JPH0624285Y2 - 自動車用オープニングトリム - Google Patents

自動車用オープニングトリム

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JPH0624285Y2
JPH0624285Y2 JP1988096683U JP9668388U JPH0624285Y2 JP H0624285 Y2 JPH0624285 Y2 JP H0624285Y2 JP 1988096683 U JP1988096683 U JP 1988096683U JP 9668388 U JP9668388 U JP 9668388U JP H0624285 Y2 JPH0624285 Y2 JP H0624285Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cloth
opening trim
edge
seal portion
lip
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988096683U
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JPH0217450U (ja
Inventor
秀之 橋本
隆夫 中島
邦雄 三島
敦夫 菊地
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Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は自動車のドア開口部に沿って装着するオープニ
ングトリムに関するものである。
[従来技術] オープニングトリム1は、第1図に示すように車体のド
ア開口に沿って装着される。
オープニングトリム1はゴムまたは合成樹脂製で、第4
図、第5図に示すように、一般に断面U字形をなし、ド
ア開口に突設したフランジ4に保持せしめられる。オー
プニングトリム1の車外側の側面には、オープニングト
リム1と一体成形または接着によりスポンジのシール部
3が形成され、ドア閉時にドアサッシと弾接する。
ところでこの種のオープニングトリムにおいては、その
見栄をよくするために布貼りを施すことが行われてい
る。即ち、シール部形成部分以外の外表面に布2が貼付
けてある。
[本考案が解決しようとする課題] ところが、この布貼りにオープニングトリムにおいて
は、布2を正確な位置に貼付けることは非常に困難で、
位置ずれが生じやすい。図例のようにシール部3の端部
が布貼りの一応の位置決め基準とはなるものの、シール
部3は極めて柔軟であるので、正確な位置決め基準とは
ならない。かつ、布2の端縁を接着剤でシール部3の端
部に接着したとしても、該端部はドア開閉時に変形を繰
返すので布2の端縁からはがれやすい。また布2の端縁
にはほつれが生じやすい。
そこで本考案は、作業性よく、正確な位置に布貼りがな
され、かつ布端縁にはがれやほつれの生じず、見栄えの
良好なオープニングトリムを提供し、もって従来の課題
を解決することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 本考案は、シール部形成部分以外の外表面に布貼りを施
したオープニングトリムにおいて、第3図に示すよう
に、貼付けられる布2のシール部3側の端縁に対応する
外表面位置に凹部10を形成し、この凹部10に布2の
端縁を凹部10内に曲げ込むようにして凹部10に密着
接合し、かつシール部3の一端から延出させたリップ3
1で布2の上記端縁を覆ったことを特徴とする。
[作用効果] 上記凹部10が布2の位置決め基準となり、作業性よ
く、かつ位置ずれなく布貼りを行なうことができる。さ
らに、布2の端縁は凹部10内に密着して接合されると
ともにシール部3のリップ31で覆われているから、端
縁にはがれやほつれが生じない。また、布2の端縁は内
側に曲げ込まれ、これをリップ31が覆っているから、
リップ31と布2に一般部の表面とほぼ面一となり、オ
ープニングトリム外面の見栄えがよい。
[実施例] 第1図ないし第3図に示す実施例において、ドアオープ
ニングトリム1は塩化ビニル樹脂よりなり、断面U字形
で芯金11が埋設されており、内部対向面からフランジ
保持リップ12が突出している。オープニングトリム1
には、自動車のドア開口部に形成したフランジ4に組付
けられた状態で車外側となる側面に、スポンジ材よりな
る中空状のシール部3が形成してある。シール部3が形
成されていないオープニングトリム1の底面、車内側の
側面およびその端部にはこれ等を包むように布2が接着
剤にて貼付けてある。上記底面のシール部3側の端部に
は凹部10が形成してあり、布2の端縁はこれを凹部1
0内に曲げ込んで凹部10に密着して接着せしめてあ
る。そしてシール部3にはその下端にリップ31が延出
形成してあり、リップ31は上記凹部10に接着した布
2の端縁を覆うように該端縁に接合せしめてある。
上記オープニングトリム1は芯金11と一体に平板状に
押出成形され、上記凹部10を位置決め基準として外表
面に布2を接着し、U字形に曲げ加工がなされて後、シ
ール部3が接着される。
しかして本考案の布貼りオープニングトリムにおいて
は、上記凹部10を布2の端部に合せて布貼りがなされ
るから、布2を位置ずれなく、作業性容易に貼付けるこ
とができる。また布2の端縁を凹部10に密着接合さ
せ、かつ凹部10に密着接合された端縁の上を、更にシ
ール部3のリップ31で覆ったから、布2の端縁のはが
れやほつれを確実に防止することができる。また、布2
の端縁は凹部10内に曲げ込まれて布2の一般部よりも
低くなっており、これをリップ31が覆っているから、
リップ31と布2の一般部の表面とはほぼ面一となり、
オープニングトリム外表面の見栄えがよい。
【図面の簡単な説明】
第1図はオープニングトリムを備えた自動車のドア開口
部の正面図、第2図は第1図のII−II線に沿う位置での
本考案のオープニングトリムの断面図、第3図は第2図
のオープニングトリムの要部拡大図、第4図は従来のオ
ープニングトリムの第1図のII−II線に沿う位置での断
面図、第5図は第4図のオープニングトリムの要部拡大
図である。 1……オープニングトリム 10……凹部 2……布 3……シール部 31……リップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 菊地 敦夫 愛知県西春日井郡春日村大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (56)参考文献 実開 昭63−65546(JP,U) 実開 昭58−63143(JP,U) 実開 昭58−68316(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車のドア開口部に沿って装着する断面
    U字形のオープニングトリムであって、車外側の側面に
    シール部が形成され、シール部形成部分以外の外表面に
    布貼りを施したオープニングトリムにおいて、上記外表
    面にはシール部側の布端縁に対応する位置に凹部を設
    け、上記布端縁を凹部内に曲げ込むようにして凹部に密
    着接合せしめ、かつシール部の一端から延出させたリッ
    プで上記布端縁を覆ったことを特徴とする自動車用オー
    プニングトリム。
JP1988096683U 1988-07-21 1988-07-21 自動車用オープニングトリム Expired - Lifetime JPH0624285Y2 (ja)

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JPH0217450U JPH0217450U (ja) 1990-02-05
JPH0624285Y2 true JPH0624285Y2 (ja) 1994-06-29

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Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5863143U (ja) * 1981-10-23 1983-04-27 橋本フオ−ミング工業株式会社 ウエザ−ストリツプのガラス摺接部構造
JPS5868316U (ja) * 1981-10-30 1983-05-10 ダイキヨ−・ベバスト株式会社 乗物屋根窓用シ−ル部材構造
JPS6365546U (ja) * 1986-10-15 1988-04-30
JPH01154946U (ja) * 1987-12-23 1989-10-25

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JPH0217450U (ja) 1990-02-05

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