JPH06242600A - 感放射線性樹脂組成物 - Google Patents

感放射線性樹脂組成物

Info

Publication number
JPH06242600A
JPH06242600A JP3092693A JP3092693A JPH06242600A JP H06242600 A JPH06242600 A JP H06242600A JP 3092693 A JP3092693 A JP 3092693A JP 3092693 A JP3092693 A JP 3092693A JP H06242600 A JPH06242600 A JP H06242600A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
resin
compound
mol
cresol
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP3092693A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Inomata
克巳 猪俣
Toshiyuki Ota
利幸 大田
Akira Tsuji
昭 辻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JSR Corp
Original Assignee
Japan Synthetic Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Synthetic Rubber Co Ltd filed Critical Japan Synthetic Rubber Co Ltd
Priority to JP3092693A priority Critical patent/JPH06242600A/ja
Publication of JPH06242600A publication Critical patent/JPH06242600A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高感度で、特に寸法忠実度およびフォーカス
許容性に優れており、高集積度の集積回路製造用レジス
トとして有用な新規感放射線性組成物を提供する。 【構成】 感放射線性樹脂組成物は、アルカリ可溶性樹
脂、並びに下記式 【化1】 で表わされる化合物の1,2−ナフトキノンジアジド−
5−スルホン酸エステルで代表されるキノンジアジド骨
格を有する成分を含有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高集積度の集積回路製
造用ポジ型レジストとして有用な感放射線性樹脂組成物
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ポジ型レジストは、高解像度のレ
ジストパターンが得られるため、集積回路の製造に広く
使用されているが、近年における高集積化の進行に伴っ
て、より解像度の高いレジストパターンを形成すること
ができるポジ型レジストが望まれている。
【0003】即ち、ポジ型レジストによって微細なレジ
ストパターンを形成するためには、放射線の照射(以
下、「露光」という)により形成される潜像をアルカリ
性水溶液からなる現像液で現像する際に、露光部が、ウ
エハー等の基材と接している部分(パターンの裾部)ま
で速やかに現像されることが必要であるが、従来のポジ
型レジストでは、形成すべきレジストパターンの線幅が
0.8μm以下に微細になると、現像性およびパターン
形状が十分とはいえなかった。
【0004】また、集積度の高い集積回路を製造するた
めには、マスクの設計寸法と実際のレジストパターンの
寸法との差が少さくマスクの設計寸法を忠実に再現する
レジスト、即ち寸法忠実度の高いレジストが必要である
が、一般にパターンの線幅が狭くなればなるほど、マス
クの設計寸法と実際のレジストパターンの寸法との差が
大きくなる傾向があり、従来のポジ型レジストでは、必
ずしも満足できる寸法忠実度が達成できなかった。しか
も、従来のポジ型レジストは、ステッパーによる露光時
のフォーカスがずれると、パターン形状の変形、現像性
の低下、得られるレジストパターンと設計寸法との差等
が著しくなり、フォーカス許容性の点でも十分とはいえ
なかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、新規な感放射線性樹脂組成物を提供することに
あり、さらに詳しくは、現像性およびパターン形状に優
れ、高感度で、特にレジストパターンの寸法忠実度およ
びフォーカス許容性が著しく優れたポジ型レジストとし
て有用な感放射線性樹脂組成物を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記目
的は、アルカリ可溶性樹脂並びに下記一般式(1)
【0007】
【化3】
【0008】[一般式(1)において、X1〜X15は同
一または異なって、水素原子、アルキル基、アルコキシ
基または−ODで示される基(ここでDは水素原子もし
くはキノンジアジド骨格を有する有機基である。)を示
す、但し、X1〜X15の少なくとも1つは−ODで示さ
れる基であり、これらのDの少なくとも1つはキノンジ
アジド骨格を有する有機基である。]および一般式
(2)
【0009】
【化4】
【0010】[一般式(2)において、X16〜X30は同
一または異なって、水素原子、アルキル基、アルコキシ
基または−ODで示される基(ここでDは水素原子もし
くはキノンジアジド骨格を有する有機基である。)を示
す、但し、X16〜X30の少なくとも1つは−ODで示さ
れる基であり、これらのDの少なくとも1つはキノンジ
アジド骨格を有する有機基である。]で表わされるキノ
ンジアジド系化合物群から選択される少なくとも1種の
化合物を含有することを特徴とする感放射線性樹脂組成
物により達成される。
【0011】以下、本発明を具体的に説明するが、これ
により、本発明の目的、構成および効果がより明確とな
るであろう。
【0012】本発明において使用されるアルカリ可溶性
樹脂としては、例えばノボラック樹脂、ポリ(ビニルフ
ェノール)またはその誘導体、スチレン−無水マレイン
酸共重合体、ポリ(ビニルヒドロキシベンゾエート)、
カルボキシル基含有アクリル酸系樹脂、カルボキシル基
含有メタクリル酸系樹脂等を挙げることができる。
【0013】好ましいアルカリ可溶性樹脂は、ノボラッ
ク樹脂である。特に好ましいノボラック樹脂は、下記一
般式(3)
【0014】
【化5】
【0015】(ここで、nは1〜3の整数である。)で
表わされるフェノール類とアルデヒド類とを重縮合する
ことによって得られるものである。
【0016】上記フェノール類としては、例えばo−ク
レゾール、m−クレゾール、p−クレゾール、2,3−
キシレノール、2,5−キシレノール、3,4−キシレノ
ール、3,5−キシレノール、2,3,5−トリメチルフ
ェノール、3,4,5−トリメチルフェノール等を挙げる
ことができる。これらのうち、o−クレゾール、m−ク
レゾール、p−クレゾール、2,3−キシレノール、2,
5−キシレノール、3,4−キシレノール、3,5−キシ
レノールおよび2,3,5−トリメチルフェノールが好ま
しい。
【0017】これらのフェノール類は、単独でまたは2
種以上組み合わせて用いられる。特に好ましい組み合わ
せは、重量比で、m−クレゾール/2,3−キシレノー
ル/p−クレゾール=95〜20/5〜60/0〜7
5、m−クレゾール/3,5−キシレノール/p−クレ
ゾール=95〜30/5〜70/0〜65、m−クレゾ
ール/2,3,5−トリメチルフェノール/p−クレゾー
ル=95〜35/5〜60/0〜60、m−クレゾール
/2,3−キシレノール/3,4−キシレノール=95〜
35/5〜65/0〜60、m−クレゾール/2,5−
キシレノール/3,5−キシレノール=95〜25/5
〜70/0〜70、m−クレゾール/2,3−キシレノ
ール/2,3,5−トリメチルフェノール=95〜35/
5〜65/0〜60、m−クレゾール/2,5−キシレ
ノール/2,3,5−トリメチルフェノール=95〜35
/5〜65/0〜60、m−クレゾール/3,4−キシ
レノール/2,3,5−トリメチルフェノール=95〜3
5/5〜50/0〜60、m−クレゾール/3,5−キ
シレノール/2,3,5−トリメチルフェノール=95〜
35/5〜65/0〜60、m−クレゾール/p−クレ
ゾール=90〜30/10〜70等からなるものであ
る。
【0018】また、前記フェノール類と重縮合させるア
ルデヒド類としては、例えばホルムアルデヒド、トリオ
キサン、パラホルムアルデヒド、ベンズアルデヒド、ア
セトアルデヒド、プロピルアルデヒド、フェニルアセト
アルデヒド、α−フェニルプロピルアルデヒド、β−フ
ェニルプロピルアルデヒド、o−ヒドロキシベンズアル
デヒド、m−ヒドロキシベンズアルデヒド、p−ヒドロ
キシベンズアルデヒド、o−クロロベンズアルデヒド、
m−クロロベンズアルデヒド、p−クロロベンズアルデ
ヒド、o−ニトロベンズアルデヒド、m−ニトロベンズ
アルデヒド、p−ニトロベンズアルデヒド、o−メチル
ベンズアルデヒド、m−メチルベンズアルデヒド、p−
メチルベンズアルデヒド、p−エチルベンズアルデヒ
ド、p−n−ブチルベンズアルデヒド、フルフラール等
が好ましく、これらのうち、特にホルムアルデヒドが好
ましい。
【0019】アルデヒド類としてホルムアルデヒドを使
用する場合のホルムアルデヒド発生源としては、例えば
ホルマリン、トリオキサンおよびパラホルムアルデヒド
のほか、メチルヘミホルマール、エチルヘミホルマー
ル、プロピルヘミホルマール、ブチルヘミホルマール、
フェニルヘミホルマール等のヘミホルマール類を挙げる
ことができる。これらのうち、ホルマリンおよびブチル
ヘミホルマールが特に好ましい。
【0020】前記アルデヒド類は、単独でまたは2種以
上を組み合わせて用いることができる。アルデヒド類の
使用量は、フェノール類1モルに対し、0.7〜3モル
が好ましい。
【0021】前記フェノール類とアルデヒド類との重縮
合には、通常、酸性触媒が使用される。この酸性触媒と
しては、例えば塩酸、硝酸、硫酸、ギ酸、シュウ酸、酢
酸等を挙げることができる。これらの酸性触媒の使用量
は、通常、フェノール類1モルに対し、1×10-5〜5
×10-1モルである。
【0022】フェノール類とアルデヒド類との重縮合に
際しては、通常、水が反応媒質として使用されるが、用
いられるフェノール類がアルデヒド類の水溶液に溶解せ
ず、反応初期から不均一系となる場合は、親水性溶媒を
反応媒質として使用することもできる。この親水性溶媒
としては、例えばメタノール、エタノール、プロパノー
ル、ブタノール等のアルコール類、およびテトラヒドロ
フラン、ジオキサン等の環状エーテル類が挙げられる。
これらの反応媒質の使用量は、通常、反応原料100重
量部当り、20〜1,000重量部である。
【0023】フェノール類とアルデヒド類との重縮合方
法としては、フェノール類、アルデヒド類、酸性触媒等
を一括して仕込み反応させる方法、酸性触媒の存在下で
フェノール類、アルデヒド類等を徐々に添加しながら反
応させる方法等を採用することができる。
【0024】重縮合の終了後、反応系内に存在する未反
応原料、酸性触媒、反応媒質等を除去するために、一般
的には、反応系を130℃〜230℃に上昇させ、減圧
下、例えば20〜50mmHg程度の圧力下で揮発分を
除去して、生成したノボラック樹脂を回収する。
【0025】ノボラック樹脂のポリスチレン換算重量平
均分子量(以下、「Mw」という)は、本発明の組成物
を基材へ塗布する際の作業性、組成物の現像性、感度お
よび耐熱性の点から2,000〜20,000であること
が好ましく、さらに好ましくは3,000〜15,000
である(以下、Mwが2,000〜20,000の範囲に
あるノボラック樹脂を「樹脂(A)」という)。
【0026】特に、高分子量のノボラック樹脂が望まし
い場合には、前記重縮合によって得られたノボラック樹
脂を、エチレングリコールモノメチルエーテルアセテー
ト、3−メトキシプロピオン酸メチル、ジオキサン、メ
タノール、酢酸エチル等の良溶媒に溶解したのち、水、
n−ヘキサン、n−ヘプタン等の貧溶媒を混合し、次い
で、析出したノボラック樹脂を溶液層から分離すること
により、高分子量のノボラック樹脂を分画して回収する
ことができる。
【0027】これらのノボラック樹脂は、単独でまたは
2種以上を組み合わせて使用される。
【0028】さらに、本発明の組成物においては、低分
子量のフェノール化合物をアルカリ可溶性樹脂と組み合
わせて使用することもでき、それによりアルカリ可溶性
樹脂のアルカリ溶解性が改善される。この低分子量のフ
ェノール化合物としては、ベンゼン環数が2〜6程度の
ものが好ましい。その具体例としては、下記一般式で表
わされる化合物を挙げることができる。
【0029】
【化6】
【0030】[上記一般式において、a、bおよびcは
それぞれ0〜3の整数であり(但し、いずれも0の場合
は除く)、x、yおよびzはそれぞれ0〜3の整数であ
る。]
【0031】これらの低分子量のフェノール化合物の配
合量は、通常、アルカリ可溶性樹脂100重量部当り、
50重量部以下である。
【0032】また本発明において、特に樹脂(A)を用
いる場合、低分子量のアルカリ可溶性ノボラック樹脂お
よび/またはアルカリ可溶性レゾール樹脂(以下これら
を「樹脂(B)」という)を併用することもできる。
【0033】上記樹脂(B)は、フェノール類とアルデ
ヒド類との重縮合によって得られるものであるが、該フ
ェノール類としては、前記ノボラック樹脂について挙げ
たもののほか、フェノール、1−ナフトール、2−ナフ
トール等の他のフェノール類を使用することができる。
また該アルデヒド類としては、前記ノボラック樹脂につ
いて挙げたものを使用することができる。このアルデヒ
ド類の使用量は、通常、フェノール類1モルに対して
0.2〜0.8モルである。この重縮合反応に際しては、
前記ノボラック樹脂の製造に使用されるような酸性触媒
のほか、塩基性触媒も使用することができる。
【0034】樹脂(B)の具体例としては、フェノール
/ホルムアルデヒド重縮合樹脂、o−クレゾール/ホル
ムアルデビト重縮合樹脂、m−クレゾール/ホルムアル
デヒド重縮合樹脂、p−クレゾール/ホルムアルデヒド
重縮合樹脂、m−クレゾール/p−クレゾール/ホルム
アルデヒド重縮合樹脂等を挙げることができる。
【0035】樹脂(B)のMwは、通常、2,000未
満であり、好ましくは300〜1,000である。
【0036】また、樹脂(B)の配合量は、通常、樹脂
(A)100重量部に対して、50重量部以下である。
【0037】本発明の組成物は一般式(1)および一般
式(2)で表わされるキノンジアジド系化合物群から選
択される少なくとも1種の化合物を含有する。一般式
(1)または一般式(2)において、X1〜X15または
16〜X30は同一でも異なってもよく、水素原子、アル
キル基、アルコキシ基または−ODで示される基(ここ
でDは水素原子もしくはキノンジアジド骨格を有する有
機基である。)を示すが、但し、X1〜X15の少なくと
も1つまたはX16〜X30の少なくとも1つは−OD基で
ある。そして一般式(1)または一般式(2)に複数個
存在するDの少なくとも1個は、好ましくは1〜5個
は、キノンジアジド骨格を有する有機基である。また、
一般式(1)または一般式(2)において、X1〜X5
少なくとも一つ、X6〜X10の少なくとも一つ、X16
20の少なくとも一つおよびX21〜X3 0の少なくとも一
つは−OD基であることが好ましい。
【0038】X1〜X15またはX16〜X30において、ア
ルキル基としては炭素数1〜4のものが好ましく、その
例としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イ
ソプロピル基、n−ブチル基、t−ブチル基等を挙げる
ことができる。また、アルコキシ基としては炭素数1〜
4のものが好ましく、その例としては、メトキシ基、エ
トキシ基、n−プロポキシ基、n−ブトキシ基等を挙げ
ることができる。
【0039】−OD基のDにおけるキノンジアジド骨格
とは、好ましくは下記一般式(4)、下記一般式(5)
または一般式(6)
【0040】
【化7】
【0041】で表わされる骨格である。このようなキノ
ンジアジド骨格を有する有機基としては、例えば1,2
−ベンゾキノンジアジド−4−スルホニル基、1,2−
ナフトキノンジアジド−4−スルホニル基、1,2−ナ
フトキノンジアジド−5−スルホニル基、1,2−キノ
ンジアジド−6−スルホニル基、2,1−ナフトキノン
ジアジド−4−スルホニル基、2,1−ナフトキノンジ
アジド−5−スルホニル基等が示される。そのうち、特
に1,2−ナフトキノンジアジド−4−スルホニル基お
よび1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホニル基
が好ましい。
【0042】一般式(1)および一般式(2)におい
て、Dがすべて水素原子である場合に相当する化合物、
即ち前記−ODで示される基が水酸基である場合に相当
する化合物は一般式(1)および一般式(2)で表わさ
れる化合物の前駆体である[以下、一般式(1)の前駆
体を「化合物(a)」、一般式(2)の前駆体を「化合
物(b)」という]。
【0043】化合物「(a)」の具体例としては、下記
式(a−1)〜(a−16)
【0044】
【化8】
【0045】
【化9】
【0046】
【化10】
【0047】で表わされる化合物を挙げることができ
る。
【0048】また、化合物(b)の具体例としては、下
記式(b−1)〜(b−6)
【0049】
【化11】
【0050】を挙げることができる。
【0051】上記化合物(a)または化合物(b)は、
例えばフェノール類と下記一般式で表わされるケトン化
合物
【0052】
【化12】
【0053】(式中、X31〜X40は同一または異なっ
て、水素原子、アルキル基、好ましくは炭素数1〜4の
アルキル基、アルコキシ基、好ましくは炭素数1〜4の
アルコキシ基または水酸基を示す。)とを、酸性触媒の
存在下で反応させることによって製造することができ
る。
【0054】このフェノール類としては、フェノール、
o−クレゾール、m−クレゾール、p−クレゾール、
2,5−キシレノール、3,4−キシレノール、レゾルシ
ノール、カテコール、ハイドロキノン、メチルハイドロ
キノン、フロログルシノール、ピロガロール、p−モノ
メトキシハイドロキノン、m−モノメトキシレゾルシノ
ール、o−モノメトキシカテコール等が好ましい。
【0055】また、上記一般式で表わされるケトン化合
物の具体例としては、下記一般式
【0056】
【化13】
【0057】で表わされる化合物を挙げることができ
る。
【0058】一般式(1)および一般式(2)で表わさ
れる化合物[以下、一般式(1)で表わされる化合物を
「化合物(A)」、一般式(2)で表わされる化合物を
「化合物(B)」という]としては、前記の化合物
(a)または化合物(b)の1,2−ナフトキノンジア
ジド−4−スルホン酸エステル、1,2−ナフトキノン
ジアジド−5−スルホン酸エステル、1,2−ナフトキ
ノンジアジド−6−スルホン酸エステル、2,1−ナフ
トキノンジアジド−4−スルホン酸エステル、2,1−
ナフトキノンジアジド−5−スルホン酸エステル、1,
2−ベンゾキノンジアジド−4−スルホン酸エステル等
の1,2−キノンジアジドスルホン酸エステルを挙げる
ことができる。これらのうち好ましい化合物は、1,2
−ナフトキノンジアジド−4−スルホン酸エステル、
1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホン酸エステ
ル等である。
【0059】化合物(A)および化合物(B)は、例え
ば化合物(a)または化合物(b)と1,2−キノンジ
アジドスルホニルハライドとを、塩基性触媒の存在下で
エステル化させることにより得ることができる。この場
合の化合物(a)または化合物(b)と1,2−キノン
ジアジドスルホニルハライドとの反応割合は、化合物
(a)または化合物(b)のフェノール性水酸基1グラ
ム当量当たり、1,2−キノンジアジドスルホニルハラ
イドが0.2〜1モルであるのが好ましく、特に好まし
くは0.4〜1モルである。
【0060】化合物(A)および化合物(B)の平均エ
ステル化率は、好ましくは30〜100%である。平均
エステル化率が30%未満であると、解像性が低下した
り、パターン形状が悪くなったりする恐れがる。
【0061】本発明の組成物においては、化合物(A)
および化合物(B)は、単独でまたは2種以上を組み合
わせて使用される。その使用量は、通常、アルカリ可溶
性樹脂100重量部に対して、5〜50重量部であり、
特に10〜40重量部が好ましい。このように化合物
(A)および化合物(B)から選択される少なくとも1
種の化合物を配合することにより、本発明の組成物は高
感度となり、加えて寸法忠実度およびフォーカス許容性
が改善される。
【0062】また、本発明の組成物は他のキノンジアジ
ド化合物を併用することもできる。
【0063】さらに、本発明の組成物には、必要に応
じ、増感剤、界面活性剤等の各種添加剤を配合すること
ができる。
【0064】前記増感剤は、レジストの感度を向上させ
るものであり、その例としては、2H−ピリド−[3,
2−b]−1,4−オキサジン−3(4H)−オン類、
10H−ピリド−[3,2−b]−1,4−ベンゾチアジ
ン類、ウラゾール類、ヒダントイン類、パルビツール酸
類、グリシン無水物類、1−ヒドロキシベンゾトリアゾ
ール類、アロキサン類、マレイミド類等を挙げることが
できる。これらの増感剤の配合量は、アルカリ可溶性樹
脂100重量部に対して、好ましくは50重量部以下で
ある。
【0065】また前記界面活性剤は、塗布性、現像性等
を改良する作用を有し、その例としては、ポリオキシエ
チレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンオクチル
フェニルエーテル、ポリエチレングリコールジステアレ
ート等のノニオン系界面活性剤のほか、KP341(商
品名、信越化学工業社製)、ポリフローNo.75、N
o.95(商品名、共栄社油脂化学工業社製)、および
メガファックスF171、F172、F173(商品
名、大日本インキ社製)、フロラードFC430、FC
431(商品名、住友スリーエム社製)、アサヒガード
AG710、サーフロンS−382、SC−101、S
C−102、SC−103、SC−104、SC−10
5、SC−106(商品名、旭硝子社製)が挙げられ
る。これらの界面活性剤の配合量は、アルカリ可溶性樹
脂100重量部に対して、好ましくは2重量部以下であ
る。
【0066】さらに本発明の組成物には、染顔料や接着
助剤を配合することもでき、前者のは、露光部の潜像を
可視化させて、露光時のハレーションの影響を抑えるこ
とができ、後者は、基材への接着性を改善することがで
きる。また必要に応じて、保存安定剤、消泡剤等を配合
することもできる。
【0067】本発明の感放射線性樹脂組成物を使用して
レジストパターンを形成する際には、アルカリ可溶性樹
脂、キノンジアジド系化合物、並びに必要に応じて配合
される前記各種添加剤を、例えば固形分濃度が20〜4
0重量%となるように溶剤に溶解し、例えば孔径0.2
μm程度のフィルターで濾過することにより、溶液とし
て調製される。
【0068】この溶液の調製に用いられる溶剤として
は、例えばエチレングリコールモノメチルエーテル、エ
チレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコ
ールモノメチルエーテルアセテート、エーテルグリコー
ルモノエチルエーテルアセテート、ジエチレングリコー
ルモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチ
ルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル
アセテート、プロピレングリコールモノプロピルエーテ
ルアセテート、トルエン、キシレン、メチルエチルケト
ン、2−ヘプタノン、3−ヘプタノン、4−ヘプタノ
ン、シクロヘキサノン、2−ヒドロキシプロピオン酸エ
チル、2−ヒドロキシ−2−メチルプロピオン酸エチ
ル、エトキシ酢酸エチル、ヒドロキシ酢酸エチル、2−
ヒドロキシ−3−メチルブタン酸メチル、3−メトキシ
プロピオン酸メチル、3−エトキシプロピオン酸エチ
ル、3−メトキシプロピオン酸エチル、酢酸エチル、酢
酸ブチル、ピルビン酸メチル、ピルビン酸エチル等を挙
げることができる。さらに、これらの溶剤は、N−メチ
ルホルムアミド、N,N−ジメチルホルムアミド、N−
メチルホルムアニリド、N−メチルアセトアミド、N,
N−ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン、ジ
メチルスルホキシド、ベンジルエチルエーテル、ジヘキ
シルエーテル、アセトニルアセトン、イソホロン、カプ
ロン酸、カプリル酸、1−オクタノール、1−ノナノー
ル、ベンジルアルコール、酢酸ベンジル、安息香酸エチ
ル、シュウ酸ジエチル、マレイン酸ジエチル、γ−ブチ
ロラクトン、炭酸エチレン、炭酸プロピレン、エチレン
グリコールモノフェニルエーテルアセテート等の高沸点
溶剤と併用することもできる。
【0069】これらの溶剤は、単独であるいは2種以上
を組み合わせて使用される。
【0070】溶液として調製された本発明の組成物は、
回転塗布、流延塗布、ロール塗布等の塗布方法により、
例えばシリコンウエハー、アルミニウムで被覆されたウ
エハー等の基材上に塗布されて感放射線性層を形成し、
部分的に露光したのち、現像液で現像することによっ
て、パターンを形成する。
【0071】この際用いられる放射線としては、g線、
i線等の紫外線が好ましく用いられるが、組成物の特性
等に応じて、エキシマレーザー等の遠紫外線、シンクロ
トロン放射線等のX線、電子線等の荷電粒子線の如き各
放射線を用いることもできる。
【0072】本発明の組成物をポジ型レジストとして使
用する際には、基材上に塗布後、予備焼成および感光を
行った後、70〜140℃で加熱処理する操作を行い、
その後現像することによって、本発明の効果をさらに向
上させることができる。
【0073】本発明の組成物に対する現像液としては、
例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリ
ウム、硅酸ナトリウム、メタ硅酸ナトリウム、アンモニ
ア水、エチルアミン、n−プロピルアミン、ジエチルア
ミン、ジ−n−プロピルアミン、トリエチルアミン、メ
チルジエチルアミン、ジメチルエタノールアミン、トリ
エタノールアミン、テトラメチルアンモニウムヒドロキ
シド、テトラエチルアンモニウムヒドロキシド、コリ
ン、ピロール、ピペリジン、1,8−ジアザビシクロ−
[5.4.0]−7−ウンデセン、1,5−ジアザビシク
ロ−[4.3.0]−5−ノネン等のアルカリ性化合物
を、濃度が、例えば1〜10重量%となるように溶解し
たアルカリ性水溶液が使用される。また、前記現像液に
は、水溶性有機溶媒、例えばメタノール、エタノール等
のアルコール類や界面活性剤を適量添加することもでき
る。なお、このようなアルカリ性水溶液からなる現像液
を使用した場合は、一般的には、現像後、水で洗浄す
る。
【0074】
【実施例】以下、実施例および比較例により本発明をさ
らに詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定
されるものではない。ここで、Mwの測定およびレジス
トの各種性能評価は、以下の方法により行った。
【0075】Mw:東ソー(株)製GPCカラム(G2
000H6:2本、G3000H6:1本、G4000
H6:1本)を用い、流量1.5ml/分、溶出溶媒テ
トラヒドロフラン、カラム温度40℃の分析条件で、単
分散ポリスチレンを標準とするゲルパーミエーションク
ロマトグラフ法により測定した。
【0076】感度:(株)ニコン製NSR−1755i
7A縮小投影露光機(レンズの開口数;0.50)を用
いて、波長365nmのi線を露光時間を変化させて露
光し、ついで2.4重量%テトラメチルアンモニウムヒ
ドロキシド水溶液を用い、25℃で60秒間現像したの
ち、水で洗浄し、乾燥して、シリコン酸化膜を有するシ
リコンウエハー上にポジ型レジストパターンを形成させ
た。その際、0.5μmのライン・アンド・スペースパ
ターンを1対1の幅に形成する露光時間を求めた。
【0077】寸法忠実度:上記の感度を求める方法に従
い、0.5μmのライン・アンド・スペースパターンを
1対1の幅に形成する露光時間で露光し、ライン・アン
ド・スペースパターンのマスク寸法を0.02μm間隔
で小さくしていったときの、レジストパターンの寸法と
マスクの設計寸法との差を、走査型電子顕微鏡で測定し
た。この差が±10%以内であるときのマスクの最小設
計寸法を寸法忠実度とした。
【0078】フォーカス許容性:シリコン酸化膜を有す
るシリコンウエハー上にレジストパターンを形成して、
走査型電子顕微鏡を用いて測定し、線幅0.5μmのラ
イン・アンド・スペースパターンについて、解像される
パターン寸法がマスクの設計寸法の±10%以内となる
場合のフォーカスの振れ幅を、フォーカス許容性とし
た。
【0079】現像性:シリコン酸化膜を有するシリコン
ウエハー上にレジストパターンを形成し、スカムや現像
残りの程度を走査型電子顕微鏡により調べた。
【0080】パターン形状:シリコン酸化膜を有するシ
リコンウエハー上にレジストパターンを形成し、現像後
の線幅0.6μmのレジストパターンのの断面を走査型
電子顕微鏡を用いて観察した。レジストパターンの断面
形状を図1に示すが、(G)は良好な形状であり、
(A)および(B)はいずれも不良形状である。
【0081】〈樹脂(A)の合成〉合成例1 攪拌機、冷却管および温度計を備えたフラスコに、 m−クレゾール 69.2g(0.64モル) 2,3−キシレノール 9.8g(0.08モル) 3,4−キシレノール 9.8g(0.08モル) 37重量%ホルムアルデヒド水溶液 38.5g(ホルムアルデヒド:0.475モル)および シュウ酸2水和物 0.19g(0.0015モル) を仕込み、フラスコを油浴に浸し、反応液の温度を10
0℃に保持して、攪拌下で60分間重縮合を行った。そ
の後、 m−クレゾール 17.3g(0.16モル) 2,3−キシレノール 2.5g(0.02モル) 3,4−キシレノール 2.5g(0.02モル) 37重量%ホルムアルデヒド水溶液 38.5g(ホルムアルデヒド:0.475モル)および シュウ酸2水和物 1.69g(0.0135モル) を加えて、さらに15分間重縮合を行った。ついで、油
浴温度を180℃まで上昇させ、同時にフラスコ内の圧
力を30〜50mmHgまで減圧して、水、シュウ酸、
未反応の原料等を除去した。ついで、溶融している樹脂
を室温まで冷却し回収した。この樹脂を、3−メトキシ
プロピオン酸メチルに固形分が30重量%になるように
溶解し、この樹脂溶液の重量に対して、半量のトルエン
および0.4倍量のn−ヘキサンを加えて攪拌したの
ち、放置した。放置により2層に分離した下層(樹脂溶
液)を取り出し、濃縮、脱水、乾燥してノボラック樹脂
を回収した。この樹脂をノボラック樹脂(A1)とす
る。
【0082】合成例2 オートクレーブに、 m−クレゾール 69.2g(0.64モル) 2,3−キシレノール 9.8g(0.08モル) 3,4−キシレノール 9.8g(0.08モル) 37重量%ホルムアルデヒド水溶液 61.0g(ホルムアルデヒド:0.75モル) シュウ酸2水和物 6.3g(0.05モル) 水 52.6g および ジオキサン 182g を仕込み、オートクレーブを油浴に浸し、反応液の温度
を130℃に保持して、攪拌下で8時間重縮合を行っ
た。反応後、室温まで冷却し、内容物をビーカーに取り
だした。ビーカー内で2層に分離した下層を取り出し、
濃縮、脱水、乾燥して、ノボラック樹脂を回収した。こ
のノボラック樹脂を樹脂(A2)とする。
【0083】合成例3 オートクレーブに、 m−クレゾール 64.9g(0.6モル) 2,3−キシレノール 36.7g(0.3モル) 3,4−キシレノール 12.2g(0.1モル) 37重量%ホルムアルデヒド水溶液 77.1g(ホルムアルデヒド:0.9モル) シュウ酸2水和物 6.3g(0.05モル) 水 79.4g および ジオキサン 383.9g を仕込み、ついでオートクレーブを油浴に浸し、反応液
の温度を130℃に保持して、攪拌下で8時間重縮合を
行った。反応後、室温まで冷却し、内容物をビーカーに
取りだした。ビーカー内で2層に分離した下層を取り出
し、濃縮、脱水、乾燥して、ノボラック樹脂を回収し
た。このノボラック樹脂を樹脂(A3)とする。
【0084】〈化合物(A)および化合物(B)の合
成〉合成例4 遮光下で、攪拌機、滴下ロートおよび温度計を備えたフ
ラスコに、 前記式(a−1)で表わされる化合物 36.0g(0.10モル) 1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホン酸クロリド 53.6g(0.20モル) および ジオキサン 400g を仕込み、攪拌しながら溶解させた。ついで、フラスコ
を30℃の水浴に浸し、内温が30℃となった時点で、
この溶液に トリエチルアミン 22.2g(0.22モル) を、内温が35℃を越えないように滴下ロートを用いて
ゆっくり滴下した。その後、析出したトリエチルアミン
塩酸塩を濾過により取り除き、濾液を大量の希塩酸中に
注ぎ込んで析出させ、ついで析出物を濾取し、40℃の
真空乾燥器で一昼夜乾燥して化合物「A−1」を得た。
化合物「A−1」の平均エステル化率は67%であっ
た。
【0085】合成例5 前記式(a−1)で表わされる化合物 36.0g(0.10モル) 1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホン酸クロリド 67.0g(0.25モル) トリエチルアミン 28.3g(0.28モル) および ジオキサン 450g を使用した他は合成例4と同様にして化合物「A−2」
を得た。化合物「A−2」の平均エステル化率は83%
であった。
【0086】合成例6 前記式(b−1)で表わされる化合物 34.6g(0.10モル) 1,2−ナフトキノンジアジド−5−スルホン酸クロリド 67.0g(0.25モル) トリエチルアミン 28.3g(0.28モル) および ジオキサン 430g を使用した他は合成例4と同様にして化合物「B−1」
を得た。化合物「B−1」の平均エステル化率は67%
であった。
【0087】〈樹脂(B)の合成〉合成例7 オートクレーブに、 m−クレゾール 64.8g(0.60モル) p−クレゾール 43.2g(0.40モル) 37重量%ホルムアルデヒド水溶液 24.3g(ホルムアルデヒド:0.30モル)および シュウ酸2水和物 0.30g(0.0024モル) を仕込み、オートクレーブを油浴に浸し、反応液の温度
を100℃に保持して、攪拌下で40分間重縮合を行っ
た。反応後、合成例1と同様にして水,シュウ酸,未反
応原料等を除去し,冷却して、樹脂(B)を回収した。
樹脂(B)のMnは800であった。この樹脂(B)を
樹脂(B1)とする。
【0088】実施例1〜3および比較例1〜3 表1に示す組成割合で(但し、部は重量部である)、樹
脂(A)、低分子量のフェノール化合物または樹脂
(B)、キノンジアジド系化合物および溶剤を混合し
て、均一溶液としたのち、孔径0.2μmのメンブラン
フィルターで濾過して、組成物溶液を調製した。得られ
た溶液を、シリコン酸化膜を有するシリコンウエハー上
にスピンナーを用いて塗布したのち、90℃のホットプ
レート上で2分間予備焼成して厚さ1.2μmのレジス
ト膜を形成し、レジストの各種性能評価を行った。評価
結果を表2に示す。
【0089】
【表1】
【0090】表1において、低分子量のフェノール化合
物、キノンジアジド系化合物および溶剤の種類は、次の
通りである。 低分子量のフェノール化合物 α:1,1,1−トリス(4−ヒドロキシフェニル)エタ
ン β:1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1−フ
ェニルエタン キノンジアジド系化合物 C−1:2,3,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェ
ノン 1モルと1,2−ナフトキノンジアジド−5−ス
ルホン酸エステル 3モルとの縮合物。 C−2:1,1,1−トリス(4−ヒドロキシフェニル)
エタン 1モルと1,2−ナフトキノンジアジド−5−
スルホン酸エステル 2.5モルとの縮合物。 溶剤 S1:2−ヒドロキシプロピオン酸エチル S2:3−メトキシプロピオン酸メチル
【0091】
【表2】
【0092】
【発明の効果】本発明の感放射線性樹脂組成物は、現像
性およびパターン形状に優れ、高感度で特にレジストパ
ターンの寸法忠実度およびフォーカス許容性が著しく優
れたポジ型レジストとして有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 レジストパターンの断面形状を示す図であ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルカリ可溶性樹脂並びに下記一般式
    (1) 【化1】 [一般式(1)において、X1〜X15は同一または異な
    って、水素原子、アルキル基、アルコキシ基または−O
    Dで示される基(ここでDは水素原子もしくはキノンジ
    アジド骨格を有する有機基である。)を示す、但し、X
    1〜X15の少なくとも1つは−ODで示される基であ
    り、これらのDの少なくとも1つはキノンジアジド骨格
    を有する有機基である。]および一般式(2) 【化2】 [一般式(2)において、X16〜X30は同一または異な
    って、水素原子、アルキル基、アルコキシ基または−O
    Dで示される基(ここでDは水素原子もしくはキノンジ
    アジド骨格を有する有機基である。)を示す、但し、X
    16〜X30の少なくとも1つは−ODで示される基であ
    り、これらのDの少なくとも1つはキノンジアジド骨格
    を有する有機基である。]で表わされるキノンジアジド
    系化合物群から選択される少なくとも1種の化合物を含
    有することを特徴とする感放射線性樹脂組成物。
JP3092693A 1993-02-19 1993-02-19 感放射線性樹脂組成物 Withdrawn JPH06242600A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3092693A JPH06242600A (ja) 1993-02-19 1993-02-19 感放射線性樹脂組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3092693A JPH06242600A (ja) 1993-02-19 1993-02-19 感放射線性樹脂組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06242600A true JPH06242600A (ja) 1994-09-02

Family

ID=12317293

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3092693A Withdrawn JPH06242600A (ja) 1993-02-19 1993-02-19 感放射線性樹脂組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06242600A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04343359A (ja) 感放射線性樹脂組成物
JPH06242599A (ja) 感放射線性樹脂組成物
JP2002278060A (ja) 感放射線性樹脂組成物
JP3052412B2 (ja) 感放射線性樹脂組成物
JP2001051419A (ja) 感放射線性樹脂組成物
JP2927014B2 (ja) 感放射線性樹脂組成物
JP2985400B2 (ja) 感放射線性樹脂組成物
JP3240612B2 (ja) 感放射線性樹脂組成物
JP3640078B2 (ja) 感放射線性樹脂組成物
JP2811663B2 (ja) 感放射線性樹脂組成物
JP3063197B2 (ja) 感放射線性樹脂組成物
JP2002244285A (ja) 感放射線性樹脂組成物
JPH04274242A (ja) 感放射線性樹脂組成物
JPH0792669A (ja) 感放射線性樹脂組成物
JP3472994B2 (ja) 感放射線性樹脂組成物
JP3326022B2 (ja) 感放射線性樹脂組成物
JP4513228B2 (ja) 感放射線性樹脂組成物
JP3579901B2 (ja) 感放射線性樹脂組成物
JP3968763B2 (ja) 感放射線性樹脂組成物
JP3180518B2 (ja) 感放射線性樹脂組成物
JP3232641B2 (ja) 感放射線性樹脂組成物
JP3052960B2 (ja) 感放射線性樹脂組成物
JP3629692B2 (ja) ポジ型レジスト組成物
JP3052959B2 (ja) 感放射線性樹脂組成物
JPH06242600A (ja) 感放射線性樹脂組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000509