JPH06242869A - 入力装置 - Google Patents
入力装置Info
- Publication number
- JPH06242869A JPH06242869A JP2557293A JP2557293A JPH06242869A JP H06242869 A JPH06242869 A JP H06242869A JP 2557293 A JP2557293 A JP 2557293A JP 2557293 A JP2557293 A JP 2557293A JP H06242869 A JPH06242869 A JP H06242869A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- input device
- input
- spacer
- substrate
- electrode
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】入力装置のスペ−サ−を弾性のある感光性樹脂
で形成することにより入力荷重のバラツキが少ない高耐
久性の入力装置を提供する。 【構成】１は上基板，２は下基板，３は上基板１上に形
成された電極，４は下基板２上に形成された電極，５は
上下基板１，２のギャップを保つために弾性の有る感光
性樹脂で形成されたスペーサーである。
で形成することにより入力荷重のバラツキが少ない高耐
久性の入力装置を提供する。 【構成】１は上基板，２は下基板，３は上基板１上に形
成された電極，４は下基板２上に形成された電極，５は
上下基板１，２のギャップを保つために弾性の有る感光
性樹脂で形成されたスペーサーである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は入力装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来この種の２枚の基板を用いた入力装
置は図８のようにスペ−サ−１２をスクリ−ン印刷し基
板と基板の間隙を保つとともにその印刷された樹脂の
径、高さ、ピッチによってその入力装置の入力できる荷
重（入力荷重）の制御を行っていた。
置は図８のようにスペ−サ−１２をスクリ−ン印刷し基
板と基板の間隙を保つとともにその印刷された樹脂の
径、高さ、ピッチによってその入力装置の入力できる荷
重（入力荷重）の制御を行っていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述のように従来の入
力装置の場合、入力荷重の制御をスクリ−ン印刷された
樹脂によって行なっていたため、印刷条件のバラツキに
より樹脂の径、高さが場所により変化したとき入力荷重
がばらつく原因となっていた。また、スクリ−ン印刷で
きる径、高さ、ピッチを小さくすればするほどそのバラ
ツキは大きくなるため、入力面に線画入力するデジタイ
ザ−的な用途の入力装置を構成し専用ペン等で入力をし
た場合、入力荷重が極端にばらついたり、または樹脂が
大きすぎて入力死点ができ１本線を入力しても途中で入
力死点上を通過した時点で非入力となり２本線になって
しまうという問題点があった。また、小さなスペ−サ−
を形成できてもデジタイザ−的な用途の入力装置で入力
しているとスペ−サ−が透明導電膜をキズつけてしまい
入力に支障をきたすことがあった。
力装置の場合、入力荷重の制御をスクリ−ン印刷された
樹脂によって行なっていたため、印刷条件のバラツキに
より樹脂の径、高さが場所により変化したとき入力荷重
がばらつく原因となっていた。また、スクリ−ン印刷で
きる径、高さ、ピッチを小さくすればするほどそのバラ
ツキは大きくなるため、入力面に線画入力するデジタイ
ザ−的な用途の入力装置を構成し専用ペン等で入力をし
た場合、入力荷重が極端にばらついたり、または樹脂が
大きすぎて入力死点ができ１本線を入力しても途中で入
力死点上を通過した時点で非入力となり２本線になって
しまうという問題点があった。また、小さなスペ−サ−
を形成できてもデジタイザ−的な用途の入力装置で入力
しているとスペ−サ−が透明導電膜をキズつけてしまい
入力に支障をきたすことがあった。
【０００４】本発明はこのような問題点を解決するもの
で、その目的は入力荷重のバラツキが小さく入力死点の
ない高耐久性の入力装置を提供することにある。
で、その目的は入力荷重のバラツキが小さく入力死点の
ない高耐久性の入力装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の入力装置はそれ
ぞれの基板表面に入力用電極を形成し、該電極を内側に
し複数個のスペ−サ−を介して前記基板を対向配置した
入力装置に於いて、前記スペ−サ−を弾性のある感光性
樹脂で高さ３０μｍ以下に形成したことを特徴とする。
ぞれの基板表面に入力用電極を形成し、該電極を内側に
し複数個のスペ−サ−を介して前記基板を対向配置した
入力装置に於いて、前記スペ−サ−を弾性のある感光性
樹脂で高さ３０μｍ以下に形成したことを特徴とする。
【０００６】
〔実施例１〕本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
【０００７】図１に本発明の入力装置の断面の基本構造
を示す。１は上基板、２は下基板、３は上基板１上に形
成された電極、４は下基板２上に形成された電極、５は
上下基板１、２のギャップを保つために弾性の有る感光
性樹脂で形成されたスペ−サ−である。
を示す。１は上基板、２は下基板、３は上基板１上に形
成された電極、４は下基板２上に形成された電極、５は
上下基板１、２のギャップを保つために弾性の有る感光
性樹脂で形成されたスペ−サ−である。
【０００８】本実施例では１の上基板にはフレキシブル
なプラスチック基板、２の下基板にはガラスもしくはプ
ラスチックの基板、３，４の電極にはＩＴＯ（Ｉｎｄｉ
ｕｍ・Ｔｉｎ・Ｏｘｉｄｅ）、５のスペ−サ−の形成方
法は感光性樹脂をロ−ルコ−タ−により８から１０μｍ
厚に塗布し図５に示す形状に露光・現像することにより
形成する。また７は前記基板１，２の両端に塗布した銀
ペ−スト、８はアナログスイッチ、９は電源である。
なプラスチック基板、２の下基板にはガラスもしくはプ
ラスチックの基板、３，４の電極にはＩＴＯ（Ｉｎｄｉ
ｕｍ・Ｔｉｎ・Ｏｘｉｄｅ）、５のスペ−サ−の形成方
法は感光性樹脂をロ−ルコ−タ−により８から１０μｍ
厚に塗布し図５に示す形状に露光・現像することにより
形成する。また７は前記基板１，２の両端に塗布した銀
ペ−スト、８はアナログスイッチ、９は電源である。
【０００９】この装置の動作の方法は基板１上の電極３
に電位勾配を与え、入力により接触した位置の電位を基
板２上の電極４より取り出し、次にアナログスイッチの
切り替えにより他方の基板の電位を取り出し、それらの
電位により入力位置を検出するというものである。
に電位勾配を与え、入力により接触した位置の電位を基
板２上の電極４より取り出し、次にアナログスイッチの
切り替えにより他方の基板の電位を取り出し、それらの
電位により入力位置を検出するというものである。
【００１０】以上のような構成で形成した入力装置に対
し図３のように先端曲率半径０．８ｍｍＲの専用ペン１
０を基板１の上面から押し、入力したときの荷重を測定
したところバラツキが５％以内という性能が得られた。
また、図２の入力範囲を専用ペンで筆記したところ入力
死点がないことが判明した。
し図３のように先端曲率半径０．８ｍｍＲの専用ペン１
０を基板１の上面から押し、入力したときの荷重を測定
したところバラツキが５％以内という性能が得られた。
また、図２の入力範囲を専用ペンで筆記したところ入力
死点がないことが判明した。
【００１１】以上のような構成で形成した入力装置と弾
性のないエポキシ樹脂のスペ−サ−を用いた入力装置に
対し図４のように先端曲率半径０．８ｍｍＲの専用ペン
１０上に５００ｇの重り１１をのせ、基板１の上面から
荷重をかけながら同一直線上を連続往復運動させる摺動
試験を行ったところ、弾性のないエポキシ樹脂のスペ−
サ−を用いた入力装置では数百回で基板１上の電極３が
基板２上のスペ−サ−によりキズ付き基板１上の電極３
の電位勾配の均一性が乱れ入力の位置精度が大幅に低下
してしまったのに対して、本実施例の弾性のある感光性
樹脂を用いた入力装置では１０万回以上行っても電極３
の基板２上のスペ−サ−によりキズ付くことがなく基板
１上の電極３の電位勾配は均一なままで入力の位置精度
の変化は全く見られなかった。
性のないエポキシ樹脂のスペ−サ−を用いた入力装置に
対し図４のように先端曲率半径０．８ｍｍＲの専用ペン
１０上に５００ｇの重り１１をのせ、基板１の上面から
荷重をかけながら同一直線上を連続往復運動させる摺動
試験を行ったところ、弾性のないエポキシ樹脂のスペ−
サ−を用いた入力装置では数百回で基板１上の電極３が
基板２上のスペ−サ−によりキズ付き基板１上の電極３
の電位勾配の均一性が乱れ入力の位置精度が大幅に低下
してしまったのに対して、本実施例の弾性のある感光性
樹脂を用いた入力装置では１０万回以上行っても電極３
の基板２上のスペ−サ−によりキズ付くことがなく基板
１上の電極３の電位勾配は均一なままで入力の位置精度
の変化は全く見られなかった。
【００１２】また、スペ−サ−の形状としては図６，図
７に示す様な形状でも良く、スペ−サ−の大きさ，高
さ，ピッチなどを変えることにより入力装置の狙いとす
る入力荷重を得ることができる。
７に示す様な形状でも良く、スペ−サ−の大きさ，高
さ，ピッチなどを変えることにより入力装置の狙いとす
る入力荷重を得ることができる。
【００１３】感光性樹脂としては入力装置の光線透過率
を低下させないように光線透過率は高い方が好ましい。
を低下させないように光線透過率は高い方が好ましい。
【００１４】またアナログ的入力装置に限らずデジタル
的入力装置に於いても、入力荷重のバラツキを少なくさ
せることができる。
的入力装置に於いても、入力荷重のバラツキを少なくさ
せることができる。
【００１５】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば入
力装置を構成する基板上に弾性のある感光性樹脂を塗布
しパタ−ニングしてスペ−サ−とすることにより、入力
荷重のバラツキが少なく入力死点のない高耐久性の入力
装置を構成できるという効果を有する。
力装置を構成する基板上に弾性のある感光性樹脂を塗布
しパタ−ニングしてスペ−サ−とすることにより、入力
荷重のバラツキが少なく入力死点のない高耐久性の入力
装置を構成できるという効果を有する。
【図１】 本発明の入力装置の断面を示す図。
【図２】 本発明の入力装置の回路の一例を示す図。
【図３】 本発明の入力装置に専用ペンで入力している
例を示す図。
例を示す図。
【図４】 本発明の入力装置の筆記耐久試験を示す図。
【図５】 本発明の入力装置のスペ−サ−形状の一例を
示す図。
示す図。
【図６】 本発明の入力装置のスペ−サ−形状の一例を
示す図。
示す図。
【図７】 本発明の入力装置のスペ−サ−形状の一例を
示す図。
示す図。
【図８】 従来の入力装置の断面を示す図。
１ ． 上基板 ２ ． 下基板 ３ ． 透明導電膜 ４ ． 透明導電膜 ５ ． スペ−サ− ６ ． 入力可能範囲 ７ ． 銀ペ−スト ８ ． アナログスイッチ ９ ． 電源 １０ ． 専用ペン １１ ． おもり １２ ． 従来のスペ−サ−
Claims (3)
- 【請求項１】それぞれの基板表面に入力用電極を形成
し、該電極を内側にし複数個のスペ−サ−を介して前記
基板を対向配置した入力装置に於いて、前記スペ−サ−
を感光性樹脂で形成したことを特徴とする入力装置。 - 【請求項２】前記スペ−サ−の高さが３０μｍ以下であ
ることを特徴とする請求項１記載の入力装置。 - 【請求項３】前記スペ−サ−が弾性を有することを特徴
とする請求項１記載の入力装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2557293A JPH06242869A (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | 入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2557293A JPH06242869A (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | 入力装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06242869A true JPH06242869A (ja) | 1994-09-02 |
Family
ID=12169648
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2557293A Pending JPH06242869A (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | 入力装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06242869A (ja) |
-
1993
- 1993-02-15 JP JP2557293A patent/JPH06242869A/ja active Pending
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