文格納管理情報２２を初めとして、次
々と次エントリ番号２２２をたどり、各エントリのジャ
ーナル電文格納ブロック番号２２３から、ジャーナル電
文格納ファイル１（図１）に格納してあるジャーナル電
文を取得することにより、正常電文を処理完了順に再処
理して障害を復旧していく。
【００１７】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、正常ジャ
ーナル電文のみをポイントすることによって、ジャーナ
ル電文の格納を行うことにしたため、ジャーナル電文に
よる障害復旧処理時の処理時間が短縮可能となるという
効果があり、さらにジャーナル電文を格納するファイル
の容量も削減できるという効果がある。
ーナル電文のみをポイントすることによって、ジャーナ
ル電文の格納を行うことにしたため、ジャーナル電文に
よる障害復旧処理時の処理時間が短縮可能となるという
効果があり、さらにジャーナル電文を格納するファイル
の容量も削減できるという効果がある。
【図１】ジャーナル電文を格納するためのファイルの構
造説明する説明図である。
造説明する説明図である。
【図２】本実施例のジャーナル電文の取得と正常チェー
ンへのつなぎ込みを説明する説明図である。
ンへのつなぎ込みを説明する説明図である。
【図３】本実施例のジャーナル電文の取得と正常チェー
ンへのつなぎ込みを説明する説明図である。
ンへのつなぎ込みを説明する説明図である。
１ ジャーナル電文格納ファイル ２ ジャーナル電文管理ファイル １１ ジャーナル電文実体 ２１ ジャーナル電文ファイル管理情報 ２２ ジャーナル電文格納管理情報 ２１１ 正常電文先頭エントリ番号 ２１２ 正常電文先頭最終エントリ番号 ２１３ 空先頭エントリ番号 ２１４ 空最終エントリ番号 ２２１ 処理状態表示 ２２２ 次出力エントリ番号 ２２３ ジャーナル電文格納ブロック番号
Claims (1)
- 【請求項１】 ジャーナル電文の取得によりシステム障
害発生時の障害復旧を行うシステム障害復旧処理方式に
おいて、各プロセス内の処理が正常に終了したときのジ
ャーナル電文を取得し、前記ジャーナル電文をジャーナ
ル電文ファイルの正常チェーンにつなぎ込み、システム
障害発生時に前記ジャーナル電文ファイルの正常チェー
ンをたどって障害復旧処理を行い、正常電文を処理完了
順に再処理することを特徴とするシステム障害復旧処理
方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5026389A JPH06242976A (ja) | 1993-02-16 | 1993-02-16 | システム障害復旧処理方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5026389A JPH06242976A (ja) | 1993-02-16 | 1993-02-16 | システム障害復旧処理方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06242976A true JPH06242976A (ja) | 1994-09-02 |
Family
ID=12192185
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5026389A Pending JPH06242976A (ja) | 1993-02-16 | 1993-02-16 | システム障害復旧処理方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06242976A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006048358A (ja) * | 2004-08-04 | 2006-02-16 | Hitachi Ltd | 記憶システム及びデータ処理システム |
-
1993
- 1993-02-16 JP JP5026389A patent/JPH06242976A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006048358A (ja) * | 2004-08-04 | 2006-02-16 | Hitachi Ltd | 記憶システム及びデータ処理システム |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000808 |