JPH06241630A - 冷蔵庫 - Google Patents
冷蔵庫Info
- Publication number
- JPH06241630A JPH06241630A JP5047148A JP4714893A JPH06241630A JP H06241630 A JPH06241630 A JP H06241630A JP 5047148 A JP5047148 A JP 5047148A JP 4714893 A JP4714893 A JP 4714893A JP H06241630 A JPH06241630 A JP H06241630A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- ice
- chamber
- ice making
- refrigerator
- Prior art date
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- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
- Production, Working, Storing, Or Distribution Of Ice (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 給水タンクからの水を定量貯える水受容器を
黴等の発生のない衛生的に良好に維持し、安心して良質
の氷を作れる自動製氷装置を装備する冷蔵庫を提供す
る。 【構成】 冷蔵室13内に給水室21を設け、この給水
室内の上方に給水タンク28を下方に水受容器29を装
着する一方、冷凍室12内に製氷室19を設け、この製
氷室内の上方に製氷皿30を下方に貯氷容器31を収納
し、前記水受容器29に貯溜した一定量の水をポンプ3
2及び給水管33によって前記製氷皿30に供給すると
共に、製氷後に製氷皿30を反転させることにより貯氷
容器31に氷を貯えるようにした冷蔵庫であって、前記
水受容器29は抗菌効果のある銀ゼオライトを混入した
樹脂材料で形成したものである。
黴等の発生のない衛生的に良好に維持し、安心して良質
の氷を作れる自動製氷装置を装備する冷蔵庫を提供す
る。 【構成】 冷蔵室13内に給水室21を設け、この給水
室内の上方に給水タンク28を下方に水受容器29を装
着する一方、冷凍室12内に製氷室19を設け、この製
氷室内の上方に製氷皿30を下方に貯氷容器31を収納
し、前記水受容器29に貯溜した一定量の水をポンプ3
2及び給水管33によって前記製氷皿30に供給すると
共に、製氷後に製氷皿30を反転させることにより貯氷
容器31に氷を貯えるようにした冷蔵庫であって、前記
水受容器29は抗菌効果のある銀ゼオライトを混入した
樹脂材料で形成したものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動製氷装置を装備した
冷蔵庫に関する。
冷蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、冷蔵庫に自動製氷装置を具備させ
たものがある。その冷蔵庫は例えば特開平2−1951
67号公報等に開示されるように、冷蔵室内に給水タン
クと水受容器を装着する一方、冷凍室内に製氷皿と貯氷
容器を装着し、前記水受容器に貯溜した一定量の水をポ
ンプ及び給水管によって前記製氷皿に供給し、製氷皿を
冷却すると共に、製氷後に製氷皿を反転および捩り操作
することにより製氷皿内の氷を貯氷容器に貯えるよう構
成されている。
たものがある。その冷蔵庫は例えば特開平2−1951
67号公報等に開示されるように、冷蔵室内に給水タン
クと水受容器を装着する一方、冷凍室内に製氷皿と貯氷
容器を装着し、前記水受容器に貯溜した一定量の水をポ
ンプ及び給水管によって前記製氷皿に供給し、製氷皿を
冷却すると共に、製氷後に製氷皿を反転および捩り操作
することにより製氷皿内の氷を貯氷容器に貯えるよう構
成されている。
【0003】ここで一般の自動製氷装置においては貯氷
容器内の氷が消費されて一定量より少くなったら、自動
的に製氷が始まりその補給が遅滞なく行なわれることが
必要である。そのためには、製氷皿に常に一定量の水を
すぐ供給できるように、前記水受容器には常に充分な水
を貯溜しておく必要がある。
容器内の氷が消費されて一定量より少くなったら、自動
的に製氷が始まりその補給が遅滞なく行なわれることが
必要である。そのためには、製氷皿に常に一定量の水を
すぐ供給できるように、前記水受容器には常に充分な水
を貯溜しておく必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら水受容器
に製氷用の水を溜めて置くと、水受容器の水と空気の境
目付近あるいは容器の周囲フランジ部の水濡れした部分
等で黴等の発生が見受けられることがある。
に製氷用の水を溜めて置くと、水受容器の水と空気の境
目付近あるいは容器の周囲フランジ部の水濡れした部分
等で黴等の発生が見受けられることがある。
【0005】また製氷用水としては、塩素が溶解し殺菌
を行なわれている水道水が通常使用されるが、長時間溜
め置きした場合等は、塩素は空気中に放出してしまい殺
菌効果がなくなってしまい、黴の発生し易い悪い状況に
陥いってしまう。
を行なわれている水道水が通常使用されるが、長時間溜
め置きした場合等は、塩素は空気中に放出してしまい殺
菌効果がなくなってしまい、黴の発生し易い悪い状況に
陥いってしまう。
【0006】又最近のグルメブーム等を反映し、水及び
氷の味についても注目が集まり、そのため例えば水受容
器にセットされる給水タンクには、その栓体あるいはタ
ンクからの水受容器の貯水部に至る通路に活性炭による
浄水装置を内蔵させ水中の塩素を除去することにより、
無味、無臭の氷を作るようにもなっている。しかしなが
ら、このような活性炭フィルター等の浄水装置で塩素分
を除去してしまうことが黴が発生しやすい原因の1つと
もなっている。さらに、冬季等貯氷容器内の氷の量が一
定量を越える状態(例えば氷を使用しない状態)が長時
間継続した場合には、製氷動作が行われず水受容器内の
水の循環がなく、黴が発生しやすくなる。
氷の味についても注目が集まり、そのため例えば水受容
器にセットされる給水タンクには、その栓体あるいはタ
ンクからの水受容器の貯水部に至る通路に活性炭による
浄水装置を内蔵させ水中の塩素を除去することにより、
無味、無臭の氷を作るようにもなっている。しかしなが
ら、このような活性炭フィルター等の浄水装置で塩素分
を除去してしまうことが黴が発生しやすい原因の1つと
もなっている。さらに、冬季等貯氷容器内の氷の量が一
定量を越える状態(例えば氷を使用しない状態)が長時
間継続した場合には、製氷動作が行われず水受容器内の
水の循環がなく、黴が発生しやすくなる。
【0007】本発明はかかる点に鑑み成されたもので水
受容器を殺菌、防黴効果のある材質で形成し、長期にわ
たり安心して自動的に氷の製造を行える自動製氷装置を
備えた冷蔵庫を提供することを目的とする。
受容器を殺菌、防黴効果のある材質で形成し、長期にわ
たり安心して自動的に氷の製造を行える自動製氷装置を
備えた冷蔵庫を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は冷凍室内に形成
された製氷室と、冷蔵室内に形成された給水室とを備
え、前記製氷室に配置された製氷皿及び貯氷容器と、前
記給水室に配置された給水タンク及びこのタンクの水を
一定量貯溜する水受容器とを有し、この水受容器内の水
を前記製氷皿に供給して自動的に製氷を行う冷蔵庫にお
いて、前記水受容器を銀ゼオライトを混入した材料で形
成したことを特徴としたものである。
された製氷室と、冷蔵室内に形成された給水室とを備
え、前記製氷室に配置された製氷皿及び貯氷容器と、前
記給水室に配置された給水タンク及びこのタンクの水を
一定量貯溜する水受容器とを有し、この水受容器内の水
を前記製氷皿に供給して自動的に製氷を行う冷蔵庫にお
いて、前記水受容器を銀ゼオライトを混入した材料で形
成したことを特徴としたものである。
【0009】
【作用】銀ゼオライトを混入した樹脂材料にて形成した
水受容器の採用により、この銀ゼオライトの持つ抗菌作
用で、水受容器内の水及び水受容器表面に黴などが発生
するのが有効的に阻止できる。よって水受容器を衛生的
に保つことができ、水質の良好な水を製氷部に常に送る
ことができ、良質の氷を提供できる。
水受容器の採用により、この銀ゼオライトの持つ抗菌作
用で、水受容器内の水及び水受容器表面に黴などが発生
するのが有効的に阻止できる。よって水受容器を衛生的
に保つことができ、水質の良好な水を製氷部に常に送る
ことができ、良質の氷を提供できる。
【0010】
【実施例】以下本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。
る。
【0011】1は冷蔵庫である。この冷蔵庫は外箱2と
内箱3とこれらの間に充填された発泡断熱材4とで形成
された断熱箱体5と、この断熱箱体5の開口を開閉自在
に閉塞する扉体6,7,8,9,10,11と、庫内を
冷凍室12と冷蔵室13とに区画する仕切部材14と、
冷蔵室13内を更に氷温室15と野菜室16とに区画す
る仕切板17,18と、前記冷凍室12内に画成された
製氷室19及び急冷室20と、前記冷蔵室13内に画成
された給水室21と、前記冷凍室12の背部に設置され
た冷却器22及びファン23と、冷蔵室13への冷気流
量を調整するダンパー装置24とから構成される。ま
た、製氷室19、冷凍室12、及び冷蔵室13の各々の
背面には冷気の吹出口25,26,27が形成されてい
る。
内箱3とこれらの間に充填された発泡断熱材4とで形成
された断熱箱体5と、この断熱箱体5の開口を開閉自在
に閉塞する扉体6,7,8,9,10,11と、庫内を
冷凍室12と冷蔵室13とに区画する仕切部材14と、
冷蔵室13内を更に氷温室15と野菜室16とに区画す
る仕切板17,18と、前記冷凍室12内に画成された
製氷室19及び急冷室20と、前記冷蔵室13内に画成
された給水室21と、前記冷凍室12の背部に設置され
た冷却器22及びファン23と、冷蔵室13への冷気流
量を調整するダンパー装置24とから構成される。ま
た、製氷室19、冷凍室12、及び冷蔵室13の各々の
背面には冷気の吹出口25,26,27が形成されてい
る。
【0012】また、扉体6と7,及び8と9は各々外側
端が枢支された観音開式のドアであり、扉体10及び1
1は引出式のドアである。
端が枢支された観音開式のドアであり、扉体10及び1
1は引出式のドアである。
【0013】さらにこの冷蔵庫は、冷蔵室13内の下隅
部の一画に給水室21を設け、冷凍室12内の一画に製
氷室19が設けてあり、この両室に配置された自動製氷
装置で自動的に製氷するようにしてある。即ち、この自
動製氷装置は、給水室21内の上部に配置した給水タン
ク28と、この給水タンク28の下方に配置され所定量
の水の計量を行う水受容器29と、この水受容器29に
貯溜した一定量の水を後述の製氷皿30に供給するポン
プ32及び断熱材4に埋設された給水管33と、製氷室
19内の上部に設置された製氷皿30と、この製氷皿3
0の下方に設置された貯氷容器31と、製氷後に製氷皿
30を反転させつつ捩ることにより製氷皿30内の氷を
落下させる駆動装置34とからなる。
部の一画に給水室21を設け、冷凍室12内の一画に製
氷室19が設けてあり、この両室に配置された自動製氷
装置で自動的に製氷するようにしてある。即ち、この自
動製氷装置は、給水室21内の上部に配置した給水タン
ク28と、この給水タンク28の下方に配置され所定量
の水の計量を行う水受容器29と、この水受容器29に
貯溜した一定量の水を後述の製氷皿30に供給するポン
プ32及び断熱材4に埋設された給水管33と、製氷室
19内の上部に設置された製氷皿30と、この製氷皿3
0の下方に設置された貯氷容器31と、製氷後に製氷皿
30を反転させつつ捩ることにより製氷皿30内の氷を
落下させる駆動装置34とからなる。
【0014】詳述するとまず給水室21は、箱状の容器
本体35と、これを被うカバー36と、前記容器本体3
5の前面開口を開閉する扉37と、容器本体35を上下
に仕切る仕切板38と、前記仕切板38の下側に装着さ
れる水受容器29と、仕切板38の上側に装着される給
水タンク28とで形成される。カバー36の一側面には
棚40を載置するリブ41が形成されている。
本体35と、これを被うカバー36と、前記容器本体3
5の前面開口を開閉する扉37と、容器本体35を上下
に仕切る仕切板38と、前記仕切板38の下側に装着さ
れる水受容器29と、仕切板38の上側に装着される給
水タンク28とで形成される。カバー36の一側面には
棚40を載置するリブ41が形成されている。
【0015】給水タンク28の下面にはパッキン42と
弁体43とキャップ44とバネ45及びリング46から
なる栓体47が装着されており、前記弁体43が後述す
る水受容器29の突部48に押し上げられることにより
栓体47は開口しタンク28内の水が流出する。
弁体43とキャップ44とバネ45及びリング46から
なる栓体47が装着されており、前記弁体43が後述す
る水受容器29の突部48に押し上げられることにより
栓体47は開口しタンク28内の水が流出する。
【0016】前記仕切板38上における開口39にはそ
の吸引口49を後述する水受容器29の水溜部50に臨
ませる一方、送出口51を給水管33に連結したポンプ
32が取付けられている。
の吸引口49を後述する水受容器29の水溜部50に臨
ませる一方、送出口51を給水管33に連結したポンプ
32が取付けられている。
【0017】また図示しないが、前記仕切板38の適所
には、給水タンク28が所定の位置まで押されると、O
N動作してタンク28がセットされた旨の信号を発生す
る給水タンク装着検出スイッチ(例えばリードスイッ
チ)を配している。
には、給水タンク28が所定の位置まで押されると、O
N動作してタンク28がセットされた旨の信号を発生す
る給水タンク装着検出スイッチ(例えばリードスイッ
チ)を配している。
【0018】また容器本体35の後壁には、前記給水管
33を本体35の外へと抜け出させるための切欠80が
形成されている。
33を本体35の外へと抜け出させるための切欠80が
形成されている。
【0019】容器本体35には給水タンク28の挿入を
案内するガイド57と、前記仕切板38を載置するリブ
58と、上端に後述する水受容器29のボス59,60
を係止するための係止部61,62を一体的に有する各
一対のボスガイド63,64とが一体形成されている。
案内するガイド57と、前記仕切板38を載置するリブ
58と、上端に後述する水受容器29のボス59,60
を係止するための係止部61,62を一体的に有する各
一対のボスガイド63,64とが一体形成されている。
【0020】水受容器29はその中央に縦長のスリット
65を有する仕切板66と、この仕切板によって区画さ
れ前記給水タンク28の栓体47側に位置してタンク2
8から注水される水を貯める水受部67と、同じく仕切
板66によって区画された前記ポンプ32の吸引口49
側に位置してポンプ32で揚水される水を貯める水溜部
50と、給水タンク28の栓体47の弁体43に当接し
て該弁体を開口させる突部48と、図7に図示する活性
炭69及びこれを収納するケース70を挿着させるリブ
71,72と、図7に示すように、該容器29の前縁に
形成され前記仕切板38前縁の突片73に係合する係合
部74と、該容器29の後縁に形成され、容器本体35
の後部に設けた突片75に係合する係合部76とを形成
している。
65を有する仕切板66と、この仕切板によって区画さ
れ前記給水タンク28の栓体47側に位置してタンク2
8から注水される水を貯める水受部67と、同じく仕切
板66によって区画された前記ポンプ32の吸引口49
側に位置してポンプ32で揚水される水を貯める水溜部
50と、給水タンク28の栓体47の弁体43に当接し
て該弁体を開口させる突部48と、図7に図示する活性
炭69及びこれを収納するケース70を挿着させるリブ
71,72と、図7に示すように、該容器29の前縁に
形成され前記仕切板38前縁の突片73に係合する係合
部74と、該容器29の後縁に形成され、容器本体35
の後部に設けた突片75に係合する係合部76とを形成
している。
【0021】この給水室21における給水タンク28の
挿着方法は、該タンクを容器本体35の前面開口から挿
入し、該本体のガイド57上をすべらせて栓体47が仕
切板38の穴77に合致した所でセットされることによ
り行なわれる。このとき、下方に水受容器29がセット
されている場合は該容器の突部48が弁体43を押し上
げるため、弁体43が開口する。
挿着方法は、該タンクを容器本体35の前面開口から挿
入し、該本体のガイド57上をすべらせて栓体47が仕
切板38の穴77に合致した所でセットされることによ
り行なわれる。このとき、下方に水受容器29がセット
されている場合は該容器の突部48が弁体43を押し上
げるため、弁体43が開口する。
【0022】また、水受容器29の挿着方法は、該容器
を容器本体35の前面開口から挿入し、該本体のガイド
63,64上をすべらせて容器29のボス59,60を
ガイド63,64の係止部61,62に係合させる一
方、係合部74を仕切板38の突片73に、係合部76
を容器本体35の突片75に係合させることにより装着
される。
を容器本体35の前面開口から挿入し、該本体のガイド
63,64上をすべらせて容器29のボス59,60を
ガイド63,64の係止部61,62に係合させる一
方、係合部74を仕切板38の突片73に、係合部76
を容器本体35の突片75に係合させることにより装着
される。
【0023】ここで、水受容器29のボス59,60は
挿入時に容器本体35に近接する寸法であり、容器29
の脱着時に水がこぼれないようになっている。
挿入時に容器本体35に近接する寸法であり、容器29
の脱着時に水がこぼれないようになっている。
【0024】また、仮に容器29から水がこぼれた場合
でも、給水室21は容器本体35にて冷蔵室13から隔
絶されているため、水が冷蔵室13へ流出することはな
い。
でも、給水室21は容器本体35にて冷蔵室13から隔
絶されているため、水が冷蔵室13へ流出することはな
い。
【0025】ところでこの水受容器29であるが前述し
たように、水が長時間溜め置かれ、水に濡れ易い環境下
にあるので水受容器29に細菌、黴の発生の心配があ
る。
たように、水が長時間溜め置かれ、水に濡れ易い環境下
にあるので水受容器29に細菌、黴の発生の心配があ
る。
【0026】そこで、ゼオライトに、該ゼオライトの持
つイオン交換機能を利用して銀をイオン結合させた銀ゼ
オライトが従来より優れた抗菌力を発揮することが判明
されていることに注目して、本発明ではこの殺菌、防黴
効果のある銀ゼオライトを混入した樹脂材料にて、この
水受容器29を形成している。
つイオン交換機能を利用して銀をイオン結合させた銀ゼ
オライトが従来より優れた抗菌力を発揮することが判明
されていることに注目して、本発明ではこの殺菌、防黴
効果のある銀ゼオライトを混入した樹脂材料にて、この
水受容器29を形成している。
【0027】すなわち、この銀ゼオライトをプラスチッ
ク等の樹脂材料に練り込み、この樹脂で一体形成した水
受容器29とすると、空気中の菌が水受容器29内の水
に入り込んでも銀ゼオライトの抗菌作用で菌の発育繁殖
を有効的に阻止し、また水受容器29自身も全体的にほ
ぼ無菌状態に維持することができて、黴が発生するなど
の不衛生な状況を出現させず、食品衛生的に万全で、品
質の良好な氷を提供することができる。
ク等の樹脂材料に練り込み、この樹脂で一体形成した水
受容器29とすると、空気中の菌が水受容器29内の水
に入り込んでも銀ゼオライトの抗菌作用で菌の発育繁殖
を有効的に阻止し、また水受容器29自身も全体的にほ
ぼ無菌状態に維持することができて、黴が発生するなど
の不衛生な状況を出現させず、食品衛生的に万全で、品
質の良好な氷を提供することができる。
【0028】また、このような抗菌効果を持つ水受容器
29をコスト安価にして、また製造も容易に成し得る。
29をコスト安価にして、また製造も容易に成し得る。
【0029】また、図7に示すように仕切板38の後部
に突出部52が形成されており、この突出部52内の空
室53には、紫外線ランプ54が水受容器29の上面に
臨むように配設されていると共に、この紫外線ランプ5
4からの紫外線を反射させる反射板55が突出部52の
上壁裏面に取付けられている。
に突出部52が形成されており、この突出部52内の空
室53には、紫外線ランプ54が水受容器29の上面に
臨むように配設されていると共に、この紫外線ランプ5
4からの紫外線を反射させる反射板55が突出部52の
上壁裏面に取付けられている。
【0030】従って、水受容器29内の水並びに水受容
器29自体が紫外線ランプ54からの紫外線が照射され
てそれによる殺菌作用も加わって、より水受容器29に
対する抗菌効果を高めるようにもなっている。
器29自体が紫外線ランプ54からの紫外線が照射され
てそれによる殺菌作用も加わって、より水受容器29に
対する抗菌効果を高めるようにもなっている。
【0031】そして容器本体35内に、水受容器29の
上に給水タンク28がセットされて装着されると、水受
容器29内の水受部67内に溜まったタンク28からの
水は活性炭69を浸透して浄水され、スリット65を介
して水溜部50へ供給されて、常に水溜部50には定量
の水を貯溜させることができる。
上に給水タンク28がセットされて装着されると、水受
容器29内の水受部67内に溜まったタンク28からの
水は活性炭69を浸透して浄水され、スリット65を介
して水溜部50へ供給されて、常に水溜部50には定量
の水を貯溜させることができる。
【0032】そして水溜部50の水はポンプ32によっ
て汲み上げられ給水管33を介して製氷皿30内へと給
水される。
て汲み上げられ給水管33を介して製氷皿30内へと給
水される。
【0033】ところで、製氷室19には、図示しない駆
動軸を介して駆動装置34に連結された製氷皿30と、
下方に設けられ製氷皿30にて製成された氷を貯える貯
氷容器31と製氷皿30の上方に設置されたダクトカバ
ー80とが収納されている。
動軸を介して駆動装置34に連結された製氷皿30と、
下方に設けられ製氷皿30にて製成された氷を貯える貯
氷容器31と製氷皿30の上方に設置されたダクトカバ
ー80とが収納されている。
【0034】ここで、製氷後は駆動装置34により製氷
皿30が駆動軸を支点に回転するが、駆動装置34と反
対側の支軸(図示せず)には回転方向のストッパーが設
けられており、このストッパーによって或る回転角度か
らは製氷皿30は捩れるようになり脱氷を良好としてい
る。
皿30が駆動軸を支点に回転するが、駆動装置34と反
対側の支軸(図示せず)には回転方向のストッパーが設
けられており、このストッパーによって或る回転角度か
らは製氷皿30は捩れるようになり脱氷を良好としてい
る。
【0035】また、製氷皿30が回転する際、駆動装置
34によって、貯氷容器31内に傾動して進入し、該容
器31内の貯氷量を検出する貯氷検知部材59を有して
いる。貯氷容器31内の氷が無いことが、この貯氷検知
部材59にて検出された場合には、駆動装置34は製氷
皿30を完全に反転させて氷を補給する。
34によって、貯氷容器31内に傾動して進入し、該容
器31内の貯氷量を検出する貯氷検知部材59を有して
いる。貯氷容器31内の氷が無いことが、この貯氷検知
部材59にて検出された場合には、駆動装置34は製氷
皿30を完全に反転させて氷を補給する。
【0036】なお、製氷動作は次のようにして行なわれ
る。製氷皿30への注水完了後、冷却運転となり、冷気
により製氷が始まる。製氷の完了は製氷皿30の下面に
取付けた温度センサにより製氷皿の温度降下状態を検知
して、駆動装置34に信号を送り脱氷動作(製氷皿30
の反転動作)脱水後、駆動装置34は製氷皿30を逆転
させて次の製氷動作に待機する。
る。製氷皿30への注水完了後、冷却運転となり、冷気
により製氷が始まる。製氷の完了は製氷皿30の下面に
取付けた温度センサにより製氷皿の温度降下状態を検知
して、駆動装置34に信号を送り脱氷動作(製氷皿30
の反転動作)脱水後、駆動装置34は製氷皿30を逆転
させて次の製氷動作に待機する。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、製氷部に
供給する水を貯溜する水受容器を銀ゼオライトを混入し
た樹脂材料にて形成したので、この銀ゼオライトの持つ
殺菌,抗菌効果が有効に働いて、黴発生等を阻止し、水
受容器及びこの容器に貯溜される水を衛生的に良好な状
態に管理できる。よって安心して水を貯溜することがで
き、良質の氷を確実に製造できる冷蔵庫が提供できる。
供給する水を貯溜する水受容器を銀ゼオライトを混入し
た樹脂材料にて形成したので、この銀ゼオライトの持つ
殺菌,抗菌効果が有効に働いて、黴発生等を阻止し、水
受容器及びこの容器に貯溜される水を衛生的に良好な状
態に管理できる。よって安心して水を貯溜することがで
き、良質の氷を確実に製造できる冷蔵庫が提供できる。
【図1】冷蔵庫の縦断面図である。
【図2】冷蔵庫の正面図である。
【図3】扉を開けた状態の冷蔵庫の正面図である。
【図4】給水室の斜視図である。
【図5】給水室の分解斜視図である。
【図6】水受容器の分解斜視図である。
【図7】給水室の縦断面図である。
【図8】給水室及び製氷室内の内蔵部品の分解斜視図で
ある。
ある。
12 冷凍室 13 冷蔵室 19 製氷室 21 給水室 28 給水タンク 29 水受容器 30 製氷皿 31 貯氷容器 32 ポンプ 33 給水管 69 活性炭 70 ケース 65 スリット 66 仕切板 67 水受部 50 水溜部 80 ダクトカバー 89,90,91,92,93,94 吹出口
Claims (1)
- 【請求項1】 冷凍室内に形成された製氷室と、冷蔵室
内に形成された給水室とを備え、前記製氷室に配置され
た製氷皿及び貯氷容器と、前記給水室に配置された給水
タンク及びこのタンクの水を一定量貯溜する水受容器と
を有し、この水受容器内の水を前記製氷皿に供給して自
動的に製氷を行う冷蔵庫において、前記水受容器を銀ゼ
オライトを混入した材料で形成したことを特徴とする冷
蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5047148A JPH06241630A (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5047148A JPH06241630A (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | 冷蔵庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06241630A true JPH06241630A (ja) | 1994-09-02 |
Family
ID=12767021
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5047148A Pending JPH06241630A (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06241630A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004015337A1 (de) * | 2002-08-05 | 2004-02-19 | BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH | Kältegerät mit wasserführenden einbauten |
CN1324287C (zh) * | 2003-09-18 | 2007-07-04 | Lg电子株式会社 | 冰箱的供冰装置 |
JP2020020562A (ja) * | 2018-08-03 | 2020-02-06 | ホシザキ株式会社 | 製氷機 |
-
1993
- 1993-02-15 JP JP5047148A patent/JPH06241630A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004015337A1 (de) * | 2002-08-05 | 2004-02-19 | BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH | Kältegerät mit wasserführenden einbauten |
CN1324287C (zh) * | 2003-09-18 | 2007-07-04 | Lg电子株式会社 | 冰箱的供冰装置 |
JP2020020562A (ja) * | 2018-08-03 | 2020-02-06 | ホシザキ株式会社 | 製氷機 |
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