JPH0624149Y2 - 自動端子取付装置 - Google Patents

自動端子取付装置

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JPH0624149Y2
JPH0624149Y2 JP10631989U JP10631989U JPH0624149Y2 JP H0624149 Y2 JPH0624149 Y2 JP H0624149Y2 JP 10631989 U JP10631989 U JP 10631989U JP 10631989 U JP10631989 U JP 10631989U JP H0624149 Y2 JPH0624149 Y2 JP H0624149Y2
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movable table
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和彦 椎根
▲せい▼一 鈴木
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Japan Automatic Machine Co Ltd
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Japan Automatic Machine Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、例えば、自動車の制御装置やOA機器及び家
電機器等に使用されるフレキシブルフラットケーブル
(FFCともいう)の端部に複数の端子を圧着して取付
ける自動端子取付装置に関する。
(従来の技術) 一般に、この種のフレキシブルフラットケーブルは、第
9図に示されるように、扁平な絶縁体a内に複数の導電
線bを並行して埋設し、この各導電線bの各端部に各端
子c、dを圧着して取付けられており、これらは導電性
のフレキシブルフラットケーブルとして自動車の制御装
置やOA機器及び家電機器等に使用されている。
既に提案されているこの種の自動端子取付装置は、第5
図乃至第8図に示されるように構成されている。
即ち、第5図乃至第8図において、扁平な機台1の上面
1aには、複数のブラケット2a、2b、2c、2d、
2eがそれぞれ間隔を存して設けられており、この各ブ
ラケット2a、2b、2c、2d、2eには、第1スプ
ロケット3、第2スプロケット4、第3スプロケット
5、第4スプロケット6a及び第5スプロケット6bが
端子リール7に巻装された耳孔(パーホレーション)有
する端子テープ(連鎖状の端子テープ)8を案内するよ
うにして回動自在に軸装されている。又、上記第1スプ
ロケット3と第2スプロケット4との間に位置する上記
機台1と一体の上記ブラケット2aには、固定用カッタ
9aと可動用カッタ9bとで構成されるカッタ装置9が
端子テープ8の一方のキャリッジ(前後一対をなす端子
安定保持リブ)を切断するようにして設けられており、
上記第3スプロケット5及び第4スプロケット6aとの
間に位置する上記機台1の上部1aには、アンビル(端
子を圧着する受台)10が固定して設けられている。さ
らに、このアンビル10の傍らの上記機台1の上面1a
には、ガイドレール11が長手方向に敷設されており、
このガイドレール11には、第7図及び第8図に示され
るように、可動テーブル12がコイルばね13の弾力に
より第8図において右方へ付勢して揺動自在に設けられ
ており、この可動テーブル12は、前記機台1の一部に
敷設されたストッパ14で始動時の位置を規制するよう
になっている。さらに又、この可動テーブル12上に
は、上記フレキシブルフラットケーブルCが治具12a
を介して載置されるようになっており、上記可動テーブ
ル12の裏面には、一対をなすラック15a、15bが
並設されている。又、この両ラック15a、15bの走
行路上の上記機台1には、回転軸16が直交して軸装さ
れており、この回転軸16には、一組の送りカム17
a、17bが軸着されている。さらに、この両送りカム
17a、17bの傍らの上記機台1には、揺動杆18が
ピン軸19で枢着されており、この揺動杆18の上端部
には、送り爪杆20がその爪部20aを上記ラック15
aへ係合するようにしてピンで枢着されている。さらに
又、この送り爪杆20の中程には、第1ローラ21が上
記送りカム17aへばね22の弾力で当接するようにし
て付設されており、上記揺動杆18の中程には、第2ロ
ーラ23が上記送りカム17bに当接するようにして付
設されている。又、第7図に示されるように、上記回転
軸16には、係止カム24が軸着されており、この係止
カム24の傍らの上記機台1のブラケット26には、係
止爪杆25がその爪部25aを上記ラック15bへ係合
するようにしてピン軸26aで枢着されている。さら
に、この係止爪杆25の一部には、第3ローラ27が上
記係止カム24へばね(図示されず)の弾力で当接する
と同時にその爪部25aを上記ラック15bへ係合する
ように付勢して付設されている。
なお、上記係止爪杆25は図示されない手動レバーでそ
の爪部25aを上記ラック15bから解除することによ
り、上記可動テーブル12は上記コイルばね13の弾力
で元位置に復動するようになっている。
従って、上記回転軸16が回転すると、この回転軸16
と一体の両送りカム17a、17bと上記係止カム24
も共に回転するから、この両送りカム17a、17bが
第1ローラ21と第2ローラ23とを共に押動すること
により、送り爪杆20の爪部20aが上記ラック15a
へ係合して一端子分に相当するピッチだけ上記ラック1
5aを左方へ移動すると共に、他方、上記係止カム24
が係止爪杆25の爪部25aを上記ラック15bへ係合
して一時的に係止して停止するようになっている。
即ち、上記フレキシブルフラットケーブルCを載置した
上記可動テーブル12はコイルばね13の弾力に抗して
左方へ移動するようになっており、これらはラチェット
機構Iを構成している。
他方、第5図及び第6図に示されるように、上記機台1
と一体をなす機枠1bの上部には、ケース本体29が取
付けられており、このケース本体29には、図示されな
い駆動モータへクラッチを介して連結したフライホイー
ル30が設けられている。又、このフライホイール30
の出力軸30aには、偏心軸31が付設されており、こ
の偏心軸31には、クランクレバー32が軸装されてお
り、このクランクレバー32の自由端部には、上記ケー
ス本体29に支軸33で枢着された揺動レバー34と腕
杆35がピン軸36で連結されている。さらに、この腕
杆35の一端部には、ラム部材37がピン38で枢着さ
れており、このラム部材37は上記アンビル10の直上
に位置し、しかも、上記ケース本体29に形成されたガ
イド溝39に案内されて上下動するように摺動自在に設
けられている。さらに又、上記ラム部材37の下部に
は、カッタ部を有する圧着体40とガイドピン41(第
6図参照)が上記アンビル10と共同して端子テープ8
の各端子をフレキシブルフラットケーブルCの一端部に
切断して圧着するように付設されている。又、上記ラム
部材37の中程には、水平杆42が水平にして取付けら
れており、この水平杆42の一端部には、叩打杆43が
前記カッタ装置9の可動カッタ9bを押動して端子テー
プ8の一方のキャリア(前後一対の端子安定支持リブ)
を切断するように付設されている。さらに、この水平杆
42の他端部には、カムローラ44が設けられており、
このカムローラ44の傍らの上記機枠1bには、揺動杆
45が支軸46で揺動自在に軸装されており、この揺動
杆45に形成されたカム溝45aは上記カムローラ44
を嵌合している。さらに又、この揺動杆45の下部に
は、送り爪47が端子テープ8の耳孔へ係合して間欠送
りするように回動自在に枢着されており、この送り爪4
7はばねの弾力で端子テープ8側へ付勢されている。
又、上記ケース本体29の一側には、制御装置48が設
置されており、この制御装置48は上記フライホイール
30及びこれに連動する上記回転軸16の動作を制御す
るようになっている。
従って、上述した自動端子圧着装置は、予め、第5図に
示されるように、端子リール7の端子テープ8を第1ス
プロケット3、第2スプロケット4、第3スプロケット
5、第4スプロケット6a及び第5スプロケット6bに
掛け渡して置く。
一方、上記可動テーブル12の治具12a上にフレキシ
ブルフラットケーブルCの一端部を位置決めして載置し
て固定する。
次に、上記駆動モータによりクラッチを介して回転して
いるフライホイール30を上記制御装置48からの信号
に基づいて駆動すると、このフライホイール30の出力
軸30aが回転して偏心軸31のクランクレバー32、
腕杆35を介してラム部材37をガイド溝39に沿って
押下げる。すると、このラム部材37と一体をなす水平
杆42の叩打杆43がカッタ装置9を作動して端子テー
プ8の一方のキャリアを切断すると共に、カムローラ4
4がカム溝45aを介して揺動杆45を支軸46の周り
に左旋するから、この揺動杆45の送り爪47は端子テ
ープ8の耳孔上を遊びながら移動すると同時に、ラム部
材37の圧着体40がガイドピン41で案内されてなが
ら、カッタを有するアンビル10上に延設されたフレキ
シブルフラットケーブルCの一端部に端子テープ8の一
端子を切断して圧着固定する。しかして、上記ラム部材
37が上昇するとき、上記カムローラ44がカム溝45
aを介して揺動杆45を支軸46の周りに右旋するか
ら、この揺動杆45の送り爪47は端子テープ8の耳孔
に係合し、この端子テープ8を一端子分だけ移動する。
他方、第7図及び第8図に示されるように、上記フライ
ホイール30の動作に連動したラチェット機構Iを構成
している上記回転軸16が回転するので、この回転軸1
6と一体の両送りカム17a、17bと上記係止カム2
4も共に回転するから、この両送りカム17a、17b
が第1ローラ21と第2ローラ23とを押動することに
より、送り爪杆20の爪部20aが上記ラック15aへ
係合して一端子分に相当するピッチだけ左方へ移動する
と共に、上記係止カム24が係止爪杆25の爪部25a
を上記ラック15bへ係合して一時的に係止して停止す
るようになっている。
即ち、上記フレキシブルフラットケーブルCを載置した
上記可動テーブル12はコイルばね13の弾力に抗して
左方へ一端子分だけ移動する。
このようにして、第9図に示されるように、上記フレキ
シブルフラットケーブルCの一端部には、各端子cが順
に反復継続して圧着固定されるようになっている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上述した自動端子圧着装置は、上記可動
テーブル12を上記フライホイール30の動作に連動し
たラチェット機構Iで間欠送りして一端子分づつ送り動
作をしている関係上、最終的には手動により、上記係止
爪杆25の爪部25aを上記ラック15bから解除し、
これをコイルばね13の蓄勢弾力により元位置に復動す
る動作を余儀なくされるから、取扱い操作が面倒である
ばかりでなく、元位置に復動する動作が遊びの時間とな
り、無駄な時間を浪費すると共に生産性の向上を図るこ
とが困難である。
本考案は、上述した事情に鑑みてなされたものであっ
て、駆動モータの動作に連動したラチェット機構を解消
して、可動テーブルの戻り工程にも間欠送り動作を施す
と共に、取扱い操作を簡素化し、元位置に復動する動作
の遊びの時間を無くして生産性の向上を図るようにした
自動端子圧着装置を提供することを目的とする。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段とその作用) 本考案は、機台と一体をなす機枠の上部に上下動するラ
ム部材を摺動自在に設け、このラム部材の下部に圧着体
を付設し、このラム部材の一部にカムローラを有する水
平杆を設け、上記機枠に揺動杆を枢着し、この揺動杆に
カム溝を上記カムローラへ嵌合するように形成し、この
揺動杆に送り爪を端子テープを間欠送りするように回動
自在に枢着し、上記圧着体の直下の上記機台にアンビル
を固着し、このアンビルの近傍の上記機台に可動テーブ
ルをガイドレールで往復動するように設けた自動端子圧
着装置において、上記機台内にステップモータで駆動す
るボールねじを上記可動テーブルを螺合して設け、上記
アンビルの傍らにテンションローラを端子テープへ張力
を付勢するように設け、上記ステップモータを正逆回転
をさせると共に、復動する時の端子テープの弛みによる
端子の位置ずれをテンションローラで張力を付勢して解
消し、可動テーブルの戻り工程にも間欠送り動作を施し
て各端子をフレキシブルフラットケーブルの一端部に圧
着すると共に、取扱い操作を簡素化し、元位置に復動す
る動作の遊びの時間を無くして生産性の向上を図るよう
にしたものである。
(実施例) 以下、本考案を図示の一実施例について説明する。
なお、本考案は上述した具体例と同一構成部材には、同
じ符号を付して説明する。
第1図乃至第4図において、符号1は、扁平な機台であ
って、この機台1の上面1aには、複数のブラケット2
a、2b、2c、2d、2eがそれぞれ間隔を存して設
けられており、この各ブラケット2a、2b、2c、2
d,2eには、第1スプロケット3、第2スプロケット
4、第3スプロケット5、第4スプロケット6a及び第
5スプロケット6aが端子リール7に巻装された耳孔
(パーホレーション)有する端子テープ(連鎖状の端子
テープ)8を案内するようにして回転自在に軸装されて
いる。又、上記第1スプロケット3と第2スプロケット
4との間に位置する上記機台1と一体の上記ブラケット
2aには、固定用カッタ9aと可動用カッタ9bとで構
成されるカッタ装置9が端子テープ8の一方のキャリッ
ジ(前後一対をなす端子安定保持リブ)を切断するよう
にして設けられており、上記第2スプロケット4と第3
スプロケット5との間に位置する上記機台1と一体のブ
ラケット50には、テンションローラ51が端子テープ
8の弛みを解消するように張力を付勢するように設けら
れている(第4図参照)。さらに、上記第3スプロケッ
ト5及び第4スプロケット6aとの間に位置する上記機
台1の上面1aには、カッタを有するアンビル(端子を
圧着する受台)10が固定して設けられている。さら
に、このアンビル10の傍らの上記機台1の上部1aに
は、ガイドレール11が長手方向に敷設されており、こ
のガイドレール11には、可動テーブル12が摺動自在
に設けられている。さらに又、この可動テーブル12上
には、第2図及び第9図に示されるように、上記フレキ
シブルフラットケーブルCが治具12aを介して載置さ
れるようになっており、このフレキシブルフラットケー
ブルCは上記可動ケーブル12と共に移動するようにな
っている。
一方、上記機台1内には、左右一対をなす軸受52、5
3が設けられており、この両軸受52、53には、ボー
ルねじ54が上記可動テーブル12を螺合して回転自在
に軸装されている。又、このボールねじ54の一端部に
は、パルスモータによるステップモータ55が接手55
aを介して連結されており、このボールばね54の他端
部の回転通路上の機台1には、光センサによる粗動位置
検出用の第1位置検出センサ56と細い位置検出用の第
2位置検出サンサ57とが敷設されており、この第1位
置検出センサ56と第2位置検出センサ57とは上記可
動テーブル12のスタート時の基準位置を規制するよう
になっている。
他方、第1図及び第6図に示されるように、上記機台1
と一体をなす機枠1bの上部には、ケース本体29が取
付けられており、このケース本体29には、駆動モータ
へクラッチを介した連結したフライホイール30が設け
られている。又、このフライホイール30の出力軸30
aには、偏心軸31が付設されており、この偏心軸31
には、クランクレバー32が軸装されており、このクラ
ンクレバー32の自由端部には、上記ケース本体29に
支軸33で枢着された揺動レバー34と腕杆35がピン
軸36で連結されている。さらに、この腕杆35の端部
には、ラム部材37がピン38で枢着されており、この
ラム部材37は上記アンビル10の直上に位置し、しか
も、上記ケース本体29に形成されたガイド溝39に案
内されて上下動するように摺動自在に設けられている。
さらに又、上記ラム部材37の下部には、カッタを有す
る圧着体40とガイドピン41(第6図参照)が上記ア
ンビル10と共同して端子テープ8の各端子をフレキシ
ブルフラットケーブルCの端部に切断して圧着すると共
に端子のキャリア(前後一対の端子安定支持リブ)の一
方を切断するようにして付設されている。又、上記ラム
部材37の中程には、水平杆42が水平にして取付けら
れており、この水平杆42の一端部には、叩打杆43が
前記カッタ装置9の可動カッタ9bを押動して端子テー
プ8の一方のキャリア(前後一対の端子安定支持リブ)
を切断するように付設されている。さらに、この水平杆
42の他端部には、カムローラ44が設けられており、
このカムローラ44の傍らの上記機枠1bには、揺動杆
45が支軸46で揺動自在に軸装されており、この揺動
杆45に形成されたカム溝45aは上記カムローラ44
を嵌合している。さらに又、この揺動杆45の下部に
は、送り爪47が送りテープ8の耳孔へ係合して間欠送
りするように回動自在に枢着されており、この送り爪4
7はばねの弾力で送りテープ8側へ付勢されている。
又、上記ケース本体29の一側には、制御装置48が設
置されており、この制御装置48は上記フライホイール
30及び上記ステップモータ55の動作を制御するよう
になっている。
以下、本考案の作用について説明する。
従って、予め、第1図に示されるように、端子リール7
の端子テープ8を第1スプロケット3、第2スプロケッ
ト4、テンションローラ51、第3スプロケット5、第
4スプロケット6a及び第5スプロケット6bに掛け渡
して置く。
一方、上記可動テーブル12の治具12a上にフレキシ
ブルフラットケーブルCの一端部を載置して固定すると
共に、このフレキシブルフラットケーブルCの一端部を
予め、上記アンビル10の位置に位置するように、上記
第1、第2位置検出センサ56、57で位置決めされた
可動テーブル12に治具12aを載置する。
次に、上記フライホイール30を上記制御装置48から
信号に基づいて駆動すると、このフライホイール30の
出力軸30aが回転して偏心軸31のクランクレバー3
2、腕杆35を介してラム部材37をガイド溝39に沿
って押下げると、このラム部材37と一体をなす水平杆
42の叩打杆43がカッタ装置9を作動して端子テープ
8の一方のキャリアを切断すると共に、カムローラ44
がカム溝45aを介して揺動杆45を支軸46の周りに
左旋するから、この揺動杆45の送り爪47は端子テー
プ8の耳孔上を遊びながら移動すると同時に、ラム部材
37のカッタを有する圧着体40がガイドピン41で案
内されてながら、アンビル10上に延設されたフレキシ
ブルフラットケーブルCの一端部に端子テープ8の一端
子の他方のキャリアを切断した後に圧着して端子を固定
する。しかして、上記ラム部材37が上昇するとき、上
記カムローラ44がカム溝45aを介して揺動杆45を
支軸46の周りに右旋するから、この揺動杆45の送り
爪47は端子テープ8の耳孔に係合して一端子分だけ端
子テープ8を移動する。
他方、第2図及び第3図に示されるように、上記パルス
モータ55の駆動に連動してボールねじ54が正回転す
るので、このボールねじ54に螺合している上記可動テ
ーブル12上の上記フレキシブルフラットケーブルCは
上記送り爪47の動作による端子テープ8の移動動作に
連動して一端子分だけ左方へ移動して停止する。即ち、
上記フレキシブルフラットケーブルCを載置した上記可
動テーブル12は一端子分だけ左方へ移動する。
このようにして、第9図に示されるように、上記フレキ
シブルフラットケーブルCの一端部に各端子cを順に反
復継続して圧着して固定されるようになっている。
又一方、第9図に示されるように、上記フレキシブルフ
ラットケーブルCの一端部に各端子cを順に反復継続し
て圧着して固定し、所定数の端子が圧着されると、上記
フレキシブルフラットケーブルCの他端部に各端子を圧
着して固定する場合、予め、上記可動テーブル12上の
上記フレキシブルフラットケーブルCの他端部を反転し
て、これを治具12aに装着する。
次に、上記駆動モータ30を上記制御装置48から信号
に基づいて駆動すると、前述したように、上記ラム部材
37と一体をなす水平杆42の叩打杆43がカッタ装置
9を作動して端子テープ8の一方のキャリアを切断する
と共に、カムローラ44がカム溝45aを介して揺動杆
45を支軸46の周りに左旋するから、この揺動杆45
の送り爪47は端子テープ8の耳孔上を遊びながら移動
すると同時に、ラム部材37のカッタを有する圧着体4
0がガイドピン41で案内されてながら、アンビル10
上に延設されたフレキシブルフラットケーブルCの一端
部に端子テープ8の一端子の他方のキャリアを切断した
後に圧着して端子を固定する。しかして、上記ラム部材
37が上昇するとき、上記カムローラ44がカム溝45
aを介して揺動杆45を支軸46の周りに右旋するか
ら、この揺動杆45の送り爪47は端子テープ8の耳孔
に係合して一端子分だけ端子テープ8を移動する。
他方、第2図及び第3図に示されるように、上記パルス
モータ55の駆動に連動してボールねじ54が逆回転す
るので、このボールねじ54に螺合している上記可動テ
ーブル12上の上記フレキシブルフラットケーブルCは
上記送り爪47の動作による端子テープ8の移動動作に
連動して一端子分だけ右方へ移動して停止する。即ち、
上記フレキシブルフラットケーブルCを載置した上記可
動テーブル12は一端子分だけ右方へ移動する。
特に、ここで注目すべき点は、上記フレキシブルフラッ
トケーブルCを載置した上記可動テーブル12が一端子
分だけ右方へ移動する関係上、この可動テーブル12が
右方へそのまま移動すると、上記フレキシブルフラット
ケーブルCに固定された端子の一部が上記ラム部材37
の圧着体40の下端部に衝合するおそれがあるため、こ
の圧着体40の下端部の高さを衝合しないように高くし
なければならなくなるが、この圧着体40の下端部の高
さを高くしたため、上記端子テープ8自体に弛みを生じ
て端子の位置ずれが発生する。そこで、この端子テープ
8の弛みを解消するために、上記第2スプロケット4と
第3スプロケット5との間のブラケット50にテンショ
ンローラ51を張力を付勢して設けて上記端子テープ8
の弛みを解消していることである。
このようにして、第9図に示されるように、上記各端子
cはフレキシブルフラットケーブルCの一端部に順に反
復継続して圧着して固定される共に、上記可動テーブル
12は最初の始動基準位置に上記第1、第2位置検出セ
ンサ56、57で復動して停止する。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案によれば、機台と一体をなす機
枠の上部に上下動するラム部材を摺動自在に設け、この
ラム部材の下部に圧着体を付設し、このラム部材の一部
にカムローラを有する水平杆を設け、上記機枠に揺動杆
を枢着し、この揺動杆にカム溝を上記カムローラへ嵌合
するように形成し、この揺動杆に送り爪を端子テープを
間欠送りするように回動自在に枢着し、上記圧着体の直
下の上記機台にアンビルを固着し、このアンビルの近傍
の上記機台に可動テーブルをガイドレールで往復動する
ように設けた自動端子圧着装置において、上記機台内に
ステップモータで駆動するボールねじを上記可動テーブ
ルを螺合して設け、上記アンビルの傍らにテンションロ
ーラを端子テープへ張力を付勢するように設け、上記ス
テップモータを正逆回転をさせると共に、復動する時の
端子テープの弛みによる位置ずれをテンションローラで
張力を付勢して解消するようになっているので、可動テ
ーブルの戻り工程にも間欠送り動作を施すことができる
ばかりでなく、取扱い操作を簡素化できると共に、元位
置に復動する動作の遊び時間を無くして生産性の向上を
図ることができる等の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の自動端子取付装置の一部を破截して
示す正面図、第2図は、本考案の要部を拡大して示す断
面図、第3図は、同上平面図、第4図は、本考案の主要
部を拡大して示す正面図、第5図は、既に提案されてい
る自動端子取付装置の一部を破截して示す正面図、第6
図は、既に提案されている自動端子取付装置のアンビル
部を破截して示す拡大断面図、第7図は、既に提案され
ている自動端子取付装置の可動テーブルの関係を取出し
て示す平面図、第8図は、同上正面図、第9図は、フレ
キシブルフラットケーブルの一部を省略して示す平面図
である。 1…機台、10…アンビル、12…可動テーブル、37
…ラム部材、40…圧着体、42…水平杆、44…カム
ローラ、45…揺動杆、45a…カム溝、50…ブラケ
ット、51…テンションローラ、54…ボールねじ、5
5…ステップモータ、56…第1位置検出センサ、57
…第2位置検出センサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】機台と一体をなす機枠の上部に上下動する
    ラム部材を摺動自在に設け、このラム部材の下部に圧着
    体を付設し、このラム部材の一部にカムローラを有する
    水平杆を設け、上記機枠に揺動杆を枢着し、この揺動杆
    にカム溝を上記カムローラへ嵌合するように形成し、こ
    の揺動杆に送り爪を端子テープを間欠送りするように回
    動自在に枢着し、上記圧着体の直下の上記機台にアンビ
    ルを固着し、このアンビルの近傍の上記機台に可動テー
    ブルをガイドレールで往復動するように設けた自動端子
    圧着装置において、上記機台内にステップモータで駆動
    するボールねじを上記可動テーブルを螺合して設け、上
    記アンビルの傍らにテンションローラを端子テープへ張
    力を付勢するように設けたことを特徴とする自動端子取
    付装置。
JP10631989U 1989-09-11 1989-09-11 自動端子取付装置 Expired - Lifetime JPH0624149Y2 (ja)

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JP10631989U JPH0624149Y2 (ja) 1989-09-11 1989-09-11 自動端子取付装置

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